JP2006130645A - 工具交換装置及びこれを備えた工作機械 - Google Patents

工具交換装置及びこれを備えた工作機械 Download PDF

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Abstract

【課題】 離れた工具マガジンから工具を把持、搬送、交換することが可能な一体構造で動作精度の高い、コンパクトな工具交換装置を提供する。
【解決手段】 工作機械の工具主軸3と工具マガジン4Aとの間で工具を交換するために用いられる工具交換装置において、一端に交換アーム2が取り付けられ、他端に旋回駆動用モータ7が取り付けられた旋回軸を有する工具交換ユニット9と、一端に駆動用モータ6が取り付けられ、前記工具交換ユニット9を送り動作させると共に、その動作により工具の抜き差しを行う送りねじ5を設け、送りねじ5は、工具交換位置1に位置決めされた工具主軸3の回転軸に対して平行になるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工作機械の工具主軸と工具マガジン間にあって、工具の交換をする工具交換装置とこれを備えた工作機械に関する。
従来の、工作機械の工具主軸に取り付けられている工具と工具マガジンの交換用工具を自動的に交換する工具交換装置は、一つのモータ等によって駆動される複数のカムにより、工具を把持した交換アーム軸を抜き差し動作及び旋回動作させることによって工具の交換を行うものであった(たとえば特許文献1参照)。しかし、このような工具交換装置は、大きなカムボックスが必要で、装置が大型化してしまうという問題があった。さらに、工具主軸と離れた工具マガジンの間の工具の搬送が困難であることから、工具交換装置は、工作機械の工具主軸と工具マガジンの間に近接して配置されることが必要で、工作機械の上部に重量物を配置せざるを得ず、さらに機械が大型となる問題があった。
上記の問題点に対して、大きなカムボックスを用いず、交換アーム軸の抜き差しと旋回を別個のサーボモータで行い、図12に示すように工具交換装置を小型化したものが提案された(たとえば特許文献2参照)。図12において、工具交換アーム211の旋回用と抜き差し用にNC装置により回転制御される2個のサーボモータ212,213を設け、アーム軸209は一部に昇降のためのラック機能を有する多条の円周溝209bが刻設され、また、他の一部にはスプライン209aが形成されている。円周溝209bと噛み合うピニオン225は第1サーボモータ213で回転制御されスプライン209aと嵌合する雌スプラインを刻設した歯車218と噛み合うピニオン210を第2サーボモータ212が回転制御している。しかし、このタイプの工具交換装置も、工具主軸と離れた工具マガジンの間の工具の搬送が困難であることは上記の工具交換装置と同様であることから、工具交換装置は工作機械の工具主軸と工具マガジンの間に近接して配置されることが必要な点では同様の問題を残していた。
一方、長時間の無人運転が求められるようになってくるに従い、上記のような工具交換装置は、より多くの交換用工具を保持することによって、より長時間の無人運転に対応できることが求められるようになってきた。しかし、上記のような工具交換装置はその構造上、工具主軸と工具マガジンの間に近接して配置されることが必要であることから、工具マガジンの大きさを大きくすることができず、また、長時間の無人運転を可能にするために複数の工具マガジンを取り付けることは困難であった。
このような多くの工具を保持できる工具マガジンを工具主軸と離れた位置に設置し、工具の交換を可能にするには、交換アームで工具を把持しつつ、離れた工具マガジンと工具主軸の間を搬送する機能が必要になるが、上記の従来型の工具交換装置は、工具主軸と工具マガジンの間の工具の搬送ができなかった。
そこで、上記のように離れた大容量の工具マガジンから工具を把持して工具主軸の工具交換位置まで搬送させ、工具の交換を行う方法としては、工具交換アームの抜き差し動作と旋回動作を行う交換用工具ユニットを別途設置したガイドレールなどによって送り移動させる装置が提案されている(たとえば特許文献3参照)。また、図13に示すように、離れた場所の工具マガジン309から直接工具を把持、搬送させずに、別のサブアーム323によって工具を取り出し、サブアーム323を乗せた移動台321で工具主軸のレディステーション310まで搬送し、このレディステーションと工具主軸306の間で従来型の工具交換装置によって工具の交換を行うという方法が提案されている(たとえば特許文献4参照)。
特開平8−141863号公報 実公平8−4989号公報 特開平9−131637号公報 実開平4−38335号公報
上記のような離れた工具マガジンから工具を把持、搬送、交換する工具交換装置は非常に大型となり、工作機械の据付面積が増大してしまい、特に、一般の複合加工機や、立形マシニングセンタ等には取り付けることができなかった。また、工具の搬送と、交換を別々の機構で行うこととすると構造が複雑で動作の確実性、動作精度の低下の問題があった。さらに、上記のレディステーションを介して工具の交換を行う方式では、工具交換に時間がかかることとなり、高速化が図れないという問題があった。
