JP2006139446A - 減圧弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐圧試験時に減圧機能を抑制することができるバイパス機構を有し、耐圧試験後において、正常な減圧機能動作を保証することができる減圧弁を提供すること。
【解決手段】水道水を一次側から二次側に供給することで、二次側の水圧を減圧させるように作用する減圧弁に、ケースの外側からビス31がねじ込まれ、その先端部が筒状弁28に形成された感圧盤28bの一部に当接するように構成されている。これにより二次側に所定の水圧を印加させる耐圧試験を実行した時、減圧弁は一定の水圧を確保することができるバイパス機構を形成することができると共に、二次側に印加される大きな水圧を受けて筒状弁28が弁座26側に衝突し、感圧盤28bを含む筒状弁28、もしくは弁座26を変形(破損)させる等のダメージを受けるのを避けることができる。それ故、前記ビス31を取り外した減圧弁の通常の使用状態における動作の信頼性を確保することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば水道水の給水側から吐出側に通ずる流路の途中に設けられ、水道水を所定の圧力に低下させるように機能する減圧弁に関する。
建築物の高層化に伴い上水道の給水圧力も高圧化されている。この高圧化された上水道は、蛇口等における水道水の吐出量の調節をしにくくし、またウォーターハンマー現象が甚しくなるという問題を発生させる。そこで、前記したような問題を避けるために、水道本管から支管を介して各家庭の水道メータに至る直前に減圧弁(水道用定圧弁)を設けて、高圧の水道水を0.2〜0.3MPaの圧力に減圧するようにしている。これは戸建住宅に限られず、高層マンション等においても上階と下階とにおける圧力差をなくすために、この上水道用減圧弁は個々に使用される。
前記減圧弁は、一般的には前記したように水道メータよりも上流側に配置される。一方、前記水道メータは定められた期間において、定期的に交換することが義務付けられていることから、この交換作業を容易にするために水道メータの上流側には止水栓が設けられる。したがって、前記減圧弁は止水栓と水道メータとの間に配置される場合が多い。
図12は前記した止水栓と減圧弁の従来の構成例を断面図で示したものであり、符号Xは上水道における上流側(一次側ともいう。)を示し、また符号Yは下流側(二次側ともいう。)を示す。すなわち、図12においては上流側Xに止水栓が、その下流側Yに減圧弁が接続され、前記減圧弁のさらに下流側に、前記した図示せぬ水道メータが接続される。
図12において符号10は止水栓を示しており、この止水栓10の外郭を構成するケース11の一端には、上流側の配管に接続される入口側接続部12が形成され、その他端には後述する減圧弁に接続される出口側接続部13が形成されている。そして、前記ケース11内には内面が球面状になされた弁室14が形成され、この弁室14内に接するようにボール弁15が収容されている。
このボール弁15には、これを貫通するようにして通水孔15aが形成されており、前記通水孔15aの軸孔に直交する前記ボール弁15には弁軸16の一端部が取り付けられている。そして、前記弁軸16はステムナット17を介してケース11より外部に突出され、その他端部にはハンドル18が取り付けられている。
前記した構成の止水栓10は、ボール弁15に形成された前記通水孔15aが、図に示すように入口側接続部12から出口側接続部13に向かって位置する状態においては、水道水を通過させるように作用し、前記ハンドル18の操作により、ボール弁15を図の状態から90度回転させることで、水道水の通過を阻止するように作用する。
符号20は前記止水栓10の下流側に接続された減圧弁であり、この減圧弁20はその外郭が円筒状に形成された第1ケース21と第2ケース22により構成されている。すなわち上流側の第1ケース21と下流側の第2ケース22とは、それぞれに形成された内ネジおよび外ネジの螺合により組み合わされている。
そして、第1ケース21の上流側端部は若干縮径されて、前記止水栓10の出口側接続部13に接続されて連通される開口部21aが形成されている。また、第2ケース22の下流側端部も若干縮径されて前記した水道メータもしくは下流側配管に接続されて連通される開口部22aが形成されている。なお、第2ケース22の下流側端部には直結ナット23が取り付けられており、このナット23に施された内径ネジを利用することにより、前記した水道メータもしくは下流側配管に対して接続できるように構成されている。
