JP2006129400A - リセット信号出力回路を備えた電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器において、起動時等における電源電圧をモニタして、適宜リセット信号を出力するための部品を別途追加することなく、リセット信号出力回路を安価に構成し、機器のコストダウンを図る。
【解決手段】温度信号出力回路5に用いられているICに含まれる余剰のコンパレータを用いて、リセット信号出力回路4のコンパレータ10,20を構成する。コンパレータ10の−入力端子には抵抗R11,R12によってVcc1を分圧して得た所定電圧V1を、+入力端子には抵抗R21,R22によってVcc2を分圧して得た所定電圧V2をそれぞれ印加する。さらに、+入力端子に接続したコンデンサCによって+入力端子の電圧変動を遅延させ、Vcc1が十分に安定するまでコンパレータ10が制御回路2にローのリセット信号を継続して出力し、制御回路2の動作を停止させる。
【選択図】図2
【解決手段】温度信号出力回路5に用いられているICに含まれる余剰のコンパレータを用いて、リセット信号出力回路4のコンパレータ10,20を構成する。コンパレータ10の−入力端子には抵抗R11,R12によってVcc1を分圧して得た所定電圧V1を、+入力端子には抵抗R21,R22によってVcc2を分圧して得た所定電圧V2をそれぞれ印加する。さらに、+入力端子に接続したコンデンサCによって+入力端子の電圧変動を遅延させ、Vcc1が十分に安定するまでコンパレータ10が制御回路2にローのリセット信号を継続して出力し、制御回路2の動作を停止させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、電源電圧をモニタし、制御回路にリセット信号を適宜出力するリセット信号出力回路を備えた電子機器に関するものである。
電子機器には、起動時又は運転中において何らかの事情により電源電圧が変動したときに、機器の誤作動を防ぐために、制御回路にリセット信号を出力して制御回路の動作を停止させるリセット信号出力回路が備えられている。図4は、従来の電子機器におけるリセット信号出力回路の一例を示している。このリセット信号出力回路104は、電源電圧Vcc1をモニタし、その変動に応じて制御回路にリセット信号を出力するコンパレータを有するリセットIC110を備えている。しかしながら、このような従来のリセット信号出力回路104においては、リセット信号を出力するために高価なリセットIC110が必要となるので、電子機器の製造コストの高騰を招く一因となっている。
また、特許文献1乃至特許文献3には、コンパレータとコンデンサによって構成されたリセット信号出力回路が示されている。しかしながら、いずれの特許文献に示されたリセット信号出力回路にあっても、回路を構成するためのコンパレータが別途必要となるので、電子機器の製造コストを低減することができない。
実開平3−63228号公報
特開2001−285046号公報
特開平5−283994号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、リセットIC等の高価な部品を別途追加することなく、電源電圧をモニタして適宜リセット信号を出力することができる電子機器を安価に提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、電子機器の電源回路から出力される第1及び第2の電源電圧をモニタし、その変動に応じたリセット信号を電子機器の制御手段に出力するリセット信号出力回路を備えた電子機器において、電子機器の起動時における第1の電源電圧をモニタするための第1のコンパレータ及び電子機器の起動後の運転時における第1の電源電圧をモニタするための第2のコンパレータと、第1の電源電圧を第1の所定電圧に分圧して第1のコンパレータの−入力端子に入力するための第1の抵抗と、第1の電源電圧を第1の所定電圧より高い第2の所定電圧に分圧して第1のコンパレータの+入力端子に入力するための第2の抵抗と、第1のコンパレータの+入力端子の電圧変動を遅延させるためのコンデンサと、第2の電源電圧を第1の電源電圧より低い第3の所定電圧に分圧して第2のコンパレータの−入力端子に入力するための第3の抵抗とを備え、第1のコンパレータは、電子機器の起動時に、コンデンサによって+入力端子に入力される電圧の上昇が遅延されることにより、第1の電源電圧が安定するまで制御手段にローのリセット信号を継続して出力し、該第1の電源電圧が安定した後、該制御手段にハイのリセット信号を出力し、第2のコンパレータは、その+入力端子に入力された第1の電源電圧が電源回路の不調によって第3の所定電圧より降下したとき、制御手段にローのリセット信号を出力し、第1のコンパレータ及び第2のコンパレータは、リセット信号出力回路以外の回路にも用いられている汎用性を有するICに含まれている余剰のコンパレータを用いて構成され、リセット信号出力用のリセットICを不要としたものである。
