JP2000176776A - 自動工具交換装置における工具チェック装置 - Google Patents

自動工具交換装置における工具チェック装置

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JP2000176776A
JP2000176776A JP10360604A JP36060498A JP2000176776A JP 2000176776 A JP2000176776 A JP 2000176776A JP 10360604 A JP10360604 A JP 10360604A JP 36060498 A JP36060498 A JP 36060498A JP 2000176776 A JP2000176776 A JP 2000176776A
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JP
Japan
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tool
photoelectric sensor
moving
emitting element
light emitting
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Pending
Application number
JP10360604A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomi Kamisaka
知巳 神阪
Kazuhide Ito
一秀 伊藤
Motonori Uchikawa
元紀 内川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の工具を保持する工具マガジン16とス
ピンドルとの間で工具交換アーム17を介して工具Tを
交換する際に工具の折損を検出する安価な工具チェック
装置を提供する。 【解決手段】 工具交換アーム17による工具Tの移動
軌跡の途中に、発光素子と受光素子とを有する光電セン
サ18を設ける。光電センサ18を駆動ユニット19で
工具Tの軸線方向に移動自在とし、発光素子と受光素子
との間の光路が工具Tの先端部を横切るように光電セン
サ18の位置を工具Tの種類に応じて調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の工具を保持
する工具マガジンと、工具マガジンと工作機械のスピン
ドルとの間で工具を交換する工具交換アームとを備える
自動工具交換装置における工具チェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の工具チェック装置とし
て、工具交換アームによる工具の移動軌跡の途中に、発
光素子と受光素子とを有する光電センサを工具の軸方向
に多数列設し、これら光電センサのうち発光素子と受光
素子との間の光路を工具が横切って受光不能となるもの
が何番目の光電センサまでになるかで工具の長さを検出
し、この長さと工具の種類に応じた基準長さとを比較し
て、工具が折損しているか否かを判別するものが知られ
ている(実開平4−97630号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のもので
は、光電センサを多数使用するためにコストが高くなる
不具合がある。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、単一の光電セ
ンサで種々の工具の折損を検出し得るようにした低コス
トの工具チェック装置を提供することを課題としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、複数の工具を保持する工具マガジンと、工具
マガジンと工作機械のスピンドルとの間で工具を交換す
る工具交換アームとを備える自動工具交換装置におい
て、工具交換アームによる工具の移動軌跡の途中に、発
光素子と受光素子とを有する光電センサを工具の軸線方
向に移動自在に設けると共に、発光素子と受光素子との
間の光路が工具の先端部を横切るように光電センサを工
具の種類に応じて工具の軸線方向に移動する移動手段を
設けている。
【0006】工具が折損していると、光電センサの発光
素子からの光線が工具で遮られることなく受光素子で受
光され、工具の折損が検出される。そして、工具の種類
に応じて光電センサを移動制御することにより、単一の
光電センサで長さの異る種々の工具の折損を検出できる
ようになり、多数の光電センサを使用する従来例のもの
に比しコストを安くできる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して、1は工
作機械の基台であり、基台1上の左右1対のブラケット
2,2に下端部を枢着した1対の第1アーム3,3と、
両第1アーム3,3の上端に夫々一端を枢着した1対の
第2アーム4,4と、両アーム4,4の他端を枢着した
筒状ホルダ5とを設け、該ホルダ5に、スピンドル6と
スピンドルモータ(図示せず)とを有するスピンドルヘ
ッド7をスピンドル6の軸線方向たる前後方向に進退自
在に挿通支持させている。
【0008】また、基台1上の左右1対のブラケット
8,8に枢着した1対の揺動枠9,9を設け、各揺動枠
9にこれに搭載したモータ10で回転駆動されるナット
11を軸支すると共に、ホルダ5の外周に回動自在に装
着した1対のリング12,12に連結される1対の螺杆
13,13を設けて、各螺杆13を各揺動枠9上のナッ
ト11に螺挿している。かくて、各ナット11の正逆転
で各螺杆13を進退させることによりホルダ5、即ち、
スピンドルヘッド7が上下左右に移動される。尚、スピ
ンドルヘッド6は、ホルダ5に搭載したモータ14によ
り送りねじ機構(図示せず)を介してスピンドル6の軸
線方向に進退される。
【0009】また、スピンドルヘッド7の配置部上方に
は、基台1に立設した支柱15で支持される工具マガジ
ン16が設けられており、スピンドル6と工具マガジン
16との間で工具交換アーム17を介して工具を交換で
きるようにしている。
【0010】工具マガジン16は、図3に示す如く、ベ
ース板16a上に設けた前後のスプロケット16b,1