前記第1ケース21と第2ケース22により外郭を構成する前記減圧弁20には、円盤状に形成されるとともに、その周方向に沿って多数の通水孔25aが穿設された弁座金具25が上流側に収容されている。そして、この弁座金具25の下流側に向いた面には、前記した通水孔25aの穿設位置を避けた中央部側に弁座26が取り付けられている。なお、前記弁座金具25の最外周には、スペーサを兼ねたガイド部材27の端部が当接され、当該ガイド部材27によって弁座金具25がケース内の所定位置に押さえられている。
前記ガイド部材27は円環状に構成され、その外周面および内周面にそれぞれOリング等の水密部材が取り付けられており、このガイド部材27は前記第2ケース22の開口端部に当接されることによりケース内に位置決めされている。そして、前記ガイド部材27の内周面に沿って軸方向に摺動されるように筒状弁28が収容されている。
なお、図12に示す筒状弁28は、その中央軸線を境にして図の左半部が開弁状態に、右半部が閉弁状態になされた場合を示している。すなわち、前記筒状弁28の上流側端部(弁部)28aが、前記弁座26に接することで閉弁状態になされ、その位置から後退することで開弁状態になされる。
前記筒状弁28には、その下流側端部近傍の外周面に、リング状の感圧盤28bが一体に形成されており、その感圧盤28bの外周面にはOリング等の水密部材が取り付けられ、筒状弁28はこの水密部材を介して第2ケース22の内周面を軸方向に摺動できるように構成されている。
また、前記第1ケース21と第2ケース22による外郭部と、前記筒状弁28との間に形成された円筒状の空間内にはコイルバネ29が収容され、このコイルバネ29の一端は前記ガイド部材27の端面に当接され、またコイルバネ29の他端はリング状に形成された前記感圧盤28bの上流側の面に当接している。これにより、前記筒状弁28は図中左半部で示したように開弁状態となるように付勢されている。
前記した減圧弁20の構成において、減圧弁20の下流側Yにおける図示せぬ例えば蛇口を開けた場合には、上流側の水道支管より圧力(水圧)P1の水道水が弁座金具25に形成された通水孔25aを介して流入し、左半部に矢印で示したように筒状弁28の上流側端部(弁部)28aと弁座金具25に取り付けられた弁座26との間を通って筒状弁28内に流入する。そして、水道水は筒状弁28内を通り、第2ケース22の下流側端部22aに接続された二次側の配管等に向かって流れる。
この時、二次側に流れ込む水量が多いと二次側Yの圧力(水圧)P2が上昇する。これにより筒状弁28に形成された感圧盤28bの受圧面積Sと二次側Yの圧力P2との積が、前記コイルバネ29におけるバネ圧Fよりも大きくなると、前記筒状弁28を弁座26に向けて押し出すように作用する。この結果、筒状弁28の前記弁部28aと前記弁座26との間隙を狭めて流水量を低下させるようになされ、二次側Yの圧力P2と流水量とのバランスが取られ、二次側Yにおける圧力P2が一定に保持されるように減圧される。
前記した構成の減圧弁20は、通水路軸と減圧機構の設置軸が同軸に形成されているので一軸減圧弁とも言われている。そして、前記したような止水栓10と減圧弁20の構成は、次に示す特許文献1に開示されている。
特許第2739150号公報
ところで、前記した止水栓10と減圧弁20より下流における二次側の配管の状態を検査するために、耐圧試験を実施することがある。この耐圧試験は前記二次側に所定の水圧を印加させて、配管等の接続部位における水漏れの有無等を検証するものであり、この場合においては通常時の水圧よりも高い水圧が印加されることになる。
前記したような耐圧試験を実行しようとした場合においては二次側に通常時よりも高い水圧が印加されるために、前記した減圧弁に備えられた筒状弁が作動して閉弁される結果となる。このために、前記減圧弁より下流(二次側)の圧力が上昇せず、耐圧試験を実施することが不可能となる。そこで、前記した耐圧試験を実行するためには、前記した減圧弁をパイパスして一定の水圧を確保するバイパス機構が必要となる。
一方、図12に示した減圧弁の構成において耐圧試験を実行した場合においては、前記した筒状弁28における感圧盤28bは、二次側に印加される大きな水圧を受けて、より強い力で筒状弁28を弁座26側に押し出すように作用し、その圧力如何によっては前記感圧盤28bを含む筒状弁28、もしくは弁座26を変形(破損)させる等のダメージを与えるという問題も発生する。
前記したように、感圧盤28bを含む筒状弁28、もしくは弁座26が変形される等のダメージを受けた場合においては、その後の減圧弁20の使用状態において、減圧弁の正常な機能動作を期待することができないという問題を残すことになる。
