JP2005075583A - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

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及川  敦輝
Hirosuke Obuchi
大渕  裕輔
Atsushi Takada
篤 高田
Yutaka Suzuki
裕 鈴木
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Abstract

【課題】 本発明は、容易に積載トレイを増設することが可能なシート積載装置を備えたシート積載装置及び画像形成装置を提供することを課題とする。また、本発明は、大容量のシート積載を望むユーザーと、機器毎の個別の複数トレイでの仕分けを望むユーザーに対して、容易に個別対応をとることができるシート積載装置及び画像形成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 装置本体119Aに構成された既存のスタックトレイ(上)128の上面に一定間隔をおいてオプショントレイ170を設置することにより新たな駆動手段を追加することなく昇降可能なトレイを増設する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置により画像が形成されたシートを積載するシート積載装置と、このシート積載装置を備える画像形成装置とに関する。
近年、電子写真複写機やレーザビームプリンターなどの画像形成装置のオプションとして、画像形成済みのシートを仕分けるソータなどのシート処理装置が開発されている。そして、この種のシート処理装置は、シートに対して、ソート処理、綴じ処理、整合処理等の少なくとも1つの処理を施すようになっている。さらにこの種のシート処理装置にて処理されたシートは、排出される枚数に応じて下降しながら積載する排出シート積載手段に最終的に積載されるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
図6はこのような構成の従来のシート処理装置1000の概略構成を示すものであり、同図に示すようにフィニッシャ600は、2つ折り処理部500を介して搬送された画像形成ユニット300からのシートを取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つのシート束として束ねる処理、シート束の後端側をステイプルするステイプル処理(綴じ処理)、ソート処理、ノンソート処理、製本処理等のシートの後処理等を行うようになっている。画像形成ユニット300からのシートは搬送ローラ対200,900,503,506,507を介して中間トレイ901上に積載される。中間トレイ901上に束状に積載されたシート束は、図示しない画像形成ユニット300の操作部からの設定に応じて、整合処理やステイプル処理が行なわれ、その後、排出ローラ680a,680bによりスタックトレイ700上に排出される。
特開2001−26359
昨今市場においてはスタックトレイ積載紙の大容量積載を望むユーザーと、複写機・プリンター・FAX等個別のトレイに積載させるようなMFP(Multi Function Printer)として複数トレイでの仕分けを望むユーザーが存在し、メーカには大容量化とMFPの両立が求められている。これに対しては一製品でこれらの両方を満足する為に、トレイを後付けで増設することが効果的である。
しかしながら、従来の構成においては後付けでスタックトレイを増設する場合、複数のスタックトレイ700,701がそれぞれ独立して昇降する構成であるタイプにおいては、トレイ自体の構成自体が複雑かつ大型である為ユーザー先で後付け作業するのは非常に困難である。また、複数のトレイが一つの支柱に取り付いていて全て同時に昇降するような構成であるトレイにおいては、トレイ自体の構成は非常に簡易な為に後付け作業はしやすいが、固定式ゆえにトレイ間隔が決まってしまい、積載枚数が少ない時でも独立式トレイのようにトレイ間隔を詰めることができず、トレイ切り換え時間が伸びてしまう。
上記目的を達成する為に、本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に取り付けられ、当該画像形成装置によって画像を形成したシートを排出するシート排出口に対して昇降可能であり、且つシートを積載するシート積載トレイと、このシート積載トレイに取り付けられ、シートを載置するシート積載サブトレイとを備えることを特徴とする。
本発明のシート積載装置は、1つまたは複数のシート積載トレイを備えた構成とすることもできる。このとき、シート積載サブトレイは、複数のシート積載トレイそれぞれに対して少なくとも1つずつ設けられると好ましい。
また、本発明に係るシート積載装置は、シート積載トレイを昇降する駆動装置を有することを特徴とする。この駆動装置は、各々のシート積載トレイをシート排出口に対して単独で昇降させることができる。
さらに、本発明に係るシート積載サブトレイは、このシート積載トレイに取り付けられることを特徴とする。
また、本発明に係るシート積載サブトレイは、このシート積載トレイに対して着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明に係るシート積載サブトレイは、画像形成装置にこのシート積載サブトレイが接続された事を認識させる事ができることを特徴とする。