請求項2の発明は、電子機器の電源回路から出力される電源電圧をモニタし、その変動に応じたリセット信号を電子機器の制御手段に出力するリセット信号出力回路を備えた電子機器において、リセット信号出力回路以外の回路に用いられているICの+入力端子及び−入力端子から入力される電圧を比較し、その結果に応じた所定の出力するコンパレータと、電源電圧を第1の所定電圧に分圧して−入力端子に入力するための第1の抵抗と、電源電圧を第1の所定電圧より高い第2の所定電圧に分圧して+入力端子に入力するための第2の抵抗と、+入力端子の電圧変動を遅延させるためのコンデンサとを備え、コンパレータは、リセット信号出力回路以外の回路にも用いられている汎用性を有するICに含まれている余剰のコンパレータを用いて構成され、電子機器の起動時に、コンデンサによって+入力端子に入力される電圧の上昇が遅延されることにより、電源電圧が安定するまで制御手段にローのリセット信号を継続して出力し、該電源電圧が安定した後、該制御手段にハイのリセット信号を出力し、リセット信号出力用のリセットICを不要としたものである。
例えば、機器の特定部位の温度に応じた信号を出力する温度信号出力回路において、所定部位の温度をモニタするためにコンパレータを必要としている場合、1つのパッケージに複数のコンパレータ回路が設けられた汎用ICが用いられている。請求項1の発明によれば、このようなリセット信号出力回路以外の回路にも用いられている汎用性を有するICに含まれている余剰のコンパレータを用いて第1のコンパレータ及び第2のコンパレータが構成されているので、電子機器にリセット信号を出力するためのリセットICを別途設ける必要がなくなり、電子機器の製造コストを低減することができる。さらに、汎用ICにはコンパレータが2つのものや4つのもの等様々な仕様のものが存在するが、仮にコンパレータの数が2倍になってもICの価格が2倍になるわけではない。そのため、リセット信号出力回路用にコンパレータの数の多いICを用いてもリセット信号出力回路に専用のコンパレータICを用いる場合と比較して、電子機器の製造コストを低減することができるようになる。また、コンデンサが第1のコンパレータの+入力端子の電圧変動を遅延させるので、電子機器の起動時における+入力端子電圧の上昇が、第1の電源電圧が十分に安定するまで遅延される。これにより、第1のコンパレータは、第1の電源電圧が十分に安定するまでの間継続して制御手段にローのリセット信号を出力して制御手段の動作を停止させ、電源投入直後における第1の電源電圧の変動に伴う電子機器の誤作動を防止することができる。また、電子機器の起動後における電源回路の不調によって第1の電源電圧が第3の所定電圧より降下した場合であっても、第1の電源電圧が回復するまでの間、第2のコンパレータが制御手段にローのリセット信号を継続して出力し、制御手段の動作を停止させるので、電子機器の動作中における第1の電源電圧の降下に伴う誤作動を防止することができる。
請求項2の発明によれば、リセット信号出力回路以外の回路にも用いられている汎用性を有するICに含まれている余剰のコンパレータを用いてリセット信号出力回路のコンパレータが構成されているので、電子機器にリセット信号を出力するためのリセットICを別途設ける必要がなくなり、電子機器の製造コストを低減することができる。また、コンデンサがコンパレータの+入力端子の電圧変動を遅延させるので、電子機器の起動時における+入力端子電圧の上昇が、電源電圧が十分に安定するまで遅延される。これにより、コンパレータは、電源電圧が十分に安定するまでの間継続して制御手段にローのリセット信号を出力して制御手段の動作を停止させ、電源投入直後における第1の電源電圧の変動に伴う電子機器の誤作動を防止することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態による電子機器について図面を参照して説明する。