この発明は、前記したような問題点を解消するためになされたものであり、耐圧試験等を実行するに際して必要な前記したバイパス機構を確保することができると共に、二次側に印加される水圧を受けて前記したようなダメージを受けることなく、その後において正常な機能動作を保証することができる減圧弁を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかる減圧弁は、請求項1に記載のとおり、一方および他方の各端部に一次側および二次側に接続される各開口部を備えた外郭ケースと、前記ケース内の一次側に位置するように配置された弁座と、一端部が前記弁座に対峙し、感圧盤が受ける二次側の圧力により前記ケース内において軸方向に移動する筒状弁と、前記筒状弁を二次側に押し出すように作用するバネ部材とが具備され、前記弁座と筒状弁との間を介して、流体を一次側から二次側に供給することで、二次側の圧力を減圧させるように作用する減圧弁であって、前記二次側の圧力を受けて前記筒状弁が前記弁座側に所定以上移動するのを規制する筒状弁の移動規制手段を備えた点に特徴を有する。
この場合、一つの好ましい形態においては、請求項2に記載のとおり、前記筒状弁の移動規制手段が、前記外郭ケースの外側からねじ込まれ、その先端部が前記筒状弁に形成された感圧盤の一部に当接するビスにより構成される。
また、この発明にかかる減圧弁の他の好ましい形態においては、請求項3に記載のとおり、前記筒状弁の移動規制手段が、前記外郭ケースに形成されたピン挿入孔に挿入されるピン部材により構成され、前記ピン部材が前記筒状弁に形成された感圧盤の周方向における一部に、当接されるように構成される。
この場合、請求項4に記載のように、前記ピン部材の一端部に、当該ピン部材の径よりも幅が広く形成された取っ手部が形成されていることが望ましい。さらにこの場合、請求項5に記載のように、前記ピン部材および取っ手部は、好ましくは合成樹脂により一体に形成された構成になされる。
また、この発明にかかる減圧弁の他の好ましい形態においては、請求項6に記載のとおり、前記筒状弁の移動規制手段が、前記外郭ケースに形成された一対のピン挿入孔に挿入されるピン部材により構成され、前記各ピン部材がコ字状に形成され、その折り曲げ両脚部をそれぞれ前記外郭ケースに形成された一対のピン挿入孔に挿入することにより、前記各ピン部材が前記筒状弁に形成された感圧盤の周方向における一部に、それぞれ当接されるように構成される。
この場合、請求項7に記載のように、前記コ字状に形成されたピン部材の折り曲げ中央部には、前記ピン部材の形成方向に対して逆方向に突出するように取っ手部が形成されていることが望ましい。
さらに、この発明にかかる減圧弁の他の好ましい形態においては、請求項8に記載のとおり、前記筒状弁の移動規制手段が、前記外郭ケースの両側壁にそれぞれ形成された溝状の切欠部に対して、折り曲げ両脚部がそれぞれ弾着されるようにバネの付勢力を持たせたコ字状のクリップ部材により構成され、前記クリップ部材におけるそれぞれの折り曲げ両脚部が、前記筒状弁に形成された感圧盤の周方向における一部に、それぞれ当接されるように構成される。
この場合、請求項9に記載のとおり、前記コ字状に形成されたクリップ部材における折り曲げ中央部には、折り曲げ両脚部に対して逆方向に突出するように取っ手部が形成されていることが望ましい。さらにこの場合、請求項10に記載のとおり、前記クリップ部材および取っ手部は、好ましくは合成樹脂により一体に形成された構成になされる。
前記した減圧弁によると、請求項1の記載の構成に代表されるように、外郭ケース内に収容された弁座と、これに対峙して軸方向に移動する筒状弁と、前記筒状弁を二次側に付勢するバネ部材とが具備される。そして、前記筒状弁に形成された感圧盤が受ける二次側の圧力により、前記バネ部材の付勢力に抗して前記筒状弁が軸方向に移動し、二次側の水圧を所定の範囲に減圧させるように作用する。
この場合、二次側の圧力を受けて前記筒状弁が前記弁座側に所定以上移動するのを規制する筒状弁の移動規制手段が備えられているので、前記したように二次側の配管の状態を検査するために、耐圧試験を実施した場合においても、筒状弁の移動規制手段の作用により、筒状弁と弁座との間にわずかに隙間が形成され、一定の水圧を確保するバイパス機構を構成させることができる。
また、前記した筒状弁の移動規制手段は、耐圧試験時の二次側の圧力を受けて前記筒状弁が弁座に対して無理に当接するのを阻止させることができる。これにより、感圧盤を含む筒状弁もしくは弁座を変形(破損)させる等のダメージを受けるのを避けることができる。そして、前記した耐圧試験が完了した時点において、前記筒状弁の移動規制手段を解除することで、通常の一軸減圧弁としての機能を発揮することができる。