さらに、本発明のシート積載装置は、複数のシート積載トレイの積載面高さを検出する積載面検出器を備えることを特徴とする。
さらに、本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置によって画像を形成したシートを排出するシート排出口に対して昇降可能であり、且つシートを積載するシート積載トレイと、このシート積載トレイに取り付けられ、シートを積載するシート積載サブトレイと、を有するシート積載装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、容易に積載トレイを増設することが可能なシート積載装置を備えたシート積載装置及び画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態のシート積載装置と、このシート積載装置を備えたシート処理装置と、このシート処理装置を有する画像形成装置の一例である複写機とを図に基づいて説明する。なお、画像形成装置には、複写機、ファクシミリ、プリンター、及びこれらの複合機等があり、シート処理装置が装備される画像形成装置は、複写機に限定されるものではない。
また、シート積載装置は、シート処理装置のシート排出部のみに設けられるものではなく、シート処理装置を装備していない画像形成装置のシート排出部に設けられるようになっている。
なお、本実施の形態に記載されている構成部品の寸法、数値、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施の形態の説明では、シート処理装置が独立の装置として、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に構成された、オプション的な装置である場合を例に説明する。ただし、シート処理装置は、画像形成装置に一体的に備えられる場合にも適用されることは言うまでもないが、以下に説明するシート処理装置の場合と、機能的に異なることは特にないので、その説明は省略する。
図1は、複写機にシート処理装置が装着された状態を示す模式的断面図である。なお、シート処理装置は、具体的には、例えばフィニッシャである。
(画像形成装置)
複写機100は、装置本体101と複写機100により画像が形成されたシートに後処理を施すシート処理装置119とで構成されている。また、シート処理装置119は、後処理を施したシートを積載するシート積載装置を有している。このシート積載装置については後に詳述する。
装置本体101の上部には、原稿給送装置102を装備してある。原稿Dは、ユーザによって原稿載置部103に載置されて給送部104により1枚ずつ順次分離してレジストローラ対105に供給される。続いて、原稿Dは、レジストローラ対105によって一旦停止され、ループを形成させられて斜行が矯正される。その後、原稿Dは、導入パス106を通り、読取位置107を通過することで、原稿表面に形成されている画像を読み取られる。読取位置107を通過した原稿Dは、排出パス108を通過して、排出トレイ109上に排出される。
また、原稿の表裏両面を読み取る場合には、まず、上記のようにして原稿Dが読取位置107を通過することで原稿の一方の面の画像が読み取られる。その後、原稿Dは、排出パス108を通り、反転ローラ対110によってスイッチバック搬送されて、表裏反転した状態で、再度レジストローラ対105に送られる。
そして、原稿Dは、一方の面の画像を読み取ったときと同様にして、レジストローラ対105で斜行が矯正されて、導入パス106を通って、読取位置107で他方の面の画像が読み取られる。そして、原稿Dは、排出パス108を通り、排出トレイ109へ排出される。
一方、読取位置107を通過する原稿の画像には、照明系111の光を照射される。原稿から反射した反射光は、ミラー112によって、光学素子113(CCDあるいは他の素子)に導かれて、画像データとして得られる。そして、この画像データに基づいたレーザ光を、画像形成手段である例えば感光体ドラム114に照射して潜像を形成する。なお、図示はしないが、上記ミラー112によって、反射光を直接感光体ドラム114に照射して潜像を形成するように構成することもできる。
感光体ドラム114に、形成された潜像は、さらに、図示しないトナー供給装置から供給されたトナーによってトナー像が形成される。カセット115には、紙あるいは、プラスチックフィルム等のシートである記録媒体が積載されている。シートは、記録信号に応じてカセット115から送り出されて、感光体ドラム114と転写器116との間に進入する。そして、転写器116によって、感光体ドラム114上のトナー像がシートシートに転写される。トナー像が転写されたシートは定着器117を通過する間に定着器117の加熱加圧によって、トナー像を定着される。
記録媒体の両面に画像を形成する場合、定着装置117によって片面に画像が定着されたシートは、定着装置117の下流側に設けた両面パス118を通って、再度、感光体ドラム114と転写器116との間に送り込まれて、裏面にも、トナー像が転写される。そして、定着装置117でトナー像が定着されて外部(フィニッシャ119側)に排出される。
