JP2006128831A - 無線リモコンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 リモコンを直接操作せずに、簡単な動作で被制御機器の制御ができる無線リモコンシステムの提供。
【解決手段】 無線リモコン信号5を無線送出する送信器2と、無線リモコン信号5を受信する受信器3を有する被制御機器4と、を備え、送信器2は送信器2の電源が入れば外部からの操作がなくとも無線リモコン信号5を継続的に送出し、受信器3は送信器2からの無線リモコン信号を受信しない場合に予め定めた所定の判断基準をもって被制御機器4に信号を送り、被制御機器4が受信器3からの制御信号34に基づいて制御されるよう成した無線リモコンシステムにおいて、送信器2は、無線リモコン信号5を複数の直線光路による光信号にて送出し、被制御機器4は、受信器3からの制御信号34を介し同複数の光信号から遮られた直線光路を感知し動作するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線リモコンシステムに関するものである。
従来から、無線リモコンシステムは、特許第3289022号公報に記載されているものがある。この無線リモコンシステムは、リモートコントロール受信装置101であり、図11に示すように、リモートコントロール送信機より送信されたリモートコントロール信号を受信するための複数の受光経路を備えたリモートコントロール受信装置において、上記複数の受光経路のそれぞれに、リモートコントロール信号を遮断可能とした遮断手段を設け、該遮断手段は、複数の受光経路のそれぞれに設けられたシャッター102a、102bと、複数の受光経路のそれぞれに設けられた信号検波部と、該信号検波部で検波された各信号のレベルを比較する信号比較部と、該信号比較部の出力に基づいて、上記シャッターの開閉を選択して駆動するシャッター開閉駆動部103とを有するものである。
すなわち、A.G.C回路110で所望のリモートコントロール信号を適正なレベルに利得制御し、リミッター111で波形整形された適当な振幅を有する所望のパルスコード信号をマイコン112に入力して、マイコン112でこのパルスコード信号を正確に解読可能として、誤動作を防止することができるものである。
ところで、最近、手が汚れている人、手がふさがっている人、寝たきりで、あまり動けない人等でも簡単な操作にて使える無線リモコンシステムへの要望が高まってきている。しかし、上述した無線リモコンシステムでは、送信部のリモコンを操作する場合、手(指)でボタンを押さなければならなく、手が使えなかったり、手が汚れていたりする場合等は扱いづらかった。
特許第3289022号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、リモコンを直接操作せずに、簡単な動作で被制御機器の制御ができる無線リモコンシステムを提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明は、電源が入れば外部からの操作がなくとも光媒体の無線リモコン信号を継続的に送出する送信器と、前記無線リモコン信号を受信する受信器と、該受信器での無線リモコン信号の受信結果に従って動作する被制御機器とを備え、前記受信器は前記送信器からの無線リモコン信号を受信しない場合には予め定めた所定の判断基準をもって前記被制御機器に動作をさせるように成した無線リモコンシステムにおいて、前記送信器は、前記無線リモコン信号を複数の光路で送出し、前記受信器は、前記無線リモコン信号を複数の光路で受信するよう、複数の受信部を設けられ、前記被制御機器は、前記無線リモコン信号の受信が中断した受信部に応じて、動作を切り替えられることを特徴とするものである。ここで、無線リモコン信号が可視光であれば、選ぶべき無線リモコン信号を見分けやすいのはいうまでもないが、反対に、無線リモコン信号が複数の経路を進むのでかえって目障りにおもう場合には、無線リモコン信号を可視光ではなく赤外帯域波長の不可視光とすればよい。
また、前記被制御機器は、前記受信器の所定時間内での無線リモコン信号遮断の感知回数に基づいて制御され動作するものが好ましい。
