JPH10249796A - 穴あけ装置 - Google Patents

穴あけ装置

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JPH10249796A
JPH10249796A JP5673297A JP5673297A JPH10249796A JP H10249796 A JPH10249796 A JP H10249796A JP 5673297 A JP5673297 A JP 5673297A JP 5673297 A JP5673297 A JP 5673297A JP H10249796 A JPH10249796 A JP H10249796A
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JP
Japan
Prior art keywords
punching
guide member
punching rod
drive shaft
eccentric cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP5673297A
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English (en)
Inventor
Riichi Hama
利一 濱
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP5673297A priority Critical patent/JPH10249796A/ja
Publication of JPH10249796A publication Critical patent/JPH10249796A/ja
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンチングロッドを確実に復帰させることの
できる穴あけ装置を得る。 【解決手段】 プレート121に対して上下動自在なパ
ンチングロッド130と、駆動軸135と、この駆動軸
135に固定された偏心カム140と、ガイド部材13
1とからなるパンチユニット。ガイド部材131はパン
チングロッド130の上部に固定され、偏心カム140
と係合し、偏心カム140の回転に伴ってパンチングロ
ッド130と共に一体的に上下動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穴あけ装置、特
に、複写機やプリンタから排出された用紙に対してパン
チ穴を形成する穴あけ装置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】近年、電子写真複写機やレーザプ
リンタ等の画像形成装置のオプションとして、画像形成
済み用紙を仕分けるソータ(フィニッシャ)が種々開発
されている。しかも、この種のフィニッシャにはソート
機能のみならず、用紙をステープルしたり、用紙にファ
イル用のパンチ穴を形成する機能が付加されている。
【0003】従来の穴あけ装置は、パンチングロッドを
偏心カムの回転によって駆動し、穴あけ後は復帰ばねの
ばね力によってパンチングロッドを復帰させていた。し
かし、ばねで復帰させる構成では、確実な復帰動作を得
るためにばね力を強く設定しなければならず、大きな駆
動トルクを必要としていた。また、パンチ動作中に用紙
がジャムした場合、ばね力ではパンチングロッドを復帰
させることができないことがあるという不具合をも有し
ていた。
【0004】一方、パンチ穴の数は使用者のニーズによ
って異なる。例えば、米国では用紙サイズに応じて2穴
と3穴を使い分けることが要求されている。しかし、従
来の穴あけ装置では2穴あるいは3穴専用であり、使用
者は必要とする穴数に対応するパンチユニットをいちい
ち交換しなければならないという煩雑さを有していた。
【0005】そこで、本発明の目的は、パンチングロッ
ドを確実に復帰させることのできる穴あけ装置を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、パンチ穴の穴数、
穴位置を自動的に変更可能な穴あけ装置を提供すること
にある。
【0006】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る穴あけ装置は、用紙に対してパンチ穴
を形成するために往復動自在な複数のパンチングロッド
と、このパンチングロッドを駆動するために回転する駆
動軸と、前記パンチングロッドに対応して前記駆動軸に
固定された複数の偏心カムと、前記パンチングロッドに
固定され、偏心カムと係合して偏心カムの回転に伴って
一体的に往復動するガイド部材とを備えている。
【0007】以上の構成において、ガイド部材が偏心カ
