JP2006139815A - 記録装置、再生装置及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来は生成したパリティを、ビット単位でビット拡張し、既にランレングス・DSV制御が施されている情報ビットの中に埋め込むため、元の情報に対するパリティの割合が著しく増大し、また、符号化率が低下してしまう。
【解決手段】 NRZ−NRZI変換回路3から出力されたNRZI信号である情報語は、ECCパリティ生成回路4によりターボ符号又はLDPC符号等の、内符号に相当するパリティが生成され、情報語とパリティからなる信号とされた後、パリティ部ランレングス符号化回路5によりパリティのみに対して、情報語に対して施されるものと同じランレングス制限・DSV制御が施される。これにより、情報語はそのままでパリティがランレングス制限・DSV制御が行われたパリティとなる。これにより、光ディスクに記録される信号中のパリティは、そのビット増加を大幅に抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録装置、再生装置及び記録媒体に係り、特に光ディスク等の記録媒体へランレングス制限符号を記録するのに適した変調を行う記録装置、及びその変調信号が記録された記録媒体から再生されたランレングス制限符号から元の情報語を再生する再生装置、並びに記録装置により記録された記録媒体に関する。
近年、光ディスクの高密度化に伴い、誤り訂正を強化する目的で、ターボ符号やLDPC(Low Density Parity Check)符号等の応用が実用レベルで検討されている(例えば、非特許文献1参照)。このターボ符号やLDPC符号を光ディスクに応用する場合、光ディスクの伝送路特性に対応するため、ランレングス制限・DSV(Digital Sum Variation)制御を施す必要がある。しかし、このような特性のパリティを直接演算することは困難である。
そこで、従来は下記のような記録装置、再生装置及び記録媒体が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この提案になる装置は、ユーザーデータに対して、光ディスクで使用されるランレングス変調を施した後、ターボ符号やLDPC符号等のパリティを生成し、生成したパリティを、ビット単位でビット拡張し、既にランレングス・DSV制御が施されている情報ビットの中に埋め込んだ後、光ディスクに記録する。
再生時は、PR(パーシャルレスポンス)チャネルデコーダ・MAP(最大事後確率)デコーダを介して、ターボ符号やLDPC符号の復号を行う。次段のRLLデコーダ(ランレングス変調に対応した復調)では、尤度情報の変換は必要としない。
Hongwei Song etal,"DC-Free(d,k)Constrained Low Density Parity Check(LDPC)Codes",IEEE 2002 Digest ThA.4,p.377-379 特開2000−286709号公報
しかるに、特許文献1記載の従来の記録装置、再生装置及び記録媒体では、生成したパリティを、ビット単位でビット拡張し、既にランレングス・DSV制御が施されている情報ビットの中に埋め込むため、元の情報に対するパリティの割合が著しく増大する。また、非特許文献1では、1ビットのパリティが7ビットに拡張されている。従って、従来の記録装置、再生装置及び記録媒体では、符号化率が低下し、光ディスクの記録容量のうち、本来記録すべき情報に対する記録容量が減少してしまう。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、ターボ符号やLDPC符号等を光ディスクに応用する場合に、ビット単位でビット拡張し、既にランレングス・DSV制御が施されている情報ビットの中に埋め込む方法に比べて、パリティのビット増加を大幅に抑制できる記録装置、再生装置及び記録媒体を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、ランレングス・DSVの性能を落とすことなく、同一ランレングス復調の回路を使用することにより、回路規模増加がない記録装置、再生装置及び記録媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するため、第1の発明の記録装置は、記録すべき情報信号に対して、ランレングス符号化によりランレングス変調して得られたランレングス制限符号を記録媒体に記録する記録装置において、記録すべき情報信号に対して、DSV制御を行いながらランレングス変調し、かつ、同期信号を付加した第1のランレングス制限符号を得る第1のランレングス符号化手段と、第1のランレングス制限符号をNRZI信号に変換する変換手段と、変換手段から出力されたNRZI信号である情報語に基づき、予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティを生成し、情報語と生成したパリティとからなる信号を出力するパリティ生成手段と、パリティ生成手段から出力された情報語及びパリティとからなる信号を入力として受け、入力されたパリティのみに