以下、この発明にかかる減圧弁について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1はその第1の実施の形態を示したものであり、(A)は上面図で示し、(B)は縦断面図で示している。なお、図1においてはすでに説明した図12に示した従来の構成と同一の機能を果たす部分を同一の符号で示しており、したがってその詳細な説明は省略する。
図1に示す実施の形態においては、一次側(上流側)の開口部21aに網状のフィルタ部材24が嵌め込まれており、このフィルタ部材24を介して水道水が減圧弁20内に導入されるように構成されている。そして、図1(B)に示す筒状弁28は、中央軸線を境にして図の左半部がより大きく開弁された状態を示しており、右半部が小さく開弁された状態を示している。すなわち、左半部の状態は二次側の水圧が小さい場合であり、右半部の状態は二次側の水圧が大きな場合である。
図1に示す実施の形態においては、弁座金具25はその中央部に凹みを付けた円盤状に形成され、この弁座金具25の下流側に向いた面には、弁座金具25の周方向に沿って形成された通水孔25aの穿設位置を避けた中央部側に弁座26が取り付けられている。そして、前記弁座26のさらに中央部側には下流側に向けて円柱状の突起部26aが弁座26と一体に形成されている。この円柱状の突起部26aは通水抵抗を低減させるものであり、上流側から流入する水流が筒状弁28内においてぶつかり合い、異音が発生するのを防止するように作用する。
また、図1に示す実施の形態においては、図1(B)に示すように第2ケース22の側壁に、その外側からビス31がねじ込まれている。このビス31の先端部はケース22と筒状弁28との間の空間部に突出されており、前記した二次側の圧力を受けて前記筒状弁28が前記弁座26側に所定以上移動しようとした時、筒状弁28に一体に形成された感圧盤28bの一部、すなわちリング状に形成された感圧盤28bの上流側の面28cが、前記ビス31の先端部に当接するように作用する。これにより、前記ビス31は二次側の圧力を受けて前記筒状弁28が前記弁座26側に所定以上移動するのを規制する筒状弁の移動規制手段として作用する。
この場合、前記筒状弁の移動規制手段は、弁座26と筒状弁28との間にわずかな隙間を形成させて、一定の水圧を確保するバイパス機構として作用させることができる。したがって、前記前記移動規制手段によりバイパス機構を確保することができるので、格別にバイパス手段を設けることなく、二次側に所定の水圧を印加させる前記した耐圧試験を実行することができる。
また、前記した耐圧試験を実行した場合には、前記した筒状弁の移動規制手段の作用により、二次側に印加される水圧を受けて、筒状弁28が弁座26側に衝突し感圧盤28bを含む筒状弁28、もしくは弁座26を変形(破損)させる等のダメージを受けるのを避けることができる。そして、前記した耐圧試験の終了後においては、筒状弁の移動規制手段として作用する第2ケース22の側壁にねじ込まれた前記ビス31を取り外すことで、図1に示す減圧弁は通常の一軸減圧弁としての機能を発揮することができる。
図2および図3は、この発明にかかる減圧弁の第2の実施の形態を示したものであり、図2(A)は上面図で示し、図2(B)は正面図で示している。また図3(A)は図3(B)におけるb−b線より矢印方向に視た断面図で示しており、図3(B)は図3(A)におけるa−a線より矢印方向に視た断面図で示している。なお図2および図3においては、すでに説明した各図に示した構成と同一の機能を果たす部分を同一の符号で示しており、したがってその詳細な説明は省略する。
この図2および図3に示す第2の実施の形態においては、特に図2(B)、図3(A)に示されたように第2ケース22には一対のピン挿入孔22cが形成されており、このピン挿入孔22cには、それぞれピン部材32aが挿入されるように構成されている。なお、この実施の形態においては、前記ピン部材32aは1本の金属製のロッドをコ字状に折り曲げ、その折り曲げ中央部32を介してその両脚部がそれぞれ前記したピン部材32aを構成している。
前記各ピン部材32aを、第2ケース22に形成された一対のピン挿入孔22cに挿入した場合には、図3(A)に示されたように各ピン部材32aのほぼ中央部がケース22と筒状弁28との間の空間部に位置するようになされる。したがって、前記した二次側の圧力を受けて前記筒状弁28が前記弁座26側に所定以上移動しようとした時、筒状弁28に一体に形成された感圧盤28bの一部、すなわちリング状に形成された感圧盤28bの上流側の面が、前記各ピン部材32aのほぼ中央部に当接するように作用する。
これにより、前記各ピン部材32aは二次側の圧力を受けて前記筒状弁28が前記弁座26側に所定以上移動するのを規制する筒状弁の移動規制手段として作用する。