ムと係合して偏心カムの回転に伴って往復動することに
より、ガイド部材と一体化されているパンチングロッド
が往復動する。即ち、パンチングロッドは穴あけ時のみ
ならず、復帰時も偏心カムの回転に基づいて動作する。
従って、従来用いられていた復帰ばねは不要であり、パ
ンチ動作に際して復帰ばねに抗する大きな駆動力を必要
とすることはない。しかも、パンチ動作途中で用紙にジ
ャムが発生したとしても偏心カムの回転に伴ってパンチ
ングロッドが強制的に復帰することになる。
【0008】さらに、本発明に係る穴あけ装置は、前記
駆動軸をその軸方向に所定のストロークで往復移動さ
せ、前記偏心カムを前記ガイド部材に対して係合/解除
させる切換え手段を備えている。パンチングロッドは必
要とされる穴数(例えば、2穴及び3穴)に対応して複
数本が設置されており、切換え手段によって駆動軸を軸
方向に移動させることで偏心カムを所定のパンチングロ
ッドに対応するガイド部材に係合させ、パンチングロッ
ドを選択的に動作させる。これにて、用紙に対して必要
な数、位置での穴あけが行われる。
【0009】即ち、本発明によれば、パンチングロッド
を選択的に動作させて穴数、穴位置を変更するため、必
要とする穴数に応じて穴あけ装置をいちいち交換する必
要がなく、操作性が極めて良好である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る穴あけ装置の
実施形態について添付図面を参照して説明する。以下に
説明する実施形態は本発明を電子写真複写機に接続され
るステープルソータに適用したものである。
【0011】図1において、1は電子写真複写機、10
はステープルソータである。複写機1は周知の電子写真
方法で用紙上に画像を形成するもので、上部に循環式の
自動原稿搬送装置5を備えている。この自動原稿搬送装
置5は、トレイ上に積載された一群の原稿を順次プラテ
ンガラス上に送り出し、オペレータが指定した複写部数
だけ露光処理が行われるとプラテンガラス上から排出
し、トレイ上に戻す。
【0012】ステープルソータ10は、図2に示すよう
に、概略、大容量ノンソートトレイ20と、20段のビ
ン31(311〜3120)を有するビンアッセンブリ3
0と、各ビン31に収容されている用紙束を取り出すた
めの取出しユニット40と、ステープルユニット70
と、用紙搬送部80と、用紙束搬送ゲート100と、パ
ンチユニット120とで構成されている。
【0013】このステープルソータ10は複写機1から
排出された画像形成済み用紙を以下のモードで処理可能
である。用紙を仕分けることなくノンソートトレイ20
上に積載収容する処理(ノンソート)。用紙を各ビン3
1にページ順に仕分ける処理(ソート)。ソートされた
用紙束をステープルする処理(ソート/ステープル)。
ステープルされた用紙束を各ビン31から取り出してノ
ンソートトレイ20へ積載収容する処理(ソート/ステ
ープル/スタック)。ソートされた用紙束をステープル
することなく各ビン31から取り出してノンソートトレ
イ20へ積載収容する処理(ソート/スタック)。さら
に、用紙を各ビン31に各ページごとに仕分ける処理
(グループ)。グループされた用紙束をステープルする
処理(グループ/ステープル)。ステープルされた用紙
束を各ビン31から取り出してノンソートトレイ20へ
積載収容する処理(グループ/ステープル/スタッ
ク)。グループされた用紙束をステープルすることなく
各ビン31から取り出してノンソートトレイ20へ積載
収容する処理(グループ/スタック)。さらに、用紙を
搬送部80で搬送途中で1枚ずつパンチ穴を形成するパ
ンチ処理を前記各モードに組み合わせて実行可能であ
る。
【0014】次に、ステープルソータ10の内部構造に
ついて詳述する。まず、用紙搬送部80は、前記複写機
1から排出された用紙を受け入れる受入れローラ対81
と、用紙の搬送方向を切り換える切換え爪82と、略垂
直方向に延在する第1搬送部83と、該第1搬送部83
からビンアッセンブリ30側に略水平方向に延在する第
2搬送部90とで構成されている。切換え爪82はソレ
ノイドSL50のオン,オフに基づいてピン82aを支
点として回動可能に取り付けられている。切換え爪82
はソレノイドSL50がオフのとき、図2中実線で示す
位置にセットされる。このとき、受入れローラ対81で
受け入れられた用紙は切換え爪82の湾曲した右側面で
ガイドされ、第1搬送部83に送り込まれる。ソレノイ
ドSL50がオフすると、切換え爪82は若干時計回り
方向に回動する。このとき、用紙は切換え爪82の上面
及びガイド板79でガイドされ以下に説明する用紙束搬
送ゲート100を通じてノンソートトレイ20上に送り
込まれる。
【0015】第1搬送部83はガイド板84,85,8
6,87と搬送ローラ対88,89とからなり、中段部