図1は電子機器の主要な回路構成を示している。電子機器1は、機器各部の制御を司る制御回路2と、機器各部の仕様に応じて複数段の電源電圧(Vcc)を出力する電源回路3と、電源回路3の出力電圧をモニタし、その電圧が変動したとき等、必要に応じて制御回路2に対してリセット信号を出力するリセット信号出力回路4と、電子機器1の特定部位の温度(例えば、電子機器1がレーザビームプリンタの場合であれば、トナーを定着させる定着ローラの温度)等をモニタし、その温度に応じた信号を制御回路2に出力する温度信号出力回路5等を備えている。制御回路2は、ソフトウェア処理によって電子機器1の全体を統括して制御するマイクロコンピュータ6と、例えば画像処理等の特定の信号処理を行なうためのASIC7等を有している。電源回路3は、一般家庭等に配電されている商用交流電圧を複数の直流電圧に変換して電子機器1の各部に供給する回路である。電源回路3からは、装置各部の仕様に応じた複数段の電圧、例えば、+24[V]、+5[V]、+3.3[V]、+1.6[V]の出力電圧が出力される。温度信号出力回路5は、例えば、特定部位の温度に応じて抵抗値が変化する温度センサ(図示せず)と、この温度センサ等が接続されている複数のコンパレータを含むIC(図示せず)を主要な構成としている。
図2は、リセット信号出力回路4の構成を示している。リセット信号出力回路4は、電子機器1の起動時における第1の電源電圧(例えば、上記複数段の出力電圧のうち+3.3[V]とする。以下、これをVcc1とする。)をモニタするための第1のコンパレータ10及び電子機器1の起動後の運転時におけるVcc1をモニタするための第2のコンパレータ20と、Vcc1を第1の所定電圧V1に分圧して第1のコンパレータ10の−入力端子に入力するための第1の抵抗R11,R12と、Vcc1を第1の所定電圧V1より高い第2の所定電圧V2に分圧して第1のコンパレータ10の+入力端子に入力するための第2の抵抗R21,R22と、第1のコンパレータ10の+入力端子の電圧変動を遅延させるためのコンデンサCと、第2の電源電圧(例えば、上記複数の出力電圧のうち+24[V]とする。以下、これをVcc2とする。)をVcc1より低い第3の所定電圧V3(例えば、2.8[V])に分圧して第2のコンパレータ20の−入力端子に入力するための第3の抵抗R31,R32等を備えている。このリセット信号出力回路4は、電源回路3の出力電圧Vcc1をモニタし、制御回路2が安定して動作するのに必要な出力電圧が確保されていないとき、その出力電圧が十分な値に回復するまで、制御回路2に対してローのリセット信号を出力し続ける。制御回路2は、リセット信号がローである場合、起動しないように(既に動作中の場合には、一旦リセットして再起動しないように)、プログラムされている。
ところで、上述した温度信号出力回路5には、機器のコストダウンや開発期間の短縮等の要請から、通常は複数のコンパレータを含む汎用性を有するICが用いられている。このようなICは汎用性を有するがゆえ、特定部位の温度をモニタするために必要なコンパレータの他、使用されていない余剰のコンパレータが含まれていることが多い。本実施の形態においては、このような温度信号出力回路5に用いられる汎用のICに含まれている余剰のコンパレータを用いて、リセット信号出力回路4の第1のコンパレータ10及び第2のコンパレータ20を構成する。
図3は、電子機器1の電源が投入(オン)された後におけるVcc1、第1のコンパレータ10の+入力端子電圧、−入力端子電圧及び第1のコンパレータ10から出力されるリセット信号の推移を示している。時間0において電子機器1の電源が投入されると、Vcc1が時間に略比例して上昇し、時間T1において3.3[V]に達し、その後安定する。第1のコンパレータ10の−入力端子電圧も、時間に略比例して上昇し、時間T1が経過する前に所定電圧V1[V]に達し、その後安定する。一方、第1のコンパレータ10の+入力端子電圧は、コンデンサCによって遅延されながら緩やかに増加する。その結果、電子機器1の電源が投入された後、当初は第1のコンパレータ10の+入力端子には−入力端子の電圧よりも低い電圧が入力されるが、時間T1よりも十分に長い時間T2が経過したとき、+入力端子電圧は−入力端子電圧と等しくなり、時間T2以降は+入力端子には−入力端子の電圧よりも高い電圧が入力されることになる。これにより、第1のコンパレータ10は、電子機器1の電源が投入された後、時間T2が経過するまでは制御回路2にローのリセット信号を継続して出力し、時間T2が経過した後は制御回路2にハイのリセット信号を出力する。図3からも明らかなように、+入力端子電圧が−入力端子電圧と等しい値となる時間T2は、Vcc1が安定する時間T1よりも十分に長いので、Vcc1が十分に安定した後、第1のコンパレータ10からハイのリセット信号が出力され、制御回路2を正常に起動させることができる。