なお、図3(B)に示す状態は、リング状に形成された感圧盤28bの上流側の面に対してピン部材32aが当接し、筒状弁28の上流側への移動を規制している状態を示している。すなわち、これは前記した耐圧試験時の状態を示している。この状態においては、筒状弁28と弁座26との間にわずかに隙間が形成されている。これにより、耐圧試験時において一定の水圧を確保することができるバイパス機構として作用する。
また、前記した筒状弁の移動規制手段は、耐圧試験を実行した時、二次側に印加される水圧を受けて、筒状弁28が弁座26側に衝突し感圧盤28bを含む筒状弁28、もしくは弁座26を変形(破損)させる等のダメージを受けるのを避けることができる。そして、前記した耐圧試験の終了後においては、筒状弁の移動規制手段として作用する各ピン部材32aを、第2ケース22に形成されたピン挿入孔22cより抜き取ることにより、図2および図3に示す減圧弁は通常の一軸減圧弁としての機能を発揮することができる。
図2および図3に示したこの発明にかかる第2の実施の形態によると、前記した耐圧試験を実行した場合において、それぞれのピン部材32aが、感圧盤28bの周方向における180度の対称位置に当接して筒状弁28の移動を規制するように作用する。したがって、図1に示した実施の形態に比較すると、当接位置が分散され、しかもそれぞれのピン部材32aが感圧盤28bに対して線接触するように作用するので、その当接時の応力の集中を避けることができる。
なお、すでに説明した図1に示した実施の形態においても、筒状弁の移動規制手段として機能するビス31をケースの複数か所にねじ込むように構成されていてもよいが、前記したピン部材32aをピン挿入孔22cに装着する形態によると、前記したビス31をねじ込む場合に比較してその操作性を良好にすることができる。
また、前記したピン部材32aは、後述するようにそれぞれ独立して各ピン挿入孔22cに対して装着するように構成されていてもよいが、図に示した実施の形態のようにコ字状に折り曲げ形成され、その折り曲げ中央部32を介した両脚部をそれぞれピン部材32aとすることで、耐圧試験を実行する場合および終了した場合におけるピン部材32aの装着および取り外しの扱いを容易にすることができる。
図4は、前記した図2および図3に示した実施の形態において好適に採用し得るピン部材の他の構成例を示したものである。なお、図4に示す状態はすでに説明した図3(a)に断面図で示した減圧弁20に対してピン部材を装着した状態を示している。この図4に示すピン部材の構成においては、1本の金属製のロッドをコ字状に折り曲げ、その折り曲げ中央部32を介してその両脚部がそれぞれピン部材32aを構成している。
加えて、前記折り曲げ中央部32には、前記ピン部材の形成方向に対して逆方向に突出するようコ字状の折り曲げ部が形成され、これが前記一対のピン部材32aの取っ手部32bとして機能するように構成されている。図4に示した構成のピン部材によると、前記取っ手部32bを把持することで、減圧弁20の外郭ケースに形成された一対のピン挿入孔22cに対する前記各ピン部材32aの装着および取り外しの操作を容易にすることができる。また、前記取っ手部32bに図示せぬフック等を引っ掛けて牽引することで、ピン部材を容易に取り外すことができる。
図5は、前記した図2および図3に示した実施の形態において好適に採用し得るピン部材の他の構成例を示したものである。なお、図5に示す状態はすでに説明した図3(a)に断面図で示した減圧弁20に対してピン部材を装着した状態を示している。この図5に示すピン部材は、それぞれ直線状に形成された単独のピン部材32aを利用するように構成されている。
そして、それぞれのピン部材32aの一端部には、当該ピン部材の径よりも幅が広く形成された取っ手部32bが形成されている。したがって、図5に示した構成のピン部材によると、前記した取っ手部32bを把持することで、減圧弁20の外郭ケースに形成されたそれぞれのピン挿入孔22cに対する前記各ピン部材32aの装着および取り外しの操作を容易にすることができる。また、図5に示したように前記取っ手部32bに牽引用の孔を形成し、この孔に図示せぬフック等を引っ掛けて牽引することで、ピン部材32aをピン挿入孔22cより引き抜くことができ、ピン部材32aの取り外しの操作性を向上させることができる。なお、前記したピン部材32aおよび取っ手部32bは、金属製の素材により構成されていてもよいが、例えば合成樹脂により一体に形成することで、一層のコストダウンを図ることができる。
なお、図5に示した形態においては、減圧弁20の外郭ケースに一対のピン挿入孔22cを形成し、それぞれの挿入孔に対して前記した単独のピン部材32aをそれぞれ装着するように構成されているが、例えば減圧弁20の外郭ケースに1つのピン挿入孔22cを形成し、このピン挿入孔22cに対して図5に示した形態の1つのピン部材32aを装着するように構成されていてもよい。
