JPH09315668A - フィニッシャ - Google Patents

フィニッシャ

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Publication number
JPH09315668A
JPH09315668A JP8130160A JP13016096A JPH09315668A JP H09315668 A JPH09315668 A JP H09315668A JP 8130160 A JP8130160 A JP 8130160A JP 13016096 A JP13016096 A JP 13016096A JP H09315668 A JPH09315668 A JP H09315668A
Authority
JP
Japan
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unit
head
staple
stapling
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP8130160A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuki Omichi
由起 大道
Kazunori Ono
和典 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP8130160A priority Critical patent/JPH09315668A/ja
Publication of JPH09315668A publication Critical patent/JPH09315668A/ja
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステープルユニットを備えたフィニッシャに
おいて、オペレータの指が不用意にステープルユニット
のヘッド部とアンビル部との間に挿入されることを防止
すること。 【解決手段】 複数のビンに仕分けられた用紙束をステ
ープルユニット70によってステープル処理するステー
プルソータ。ステープルユニット70はステープルを打
ち出すヘッド部71とステープルを受けるアンビル部7
2と、ヘッド73の駆動ギヤ76を有している。駆動ギ
ヤ76が矢印i方向へ1回転することでヘッド73が1
ストローク上下動し、用紙束にステープルを打ち込む。
駆動ギヤ76と同軸に遮光板79が設置され、センサS
E44が遮光板79のエッジ部79aを検出すると、ヘ
ッド73は該ヘッド73とアンビル部72との間に指が
挿入できない小さな隙間を形成する第1位置で停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィニッシャ、特
に、複写機やプリンタから排出された用紙を集積し、集
積された用紙束にステープル処理を行うフィニッシャに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真複写機やレーザプリン
タ等の画像形成装置には、画像形成済み用紙を仕分けて
ステープル処理を施すフィニッシャが付設されている。
従来、この種のフィニッシャに組み込まれている自動ス
テープルユニットは、ステープルを打ち出すヘッド部と
該ヘッド部から打ち出されたステープルを受け止めて折
り曲げるアンビル部とを備え、ステープル処理を行わな
い待機状態のとき、ヘッド部とアンビル部との隙間は大
きく設定されている。両者の隙間を大きく設定した方
が、用紙を受け入れる際に用紙への干渉を回避するのに
有利であることによる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の如
く、ステープルユニットが待機状態のときにヘッド部と
アンビル部との隙間が大きく設定されていると、この隙
間にオペレータが不用意に指を挿入してしまうおそれを
有し、安全性の確保が必要とされていた。例えば、指の
挿入を防止するカバーを設けたり、隙間にセンサを設け
て該センサが指等の異物を検出するとステープルユニッ
トへの通電を断って動作不能とするなどの安全策を採用
していた。しかし、ヘッド部とアンビル部との隙間が大
きく設定されている以上完全な安全策とはいえない。
【0004】そこで、本発明の目的は、前記カバーや異
物検出センサ等の安全確保手段を用いることなく、指等
の挿入を確実に防止できるステープルユニットを備えた
フィニッシャを提供することにある。
【0005】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係るフィニッシャは、ステープルを打ち出