対して入力された情報語に対して施されるものと同じランレングス変調及びDSV制御を施す第2のランレングス符号化手段とを有し、第2のランレングス符号化手段から出力された第2のランレングス制限符号を記録媒体に記録することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の記録装置は、記録すべき情報信号に対して、ランレングス符号化によりランレングス変調して得られたランレングス制限符号を記録媒体に記録する記録装置において、記録すべき情報信号に対して、DSV制御を行いながらランレングス変調し、かつ、同期信号を付加した第1のランレングス制限符号を得る第1のランレングス符号化手段と、第1のランレングス制限符号を情報語として、予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティを生成し、情報語と生成したパリティとからなる信号を出力するパリティ生成手段と、パリティ生成手段から出力された情報語及びパリティとからなる信号を入力として受け、入力されたパリティのみに対して入力された情報語に対して施されるものと同じランレングス変調及びDSV制御を施す第2のランレングス符号化手段と、第2のランレングス符号化手段から出力された第2のランレングス制限符号をNRZI信号に変換する変換手段とを有し、変換手段から出力されたNRZI信号を記録媒体に記録することを特徴とする。
上記の第1及び第2の発明の記録装置は、情報語に基づき、予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティ(ターボ符号やLDPC符号)を生成し、情報語と生成したパリティとからなる信号のうち、パリティのみに対して入力された情報語に対して施されるものと同じランレングス変調及びDSV制御を施し、これにより得られた第2のランレングス制限符号を記録媒体に記録するようにしたため、ビット単位でビット拡張し、既にランレングス・DSV制御が施されている情報ビットの中に埋め込む方法に比べて、記録する第2のランレングス制限符号におけるパリティのビット数の増加を抑制することができる。
また、第1の発明では、NRZ信号をNRZI信号に変換した後にパリティを生成することにより、元の情報信号に対する1、0の発生確率をほぼ等しくすることができ、パリティの性能を十分に発揮することが可能となる。
また、上記の目的を達成するため、第3の発明の再生装置は、記録媒体に記録されている情報語と、予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティとからなるランレングス制限符号を再生し、その再生信号を適応等化回路によりパーシャルレスポンス等化した後、復号する再生装置であって、再生信号からビタビ復号により、情報語及びパリティからなる2値データと尤度情報を得る復号手段と、復号手段から出力された情報語及びパリティのうち、パリティのみに対してランレングス復号を行うと共に、尤度情報の尤度変換を行う第1のランレングス復号手段と、第1のランレングス復号手段から出力された信号に対して、パリティを用いてエラー訂正を行い、エラーが訂正された情報語を出力するエラー訂正手段と、エラー訂正手段から出力されたエラーが訂正された情報語であるNRZI信号を、NRZ信号に変換する変換手段と、変換手段から出力されたNRZ信号である情報語に対して、ランレングス復号を行って復号信号を得る第2のランレングス復号手段とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第4の発明の再生装置は、記録媒体に記録されている情報語と、予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティとからなるランレングス制限符号を再生し、その再生信号を適応等化回路によりパーシャルレスポンス等化した後、復号する再生装置であって、再生信号からビタビ復号により、情報語及びパリティからなる2値データと尤度情報を得る復号手段と、復号手段から出力されたNRZI信号である情報語及びパリティをNRZ信号に変換する変換手段と、変換手段から出力されたNRZ信号である情報語及びパリティのうち、パリティのみに対してランレングス復号を行うと共に、尤度情報の尤度変換を行う第1のランレングス復号手段と、第1のランレングス復号手段から出力された信号に対して、パリティを用いてエラー訂正を行い、エラーが訂正された情報語を出力するエラー訂正手段と、エラー訂正手段から出力されたエラーが訂正された情報語に対して、ランレングス復号を行って復号信号を得る第2のランレングス復号手段とを有することを特徴とする。
第3及び第4の発明の再生装置では、記録媒体から再生されてビタビ復号された、情報語と予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティとからなるランレングス制限符号に対して、第1のランレングス復号手段によりパリティのみに対してランレングス復号を行い、得られたパリティを用いて情報語のエラー訂正を行うことによりパリティ生成前のランレングス符号化(ランレングス変調)された情報語を得ることができ、この情報語に対して第2のランレングス復号手段によりランレングス復号を行うことにより、復号信号を得ることができる。ここで、第1及び第2のランレングス復号手段は情報語及びパリティとも同一のランレングス変調に対応した復号方法を使用することにより、回路の共用化が可能となる。