に用紙の搬送方向先端部又は後端部に綴じ穴を形成する
パンチユニット120が設置されている。なお、パンチ
ユニット120については後に詳述する。
【0016】第2搬送部90は、搬送ローラ対91,9
2とガイド板93,94とからなり、支軸95を支点と
して略90゜上方へ回転可能とされている。ソートモー
ド又はグループモード処理時に、第2搬送部90は図2
中実線で示す搬送位置にセットされ、搬送ローラ91,
92によって第1搬送部83から搬送されてきた用紙を
各ビン31へ送り込む。以下に説明する用紙束取出し処
理時に、第2搬送部90は支軸95を支点として反時計
回り方向に略90゜回動して起立し、用紙搬送位置から
退避する。また、前記ローラ対81,88,89,9
1,92はモータM50によって回転駆動される。
【0017】ビンアッセンブリ30は20段のビン31
1……3120からなり、各ビン31は一定の間隔で傾斜
して設置され、下端側に設けた各ピン32が垂直方向に
設置された図示しない駆動軸の外周面に形成されたスパ
イラル溝に係合している。この駆動軸をモータM60で
正転/逆転させることにより、駆動軸の1回転で各ビン
31が1ピッチ昇降する。ビンアッセンブリ30は図2
中実線で示す位置が下限位置(ホームポジション)であ
り、このとき、第1ビン311は搬送ローラ91,92
に対向している。以下、搬送ローラ91,92に対向す
るビン31の位置をレベルX2と称する。駆動軸が1回
転(逆転)すると、第1ビン311はレベルX1へ下降
し、このレベルX1で用紙束がステープルユニット70
で綴じられる。さらに、駆動軸が1回転(正転)する
と、第1ビン311はレベルX2に上昇し、このレベルX
2で用紙束を取り出される。このとき、次段のビン312
〜3120も1ピッチ上昇し、ビン312はレベルX1にセ
ットされる。各ビン31はレベルX1,X2にセットされ
ているとき、他のビン31との上下間隔を広く設定され
る。このビン間隔の設定は駆動軸のスパイラル溝のピッ
チを変えて形成することによって達成される。
【0018】次に、取出しユニット40について説明す
る。取出しユニット40は、レベルX2にセットされた
ビン31上から用紙束を挟着して取り出すためのもの
で、概略、上アーム45に保持された上ローラ42と下
アーム46に保持された下ローラ43とで構成されてい
る。前記第2搬送部90が上方に退避すると、上アーム
45が支軸95を支点として反時計回り方向に回動する
と共に、下アーム46が支軸47を支点として時計回り
方向に回転する。これにて、ビン31上の用紙束先端部
をローラ42,43で挟着かつ持ち上げ、該ローラ4
2,43を回転駆動することで用紙束を取り出す。な
お、動作メカニズムの詳細については省略する。
【0019】次に、用紙束搬送ゲート100について説
明する。用紙束搬送ゲート100は、図2に示すよう
に、一対のローラ102,103を備えている。ローラ
102,103はモータM21によって正/逆回転駆動
可能である。この用紙束搬送ゲート100は図示しない
ガイド部材にガイドされて昇降可能であり、その駆動源
としてモータM20が設置されている。用紙束搬送ゲー
ト100のホームポジションは図2に実線で示す位置で
あり、このホームポジションにおいて、ゲート100は
受入れローラ対81から切換え爪82の上面でガイドさ
れて搬送されてきた用紙をローラ102,103の回転
によって図2中左方に搬送し、ノンソートトレイ20上
へ送り込む。
【0020】一方、用紙束搬送ゲート100は、ステー
プル済みあるいはステープルされていない用紙束を受け
取るため、レベルX2にセットされたビン31に対応す
る位置まで下降可能にする(図5参照)。この取出し位
置において、ゲート100は前記取出しローラ42,4
3によって挟着されてビン31から引き出された用紙束
Sをローラ102,103で挟着し(図6参照)、ロー
ラ102,103の正転駆動に基づいて用紙束Sをゲー
ト100に取り込む(図7参照)。用紙束Sが完全にゲ
ート100に取り込まれるとローラ102,103の正
転が停止され、同時にゲート100が上昇する(図8参
照)。ゲート100が所定の高さまで上昇すると、ロー
ラ102,103が逆転し、挟着している用紙束Sをノ
ンソートトレイ20上に排出する(図9参照)。次に、
ゲート100は前記取出し位置まで下降し(図10参
照)、前述のスタック動作を繰り返す。
【0021】次に、ステープルユニット70について説
明する。ステープルユニット70は、電動式の周知の構
造からなり、ステープル針を内蔵したカートリッジを着
脱可能なヘッド部71と、該ヘッド部71から打ち出さ
れたステープル針を受け止めて折り曲げるアンビル部7
2とで構成されている。このステープルユニット70は
前記レベルX1にセットされたビン31側に移動し、用
紙束にコーナーの1箇所又は中央部の2箇所でステープ