従来の工具交換装置は、工作機械の工具主軸と工具マガジンの間に近接して配置されることが必要であることから、工作機械の中の装置配置が制限され、コンパクトな工作機械とすることができないという問題があった。また、工具交換装置が汚損しないように、加工エリアの外のスペースに格納しておき、工具交換の時のみ出現させるというような配置ができなかった。
一方、従来の工具交換装置を改良し、一体の工具交換装置で工具の搬送、交換を行うようにするには、回転、抜き差し駆動される交換アーム軸を長く伸ばすことが考えられる。しかし、交換アーム軸で複数の工具マガジンから工具を把持して搬送する場合、アームの抜き差し長さが1m近くにもなってしまい、構造上限度があった。
さらに、長時間の無人運転においては、工具の磨耗などにより工具先端位置が変化してしまうことがある。このような場合には、工具交換時にその交換した工具の先端位置を確認、修正して加工を行っていくことが必要になってくる。従来の工具交換装置では、工具の搬送ができないため、このような動作を交換の連続動作として行うことができず、高速化を図ることができなかった。
そこで、本発明の目的は、離れた工具マガジンから工具を把持、搬送、交換することが可能で、一体構造で動作精度の高い、コンパクトな工具交換装置を提供することにある。また、本発明の目的は、工具マガジン、工具主軸、工具交換装置の配置に自由度を持たせ、コンパクトかつ工具交換装置の格納配置も可能な工作機械を提供することにある。さらに、本発明の目的は、工具交換、工具確認を高速に行える工具交換装置を提供することにある。
本発明の目的は、工作機械の工具主軸と工具マガジンとの間で工具を交換するために用いられる工具交換装置であって、一端に交換アームが取り付けられ、他端に旋回駆動用モータが取り付けられた旋回軸を有する工具交換ユニットと、一端に駆動用モータが取り付けられ、前記工具交換ユニットを送り動作させると共に、その動作により工具の抜き差しを行う送りねじを有し、送りねじは、工具交換位置に位置決めされた工具主軸の回転軸に対して平行になるようにしたことによって達成することができる。また、交換アームと旋回駆動用モータの間に、入力軸と出力軸とが同軸線上に設けられた減速機を有することとしてもよい。
本発明の目的は、一端に交換アームが取り付けられ、他端に旋回駆動用モータが取り付けられた旋回軸を有する工具交換ユニットと、交換ユニットを移動方向に案内する直線状のガイドレールと、一端に駆動用モータが取り付けられ、ガイドレールに沿って、工具交換ユニットを送り動作させる送りねじとを、有した工具交換装置であって、送りねじは、工具交換ユニットを格納位置と、工具マガジンからの工具受け渡し位置と、工具主軸との工具交換位置とに停止させることができると共に、工具マガジンからの工具受け渡し位置と、工具主軸との工具交換位置において、その動作により工具の抜差しを行うことができ、工具交換ユニットは、工具マガジンからの工具受け渡し位置と、工具主軸との工具交換位置において、交換アームを旋回させることができることによっても達成することができる。また、交換アームと旋回駆動用モータの間に、入力軸と出力軸とが同軸線上に設けられた減速機を有するようにしてもよい。更に、上記の送りねじは、交換アームに把持された工具の最大回転円の外側、最小回転円の内側の何れに配置してもよく、また、前記交換アームは工具の先端を旋回用モータと同じ側、反対側のいずれに把持するようにしてもよい。
本発明の目的は、上記の工具交換装置において、送りねじに沿って、工具交換ユニットの送り移動範囲内に、複数の工具マガジンを有しているようにすることによっても達成できる。
本発明の目的は、工具交換ユニットの送り移動範囲内であって、交換アームに把持された工具の移動軌跡の近傍に設けられた、工具の工具長および工具径を測定する検出器と工具交換ユニットの送り移動を用いて工具長補正及び工具折損検出を可能とする工作機械によっても達成することができるし、工具交換ユニットに取り付けられた検出器と、工具交換ユニットの送り移動を用いて、工具マガジンの工具径を測定することによっても達成できる。
本発明による工具交換装置は、離れた工具マガジンから工具を把持、搬送、交換することを可能としつつ、一体構造で動作精度が高く、コンパクトになるという効果を有する。
以下、本発明の第1の実施形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明の工具交換装置を備えた工作機械主要部の正面図、図2は図3の工具交換装置の第1モータと第2モータの両者の軸線を含むAA断面で示す工具交換装置主要部の構成説明図、図3は2個以上の工具マガジンと工具主軸との間にあって工具受け渡しをする工具交換装置の説明図である。
図1に示す第1の実施形態の旋盤は工具交換装置1、工具主軸3、ワーク主軸27及び工具マガジン4Aを備えている。装備可能な工作機械は旋盤に限るものでなく、ワークを移動位置決め可能なテーブルに固定し、工具主軸を水平若しくは垂直状態に保持し位置決めして加工を行うマシニングセンタ等の工作機械も含まれる。