また、本発明では、あるブロックに対して、情報語及びパリティに対するランレングス変調を行った後に、次のブロックの情報語及びパリティに対するランレングス変調のランレングス変調を行うことにより、ランレングス変調における状態遷移の連続性を守ることができ、DSV制御も確かなものとなる。
また、上記の目的を達成するため、第5の発明の記録媒体は、記録すべき情報信号に対して、ランレングス符号化によりランレングス変調して得られたランレングス制限符号が記録された記録媒体において、第1の発明の記録装置により生成された上記の第2のランレングス制限符号が記録されてなることを特徴とする。
更に、上記の目的を達成するため、第6の発明の記録媒体、記録すべき情報信号に対して、ランレングス符号化によりランレングス変調して得られたランレングス制限符号が記録された記録媒体において、第2の発明の記録装置により生成された上記のNRZI信号が記録されてなることを特徴とする。
本発明によれば、ビット単位でビット拡張し、既にランレングス・DSV制御が施されている情報ビットの中に埋め込む方法に比べて、記録するランレングス制限符号におけるパリティのビット数の増加を抑制することができるため、必要最低限の符号化率低下に抑制すると共に、DC符性も本来のランレングス変調そのものの性能を達成することができる。
また、本発明記録装置によれば、NRZ信号をNRZI信号に変換した後にパリティを生成することにより、元の情報信号に対する1、0の発生確率をほぼ等しくすることができ、パリティの性能を十分に発揮することが可能となる。
更に、本発明の再生装置によれば、第1及び第2のランレングス復号手段にそれぞれ同一のランレングス復調の回路を使用するようにしたため、回路の共用化が可能であり、回路規模増加がないという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明になる記録装置の第1の実施の形態のブロック図を示す。同図において、ディジタル情報である入力データ(ユーザデータ)は、第1のECC用パリティ生成回路1に供給され、ここでリードソロモン符号等の、外符号に相当する第1のECCパリティが生成され、元のデータ列と共に新しい情報語としてランレングス符号化回路2に送られる。ランレングス符号化回路2においては、図示しない記録媒体である光ディスクの特性に合わせるため、ランレングス制限・DSV制御を施す。また、ランレングス符号化回路2では固定パターンの同期信号を付加する。
ランレングス符号化回路2から出力された符号列(ランレングス制限符号)は、例えば論理”1”の時ハイレベルで、論理”0”の時ローレベルであるNRZ(Non Return to Zero)信号であり、NRZ−NRZI変換回路3に供給され、ここでNRZI(Non Return to Zero Inverted)信号に変換される。NRZI信号は、周知のように、論理”1”のビット期間の中間でレベルが反転し、論理”0”のビット期間ではレベルを直前のレベルに保持するように変調された信号である。
NRZーNRZI変換回路3から出力されたNRZI信号は、第2のECC用パリティ生成回路4に供給され、ここでターボ符号やLDPC符号等の、内符号に相当する第2のパリティが生成される。第2のECC用パリティ生成回路4から出力された、第2のパリティと元のデータ列とからなる新しい情報語は、パリティ部ランレングス符号化回路5に供給され、ここで第2のパリティのみに対して、情報ビットに対して施されるものと同じランレングス制限・DSV制御が施される。これにより、必要最低限の符号化率低下に抑制すると共に、DC特性も本来のランレングス符号化(以下、ランレングス変調ともいう)そのものの性能を達成することができる。
パリティ部ランレングス符号化回路5から出力された信号は、ストラテジ回路6に供給され、ここで光ディスクに対して信号を記録するためのレーザ光変調用の高周波パルスに変換される。この高周波パルスは図示しない光ヘッドに供給されて、レーザダイオードの駆動回路に供給され、レーザダイオードの出射レーザ光を変調して光ディスクに信号を光学的に記録する。
この実施の形態では、あるブロックの情報語及びパリティに対してランレングス符号化(ランレングス変調)を行った後に、次のブロックの情報語及びパリティに対するランレングス符号化(ランレングス変調)を行うようにしており、これにより、ランレングス符号化(ランレングス変調)における状態遷移の連続性を守ることができ、DSV制御も確かなものとなる。
次に、本発明になる再生装置の第1の実施の形態について説明する。図2は本発明になる再生装置の第1の実施の形態のブロック図を示す。図1の記録装置により情報語がパリティと共に公知の光学的方法で高密度に記録された光ディスク(図示せず)から、光学ヘッド(図示せず)により再生された情報語及びパリティは、図2のA/D変換器11に供給されてシステムクロックでサンプリングされることにより、ディジタル信号に変換された後、AGC・ATC回路12により、振幅が一定になるように自動利得制御(AGC)及び2値コンパレートの閾値を適切に直流(DC)制御する自動閾値制御(ATC)が行われる。
