JP2006133735A - 磁性トナー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも結着樹脂と磁性体粒子とを有する磁性トナー粒子を有する磁性トナーであって、前記磁性体粒子の等電点がpH4.0以下である磁性トナーを用いる。
【選択図】 なし
Description
このような一成分現像方法は、用いられる磁性トナーの性能により形成される画像の品質が大きく左右される。磁性トナー中には微粉末状の磁性体粒子が相当量混合分散されており、該磁性体粒子の一部が磁性トナーの表面に露出している。このため、磁性体粒子の種類が磁性トナーの流動性及び摩擦帯電性に影響し、結果として、磁性トナーの現像特性、耐久性などの磁性トナーに要求される種々の特性に影響を与えるのである。そのため、従来から磁性トナーに含有される磁性体粒子に関して数々の提案が行われている。
即ち、本発明は、磁性トナーに磁性体粒子を使用するにあたって、磁性体粒子の酸化により得られる画像が赤味を帯びることなく、帯電量が高い磁性体粒子を磁性トナーの材料として使用することで、環境によらず最適な帯電量を安定して有し、ゴーストレベルのよい画像を得ることのできる磁性トナーを提供することを目的とする。
即ち、本発明は、少なくとも結着樹脂と磁性体粒子とを有する磁性トナー粒子を有する磁性トナーであって、前記磁性体粒子の等電点がpH4.0以下であることを特徴とする磁性トナーに関する。
まず、磁性体粒子を25℃のイオン交換水に溶解又は分散させ、試料濃度が1.8質量%になるように調整する。超音波方式ゼータ電位測定装置DT−1200(Dispersion Technology社製)を使用し、1N−HClで滴定してゼータ電位を測定する。ゼータ電位
が0mVの時のpHを本発明における等電点とした。結着樹脂の場合は60メッシュ(開口径250μm)の篩いにかけたものを試料として使用すること以外は、磁性体粒子と同様にして等電点を測定した。
20.0質量%のSiO2を含有することにより、磁性体粒子表面を均一且つ十分にSiO2が覆い、磁性体粒子表面にSiO2に近い表面性状を付与し、且つ帯電量を向上、保持させることができる。その結果、良好な流動性と、環境によらず高画像濃度、高画質な現像性を有しながら、磁性トナーの消費量を低減することができる。
具体的には、被覆層を有する磁性体粒子のSiO2の含有量、及び、被覆層を形成する前の磁性体粒子(母体磁性体粒子)のSiO2の含有量を上記蛍光X線分析装置を用いて測定し、被覆層を有する磁性体粒子のSiO2の含有量から被覆層を形成する前の磁性体粒子(母体磁性体粒子)のSiO2の含有量を差し引いた値を本発明における磁性体粒子の表面のSiO2の含有量とした。
M = (Wk−Wc)/Wc×100 (1)
Pk = Q/Q0×100 (2)
(上記各式において、Mは吸着量[%]、Pkは相対蒸気圧[%]、Wkは吸着時の試料質量[mg]、Wcは試料の乾物質量[mg]、Q0は吸着・脱着平衡時の温度Tk[℃]からAntoineの式により求められる水の飽和蒸気圧[mmHg]、Qは平衡データとして測定した圧力[mmHg]、をそれぞれ示す。)
まず、磁性体粒子を硫酸に溶解し、過マンガン酸カリウム標準溶液を使用して酸化還元滴定を行い、熱処理前の磁性体粒子中のFe2+の含有量を測定する。一方、160℃で1時間熱処理した磁性体粒子試料0.500gを精秤し、500ml三角フラスコに取り、濃塩酸10mlを加えガスを通すことのできるゴム栓で密封して、炭酸ガスを通しながら加熱し、試料を完全に分解する。炭酸ガスを通したまま室温まで冷却した後、純水で洗浄液が三角フラスコに入るようにゴム栓を洗浄し、純水で上記洗浄液を150mlに希釈する。次いで、0.1N過マンガン酸カリウム標準液で電位差滴定装置を用いて滴定を行い、熱処理後の磁性体粒子中のFe2+の含有量を測定する。本発明におけるFe2+の保持率は、磁性体粒子中における熱処理前のFe2+の含有量に対する熱処理後のFe2+の含有量の百分率として求められる。
類、磁性体粒子に配合される非磁性材料の種類及び配合量、又は磁性体粒子を被覆する材料の種類及び被覆量若しくは被覆状態を適宜選択及び/又は制御することによって調整することができる。
また、第一鉄塩としては、一般的に硫酸法チタン製造において副生する硫酸鉄、鋼板の表面洗浄に伴って副生する硫酸鉄の利用が可能である。更に塩化鉄等の使用も可能である。
