JP2006137610A - シート排紙装置 - Google Patents

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賢 渡辺
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Abstract

【課題】シートの仕分け機能を有しない排紙トレイしか備えていないシート排紙装置において、簡単にシートの仕分け機能を得る手段を提供すること。
【解決手段】シートの仕分け機能を有しない既存の排紙トレイ10上に、シートの仕分け機能を有する可動トレイ16を着脱可能にした。
【選択図】図1

Description

この発明は、シート仕分け装置およびシート排紙装置に関する。
プリンタなどの画像形成装置から排出されるシートをシートの搬送方向と直交する方向に所定ストローク量だけシートを往復移動させて排紙することによりシートを仕分けする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
上記の公開技術では、シートを往復移動させるシート仕分け装置の主要部が一対のローラを含む枠体全体及び駆動機構から構成され、このシート仕分け装置は画像形成装置の一部として一体的に構成されている。さらに、該シート後処理装置内において、シート仕分け装置は最上流側に位置する受け入れローラと最下流側に位置する排紙トレイとの中間部に設けられている。
かかる構成では仕分けを必要としないときにはシートの往復動を停止させてシートを当該仕分け装置を経由させて排紙トレイに送り出すことになると考えられるが、当該仕分け装置を経由する分だけ搬送距離を必要とし、排紙時間も多くかかる。
一方、仕分けを必要とするジョブと仕分けを必要としないジョブが混在するユーザにおいては、仕分けを必要とするジョブの場合にはシートの往復動手段を機能状態にして排紙し、仕分けを必要としないジョブの場合にはシートの往復動手段を停止させて排紙すればよいが、当初は仕分けを必要としないジョブしか行なわないということで仕分け機能を有しない排紙トレイを購入したユーザにおいて、その後、仕分けジョブを行なうニーズが生じた場合、新たに、シートの往復動手段を内蔵した大掛かりなシート後処理装置を購入しなければならない。
一方、所謂ドギーテール機能を有する排紙トレイを具備した用紙後処理装置に係る技術が開示されている(例えば特許文献2参照)が、この技術においても仕分け機能部が用紙後処理装置の一部として構成されているため、シートの仕分けのみを行なうユーザにおいても、ステープルユニットなど用紙の後処理機能を付帯装備している大掛かりな後処理装置を装備することを強いられる。
特開平8−91677号公報 特開平8−143211号公報
本発明は、シートの搬送距離を可及的に短縮できるとともにシートの仕分けを簡単に可能にすることができるシート仕分け装置及びシート排紙装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を達成するため、以下の構成とした。
(1).排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、前記可動トレイを前記往復動させる駆動手段を有し、前記排紙ローラから排出されるシートを受けるトレイであってシート搬送方向と直交する方向に移動しない排紙トレイの上部に着脱可能であると共に外部からの入力情報に応じて前記駆動手段を動作させて前記可動トレイの位置を設定することとした(請求項1)。
(2).排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、前記排紙ローラから排出されるシートを受けるトレイであってシート搬送方向と直交する方向に移動しない排紙トレイに対し前記可動トレイを支持するベースが着脱可能であり、前記排紙トレイに対する前記ベースの着脱手段が、前記ベースと前記排紙トレイ間に設けられた、上下方向に開放された凹部とこの凹部に上下方向から係合可能な凸部との組み合わせからなることとした(請求項2)。
(3).排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、前記可動トレイのシート搬送方向と直交する方向の略中央部に前記可動トレイの駆動手段を設け、シート搬送方向と直交する方向の少なくとも操作部側の側端部を前記略中央部よりも低くした(請求項3)。
(4).排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、前記可動トレイの駆動手段は、カム装置を有し、該カム装置は、可動トレイと対向する前記ベースの上面に固定されているモータと、偏心した位置で前記モータの駆動軸に固定されている円板状のカムと、前記カムを回転可能に支持しつつ前記可動トレイの案内部により案内される摺動部材とを有することとした(請求項4)。
(5).(4)記載のシート仕分け装置において、前記可動トレイは前記シート搬送方向と直交する方向にのみ移動可能に前記ベースに支持されていることとした(請求項5)。
(6).排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、前記可動トレイ及び前記排紙トレイの各シート受け面は、シート搬送方向の下流側に進むにつれて高くなる上向きの傾斜面を有しこの傾斜面は、前記可動トレイの傾斜面上での任意の位置におけるシート搬送方向の傾斜角度は当該任意の位置に対応する前記排紙トレイの傾斜面の位置におけるシート搬送方向の傾斜角度よりも大きくした(請求項6)。
(7).排紙トレイ及び排紙ローラを具備しているシート排紙装置において、請求項1ないし6の何れか1つに記載のシート仕分け装置を前記排紙トレイの上部に着脱可能とした(請求項7)。
(8).排紙トレイ及び排紙ローラを具備しているシート排紙装置において、前記排紙トレイ上部であってシート搬送方向下流側端部にシート仕分け装置が着脱可能に装着されると共に、前記排紙トレイ上には前記シート仕分け装置の代りに、前記排紙ローラよりもシート搬送方向下流側にシートを搬送するための中継搬送装置を着脱可能とした(請求項8)。
(9).(8)記載のシート排紙装置において、少なくとも、前記シート仕分け装置又は前記中継搬送装置の何れの装置が装着状態にあるかにより、操作部における操作情報の切り換えが行なわれるように制御を行なう制御手段を有することとした(請求項9)。
(10).(9)記載のシート排紙装置において、前記シート仕分け装置及び前記中継搬送装置はそれぞれ互いに接続状態の異なるコネクタ端子を具備したコネクタを有し、前記制御手段は当該シート排紙装置側に設けられ、これらの何れのコネクタとも連結され得る連結器と電気的に接続され得ることとした(請求項10)。