AGC・ATC回路12の出力信号は、リサンプリング・DPLL(Digital Phase Locked Loop)13に供給される。なお、A/D変換器11を設ける位置は、リサンプリング・DPLL13の前であればどこであってもよい。リサンプリング・DPLL13は、自分自身のブロックの中でループが完結しているディジタルPLL回路(位相同期ループ回路)で、A/D変換器11により固定のシステムクロックでサンプリングされている再生信号に対し、所望のビットレートでリサンプリングして生成したリサンプリングデータを生成し、適応等化回路14に供給する。
なお、ここでリサンプリングとは、ビットクロックのタイミングにおけるサンプリングデータを、システムクロックのタイミングでA/D変換したデータより間引き補間演算をして求めることをいう。また、リサンプリング・DPLL13は、位相0°のリサンプリングデータのゼロクロスを検出しており、それにより得られる0ポイント情報も適応等化回路14に供給する。
なお、上記0ポイント情報は、ビットサンプリングのデータが、ゼロレベルとクロスするポイントをビットクロック単位で示している。更に、リサンプリング・DPLL13は、この0ポイント情報が表すゼロクロスポイントに相当する位相180°のリサンプリングデータの値に基づいて、それが0になるように、リサンプリングのタイミング、つまり周波数及び位相をロックさせる。
リサンプリング・DPLL13は、例えば図3のブロック図に示す如き構成とされている。同図において、補間器131は図2のAGC・ATC回路12からの入力ディジタル信号と後述のタイミング調整器134からの信号とを入力信号として受け、タイミング調整器134から入力されるデータ点位相情報とビットクロックから位相点データのデータ値を補間により推定して出力する。この補間器131の出力データ値は、リサンプリングデータとして適応等化回路14に出力されると共に、位相検出器132に供給される。位相検出器132は、入力リサンプリングデータからゼロクロス点を検出し、ゼロクロス点でのデータ値を利用して位相誤差として出力する。
位相検出器132の出力位相誤差信号は、ループフィルタ133で積分された後、タイミング調整器134に供給され、ここでループフィルタ133の出力の次のデータ点位相の推定が行われ、このデータ点位相情報と、同じく生成されたビットクロックが補間器131に供給される。
再び図2に戻って説明するに、リサンプリング・DPLL13から出力されたリサンプリングデータは、0ポイント情報と共にトランスバーサルフィルタで構成された適応等化回路14に供給され、ここでPR(パーシャルレスポンス)特性が付与されてビタビ復号器15に供給される。ビタビ復号器15は適応等化回路14から出力された等化後再生波形に対して、公知のビタビ復号(SOVA(Soft Output Viterbi Algorithm)又はMAP復号(最大事後確率復号))を行い、2値データ(メイン)を復号出力すると共に、尤度情報を生成して、それらを同期信号検出回路16に供給する。
同期信号検出回路16は、ビタビ復号後信号(メイン信号及び尤度情報)から同期信号を検出すると共に、同期信号の除去されたメイン信号及び尤度情報をパリティ部ランレングス復号回路(尤度変換)17に供給して、第2のパリティのみに対してランレングス復号が行われる。その際、尤度情報は、尤度変換が行われる。
パリティ部ランレングス復号回路17から出力されたメイン信号(2値データ)及び尤度情報は、ECC回路18に供給され、ここで前記内符号に相当する第2のパリティ(ターボ符号やLDPC符号等)を用いた誤り訂正が施された後、メイン信号がNRZI−NRZ変換回路19により、NRZ信号に変換される。このNRZ信号は、ランレングス復号回路20に供給され、ランレングス符号化回路2に対応したランレングス復号(以下、ランレングス復調ともいう)が行われる。
ECC回路21は、ランレングス復号回路20から出力された信号に対して、その信号中の外符号に相当する第1のパリティ(リードソロモン符号等)を用いて誤り訂正を施し、元の情報データを出力する。なお、ECC回路21は、ECC回路18で得られたパリティチェックの結果を消失情報として受け、これも用いて誤り訂正を行う。
次に、この第1の実施の形態の特徴を図4、図5、図6及び図7を用いて説明する。まず、図1の記録装置に対応した特徴について、図4の説明図及び図5のフローチャートと共に説明する。ECC用パリティ生成回路1において、図4の情報語41はその情報語41を生成要素とするリードソロモン符号を第1のECCパリティとして生成され(図5のステップRS0)、それら全体がランレングス符号化回路2において第1のランレングス変調がなされ、図4の情報語42が得られる(図5のステップRS1)。