一方、第2のコンパレータ20は、制御回路2が起動した後のVcc1をモニタし、電源回路3の不調等によってVcc1が所定電圧V3よりも降下したとき、制御回路2にハイのリセット信号を出力する。この第2のコンパレータ20がVcc1をモニタする際の閾値となる所定電圧V3は、Vcc1よりも低い電圧であるが、制御回路2等が正常に機能するのに十分な電圧とし、Vcc2を分圧する抵抗R31,R32の値を適正化することにより得ることができる。このような回路構成を採ることにより、電子機器1の運転中に何らかの事情によって電源回路3が不調を来たし、Vcc1が所定電圧V3よりも降下したときであっても、Vcc2が正常であれば即座に制御回路2にリセット信号が出力され、制御回路2の動作は停止される。その後、Vcc1が回復して、所定電圧V3を超えるまで制御回路2は再起動しない。従って、電源回路3の不具合により電子機器1が誤作動するといった事態を回避することができる。
以上のように、本実施形態の電子機器1によれば、温度信号出力回路5(すなわち、リセット信号出力回路4以外の回路)にも用いられている汎用性を有するICに含まれている余剰のコンパレータを用いて第1のコンパレータ10及び第2のコンパレータ20が構成されているので、電子機器1にリセット信号を出力するためのリセットICを別途設ける必要がなくなり、電子機器1の製造コストを低減することができる。さらに、汎用ICにはコンパレータが2つのものや4つのもの等様々な仕様のものが存在するが、仮にコンパレータの数が2倍になってもICの価格が2倍になるわけではない。そのため、リセット信号出力回路4のためにコンパレータの数の多いICを用いてもリセット信号出力回路4に専用のコンパレータICを用いる場合と比較して、電子機器1の製造コストを低減することができるようになる。また、コンデンサCが第1のコンパレータ10の+入力端子電圧の変動を遅延させるので、Vcc1が十分に安定するまで電子機器1の起動時における+入力端子電圧の上昇が遅延される。これにより、第1のコンパレータ10は、Vcc1が十分に安定するまでの間継続して制御回路2にローのリセット信号を出力して制御回路2の動作を停止させ、電源投入直後におけるVcc1の変動に伴う電子機器1の誤作動を防止することができる。また、電子機器1の起動後における電源回路3の不調によってVcc1が所定電圧V3より降下した場合であっても、Vcc1が回復して所定電圧V3を超えるまでの間、第2のコンパレータ20が制御回路2にローのリセット信号を継続して出力し制御回路2の動作を停止させるので、電子機器1の動作中におけるVcc1の降下に伴う誤作動を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、第1のコンパレータ10及び第2のコンパレータ20として、温度信号出力回路5にも用いられている汎用性を有するICに含まれる余剰のコンパレータを適用する構成に限られることなく、他のリセット信号出力回路以外4の回路(例えば、特定の値をモニタし、その値に応じた信号を制御回路2に出力するモニタ回路)に含まれる余剰のコンパレータを適用してもよい。この場合、リセット信号出力回路4以外の回路は、1つの回路に限られず、複数の回路にそれぞれ1個ずつ含まれる余剰のコンパレータを用いてリセット信号出力回路4を構成してもよい。また、余剰のコンパレータが1つしかないときは、第2のコンパレータ20及びそれに接続されている抵抗R31,R32を省いた構成としてもよい。
1 電子機器
2 制御回路
3 電源回路
4 リセット信号出力回路
10 第1のコンパレータ
20 第2のコンパレータ
R11,R12 第1の抵抗
R21,R22 第2の抵抗
R31,R32 第3の抵抗
C コンデンサ
2 制御回路
3 電源回路
4 リセット信号出力回路
10 第1のコンパレータ
20 第2のコンパレータ
R11,R12 第1の抵抗
R21,R22 第2の抵抗
R31,R32 第3の抵抗
C コンデンサ