また、前記被制御機器は、前記受信器の無線リモコン信号遮断の継続時間の長さに基づいて制御され動作するものが好ましい。
また、人体を検知する人体検知装置を付設し、同人体検知装置が人体を検知しない場合に前記送信器が前記無線リモコン信号の送出を停止し、前記人体検知装置が人体を検知しない期間であって前記受信器が無線リモコン信号を受信しない期間は、前記被制御機器を動作停止させ、前記人体検知装置が人体を検知した場合には前記送信器が無線リモコン信号を送出を再開し、前記受信器には同無線リモコン信号を受信した場合に前記被制御機器の動作を再開させるものは、一般に人体検知装置の消費電力が低いことから、本発明のシステムに要する電力を少なくできる観点からみて、特に好ましい。
またさらに、前記被制御機器の一種類であるセキュリティ用途機器を付設し、前記人体検知装置が人体を検知しない場合、前記送信器は前記無線リモコン信号の送出を停止させ、前記人体検知装置が人体を検知しない期間であって前記受信器が無線リモコン信号を受信しない期間は、前記被制御機器の動作を停止させると共に、セキュリティ用途機器を動作させ、前記人体検知装置が人体を検知した場合には前記送信器が無線リモコン信号を送出を再開し、前記受信器には同無線リモコン信号を受信した場合に前記被制御機器の動作を再開させると共に前記セキュリティ用途機器を動作停止させるものは、人体不在期間に限ってセキュリティ用途機器を動作させておきたいという要望と、本発明のシステムに要する電力を少なくしたいという要望とを、ともに成立させる有効な形態であり、防犯監視の観点と省エネルギーとの観点からみて、特に好ましい。
本願発明の無線リモコンシステムによれば、無線リモコン信号を複数直線光路でそれぞれ送受信するよう、複数の光路を設定し、送信器または受信器のいずれか一方は、遮られた光路に応じて、受信器経由で被制御機器の制御をさせるようにしたため、遮る無線リモコン信号光路を選ぶことにより、無線リモコン信号の内容選択が可能となる。また、送信器の操作をおこなわずに被制御機器を操作することができる。ここで、無線リモコン信号が可視光であれば、選ぶべき無線リモコン信号を見分けやすいのはいうまでもないが、反対に、無線リモコン信号が複数の経路を進むのでかえって目障りにおもう場合には、無線リモコン信号を可視光ではなく赤外帯域波長の不可視光とすればよい。
また、受信器での、予め定められた所定の判断基準として、所定時間内での無線リモコン信号の遮断回数に基づいて被制御機器の動作を制御するようにしたため、所定時間内での無線リモコン信号の遮断回数に基づいて、被制御機器の動作の種類を選択することができる。
また、受信器での予め定められた所定の判断基準として、無線リモコン信号の遮断継続時間長に基づいて被制御機器の動作を制御するようにしたため、無線リモコン信号の遮断継続時間長に基づいて、被制御機器の動作の種類を選択することができる。
また、人体を検知する人体検知装置を付設し、同人体検知装置が人体を検知しない場合に送信器が無線リモコン信号の送出を停止し、人体検知装置が人体を検知しない期間であって受信器が無線リモコン信号を受信しない期間は、被制御機器を動作停止させ、人体検知装置が人体を検知した場合には送信器が無線リモコン信号を送出を再開し、受信器には同無線リモコン信号を受信した場合に被制御機器の動作を再開させる。従って、人がいない場合は、被制御機器が動作しないので省エネルギーになる。更に、無線リモコン信号も送出されないので、省エネルギーになる。一般に人体検知装置の消費電力が低いことから、本発明のシステムに要する電力を少なくできる観点からみて、特に好ましい。