続いて、NRZ−NRZI変換が行われ(図5のステップRS2)、NRZI信号である図4の情報語43が得られた後、ECCパリティ生成回路4によりターボ符号又はLDPC符号等の、内符号に相当する第2のパリティが生成される(図5のステップRS3)。これにより、ECCパリティ生成回路4からは図4に示すように、情報語44とパリティ45からなる信号が出力される。
その後、第1の実施の形態では、パリティ部ランレングス符号化回路5により第2のパリティ45のみに対して、情報語44に対して施されるものと同じランレングス制限・DSV制御、すなわち第2のランレングス変調が施される(図5のステップRS4)。この第2のランレングス変調により、情報語44はそのままでパリティ45がランレングス制限・DSV制御が行われたパリティ46となる。
これにより、ターボ符号やLDPC符号等を光ディスクに応用する場合に、ビット単位でビット拡張し、既にランレングス・DSV制御が施されている情報ビットの中に埋め込む方法に比べて、本実施の形態では、パリティは46で示すように、そのビット増加を大幅に抑制できる。
次に、図2の再生装置に対応した特徴について、図6の説明図及び図7のフローチャートと共に説明する。再生信号は、図6に示すように、図4と同様に、情報語44とパリティ46からなり、パリティ部ランレングス復号回路17により、第2のパリティ46のみに対して第2のランレングス変調に対応したランレングス復号(ランレングス復調)が行われる(図7のステップPS1)。この第2のランレングス変調に対応したランレングス復調により、図6に示すように、情報語44はそのままで、パリティ46がパリティ51に復調される。このパリティ51は図4のパリティ45に相当する。
続いて、ECC回路18によりパリティ51を用いてターボ符号・LDPC符号に対応した情報語44の復調が行われて(図7のステップPS2)、図6に示す情報語52が得られた後、NRZI−NRZ変換が行われる(図7のステップPS3)。これにより、図6に示す情報語53が得られ、その情報語53に対して、第1のランレングス変調に対応したランレングス復調が施される(図7のステップPS4)。これにより、図6に示すように、情報語54が復号される。この情報語54は、図4の情報語41に相当する。
この実施の形態の特徴は、第2のランレングス変調とそれに対応したランレングス復調にある。ここで、パリティ部ランレングス符号化回路5による第2のランレングス変調の変調方式としては、公知の1T系(Tはチャネルクロックの周期;以下同じ)の1−7PP変調や2T系の8−16変調などのテーブル変換を用いた変調方式がある。上記の1−7PP変調は、図8に示すようなテーブルを用いて、”1”と”1”との間の”0”の数が最小で1個、最大で7個の(1,7)RLLのランレングス制限規則に従い、かつ、符号化の際にソースビット列と同じパリティを保ったまま変調を行う。
一方、8−16変調では、図9(A)に示す入力信号を8ビットずつに区切り、それらを同図(C)にその一部を示すテーブルを用いて同図(B)に模式的に示すように、16ビットの出力信号を得る変調方式である。図9(C)に示す左端の列の数値は、8ビットの入力語の10進数の値であり、0から255まであるが、そのうち、0から8までを示している。また、s(i+1)で示す列は、その左側の列s(i)の値が示す状態の次の状態を示す。
例えば、初期状態が「1」で8ビットの入力語が「8」、「2」の順で入力された場合、最初はs(i)=1で左端の値が「8」の場合であるので、「8」とs(i)=1とで示される16ビットの値が出力されると共に、次の状態はd1に示すように「3」となる。次の入力語は「2」であるので、左端の値が「2」で、かつ、状態3を示すs(i)=3で示される16ビットの値が出力されると共に、その右側のs(i+1)は、d2で示すように「1」であるから、次の状態は「1」となる。以下、同様にして図9(C)に示すテーブルを用いて変調が行われることにより、所定のランレングス制限規則の変調信号が得られる。
本実施の形態では、前記の第2のランレングス変調により、パリティのビット数は拡張されるが、それは上記の1−7PP変調では3/2倍、上記の8−16変調では16/8倍であり、従来例の7倍等に比べて、大幅にビット数を削減できている。その結果、本実施の形態では記録密度向上に貢献する。
この実施の形態のもう1つの特徴は、NRZI変換をした後にターボ符号・LDPC符号等のパリティ生成を行っているところにある。NRZI変換することにより、0と1の発生確率がほぼ等しくなるため、尤度情報の計算において精度が向上する。
更に、図10のフローチャートのように、ECCブロック単位で図10のステップRS1〜ステップRS4の処理を行い、その結果を基に次のブロックのステップRS1〜ステップRS4の処理を行うようにした場合は、ランレングス変調の状態遷移が最適化され、DSV特性等も最大限の効果を得ることが可能となる。
図11はこれに対応した本発明の記録装置の第1の実施の形態の変形例のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図11において、パリティ部ランレングス符号化回路5’は、ランレングス符号化回路2’に図10のステップRS3の処理の結果を通知して次のECCブロックのステップRS1〜RS4の処理に反映させる。