結着樹脂の等電点は、pH2.0〜4.0であることが好ましい。また、前記磁性体粒子の等電点と前記結着樹脂の等電点との差は小さいことが好ましく、前記磁性体粒子の等電点をX、前記結着樹脂の等電点をYとした時、前記磁性体粒子の等電点と前記結着樹脂の等電点Yとの差(X−Y)が下記式(i)
−2.0≦(X−Y)≦2.0(i)
を満たすことが好ましい。磁性体粒子の等電点と前記結着樹脂の等電点とが上記式(i)を満たすことで、結着樹脂中における磁性体粒子の分散性及び結着樹脂と磁性体粒子との結着性がより良好になるため、不均一な帯電量を有する磁性トナーが減少し、ゴースト現象を効果的に抑制することができる。
本発明に用いられる結着樹脂としては、従来結着樹脂として知られている種々の樹脂を使用することができる。例えば、ビニル系樹脂、フェノール樹脂、天然樹脂変性フェノール樹脂、天然樹脂変性マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール、テルペン樹脂、クマロインデン樹脂、石油系樹脂といった樹脂が挙げられる。特に、結着樹脂が少なくともポリエステルユニットを有する樹脂であることが好ましい。なお、本発明において「ポリエステルユニット」とはポリエステルに由来する部分を示す。即ち、本発明における「ポリエステルユニットを有する樹脂」とは、少なくともエステル結合を有する繰り返し単位を有する樹脂を示す。
また、本発明において、好ましく用いられるポリエステルユニットを有する樹脂は、全
成分中45〜55mol%がアルコール成分であり、55〜45mol%が酸成分であることが好ましい。
ビニル系樹脂としては、例えばスチレン;o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチレンスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチ
レン、3,4−ジクロルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレンなどのスチレン誘導体;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレンなどのエチレン不飽和モノオレフィン類;ブタジエンなどの不飽和ポリエン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、沸化ビニルなどのハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニルなどのビニルエステル類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチルなどのα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニルの如きアクリル酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなどのビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、メチルイソプロペニルケトンなどのビニルケトン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなどのN−ビニル化合物;ビニルナフタリン類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸又はメタクリル酸誘導体;α,β−不飽和酸のエステル、二塩基酸のジエステル類;アクリル酸、メタクリル酸、α−エチルアクリル酸、クロトン酸、ケイヒ酸、ビニル酢酸、イソクロトン酸、アンゲリカ酸等のアクリル酸及びそのα−又はβ−アルキル誘導体;フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、アルケニルコハク酸、イタコン酸、メサコン酸、ジメチルマレイン酸、ジメチルフマル酸等の不飽和ジカルボン酸及びそのモノエステル誘導体又は無水物等のビニル系モノマーを用いた重合体が挙げられる。上記ビニル系樹脂では、前述したようなビニル系モノマーが単独で又は2以上が用いられる。これらの中でもスチレン系共重合体、スチレン−アクリル系共重合体となるようなモノマーの組み合わせが好ましい。
また、本発明においては、結着樹脂が少なくともポリエステル樹脂とビニル系樹脂の両者が一部反応したハイブリッド樹脂成分を含有すると、本発明の目的とする効果を得るうえで好ましい。ことハイブリッド樹脂は、本来相溶しにくい2種類の樹脂が均一に分散しているため、帯電性や定着性、保存安定性など両樹脂の特性を生かすことができるうえに、他の内添剤との相溶性にも優れる。
