JP2000029539A - ガス減圧調整器 - Google Patents

ガス減圧調整器

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JP2000029539A JP10198662A JP19866298A JP2000029539A JP 2000029539 A JP2000029539 A JP 2000029539A JP 10198662 A JP10198662 A JP 10198662A JP 19866298 A JP19866298 A JP 19866298A JP 2000029539 A JP2000029539 A JP 2000029539A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2段減圧式のガス減圧調整器6において、一
次側減圧手段18の弁体22への異物の噛み込みに対して閉
止性能を長期にわたって安定的に維持し、二次側出口圧
力を安定させる。 【解決手段】 ガス流入口15およびガス流出口16に通じ
るガス流路17を有する調整器本体11を設ける。調整器本
体11には、一次側減圧手段18および二次側減圧手段19を
設ける。一次側減圧手段18は、ノズル28を開閉する弁体
22を支持した弁支持体23、弁支持体23を弁開放方向に押
すスプリング24、弁支持体23と一体的に設けたダイヤフ
ラム25を有する。ダイヤフラム25は、一側面が大気中に
連通するとともに他側面がガス流路17に連通し、ガス流
路17内の一次側出口圧力のガスが弁支持体23の弁閉塞方
向へ直接作用する。一次側出口圧力が高くなればなる
程、ダイヤフラム25を介して弁体22をノズル28に強く押
し付けて閉止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの圧力を減圧
調整するガス減圧調整器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭や店舗などの屋内のガス
配管に接続されたコンロや給湯機などのガス機器へプロ
パンなどのLPガス(液化石油ガス)や天然ガスを供給
するには、屋外に配置されたボンベから供給する方式が
一般的で、最近では地中に埋設された大型のタンクから
供給するいわゆるバルク方式と呼ばれるガス供給方式が
ある。
【0003】LPガスは、蒸気圧により発生量や気化量
が変化するとともに、気温や気圧によりガス圧力が安定
しないので、ボンベやタンクと屋内のガス配管との間に
ガス圧力を所定の供給圧力に減圧するガス減圧調整器
(圧力調整器)を介在させることにより、一定のガス圧
力で安定供給するようにしている。
【0004】現在使用されているガス減圧調整器は、単
段減圧式のものが多く、バルク方式では2段減圧式のも
のも使用されている。
【0005】例えば、図11に示すように、2段減圧式
のガス減圧調整器は、タンクから供給されるガス圧力を
所定の一次側出口圧力以下に減圧する一次側減圧手段20
1 、およびガス圧力を一次側出口圧力より低い所定の二
次側出口圧力以下に減圧して屋内のガス配管へ供給する
二次側減圧手段202 を備えている。
【0006】一次側減圧手段201 は、ガスが流通するノ
ズル203 をゴム製の弁体204 で開閉するもので、弁体20
4 を開閉可能に揺動部材205 で支持するとともに、この
揺動部材205 を弁体204 の閉塞方向にスプリング206 で
押し、さらに、ノズル203 の出口側の通じるガス流路20
7 の上方に揺動部材205 に接するダイヤフラム208 を気
密に設けるとともに、このダイヤフラム208 を下方すな
わち弁体204 の開放方向にスプリング209 で押すように
構成している。
【0007】そして、ガスの使用により、ダイヤフラム
208 が受けるガス流路207 内の一次側出口圧力が低下す
ると、スプリング209 でダイヤフラム208 が下方へ押さ
れるとともにダイヤフラム208 で揺動部材205 が開放方
向(図11の時計回り方向)に揺動され、弁体204 がノ
ズル203 から離れて開放され、ガスが流通される。ま
た、高い圧力のガスがガス流路207 に流入して、ダイヤ
フラム208 が受けるガス流路207 内の一次側出口圧力が
上昇すると、この圧力でダイヤフラム208 がスプリング
209 に抗して上方へ押され、スプリング206 で揺動部材
205 が閉塞方向(図11の反時計回り方向)に揺動さ
れ、弁体204 がノズル203 に圧接されて閉塞され、ガス