図2は、複写機全体の制御ブロック図である。複写機100全体は、CPU201によって制御されるようになっている。CPU201内には、各部のシーケンス、すなわち制御手順を記憶してあるROM202と、必要に応じて一時的に種々の情報が記憶されるRAM203が設けられている。原稿給送装置制御部204は、原稿給送装置102の原稿送り動作を制御するようになっている。イメージリーダ制御部205は、照明系111等を制御して、原稿の読み取りを制御するようになっている。画像信号制御206は、イメージリーダ制御部205の読み取り情報、或いは、外部のコンピュータ207から送られてくる画像情報を外部I/F208を介して受信し、その情報を処理して、プリンター制御部209に処理信号を送るようになっている。プリンター制御部209は、画像信号制御部206からの画像処理信号に基づいて感光ドラム104等を制御して、シートに画像が形成できるようにする。
操作部210は、ユーザが複写機100を使用するときのシートサイズ情報やシートに対してどのような処理を施すかを表示する。例えば、ステイプル処理をする情報等を入力できるようになっているとともに、複写機100の装置本体101や、この装置本体101に設けられ、画像形成済みのシートに後処理を施す装置であるシート処理装置(フィニッシャ)119の動作状態等の情報を表示できるようになっている。フィニッシャ制御部211は、フィニッシャ119内の動作を制御するようになっている。FAX制御部212は、複写機をファックスとして使用できるように、複写機を制御するようになっており、他のファックスと信号の授受を行えるようにしている。
(シート処理装置)
次に、複写機100の装置本体101に設けられたシート処理装置119について説明する。
シート処理装置119は装置本体101から排出されたシートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理、束ねたシート束をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだシートの後端付近に孔あけをするパンチ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などの各シート処理を行うものであり、図3に示すように折り装置400、処理部501等が設けられている。
ここで、処理部501は、同図に示すように、装置本体101から搬送されたシートを内部に導くための入口ローラ対502と、入口ローラ対502の下流に設けられ、シートをノンソート及びソートモードの際にはノンソートパス552に、または折りモードの際には製本パス553に導くためのフラッパ551とを備えている。
本実施形態に係るシート積載装置は、各処理を施されたシートが排出される排出口(上)834直下に位置するスタックトレイ(上)(シート積載トレイ)128と、そのスタックトレイ(上)128の下方に位置するスタックトレイ(下)(シート積載トレイ)155と、スタックトレイ(上)128に設けられたオプショントレイ(シート積載サブトレイ)170とを有している。
そして、ノンソートの場合には、フラッパ551によりノンソートパス552に導かれたシートは、正逆転可能な排紙搬送ローラ対509の正転によりスタックトレイ(上)128もしくはスタックトレイ(下)155、または後述するオプショントレイ170上に排紙される。
また、ソートモードの場合には、フラッパ551によりソートパス552に導かれたシートは、排紙搬送ローラ対509の所定量の正転の後の逆転により中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に積載される。なお、中間トレイ630上に束状に積載されたシートは、必要に応じて整合処理、ステイプラ601によるステイプル処理等が施された後、排紙搬送ローラ対509により、上下方向に移動(自走)可能に構成されたシート積載手段であるスタックトレイ(上)128もしくはスタックトレイ(下)155、または後述するオプショントレイ170上に排出される。尚、スタックトレイ(上)128,スタックトレイ(下)155,オプショントレイ170は、シート積載装置を構成している。このシート積載装置については後述する。
一方、折り装置400は、綴じ手段である2対のステイプラ818と、シート束を折る折り手段である折りローラ対826を備えており、製本パス553からのシートは、搬送ローラ対813によって収納ガイド820に収納され、さらにこの後、先端が上下方向に移動可能な位置決め部材823に接する位置まで搬送されるようになっている。
ここで、折りローラ対826の収納ガイド側には収納ガイド820を挟んで突き手段である突出し部材825が設けられている。そして、この折りローラ対826に対向して設けられた突出し部材825を収納ガイド820に収納されたシート束に向けて突き出すことにより、シート束は折りローラ対826の折り部であるニップに押し出され、この折りローラ対826によって折りたたまれた後、折り紙排紙ローラ827を介して折りシート積載部であるサドル排出トレイ832に排出されるようになっている。
なお、ステイプラ818で綴じられたシート束を折る場合には、ステイプル処理終了後、シート束のステイプル位置が折りローラ対826の中央位置になるように、位置決め部材823を所定距離分下降させるようにしている。
(シート積載装置)