すヘッド部と、該ヘッド部から打ち出されたステープル
を受け止めて折り曲げるアンビル部と、前記ヘッド部を
動作させる駆動手段と、前記ヘッド部の停止位置を検出
する検出手段とを有するステープルユニットと、このス
テープルユニットによるステープル処理中に、前記検出
手段が停止位置を検出するごとに前記ヘッド部の動作を
停止させる制御手段とを備えている。前記検出手段によ
って検出されるヘッド部の停止位置は、ステープル要求
がないときの待機位置であり、かつ、ステープル打ち動
作後の停止位置である第1位置と、ステープル要求がな
されたときに用紙束を受け入れるときの第2位置であ
る。そして、第1位置におけるヘッド部とアンビル部と
の隙間は第2位置における隙間よりも小さく設定されて
いる。あるいは、第1位置における隙間はステープル許
容用紙束厚みより若干大きく設定され、第2位置におけ
る隙間は第1位置での隙間よりも大きく設定されてい
る。
【0006】前記第2位置はステープルユニットが用紙
束を受け入れる際のヘッド部の停止位置であり、このと
きヘッド部とアンビル部との隙間は比較的大きく設定さ
れ、用紙束が引っ掛かったりすることなくスムーズにヘ
ッド部とアンビル部との間に挿入される。但し、この隙
間はオペレータの指が挿入可能であるため、本発明では
待機状態での第1位置が設定されている。この第1位置
での隙間は第2位置での隙間より小さく設定され、指の
挿入が不可能とされている。
【0007】換言すれば、第1位置における隙間は第2
位置での隙間よりも小さいがステープル許容用紙束厚み
よりも大きく設定されている。通常、ステープル許容用
紙束厚みは指の太さより小さく、待機状態で指が不注意
で挿入されることはない。
【0008】即ち、本発明は、ヘッド部の停止位置を2
箇所とし、1箇所(第2位置)は従来と同様に用紙束を
受け入れる際の比較的大きな隙間を有し、他の1箇所
(待機状態及びステープル打ち動作後の第1位置)は指
が挿入できない小さな隙間とした。これによって、カバ
ーや異物検出センサを設ける必要なく安全性を確保する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るフィニッシャ
の実施形態について添付図面を参照して説明する。以下
に説明する実施形態は本発明を電子写真複写機に接続さ
れるステープルソータに適用したものである。
【0010】図1において、1は電子写真複写機、10
はステープルソータである。複写機1は周知の電子写真
方法で用紙上に画像を形成するもので、上部に循環式の
自動原稿搬送装置5を備えている。この自動原稿搬送装
置5は、トレイ上に積載された一群の原稿を順次プラテ
ンガラス上に送り出し、オペレータが指定した複写部数
だけ露光処理が行われるとプラテンガラス上から排出
し、トレイ上に戻す。
【0011】ステープルソータ10は、図2に示すよう
に、概略、大容量ノンソートトレイ20と、20段のビ
ン31を有するビンアッセンブリ30と、各ビン31に
収容されている用紙束を引き出すためのチャッキングユ
ニット40,40aと、ステープルユニット70と、用
紙搬送部80と、用紙搬送ゲート100とで構成されて
いる。
【0012】このステープルソータ10は複写機1から
排出された画像形成済み用紙を以下のモードで処理可能
である。用紙を仕分けることなくノンソートトレイ20
上に積載収容する処理(ノンソート)、用紙を各ビン3
1にページ順に仕分ける処理(ソート)、仕分けた用紙
束をステープルする処理(ソート/ステープル)、ステ
ープルされた用紙束を各ビン31から取り出してノンソ
ートトレイ20へ積載収容する処理(ソート/スタッ
ク)、さらに、用紙を各ビン31に各ページごとに仕分
ける処理(グループ)、各ページごとに仕分けた用紙束
をステープルする処理(グループ/ソート)、ステープ
ルされた用紙束を各ビン31から取り出してノンソート
トレイ20へ積載収容する処理(グループ/スタック)
が実行可能である。
【0013】次に、ステープルソータ10の内部構造に
ついて詳述する。まず、用紙搬送部80は、前記複写機
1から排出された用紙を受け入れる受入れローラ対81
と、用紙の搬送方向を切り換える切換え爪82と、略垂
直方向に延在する第1搬送路83と、該第1搬送路83
からビンアッセンブリ30側に略水平方向に延在する第
2搬送路90とで構成されている。切換え爪82はソレ
ノイドSL50のオン,オフに基づいてピン82aを支
点として回動可能に取り付けられている。切換え爪82
はソレノイドSL50がオフのとき、図2中実線で示す
位置にセットされる。このとき、受入れローラ対81で
受け入れられた用紙は切換え爪82の湾曲した右側面で