の流通が停止され、所定の一次側出口圧力に保たれる。
【0008】また、現在では、コンピュータを組み込ん
だ保安機器が使用されるようになってきており、この保
安機器では、ガス減圧調整器を通じて屋内のガス配管に
導かれるガスの二次側出口圧力を監視し、この二次側出
口圧力が所定の異常圧力に高まると、ガス減圧調整器の
故障や、寿命などの異常を検知するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、施工時やタ
ンクへのガス充填時などに、配管やタンク内に、砂粒や
ゴミなどの異物が侵入する場合がある。この異物がガス
の流通とともに移動し、ノズルとこのノズルに閉止され
る弁体との間に噛み込むと、異物がゴム製の弁体の表面
に埋め込まれ、弁体を開いても異物が埋め込まれた状態
のまま残り、ノズルと弁体との閉止性能が低下しやすく
なる。
【0010】このように、一次側においてノズルと弁体
との間に異物の噛み込みが生じて一次側の閉止性能が低
下すると、一次側出口圧力が上昇し、それに伴って二次
側出口圧力も上昇し、保安機器で異常と判断される。
【0011】このとき、一時的に異物を噛み込んだだけ
の場合や、異物が弁体に埋め込まれた状態でも異物が弁
体の奥に入り込んでゴムの部分がノズルに当接するよう
になって閉止性能が高まると、一次側出口圧力および二
次側出口圧力とも正常に戻り、保安機器でも正常と判断
する。
【0012】そのため、保安機器で異常と判断された時
点で、故障でも寿命でもないにもかかわらずガス減圧調
整器が早期に交換されてしまったり、また、保安機器で
異常と正常の判断が繰り返され、ガス減圧調整器の故障
や寿命を確実に予測できないばかりか、保安機器自体の
故障と誤認してしまう問題がある。
【0013】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、弁体への異物の噛み込みに対して閉止性能を長期
にわたって安定的に維持できるようにし、出口圧力を安
定させるとともに、例えば保安機器での出口圧力の監視
による寿命予測を正確に行なうことができるガス減圧調
整器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のガス減圧
調整器は、ガス流入口およびガス流出口を有する調整器
本体と、この調整器本体のガス流入口とガス流出口との
間に設けられたノズルと、このノズルを閉塞可能とする
弁体を支持し、この弁体でノズルを開閉する方向に移動
可能に設けられるとともに、弁体の開放によってノズル
側とガス流出口側とを連通する連通路が設けられた弁支
持体と、この弁支持体を弁体の開放方向へ向けて押すス
プリングと、前記弁支持体に一体的に設けられ、一側面
が大気中に連通されるとともに他側面がガス流出口に連
通され、ガス流出口側のガスの圧力が弁支持体を弁体の
閉塞方向へ向けて押すように直接作用するダイヤフラム
とを具備しているものである。
【0015】そして、ノズルを開閉する弁体を支持した
弁支持体とダイヤフラムとを一体的に設け、このダイヤ
フラムに対してガス流出口側のガスの圧力が弁支持体を
弁体の閉塞方向へ向けて押すように直接作用する構造を
採用したので、ノズルと弁体との間に異物を噛み込んで
も、ガス流出口側の圧力が高くなればなる程、ダイヤフ
ラムを介して弁体をノズルに強く押し付け、弁体でノズ
ルを確実に閉止する。したがって、弁体への異物の噛み
込みに対して閉止性能を長期にわたって安定的に維持可
能となり、ガス流出口側の出口圧力が安定するととも
に、例えば保安機器での出口圧力の監視による寿命予測
を正確に行なうことが可能となる。
【0016】請求項2記載のガス減圧調整器は、請求項
1記載のガス減圧調整器において、ガス流入口、ノズ
ル、弁体、弁支持体、スプリング、ダイヤフラムおよび
ガス流出口が同軸上に配置されているものである。
【0017】そして、ガス流入口、ノズル、弁体、弁支
持体、スプリング、ダイヤフラムおよびガス流出口を同
軸上に配置するので、小型になる。
【0018】請求項3記載のガス減圧調整器は、ガス流
入口およびガス流出口を有するとともに、これらガス流
入口およびガス流出口に通じるガス流路を有する調整器
本体と、前記ガス流入口からガス流路に流入するガス圧
力を所定の一次側出口圧力以下に減圧する一次側減圧手
段と、前記ガス流路からガス流出口に流出するガス圧力
を前記一次側出口圧力より低い所定の二次側出口圧力以
下に減圧する二次側減圧手段とを具備し、前記一次側減