(11).シートを排出する排紙ローラとこの排紙ローラから排出されたシートを受ける排紙トレイを具備したシート排紙装置において、前記排紙ローラから排出されたシートの排出方向端部を揃える略鉛直方向の立壁と、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動する着脱可能な可動トレイを有すると共に、この立壁の上部を該立壁の上方で覆うガイド部材を有することとした(請求項11)。
(12).(11)記載のシート排紙装置において、前記ガイド部材を着脱可能とした(請求項12)。
(13).排紙ローラから排出されるシートを、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイで受け、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうようにしているシート排紙装置において、前記シートの搬送方向と直交する方向の前記可動トレイの位置を検知する検知手段と、この検知手段からの検知情報に基づいて、前記可動トレイのシートの仕分けを終了した前記可動トレイを、操作部側で停止させるように制御する制御手段を有することとした(請求項13)。
(14).排紙ローラから排出されるシートを、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイで受け、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうようにしているシート排紙装置において、前記可動トレイを、前記操作部側と反対側から最初のシートを受けるように制御する制御手段を有することとした(請求項14)。
(15).(13)又は(14)記載のシート排紙装置において、前記検知手段は、前記可動トレイの往復動動作と同期して回転する円板状の回転体が外周に沿って半周分の領域に設けられたマスク板と、このマスク板を跨ぐようにして不動部材に設けたセンサとの組み合わせにより構成した(請求項15)。
(16).(7)ないし(15)の何れか1つに記載のシート排紙装置は、シートに画像を形成する画像形成手段を具備していることとした(請求項16)。
請求項1記載の発明では、可動トレイをシートの搬送方向と直交する方向に往復動させる制御手段をシート排紙装置単独で具備していないので、より小型にかつ、簡単な構成にすることができた。
請求項2記載の発明では、シート排紙装置の一部であるベースを簡単に排紙トレイに位置を特定して着脱可能であり、正しい位置に装着することができる。
請求項3記載の発明によれば、可動トレイ上のシートを操作部側から容易に取り出すことができる。また、装置の大型化を免れることができる。
請求項4記載の発明では、可動トレイを駆動するカム装置を簡単な手段により構成することができる。
請求項5記載の発明では、可動トレイの移動方向が規制されるので、カム装置により可動トレイの往復動作が可能とし、また、可動トレイ上での仕分けが適正に行なわれる。請求項6記載の発明では、可動トレイ上に良好なシートの整列状態を得ることができる。
請求項7記載の発明では、シート仕分け装置を排紙トレイ上に装着してシートの搬送距離は可及的に短縮し、シートの仕分けを簡単に可能にすることができる。
請求項8記載の発明によれば、シート仕分け装置に代えて装着した中継搬送装置を介して任意のシート後処理装置にシートを排紙することができ、種々の処理に適合させることができる。
請求項9記載の発明では、シート仕分け装置、中継搬送装置等の装着状態に応じて自動的に操作部の表示が切り換わるので、オペレータはその表示内容に従い適切な操作情報を指示することが可能となる。
請求項10記載の発明では、コネクタの接続状態により簡単に中継搬送装置、シート仕分け装置等の装着状況を識別することができる。
請求項11記載の発明では、排紙ローラから排紙されるシートの後端部を確実に案内して可動トレイ上に送り出すことができる。
請求項12記載の発明では、ガイド部材を必要に応じて使用することができる。
請求項13記載の発明では、可動トレイ上のシート束の取り出しが容易となる。
請求項14記載の発明では、一番下のシート束が操作部側に突出した状態となるので、この一番下のシート束を掴みさえすれば、可動トレイ上に仕分けされたシート束の全体を掴み出すことができ、取り出し操作が簡単にできる。
請求項15記載の発明では、検知手段により可動トレイの往復動位置を簡単に検知して、シートの排紙態様に応じて可動排紙トレイの位置を制御することができる。
請求項16記載の発明では、画像形成機能を有するシート排紙装置について、簡単にシート仕分け機能を付加することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
[1]シート排紙装置の例
シート排紙装置としてはシートの排紙のみを行なう単能の機械装置が含まれるが、本例では、図2により画像形成手段を具備したシート排紙装置の概略の構成を説明する。シート排紙装置1は全体として箱形の形状をしており、下から下段部1D、中段部1M、上段部1Uの3つの略箱型をしたユニットを積み上げたような構成からなっている。
下段部1Dには紙面に対して垂直方向に引き出し可能であり、異なる種類のシートを収容した給紙カセット3が上下方向に配置されている。この例では、最上段の給紙カセット3にだけシートPが収容されている。これら4つの給紙カセット3には、回転によりシートPを1枚分離して右方に送り出す給紙ローラ3aが付帯されている。これら給紙カセット3の各右方には上方に延びる縦搬送路2が構成されている。縦搬送路2には間隔をおいて搬送ローラ2aが設けられている。
これらの構成により、給紙ローラ3aから送り出されたシートPを、縦搬送路2を経て上方の中段部1Mに送ることができる。中段部1Mには画像形成部4と本体部5が設けられている。画像形成部4は縦搬送路2の略上方に位置する箱形の構造体からなる。本体部5は、画像形成部4の下部左側面部に一体的に構成された略箱形の構造体からなり、給紙カセット3の上方に位置を占めている。
画像形成部4には、搬送経路2の延長上、下から上へ進む順に、レジストローラ6、画像形成手段7、定着手段8、排紙ローラ9が設けられ、排紙ローラ9から紙面に対して左方、つまり本体部5上に向かうシート搬送方向Aにシートが送り出されるようになっている。
本体部5内にはこのシート排紙装置1を駆動するための電源、シート排紙装置1を制御する制御手段、レーザー書き込み手段などが設けられている。レジストローラ6は縦搬送路2より送られてくるシートPを、画像形成手段7における転写のタイミングに合わせて送り出すように制御される。
画像形成手段7は、感光体ドラム及び該感光体ドラムのまわりに設けられた帯電手段、現像手段、転写手段、感光体クリーニング手段などからなり、公知の電子写真法を利用したプロセスにより感光体上にトナー像が形成され、このトナー像が転写手段によってシートPに転写され、定着手段8に向けて送り出されるようになっている。