Claims (2)
- 電子機器の電源回路から出力される第1及び第2の電源電圧をモニタし、その変動に応じたリセット信号を電子機器の制御手段に出力するリセット信号出力回路を備えた電子機器において、
電子機器の起動時における第1の電源電圧をモニタするための第1のコンパレータ及び電子機器の起動後の運転時における第1の電源電圧をモニタするための第2のコンパレータと、前記第1の電源電圧を第1の所定電圧に分圧して前記第1のコンパレータの−入力端子に入力するための第1の抵抗と、前記第1の電源電圧を前記第1の所定電圧より高い第2の所定電圧に分圧して前記第1のコンパレータの+入力端子に入力するための第2の抵抗と、前記第1のコンパレータの+入力端子の電圧変動を遅延させるためのコンデンサと、前記第2の電源電圧を前記第1の電源電圧より低い第3の所定電圧に分圧して前記第2のコンパレータの−入力端子に入力するための第3の抵抗とを備え、
前記第1のコンパレータは、電子機器の起動時に、前記コンデンサによって+入力端子に入力される電圧の上昇が遅延されることにより、前記第1の電源電圧が安定するまで前記制御手段にローのリセット信号を継続して出力し、該第1の電源電圧が安定した後、該制御手段にハイのリセット信号を出力し、
前記第2のコンパレータは、その+入力端子に入力された前記第1の電源電圧が前記電源回路の不調によって前記第3の所定電圧より降下したとき、前記制御手段にローのリセット信号を出力し、
前記第1のコンパレータ及び第2のコンパレータは、リセット信号出力回路以外の回路にも用いられている汎用性を有するICに含まれている余剰のコンパレータを用いて構成され、前記リセット信号出力用のリセットICを不要としたことを特徴とする電子機器。 - 電子機器の電源回路から出力される電源電圧をモニタし、その変動に応じたリセット信号を電子機器の制御手段に出力するリセット信号出力回路を備えた電子機器において、
リセット信号出力回路以外の回路に用いられているICの+入力端子及び−入力端子から入力される電圧を比較し、その結果に応じた所定の出力するコンパレータと、前記電源電圧を第1の所定電圧に分圧して前記−入力端子に入力するための第1の抵抗と、前記電源電圧を前記第1の所定電圧より高い第2の所定電圧に分圧して前記+入力端子に入力するための第2の抵抗と、前記+入力端子の電圧変動を遅延させるためのコンデンサとを備え、
前記コンパレータは、リセット信号出力回路以外の回路にも用いられている汎用性を有するICに含まれている余剰のコンパレータを用いて構成され、電子機器の起動時に、前記コンデンサによって+入力端子に入力される電圧の上昇が遅延されることにより、前記電源電圧が安定するまで前記制御手段にローのリセット信号を継続して出力し、該電源電圧が安定した後、該制御手段にハイのリセット信号を出力し、リセット信号出力用のリセットICを不要としたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004318525A JP2006129400A (ja) | 2004-11-01 | 2004-11-01 | リセット信号出力回路を備えた電子機器 |
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JP2006129400A true JP2006129400A (ja) | 2006-05-18 |
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109510614A (zh) * | 2017-09-15 | 2019-03-22 | 厦门雅迅网络股份有限公司 | 一种按键控制设备复位电路和方法 |
-
2004
- 2004-11-01 JP JP2004318525A patent/JP2006129400A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109510614A (zh) * | 2017-09-15 | 2019-03-22 | 厦门雅迅网络股份有限公司 | 一种按键控制设备复位电路和方法 |
CN109510614B (zh) * | 2017-09-15 | 2022-10-28 | 厦门雅迅网络股份有限公司 | 一种按键控制设备复位电路和方法 |
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