圧手段は、前記ガス流入口とガス流路との間に設けられ
たノズルと、このノズルを閉塞可能とする弁体を支持
し、この弁体でノズルを開閉する方向に移動可能に設け
られるとともに、弁体の開放によってノズル側とガス流
路側とを連通する連通路が設けられた弁支持体と、この
弁支持体を弁体の開放方向へ向けて押すスプリングと、
前記弁支持体に一体的に設けられ、一側面が大気中に連
通されるとともに他側面がガス流路に連通され、ガス流
路側のガスの一次側出口圧力が弁支持体を弁体の閉塞方
向へ向けて押すように直接作用するダイヤフラムとを有
しているものである。
【0019】そして、2段減圧式でその一次側減圧手段
には、ノズルを開閉する弁体を支持した弁支持体とダイ
ヤフラムとを一体的に設け、このダイヤフラムに対して
ガス流路側のガスの一次側出口圧力が弁支持体を弁体の
閉塞方向へ向けて押すように直接作用する構造を採用し
たので、ノズルと弁体との間に異物を噛み込んでも、一
次側出口圧力が高くなればなる程、ダイヤフラムを介し
て弁体をノズルに強く押し付け、弁体でノズルを確実に
閉止する。したがって、一次側減圧手段の弁体への異物
の噛み込みに対して閉止性能を長期にわたって安定的に
維持可能となり、二次側出口圧力が安定するとともに、
例えば保安機器での二次側出口圧力の監視による寿命予
測を正確に行なうことが可能となる。
【0020】請求項4記載のガス減圧調整器は、請求項
3記載のガス減圧調整器において、一次側減圧手段のノ
ズル、弁体、弁支持体、スプリングおよびダイヤフラム
は、調整器本体のガス流入口に対して同軸上に配置され
ているものである。
【0021】そして、一次側減圧手段のノズル、弁体、
弁支持体、スプリングおよびダイヤフラムを、調整器本
体のガス流入口に対して同軸上に配置するので、一次側
減圧手段が小型になるとともに、この一次側減圧手段を
組み込んだ調整器本体が小型になる。
【0022】請求項5記載のガス減圧調整器は、請求項
1ないし4いずれか記載のガス減圧調整器において、弁
支持体は、弁体が嵌合される嵌合部を有し、この嵌合部
に、ノズルと圧接した弁体が弾性的に逃げるのを許容す
る逃げ部が形成されているものである。
【0023】そして、弁支持体の弁体を嵌合する嵌合部
に、ノズルと圧接した弁体が弾性的に逃げるのを許容す
る逃げ部を形成したので、ダイヤフラムを介して弁体を
ノズルに強く押し付けると、弁体の一部が嵌合部の逃げ
部に弾性的に逃げ込み、弁体が開いたときには、弁体の
弾性的に逃げた部分の反発力で弁体が元の形状に戻る際
に、弁体に食い込んだ異物を弾き出し、弁体に異物が埋
め込まれるのを低減し、閉止性能を長期にわたって安定
的に維持可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1ないし図6を参照して説明する。
【0025】図6において、ガス減圧調整器の使用状態
の一例を示し、地中1に埋設された大型のタンク2から
一般家庭や店舗などの家屋3に供給するいわゆるバルク
方式と呼ばれるガス供給方式が採用されており、タンク
2から家屋3に至るガス配管4の途中に開閉用のバルブ
5、タンク2内のガスを所定の供給圧力に減圧する2段
減圧式のガス減圧調整器6、およびガスメータ7が接続
されている。なお、ガス減圧調整器6と家屋3との間に
は、ガスメータ7と一体型または別体型でコンピュータ
を組み込んだ保安機器が介在され、ガス減圧調整器6を
通じて家屋3内のガス機器に導かれるガスの二次側出口
圧力を監視し、この二次側出口圧力が所定の異常圧力に
高まると、ガス減圧調整器6の故障や、寿命などの異常
を検知するようになっている。
【0026】図1ないし図3において、ガス減圧調整器
6の構造を示し、11は調整器本体で、この調整器本体11
は、本体ケース12およびこの本体ケース12に一体的に取
り付けられる一次側ケース13および二次側ケース14によ
って構成されている。
【0027】調整器本体11の一端にはタンク2側に接続
されるガス流入口15が形成され、他端には家屋3側に接
続されるガス流出口16が形成され、これらガス流入口15
とガス流出口16との間にガス流路17が形成されている。
【0028】一次側ケース13内には、ガス流入口15から
ガス流路17に流入するガス圧力を所定の一次側出口圧力
以下に減圧する一次側減圧手段18が配設されている。
【0029】二次側ケース14内には、ガス流路17からガ
ス流出口16に流出するガス圧力を一次側出口圧力より低
い所定の二次側出口圧力以下に減圧する二次側減圧手段
19が配設されている。