またさらに、被制御機器の一種類であるセキュリティ用途機器を付設し、人体検知装置が人体を検知しない場合、送信器は無線リモコン信号の送出を停止させ、人体検知装置が人体を検知しない期間であって受信器が無線リモコン信号を受信しない期間は、被制御機器の動作を停止させると共に、セキュリティ用途機器を動作させ、人体検知装置が人体を検知した場合には送信器が無線リモコン信号を送出を再開し、受信器には同無線リモコン信号を受信した場合に被制御機器の動作を再開させると共にセキュリティ用途機器を動作停止させるものは、人体不在期間に限ってセキュリティ用途機器を動作させておきたいという要望と、本発明のシステムに要する電力を少なくしたいという要望とを、ともに成立させる有効な形態であり、防犯監視の観点と省エネルギーとの観点からみて、特に好ましい。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施形態の無線リモコンシステム1を図1、図2に基づいて説明する。図1は第1の実施形態に係る無線リモコンシステム1のシステム構成図、図2は同上のフローチャートである。この実施形態の無線リモコンシステム1は、無線リモコン信号5を無線送出する送信器2と、無線リモコン信号5を受信する受信器3を(一体に組み込まれたり互いに有線接続されたりして)有する被制御機器4と、を備え、大きな特徴として、従来巷にに広く普及している、操作ボタンに応じて無線信号を発光するタイプのリモコンとは異なり、送信器2は送信器2の電源が入れば外部からの操作がなくとも無線リモコン信号5を継続的に送出し、受信器3は送信器2からの無線リモコン信号5を受信しない場合に予め定めた所定の判断基準をもって被制御機器4に制御信号34を送り、被制御機器4が受信器3からの制御信号34に基づいて制御されるよう成した無線リモコンシステムなのである。しかも、送信器2は、無線リモコン信号5を複数の直線光路による光信号にて送出し、被制御機器4は、複数の受信器3のどれが無線リモコン信号5の受信を中断されたかによって、動作モード(電源のオンまたはオフ、動作速度の高低、など)が切り替えられるものである。換言すると、被制御機器4は、受信器3からの制御信号34を介し同複数の光信号から遮られた直線光路に応じて動作するものである。
送信器2は、無線リモコン信号5を複数の直線光路による光信号にて送出するものであり、信号を発生する信号発生部21と、信号発生部21で発生した信号を増幅する信号増幅部22と、信号増幅部22で増幅された信号を第1の無線リモコン信号5aとして送出する第1の無線リモコン信号送出部23aと、信号増幅部22で増幅された信号を第2の無線リモコン信号5bとして送出する第2の無線リモコン信号送出部23bと、を備えている。なお、第1の無線リモコン信号5aと第2の無線リモコン信号5bとは、互いに異なる信号であるに限らず、同一の信号フォーマットおよび同一の信号コードとして運用される場合もありうる。いずれを採用するかは、システム設計上の採否に因るところが大きく、実際に本システムの導入される場所の構造配置上の都合および外乱光の影響程度に因って決定されるべきであろう。
受信器3は、時間を計測できるタイマー機能を有し、送信器2より送出された無線リモコン信号5を受信するものであり、遮られた無線リモコン信号5(直線光路)を感知するものであり、無線リモコン信号5が遮られた場合、被制御機器4を制御する為の予め定められた判断基準でもって制御信号34を送出するものである。このものは、無線リモコン信号5aを受信する第1の無線リモコン信号受信部31aと、無線リモコン信号5bを受信する第2の無線リモコン信号受信部31bと、第1の無線リモコン信号受信部31aで受信した無線リモコン信号5aを次工程で処理できる大きさまで増幅する第1の信号増幅部32aと、第2の無線リモコン信号受信部31bで受信した無線リモコン信号5bを次工程で処理できる大きさまで増幅する第2の信号増幅部32bと、信号増幅部32a、32bで増幅された無線リモコン信号5を復号処理すると共に、被制御機器4を制御する為の予め定められた判断基準でもって制御信号34を送出する信号処理部33と、を備えている。被制御機器4は、前述した受信器3を備え(この図1では一体化されているように図示されているが、これに限らず、互いに別体構成であって、有線接続されるものであっても、当然かまわない)、受信器3からの制御信号34に基づいて動作するものである。
ここで、信号処理部33に備わる、予め定められた判断基準とは、例えば、被制御機器4として、外部から制御可能なタイプである照明器具を例に挙げると、受信器3が0.5秒以上無線リモコン信号5(無線リモコン信号5a、無線リモコン信号5bのどちらか一方だけでもかまわない)を受信できなくなることに対して、照明器具に、照明器具の電源をON又はOFFする制御信号34を送出することであり、制御信号34を受信した照明器具は、照明器具の電源を、ONでない状態であればONに、又は、OFFでない状態であればOFFにする動作を行うことである。