このとき、記録再生において、極性が変わると、再生時のLDPC復号に支障があるので、光ディスク上のピット・ランドの方向を決定しておく。すなわち、光ディスク上のイレーズした状態(媒体が結晶化した状態)のランドは、光ヘッドからのレーザ光を全反射するのに対し、光ディスク上の情報信号に応じて形成されるピットはレーザ光により記録時に急冷し、アモルファス状態としたものであり再生時にレーザ光を照射すると反射光量が照射時よりも少なくなるため、これら反射光を光電変換して得られるピットからの信号の極性とランドからの信号の極性(ピット・ランドの方向)を決定しておく。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図12は本発明になる記録装置の第2の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図1の第1の実施の形態ではランレングス符号化回路2とECCパリティ生成回路4の間にNRZ−NRZI変換回路3を設けていたが、図12に示す第2の実施の形態では、パリティ部ランレングス符号化回路5とストラテジ回路6の間に、NRZ−NRZI変換回路7を設けた点に特徴がある。
図13は本発明になる再生装置の第2の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図2の第1の実施の形態ではECC回路18とランレングス復号回路20の間にNRZI−NRZ変換回路19を設けていたが、図13に示す第2の実施の形態では、同期信号検出回路16とパリティ部ランレングス復号回路17の間に、NRZI−NRZ変換回路23を設けた点に特徴がある。
次に、図12に示した第2の実施の形態の記録装置の特徴を図14及び図15を用いて説明する。図14中、図4と同一部分には同一符号を付してある。図12の第2の実施の形態の記録装置では、図14に示すように、ランレングス符号化回路2から出力される情報語42に対してECCパリティ生成回路4によりターボ符号又はLDPC符号等の、内符号に相当する第2のパリティが生成される(図15のステップRS2b)。これにより、ECCパリティ生成回路4からは図14に示すように、情報語61とパリティ62からなる信号が出力される。
その後、第2の実施の形態では、パリティ部ランレングス符号化回路5により第2のパリティ62のみに対して、情報語61に対して施されるものと同じランレングス制限・DSV制御、すなわち第2のランレングス変調が施される(図15のステップRS3b)。このため、図14に示すように、情報語61はそのままでパリティ62がランレングス制限・DSV制御が行われたパリティ63となる。
そして、第2の実施の形態では、NRZ−NRZI変換回路7により、情報語61及びパリティ63がNRZI信号に変換されることにより、図14に示すように、情報語64及びパリティ65が出力される(図15のステップRS4b)。これにより、本実施の形態もターボ符号やLDPC符号等を光ディスクに応用する場合に、ビット単位でビット拡張し、既にランレングス・DSV制御が施されている情報ビットの中に埋め込む方法に比べて、パリティは65で示すように、そのビット増加を大幅に抑制できる。
次に、図13に示した本発明になる再生装置の第2の実施の形態の特徴を図16及び図17を用いて説明する。図16中、図14と同一部分には同一符号を付してある。図13に示した本発明になる再生装置の第2の実施の形態では、図13の同期信号検出回路16から出力される再生信号は、図16に示すように、図14と同様に、情報語64とパリティ65からなり、まず、NRZI−NRZ変換回路23によりそれぞれNRZ信号に変調される(図17のステップPS1b)。これにより、NRZI−NRZ変換回路23からは、図16に示すように、NRZ信号である情報語66とパリティ67が出力される。
続いて、上記の情報語66とパリティ67は、図13のパリティ部ランレングス復号回路17により、前記第2のランレングス変調に対応したランレングス復調、すなわち、第2のパリティ67のみに対してランレングス復調が行われる(図17のステップPS2b)。この第2のランレングス変調に対応したランレングス復調により、図16に示すように、情報語66はそのままで、パリティ67がパリティ68に復調される。このパリティ68は図14のパリティ62に相当する。
続いて、図13のECC回路18によりパリティ68を用いてターボ符号・LDPC符号に対応した情報語66の復調が行われて(図17のステップPS3b)、図16に示す情報語69が得られた後、図13のランレングス復号回路20により第1のランレングス変調に対応したランレングス復調が施される(図17のステップPS4b)。これにより、図16に示すように、情報語70が復号される。この情報語70は図14の情報語41に相当する。
本実施の形態も第1の実施の形態と同様に、第2のランレングス変調・復号に特徴があり、これにより、パリティのビット数は拡張されるが、例えば、公知の1T系 1−7PP変調等では3/2倍、2T系 8−16変調では16/8倍であり、従来例の7倍等に比べて、大幅にビット数を削減でき、結果として、密度向上に貢献する。