ガイドされ、第1搬送路83に送り込まれる。ソレノイ
ドSL50がオフすると、切換え爪82は若干時計回り
方向に回動する。このとき、用紙は切換え爪82の上面
でガイドされ以下に説明する用紙搬送ゲート100を通
じてノンソートトレイ20上に送り込まれる。
【0014】第1搬送路83はガイド板84,85,8
6,87からなり、中段部に用紙の搬送方向先端部又は
後端部に綴じ穴を形成するパンチ機構120が設置され
ている。なお、パンチ機構120についてはその説明を
省略する。
【0015】第2搬送路90は、搬送ローラ対91,9
2とガイド板93,94とからなり、支軸95を支点と
して略90゜回転可能とされている。ソートモード又は
グループモード処理時に、第2搬送路90は図2中実線
で示す搬送位置にセットされ、第1搬送路83から送り
込まれてきた用紙を各ビン31へ送り込む。以下に説明
する用紙取出し処理時に、第2搬送路90は支軸95を
支点として時計回り方向に略90゜回動して起立し(図
3参照)、用紙搬送位置から退避する。また、前記ロー
ラ対81,91,92はモータM50によって回転駆動
される。
【0016】ビンアッセンブリ30は20段のビン31
1……3120からなり、各ビン31は一定の間隔で傾斜
して設置され、下端側に設けた各ピン32が垂直方向に
設置された図示しない駆動軸の外周面に形成されたスパ
イラル溝に係合している。この駆動軸をモータM60で
正転/逆転させることにより、駆動軸の1回転で各ビン
31が1ピッチ昇降する。ビンアッセンブリ30は図2
中実線で示す位置が下限位置(ホームポジション)であ
り、このとき、第1ビン311はステープルユニット7
0に対向している。以下、ビンアッセンブリ30がホー
ムポジションにセットされているとき、第1ビン311
の位置をレベルX1と称する。さらに駆動軸が1回転
(正転)すると、第1ビン311はレベルX2に上昇し、
このレベルX 2で用紙搬送部80から用紙が送り込まれ
る。さらに、駆動軸が1回転すると、第1ビン311
レベルX3へ上昇し、このレベルX3で用紙束を取り出さ
れる。
【0017】一方、ビンアッセンブリ30には用紙束の
一側辺を挟着してビン31から引出し又は戻すための第
1及び第2チャッキングユニット40,40aが設置さ
れている。第1チャッキングユニット40は前記レベル
1にセットされたビン31に対応する位置に取り付け
られている。第2チャッキングユニット40aは前記レ
ベルX3にセットされたビン31へ対応する位置に取り
付けられている。チャッキングユニット40,40a
は、図示しない単一の可動フレームに上下2段に取り付
けられ、該可動フレームと共にビン31の傾斜に沿って
移動可能である。チャッキングユニット40,40aは
ビン31の側部から退避したホームポジション(図示せ
ず)と、チャッキングポジションY1と引出しポジショ
ンY2とに移動可能であり、Y1−Y2のストロークでレ
ベルX1及びレベルX3にセットされたビン31から用紙
束を引き出す。
【0018】また、前記各ビン31の下端にはビン31
上に収容された用紙の下端を規制するためのストッパ3
4が取り付けられている。各ストッパ34は図示しない
ばね部材によって常時図2中実線で示す起立した位置に
セットされている。前記チャッキングユニット40,4
0aには図示しないロッドが取り付けられており、チャ
ッキングユニット40,40aがチャッキングポジショ
ンY1から引出しポジションY2に移動するとき、該ロッ
ドの先端によってストッパ34が倒され、用紙束のビン
31からの取出しを可能とする。
【0019】次に、用紙搬送ゲート100について説明
する。用紙搬送ゲート100は、図2に示すように、ボ
ックス101に一対のローラ102,103及び用紙ガ
イド板104,105を設けたものである。ローラ10
2,103はモータM21によって正/逆回転駆動可能
である。この用紙搬送ゲート100は図示しないガイド
部材にガイドされて昇降可能であり、この駆動源として
モータM20が設置されている。用紙搬送ゲート100
のホームポジションは図2に実線で示す位置であり、こ
のホームポジションにおいて、ゲート100は受入れロ
ーラ対81から切換え爪82の上面でガイドされて搬送
されてきた用紙をローラ102,103の回転によって
図2中左方に搬送し、ノンソートトレイ20上へ送り込
む。
【0020】一方、用紙搬送ゲート100は、ステープ
ル済みの用紙束を受け取るため、レベルX3にセットさ
れたビン31に対応する位置まで下降可能である(図3
参照)。この受渡し位置において、ゲート100は前記
第2チャッキングユニット40aによって挟着されてビ
ン31から引き出された用紙束をローラ102,103