このような無線リモコンシステム1の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。最初に、送信器2の電源(図示せず)を入れると(ステップS1)、信号発生部21より信号が発生し、信号増幅部22で増幅された信号をもとにして、第1の無線リモコン信号送出部23a、第2の無線リモコン信号送出部23bにより無線リモコン信号5a、5bが送出される。無線リモコン信号送出部23a、23bからの無線リモコン信号5a、5bは連続的に送出され続ける。この無線リモコン信号5a、5bは、例えば、赤外線のような指向性のある光である(ステップS2)。
ステップS1において、受信器3を備えた被制御機器4の電源(図示せず)を入れると、被制御機器4の電源が入ると同時に、受信器3の電源(図示せず)がONするように設定してあり、ステップS2において無線リモコン信号受信部31が無線リモコン信号5を受信可能な状態となる。
そして、受信器3が送信器2からの無線リモコン信号5a、5bが安定して受信できるように(ステップS3)、送信器2及び受信器3(被制御機器4)を傍らの施工者もしくは居住者が配置する(ステップS4)。ここで、無線リモコン信号5が安定して受信できる状態とは、受信器3が、無線リモコン信号5を途切れなく、急激な位相の変化なく、急激なパワーの変化なく、連続して受信できている状態のことを言う。以降、この状態を待機状態と称する(ステップS5)。なお、ステップS3にて受信器3が非受信状態または受信していても不安定な受信状態であれば、信号処理部33は、受信器3に備わる受信状態表示用のLEDやブザー音による報知手段(不図示)を制御して、周囲に、第1の無線リモコン信号受信部31(31a、31b)が無線リモコン信号5(5a、5b)を捕らえきれていない事実を、知らしめるのである。
この待機状態で、受信器3は無線リモコン信号5のうち無線リモコン信号5a、5bのいずれか一方だけでも受信できなくなると、すなわち、無線リモコン信号5が遮られたのを感知すると(ステップS6)、信号処理部33が被制御機器4に対して、予め定められた判断基準でもって制御信号34を送出する。なお、複数の制御をおこなう制御信号34として、ここでは4種類の個別コマンドをあらわす符号34a、34b、34c、34dの4種を例示する。この制御信号34a、34b、34c、34dのいずれかを受信した被制御機器4は、制御信号34に応じて予め定められた動作を行う。この制御信号34a、34b、34c、34dのいずれを送出するかを決定すべく、信号処理部33には予め下記の(1)から(4)に示す互いに独立な判断基準が備えられている。
(1)無線リモコン信号5aのみ遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34aを送出する。被制御機器4は、制御信号34aを受信すると、例えば電源オンまたはオフなるオルタネート動作を行う(ステップS7、ステップS8、ステップS9)。
(2)無線リモコン信号5bのみ遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34bを送出する。被制御機器4は、制御信号34bを受信すると、例えば明るさをアップする動作を行う(ステップS10、ステップS11、ステップS12)。
(3)無線リモコン信号5a、5bの順で遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34cを送出する。被制御機器4は、制御信号34cを受信すると、例えば明るさをダウンする動作を行う(ステップS13、ステップS14、ステップS15)。
(4)無線リモコン信号5b、5aの順で遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34dを送出する。被制御機器4は、制御信号34dを受信すると、例えば点滅する動作を行う(ステップS16、ステップS17、ステップS18)。