6b間に掛渡したチェーン16cに工具を抜差自在に保
持する複数の工具ポット16dを取付けて成るもので、
スプロケット16bをモータ(図示せず)により駆動し
て、任意の工具ポット16dを前端の交換位置に割出自
在としている。
【0011】工具交換アーム17は、両端に工具用の把
持部17a,17aを備えており、該アーム17の中央
部を、前記ベース板16aの下側に設けた前後方向に進
退自在な回転軸17bの前端に取付け、両把持部17
a,17aが回転軸17bの回転で同一の円形軌跡aに
沿って移動するようにしている。尚、前記交換位置に存
する工具ポット16dの中心は前記軌跡aの上端点a1
に一致する。尚、図面では工具を省略しているが、実際
には各工具ポット16dに各種工具が保持されている。
【0012】工具交換に際しては、先ず、スピンドルヘ
ッド7を移動してスピンドル6の中心を前記軌跡aの下
端点a2に一致させると共に、次に使用する工具を保持
している工具ポット16dを交換位置に割出し、次い
で、工具交換アーム17を図示の水平姿勢から時計方向
に90°回転させる。これによれば、下方に位置する一
端の把持部17aがスピンドル6に取付けられている用
済みの工具を把持し、上方に位置する他端の把持部17
aが上記工具ポット16dに保持されている次の工具を
把持する。次に、回転軸17bの前進で工具交換アーム
17を前方に移動し、用済みの工具と次の工具とを夫々
スピンドル6及び工具ポット16dの前方に抜き取る。
次いで、用済みの工具用の工具ポット16dを交換位置
に割出すと共に、工具交換アーム17を時計方向に18
0°回転させる。これによれば、上方に位置する一端の
把持部17aに把持される用済みの工具が工具ポット1
6dに臨み、下方に位置する他端の把持部17aに把持
される次の工具がスピンドル6に臨む。次に、回転軸1
7bの後退で工具交換アーム17を後方に移動し、用済
みの工具と次の工具とを夫々工具ポット16dとスピン
ドル6に差し込み、その後工具交換アーム17を反時計
方向に90°回転させて水平姿勢に戻し、工具交換作業
を完了する。
【0013】工具交換アーム17による工具の移動軌
跡、即ち、前記軌跡aの途中には、コ字状器体の一端と
他端とに夫々発光素子と受光素子とを設けた光電センサ
18が設けられている。本実施形態では、軌跡aの上端
点a1から時計方向に所定角度離れた部分に光電センサ
18を設けている。光電センサ18は、支柱15の上端
に取付けたブラケット15aに移動手段たる駆動ユニッ
ト19を介して工具の軸線方向たる前後方向に移動自在
に設けられている。駆動ユニット19は、サーボモータ
19aと、サーボモータ19aにより正逆転されるボー
ルねじ19bと、ボールねじ19bを螺挿するナット1
9cとを内蔵しており、このナット19cにブラケット
18aを介して光電センサ18を連結している。
【0014】そして、サーボモータ19aを制御する図
外のコントローラに、各工具ポット16dに保持される
各工具の軸長データを格納しておき、工具交換に際し、
次に使用する工具の軸長データに基づいて、発光素子と
受光素子との間の光路bがこの工具の先端部を横切るよ
うに光電センサ18を前後方向に位置調整している。か
くて、前記他端の把持部17aで把持した次の工具を工
具交換アーム17の時計方向への180°回転でスピン
ドル6側に移動する際、図3に仮想線で示す如く次の工
具Tが折損していなければ、該工具Tの先端部が光路b
を横切って受光素子による発光素子からの光線の受光が
一時的に停止されるが、次の工具が折損していると、発
光素子からの光線が工具で遮られることなく受光素子で
受光され、かくて、受光の一時停止の有無で次の工具の
折損の有無を判別できる。折損有りと判別したときは、
工具交換を中止すると共にその旨を報知する。
【0015】尚、上記実施形態では、次の工具の折損の
有無を判別するために、次の工具を工具マガジン16か
らスピンドル6に移動する軌跡の途中に光電センサ18
を設けたが、用済みの工具をスピンドル6から工具マガ
ジン16に移動する軌跡の途中に光電センサを設けて、
用済みの工具の折損の有無を判別することも可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、単一の光電センサで長さの異る種々の工具の
折損を検出でき、コストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置を具備する工作機械の一例の斜視
【図2】 図1の工作機械の正面図
【図3】 図1の工作機械の平面図
【符号の説明】
6 スピンドル 16 工具マガジン 17 工具交換アーム 18 光電センサ 19 駆動ユニット(移動手段) a 軌跡 b 光路 T 工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内川 元紀 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3C002 AA04 BB07 DD03 FF03 HH01 HH08 3C029 DD05 DD20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の工具を保持する工具マガジンと、
    工具マガジンと工作機械のスピンドルとの間で工具を交
    換する工具交換アームとを備える自動工具交換装置にお
    いて、 工具交換アームによる工具の移動軌跡の途中に、発光素
    子と受光素子とを有する光電センサを工具の軸線方向に
    移動自在に設けると共に、 発光素子と受光素子との間の光路が工具の先端部を横切
    るように光電センサを工具の種類に応じて工具の軸線方
    向に移動する移動手段を設ける、 ことを特徴とする自動工具交換装置における工具チェッ
    ク装置。
JP10360604A 1998-12-18 1998-12-18 自動工具交換装置における工具チェック装置 Pending JP2000176776A (ja)

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Cited By (6)

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Effective date: 20000905