【0030】そして、一次側減圧手段18は、ノズル体2
1、弁体22、弁支持体としてのポペット23、スプリング2
4、ダイヤフラム25を有し、これらがガス流入口15に対
して同軸上に配設されている。
【0031】ノズル体21は、一次側ケース13の内側に螺
着固定されており、一端にガス流入口15を有する接続部
26が形成され、他端に一次側ケース13の内部に突出する
筒状部27が形成され、接続部26と筒状部27との間にノズ
ル28が形成されている。ノズル28は、中心にノズル孔29
を有し、このノズル28の縁部が筒状部27の方向に突出形
成されている。ガス流入口15内には砂粉やごみなどの異
物を捕獲する金網状のフィルタ30が取り付けられてい
る。
【0032】弁体22は、ゴム製で、ノズル孔29より大径
の円板状に形成され、ノズル28とは反対側の面にポペッ
ト23に係止される係止爪31が突出形成されている。
【0033】ポペット23は、円筒状に形成され、その外
周に装着された複数のOリング32を介してノズル体21の
筒状部27内に気密性を保ったまま軸方向(弁体22でノズ
ル28を開閉する開閉方向)に移動可能に挿入配置されて
いる。
【0034】ポペット23の一端には弁体22を嵌合する凹
状の嵌合部33が形成され、図4および図5に示すよう
に、この嵌合部33の中央には弁体22の係止爪31が差し込
み係止される係止孔34が形成され、嵌合部33の内周面に
は凹凸状のスプライン部35が形成されている。このスプ
ライン部35の凸状部分の内径寸法は弁体22の外径寸法と
ほぼ同じ程度に形成されている。そして、スプライン部
35の凹状部分、および係止孔34の外側すなわち溝部36a
の部分が、ノズル28と圧接した弁体22が弾性的に逃げる
のを許容する逃げ部Aとして形成されている。
【0035】ポペット23の一端近傍にはOリング32より
ノズル28側の筒状部27の内側空間に連通する溝部36a が
形成され、この溝部36a からポペット23の他端にかけて
ガス流路17に連通する孔部36b が形成され、これら溝部
36a および孔部36b で連通路37が形成されている。
【0036】ポペット23の外側には、ノズル28に対して
弁体22が所定量食い込む位置で筒状部27と当接してポペ
ット23の弁閉塞方向への移動を規制するストッパ部38が
形成されているとともに、ストッパ部38より他端側にフ
ランジ部39が突出形成されている。
【0037】スプリング24は、ノズル体21の筒状部27の
周囲でかつ一次側ケース13とポペット23のフランジ部39
との間に圧縮状態で配置され、ポペット23を弁開放方向
に押すように構成されている。
【0038】ダイヤフラム25は、例えばゴム製で、周縁
部が本体ケース12と一次側ケース13との間に気密に挟持
固定され、中央部がポペット23に対してワッシャ40およ
びロックナット41により気密かつ一体的に取り付けられ
ている。ダイヤフラム25の一側面25a は一次側ケース13
に形成された通気孔43を通じて大気中に連通されている
とともに、他側面25b はガス流路17に連通され、ガス流
路17内の一次側出口圧力のガスがポペット23の弁閉塞方
向へ直接作用するように構成されている。
【0039】なお、一次側ケース13の外周を覆ってカバ
ー44が取り付けられている。
【0040】また、二次側減圧手段19は、ノズル体51を
有し、このノズル体51は、円筒状に形成され、その外周
に装着されたOリング52を介してガス流路17内に気密に
挿入配置され、この状態で本体ケース12に固定的に取り
付けられる保持体53で保持されている。ノズル体51のガ
ス流出口16に臨む他端面にはノズル54が形成され、この
ノズル54の中心にガス流路17とガス流出口16とを連通す
るノズル孔55が形成されている。
【0041】保持体53には、弁体56を取り付けた弁座体
57が弁体56でノズル54を開閉する開閉方向に移動可能に
配設されている。弁体56は、一次側の弁体22と同一のも
のが用いられている。弁座体57は、弁体56を嵌合する嵌
合部58が形成され、この嵌合部58もポペット23の嵌合部
33と同様に形成され、図示しないスプライン部も有して
いる。弁座体57には、上方に開口する係合溝59が形成さ
れている。
【0042】保持体53にはレバー60がピン61で回動自在
に軸支され、このレバー60の一端が弁座体57の係合溝59
に挿入係合されている。そして、レバー60の揺動によ
り、弁座体57が弁体56でノズル54を開閉する開閉方向に
移動される。