ステップS9かステップS12かステップS15かステップS18のいずれかのあと、受信器3および被制御機器4は、動作をステップS3の直前に戻す。
このように構成された無線リモコンシステム1は、無線リモコン信号5を複数直線光路でそれぞれ送受するよう、複数の光路を設定し、遮られた無線リモコン信号5の直線光路を感知し動作する受信器3経由で被制御機器4の制御をさせるようにしたため、無線リモコンシステム1の送信器2と受信器3の間に手を振るなどの動作や障害物等を入れる動作をすることにより、無線リモコン信号5を遮り、受信器3が無線リモコン信号5を感知できないようにすると、受信器3が予め定められた判断基準をもって被制御機器4に制御信号34を送る。
従って、被制御機器4が制御信号34に基づき動作をおこなうことで、送信器2の操作をおこなわずに被制御機器4を操作することができる。なお、図1、図2では、無線リモコン信号が5a及び5bの2つであったが、さらに無線リモコン信号の数を増やすことにより、被制御機器4をより多様に制御することができる。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施形態の無線リモコンシステム1を図3と図4とに基づいて説明する。図3は第2の実施形態の無線リモコンシステム1の説明図であり、図4は図3の無線リモコンシステム1の動作を説明するフローチャートである。
この実施形態の無線リモコンシステム1が前述した第1の実施形態と異なり特徴としている点は、所定時間内での受信器3の無線リモコン信号5の遮断の感知回数に基づいて、被制御機器4を制御する点であり、他は第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。なお、ここでは、無線リモコン信号受信部31のうち、第1の無線リモコン信号受信部31aだけを例に挙げて説明する。したがって、送信側も、第1の無線リモコン信号受信部31aに対応する第1の無線リモコン信号送出部23aだけを例に挙げて説明する。第1の無線リモコン信号受信部31bと第1の無線リモコン信号送出部23bとの送受信ペアも、第1の無線リモコン信号受信部31aと第1の無線リモコン信号送出部23aとの送受信ペアと同様な動作をさせてもよいし、上述の第一実施形態のままであってもかまわない。
信号処理部33は、無線リモコン信号5aが遮られた回数、すなわち、無線リモコン信号5遮断の感知回数が例えば1秒以内などに設定された所定時間内に何回起こったかをカウントすることができ、カウント数に応じて、予め定められた判断基準の制御信号34を被制御機器4に送出する。
この実施形態の信号処理部33の予め定められた判断基準として、例えば、無線リモコン信号5aが0.1秒以上受信できなくなると、信号処理部33は「手で遮った」と判断する。また、無線リモコン信号5aが0.1秒以上受信可能となると、信号処理部33は「手で遮られていない」と判断する。更に、無線リモコン信号5aが、下記の(1)から(3)の条件の場合、制御信号34を送出する。
(1)1秒以内に無線リモコン信号5aを1回遮ると制御信号34aを送出する。
(2)1秒以内に無線リモコン信号5aを2回遮ると制御信号34bを送出する。
(3)1秒以内に無線リモコン信号5aを3回以上遮ると制御信号34cを送出する。
次に、この無線リモコンシステム1の動作について説明する。
まず、図3に示すように、受信を継続しているため待機状態(イ)となっている無線リモコン信号5aを0.3秒間遮る(ロ)。その後、0.3秒間は無線リモコン信号5aを遮らず受信可能な状態にし(ハ)、その後、また、0.2秒間無線リモコン信号5を遮る(ニ)。その後、所定時間である1秒が経過するまで無線リモコン信号5aを受信可能な状態にする(ホ)。無線リモコン信号5aが最初に遮られてから1秒が経過すると、信号処理部33は所定時間内に何回無線リモコン信号5aが遮断されたかをカウントし、その遮断された回数に応じた制御信号34を被制御機器4に送出する。この場合は1秒間に2回、無線リモコン信号5aが遮断されたため、信号処理部33は被制御機器4に対し、制御信号34bを出力する。この制御信号34bを受信した被制御機器4は、受信した制御信号34bの内容に応じて予め定められた動作を行う。