図1において、工具主軸3は、工作機械固定部16に形成された工具主軸と平行な方向の軸(以下Z軸という)に沿ったガイドレール16a上を案内されるサドル28の工具主軸と直角方向の軸(以下、X軸という)に沿ったガイドレール28aでX軸方向に案内されている。サドル28の奥に工具マガジン4Aが設けられ、この工具マガジン4Aと工具主軸3の間に工具交換装置1が並列に設けられている。
ここで、工具主軸3はガイドレール28aに案内されて、X軸方向に移動する共に、Y軸周りに旋回してワークの切削を行うことができるものであるが、工具を交換するときには、図1に示すように、サドル28の一端の工具交換位置において、その軸がZ軸に平行になるように位置決めされる。図1は、工具主軸3がこの工具交換位置に位置決めされた状態を示している。また、図2(a)に示すように、工具交換装置1は送りねじによって移動する工具交換ユニット9と機械固定部に取り付けられた送りねじ機構を有している。工具交換ユニット9は本体13と第2モータ7と交換アーム2と交換アーム2の支承材14を有し、本体13はその底面にガイド15及び送りねじナット17が取り付けられている。一方、工作機械固定部16には送りねじ機構のガイドレール16bと送りねじ5と第1モータ6が取り付けられている。ガイドレール16bは図1に示すサドル28と工具マガジン4Aの間の工作機械固定部16にZ軸に平行に配設されている。
工具交換ユニットの本体13の底面のガイド15はこのガイドレール16bの上にZ軸方向に滑動自在に配設されている。送りねじ5は、交換アーム2に把持された工具の最大回転円の外側であって、このガイドレール16bに平行に配設され、工具交換ユニット9の送りねじナット17に螺入して本体13を移動させるようになっている。また、送りねじ5は継手18によって同軸上の第1モータ6と連結されている。これによって工具交換ユニット9は第1モータ6の回転によってZ軸方向に案内されることができるようになっている。さらに、工具主軸3は工具交換位置では、Z軸に平行になっていることから、工具交換位置に位置決めされた工具主軸3と送りねじ軸21は平行となっている。
工具交換装置の本体13の平行な背中合わせの取付面の一端に第2モータ7が設けられ、他端には支承材14及び交換アーム2が設けられている。これらは、工具交換装置の旋回軸22の同軸上に取り付けられ、継手19により支承材14と第2モータ7とが連結されている。支承材14は単なる軸受ユニットでもよいが、工具の重量が大きくアームの回転トルクが必要な場合には形状がコンパクトな遊星歯車式減速機であってもよい。交換アーム2はツイン旋回式であって、第2モータ7によって工具交換装置の旋回軸22の回りに回転し、第2モータと反対側に工具を把持することができる。この工具交換装置の旋回軸22は送りねじ軸21と同様に工具交換位置に位置決めされた工具主軸3と平行である。
図1に示すように、工具マガジン4Aは回転式ポット31がX軸と平行な軸の周りに回転する円板32に直立状態で取り付けられている。直立状態を維持するため、回転式ポット31の側面から突設したローラ31aを固定のテーブル34に設けたガイド35で案内している。工具マガジン4Aの固定のテーブル34の上面に油圧で駆動されるシリンダ37が設けられ、一定の位置において回転式ポット31のローラ31aが嵌まり合う溝を有するフック36が、ガイド35の一部を切り欠いて設けられている。シリンダ37のフック36は伸長し回転式ポット31を90度回転させることができる。そして、回転式ポット31と交換アーム2との間で工具の受け渡しを行うことができるように構成されている。工具マカジン4Aにおいて、回転式ポット31は図示しないモータにより位置決め制御され固定のテーブル34に回転可能に支承される円板32に支点のピン33で転回可能に複数個が等分割点に連結されている。
工具マガジンは図3に示すように工具交換装置1の送りねじ軸21に沿って、送りねじ5の送り移動範囲内に並んでいる形式のものでもよい。図3のように送りねじ5の方向に並んでいる場合には、その位置に対応して送りねじ5の長さを延長し、延長端は軸受け8で支承する。
図3、図4に示すように、工具先端位置の検出、工具直径の検出のために、センサが設置されている。工作機械固定部16に非接触センサ25或いは接触センサ26が配置され、工具交換装置の本体13に非接触センサ25Bが取り付けられている。
本発明の第1の実施形態では、第1モータ6及び第2モータ7は、工作機械のX軸、Z軸などと同様に、工作機械の数値制御装置により回転角度を制御可能なものを使用することができ、角度検出に際しては公知の検出器などを用いることも可能である。
次に図5(a)〜図5(d)を参照しながら本発明の第1の実施形態の工具交換の動作について説明する。
(1)工具マガジン4Aは、工具交換装置1の近傍に載置されている旋回する円板の外周に取り付けられ、位置決めされる回転式ポット31を有するものである。第1工具マガジン4Aには交換用工具TBが図中のTB1の位置に格納されている。回転式ポット31の側面に突設したローラ31aが固定のテーブル34に設けたガイド35によって案内され、回転式ポット31と工具TBは直立状態となっている(図5(a)参照)。
(2)工具マガジン4Aを回転させて工具TBを工具取り出し位置TB2に位置決めする(図5(a)参照)。
(3)シリンダ37が動作してフック36を外方に押し出し回転式ポット31を直立から水平に倒して待機する(図5(a)参照)。