1)試料は予め結着樹脂(重合体成分)以外の添加物を除去して使用するか、試料の結着樹脂以外の成分の酸価を求めておく。磁性トナー又は結着樹脂の粉砕品0.5〜2.0(g)を精秤する。このときの結着樹脂成分をW(g)とする。
酸価(mgKOH/g) = {(S−B)×f×5.61}/W
1)試料は予め結着樹脂(重合体成分)以外の添加物を除去して使用するか、試料の結着樹脂以外の成分の含有量を求めておく。磁性トナー又は結着樹脂の粉砕品0.5〜2.0(g)を200(ml)の平底フラスコに精秤する。
水酸基価(mgKOH/g) = [{(D−E)×28.05×f’}/S]+F
(上記式において、Dは空試験に用いた0.5kmol/m3水酸化カリウムエタノール溶液の滴定量(ml)であり、Eは滴定に用いた0.5kmol/m3水酸化カリウムエタノール溶液の滴定量(ml)であり、f’は0.5kmol/m3水酸化カリウムエタノール溶液のファクターであり、Sは試料中に含まれる結着樹脂の量(g)であり、Fは試料の酸価である。なお式中「28.05」は水酸化カリウムの式量(56.11×1/2)である)。
P.139〜192(John Wiley & Sons社製)に記載の理論ガラス転移温度が45〜8
0℃を示すように、結着樹脂の構成物質(重合性単量体)を選択することにより調整することができる。また結着樹脂のガラス転移点温度は、示差走査熱量計、例えばパーキンエルマー社製のDSC−7やTAインスツルメンツジャパン社製のDSC2920を用いて、ASTM D3418−82に準じて測定することができる。結着樹脂のガラス転移温度が上記範囲よりも小さいと磁性トナーの保存安定性が不十分となることがあり、結着樹脂のガラス転移温度が上記範囲よりも大きいと現像剤の定着性が不十分となることがある。
本発明に用いられるワックスには次のようなものがある。例えば低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、ポリオレフィン共重合物、ポリオレフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス及びフィッシャートロプシュワックスの如き脂肪族炭化水素系ワックス;酸化ポリエチレンワックスの如き脂肪族炭化水素系ワックスの酸化物;又は、それらのブロック共重合物;キャンデリラワックス、カルナバワックス、木ろう及びホホバろうの如き植物系ワックス;みつろう、ラノリン及び鯨ろうの如き動物系ワックス;オゾケライト、セレシン及びペトロラクタムの如き鉱物系ワックス;モンタン酸エステルワックス及びカスターワックスの如き脂肪族エステルを主成分とするワックス類;脱酸カルナバワックスの如き脂肪族エステルを一部又は全部を脱酸化したものが挙げられる。更に、パルミチン酸、ステアリン酸、モンタン酸、及び更に長鎖のアルキル基を有する長鎖アルキルカルボン酸類の如き飽和直鎖脂肪酸;ブラシジン酸、エレオステアリン酸及びバリナリン酸の如き不飽和脂肪酸;ステアリルアルコール、エイコシルアルコール、ベヘニルアルコール、カウナビルアルコール、セリルアルコール、メリシルアルコール及び更に長鎖のアルキル基を有するアルキルアルコールの如き飽和アルコール;ソルビトールの如き多価アルコール;リノール酸アミド、オレイン酸アミド及びラウリン酸アミドの如き脂肪族アミド;メチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスカプリン酸アミド、エチレンビスラウリン酸アミド及びヘキサメチレンビスステアリン酸アミドの如き飽和脂肪族ビスアミド;エチレンビスオレイン酸アミド、ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド、N,N’−ジオレイルアジピン酸アミド及びN,N’−ジオレイルセバシン酸アミドなどの不飽和脂肪酸アミド類;m−キシレンビスステアリン酸アミド及びN,N’−ジステアリルイソフタル酸アミドの如き芳香族系ビスアミド;ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛及びステアリン酸マグネシウムの如き脂肪族金属塩(一般に金属石けんといわれているもの);脂肪族炭化水素系ワックスにスチレンやアクリル酸などのビニル系モノマーを用いてグラフト化させたワックス;ベヘニン酸モノグリセリドなどの脂肪酸と多価アルコールの部分エステル化物;植物性油脂を水素添加することによって得られるヒドロキシル基を有するメチルエステル化合物が挙げられる。