図2、図3において、定着手段8を通過する間に定着を終えたシートPは排紙ローラ9よりシート搬送方向Aに送り出され、排紙トレイ10上に落下する。排紙トレイ10は、本体部5の上面部からなり、この排紙トレイ10は、シート搬送方向Aの下流側に進むにつれて高くなる傾向の傾斜面10aと、この傾斜面10aのシート搬送方向Aの上流側端部であって排紙ローラ9の略直下にて鉛直方向の壁として構成されている立壁10bと、この傾斜面10aのシート搬送方向Aの下流側に続く水平面10c等からなる。
図2において、画像形成部4の上部には、排紙トレイ10上にオーバーハングするようにして画像読み取り部11が設けられている。図2では煩雑さを避けるため図示を省略しているが、画像読み取り部11の支持強度を増すために、図3〜図5に示すように画像読み取り部11と本体部5との間には支持壁12が設けられている。なお、図1、図9〜図29でも支持壁12は図の煩雑さを避けるために図示を省略している。
画像読み取り部11の上面部は読み取り用の原稿を載置するための原稿台になっていて、図4に示すように圧板21が設けられている。画像読み取りに際しては、図2において、この原稿台上に原稿を載置し、移動光源11a、レンズ11b、撮像素子11c等からなるスキャナーにより原稿を読み取る。読み取られた情報は後述するCPU(図16参照)に格納され、この読み取り情報に基づいて本体部5内のレーザー書き込み手段により画像形成手段7の感光体へ画像を書き込むことができる。
図3において、排紙ローラ9から送り出されるシートのシート搬送方向Aと水平面内で直交する方向をB方向とする。このB方向は図2では紙面を貫く方向に相当する。図2、図3において、排紙ローラ9からシート搬送方向Aに向けて送り出されたシートPは傾斜面10a上に落下し、落下したシートPは傾斜面に沿って搬送方向上流側に滑り、該シートPの上流側端部が立壁10bに突き当てられて停止する。次に送られてくるシートPも同様にして傾斜面10a上に落下し、このような繰返しにより傾斜面10a上にはシートPが仕分けされることなく重ね状態で整列されていく。
図4において、画像読み取り部11のB方向側の一端部はひさし状に突出していて、この突出部の上面に当該シート排紙装置1を操作するためのスイッチや操作情報等を表示する操作部13が配置されている。本体部5の、シート搬送方向Aでの下流側の端部には後述するシートの後処理装置39(図28参照)が設けられることがあるので、排紙トレイ10上に整列されたシートを取り出す場合、オペレータは通常、この操作部13に向かって立ち、シートの取り出し作業を行なう。
このシート取り出し作業がしやすいように、図3に示すように操作部13側の排紙トレイ10の上面部の一部は下方にえぐられ凹部14が形成されている。最後のシートが排紙トレイ10上に排紙された後、排紙トレイ10上に整列されているシートは、図3に示す凹部14に手をさし込むことにより容易に掴み出すことができる。
このようなシート排紙装置1において、排紙ローラ9から排出されるシートを仕分ける必要が生じた場合、図1に示すようにシートの仕分け機能を有するシート仕分け装置16を排紙トレイ10上の上部に装着する。シート仕分け装置16は排紙トレイ10上に着脱可能であるので、必要に応じて排紙トレイ10から取り外すことも簡単にできる。図3においてシート搬送方向Aの下流側であって水平面10cの操作部13側に設けた段部5aはベース17の着脱手段の一部である。また、支持壁12の内側であって、段部5aに略対向する部位に設けた段付ねじ15もベース17の着脱手段の一部である。
[2]シート仕分け装置の例
図1、図4は、図1、図3に示す排紙トレイ10の上部にシートの仕分け機能を有するシート仕分け装置16を装着した状態を示している。図1、図4において、シート仕分け装置16はベース17の上に可動トレイ18が配置され、また、ベース17と可動トレイ18との間には駆動手段22(図10参照)が設けられ全体として一体的に構成されている。
なお、駆動手段22は図9に示すようにベース17と可動トレイ18とにより覆われるようにして設けられているので、図1、図4等外観図では示されていない。この駆動手段22により、可動トレイ18はシートの仕分けに必要な所定のストローク量だけB方向に往復動可能である。
シート仕分け装置16の外観を図6に示す。可動トレイ18の、シート搬送方向Aの上流側端部には鉛直方向に立壁18aが形成されている。シート仕分け装置16を排紙トレイ10上に装着した状態では、可動トレイ18の立壁18aは排紙トレイ10の立壁10bにB方向に平行して隣接配置された状態となる。
可動トレイ18の上面部は、立壁18aと、立壁18aの下部よりシート搬送方向Aの下流側に進むにつれて高くなる傾向の上向きの傾斜面18Aと、この傾斜面18Aに続く水平面18C等からなる。
図6において、シート仕分け装置16を、B方向の中央部で切断線C―Cに沿って切断したときの断面図を図7に示す。図7において、可動トレイ18の裏側には該可動トレイ18と一体に2つのガイド板18b、18cが間隔をおいてB方向と平行つまり、立壁18aと平行に設けられている。これらのガイド板18b、18cはB方向(紙面を貫く方向)に長さを有し、下端面はベース17に軸支されたコロ17a、17bに当接している。
コロ17a、17bは図7における紙面を貫く方向に複数個設けられていて、可動トレイ18の荷重を受け、可動トレイ18がB方向(紙面を貫く方向)へ往復動する際に回転して可動トレイ18の移動抵抗を軽減する。
可動トレイ18の裏側には、下端部がL字状に折曲されていて、折曲部がそれぞれ外向きとなるように構成されたガイド板18d、18eが該可動トレイ18と一体に設けられている。ガイド板18c、18dの各下端折曲部はそれぞれベース17に形成された被ガイド部17c、17dに摺動可能に係合しており、可動トレイ18の浮きを防止するとともに、可動トレイ18がB方向にのみ可動なように移動方向を規制している。
このように移動方向が規制されることにより、可動トレイ18上でのシートの仕分けが適正に行なわれるとともに、後述するようにカム装置具備の駆動手段22による可動トレイ18の往復動作が可能となる。
図7において、ベース17について、シート搬送方向Aでの下流側端部であって、操作部13と反対側(紙面を貫く奥側)の壁部には下部が開放された逆U形状の凹部19が形成されている。また、図6において、ベース17の操作部13側、かつ、シート搬送方向Aの下流端側壁部には、段状に切り欠かれた形状の凹部20が形成されている。図8に示すように段付きねじ15の段部の径d1は凹部19の径に嵌合し得る大きさに形成されている。
シート仕分け装置16を構成しているベース17を排紙トレイ10上に装着するとき、図8に示すように凹部19を段付きねじ15(図3参照)の段部に係合させ、同時に図4に示すように凹部20を段部5a(図3参照)にそれぞれ係合させる。
このような係合により、排紙トレイ10上でのベース17の位置、ひいてはシート仕分け装置16の位置が特定される。凹部19と段付きねじ15及び凹部20と段部5aの各組み合わせは、上下方向に開放された凹部とこの凹部に上下方向から係合可能な凸部との組み合わせを構成しており、これらの部材や形状部は排紙トレイ10に対してベース17を上方から簡単に着脱でき、位置も定めることができる着脱手段を構成している。