なお、図18のフローチャートのように、ECCブロック単位で図18のステップRS1b〜ステップRS3bの処理を行い、その結果を基に次のECCブロックのステップRS1b〜ステップRS3bの処理を行うことにより、ランレングス変調の状態遷移が最適化され、DSV特性等も最大限の効果を得ることが可能となる。
図19はこれに対応した本発明の記録装置の第2の実施の形態の変形例のブロック図を示す。同図中、図12と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図19において、パリティ部ランレングス符号化回路5’は、ランレングス符号化回路2’に図18のステップRS3bの処理の結果を通知して次のブロックのステップRS1b〜RS3bの処理に反映させる。このとき、記録再生において、極性が変わると、再生時のLDPC復号に支障があるので、光ディスク上のピット・ランドの方向を決定しておく。
(再生装置の変形例)
ところで、図2及び図13に示した本発明になる再生装置の第1、第2の実施の形態では、リサンプリングDPLL13を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、図20のブロック図に示す構成の再生装置も可能である。図20は本発明になる再生装置の要部の変形例のブロック図を示す。同図中、図2又は図13と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図20に示す変形例では、周知の構成のPLL回路25によりAGC・ATC回路12から出力された信号中からクロックを生成して、その生成したクロックをA/D変換器11へサンプリングクロックとして供給し、入力再生RF信号をサンプリングする。すなわち、A/D変換器11からサンプリングされて出力された再生RF信号は、AGC・ATC回路12に供給され、レベルを一定に、かつ、DCレベルが制御された後、適応等化回路14に供給されると共に、PLL回路25に供給される。
PLL回路25は、AGC・ATC回路12の出力信号と内部の電圧制御発振器(VCO)の出力信号とを内部の位相検出器でエッジ検出及び位相エラー抽出を行い、抽出した位相エラーに基づいて上記のVCOの出力信号周波数を可変制御し、そのVCOの出力信号をループフィルタを介してクロックとしてA/D変換器11に供給すると共に、上記位相検出器にフィードバック入力する。このような構成でも、図2又は図13に示した構成の再生装置と同様の効果が得られる。
本発明記録装置の第1の実施の形態のブロック図である。 本発明再生装置の第1の実施の形態のブロック図である。 図2中のリサンプリング・DPLLの一例のブロック図である。 本発明記録装置の第1の実施の形態の特徴を説明する図である。 本発明記録装置の第1の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明再生装置の第1の実施の形態の特徴を説明する図である。 本発明再生装置の第1の実施の形態を説明するフローチャートである。 1−7PPテーブルの一部を示す図である。 EFMplusテーブルの一部を示す図である。 本発明記録装置の第1の実施の形態の変形例を説明するフローチャートである。 本発明記録装置の第1の実施の形態の変形例のブロック図である。 本発明記録装置の第2の実施の形態のブロック図である。 本発明再生装置の第2の実施の形態のブロック図である。 本発明記録装置の第2の実施の形態の特徴を説明する図である。 本発明記録装置の第2の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明再生装置の第2の実施の形態の特徴を説明する図である。 本発明再生装置の第2の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明記録装置の第2の実施の形態の変形例を説明するフローチャートである。 本発明記録装置の第2の実施の形態の変形例のブロック図である。 本発明になる再生装置の要部の変形例のブロック図である。
符号の説明
1 ECC用パリティ生成回路
2、2’ ランレングス符号化回路
3、7 NRZ−NRZI変換回路
4 ECC用パリティ生成回路
5、5’ パリティ部ランレングス符号化回路
6 ストラテジ回路
11 A/D変換器
12 AGC・ATC回路
13 リサンプリング・DPLL
14 適応等化回路
15 ビタビ復号器(SOVA、MAP復号等)
16 同期信号検出回路
17 パリティ部ランレングス復号回路
18、21 ECC回路
19、23 NRZI−NRZ変換回路
20 ランレングス復号回路
25 PLL
131 補間器
132 位相検出器
133 ループフィルタ
134 タイミング調整器



Claims (6)

  1. 記録すべき情報信号に対して、ランレングス符号化によりランレングス変調して得られたランレングス制限符号を記録媒体に記録する記録装置において、
    前記記録すべき情報信号に対して、DSV制御を行いながらランレングス変調し、かつ、同期信号を付加した第1のランレングス制限符号を得る第1のランレングス符号化手段と、