【0043】本体ケース12と二次側ケース14との間にダ
イヤフラム62の周縁部が気密に挟持固定され、このダイ
ヤフラム62の上面に受圧板63が配置され、これらダイヤ
フラム62および受圧板63の中央部に下方から吊り部材64
が挿入され、この吊り部材64の周囲にスプリング65が装
着されるとともに、吊り部材64の上端にスプリング受66
が取り付けられている。
【0044】吊り部材64にはダイヤフラム62の下面に当
接するフランジ部67が形成され、このフランジ部67にス
プリング65で押されるダイヤフラム62が圧接されて気密
性が保たれている。吊り部材64の下端にはレバー60の他
端が連結される連結孔68が形成されている。
【0045】二次側ケース14の内側上部には圧力調整体
69が螺合され、この圧力調整体69と受圧板63との間にス
プリング70が配置されている。圧力調整体69は、外部か
らの回動操作により、二次側ケース14に対して上下方向
に移動し、スプリング70でダイヤフラム62を下方へ押す
力が調整される。二次側ケース14の上部には、キャップ
71が着脱可能に取り付けられている。
【0046】また、ガス流出口16には、ガス配管に接続
される接続管81を連結するユニオン82が螺着されてい
る。なお、図2および図3には接続管81およびユニオン
82を省略して示している。
【0047】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0048】タンク2に所定量以上のガスが充填されて
いるとともに、このタンク2からガスがバルブ5および
ガス減圧調整器6を通じて家屋3に導かれていて、家屋
3のガス機器が使用されていない状態では、一次側減圧
手段18および二次側減圧手段19によってガス流路17内の
一次側出口圧力およびガス流出口16側の二次側出口圧力
がそれぞれ所定の圧力に保たれている。
【0049】この状態では、一次側出口圧力の作用で一
次側減圧手段18のダイヤフラム25がスプリング24の押す
力に抗して弁閉塞方向に応動し、ダイヤフラム25と一体
的にポペット23および弁体22が移動し、弁体22がノズル
28に押し付けられてそのノズル28を閉止している。ま
た、二次側出口圧力の作用で二次側減圧手段19のダイヤ
フラム62がスプリング70の押す力に抗して弁閉塞方向に
対応する上方へ応動し、一体的にレバー60を介して弁座
体57および弁体56が移動し、弁体56がノズル54に押し付
けられてそのノズル54を閉止している。
【0050】そして、家屋3のガス機器が使用される
と、二次側減圧手段19の二次側出口圧力が低下し、ダイ
ヤフラム62を応動させる二次側出口圧力よりスプリング
70の押す力が勝って、ダイヤフラム62が弁開放方向に対
応する下方に応動し、一体的にレバー60を介して弁座体
57および弁体56が移動し、弁体56がノズル54から離反
し、ノズル54を開放する。これにより、二次側出口圧力
より圧力の高いガス流路17側のガスがノズル54を通じて
ガス流出口16側に流れる。
【0051】一次側減圧手段18の一次側出口圧力が低下
し、ダイヤフラム25を応動させる一次側出口圧力よりス
プリング24の押す力が勝って、ダイヤフラム25が弁開放
方向に移動し、このダイヤフラム25と一体にポペット23
および弁体22が移動し、弁体22がノズル54から離反し、
ノズル54が開放する。これにより、一次側出口圧力より
圧力の高いガス流入口15側のガスがノズル28のノズル孔
29、ノズル体21の筒状部27の内側、ポペット23の連通路
37を通じてガス流路17側に流れる。
【0052】また、家屋3のガス機器の使用が停止され
ると、二次側減圧手段19の二次側出口圧力が上昇し、こ
の二次側出口圧力によりダイヤフラム62がスプリング70
の押す力に抗して弁閉塞方向に対応する上方へ応動し、
一体的にレバー60を介して弁座体57および弁体56が移動
し、弁体56がノズル54に押し付けられてそのノズル54を
閉止する。これにより、二次側減圧手段19の二次側出口
圧力が所定の圧力に保たれる。
【0053】二次側減圧手段19のノズル54が閉止される
と、一次側減圧手段18の一次側出口圧力が上昇し、この
一次側出口圧力によりダイヤフラム25がスプリング24の
押す力に抗して弁閉塞方向に応動し、このダイヤフラム
25と一体にポペット23および弁体22が移動し、弁体22が
ノズル54に押し付けられてそのノズル54を閉止する。こ
れにより、一次側減圧手段18の一次側出口圧力が所定の
圧力に保たれる。
【0054】ところで、施工時やタンク2へのガス充填