この着脱手段により、ベース17ひいてはシート仕分け装置16を簡単に排紙トレイ10上の所定位置に着脱可能となる。この着脱手段による装着状態において、可動トレイ18の移動方向をシート搬送方向と直交する関係、かつ、立壁18aを立壁10bに隣接して、排紙ローラ9から排紙されるシートPを良好に受け得るような関係位置を定め得る。これにより、シート仕分け装置16を良好に仕分けが行なわれる所定の位置に簡単に位置決めできる。
コンパクトな一体的な構成となっているシート仕分け装置16は、着脱手段を介して排紙トレイ10の上部に簡単に装着することができる。この装着状態で排紙ローラ9から排紙されたシートが可動トレイ18に排紙される。
可動トレイ18における整列の原理は前記排紙トレイ10における場合と同様である。排紙ローラ9から排紙されたシートPは、傾斜面18A上に落下し、落下したシートPは重力により傾斜面18Aに沿って搬送方向Aの上流側に滑り、該シートPの排出方向端部つまり上流側端部が立壁18aに突き当てられて停止し、揃えられる。
排紙ローラ9から排紙されるシートの仕分けを行なう場合、予め可動トレイ18をB方向の操作部13側に移動させておきこの移動位置で所定枚数のシートPを受け、次いで、可動トレイ18をB方向の操作部13側と反対側に移動させこの移動位置で所定枚数のシートPを受ける、という動作を行なうことにより可動トレイ18上に所定枚数毎のグループでシートを仕分けることができる。このようにしてシートPが仕分けられた状態を図5、図9に示す。
これらの図で、最初に仕分けられたグループのシートをP1、次に仕分けられたグループのシートをP2…とすれば、P1、P2、P3…のように仕分けられる。これら図5、図9に示すように、仕分けられた各グループのシートは立壁18aにより可動トレイ18上に正しく整列される。
可動トレイ18の立壁18aと排紙トレイ10の立壁10bとは近接した位置にある。可動トレイ18、排紙トレイ10共に排紙ローラ9から排紙されるシートを受けるのであるから、排紙トレイ10にシートを受ける場合と可動トレイ18にシートを受ける場合とでシートの搬送距離は変わらず、従来技術におけるように排紙ローラから距離をあけて可動トレイを設ける場合と比べて、シートの搬送距離は可及的に短縮されているので、シートの仕分けモードにおける処理時間が短縮される。
図6においてシート仕分け装置16を、駆動手段22が設けられた部位を通る切断線D―Dに沿って切断したときの断面を図9に示す。図9において、駆動手段22は、可動トレイ18のシート搬送方向Aと直交するB方向の略中央部に設けられている。さらに、駆動手段22は鉛直方向にある程度の高さを有しているので可動トレイ18のうち、高さが高い水平面18C相当の部位であって、B方向の中央部に配置される。このように駆動手段22を中央部に配置すれば、B方向の少なくとも操作部13側の側端部を中央部よりも低くしてもシートPを受けることについて問題はない。
本例では、操作部13側、操作部13と反対側の両方について、可動トレイ18のB方向の側端部を高さhだけ低くしている。操作部13と反対側の部位は支持壁12があるので操作部13と反対側からは可動トレイ18上のシートを取り出すことができず、シートの取り出しは専ら操作部13側からに限定される。よって、操作部13側について、記高さhだけ低くなった段差部から手を差し入れることができ、可動トレイ18上のシートPを容易に取り出すことができる。
なお、駆動手段22を上記例のようにB方向の中央部でなく例えば操作部13側寄りに設けた場合には、その部位からさらに操作部13側の部位にシート取り出し用の段差部領域を付加しなければならず、装置全体の大きさが大きくなってしまう。その点本例のように駆動手段22をB方向の中央部に設ければ、本来の可動トレイの範囲で段差部領域を設けることができるので装置の大型化を避けることができる。
駆動手段22について説明する。図9、図10において、この駆動手段22はベース17に設けたカム装置と、可動トレイ18と一体の案内部とからなる。カム装置はモータ23と、円板状のカム24と、摺動部材25を主な要素としている。なお、カム24には円板状の回転体26が一体に設けられている。
モータ23はベース17の上面であってB方向の中央部に固定されている。モータ23の回転軸23aはカム24の中心から偏心量Lだけずれた位置で該カム24に嵌合して固定されている。
ここで、回転体26の中心位置と回転軸23aの中心とは合致している。回転体26の外周に沿って半周分の領域にはマスク板27が設けられている。センサ28は間隔をおいて対向する発光部28aと受光部28bとを有し、発光部28aと受光部28bとの間にマスク板27が位置するように、マスク板27を跨ぐような配置でセンサ28は不動部材例えばベース17に固定されている。
このマスク板27とセンサ28とにより検知手段29が構成される。この検知手段29により可動トレイ18の往復動位置を検知することができる。摺動部材25は少なくとも一対の対向辺同士が平行な部位を有する板状体、本例では正方形をした板状部材からなり、中心部に穴25aが形成されている。この穴25aにカム24が摺動回転可能に嵌合しており、これにより摺動部材25はカム24を支持している。
図9、図11(a)、(b)に示すように可動トレイ18の裏面には案内部としての2つのリブ30、31が、シート搬送方向Aと平行に形成されていて、これらリブ30、31間に摺動部材25が摺動可能に嵌合している。
排紙トレイ10に装着された状態にあるシート仕分け装置16において、可動トレイ18は図7で説明したようにガイド板18b、18c、被ガイド部17c、17d等からなり、移動方向がB方向に規制されているので、モータ23を任意の一方向に回転させると、摺動部材25がリブ30、31に沿って摺動するとともに、図11(a)、(b)に示すようにカムの偏心量2×Lのストロークで可動トレイ18をB方向に往復動させられる。偏心したカムをモータ23に連結した機構により、制御が複雑となる正逆転モータを用いることなく、可動トレイ18を往復動させることができる。
このようにして可動トレイ18を往復動させたときには、図12に示すように可動トレイ18上に最初に仕分けられるグループのシートP1と次に仕分けられるグループのシートP2とのずれ量は2×Lとなる。
図4を参照するに、操作部13側と反対側には支持壁12があり、また、可動トレイ18上からみてシート搬送方向Aの上流側や下流側には画像形成部4、後処理装置39(図28参照)等があるためにシートの取り出し操作ができず、シートの取り出しは専ら、操作部13側に限定されている。また、そのような便に供するために、図9で説明したように可動トレイ18の操作部13側に、高さhの段部を形成して中央部よりも低くしてシート束を取り易くしている。