磁性体粒子結着樹脂及びワックスの混練工程の際に、混練温度が上昇するために磁性体粒子が酸化され、磁性トナーの赤味の原因となることがある。本発明に用いられる磁性体は、160℃加熱処理前後で高い二価鉄の保持率を有するものを好ましく用いるが、より低い融点を持つワックスを使用することで、混練温度を低くし、磁性体粒子の酸化及びそれに起因する磁性トナーの赤味を抑えることができる。また、より好ましい範囲の融点を有するワックスを使用することで、磁性体粒子と結着樹脂との混練工程において、最適な粘度を示し、結果、磁性体粒子と結着樹脂の分散性に優れた磁性トナーが得られる。
なお、本発明において、「低級」とは、炭素数1〜6を意味する。
本発明の磁性トナーは、負帯電性トナーとして用いると、より本発明の効果を発揮しやすい。
本発明に用いられるシリカ微粉体は、ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により生成されるいわゆる乾式法又はヒュームドシリカと称される乾式シリカ、及び水ガラス等から製造されるいわゆる湿式シリカの両方が使用可能であるが、表面及び内部にあるシラノール基が少なく、製造残渣のない乾式シリカの方が好ましい。
リオルガノシリルアクリレート、ビニルジメチルアセトキシシラン、ジメチルエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン、1,3−ジフェニルテトラメチルジシロキサンが挙げられる。
実施例で用いた磁性体粒子を表1に、ワックスを表2に示す。なお、母体磁性体粒子、磁性体粒子、及び結着樹脂の製造方法は以下の通りである。
硫酸第一鉄溶液中に、Fe2+に対して0.96当量の水酸化ナトリウム水溶液を混合した後、Fe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液の生成を行った。その後、ケイ酸ソーダをFe元素に対してSi元素換算で、1.0質量%となるように添加した。次いで、Fe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液に温度90℃において空気を通気してpH6.5の条件下で酸化反応を行った。
磁性体粒子の製造例1の母体磁性体粒子Aの製造において、硫酸第一鉄溶液中に添加す
る水酸化ナトリウム濃度を調整して、得られる母体磁性体粒子の平均粒子径を0.16μmとし、1回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を1.5質量%、2回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を0.3質量%として、得られる母体磁性体粒子のSi元素の含有量を母体磁性体粒子中のFe元素に対して1.8質量%とした。また、母体磁性体粒子をSiO2で被覆処理する際のケイ酸ナトリウム水溶液の添加量をSiO2/Fe3O4として1.7質量%相当分とした。これら以外は上記磁性体粒子の製造例1と同様にして、SiO2で被覆処理された磁性体粒子2を得た。磁性体粒子2の物性を表1に示す。
磁性体粒子の製造例1の母体磁性体粒子Aの製造において、硫酸第一鉄溶液中に添加する水酸化ナトリウム濃度を調整して、得られる母体磁性体粒子の平均粒子径を0.16μmとし、1回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を2.3質量%、2回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を0.6質量%として、得られる母体磁性体粒子のSi元素の含有量を母体磁性体粒子中のFe元素に対して2.9質量%とした。また、母体磁性体粒子をSiO2で被覆処理する際のケイ酸ナトリウム水溶液の添加量をSiO2/Fe3O4として1.4質量%相当分添加した。これら以外は上記磁性体粒子の製造例1と同様にして、SiO2で被覆処理された磁性体粒子3を得た。磁性体粒子3の物性を表1に示す。