図6および図7は、この発明にかかる減圧弁の第3の実施の形態を示したものであり、図6(A)は上面図で示し、図6(B)は正面図で示している。また図7(A)は図7(B)におけるe−e線より矢印方向に視た断面図で示しており、図7(B)は図7(A)におけるd−d線より矢印方向に視た断面図で示している。なお図6および図7においては、すでに説明した各図に示した構成と同一の機能を果たす部分を同一の符号で示しており、したがってその詳細な説明は省略する。
この図6および図7に示す第3の実施の形態においては、特に図6(B)、図7(A)に示されたように第2ケース22の両側壁におけるほぼ180度の対称位置に、それぞれ溝状の切欠部22dが形成されている。そして、この溝状の切欠部22dはそれぞれケース22と筒状弁28との間の空間部に達するように形成されている。
一方、この実施の形態においては筒状弁の移動規制手段として、コ字状に形成されたクリップ部材33が利用される。すなわち、このクリップ部材33は例えばピアノ線を利用してコ字状に折り曲げられ、その折り曲げ中央部を介してその両脚部33aが、互いに内側に付勢されるバネ力を持たせている。そして、前記両脚部33aは、前記した溝状の各切欠部22dに装着され、前記バネ力により両脚部33aは各切欠部22dに向かって弾着されるように作用する。
なお、前記クリップ部材33における両脚部33aは図7(A)に示されたように、その先端部側が互いに両外側に向けて若干屈曲されている。これにより、クリップ部材33を前記した溝状の各切欠部22dに対して円滑に装着することができる。
前記したクリップ部材33における両脚部33aを前記した溝状の切欠部22dに装着した場合には、図7(A)に示されたように各脚部33aのほぼ中央部がケース22と筒状弁28との間の空間部に位置するようになされる。したがって、前記した二次側の圧力を受けて前記筒状弁28が前記弁座26側に所定以上移動しようとした時、筒状弁28に一体に形成された感圧盤28bの一部、すなわちリング状に形成された感圧盤28bの上流側の面が、前記各脚部33aのほぼ中央部に当接するように作用する。これにより、前記クリップ部材の各脚部33aは二次側の圧力を受けて前記筒状弁28が前記弁座26側に所定以上移動するのを規制する筒状弁の移動規制手段として作用する。
なお、図7(B)に示す状態は、リング状に形成された感圧盤28bの上流側の面に対してクリップ部材33の各脚部33aが当接し、筒状弁28の上流側への移動を規制している状態を示している。すなわち、これは前記した耐圧試験時の状態を示している。この状態においては、筒状弁28と弁座26との間にわずかに隙間が形成されている。これにより、耐圧試験時において一定の水圧を確保することができるバイパス機構として作用する。
また、前記した筒状弁の移動規制手段は、耐圧試験を実行した時、二次側に印加される大きな水圧を受けて、筒状弁28が弁座26側に衝突し感圧盤28bを含む筒状弁28、もしくは弁座26を変形(破損)させる等のダメージを受けるのを避けることができる。そして、前記した耐圧試験の終了後においては、筒状弁の移動規制手段として作用するクリップ部材33を、第2ケース22に形成された溝状の切欠部22dより取り外すことにより、図6および図7に示す減圧弁は通常の一軸減圧弁としての機能を発揮することができる。
図6および図7に示したこの発明にかかる第3の実施の形態によると、前記した耐圧試験を実行した場合において、それぞれの脚部33aが、感圧盤28bの周方向における180度の対称位置に当接して筒状弁28の移動を規制するように作用する。したがって、図1に示した実施の形態に比較すると、当接位置が分散され、しかもそれぞれの脚部33aが感圧盤28bに対して線接触するように作用するので、その当接時の応力の集中を避けることができる。
また、前記したクリップ部材33はコ字状に形成され、その両脚部33aが互いに内側に付勢されるバネ力を持たせているので、前記した溝状の各切欠部22dに装着する場合および取り外す場合の操作が容易である。また、クリップ部材33の両脚部33aは、外郭ケースに形成された各切欠部22dに対して弾着されて保持されるので、クリップ部材33が不用意に外れるなどの問題も回避することができる。
図8は、前記した図6および図7に示した実施の形態において好適に採用し得るクリップ部材の他の構成例を示したものである。なお、図8に示す状態はすでに説明した図7(a)に断面図で示した減圧弁20に対してクリップ部材33を装着した状態を示している。この図8に示すクリップ部材33の構成においても、例えばピアノ線を利用して、これをコ字状に折り曲げ、その折り曲げ中央部を介してその両脚部33aが、互いに内側に付勢されるバネ力を持たせている。