    前記第1のランレングス制限符号をNRZI信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段から出力されたNRZI信号である情報語に基づき、予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティを生成し、前記情報語と生成した前記パリティとからなる信号を出力するパリティ生成手段と、
    前記パリティ生成手段から出力された前記情報語及び前記パリティとからなる信号を入力として受け、入力された前記パリティのみに対して入力された前記情報語に対して施されるものと同じランレングス変調及びDSV制御を施す第2のランレングス符号化手段と
    を有し、前記第2のランレングス符号化手段から出力された第2のランレングス制限符号を前記記録媒体に記録することを特徴とする記録装置。
  2. 記録すべき情報信号に対して、ランレングス符号化によりランレングス変調して得られたランレングス制限符号を記録媒体に記録する記録装置において、
    前記記録すべき情報信号に対して、DSV制御を行いながらランレングス変調し、かつ、同期信号を付加した第1のランレングス制限符号を得る第1のランレングス符号化手段と、
    前記第1のランレングス制限符号を情報語として、予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティを生成し、前記情報語と生成した前記パリティとからなる信号を出力するパリティ生成手段と、
    前記パリティ生成手段から出力された前記情報語及び前記パリティとからなる信号を入力として受け、入力された前記パリティのみに対して入力された前記情報語に対して施されるものと同じランレングス変調及びDSV制御を施す第2のランレングス符号化手段と、
    前記第2のランレングス符号化手段から出力された第2のランレングス制限符号をNRZI信号に変換する変換手段と
    を有し、前記変換手段から出力された前記NRZI信号を前記記録媒体に記録することを特徴とする記録装置。
  3. 記録媒体に記録されている情報語と、予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティとからなるランレングス制限符号を再生し、その再生信号を適応等化回路によりパーシャルレスポンス等化した後、復号する再生装置であって、
    前記再生信号からビタビ復号により、前記情報語及びパリティからなる2値データと尤度情報を得る復号手段と、
    前記復号手段から出力された前記情報語及びパリティのうち、パリティのみに対してランレングス復号を行うと共に、前記尤度情報の尤度変換を行う第1のランレングス復号手段と、
    前記第1のランレングス復号手段から出力された信号に対して、前記パリティを用いてエラー訂正を行い、エラーが訂正された情報語を出力するエラー訂正手段と、
    前記エラー訂正手段から出力された前記エラーが訂正された情報語であるNRZI信号を、NRZ信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段から出力されたNRZ信号である情報語に対して、ランレングス復号を行って復号信号を得る第2のランレングス復号手段と
    を有することを特徴とする再生装置。
  4. 記録媒体に記録されている情報語と、予め定めた誤り訂正方式に基づくパリティとからなるランレングス制限符号を再生し、その再生信号を適応等化回路によりパーシャルレスポンス等化した後、復号する再生装置であって、
    前記再生信号からビタビ復号により、前記情報語及びパリティからなる2値データと尤度情報を得る復号手段と、
    前記復号手段から出力されたNRZI信号である前記情報語及びパリティをNRZ信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段から出力されたNRZ信号である前記情報語及びパリティのうち、パリティのみに対してランレングス復号を行うと共に、前記尤度情報の尤度変換を行う第1のランレングス復号手段と、
    前記第1のランレングス復号手段から出力された信号に対して、前記パリティを用いてエラー訂正を行い、エラーが訂正された情報語を出力するエラー訂正手段と、
    前記エラー訂正手段から出力された前記エラーが訂正された情報語に対して、ランレングス復号を行って復号信号を得る第2のランレングス復号手段と
    を有することを特徴とする再生装置。
  5. 記録すべき情報信号に対して、ランレングス符号化によりランレングス変調して得られたランレングス制限符号が記録された記録媒体において、
    請求項1記載の記録装置により生成された前記第2のランレングス制限符号が記録されてなることを特徴とする記録媒体。
  6. 記録すべき情報信号に対して、ランレングス符号化によりランレングス変調して得られたランレングス制限符号が記録された記録媒体において、
    請求項2記載の記録装置により生成された前記NRZI信号が記録されてなることを特徴とする記録媒体。


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