ル針を打ち込む(図6参照)。即ち、ステープルユニッ
ト70はステープルソータ10の正面側をホームポジシ
ョンとし、奥側に向かって移動可能であり、所定の位置
で一旦停止してビン31側に移動してステープル針を打
ち込み、最後にホームポジションに戻る。
【0022】次に、パンチユニット120について説明
する。図3、図4に示すように、パンチユニット120
は、用紙のガイド機能を兼ねるプレート121,125
と、先端に刃を有する5本のパンチングロッド130
(130a〜130e)と、各パンチングロッド130
の上端に固定された環状のガイド部材131と、駆動軸
135と、この駆動軸135に固定した偏心カム140
と、図示しない一回転クラッチを介して駆動軸135の
一端に連結したフラッパソレノイドSL60と、モータ
M70によって駆動される切換えカム機構145とで構
成されている。各パンチングロッド130はプレート1
21に形成した筒部122にスライド自在に挿入されて
いる。偏心カム140はガイド部材131の内周部に係
合しており、小径部は駆動軸135と同径とされてい
る。プレート125には各パンチングロッド130の先
端が挿入可能なパンチ穴用ダイ126が形成されてい
る。
【0023】偏心カム140は初期状態でその大径部が
図4(A)に示すように上方を向いており、ガイド部材
131と共にパンチングロッド130が持ち上げられて
上方に復帰している。この図4(A)に示す初期状態に
おいて、フラッパソレノイドSL60がオンされると、
図示しないクラッチを介して駆動軸135が偏心カム1
40と共に1回転する。偏心カム140の回転に伴って
ガイド部材131と共にパンチングロッド130が下動
し、ダイ126に突入すると共に、180゜の回転位置
でパンチングロッド130が最下点に達する(図4
(B)参照)。このとき、プレート121,125間に
搬送されてきた用紙にパンチ穴が打ち抜かれる。偏心カ
ム140がさらに180゜回転して初期状態に復帰する
動作に伴ってガイド部材131と共にパンチングロッド
130も上方へ復帰する。
【0024】ところで、3本のパンチングロッド130
a,130c,130eは3穴用で、他の2本のパンチ
ングロッド130b,130dは2穴用に設置されてい
る。これらの動作を切り換えるため、駆動軸135はプ
レート121上に固定したガイド板123,124に軸
方向に往復移動可能に装着されている(図3参照)。そ
して、駆動軸135の左端には切換えカム機構145が
係合し、モータM70の回転によって駆動軸135をス
トロークSで往復移動させる。
【0025】図3(A)に示すように、駆動軸135が
右方に移動しているとき、偏心カム140はパンチング
ロッド130b,130dのガイド部材131と係合
し、他の偏心カム140はパンチングロッド130a,
130c,130eのガイド部材131から離脱してい
る。このとき、駆動軸135が1回転すると、パンチン
グロッド130b,130dが選択的に動作する。一
方、図3(B)に示すように、駆動軸135が左方に移
動すると、偏心カム140はパンチングロッド130
a,130c,130eのガイド部材131と係合し、
他の偏心カム140はパンチングロッド130b,13
0dのガイド部材131から離脱する。このとき、駆動
軸135が1回転すると、パンチングロッド130a,
130c,130eが選択的に動作する。
【0026】駆動軸135の移動は偏心カム140が初
期状態に復帰しているときに行われる。前述のように、
偏心カム140の小径部と駆動軸135の径は同一であ
り、偏心カム140が離脱したガイド部材131は駆動
軸135と係合し、非選択のパンチングロッド130が
初期状態に保持される(図4(C)参照)。この保持を
確実に行うため、プレート121の筒部122の周囲に
ガイド部材131を上方に付勢するコイルばね127が
装着されている。コイルばね127は従来の復帰ばねと
して設けられているのではなく、偏心カム140が離脱
したガイド部材131及びパンチングロッド130をパ
ンチ動作時に初期状態に保持するために設けられてい
る。
【0027】また、このパンチユニット120には駆動
軸135の移動位置を検出するためにセンサSE64,
SE65が設置されている。センサSE64は駆動軸1
35の一端でオンされ、パンチユニット120が2穴モ
ードにセットされていることを検出する。センサSE6
5は駆動軸135の他端でオンされ、パンチユニット1
20が3穴モードにセットされていることを検出する。
【0028】駆動軸135の駆動源は前記搬送モータM
50であり、フラッパソレノイドSL60が一瞬オンさ
れると駆動力が図示しないギヤ、一回転クラッチを介し
て駆動軸135へ伝達される。この種の一回転クラッチ
はキックスプリング等からなるメカニズムを内蔵した周