このような構成では、シートの仕分けを終了した時点で可動トレイ18を操作部13側で停止させるように制御すれば、シートの取り出しが容易となる。また、可動トレイ18上に最初のシートを受けるときには、予め可動トレイ18を操作部13側と反対側に位置させておき、この位置から最初のシートを受けるようにすれば、図5、図9、図12に示すように、可動トレイ18上の最下位のグループのシートを掴みさえすれば、その上のグループのシートを含めた全体のシートを容易に掴み出すことができる。
可動トレイ18の位置設定に係るこのような制御は、本体部5の内部に設けられた制御手段と、検知手段29を用いて行なう。制御手段は、図16に示すCPU32により構成されている。CPU32は、シート仕分け装置及びシート排紙装置等の全体制御をも行なうもので、ROM33からデータを入力し、RAM34との情報授受等を行ない、センサ28や連結器40からの信号を入力し、また、操作部13からの原稿枚数、コピー部数、仕分けの有無、ステープル処理、パンチ処理等に係る指示等を受けて操作部13における操作情報を切り換え表示したり、可動トレイ18の位置設定に係る外部からの入力情報として、これらの情報を駆動手段22に送り、モータ23の駆動を制御する等の制御を実行する。
図11において、カム24及び回転体26が矢印で示すように時計回りの向きに回転するものとするとき、図11(a)はマスク板27がセンサ28の発光部28aと受光部28bとの間を通過した直後、つまり受光部28bがオンの状態からオフの状態に切り換わるときの状態を示し、このとき可動トレイ18が最も操作側に位置するようにカム24の回転位置を調整する。
また、図11(b)はマスク板27がセンサ28の直前位置にある状態を示し、受光部28bがオフの状態からオンの状態に切り替わるときの状態を示し、このとき可動トレイ18が最も操作側と反対側に位置するようにカム24の回転位置を調整する。
従って、センサ28のオンあるいはオフへの切り換え状態をCPUで監視することにより、可動トレイ18が操作部13側に寄っている状態にあるか、或は操作部13側と反対側に寄っている状態にあるかを容易に判別することができる。
CPU32は、操作部13からの入力情報など画像形成の処理状況を把握しているので、可動トレイ18における仕分けの処理の終了時機を認識できる。よって、これらの情報を総合判断してシートの仕分けを終了した可動トレイを操作部13側で停止させるように制御できる。同様に、可動トレイ18を、操作部13側と反対側から最初のシートを受けるように制御できる。
本例では、シート仕分け装置16を使用してシートの仕分けを行なう場合、排紙ローラ9の高さは変えることなく、シート仕分け装置16を排紙トレイ10上に設けるのであるから、排紙トレイ10のシート受け面よりも可動トレイ18のシート受け面の高さが、シート仕分け装置16の高さ分、高くなる。このためシートの整列がわるくなるおそれがある。
各種の実験により、図13において、可動トレイ18の傾斜面18A上での任意の位置Q1におけるシート搬送方向の傾斜角度θ1を当該任意の位置Q1に対応する排紙トレイ10の傾斜面10aの位置Q2におけるシート搬送方向の傾斜角度θ2よりも大きくすることとした。このようにすることにより、可動トレイ18の高さが排紙トレイ10の高さよりも高いにも拘わらず、可動トレイ18上に良好なシートの整列状態を得ることができた。
本例では、シート仕分け装置16を排紙トレイ10上に装着するとき、可動トレイ18の立壁18aの位置が、排紙トレイ10の立壁10bの位置よりもシート搬送方向Aの下流側にずれてしまう。このため、排紙トレイ10の立壁10bの位置を排紙ローラ9との関係で最適な排紙ローラ9直下の位置に設定しても、可動トレイ18の立壁18aは、排紙ローラ9の下流側にずれてしまい、用紙の種類によっては、シートの後端部が立壁18aを越えることができす、立壁18aにひっかかり、シートの整列に支障が生ずる場合があり得る。
その対策として、図14において立壁10bのB方向の位置に3箇所、目印及び装着の容易性を考慮して切り欠き部33を形成し、この切り欠き部33に着脱可能なガイド部材34を装着することとした。図15に示すように、ガイド部材34はさし込み可能な溝状部34cと、この溝状部34cを間にして対向するガイド部34aとクリック部34bとを有する。
ガイド部材34を装着するには、この溝状部34cを切り欠き部33に係合させかつ、クリック部34bの弾性を利用してきり欠き部33の下部の立壁10bに形成した凹部33aにクリック部34bを係合させる。この装着状態において、ガイド部34aは立壁10bの上部を該立壁18aの上方で覆う。
ガイド部34aは立壁18aの上方にオーバーハング状に位置し、該ガイド部34aのシート搬送方向A下流側の面は図中、左下がりの急斜面からなるガイド面を有する。このガイド面は立壁18aよりもシート搬送方向A下流側に位置し、シート後端部を確実に立壁18a内に案内する。なお、ガイド部34aは、立壁10bのうち、切り欠き部33が形成されていない部位の高さと同じ高さにするために切り欠き部33よりも高さKだけ高くしてある。
シート仕分け装置16を排紙トレイ10に装着するのに伴ない、このようにガイド部材34を立壁10bを利用して装着することにより、排紙ローラ9から排紙されるシートの後端部を確実に案内して立壁18aよりもシート搬送方向Aの下流側に送り、整列させることができる。ガイド部材34は立壁10bに対して着脱可能であるので必要に応じて装着、また取り外すことができる。
[3]中継搬送装置の例
図1、図2から明らかなように、シート仕分け装置16が装着されるシート排紙装置1は、該シート仕分け装置16が装着される部位の上方に画像読み取り部11が位置しているため、可動トレイ18上に載置される仕分けシートの量に制限がある。また、シート仕分け装置16はシート仕分け機能しか有しないため、ステープル処理を行なうことができない。
仕分けシート量を多量にしたり、ステープル処理を行なう等の要求を満足するために、本例では、本体部5のシート搬送方向下流端部に排紙装置を装着することができるようにした。この排紙装置としては、シートの仕分け機能を有する第2排紙装置や後処理装置等を挙げることができる。本体部5のシート搬送方向下流端部に第2排紙装置を装着した例を図19、後処理装置を装着した例を図20にそれぞれ示す。
図19に示した例を説明する。第2排紙装置35は大量に排紙されるシートを仕分けたいときにだけ用いられる。ステープル処理が必要なときには後処理装置を使用する。第2排紙装置35は本体部5のシート搬送方向Aの下流端部に着脱可能に装着されている。第2排紙装置35はシート搬送方向Aと直交するB方向に所定ストローク量だけ往復動してシートの仕分けを行なうことができる可動トレイ35aと、可動トレイ35aを駆動するためのシフト機構35b及び、可動トレイ35a上に積載されたシートの量に応じて該可動トレイ35aを上下動するための上下動機構からなる。このシフト機構35bとしては、図10、図11で説明した駆動手段を適用したものを用いることができるし、他のシフト機構を適用することもできる。可動トレイ35aは上下動できるので、シート仕分け装置16を使用する場合よりも多量のシートを積載することが可能となる。