で挟着する(図4参照)。このとき、第2チャッキング
ユニット40aは用紙束に対する挟着を解除し、同時に
ローラ102,103が正転駆動され、用紙束をビン3
1上から取り出す(図5参照)。用紙束が完全にビン3
1から抜け出ると、ローラ102,103の正転が停止
され、同時にゲート100が上昇する(図6参照)。ゲ
ート100が所定の高さまで上昇すると、ローラ10
2,103が逆転し、挟着している用紙束をノンソート
トレイ20上に排出する(図7参照)。次に、ゲート1
00は前記受渡し位置まで下降し(図8参照)、スタッ
ク動作を繰り返す。
【0021】次に、ステープルユニット70について図
9〜図14を参照して説明する。ステープルユニット7
0は、電動式の駆動機構を有するもので、ステープルを
内蔵したカートリッジ(図示せず)を背部から着脱可能
なヘッド部71と、該ヘッド部71から打ち出されたス
テープルを受け止めて折り曲げるアンビル部72とで構
成されている。ステープルは所定長さの針状のものをシ
ート状に接着してカートリッジ内に収容されており、図
示しない針送り金具でステープル打ち動作に連動して1
ピッチずつ送り出され、ヘッド73の下降動作で1本ず
つ分離かつコ字形に折り曲げられて打ち出される。
【0022】このステープルユニット70は前記レベル
1にセットされたビン31から第1チャッキングユニ
ット40によって引き出された用紙束Sの端部をコーナ
ーの1箇所又は中央部の2箇所でステープルを打ち込
む。従って、ステープルユニット70はステープルソー
タ10の正面側をホームポジションとし、奥側に向かっ
て移動可能であり、所定の位置で停止してステープルを
打ち込み、ホームポジションに戻る。また、ステープル
ユニット70に隣接して用紙束Sがステープル処理位置
へセットされたことを検出するセンサSE43が設置さ
れている。
【0023】さらに詳しくは、ヘッド部71に設けたモ
ータM40の回転力は減速機構を介して両側のギヤ75
に伝達され、さらにギヤ76に転送され、ギヤ76は矢
印i方向に回転する。ギヤ76の外側に設けた駆動アー
ム77は支軸78を支点としてヘッドフレーム74に回
転自在に取り付けられている。駆動アーム77に形成し
たカム溝77aには前記ギヤ76の周部に固定したピン
76aが係合している。また、駆動アーム77の一端に
形成した長溝77bにはヘッド73に突設したピン73
aが係合している。
【0024】一方のギヤ76の内側には該ギヤ76と同
軸に遮光板79が固定されている。遮光板79は外周部
に90°の間隔でエッジ部79a,79bが形成されて
おり、このエッジ部79a,79bを検出するセンサS
E44が設置されている。遮光板79はギヤ76と一体
的に矢印i方向に回転し、センサSE44はエッジ部7
9aが通過するとオンからオフに切り換わり(オフエッ
ジ)、エッジ部79bが通過するとオフからオンに切り
換わる(オンエッジ)。そして、ギヤ76を駆動するモ
ータM40はセンサSE44がオフエッジ、オンエッジ
になると回転を停止される。
【0025】ここで、ギヤ76及び遮光板79の回転と
駆動アーム77及びヘッド73の動作について、図11
〜図14及びタイミングチャートである図15を参照し
て説明する。ステープル要求がなくて、待機状態のと
き、図11に示すように、センサSE44は遮光板79
のエッジ部79aを検出したオフ状態にあり、ヘッド7
3はアンビル部72に近接した位置(以下、第1位置と
称する)にセットされている。このときの隙間αはステ
ープル許容用紙束厚みより若干大きく設置されており、
かつ、この隙間αはオペレータの指が挿入できない寸法
でもある。
【0026】前記ステープルソータ10において用紙が
各ビン31に分配され、ステープル要求信号が発せられ
ると、モータM40がオンされ、ギヤ76が矢印i方向
へ回転する。ギヤ76が90°回転すると、図12に示
すように、センサSE44がエッジ部79bを検出して
オンする。このとき、ヘッド73は上限位置(以下、第
2位置と称する)まで上昇し、ここでモータM40は一
旦オフされる。このときの隙間βは前記第1位置におけ
る隙間αよりも大きく設定されており、ヘッド73とア
ンビル部72との間に用紙束Sがスムーズに挿入可能で
ある。
【0027】ヘッド73が第2位置にセットされている
とき、前記第1チャッキングユニットによって用紙束S
の端部がヘッド73とアンビル部72の間に挿入され
(図9参照)、センサSE43がオンする。センサSE
43のオンに基づいてモータM40がオンされ、ギヤ7
6が矢印i方向に回転すると共に、ヘッド73が第2位
置から下降する。この下降がステープル打ち込み動作で
ある(図13参照)。ギヤ76が180°回転すると、