次に、本実施形態のシート積載装置について説明する。前述説明済みのシート処理装置にて処理されたシート或いはノンソートシートにて処理されたシートは、図3に示すように、排出口(上)834からシート積載装置に排出され、排出口(上)834直下に待機するスタックトレイ(上)128もしくはスタックトレイ(下)155、または後述するオプショントレイ170上に積載される。
スタックトレイ(上)128・スタックトレイ(下)155は各々図示しないモータ(駆動装置)を内蔵し、独立に上下方向に移動(自走)可能である。
また、シート積載装置は、紙面を検知する紙面検知センサS3,S6と、折り処理が施されたシート束を検知するシート検知センサS1と、スタックトレイ(下)155の位置を検知する下限センサS2と、スタックトレイ(上)128の待機位置を検知する待機位置検知センサ(積載面検出器)S4と、シート束の許容積載枚数に達したことを検知する下限センサS5と、を有している。
紙面検知センサS6はスタックトレイ(上)128もしくはスタックトレイ(下)155、または後述するオプショントレイ170上に積載されたシートの最上面を検知する紙面検知センサである。この紙面検知センサS6は、スタックトレイ(上)128もしくはスタックトレイ(下)155、または後述するオプショントレイ170が上下動する際、積載されたシートもしくはトレイによって押圧されるフラグ701によりオンとなるようになっており、出力は、制御部860に入力されるようになっている。この紙面検知センサS6の出力をトリガーとして、スタックトレイ(上)128もしくはスタックトレイ(下)155、または後述するオプショントレイ170の待機位置を適正な位置に制御している。
また、紙面検知センサS3は、スタックトレイ(下)155用の紙面検知センサであり、紙面検知センサS6と同様に積載されたシートもしくはトレイによって押圧されるフラグ704によりオンとなるようになっており、この紙面検知センサS3の出力が、制御部860に入力されるようになっている。こうしてこの紙面検知センサS3の出力をトリガーとして、スタックトレイ(下)155の待機位置を適正な位置に制御している。
下限センサS5はスタックトレイ(上)128もしくはスタックトレイ(下)155、または後述するオプショントレイ170に積載されたシート束が許容積載枚数に達したことを検知する位置検知手段である下限センサである。この下限センサS5の出力を満載検知のトリガーとし、それ以上そのトレイにシートを積載できないよう制御している。
また、シート積載装置には折り処理が施されたシート束をサドル排出トレイ832に排出するための折りシート排出口である束排出口833と、フィニッシャ本体119Aに上下方向に移動可能に設けられ、束排出口833を開閉するシャッタ部材702とが設けられている。このシャッタ部材702はスタックトレイ(下)155の下降に伴って下降するようになっている。
なお、このシャッタ部材702は、引っ張りばね703によって上方に牽引されており、これによりシャッタ部材702は通常束排出口833を開放する位置に保持され、またスタックトレイ(下)155が上昇すると、スタックトレイ(下)155に追従して上昇し、束排出口833を開放するようになっている。
また、サドル排出トレイ832の上方には、サドル排出トレイ832に排出されたシート束の排出側を押さえる押さえ部材850が設けられている。この押さえ部材850がシート束の排出側を抑えることにより、この後のシート束のサドル排出トレイ上への排出を適切に行うことができるようにしている。
ここで、この押さえ部材850はシャッタ部材702の下端部に取り付けられており、このように押さえ部材850をシャッタ部材702の下端部に設けることにより、フィニッシャ本体119Aの内部にシャッタ部材を設ける場合に比べてフィニッシャ本体119Aの幅方向の寸法を小さくすることができ、フィニッシャ119の小型化、ひいてはフィニッシャ119を備えた複写機100の小型化を図ることができる。
なお、本実施の形態において、押さえ部材850はシャッタ部材702の下端部に一端850aが軸支されており、図3に示すように押さえ部材850がシート束に当接した後、スタックトレイ(下)155がさらに下降し、これに伴ってシャッタ部材702が下降すると、押さえ部材850は上方に回動するようになっている。
そして、このようにシート束に当接した後、押さえ部材850が上方回動するようにすることにより、スタックトレイ(下)155及びシャッタ部材702は、押さえ部材850に邪魔されることなく下降することができる。なお、この押さえ部材850は、シート束に当接までは不図示の係止部材により同図に示すような状態に保持されるようになっている。
また、サドル排出トレイ832には、サドル排出トレイ832に排出されたシート束を検知する折りシート検知手段であるシート束検知センサS1と、スタックトレイ(下)155が、シャッタ部材702がサドル排出トレイ832に排出されたシートに圧接することのない位置(以下、下限位置という)に達したことを検知する位置検知手段である下限センサS2とが設けられている。
ここで、これらシート束検知センサS1及び下限センサS2の検知信号は、フィニッシャ本体119A(或いは装置本体101)に設けられた制御部860に入力されるようになっている。そして、この制御部860は、束排出口833の上方に設けられた上部排出口834から排出される折り処理が施されないシートを順次スタックトレイ(下)155に積載し、これに伴いスタックトレイ(下)155が徐々に下降し、やがて下限位置に達したスタックトレイ(下)155を検知した下限センサS2から検知信号が入力されると、シート束検知センサS1からの検知信号の有無を調べるようにしている。