第2排紙装置35を本体部5のシート搬送方向Aの下流端部に装着したときには、排紙トレイ10上にはシート仕分け装置16の代りに中継搬送装置38を装着する。中継搬送装置38の主たる機能は排紙ローラ9から排出されるシートを第2排紙装置35へ中継搬送することであり、副次的機能としてシートを積載する機能も備えている。
排紙ローラ9から排出されたシートは、中継搬送装置38内の進路の切換爪36により進路を2方向に切替えられる。一方の進路はコロを有する搬送路38a経て可動トレイ35aに至り、他の一方の進路は第2排紙ローラ38bを経てシフト機能を有しない排紙トレイ38cに至る。
図20において、後処理装置39は本体部5のシート搬送方向Aの下流端部に着脱可能に装着されている。後処理装置39はシートの積載量に応じて上下動する排紙トレイ39aと、シート束に対してステープル処理できるステープル装置を内蔵したシート処理部39bを有する。なお、排紙トレイ39aは、シート搬送方向と直交する方向に所定ストローク量だけ往復動してシート処理部39bを経たシート又はシート束の仕分けを行なうことができる。
後処理装置39を本体部5のシート搬送方向Aの下流端部に設けたことに伴ない、シート搬送のための排紙トレイ10上にシート仕分け装置16の代りに中継搬送装置38を装着する。排紙ローラ9から排紙されたシートは既に説明したように、切換爪36により進路を2方向に切り換えられ、後処理装置39又は排紙トレイ38cに送られる。
これらの例で、中継搬送装置38を排紙トレイ10上に着脱可能に位置決めして取付ける手段は、シート仕分け装置16を排紙トレイ10へ着脱可能に取付ける手段と共通であり、図3等で示した段部5aや段付きねじ15を利用して行なう。
このように、シート排紙装置1による排紙処理の態様は大別して、(一)排紙トレイ10を使用する態様、(二)シート仕分け装置16を装着して使用する態様、(三)中継搬送装置38と第2排紙装置35とをセットで装着して使用する態様、(四)中継搬送装置38と後処理装置39とをセットで装着して使用する態様、の4つの態様がある。これらの使用態様に応じて操作部13の表示内容が適宜切り換えられる。
上記(一)の場合には、CPU32は排紙トレイ10上にシート仕分け装置16や中継搬送装置38が装着されていないことから排紙トレイ10が使用されることを認識し、操作部13には仕分け処理及びステープル処理に係る操作情報を表示しない。
上記(二)の場合には、CPU32は排紙トレイ10上にシート仕分け装置16が装着されていることを認識し、操作部13に仕分け処理に係る操作情報を表示する。
上記(三)の場合には、CPU32は排紙トレイ10上に中継搬送装置38及びその下流に第2排紙装置35が装着されていることを認識し、操作部13に仕分け処理に係る操作情報を表示する。
上記(四)の場合には、CPU32は排紙トレイ10上に中継搬送装置38およびその下流に後処理装置39が装着されていることを認識し、操作部13に仕分け処理及びステープル処理に係る操作情報を表示する。
操作部13における操作情報の切り換えに係る具体例を図21、図22により説明する。図21は図4に示した操作部13を拡大して示したものである。図21において、操作部13には、液晶パネル13−1があり、この液晶パネル13−1の右隣りに相反する向きの矢印の表示からなるタッチスイッチ13−2a、13−2bが表示状態にある。
図中液晶パネル13−1の左下には仕分け処理か、ステープル処理かの選択を行なうための選択キー13−3がある。この選択キー13−3の表面には発光素子(LED)による発光表示部13−3aが設けられ、また、「ソーター/ステープル」と印字表示されている。
その他、図中、液晶パネル13−1の下方には両面モード指定キー、拡大/縮小の切り換えキー、用紙指定変倍キー、等倍指定キー、濃度調整キーなどが配置されている。
[1]
上記(一)のケースでは、液晶パネル13−1には、画像形成のための標準操作情報が表示されている。この標準操作情報の内容は、テンキー、処理枚数例えば、コピー枚数、用紙サイズ、変倍率などである。また、選択キー13−3は機能状態ではなく、発光表示部13−3aも非点灯状態を維持し、選択キー13−3を押しても液晶パネル13−1の標準操作情報の表示状態に変化はない。
[2]
上記(二)又は(三)のケースでは、選択キー13−3が機能状態になり、発光表示部13−3aが点灯状態になると共に、液晶パネル13−1が標準操作情報の表示状態から、図22(a)に示す表示状態に切り替わる。
図22(a)において、液晶パネル13−1が上下2つの欄に仕切られ、上欄の左側には選択キー13−3のタイトルである<ソート/ステープル>の文字が表示されると共に、タッチスイッチ13−2a、13−2bにより指示内容を選択できることを示すマーク13−1aが表示される。下欄の上部左側には「ソート」の文字と図形によるソート状態が表示され、下欄の上部右側には「スタック」の文字と図形によるスタック状態が表示される。選択表示マーク13−1aの選択により、「ソート」、「スタック」を切り換えることができる。シート仕分け装置16及び第2排紙装置35にステープル機能はないので、どのスイッチ操作によっても、ステープルの選択はすることができない。
下欄の下部右側には、「解除」、「OK」の各文字によるスイッチが表示される。ここで、通常の画像形成作業では、ソートモードを使用することが多いので、ソートモードが優先選択され、その状態を明示するために、下欄の上部左側の「ソート」の文字とソート状態を示す図形部分が白黒反転した反転表示状態となっている。スタックモードに切り換えるには、タッチスイッチ13−2bを押せばよい。スタックモードからさらにソートモードに戻すにはタッチスイッチ13−2aを押せばよい。
図22(a)に表示された画面において、操作情報を選択指定した後、この選択指定された条件を保持したままで、「OK」のスイッチを押せば、標準操作情報の表示状態に変わり、更なる条件の指定を行うことができるようになる。指定した条件を解除するには、「解除」のスイッチを押す。これにより指定した条件は解除され、標準操作情報の表示状態に変わる。
[3]
上記(四)のケースでは、何れも選択キー13−3が機能状態になり、発光表示部13−3aが点灯状態になると共に、液晶パネル13−1が標準操作情報の表示状態から、図22(b)に示す表示状態に切り替わる。
図22(b)における表示内容が図22(a)と異なる点は、下欄の左下に「ステープル」の文字によるタッチスイッチが追加表示されたことである。タッチスイッチ13−2bを押すことにより、「ステープル」の文字部が反転表示されてステープルモードが選択される。図22(a)におけると同様、ソートモードが優先選択され「ソート」の文字部が反転表示される。スタックモードにするには、タッチスイッチ13―2bを押す。