(4)工具交換ユニット9は待機位置に位置決めされている。ここで、待機位置はZ軸方向には交換アーム2が工具を受け取る位置で、かつ交換アーム2の角度位置が回転式ポット31と干渉しない位置である。通常、待機位置は、工具の受け渡しに要する時間を最小になるよう、交換アーム2が工具を受け渡しする位置に対し90度若しくはこれより小さい角度位置としている(図5(a)参照)。
(5)工具交換ユニット9の第2モータ7の駆動によって、交換アーム2を回転させ交換用工具TBを交換アーム2の一方の工具把持具にて把持する(図5(a)参照)。
(6)送りねじ5を第1モータ6によって回転させ、工具交換ユニット9をZ軸に沿って工具TBの抜き去り方向に移動させる。さらに、工具交換ユニット9を工具TAによって加工中の工具主軸のサドル28が離れた位置にあるときには、送りねじ5によって工具交換ユニットをサドル28の近傍まで移動させておくことができる(図5(a)参照)。
(7)使用済み工具TAが装着されている工具主軸3は、サドル28のX軸のガイドレール28aで案内され工具交換位置Pに位置決めされる。このとき、工具主軸3はZ軸と平行となっている(図5(b)参照)。
(8)送りねじ5を第1モータ6によって回転させて工具交換ユニット9をZ軸に沿って移動させ、工具交換ユニット9を交換アーム2が工具を受け取る位置に位置決めする(図5(b)参照)。
(9)工具交換ユニット9の交換アーム2は、第2モータ7によって旋回され、使用済み工具TAを他の一方の工具把持具に受け取る(図5(b)参照)。
(10)交換アーム2が工具を把持すると、送りねじ5を第1モータ6によって回転させ、工具交換ユニット9をZ軸に沿って工具主軸3から離れる方向に移動させ、使用済み工具TAを引き抜く(図5(c)参照)。
(11)交換アーム2の他方の工具把持具に交換用工具TBが把持されている状態で、交換アーム2を第2モータ7で180度旋回させて交換用工具TBを工具主軸3の軸心と一致させる(図5(d)参照)。
(12)送りねじ5を第1モータ6によって回転させ、工具交換ユニット9をZ軸に沿って工具主軸3方向に後退させ、交換用工具TBを工具主軸3に装着する(図5(d)参照)。
(13)工具主軸3はX軸のガイドレール28aで案内され後退し次のシーケンスのデータで次加工の開始点までプログラムに従い移動する(図5(d)参照)。
(14)使用済み工具TAは工具マガジンに格納される(図5(d)参照)。
これで工具の交換は終了となる。
次に、図3に示すように、第1工具マガジン4Aと第2工具マガジン4Bとを送りねじ5の軸線方向に沿って並設して予備工具を多数装備し、シーケンスの長い加工に対応する場合について説明する。この場合は図3に示すように第2工具マガジン4Bでの工具受け渡し位置から工具主軸3の工具受け渡し位置の間で工具交換ユニット9を移動させる。この移動は上記に述べた工具の交換動作と同様、工具交換ユニット9の送りねじナット17に螺入されている送りねじ5を第1モータ6によって回転させることによって行う。
以上述べたように、本発明の第1の実施形態では、工具の移動、抜差しの二つの動作を、工具交換ユニット9の送りねじナット17に螺入されている送りねじ5を第1モータ6によって回転させることによって行うことができることから、一体構造で動作精度の高いコンパクトな工具交換装置とすることができる上、送りねじを長くすることによって、工具主軸3から離れた場所にマガジン、工具交換装置を設置することができるという効果を奏する。さらに、工具交換動作の(6)にて説明したように、工具交換ユニットを予めサドル28の近傍まで移動させておくことによって、工具TAでの加工後にサドル28を工具マガジン4Aの位置にまで移動させることなく工具主軸3を工具交換位置Pに移動させることで工具交換が可能というように、工具の移動、交換を一連の動作として行うことができることから、工具の交換を高速化できるという効果を奏する。なお、上記の第1の実施形態の説明では、第2モータ7を交換アーム2に把持される工具の先端と反対側に配置し、本体13と交換アーム2との間隔を短くしてコンパクト化を図っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、図2(b)に示すように、本体13と交換アーム2の間隔を拡げて、第2のモータ7を交換アーム2に把持される工具の先端と同じ側に配置してもよい。
本発明の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。第1の実施形態と同様の部分には同様の符号を用いて説明は省略する。図4(a)、図4(b)に本発明の第2の実施形態を示す。図4は送りねじ軸21、工具交換装置の旋回軸22と、格納する工具の軸線が平行な第1の工具マガジン4A及び第2の工具マガジン4Bを有する工作機械に、本発明に係る工具交換装置1を適用した場合を示している。このような形式の工具マガジンは第1の実施形態において説明した様な回転式ポットを有していない。このため、工具マガジン4A,4Bと交換アーム2との工具の受け渡しには工具のシャンクTaに嵌着して工具を移動させるレディステーションポット20が設置されている。
本発明の第2の実施形態での工具の交換の動作について説明する。実施形態1と同様の動作については説明を省略する。