ここで、このように下限センサS2から検知信号が入力されたとき、シート束検知センサS1から検知信号が入力されている場合、即ちサドル排出トレイ832にシート束が存在する場合には、不図示のスタックトレイ昇降用のモータを停止させ、シャッタ部材702がサドル排出トレイ832との間でシート束を挟み込むのを防止し、シート束の破損を防止する。また、S1から検知信号が入力されていない場合は下限センサS5が検知するまで積載が継続される。
スタックトレイ(上)128・スタックトレイ(下)155、または後述するオプショントレイ170いずれかのトレイの積載量が満載時、もしくはコピー・プリンター・FAX等によってトレイを切り替えている場合にはモード切換時にトレイ切換が行われる。図3に示すように、トレイ切換はトレイ上に積載されたシート束が揺動ローラ対509・揺動ガイド706に引っ掛かるのを防ぐ為、切換時に図示しないラック&ピニオン機構によって上下動可能なシャッタ705がシートを排出する為の排出口(上)834を塞いだ状態でスタックトレイを昇降させることにより行われる。
また、待機位置検知センサS4は、スタックトレイ(下)155を使用する際にスタックトレイ(上)128の上部待機位置を設定するための待機位置を検知する。この待機位置検知センサS4からの検知信号が入力されたときスタックトレイ(上)128を停止させその位置で待機させ制御が行われる。これにより、ノンソートシート、もしくは前述説明済みのシート処理装置にて処理されたシートを排出させるための開口部を十分に確保し、スタックトレイ(下)155上に積載する事を可能となる。
図3に、スタックトレイ(上)128上部に増設されたオプショントレイ170を示す。尚、本実施形態では、図4に示すようにオプショントレイ170を既存のトレイの上方に設置し、さらにオプショントレイ170の側面174を切り欠いて既存のトレイに積載された用紙の視認性を向上させているが、オプショントレイ170を既存のトレイの下方に設置しても構わない。つまり、複数あるトレイの上側のうち任意のトレイに本実施形態に係るオプショントレイを設置可能である。
図4に示すようにオプショントレイ170はステー171a、171bを有し、例えば本実施例では図5に示すようにスタックトレイ(上)128のベース部材にビスにて脱着可能に係合されている。
増設されたオプショントレイ170はスタックトレイ(上)128・スタックトレイ(下)155と異なりそれ自体には駆動源を持たないため、スタックトレイ(上)128を駆動させる事によりそれと連動して動作する。したがって、図3に示すようにスタックトレイ(上)128を駆動させる事によって、オプショントレイ170上のシート上面もしくはシートが積載されていない場合はトレイ面を紙面検知センサS6が検知し、オプショントレイ170を適正な位置に待機させることによってオプショントレイ170上にシートを積載させる。ここで、オプショントレイ170上にはフラグ173を有しており、トレイ上に用紙が積載されている場合はこれを積載紙が押し込むことにより紙有無センサS8が検知しトレイ上の用紙の有無を判断している。
また図5に示すように、オプショントレイ170は信号線172を有しており、増設時この信号線172はスタックトレイ(上)128内の受け口130に接続される。信号線172が受け口130に接続されると、図2に示す制御部860がオプショントレイ170の信号線172が接続された事を認識し、オプショントレイ170が増設された事を認識する。
オプショントレイ170が増設された状態においては、スタックトレイ(上)128の最大積載枚数が本来の最大積載枚数よりも少なくなる。図3においてS7はオプショントレイ170が増設された際のスタックトレイ(上)128に積載されたシート束が許容積載枚数に達したことを検知する位置検知手段である下限センサである。前述制御部860がオプショントレイ170が増設された事を認識した状態においては、スタックトレイ(上)128の満載検知に関しては、下限センサS5の信号はキャンセルされ下限センサS7の検知信号が優先される。
また、図2の複写機装置本体の操作部210において、複写機・プリンター・FAX等から出力された用紙を既存のトレイ、オプショントレイのどのトレイに出力させるか任意に設定可能となっており、各々の出力紙を指定されたトレイ上に排出することができる。
以上のように、後からでも容易にトレイを増設可能な構成とする事で、複写機として大容量のシート積載を望むユーザーと、複写機・プリンター・FAX等個別のトレイに積載させるようなMFPとして複数トレイでの仕分けを望むユーザーに対して、容易に個別対応をとる事が可能になる。また、設置後でも取り外しが可能である為、MFPとして使用していたユーザーでも容易に大容量トレイに変更することができる。
本実施形態に係るシート積載装置は、シート処理装置119を装備する複写機100に設けられているとして説明したがこの形態に限るものではない。
その他の実施の形態として、例えば、シート積載装置は、シート処理装置を備えていない画像形成装置の装置本体にも設けてもよい。すなわち、図1において、シート処理装置119を装備していない複写機100の装置本体101における、排出ローラ対120の下流側に配設することもできる。