このような無線リモコンシステム1の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。第一の実施形態で説明したステップS5を経て、待機状態で、受信器3は無線リモコン信号5のうち無線リモコン信号5aが受信できなくなると、すなわち、無線リモコン信号5が遮られたのを感知すると(ステップS6−1)、信号処理部33が被制御機器4に対して、予め定められた判断基準でもって制御信号34を送出する。なお、複数の制御をおこなう制御信号34として、ここでは3種類の個別コマンドをあらわす符号34a、34b、34cの3種を例示する。この制御信号34a、34b、34cのいずれかを受信した被制御機器4は、制御信号34に応じて予め定められた動作を行う。この制御信号34a、34b、34cのいずれを送出するかを決定すべく、信号処理部33には予め下記の(1)から(3)に示す互いに独立な判断基準が備えられている。
(1)無線リモコン信号5aを1秒以内に1回のみ(つまり0.1秒以上継続して1回のみ)遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34aを送出する。被制御機器4は、制御信号34aを受信すると、例えば電源オンまたはオフなるオルタネート動作を行う(ステップS7−1、ステップS8−1、ステップS9−1)。
(2)無線リモコン信号5aを1秒以内に2回のみ(つまり0.1秒以上継続した遮断が2回のみ)遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34bを送出する。被制御機器4は、制御信号34bを受信すると、例えば明るさをアップする動作を行う(ステップS10−1、ステップS11−1、ステップS12−1)。
(3)無線リモコン信号5aを1秒以内に3回以上(つまり0.1秒以上継続した遮断が3回以上)遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34cを送出する。被制御機器4は、制御信号34cを受信すると、例えば明るさをダウンする動作を行う(ステップS13−1、ステップS14−1、ステップS15−1)。
ステップS9−1かステップS12−1かステップS15−1のいずれかのあと、受信器3および被制御機器4は、動作を第一の実施の形態と同様に、図2のステップS3の直前に戻す。
このように構成された無線リモコンシステム1は、受信器3aの所定時間内での無線リモコン信号5a遮断の感知回数に基づいて受信器3経由で被制御機器4の制御をさせるようにしたため、第一のリモコン信号送出部23aと第一のリモコン信号受信部31aとの間にちょっとだけ手を振るなどの動作や障害物等を入れる動作をすることにより、無線リモコン信号5aを遮ることで第一のリモコン信号受信部31aが無線リモコン信号5aを感知できないようにすると、受信器3が予め定められた判断基準をもって被制御機器4に制御信号34を送る。
従って、被制御機器4が制御信号34に基づき動作をおこなうことで、送信器2の操作をおこなわずに被制御機器4を操作することができる。なお、図3、図4では、無線リモコン信号が5aだけであったが、さらに無線リモコン信号の数を増やすことにより、被制御機器4をより多様に制御することができる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施形態の無線リモコンシステム1を図5と図6とに基づいて説明する。図5は第2の実施形態の無線リモコンシステム1の説明図であり、図6は図5の無線リモコンシステム1の動作を説明するフローチャートである。
この実施形態の無線リモコンシステム1が前述した第1の実施形態と異なり特徴としている点は、無線リモコン信号5の遮断の継続時間の長さに基づいて、被制御機器4を制御する点であり、他は第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。なお、ここでは、無線リモコン信号受信部31のうち、第1の無線リモコン信号受信部31aだけを例に挙げて説明する。したがって、送信側も、第1の無線リモコン信号受信部31aに対応する第1の無線リモコン信号送出部23aだけを例に挙げて説明する。第1の無線リモコン信号受信部31bと第1の無線リモコン信号送出部23bとの送受信ペアも、第1の無線リモコン信号受信部31aと第1の無線リモコン信号送出部23aとの送受信ペアと同様な動作をさせてもよいし、上述の第一または第二の実施形態のままであってもかまわない。