(1)第1工具マガジン4Aの工具TBのシャンクTaにレディステーションポット20がZ軸方向に前進移動して嵌着する。
(2)工具を嵌着したレディステーションポット20は、第1工具マガジン4Aと交換アーム2の中心を結ぶ線と交換アーム2の工具把持部の中心軌跡との交点に交換用工具TBを移動させる。
(3)交換アーム2を旋回させ、工具TBが交換アーム2の一方の工具把持具に把持される。
(4)レディステーションポット20はZ軸方向に後退して、交換用工具TBのシャンクとの嵌着を分離する。第1の実施形態と同様に送りねじ5によって工具交換ユニットをサドル28の近傍まで移動させておくことができる。
(5)第1の実施形態と同様に工具主軸3は工具交換位置Pにその主軸が位置Z軸と平行になるように位置決めされる。
(6)交換アーム2は第2モータ7の回転によって、他方の工具把持具に使用済み工具TAを把持する。
(7)交換アーム2が工具を把持すると、第1の実施形態と同様に、送りねじ5を第1モータ6によって回転させ、工具交換ユニット9をZ軸に沿って工具主軸3から離れる方向に移動させ、使用済み工具TAを引き抜く。
(8)交換アーム2を第2モータ7で180度旋回させて交換用工具TBを工具主軸3の軸心と一致させる。
(9)第1の実施形態と同様に、送りねじ5を第1モータ6によって回転させ、工具交換ユニット9をZ軸に沿って工具主軸3方向に後退させ、交換用工具TBを工具主軸3に装着する。
以上本発明の第2の実施形態の動作について説明したが、第2の実施形態でも第1の実施形態と同様、第2工具マガジン4Bを送りねじ5に沿って複数配置して、送りねじ5によって工具交換装置を移動させて、複数の工具マガジンからの工具を交換することが可能である。この場合には、第1の実施形態と同様に、送りねじ5を長くしてその延長端を軸受け8によって支承する。
図4に示すような第2の実施形態では、工具TAの移動及び抜差しの二つの動作を1つの送りねじ5を第1モータ6によって回転させることによって行うことができることから、構造をコンパクトにすることができ、構造が複雑で部品点数も多いサブアームや移動台および多連工具マガジンと主軸間を結ぶキャリアガイドが必要なくなった。このため構造がシンプルで安価に工具主軸から離れた場所に工具マガジン4を並置する構成が可能となる効果を奏する。
本発明の第3の実施形態について図6から図9を参照しながら説明する。本発明の第1、第2の実施形態と同様の部分については同様の符号を付して説明は省略する。本発明の第3の実施形態は工具交換装置1を立形マシニングセンタに取り付けたものである。図6は工具交換装置を取り付けた立形マシニングセンタを示す全体図、図7は工具交換装置を示す正面図、図8は工具交換装置側面図、図9は工具交換装置の平面図である。
図6に示す立形マシニングセンタは工具交換装置1、工具主軸3、テーブル50及び工具マガジン4Aを備えている。図6において、工具主軸3は、工作機械固定部16に形成された工具主軸3と直角軸(以下X軸という)に沿ったガイドレール16a上を案内されるサドル28の垂直方向軸(以下、Z軸という)に沿ったガイドレール28aでZ軸方向に案内されている。サドル28の奥に工具マガジン4Aが設けられ、この工具マガジン4Aと工具主軸3の間の工作機械の下部に工具交換装置1が垂直に設けられている。工具主軸3の中心軸と工具マガジン4Aの垂直位置となった時のポット31の中心軸との間隔は交換アーム2に把持された工具中心の回転直径となっている。工具交換装置の設置位置はシャッターなどで囲み、工具交換装置の汚損を防止するようにしてもよい。
ここで、工具主軸3はガイドレール16aに案内されて、X軸方向に移動する共に、ガイドレール28aに案内されてZ軸方向に移動するものであるが、工具を交換するときには、図6に示すように、ガイドレール16aの一端に位置決めされる。図6は、工具主軸3がこの工具交換位置に位置決めされた状態を示している。また、図7、図8、図9に示すように、工具交換装置1は送りねじ5によって移動する工具交換ユニット9と工具交換装置保持台43を有している。工具交換ユニット9は本体13が取り付けられた平板上の基板40を有している。本体13には第2モータ7と交換アーム2と交換アーム2の支承材14が取り付けられている。工具交換ユニット9の基板40の上には逆台形状のレール状のガイドレール41及び送りねじナット17が取り付けられている。一方、工具交換装置保持台43はU字型の切欠を有する平板形状をしており、上部のU字型の切欠の両側の工具交換ユニット9の基板40と対向する面の直線部には、それぞれ逆台形状の溝を持つガイド42が2つずつ設けられており、工作機械固定部16に立て向きに固定されている。
工具交換装置保持台43に取り付けられたガイド42の逆台形状の溝の中には、工具交換ユニット9の基板40の上に設けられた逆台形状のガイドレール41がはまりこむようになっており、工具交換装置保持台43は工具交換ユニット9をZ軸方向に滑動自在でX及びY軸方向の変位を拘束されるように保持している。これによって、工具交換装置保持台43と工具交換ユニット9は互いに重なり合うようにZ軸方向にスライドできるようになっている。スライド移動においては、工具交換ユニット9の基板40の上に突出した本体13、第2モータ7は、工具交換装置保持台43のU字状の切欠部にはまり込んで干渉しないように構成されている。