磁性体粒子の製造例1の母体磁性体粒子Aの製造において、硫酸第一鉄溶液中に添加する水酸化ナトリウム濃度を調整して、得られる母体磁性体粒子の平均粒子径を0.10μmとし、1回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を3.0質量%、2回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を1.0質量%として、得られる母体磁性体粒子のSi元素の含有量を母体磁性体粒子中のFe元素に対して4.0質量%とした。また、母体磁性体粒子をSiO2で被覆処理する際のケイ酸ナトリウム水溶液の添加量をSiO2/Fe3O4として1.4質量%相当分添加した。これら以外は上記磁性体粒子の製造例1と同様にして、SiO2で被覆処理された磁性体粒子4を得た。磁性体粒子4の物性を表1に示す。
磁性体粒子の製造例1の母体磁性体粒子Aの製造において、硫酸第一鉄溶液中に添加する水酸化ナトリウム濃度を調整して、得られる母体磁性体粒子の平均粒子径を0.22μmとし、1回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を1.3質量%、2回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を0.5質量%として、得られる母体磁性体粒子のSi元素の含有量を母体磁性体粒子中のFe元素に対して1.8質量%とした。また、母体磁性体粒子をSiO2で被覆処理する際のケイ酸ナトリウム水溶液の添加量をSiO2/Fe3O4として14.0質量%相当分添加した。これら以外は上記磁性体粒子の製造例1と同様にして、SiO2で被覆処理された磁性体粒子5を得た。磁性体粒子5の物性を表1に示す。
磁性体粒子の製造例1の母体磁性体粒子Aの製造において、硫酸第一鉄溶液中に添加する水酸化ナトリウム濃度を調整して、得られる母体磁性体粒子の平均粒子径を0.23μmとし、1回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を2.0質量%、2回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を0.6質量%として、得られる母体磁性体粒子のSi元素の含有量を母体磁性体粒子中のFe元素に対して2.6質量%とした。また、母体磁性体粒子をSiO2で被覆処理する際のケイ酸ナトリウム水溶液の添加量をSiO2/Fe3O4として21.1質量%相当分添加し、溶液のpHを調整し八面体形状を呈する磁性体粒子とした。これら以外は上記磁性体粒子の製造例1と同様にして、SiO2で被覆処理された磁性体粒子6を得た。磁性体粒子6の物性を表1に示す。
磁性体粒子の製造例1の母体磁性体粒子Aの製造において、硫酸第一鉄溶液中に添加する水酸化ナトリウム濃度を調整して、得られる母体磁性体粒子の平均粒子径を0.07μmとし、1回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を1.4質量%、2回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を0.6質量%として、得られる母体磁性体粒子のSi元素の含有量を母体磁性体粒子中のFe元素に対して2.0質量%とした。また、母体磁性体粒子をSiO2で被覆処理する際のケイ酸ナトリウム水溶液の添加量をSiO2/Fe3O4として23.0質量%相当分添加した。これら以外は上記磁性体粒子の製造例1と同様にして、SiO2で被覆処理された磁性体粒子7を得た。磁性体粒子7の物性を表1に示す。
磁性体粒子の製造例1の母体磁性体粒子Aの製造において、硫酸第一鉄溶液中に添加する水酸化ナトリウム濃度を調整して、得られる母体磁性体粒子の平均粒子径を0.12μmとし、更にケイ酸ソーダを添加しなかった。また、母体磁性体粒子をSiO2で被覆処理する際のケイ酸ナトリウム水溶液の添加量をSiO2/Fe3O4として19.5質量%相当分とした。これら以外は上記磁性体粒子の製造例1と同様にして、SiO2で被覆処理された磁性体粒子8を得た。磁性体粒子8の物性を表1に示す。
磁性体粒子の製造例1の母体磁性体粒子Aの製造において、硫酸第一鉄溶液中に添加する水酸化ナトリウム濃度を調整して、得られる母体磁性体粒子の平均粒子径を0.22μmとし、1回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を1.5質量%、2回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を0.3質量%として、母体磁性体粒子のSi元素の含有量を母体磁性体粒子中のFe元素に対して1.8質量%とした。また、母体磁性体粒子の被覆処理時においてケイ酸ナトリウム水溶液の代わりに、硫酸マンガン水溶液をMnO/Fe3O4として3.5質量%相当分添加した。これら以外は上記磁性体粒子の製造例1と同様にして、MnOで被覆処理された磁性体粒子9を得た。磁性体粒子9の物性を表1に示す。