加えて、前記折り曲げ中央部32には、前記折り曲げ両脚部に対して逆方向に突出するようコ字状の折り曲げ部が形成され、これがクリップ部材33の取っ手部33bとして機能するように構成されている。図8に示した構成のクリップ部材33によると、前記取っ手部33bを把持することで、減圧弁20の外郭ケースに形成された溝状の切欠部22dに対するクリップ部材33の装着および取り外しの操作を容易にすることができる。
図9は、他の好ましいクリップ部材の構成例を示したものであり、このクリップ部材33においては、図8に示した構成に比較すると、クリップ部材33の両脚部33aが両外側に湾曲するように形成されている。すなわち、図9に示した減圧弁20においては、外郭ケースに形成された溝状の切欠部22dは、図8に示した構成に比較すると、それぞれ深い位置まで形成されている。そして、前記したように両外側に湾曲された両脚部33aは、前記筒状弁28の外周に沿って位置するように構成されている。
したがって、図9に示した減圧弁20およびクリップ部材33の構成を採用することにより、それぞれ湾曲された脚部33aは、筒状弁28に形成された前記感圧盤28bに対する接触領域を拡大させることができるので、クリップ部材33に対する前記感圧盤28bの当接応力の集中をより一層避けることができる。
図10は、前記した図6および図7に示した実施の形態において好適に採用し得るクリップ部材の他の構成例を示したものである。なお、図10に示す状態はすでに説明した図7(a)に断面図で示した減圧弁20に対してクリップ部材33を装着した状態を示している。この図10に示すクリップ部材33は、その全体が合成樹脂により形成されており、図8に示した例と同様に全体がコ字状に形成されるとともに、その中央部32には、両脚部33aに対して逆方向に突出するように取っ手部33bが一体に形成されている。
そして、前記一対の脚部33aの先端部には、互いに内向きとなるように円弧部が形成されており、この一対の円弧部は減圧弁20に対するクリップ部材33の装着時および取り外し時においてクリック感を醸し出すように作用する。したがって、この図10に示したクリップ部材33によると、その全体を合成樹脂で形成させることで、一層のコストダウンを図ることができるとともに、すでに説明した図8に示す構成と同様の作用効果を得ることができる。
図11は、図1〜図7に示したこの発明にかかる第1〜第3の実施の形態において好適に採用され得る減圧弁の構成を説明するものであり、この図11は減圧弁を縦断面図で示している。なお、図11においてはすでに説明した各図に示した構成と同一の機能を果たす部分を同一の符号で示しており、したがってその詳細な説明は省略する。
図11に示す構成においては、筒状弁28を二次側に押し出すように作用するバネ部材(コイルバネ)29の有効長を調節することで、減圧弁における一次側と二次側の減圧比率を調整することができる構成を示している。すなわち、図11に示す第1ケース21の上流側端部における縮径部には外ネジが21dが施されており、この外ネジが21dには円環状に形成された調整リング35がねじ込まれている。
一方、コイルバネ29の一端部が当接するスペーサを兼ねたガイド部材27と、前記調整リング35との間には押し込みピン36が配置されており、調整リング35をねじ込むことで前記押し込みピン36を介して前記スペーサを兼ねたガイド部材27を二次側方向に移動させることができるように構成されている。
図11における左半部に対して右半部に示す状態は、スペーサを兼ねたガイド部材27を、より二次側方向に移動させた状態を示している。これによりバネ部材(コイルバネ)29の有効長を調節することができ、二次側の水圧に対する筒状弁28の移動位置を調節することができる。したがって、前記した構成を採用することで、一次側の水圧に合わせて前記調整リング35を操作することで、二次側の水圧をほぼ一定の範囲に設定させることができる。
それ故、図11に示した構成をすでに説明した図1〜図7に示した各実施の形態に採用することで、同様の作用効果を享受することができる。
なお、以上説明した実施の形態においては、この発明にかかる減圧弁を上水道の流路中に用いた場合について示しているが、この発明にかかる減圧弁は前記した上水道の流路中に採用されるだけでなく、他の流体を対象とした流路中において使用しても同様の作用効果を得ることができる。