工具交換装置保持台43には、送りねじ5と第1モータ6が取り付けられている。送りねじ5はガイドレール41に平行であり、工具交換ユニット9の基板40の上に取り付けられた送りねじナット17に螺入している。また、送りねじ5は同軸上の第1モータ6と連結されている。これによって工具交換ユニット9は第1モータ6の回転によってZ軸方向に移動されるようになっている。さらに、工具主軸3は工具交換位置では、Z軸に平行になっていることから、工具交換位置に位置決めされた工具主軸3と送りねじ軸21は平行となっている。本発明の第3の実施形態では、工具交換ユニット9は第2モータと同じ側に工具を把持、旋回させることから、図9に示すように、工具交換ユニット9の本体13、基板40、第2モータ7、送りねじナット17、ガイドレール41、及び工具交換装置保持台43、ガイド42は、すべて交換アーム2に把持された工具の最小回転円45の内側に配置されている。
工具交換ユニット9の本体13には本発明の第1の実施形態と同様に、第2モータ7と支承材14と交換アーム2と継手19が取り付けられており、旋回軸22は送りねじ軸21と同様に工具交換位置に位置決めされた工具主軸3と平行となっている。また、本発明の第3の実施形態では、工具マガジン4Aは第1の実施形態と同様の回転式ポット31がX軸と平行な軸の周りに回転するものである。支承材14は単なる軸受ユニットでもよいが、工具の重量が大きくアームの回転トルクが必要な場合には形状がコンパクトな遊星歯車式減速機であってもよい。
次に図10、図11を参照しながら本発明の第3の実施形態の工具交換の動作について説明する。本発明の第1の実施形態と同様の部分については同様の符号を用いて説明は省略する。
(1)第1工具マガジン4Aには交換用工具TBが格納されている。工具主軸3は加工エリアにあって、テーブル50の上に固定されたワーク51の加工を行っている。また工具交換ユニット9はZ軸方向に一番下に下がった格納位置に格納されており、交換アーム2の角度は格納位置で他の機器と干渉しない角度となっている(図10参照)。
(2)工具交換ユニット9は送りねじ5の回転によって、最下部の格納位置から、交換アーム2が工具を受け取る待機位置に上昇させられ、Z軸方向の位置決めがされる。このとき交換アーム2は、本発明の実施形態1と同様、交換アーム2が工具を受け渡しする位置に対し90度若しくはこれより小さい角度位置としている(図11(a)参照)。
(3)工具交換マガジン4Aを旋回させて交換用工具TBを工具取り出し位置に割り出し、回転式工具ポット31を転回させて工具TBを待機位置とする(図11(a)参照)。
(4)使用済み工具TAが装着された工具主軸3は、X軸のガイドレール16aで案内され交換位置に位置決めされる(図11(a)参照)。
(5)交換アーム2を回転させ交換用工具TBを交換アーム2の一方の工具把持具に把持すると同時に、使用済み工具TAを他の一方の工具把持具にて把持する。(図11(b)参照)。
(6)交換アーム2が工具を受け取ると、送りねじ5を第1モータ6によって回転させ、工具交換ユニット9をZ軸に沿って下降させ、工具主軸3から離れる方向に移動する(図11(c))。
(7)交換アーム2を旋回させて交換用工具TBを工具主軸3の軸心と一致させ、また使用済み工具TAを回転式ポット31の軸心と一致させてから、送りねじ5によって工具交換ユニット9をZ軸に沿って上昇させ、交換用工具TBを工具主軸3に装着すると同時に、使用済み工具TAを回転式ポット31に装着する(図11(d))。
(8)交換アーム2の角度を待機位置で他の機器と干渉しない当初の角度とする。(図11(a)参照)。
(9)送りねじ5を第1モータ6によって回転させ、工具交換ユニット9をZ軸に沿って下降させ、Z軸方向には一番下に下がった当初の格納位置に戻す。また、交換アーム2の角度を格納位置で他の機器と干渉しない当初の角度に戻す(図10参照)。
これで工具の交換は終了となる。
以上、工具マガジンが1つの場合について説明したが、第1の実施形態のように複数の工具マガジンを送りねじ5の軸線方向に沿って並設して予備工具を多数装備し、シーケンスの長い加工に対応することもできる。この場合は第1の実施形態と同様に離れた場所の工具受け渡し位置から工具主軸3の工具受け渡し位置の間で工具交換ユニット9を送りねじ5によって移動させる。