磁性体粒子の製造例1の母体磁性体粒子Aの製造において、硫酸第一鉄溶液中に添加する水酸化ナトリウム濃度を調整して、得られる母体磁性体粒子の平均粒子径を0.10μmとし、1回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を3.0質量%、2回目に添加したケイ酸ソーダの濃度を1.0質量%として、得られる母体磁性体粒子のSi元素の含有量を母体磁性体粒子中のFe元素に対して4.0質量%とした。また、母体磁性体粒子のSiO2被覆処理を行わず、磁性体粒子10を得た。磁性体粒子10の物性を表1に示す。
反応槽中に、ビスフェノールAのPO(プロピレンオキサイド)2モル付加物40質量部、ビスフェノールAのEO(エチレンオキサイド)2モル付加物30質量部、テレフタ
ル酸25質量部、フマル酸4質量部、無水トリメリット酸5質量部、及びジブチルチンオキサイド0.5質量部を入れ、220℃でこれらを縮合重合し、ポリエステル樹脂である結着樹脂1を得た。この結着樹脂1の酸価は22mgKOH/g、水酸基価は32mgKOH/g、ガラス転移温度(Tg)は59℃、Mwは22万であり、THF(テトラヒドロフラン)不溶分は14質量%であった。また、結着樹脂1の等電点はpH2.4であった。
結着樹脂の製造例1において、モノマー構成を、ビスフェノールAのPO2モル付加物40質量部、ビスフェノールAのEO2モル付加物70質量部、テレフタル酸50質量部、無水トリメリット酸1質量部及びジブチルチンオキサイド0.5質量部とした以外は上記製造例1と同様に縮合重合を行い、ポリエステル樹脂である結着樹脂2を得た。この結着樹脂2の酸価は3.6mgKOH/g、水酸基価は22mgKOH/g、Tgは65℃であり、Mwは5万であり、THF不溶分は4質量%であった。また、結着樹脂2の等電点はpH3.1であった。
結着樹脂の製造例1において、モノマー構成を、ビスフェノールAのPO2モル付加物100質量部、イソフタル酸32質量部、テレフタル酸12質量部、無水トリメリット酸1質量部及びジブチルチンオキサイド0.5質量部とした以外は上記製造例1と同様に縮合重合を行い、ポリエステル樹脂である結着樹脂3を得た。この結着樹脂3の酸価は2.0mgKOH/gであり、Mwは6万であり、水酸基価は54mgKOH/g、Tgは52℃、THF不溶分は0質量%であった。また、結着樹脂3の等電点はpH2.1であった。
結着樹脂の製造例1において、モノマー構成を、ビスフェノールAのEO2モル付加物40質量部、テレフタル酸12質量部、無水トリメリット酸7質量部、ドデセニルコハク酸5質量部、及びジブチルチンオキサイド0.5質量部とした以外は上記製造例1と同様に縮合重合を行い、ポリエステル樹脂である結着樹脂4を得た。この結着樹脂4の酸価は42mgKOH/g、水酸基価は4.8mgKOH/gであり、Mwは28万であり、Tgは55℃、THF不溶分は5質量%であった。また、結着樹脂4の等電点はpH2.2であった。
4つ口フラスコ内にキシレン300質量部を投入し、昇温して還流させ、スチレン80質量部、アクリル酸−n−ブチル20質量部、及びジ−tert−ブチルパーオキサイド2質量部の混合液を5時間かけて滴下して、低分子量重合体(L−1)溶液を得た。
・結着樹脂1 100質量部
・磁性体粒子1 90質量部
・ワックス4(表2参照) 4質量部
・荷電制御剤 T−77(保土谷化学工業社) 2質量部
上記混合物を、140℃に加熱された2軸エクストルーダで溶融混練し、冷却した混練物をハンマーミルで粗粉砕し、粗粉砕物をジェットミルで微粉砕し、得られた微粉砕粉を固定壁型風力分級機で分級して分級粉を生成した。更に、得られた分級粉を、コアンダ効果を利用した多分割分級装置(日鉄鉱業社製エルボージェット分級機)で処理することにより超微粉及び粗粉を同時に厳密に分級除去して、重量平均粒径(D4)が6.7μmの負帯電性磁性トナー粒子を得た。この得られた磁性トナー粒子100質量部に対し、疎水化処理したBET比表面積120m2/gの疎水性シリカ微粉体を1.2質量部外添混合して磁性トナー1を調製した。