信号処理部33は、無線リモコン信号5aが遮られた継続時間長をカウントすることができ、カウントされた遮断継続時間長に応じて、予め定められた判断基準の制御信号34を被制御機器4に送出する。
この実施形態の信号処理部33の予め定められた判断基準として、例えば、無線リモコン信号5aが0.1秒以上受信できなくなると、信号処理部33は「手で遮った」と判断する。また、無線リモコン信号5が0.1秒以上受信可能となると、信号処理部33は「手で遮られていない」と判断する。更に、無線リモコン信号5aが、下記の(1)から(3)の条件の場合、制御信号34を送出する。
(1)無線リモコン信号5aの遮断継続時間長が1秒未満であれば制御信号34aを送出する。
(2)無線リモコン信号5aの遮断継続時間長が1秒以上3秒未満であれば制御信号34bを送出する。
(3)無線リモコン信号5aの遮断継続時間長が3秒以上であれば制御信号34cを送出する。
次に、この無線リモコンシステム1の動作について説明する。
まず、図5に示すように、受信を継続しているため待機状態(イ)となっている無線リモコン信号5aを2秒間遮る(ロ)。その後、0.1秒間以上は無線リモコン信号5aを遮らず受信可能な状態にしておく(ハ)。この場合は1秒以上3秒未満のあいだ無線リモコン信号5aが遮断されたため、信号処理部33は被制御機器4に対し、制御信号34bを出力する。この制御信号34bを受信した被制御機器4は、受信した制御信号34bの内容に応じて予め定められた動作を行う。
このような無線リモコンシステム1の動作について図6のフローチャートを用いて説明する。第一の実施形態で説明したステップS5を経て、待機状態で、受信器3は無線リモコン信号5のうち無線リモコン信号5aが受信できなくなると、すなわち、無線リモコン信号5が遮られたのを感知すると(ステップS6−2)、信号処理部33が被制御機器4に対して、予め定められた判断基準でもって制御信号34を送出する。なお、複数の制御をおこなう制御信号34として、ここでは3種類の個別コマンドをあらわす符号34a、34b、34cの3種を例示する。この制御信号34a、34b、34cのいずれかを受信した被制御機器4は、制御信号34に応じて予め定められた動作を行う。この制御信号34a、34b、34cのいずれを送出するかを決定すべく、信号処理部33には予め下記の(1)から(3)に示す互いに独立な判断基準が備えられている。
(1)無線リモコン信号5aを1秒未満におさえて遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34aを送出する。被制御機器4は、制御信号34aを受信すると、例えば電源オンまたはオフなるオルタネート動作を行う(ステップS7−2、ステップS8−2、ステップS9−2)。
(2)無線リモコン信号5aを1秒以上3秒未満のあいだ遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34bを送出する。被制御機器4は、制御信号34bを受信すると、例えば明るさをアップする動作を行う(ステップS10−2、ステップS11−2、ステップS12−2)。
(3)無線リモコン信号5aを3秒以上継続して遮る場合、受信器3は、被制御機器4に対し、制御信号34cを送出する。被制御機器4は、制御信号34cを受信すると、例えば明るさをダウンする動作を行う(ステップS13−2、ステップS14−2、ステップS15−2)。
ステップS9−2かステップS12−2かステップS15−2のいずれかのあと、受信器3および被制御機器4は、動作を第一の実施の形態と同様に、図2のステップS3の直前に戻す。