ヘッド73は下限まで下降し、このときステープルが用
紙束Sに完全に打ち込まれる(図14参照)。モータM
40の回転はさらに継続され、ギヤ76がさらに90°
回転すると、図11に示したように、センサSE44が
エッジ部79aを検出してオフする。このとき、ヘッド
73は前記第1位置まで上昇した状態にあり、ここでモ
ータM40がオフされる。ヘッド73はこの第1位置で
次のステープル打ち込み動作まで待機することになる。
【0028】図16は複写機1及びステープルソータ1
0の制御回路を示す。制御回路はROM171及びRA
M172を備えたCPU170を中心として構成され、
CPU170はROM171に格納されているプログラ
ムに従って、前記モータM20,M21,M40,M5
0,M60,ソレノイドSL50等を制御する。また、
CPU170には前記センサSE43,SE44等から
の検出信号が入力される。さらに、CPU170は他の
CPU、例えば自動原稿搬送装置5を制御するCPU1
73と通信し、必要なデータを交換する。
【0029】図17は前記ステープルユニット70でス
テープル処理を行うための制御手順を示す。CPU17
0がメインルーチンを処理中、ステープル処理がコール
されると、まず、ステップS1でステートカウンタをチ
ェックする。ステートカウンタは0〜4にカウントさ
れ、このカウント値(初期は0にリセットされている)
に基づいて以下の処理を実行する。
【0030】ステートカウンタが0のときは、ステップ
S2でステープルユニット動作フラグが「1」か否かを
判定する。このフラグはステープル処理が要求されると
「1」にセットされる。このフラグが「1」にセットさ
れていれば、ステップS3でステートカウンタを1にセ
ットする。
【0031】ステートカウンタが1のときは、ステップ
S4でモータM40をオンする。これにて、ヘッド73
が待機状態の第1位置から上昇を開始する。次に、ステ
ップS5でセンサSE44がオンエッジになったこと
(エッジ部79bの検出)を確認すると、ステップS6
でステートカウンタを2にセットする。
【0032】ステートカウンタが2のときは、ステップ
S7でモータM40をオフする。これにて、ヘッド73
が上限である第2位置で一旦停止する。次に、ステップ
S8でセンサSE43がオンエッジになったことを確認
すると、即ち、用紙束がステープル処理位置に挿入され
ると、ステップS9でステートカウンタを3にセットす
る。
【0033】ステートカウンタが3のときは、ステップ
S10でモータM40をオンする。これにて、ヘッド7
3が第2位置から下降し、ステープルを用紙束に打ち込
む。次に、ステップS11でセンサSE44がオフエッ
ジになったこと(エッジ部79aの検出)を確認する
と、ステップS12でステートカウンタを4にセットす
る。
【0034】ステートカウンタが4のときは、ステップ
S13でモータM40をオフし、ステップS14でステ
ープルユニット動作フラグを「0」にリセットする。次
に、ステップS15でステートカウンタを0にリセット
する。これにて、1回のステープル打ち込み動作が終了
する。
【0035】なお、図17のステープル処理の制御手順
は用紙束のコーナー部1箇所でステープルを打ち込む場
合を示した。用紙束の端部2箇所にステープルを打ち込
む場合は、ステープルユニット70を所定位置まで移動
させる処理及びその移動位置でヘッド73を駆動してス
テープルを打ち込む処理が実行される。
【0036】なお、本発明に係るフィニッシャは前記実
施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種
々に変更することができる。特に、ステープルユニット
の基本的な構成や用紙束の移動手段は任意である。
【0037】また、複写機1以外に、ホストコンピュー
タから転送される画像情報をハードコピーとして出力す
るプリンタに接続するステープルソータに本発明を適用
してもよい。さらに、ビンアッセンブリ30や用紙搬送
部80の構成は任意である。例えば、複写機又はプリン
タが画像メモリ機能を有し、画像を所望の部数だけペー
ジ順に形成するタイプであれば、ビン31は一つのみ設
置されていてもよい。あるいはソートビンとは別にステ
ープル処理専用のビンを備えていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるステープルソータと
複写機の外観を示す正面図。
【図2】前記ステープルソータを示す概略構成図。
【図3】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図。