高温高湿(30℃、80%RH)環境下で、通常の複写機用普通紙(75g/m2)に2万枚プリントアウトし、開始時及び終了時の画像濃度の評価を行った。なお、画像濃度はマクベス濃度計(マクベス社製)でSPIフィルターを使用して、原稿濃度が0.00の白地部分(即ち、画像形成前の複写機用普通紙)のプリントアウト画像に対する相対濃度を測定した。評価結果を表4に示す。
低温低湿(15℃、10%RH)環境下で、通常の複写機用普通紙(75g/m2)に2万枚プリントアウトし、5,000枚ごとにスリーブネガゴーストの評価を行った。ゴーストに関する画像評価に際しては、スリーブ一周分だけベタ黒の帯状の画像を出力した後ハーフトーンの画像を出力した。一枚のプリント画像のうち、スリーブ2周目において、1周目で黒画像が形成された場所(ベタ黒印字部)と、されない場所(非画像部)での、マクベス濃度反射計により測定された反射濃度の差を、下記式を用いて算出した。
反射濃度差 = 反射濃度(像形成されない場所)−反射濃度(像形成された場所)
B:反射濃度差が0.02以上0.04未満
C:反射濃度差が0.04以上0.06未満
D:反射濃度差が0.06以上
上記画出し試験機を用いて低温低湿環境(15℃、10%RH)で1,000枚画出し後、600dpiの10ドット横線パターンで潜像ライン幅が360μmになるように設定し、A4サイズ紙に印字率4%の画像を5,000枚出力し、出力前後での現像器内の磁性トナー量の変化を磁性トナーの消費量として求めた。結果を表4に示す。
磁性トナーの黒色度は下記の方法によって測定した。通常の複写機用普通紙(75g/m2)にベタ黒画像を出力し、分光測色器「Spectrolino」(Gretag Macbeth社製)によ
り測定し、国際照明委員会で規格されたL*、a*、b*表色系の明度L*、赤又は緑の度合いを表すa*、黄又は青の度合いを表すb*で示される数値で評価した。評価に際しては、L*が18〜22の範囲となるよう露光光の光量を調整してベタ黒画像を出力した。黒色度はa*、b*ともに小さい数値ほど黒味が強いことを表す。評価結果を表4に示す。
磁性トナーの処方を表3に示すように変更した以外は実施例1と同様の方法により磁性トナー2〜8を作製し、同様の評価を行った。結果を表4に示す。
磁性トナーの処方を表3に示すように変更した以外は実施例1と同様の方法により磁性トナー9及び10を作製し、同様の評価を行った。結果を表4に示す。
Claims (9)
- 少なくとも結着樹脂と磁性体粒子とを有する磁性トナー粒子を有する磁性トナーであって、前記磁性体粒子の等電点がpH4.0以下であることを特徴とする磁性トナー。
- 前記磁性体粒子は、表面に、磁性体粒子総量に対して0.8〜20.0質量%のSiO2
を含有することを特徴とする請求項1に記載の磁性トナー。 - 前記磁性体粒子は、母体磁性体粒子と、該母体磁性体粒子上にSiO2を有する被覆層とを少なくとも有し、該磁性体粒子の相対蒸気圧50%における吸着水分量が、単位質量当たりの被覆層のSiO2に対して1〜100質量%であることを特徴とする請求項1又は2記載の磁性トナー。
- 前記磁性体粒子は、母体磁性体粒子と、該母体磁性体粒子上にSiO2を有する被覆層とを少なくとも有し、空気中において160℃で1時間熱処理したときの該磁性体粒子中のFe2+の保持率が60%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁性トナー。
- 前記磁性体粒子の平均粒子径が0.08〜0.25μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の磁性トナー。
- 前記結着樹脂の酸価が1〜50mgKOH/gであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の磁性トナー。
- 前記結着樹脂が少なくともポリエステルユニットを有する樹脂であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の磁性トナー。
- 前記結着樹脂の等電点が、pH2.0〜4.0であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の磁性トナー。
- 前記磁性体粒子の等電点をX、前記結着樹脂の等電点をYとした時、前記磁性体粒子の等電点と前記結着樹脂の等電点Yとの差(X−Y)が下記式(i)を満たすことを特徴とする請求項8に記載の磁性トナー。
−2.0≦(X−Y)≦2.0 (i)
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