ステープルモードを解除するには、反転表示されている「ステープル」の文字部を押せば、反転表示が解除され、ステープル処理のない、ソートモードが優先選択された状態になる。スタックモードにするには、タッチスイッチ13―2bを押す。
図22(b)に表示された画面において、操作情報を選択指定した後、「OK」のスイッチを押せば押す前に選択指定された条件を保持したままで、画面表示が標準操作情報の表示状態に変わり、更なる条件の指定を行うことができるようになる。指定した条件を解除するには「解除」のスイッチを押す。これにより指定した条件は解除されて標準操作情報の表示状態に変わる。
このように、CPU32は、排紙トレイ10上にシート仕分け装置16又は中継搬送装置38が装着状態にあるか、何れも装着状態にない、等の状態を認識することによりにより操作部13における操作情報の自動切り換えを行なう。
このような自動切り換えを行うため、図17(a)に示すようにシート仕分け装置16には該シート仕分け装置のモータ23、センサ28と接続されたラインの先端部にコネクタ41を設け、また、図17(b)に示すように、中継搬送装置38には該中継搬送装置の駆動や制御にかかるラインの先端部にコネクタ42を設けている。
これらのコネクタ41、42は連結器40と連結することができる。一方、連結器40は前記図16で説明したようにCPU32と接続されている。例えば、シート仕分け装置16をシート排紙装置1に装着したときにはコネクタ41を連結器40に連結する操作がなされる。また、中継搬送装置38がシート排紙装置1に装着されたときには、コネクタ42を連結器40に連結する操作がなされる。
CPU32はコネクタ41、42の何れも連結器40に連結されていないときは上記(一)の状態にあることを認識し、コネクタ41が連結器40に連結されているときは上記(二)の状態にあることを認識し、コネクタ42が連結器40に連結されているときは上記(三)又は(四)の状態にあることを認識する。上記(三)の状態は第2排紙装置35により仕分け処理が可能な状態であり、上記(四)の状態は、後処理装置39により仕分け処理とステープル処理が可能な状態である。
上記(三)の状態か、上記(四)の状態かを識別するために、上記連結器40と別に図示しない補助連結器を設けると共に、第2排紙装置35及び、後処理装置38にはそれぞれ上記補助連結器と接続可能な補助コネクタを用意しておく。CPU32は、上記補助連結器に対する上記各補助コネクタの何れが接続されたかの接続状態により、上記(三)の状態か上記(四)の状態かを識別する。
例えば、第2排紙装置と一体的な上記補助コネクタが上記補助連結器と連結状態にあればCPU32は上記(三)の状態を認識し、後処理装置39と一体的な上記補助コネクタが上記補助連結器と連結状態にあれば上記(四)の状態を認識する。これらの認識に基く識別結果に応じて操作情報を切り換える。上記認識を可能にするための補助連結器及び上記各補助コネクタの端子の配列や結線状態は、図18により説明する連結器40とコネクタ41,42などに準じた内容とすることができる。
図18において、連結器40はT1、T2、T3、T4の4つの端子を有し、これらの何れの端子もCPU32に接続されている。一方、中継搬送装置38のコネクタ42はt1、t2、t3、t4の4つのコネクタ端子を有し、コネクタ端子t1とコネクタ端子t2とが予め短絡されていて認識部を構成している。また、シート仕分け装置16のコネクタ41は4つのコネクタ端子t1'、t2'、t3'、t4'のうち、コネクタ端子t1'とコネクタ端子t3'とが予め短絡されていて認識部を構成している。
よって、CPU32は、コネクタ端子T1を介して出力した信号がコネクタ端子T2を経て入力されたときには、中継搬送装置38が装着されていると認識できるし、コネクタ端子T1を介して出力した信号がコネクタ端子T3を経て入力されれば、シート仕分け装置16が装着されているものと認識できる。
なお、コネクタ端子T4はコネクタ端子t4やコネクタ端子t4'と接続されることにより、情報の授受や電源の入力に使用される。他の図示しないコネクタ端子についても同様である。さらに、連結器40に何れのコネクタの接続もないときには、シート仕分け装置16、中継搬送装置38の何れも装着されていないものとして、CPU32は、排紙トレイ10が使用される状態となっているものと認識できる。
以上に述べた例では、排紙トレイ10の上方に画像読み取り部11が位置し、排紙トレイ10上にベース17が取り付けられるタイプであり、ベース17の厚さの分だけ可動トレイ18上に積載されるシートの量が制限される。そこで、可動トレイ18上のシート積載量を増す方策として、図23に示すように、ベース17と駆動手段とをシート搬送方向Aの下流側部にコンパクトにまとめて駆動・ベース部43として構成したシート仕分け装置16'として構成する。
この場合には、図23に示すように本体部5のシート搬送方向Aの下流側部に、予め駆動・ベース部43を収めることができる大きさの収納部を形成しておく。これにより、ベース17の厚さ分、可動トレイ18上のシート積載量を大きくすることができる。
シート仕分け装置を装着した状態でのシート排紙装置の全体の構成を説明した図である。 シート仕分け装置を取り外した状態でのシート排紙装置の全体の構成を説明した図である。 排紙トレイ及びその周辺部の斜視図である。 排紙トレイ上に取付けられたシート仕分け装置及びその周辺部の斜視図である。 シート仕分け装置の可動トレイ上にシートが仕分けられた状態を示した斜視図である。 シート仕分け装置の斜視図である。 シート仕分け装置を図6において切断線C―Cに沿って切断したときの断面図である。 ベースの一部を説明した部分断面図である。 シート仕分け装置を図6において切断線D―Dに沿って切断したときの断面図である。 駆動手段の構成を説明した分解斜視図である。 (a)は可動トレイが操作部側に位置したときの可動トレイの部分断面図、(b)は可動トレイが操作部側と反対側に位置したときの可動トレイの部分断面図である。 可動トレイ上に仕分けされた複数のシート束を上からみたときの平面図である。 排紙トレイと可動トレイの両者の傾斜面の角度を比較して示した模視的な説明図である。 シート排紙装置が具備している排紙ローラ及び立壁を説明した斜視図である。 立壁に着脱可能なガイド部材を説明した断面図である。 シート排紙装置に設けられた制御手段のブロック図である。 (a)はシート仕分け装置のコネクタと連結器との関係を説明した斜視図、(b)は中継搬送装置のコネクタと連結器との関係を説明した斜視図である。 中継搬送装置及びシート仕分け装置における各コネクタと連結器との接続状態を比較して説明した図である。 第2排紙装置を装着した状態でのシート排紙装置の全体の構成を明した図である。 後処理装置を装着した状態でのシート排紙装置の全体の構成を説明した図である。 操作部の平面図である。 (a)はシート仕分け装置を使用するときの操作部の操作情報を示した図、(b)は中継搬送装置を使用するときの操作部の操作情報を示した図である。 シート仕分け装置の一部をシート排紙装置の本体部に収めているシート排紙装置の全体構成を示した図である。