時などに、配管やタンク2内に、砂粒やゴミなどの異物
が侵入した場合、その異物がガスの流通とともに移動し
てガス減圧調整器6のガス流入口15に到達すると、フィ
ルタ30で捕獲されるが、異物の一部にはフィルタ30を通
過するものもあり、この通過した異物が一次側減圧手段
18の閉止過程のノズル28と弁体22との間に噛み込むこと
がある。
【0055】このように、ノズル28と弁体22との間に異
物を噛み込むと、閉止性能が低下し、ガスが異物の周囲
の隙間を通じて漏れて一次側出口圧力が高くなるが、一
次側出口圧力が高くなればなる程、ダイヤフラム25を介
して弁体22をノズル28に強く押し付けることになるた
め、異物が弁体22内に強く押し込まれ、異物が押し込ま
れた周囲の弁体22の部分がノズル28に接触して閉止性能
を高め、ノズル28を確実に閉止できる。そのため、一次
側出口圧力が所定の圧力に保たれるとともに、この一次
側出口圧力が所定の圧力に保たれることで二次側出口圧
力も所定の圧力に保たれる。そして、ガス減圧調整器6
の二次側出口圧力を監視する保安機器では、二次側出口
圧力が所定の圧力にあることで、ガス減圧調整器6が正
常であると検知する。
【0056】さらに、図4(a) に示す弁体22の閉塞に近
い開放状態、図4(b) に示す弁体22の開放状態のときの
弁体22の元の形状に対して、図5に示すように、弁体22
の閉塞状態では、弁体22にノズル28が弾性的に食い込
み、そのノズル28に対して逃げるように、弁体22の周囲
がスプライン部35の凹状部分に弾性的に逃げ込むととも
に、弁体22の係止爪31の部分が係止孔34の外側の溝部36
a の部分に弾性的に逃げ込む。すなわち、ポペット23の
弁体22を嵌合する嵌合部33には、スプライン部35の凹状
部分および係止孔34の外側すなわち溝部36a の部分に、
ノズル28と圧接した弁体22が弾性的に逃げるのを許容す
る逃げ部Aを形成したので、ダイヤフラム25を介して弁
体22をノズル28に強く押し付けると、弁体22の一部がス
プライン部35の凹状部分に弾性的に逃げ込み、弁体22が
開いたときには、弁体22の弾性的に逃げた部分の反発力
で弁体22が元の形状に戻る際に、弁体22に食い込んだ異
物を弾き出すことができ、弁体22の表面を蘇生できる。
したがって、弁体22に異物が埋め込まれるのを低減し、
閉止性能を長期にわたって安定的に維持できる。
【0057】また、弁体22の寿命末期時には、弁体22の
表面にノズル28との接触形状に対応して円形状に異物が
埋め込まれて閉止性能が低下する。この状態では、弁体
22をノズル28に対してより強く押し付けることになる
が、ポペット23のストッパ部38がノズル体21の筒状部27
に当接することで押し付けが規制され、一次側出口圧力
が上昇し、二次側出口圧力も上昇する。そして、ガス減
圧調整器6の二次側出口圧力を監視する保安機器では、
二次側出口圧力が所定の異常圧力に高まると、ガス減圧
調整器6の故障や、寿命などの異常を検知して報知す
る。
【0058】以上のように、2段減圧式でその一次側減
圧手段18には、ノズル28を開閉する弁体22とダイヤフラ
ム25とを一体的に設け、このダイヤフラム25を介してガ
ス流路17側のガスの一次側出口圧力がポペット23を弁体
22の閉塞方向へ向けて押すように直接作用する構造を採
用したので、ノズル28と弁体22との間に異物を噛み込ん
でも、一次側出口圧力が高くなればなる程、ダイヤフラ
ム25を介して弁体22をノズル28に強く押し付け、弁体22
でノズル28を確実に閉止でき、したがって、一次側減圧
手段18の弁体22への異物の噛み込みに対して閉止性能を
長期にわたって安定的に維持できるようになり、二次側
出口圧力を安定させることができるとともに、保安機器
での二次側出口圧力の監視による寿命予測を正確に行な
うことができる。
【0059】さらに、一次側減圧手段18のノズル28、弁
体22、ポペット23、スプリング24およびダイヤフラム25
を、調整器本体11のガス流入口15に対して同軸上に配置
するので、一次側減圧手段18を小型にできるとともに、
この一次側減圧手段18を組み込んだ調整器本体11を小型
にできる。
【0060】また、前記実施の形態では、2段減圧式の
ガス減圧調整器6をバルク方式のガス供給方式に採用し
た例を示したが、図7の他の実施の形態に示すように、
複数本(または1本)のボンベ91をガス減圧調整器6の
ガス流入口15側に接続し、ガス減圧調整器6のガス流出
口16側をコック92を介してガスメータ7に接続するよう