知のものである。また、パンチ動作タイミングは、パン
チユニット120の近傍に設置された図示しないセンサ
が第1搬送部83を搬送される用紙の先端又は後端を検
出したタイミングを基準として制御される。
【0029】図11、図12は複写機1に設けた操作パ
ネル上の液晶表示によるタッチパネル151の画面を示
す。図11は複写のための用紙サイズの選択画面であ
り、オペレータは表示されているAPSキー152又は
マニュアルキー153のいずれかをオンする。APSキ
ー152は自動用紙選択モードに設定するためのもので
あり、プラテンガラス上にセットされた原稿サイズと複
写倍率とから最適な用紙サイズを自動的に選択する。マ
ニュアルキー153をオンすると、タッチパネル151
は図12に示す画面に切り換わる。この画面にはオペレ
ータが用紙サイズを選択するためのキー154〜157
が表示されており、オペレータが任意のキー154〜1
57をオンすることにより、対応するサイズの用紙が選
択される。
【0030】なお、タッチパネル151はパンチモー
ド、ソートモード、グループモード、ステープルモー
ド、スタックモードを選択するための画面(図示せず)
も表示可能であり、パンチモードはこの画面上で選択さ
れる。
【0031】図13は複写機1及びステープルソータ1
0の制御回路を示す。制御回路はROM171及びRA
M172を備えたCPU170を中心として構成され、
CPU170はROM171に格納されているプログラ
ムに従って、前記モータM20,M21,M50,M6
0,M70、ソレノイドSL50,SL60等を制御す
る。また、CPU170には前記センサSE64,SE
65等からの検出信号が入力される。さらに、CPU1
70は他のCPU、例えば自動原稿搬送装置5を制御す
るCPU173と通信し、必要なデータを交換する。
【0032】図14,図15は前記パンチユニット12
0の動作モードを2穴モード又は3穴モードに切り換え
るための制御手順を示す。本実施形態では、パンチモー
ドは選択された用紙サイズによって予め決められてい
る。例えば、用紙サイズがA3T,B5T,レターの場
合は2穴モード、リーガルサイズの場合は3穴モードで
ある。これによって、オペレータが用紙サイズに応じて
2穴又は3穴のモードをマニュアルで選択する手間を省
略でき、かつ、選択ミスを防止することができる。な
お、“T”とは用紙がその長辺を搬送方向と平行にセッ
トされている場合をいう。
【0033】CPU170がメインルーチンを処理中、
パンチ切換え処理がコールされると、図14において、
まず、ステップS1で複写機1が待機中であることを確
認のうえ、ステップS2でアクチュエータフラグが
「0」か否かを判定する。「0」にリセットされていれ
ば、ステップS3で用紙のサイズを選択する。ここで
は、図11、図12で示したタッチパネル151上で用
紙サイズを選択する。次に、ステップS4で用紙サイズ
に対応したパンチモードに切り換え、メインルーチンへ
戻る。
【0034】図15はステップS4で実行される切換え
実行のサブルーチンを示す。ここでは、まず、ステップ
S11でアクチュエータフラグを「1」にセットする。
次に、ステップS12,S13,S14で用紙サイズが
A3T,B5T,レターであると判定されると、ステッ
プS15でセンサSE64がオンか否かを判定する。セ
ンサSE64は前述の如く駆動軸135が2穴モード位
置にセットされていることを検出する。従って、オンで
あればステップS16でモータM70を停止させ、ステ
ップS17でアクチュエータフラグを「0」にリセット
し、メインルーチンに戻る。センサSE64がオフであ
れば、ステップS18でモータM70を回転させ、メイ
ンルーチンへ戻る。モータM70を回転させてからはス
テップS15でYESと判定されると、ステップS1
6,S17を実行する。
【0035】一方、ステップS19で用紙がリーガルサ
イズであると判定されると、ステップS20でセンサS
E65がオンか否かを判定する。センサSE65は前述
の如く駆動軸135が3穴モードにセットされているこ
とを検出する。従って、オンであればステップS21で
モータM70を停止させ、ステップS22でアクチュエ
ータフラグを「0」にリセットし、メインルーチンへ戻
る。センサSE65がオフであれば、ステップS23で
モータM70を回転させ、メインルーチンへ戻る。モー
タM70を回転させてからはステップS20でYESと
判定されると、ステップS21,S22を実行する。な
お、用紙サイズとそれに対応するパンチ動作モードは単
に一例を示したものであることは勿論である。
【0036】なお、本発明に係る穴あけ装置は前記実施
形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更することができる。特に、パンチユニットは搬送