符号の説明
1 シート排紙装置
13 操作部
16 シート仕分け装置
17 ベース
18 可動トレイ

Claims (16)

  1. 排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、
    前記可動トレイを前記往復動させる駆動手段を有し、前記排紙ローラから排出されるシートを受けるトレイであってシート搬送方向と直交する方向に移動しない排紙トレイの上部に着脱可能であると共に外部からの入力情報に応じて前記駆動手段を動作させて前記可動トレイの位置を設定することを特徴とするシート仕分け装置。
  2. 排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、
    前記排紙ローラから排出されるシートを受けるトレイであってシート搬送方向と直交する方向に移動しない排紙トレイに対し前記可動トレイを支持するベースが着脱可能であり、
    前記排紙トレイに対する前記ベースの着脱手段が、前記ベースと前記排紙トレイ間に設けられた、上下方向に開放された凹部とこの凹部に上下方向から係合可能な凸部との組み合わせからなることを特徴とするシート仕分け装置。
  3. 排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、
    前記可動トレイのシート搬送方向と直交する方向の略中央部に前記可動トレイの駆動手段を設け、シート搬送方向と直交する方向の少なくとも操作部側の側端部を前記略中央部よりも低くしたことを特徴とするシート仕分け装置。
  4. 排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、
    前記可動トレイの駆動手段は、カム装置を有し、該カム装置は、可動トレイと対向する前記ベースの上面に固定されているモータと、
    偏心した位置で前記モータの駆動軸に固定されている円板状のカムと、
    前記カムを回転可能に支持しつつ前記可動トレイの案内部により案内される摺動部材とを有することを特徴とするシート仕分け装置。
  5. 請求項4記載のシート仕分け装置において、
    前記可動トレイは前記シート搬送方向と直交する方向にのみ移動可能に前記ベースに支持されていることを特徴とするシート仕分け装置。
  6. 排紙ローラから排出されるシートを受け、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイを備え、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうシート仕分け装置において、
    前記可動トレイ及び前記排紙トレイの各シート受け面は、シート搬送方向の下流側に進むにつれて高くなる上向きの傾斜面を有しこの傾斜面は、前記可動トレイの傾斜面上での任意の位置におけるシート搬送方向の傾斜角度は当該任意の位置に対応する前記排紙トレイの傾斜面の位置におけるシート搬送方向の傾斜角度よりも大きいことを特徴とするシート仕分け装置。
  7. 排紙トレイ及び排紙ローラを具備しているシート排紙装置において、請求項1ないし6の何れか1つに記載のシート仕分け装置を前記排紙トレイの上部に着脱可能としていることを特徴とするシート排紙装置。
  8. 排紙トレイ及び排紙ローラを具備しているシート排紙装置において、前記排紙トレイ上部であってシート搬送方向下流側端部にシート仕分け装置が着脱可能に装着されると共に、
    前記排紙トレイ上には前記シート仕分け装置の代りに、前記排紙ローラよりもシート搬送方向下流側にシートを搬送するための中継搬送装置が着脱可能であることを特徴とするシート排紙装置。
  9. 請求項8記載のシート排紙装置において、
    少なくとも、前記シート仕分け装置又は前記中継搬送装置の何れの装置が装着状態にあるかにより、操作部における操作情報の切り換えが行なわれるように制御を行なう制御手段を有することを特徴とするシート排紙装置。
  10. 請求項9記載のシート排紙装置において、
    前記シート仕分け装置及び前記中継搬送装置はそれぞれ互いに接続状態の異なるコネクタ端子を具備したコネクタを有し、前記制御手段は当該シート排紙装置側に設けられ、これらの何れのコネクタとも連結され得る連結器と電気的に接続され得ることを特徴とするシート排紙装置。
  11. シートを排出する排紙ローラとこの排紙ローラから排出されたシートを受ける排紙トレイを具備したシート排紙装置において、
    前記排紙ローラから排出されたシートの排出方向端部を揃える略鉛直方向の立壁と、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動する着脱可能な可動トレイを有すると共に、
    この立壁の上部を該立壁の上方で覆うガイド部材を有することを特徴とするシート排紙装置。
  12. 請求項11記載のシート排紙装置において、前記ガイド部材は着脱可能であることを特徴とするシート排紙装置。
  13. 排紙ローラから排出されるシートを、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイで受け、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうようにしているシート排紙装置において、
    前記シートの搬送方向と直交する方向の前記可動トレイの位置を検知する検知手段と、
    この検知手段からの検知情報に基づいて、前記可動トレイのシートの仕分けを終了した前記可動トレイを、操作部側で停止させるように制御する制御手段を有することを特徴とするシート排紙装置。
  14. 排紙ローラから排出されるシートを、シートの搬送方向と直交する方向に仕分けに必要な所定ストローク量だけ往復移動可能な可動トレイで受け、この可動トレイの移動によりシート又はシート束の仕分けを行なうようにしているシート排紙装置において、
    前記可動トレイを、前記操作部側と反対側から最初のシートを受けるように制御する制御手段を有することを特徴とするシート排紙装置。
  15. 請求項13又は14記載のシート排紙装置において、
    前記検知手段は、前記可動トレイの往復動動作と同期して回転する円板状の回転体が外周に沿って半周分の領域に設けられたマスク板と、このマスク板を跨ぐようにして不動部材に設けたセンサとの組み合わせにより構成されていることを特徴とするシート排紙装置。
  16. 請求項7ないし15の何れか1つに記載のシート排紙装置は、シートに画像を形成する画像形成手段を具備していることを特徴とするシート排紙装置。
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