に、一般家庭で多く使用されているガス供給方式の例に
適用しても、同様の作用効果を奏する。
【0061】また、図8の他の実施の形態を示すよう
に、ガス減圧調整器6を一次側のと二次側とを分離し、
一次側のガス減圧調整器6aをボンベ91の近くに配置する
とともに、二次側のガス減圧調整器6bをガスメータ7の
近くに配置するようにしてもよい。
【0062】図9に一次側のガス減圧調整器6aを示し、
前記実施の形態の一次側減圧手段18の構造と同様である
が、調整器本体11として一次側ケース13との間でダイヤ
フラム25の周縁部を気密に保持するケース101 が備わ
り、このケース101 にはガス流出口102 が形成される。
そして、ガス流入口15、ノズル28、弁体22、ポペット2
3、スプリング24、ダイヤフラム25およびガス流出口102
が同軸上に配置される。
【0063】図10に二次側のガス減圧調整器6bを示
し、前記実施の形態の二次側減圧手段19の構造と同様で
あるが、調整器本体11として本体ケース12のガス流路17
側に気密に取り付けられるケース111 が備わり、このケ
ース111 にはガス流入口112 が形成される。
【0064】そして、一次側のガス減圧調整器6aおよび
二次側のガス減圧調整器6bは、前記実施の形態の一体型
のガス減圧調整器6と同様の作用効果を奏する。
【0065】なお、バルク方式において、タンク2の近
くに一次側のガス減圧調整器6aを配置し、ガス供給先で
あるガスメータ7の近くに二次側のガス減圧調整器6bを
配置することもできる。
【0066】また、ガス減圧調整器6aは、二次側のガス
減圧調整器6bと組み合わせて使用することなく、単段減
圧式用として単独で使用することもできる。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載のガス減圧調整器によれ
ば、ノズルを開閉する弁体を支持した弁支持体とダイヤ
フラムとを一体的に設け、このダイヤフラムに対してガ
ス流出口側のガスの圧力が弁支持体を弁体の閉塞方向へ
向けて押すように直接作用する構造を採用したので、ノ
ズルと弁体との間に異物を噛み込んでも、ガス流出口側
の圧力が高くなればなる程、ダイヤフラムを介して弁体
をノズルに強く押し付け、弁体でノズルを確実に閉止で
き、したがって、弁体への異物の噛み込みに対して閉止
性能を長期にわたって安定的に維持できるようになり、
ガス流出口側の出口圧力を安定させることができるとと
もに、例えば保安機器での出口圧力の監視による寿命予
測を正確に行なうことができる。
【0068】請求項2記載のガス減圧調整器によれば、
請求項1記載のガス減圧調整器の効果に加えて、ガス流
入口、ノズル、弁体、弁支持体、スプリング、ダイヤフ
ラムおよびガス流出口を同軸上に配置するので、小型に
できる。
【0069】請求項3記載のガス減圧調整器によれば、
2段減圧式でその一次側減圧手段には、ノズルを開閉す
る弁体を支持した弁支持体とダイヤフラムとを一体的に
設け、このダイヤフラムに対してガス流路側のガスの一
次側出口圧力が弁支持体を弁体の閉塞方向へ向けて押す
ように直接作用する構造を採用したので、ノズルと弁体
との間に異物を噛み込んでも、一次側出口圧力が高くな
ればなる程、ダイヤフラムを介して弁体をノズルに強く
押し付け、弁体でノズルを確実に閉止でき、したがっ
て、一次側減圧手段の弁体への異物の噛み込みに対して
閉止性能を長期にわたって安定的に維持できるようにな
り、二次側出口圧力を安定させることができるととも
に、例えば保安機器での二次側出口圧力の監視による寿
命予測を正確に行なうことができる。
【0070】請求項4記載のガス減圧調整器によれば、
請求項3記載のガス減圧調整器の効果に加えて、一次側
減圧手段のノズル、弁体、弁支持体、スプリングおよび
ダイヤフラムを、調整器本体のガス流入口に対して同軸
上に配置するので、一次側減圧手段を小型にできるとと
もに、この一次側減圧手段を組み込んだ調整器本体を小
型にできる。
【0071】請求項5記載のガス減圧調整器によれば、
請求項1ないし4いずれか記載のガス減圧調整器の効果
に加えて、弁支持体の弁体を嵌合する嵌合部に、ノズル
と圧接した弁体が弾性的に逃げるのを許容する逃げ部を
形成したので、ダイヤフラムを介して弁体をノズルに強
く押し付けると、弁体の一部が嵌合部の逃げ部に弾性的
に逃げ込み、弁体が開いたときには、弁体の弾性的に逃
げた部分の反発力で弁体が元の形状に戻る際に、弁体に
食い込んだ異物を弾き出すことができ、弁体に異物が埋