以上述べたように、本発明の第3の実施形態では、第1の実施形態と同様に、工具の移動、抜差しの二つの動作を、送りねじ5を第1モータ6によって回転させることによって行うことができることから、一体構造で動作精度の高いコンパクトな構造にすることができる上、工具交換の高速化を図れるという効果を奏する。特に、工具交換ユニット9は工具主軸3のガイドレール16aや、工具マガジン4Aと離して工作機械の下部に配置することができ、工具主軸3と工具マガジンの間に配置しなくてもよいことから、工具主軸3中心軸と工具マガジン4の垂直位置のポット31の中心線との間隔を交換アーム2に把持された工具の中心円直径まで小さくすることができる。これにより、工作機械全体のレイアウトを第1の実施形態よりもさらにコンパクトにすることができるという効果を奏する。さらに、交換アーム2を予め工具交換に適した位置に待機させておくことで迅速な工具交換が可能となり工具の交換時間を短縮することができる。なお、工具交換装置1は工具マガジン4の位置と離れた工作機械の下部の加工エリアの外に格納配置とすることが可能で、不使用時にはこの格納位置に収納しておき、工具を交換するときにこの格納位置から交換位置にせり出して工具の交換を行うようにすることも出来、更に全体的にコンパクトな構成とすることができると共に、格納位置をシャッターなどで囲むことによって工具交換装置1の汚損を防止することができるという効果を奏する。上記の第3の実施形態では、第2モータ7と同じ側に交換アーム2に把持される工具の先端が来るように工具を把持するようにして全体配置のコンパクト化を図っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2モータ7と反対側に交換アーム2に把持される工具の先端が来るように工具を把持するようにしてもよい。このときは、工具交換ユニット9の本体13、基板40、第2モータ7、送りねじナット17、ガイドレール41、及び工具交換装置保持台43、ガイド42の一部が、交換アーム2に把持された工具の最小回転円45の外側に位置していてもよい。これにより、工具交換装置1を工具マガジンに隣接して上部に設け、下部にテーブル50を交換する装置などを配置することができる。
本発明の第4の実施形態を図4(a)、図4(b)を参照しながらその動作について説明する。第4の実施形態は、送りねじ5によって、工具交換ユニット9を移動させる機能を利用して工具長補正や工具径補正若しくは工具折損検出を行う場合について、これには2つの方法があり、1つは非接触センサ25Aと接触センサ26を、もう1つは非接触センサ25Bと接触センサ26を用いる方法である。非接触センサ25としてはここではレーザ式のセンサを用いている。
非接触センサ25Bと接触センサ26を用いて、工具折損の有無や摩耗による先端位置の変化の有無を求める場合の動作について説明する。
(1)工具マガジン4Aを回転させ、交換用工具TBを交換位置に割り出す。
(2)工具交換ユニット9の本体13に取り付けた非接触センサ25Bのレーザ光25Baで交換用工具TBの先端を検出するまで、送りねじ5によって工具交換ユニットを移動させる。
(3)非接触センサ25Bが交換用工具TBの先端を検出したとき、工作機械の数値制御装置内で、非接触センサ25Bの出力から交換用工具TBの工具径を求める。
(4)工具交換ユニット9の交換アーム2を工具マガジン4Aと同位置になるまで送りねじ5によって工具交換ユニット9を移動させ、レディステーションポット20により交換用工具TBを工具交換ユニット9の交換アーム2に受け渡す。
(5)工具交換ユニット9を交換アーム2に把持した交換用工具TBが接触センサ26に当接するまでZ軸方向に送りねじ5によって移動させる。
(6)接触センサ26が図4(a)に仮想線で示されるように交換用工具TBと接触したとき、工作機械の数値制御装置内で、第1モータ6の回転位置から交換用工具TBの先端位置を求め、予め記憶されている工具のデータと比較して工具折損の有無や摩耗による先端位置の変化の有無を求める。
本発明の第4の実施形態は、送りねじ5による工具交換ユニット9の移動を利用して簡単に工具の工具折損の有無や摩耗による先端位置の変化の有無を求めることができることから、工具の交換と工具の折損の有無や磨耗の有無の確認一連の連続動作として行うことが出来、作業の高速化を図ることができ、かつ長時間の無人運転が可能になるといった効果を奏する。
本発明の第5の実施形態について図3を参照しながら説明する。第5の実施形態は、非接触センサ25Aと接触センサ26を用いて工具長補正や工具径補正若しくは工具折損検出を行う場合である。
(1)交換用工具TBを回転式ポット31から交換アーム2に受け渡す。
(2)第1モータ6を駆動して送りねじ5によって、非接触センサ25Aのレーザ光25Aaで交換用工具TBの先端を検出するまで、工具交換ユニット9をZ軸方向に移動させる。
(3)非接触センサ25Aが交換用工具TBの先端を検出したとき、工作機械の数値制御装置内で、非接触センサ25Aの出力から交換用工具TBの工具径を求める。
(4)交換アーム2に保持した交換用工具TBが接触センサ26に当接するまで工具交換ユニット9を送りねじ5によって移動させる。
(5)接触センサ26が図3に仮想線で示されるように交換用工具TBと接触したとき、工作機械の数値制御装置内で、第1モータ6の回転位置から交換用工具TBの先端位置を求め、予め記憶されている工具のデータと比較して工具折損の有無や摩耗による先端位置の変化の有無を求める。
第5の実施形態は図4に示す第2の実施形態においても同様に適用することができる。
本発明の第5の実施形態も、第4の実施形態と同様、工具の交換と工具の折損の有無や磨耗の有無の確認一連の連続動作として行うことが出来、作業の高速化を図ることができ、かつ長時間の無人運転が可能になるといった効果を奏する。尚、工具長補正・工具折損検出のためのセンサとして接触センサ26を用いているが、これを工具径と求めるセンサと同様に非接触式としても良い。非接触式センサの種類としては、図4(a)に25Aa、25Baで示したレーザに限らず一般に入手容易な非接触センサであれば良い。