以上説明したように、本発明のように後からでも容易にトレイを増設可能な構成のシート積載装置とする事で、複写機として大容量のシート積載を望むユーザーと、複写機・プリンター・FAX等個別のトレイに積載させるようなMFPとして複数トレイでの仕分けを望むユーザーに対して、容易に個別対応をとる事が可能になる。
本発明の第1の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の概略構成を示す図。 図1の複写機の制御ブロック図である。 上記シート処理装置の概略構成図。 オプショントレイを増設した図。 オプショントレイを増設した図(スタックトレイカバーなし)。 従来のシート処理装置の概略構成を示す図。
符号の説明
100 複写機
101 装置本体
102 原稿給送装置
103 原稿載置部
104 給送部
105 レジストローラ対
106 導入パス
107 読み取り位置
108 排出パス
109 排出トレイ
110 反転ローラ対
111 照明系
112 ミラー
113 光学素子
114 感光体ドラム
115 カセット
116 転写器
117 定着装置
118 両面パス
119 シート処理装置(フィニッシャ)
119A フィニッシャ本体
120 排出ローラ対
128 スタックトレイ(上)(シート積載トレイ)
130 受け口
155 スタックトレイ(下)(シート積載トレイ)
170 オプショントレイ(シート積載サブトレイ)
171a ステ−
171b ステ−
172 信号線
173 フラグ
174 側面
200 搬送ローラ対
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 原稿給送装置制御部
205 イメージリーダ制御部
206 画像信号制御
207 外部コンピュータ
208 外部I/F
209 プリンター制御部
210 操作部
211 フィニッシャ制御部
212 FAX制御部
300 画像形成ユニット
400 折り装置
500 2つ折り処理部
501 処理部
502 入口ローラ対
503 搬送ローラ対
506 搬送ローラ対
507 搬送ローラ対
509 排紙搬送ローラ対
551 フラッパ
552 ノンソートパス
553 製本パス
600 フィニッシャ
601 ステイプラ
630 中間トレイ(処理トレイ)
680a 排出ローラ
680b 排出ローラ
700 スタックトレイ
701 フラグ
702 シャッタ部材
703 引っ張りばね
704 フラグ
705 シャッタ
706 揺動ガイド
813 搬送ローラ対
818 ステイプラ
820 収納ガイド
823 位置決め部材
825 突出し部材
826 折りローラ対
827 折り紙排紙ローラ
832 サドル排出トレイ
833 束排出口
834 排出口(上)
850 押さえ部材
850a 一端
860 制御部
900 搬送ローラ対
901 中間トレイ
1000 複写機
S1 シート束検知センサ
S2 下限センサ
S3 紙面検知センサ
S4 待機位置検知センサ(積載面検出器)
S5 下限センサ
S6 紙面検知センサ
S7 下限センサ
S8 紙有無センサ

Claims (7)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置に取り付けられ、当該画像形成装置によって画像を形成したシートを排出するシート排出口に対して昇降可能であり、且つ前記シートを積載するシート積載トレイと、
    当該シート積載トレイに取り付けられ、シートを載置するシート積載サブトレイと、
    を備えることを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記シート積載トレイを昇降する駆動装置を有することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記シート積載サブトレイは、前記シート積載トレイに取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート積載装置。
  4. 前記シート積載サブトレイは、当該シート積載トレイに対して着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のシート積載装置。
  5. 前記シート積載サブトレイは、前記画像形成装置に当該シート積載サブトレイが接続された事を認識させる事ができることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のシート積載装置。
  6. 前記複数のシート積載トレイの積載面高さを検出する積載面検出器を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のシート積載装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成装置によって画像を形成したシートを排出するシート排出口に対して昇降可能であり、且つ前記シートを積載するシート積載トレイと、
    当該シート積載トレイに取り付けられ、シートを積載するシート積載サブトレイと、
    を有するシート積載装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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