【図4】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図3の続き。
【図5】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図4の続き。
【図6】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図5の続き。
【図7】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図6の続き。
【図8】ステープルソータ内でのステープル及び用紙束
取出し/スタックの動作説明図、図7の続き。
【図9】ステープルソータ内のステープルユニットを示
す斜視図。
【図10】前記ステープルユニットを示す斜視図、図9
とは逆方向から描かれている。
【図11】ステープルユニットの動作説明図、ヘッドが
第1位置にセットされている状態を示す。
【図12】ステープルユニットの動作説明図、ヘッドが
第2位置へ上昇した状態を示す。
【図13】ステープルユニットの動作説明図、ヘッドが
下降中の状態を示す。
【図14】ステープルユニットの動作説明図、ヘッドが
下限まで下降した状態を示す。
【図15】ステープルユニットの動作を示すタイムチャ
ート図。
【図16】複写機及びステープルソータの制御回路を示
すブロック図。
【図17】ステープル処理の制御手順を示すフローチャ
ート図
【符号の説明】
1…複写機 10…ステープルソータ 31…ビン 70…ステープルユニット 71…ヘッド部 72…アンビル部 73…ヘッド 79…遮光板 M40…ヘッド駆動用モータ SE44…ヘッド位置検出用センサ α…第1位置隙間 β…第2位置隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置から排出された用紙を集積
    し、集積された用紙束にステープル処理を行うフィニッ
    シャにおいて、 ステープルを打ち出すヘッド部と、該ヘッド部から打ち
    出されたステープルを受け止めて折り曲げるアンビル部
    と、前記ヘッド部を動作させる駆動手段と、前記ヘッド
    部の停止位置を検出する検出手段とを有するステープル
    ユニットと、 前記ステープルユニットによるステープル処理中に、前
    記検出手段が停止位置を検出するごとに前記ヘッド部の
    動作を停止させる制御手段と、を備え、 前記検出手段によって検出される前記ヘッド部の停止位
    置は、ステープル要求がないときの待機位置であり、か
    つ、ステープル打ち動作後の停止位置である第1位置
    と、ステープル要求がなされたときに用紙束を受け入れ
    るときの第2位置であり、 前記第1位置におけるヘッド部とアンビル部との隙間は
    前記第2位置における隙間より小さく設定されているこ
    と、 を特徴とするフィニッシャ。
  2. 【請求項2】 画像形成装置から排出された用紙を集積
    し、集積された用紙束にステープル処理を行うフィニッ
    シャにおいて、 ステープルを打ち出すヘッド部と、該ヘッド部から打ち
    出されたステープルを受け止めて折り曲げるアンビル部
    と、前記ヘッド部を動作させる駆動手段と、前記ヘッド
    部の停止位置を検出する検出手段とを有するステープル
    ユニットと、 前記ステープルユニットによるステープル処理中に、前
    記検出手段が停止位置を検出するごとに前記ヘッド部の
    動作を停止させる制御手段と、を備え、 前記検出手段によって検出される前記ヘッド部の停止位
    置は、ステープル要求がないときの待機位置であり、か
    つ、ステープル打ち動作後の停止位置である第1位置
    と、ステープル要求がなされたときに用紙束を受け入れ
    るときの第2位置であり、 前記第1位置におけるヘッド部とアンビルとの隙間はス
    テープル許容用紙束厚みより若干大きく設定され、前記
    第2位置における隙間は第1位置における隙間よりも大
    きく設定されていること、 を特徴とするフィニッシャ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105403928A (zh) * 2015-12-28 2016-03-16 苏州赛腾精密电子股份有限公司 一种齿轮漏装检测装置
CN112093561A (zh) * 2019-06-17 2020-12-18 株式会社理光 装订处理装置、图像形成系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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