JP2006136360A - 頭皮ケア用ヘアーブラシ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の尖鋭化された合成繊維が植毛された頭皮ケア用ヘアーブラシ、さらに該頭皮ケア用ヘアーブラシを用いて洗髪する。
【選択図】 図1
Description
(1)先端が尖鋭化された合成繊維がブラシ台に植毛されてなる頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(2)前記合成繊維の尖鋭化された部分にミクロクレーター状の凹凸を有することを特徴とする請求項1に記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(3)前記合成繊維がポリエステル系繊維からなることを特徴とする(1)または(2)の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(4)前記合成繊維の尖鋭化された部分は先端に向けて次第に細くなり、尖鋭化された長さが1〜30mmであることを特徴とする(1)〜(3)に記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(5)前記合成繊維の尖鋭化された部分の最先端の最大径部の太さが10μm以下であることを特徴とする(1)〜(4)に記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(6)前記合成繊維の尖鋭化されていない部分の単繊維の最大径太さが0.01〜2.0mmであることを特徴とする(1)〜(5)に記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(7)前記尖鋭化された合成繊維の全体の長さが5〜50mmであることを特徴とする(1)〜(6)に記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(8)前記ブラシ台の一つの孔に植えられる前記尖鋭化された合成繊維の繊維本数が2〜100本であることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(9)前記ブラシ台の一つの孔に植毛された尖鋭化された合成繊維束と、隣り合った尖鋭化された合成繊維束との最短距離が3〜30mmであることを特徴とする(1)〜(8)のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(10)前記ブラシ台が合成樹脂からなることを特徴とする(1)〜(9)のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
(株)ハイロックス製デジタルハイスコープシステムKH−2400DPを用い、倍率100倍で男性パネラー10人の洗髪前後(洗浄剤は市販のシャンプー)の汚れ有無の変化を調べ、洗髪前に比べた洗髪後の状態を評価した。なお、
○:頭皮表面に汚れがなく良好、
△:頭皮表面に汚れがわずかに残っており、やや悪い、
×:頭皮表面に汚れが残っており、悪い、
とした。
(株)ハイロックス製デジタルハイスコープシステムKH−2400DPを用い、倍率100倍で男性パネラー10人の洗髪前後(洗浄剤は市販のシャンプー)の頭皮の状態の変化を観察し、洗髪前に比べた洗髪後の状態を評価した。なお、
○:頭皮表面に線状のキズが見られず良好、
△:頭皮表面に線状のキズがわずかに見られ、やや悪い、
×:頭皮表面に線状のキズが見られ、悪い、
とした。
10人の男性パネラーを選定し、洗髪後(洗浄剤は市販のシャンプー)に爽快感を感じるか否かを評価してもらった。評価は以下の3段階、
○:洗髪後、爽快と答えた人が8人以上で良好である、
△:洗髪後、特に爽快感は感じないと答えた人が8人以上で、良くも悪くもない、
×:洗髪後、不快と答えた人が8人以上で、悪い、
とした。
ポリブチレンテレフタレートからなる合成繊維をトウ状に束ねた後、束の外周を紙で覆った。次に所定の長さにカットし、一端または両端をアルカリ液に浸け処理して、尖鋭端部の先端から1μmの部分の直径が10μm以下になるまで加工を続けて一端または両端が尖鋭化された尖鋭端繊維を得た。得られた尖鋭端は先端に向けて次第に細くなっており、最先端部から1μmの部分の直径は約9μmであった。顕微鏡で観察したところ、尖鋭部の表面には、いずれも凹凸状のミクロクレーターが確認された。
非尖鋭部の最大径が0.17mm、長さ30mm、尖鋭化部分の長さ3.5mmの先端が尖鋭化された合成繊維45本を束ね、非尖鋭部をブラシ台に空けられた一つの孔に植毛した。ブラシ台の孔の直径および数は1.5mm、24個とし、ブラシ台は硬質透明の塩ビを使った。隣り合った尖鋭端繊維束との最短距離は10mmの市松状の配置とした。
非尖鋭部の最大径が0.5mm、長さ25mm、尖鋭化部分の長さ7.3mmの先端が尖鋭化された合成繊維7本を束ね、非尖鋭部をブラシ台に空けられた一つの孔に植毛した。ブラシ台の孔の直径および数は1.5mm、20個とし、ブラシ台は硬質透明の塩ビを使った。以外は実施例1と同様のブラシを作った。
市販のプラスチック製ブラシを用いて洗髪してもらった結果、頭皮表面の皮脂はわずかに残っており、頭皮にわずかにキズが見られた。また、洗髪後の爽快感は普通であり、特に感じないとのことであり、不十分なものであった。結果を表1に示す。
素手で洗髪してもらった結果、頭皮表面の皮脂はかなり残っており、頭皮に多くのキズが見られた。また洗髪後の爽快感はなく、不満の残るものであった。結果を表1に示す。
2:尖鋭化された合成繊維
3:尖鋭化された合成繊維束の距離
4:尖鋭化された合成繊維の長さ
5:尖鋭化された部分の長さ
Claims (10)
- 先端が尖鋭化された合成繊維がブラシ台に植毛されてなる頭皮ケア用ヘアーブラシ。
- 前記合成繊維の尖鋭化された部分にミクロクレーター状の凹凸を有することを特徴とする請求項1に記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
- 前記合成繊維がポリエステル系繊維からなることを特徴とする請求項1または2に記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
- 前記合成繊維の尖鋭化された部分は長さが1〜30mmで、先端に向けて次第に細くなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
- 前記合成繊維の尖鋭化された最先端から1μmの部分の径が10μm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
- 前記合成繊維の尖鋭化されていない部分の最大径が0.01〜2.0mmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
- 前記尖鋭化された合成繊維の全体の長さが5〜50mmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
- 前記ブラシ台の一つの孔に植えられる前記尖鋭化された繊維の繊維本数が2〜100本であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
- 前記ブラシ台の一つの孔に植毛された尖鋭化された合成繊維束と、隣り合った尖鋭化された合成繊維束との最短距離が3〜30mmであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
- 前記ブラシ台が合成樹脂からなることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の頭皮ケア用ヘアーブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004326001A JP2006136360A (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 頭皮ケア用ヘアーブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004326001A JP2006136360A (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 頭皮ケア用ヘアーブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006136360A true JP2006136360A (ja) | 2006-06-01 |
Family
ID=36617541
Family Applications (1)
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JP2004326001A Pending JP2006136360A (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 頭皮ケア用ヘアーブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006136360A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008143131A1 (ja) * | 2007-05-24 | 2008-11-27 | Lion Corporation | 頭皮毛穴洗浄用ブラシ及び頭皮毛穴洗浄用具 |
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-
2004
- 2004-11-10 JP JP2004326001A patent/JP2006136360A/ja active Pending
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