途中にある用紙を1枚ずつパンチ処理するのではなく、
ビン31上に仕分けられた用紙束に対して一括してパン
チ処理を行うようにしてもよい。この場合は、前記ステ
ープルユニット70に代えてパンチユニットを設置すれ
ばよい。
【0037】また、複写機1以外に、ホストコンピュー
タから転送される画像情報をハードコピーとして出力す
るプリンタに接続するステープルソータに本発明を適用
してもよい。さらに、ビンアッセンブリ30や用紙搬送
部80の構成は任意である。例えば、複写機又はプリン
タが画像メモリ機能を有し、画像を所望の部数だけペー
ジ順に形成するタイプであれば、ビン31は一つのみ設
置されていてもよい。あるいはソートビンとは別にステ
ープル処理専用のビンを備えていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるパンチユニットを備
えたステープルソータと複写機の外観を示す正面図。
【図2】前記ステープルソータを示す概略構成図。
【図3】前記ステープルソータ内のパンチユニットを示
す断面図、(A)は2穴モード、(B)は3穴モードで
の動作時をそれぞれ示す。
【図4】前記パンチユニットを示す断面図、(A)は初
期状態、(B)は動作時、(C)は非動作時をそれぞれ
示す。
【図5】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図。
【図6】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図5の続き。
【図7】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図6の続き。
【図8】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図7の続き。
【図9】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図8の続き。
【図10】ステープルソータ内でのステープル及び用紙
束取出し/スタックの動作説明図、図9の続き。
【図11】複写機の操作パネル上のタッチパネルの一画
面を示す平面図。
【図12】前記タッチパネルの他の画面を示す平面図。
【図13】複写機の制御回路を示すブロック図。
【図14】パンチ切換え処理の制御手順を示すフローチ
ャート図。
【図15】パンチモードの切換え実行の制御手順を示す
フローチャート図。
【符号の説明】
120…パンチユニット 130(130a〜130e)…パンチングロッド 131…ガイド部材 135…駆動軸 140…偏心カム 145…切換えカム機構 M70…切換え用モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に対してパンチ穴を形成するために
    往復動自在な複数のパンチングロッドと、 前記パンチングロッドを駆動するために回転する駆動軸
    と、 前記パンチングロッドに対応して前記駆動軸に固定され
    た複数の偏心カムと、 前記パンチングロッドに固定され、前記偏心カムと係合
    して偏心カムの回転に伴って一体的に往復動するガイド
    部材と、 を備えたことを特徴とする穴あけ装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動軸をその軸方向に所定のストロ
    ークで往復移動させ、前記偏心カムを前記ガイド部材に
    対して係合/解除させる切換え手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の穴あけ装置。
JP5673297A 1997-03-11 1997-03-11 穴あけ装置 Pending JPH10249796A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260087A (ja) * 2000-03-21 2001-09-25 Canon Inc 孔明け装置およびこの装置を備えた画像形成装置
US6374715B1 (en) 1998-12-18 2002-04-23 Hitachi Metals, Ltd. Apparatus for punching sheet
US7073706B2 (en) 2001-03-13 2006-07-11 Canon Kabushiki Kaisha Punching device, sheet processor having the punching device, and image forming apparatus having the punching device

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