め込まれるのを低減し、閉止性能を長期にわたって安定
的に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すガス減圧調整器の
断面図である。
【図2】同上ガス減圧調整器の平面図である。
【図3】同上ガス減圧調整器の正面図である。
【図4】同上弁体の開放状態を示し、(a) は弁体および
嵌合部の側面図、(b)(c)は弁体部分の断面図である。
【図5】同上弁体の閉塞状態を示し、(a) は弁体および
嵌合部の側面図、(b) は弁体部分の断面図である。
【図6】同上ガス減圧調整器の使用状態の説明図であ
る。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すガス減圧調整器
の使用状態の説明図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態を示すガス減圧
調整器の使用状態の説明図である。
【図9】同上一次側のガス減圧調整器の断面図である。
【図10】同上二次側のガス減圧調整器の断面図であ
る。
【図11】従来のガス減圧調整器の断面図である。
【符号の説明】
6 ガス減圧調整器 11 調整器本体 15 ガス流入口 16 ガス流出口 17 ガス流路 18 一次側減圧手段 19 二次側減圧手段 22 弁体 23 弁支持体としてのポペット 24 スプリング 25 ダイヤフラム 28 ノズル 33 嵌合部 37 連通路 102 ガス流出口 A 逃げ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流入口およびガス流出口を有する調
    整器本体と、 この調整器本体のガス流入口とガス流出口との間に設け
    られたノズルと、 このノズルを閉塞可能とする弁体を支持し、この弁体で
    ノズルを開閉する方向に移動可能に設けられるととも
    に、弁体の開放によってノズル側とガス流出口側とを連
    通する連通路が設けられた弁支持体と、 この弁支持体を弁体の開放方向へ向けて押すスプリング
    と、 前記弁支持体に一体的に設けられ、一側面が大気中に連
    通されるとともに他側面がガス流出口に連通され、ガス
    流出口側のガスの圧力が弁支持体を弁体の閉塞方向へ向
    けて押すように直接作用するダイヤフラムとを具備して
    いることを特徴とするガス減圧調整器。
  2. 【請求項2】 ガス流入口、ノズル、弁体、弁支持体、
    スプリング、ダイヤフラムおよびガス流出口が同軸上に
    配置されていることを特徴とする請求項1記載のガス減
    圧調整器。
  3. 【請求項3】 ガス流入口およびガス流出口を有すると
    ともに、これらガス流入口およびガス流出口に通じるガ
    ス流路を有する調整器本体と、 前記ガス流入口からガス流路に流入するガス圧力を所定
    の一次側出口圧力以下に減圧する一次側減圧手段と、 前記ガス流路からガス流出口に流出するガス圧力を前記
    一次側出口圧力より低い所定の二次側出口圧力以下に減
    圧する二次側減圧手段とを具備し、 前記一次側減圧手段は、 前記ガス流入口とガス流路との間に設けられたノズル
    と、 このノズルを閉塞可能とする弁体を支持し、この弁体で
    ノズルを開閉する方向に移動可能に設けられるととも
    に、弁体の開放によってノズル側とガス流路側とを連通
    する連通路が設けられた弁支持体と、 この弁支持体を弁体の開放方向へ向けて押すスプリング
    と、 前記弁支持体に一体的に設けられ、一側面が大気中に連
    通されるとともに他側面がガス流路に連通され、ガス流
    路側のガスの一次側出口圧力が弁支持体を弁体の閉塞方
    向へ向けて押すように直接作用するダイヤフラムとを有
    していることを特徴とするガス減圧調整器。
  4. 【請求項4】 一次側減圧手段のノズル、弁体、弁支持
    体、スプリングおよびダイヤフラムは、調整器本体のガ
    ス流入口に対して同軸上に配置されていることを特徴と
    する請求項3記載のガス減圧調整器。
  5. 【請求項5】 弁支持体は、弁体が嵌合される嵌合部を
    有し、この嵌合部に、ノズルと圧接した弁体が弾性的に
    逃げるのを許容する逃げ部が形成されていることを特徴
    とする請求項1ないし4いずれか記載のガス減圧調整
    器。
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