この発明にかかる減圧弁の第1の実施の形態を示した上面図および縦断面図である。 同じく第2の実施の形態を示した上面図および正面図である。 同じく第2の実施の形態を示した断面図である。 図2および図3に示す減圧弁において利用することができるピン部材の構成例を説明する減圧弁の断面図である。 同じく他のピン部材の構成例を説明する減圧弁の断面図である。 この発明にかかる減圧弁の第3の実施の形態を示した上面図および縦断面図である。 同じく第3の実施の形態を示した断面図である。 図6および図7に示す減圧弁において利用することができるクリップ部材の構成例を説明する減圧弁の断面図である。 同じく他のクリップ部材の構成例を説明する減圧弁の断面図である。 同じくさらに他のクリップ部材の構成例を説明する減圧弁の断面図である。 図1〜図10に示す実施の形態に採用され得る減圧弁の構成を示した断面図である。 従来の減圧弁の例を示した断面図である。
符号の説明
20 減圧弁
21 第1ケース
21a 開口部
22 第2ケース
22a 開口部
22c ピン挿入孔
22d 切欠部
25 弁座金具
25a 通水孔
26 弁座
26a 突起部
27 ガイド部材(スペーサ)
28 筒状弁
28a 弁部
28b 感圧盤
29 バネ部材(コイルバネ)
31 ビス
32a ピン部材
32b 取っ手部
33 クリップ部材
33b 取っ手部
35 調整リング
36 押し込みピン
X 上流側(一次側)
Y 下流側(二次側)

Claims (10)

  1. 一方および他方の各端部に一次側および二次側に接続される各開口部を備えた外郭ケースと、前記ケース内の一次側に位置するように配置された弁座と、一端部が前記弁座に対峙し、感圧盤が受ける二次側の圧力により前記ケース内において軸方向に移動する筒状弁と、前記筒状弁を二次側に押し出すように作用するバネ部材とが具備され、前記弁座と筒状弁との間を介して、流体を一次側から二次側に供給することで、二次側の圧力を減圧させるように作用する減圧弁であって、
    前記二次側の圧力を受けて前記筒状弁が前記弁座側に所定以上移動するのを規制する筒状弁の移動規制手段を備えたことを特徴とする減圧弁。
  2. 前記筒状弁の移動規制手段が、前記外郭ケースの外側からねじ込まれ、その先端部が前記筒状弁に形成された感圧盤の一部に当接するビスにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
  3. 前記筒状弁の移動規制手段が、前記外郭ケースに形成されたピン挿入孔に挿入されるピン部材により構成され、前記ピン部材が前記筒状弁に形成された感圧盤の周方向における一部に、当接されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
  4. 前記ピン部材の一端部に、当該ピン部材の径よりも幅が広く形成された取っ手部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の減圧弁。
  5. 前記ピン部材および取っ手部が合成樹脂により一体に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の減圧弁。
  6. 前記筒状弁の移動規制手段が、前記外郭ケースに形成された一対のピン挿入孔に挿入されるピン部材により構成され、前記各ピン部材がコ字状に形成され、その折り曲げ両脚部をそれぞれ前記外郭ケースに形成された一対のピン挿入孔に挿入することにより、前記各ピン部材が前記筒状弁に形成された感圧盤の周方向における一部に、それぞれ当接されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
  7. 前記コ字状に形成されたピン部材の折り曲げ中央部には、前記ピン部材の形成方向に対して逆方向に突出するように取っ手部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の減圧弁。
  8. 前記筒状弁の移動規制手段が、前記外郭ケースの両側壁にそれぞれ形成された溝状の切欠部に対して、折り曲げ両脚部がそれぞれ弾着されるようにバネの付勢力を持たせたコ字状のクリップ部材により構成され、前記クリップ部材におけるそれぞれの折り曲げ両脚部が、前記筒状弁に形成された感圧盤の周方向における一部に、それぞれ当接されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
  9. 前記コ字状に形成されたクリップ部材における折り曲げ中央部には、折り曲げ両脚部に対して逆方向に突出するように取っ手部が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の減圧弁。
  10. 前記クリップ部材および取っ手部が合成樹脂により、一体に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の減圧弁。
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