本発明の第1の実施形態の正面図。 本発明の第1の実施形態の構成説明図。 本発明の第1、5の実施形態の説明図。 本発明の第2、4の実施形態の説明図。 本発明の第1の実施形態の動作説明図。 本発明の第3の実施形態の立形マシニングセンタを示す図。 本発明の第3の実施形態の正面図。 本発明の第3の実施形態の側面図。 本発明の第3の実施形態の平面図。 本発明の第3の実施形態の動作説明図(1)。 本発明の第3の実施形態の動作説明図(2)。 従来技術の電動式工具交換装置の断面図。 従来技術による複数マガジン用の工具交換装置の説明図。
符号の説明
1 工具交換装置、2 交換アーム、3 工具主軸、4A 工具マガジン、4B 工具マガジン、5 送りねじ、6 第1モータ、7 第2モータ、8 軸受け、9 工具交換ユニット、13 本体、14 支承材、15 ガイド、16 工作機械固定部、16a ガイドレール、16b ガイドレール、17 送りねじナット、18,19 継手、20 レディステーションポット、21 送りねじ軸、22 旋回軸、25,25A,25B 非接触センサ、25Aa,25Ba レーザ光、26 接触センサ、27 ワーク主軸、28 サドル、28a ガイドレール、31 回転式ポット、31a ローラ、32 円板、33 ピン、34 テーブル、35 ガイド、36 フック、37 シリンダ、40 基板、41 ガイドレール、42 ガイド、43 工具交換装置保持台、45 最小回転円、50 テーブル、51 ワーク、209 アーム軸、209a スプライン、209b 円周溝、210 ピニオン、211 工具交換アーム、212,213 サーボモータ、218 歯車、225 ピニオン、306 工具主軸、313、314 工具マガジン、311 レディステーションポット、321 移動台、323 サブアーム、P 待機位置、Ta シャンク、TA 使用済み工具、TB 交換用工具。

Claims (8)

  1. 工作機械の工具主軸と工具マガジンとの間で工具を交換するために用いられる工具交換装置であって、
    一端に交換アームが取り付けられ、他端に旋回駆動用モータが取り付けられた旋回軸を有する工具交換ユニットと、
    一端に駆動用モータが取り付けられ、前記工具交換ユニットを送り動作させると共に、その動作により工具の抜き差しを行う送りねじを有し、
    前記送りねじは、工具交換位置に位置決めされた工具主軸の回転軸に対して平行になるようにしたこと、
    を特徴とする工具交換装置。
  2. 一端に交換アームが取り付けられ、他端に旋回駆動用モータが取り付けられた旋回軸を有する工具交換ユニットと、
    前記交換ユニットを移動方向に案内する直線状のガイドレールと、
    一端に駆動用モータが取り付けられ、前記ガイドレールに沿って、前記工具交換ユニットを送り動作させる送りねじとを、
    有した工具交換装置であって、
    前記送りねじは、前記工具交換ユニットを格納位置と、工具マガジンからの工具受け渡し位置と、工具主軸との工具交換位置とに停止させることができると共に、前記工具マガジンからの工具受け渡し位置と、前記工具主軸との工具交換位置において、その動作により工具の抜差しを行うことができ、
    前記工具交換ユニットは、前記工具マガジンからの工具受け渡し位置と、前記工具主軸との工具交換位置において、前記交換アームを旋回させることができること、
    を特徴とする工具交換装置。
  3. 交換アームと旋回駆動用モータの間に、入力軸と出力軸とが同軸線上に設けられた減速機を有すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の工具交換装置。
  4. 送りねじは、交換アームに把持された工具の最大回転円の外側に配置されたこと、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の工具交換装置。
  5. 送りねじは、交換アームに把持された工具の最小回転円の内側に配置されたこと、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の工具交換装置。
  6. 送りねじに沿って、工具交換ユニットの送り移動範囲内に、複数の工具マガジンを有していること、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の工具交換装置。
  7. 工具交換ユニットの送り移動範囲内であって、交換アームに把持された工具の移動軌跡の近傍に設けられた、前記工具の工具長および工具径を測定する検出器と、
    前記工具交換ユニットの送り移動を用いて工具長補正及び工具折損検出を可能とした請求項1から6のいずれか1項に記載の工具交換装置を備えた工作機械。
  8. 工具交換ユニットに取り付けられた検出器と、
    前記工具交換ユニットの送り移動を用いて、工具マガジンの工具径を測定することを可能とした、請求項1から6のいずれか1項に記載の工具交換装置を備えた工作機械。
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