このように構成された無線リモコンシステム1は、受信器3aの無線リモコン信号5a遮断の継続時間長に基づいて受信器3経由で被制御機器4の制御をさせるようにしたため、第一のリモコン信号送出部23aと第一のリモコン信号受信部31aとの間にちょっとだけ手を振るなどの動作や障害物等を入れる動作をすることにより、無線リモコン信号5aを遮ることで第一のリモコン信号受信部31aが無線リモコン信号5aを感知できないようにすると、受信器3が予め定められた判断基準をもって被制御機器4に制御信号34を送る。
従って、被制御機器4が制御信号34に基づき動作をおこなうことで、送信器2の操作をおこなわずに被制御機器4を操作することができる。なお、図5、図6では、無線リモコン信号が5aだけであったが、さらに無線リモコン信号の数を増やすことにより、被制御機器4をより多様に制御することができる。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施形態の無線リモコンシステム1を図7、図8に基づいて説明する。図7は第4の実施の形態の無線リモコンシステム1のシステム構成図、図8は同上のフローチャートである。この実施形態は、前述した第1の実施形態に比べて、人体検知装置6を備え、送信器2は、人体検知装置6に対応した機能を付加したものであり、これ以外の点は第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
この無線リモコンシステム1は、画像処理または熱検知で人体を検知する人体検知装置6を付設し、人体検知装置6が人体を検知しない場合に送信器2が無線リモコン信号5の送出を停止し、受信器3には無線リモコン信号5を受信しない期間は前記被制御機器4を動作停止させ、人体検知装置6が人体を検知した場合には送信器2が無線リモコン信号5を送出し、3受信器には無線リモコン信号5を受信したときに被制御機器4を動作させて成るものである。
送信器2は、人体を検知する人体検知装置6と有線接続又は無線接続されている。人体検知装置6は、人体を検知していない状態から人体を検知すると送信器2にその旨の制御信号61(61a)を送出する。また、人体を検知している状態から人体を検知しなくなると送信器2にその旨の制御信号61(61b)を送出する。御信号61aと61bとはオルタネート制御用として同一の信号であってもよいし、互いに異なるコマンド信号であってもよい。すなわち、人体検知装置6が送信器2に対して制御信号61を送出するのは、人体検知装置6が人体を検知していない状態で人体を検知した場合か、または、人体検知装置6が人体を検知している状態で人体を検知しなくなった場合である。
ここで、この無線リモコンシステム1の動作について説明する。人体検知装置6が人体を検知している状態は、前述した第1の実施形態と同じ動作をするので説明は省略する。
次に、人体検知装置6が人体を検知している状態から人体を検知しなくなった状態になった場合について説明する。人体検知装置6は送信器2に対して「無線リモコン信号5の送出停止」の旨の制御信号61bを送出する。この制御信号61bによって送信器2は、無線リモコン信号5の送出を停止する。受信器3は、送信器2からの無線リモコン信号5が0.1秒間どころか数分程度のように極めて長い所定期間以上継続して受信できなくなると、無線リモコン信号5が遮られたと感知して、被制御機器4に対し「被制御機器4の電源をOFFにする」旨の制御信号34を送出する。この制御信号34を受信した被制御機器4は、被制御機器4の電源をOFFにする。
例えば、被制御機器4として照明器具を使用する場合、人体検知装置6が人体を検知している状態では送信器2から送出される無線リモコン信号5を遮ることにより、照明器具の照明をON又はOFFに切り替えていたのが、人体検知装置6が人体を検知しない状態、すなわち、照明器具が設置してある部屋の人が全て外出することによって、照明器具の照明をオフにすることができる。
このようなシステムの動作を、図8を用いて説明する。人体検知装置6が人体を検知しているか否かを判断し(ステップS19)、人体を検知したという判断結果であれば、前回の検知結果を参照し(ステップS20)、前回も人体検知されていたら、人体が居る事に変化がないので、人体検知装置6は送信器2へ制御信号61aを送出せず、ステップS19に動作を戻す(ステップS21)。
ステップS20で前回は人体検知されていなかったら、今回になって人体が検知された事になるので、人体検知装置6は送信器2に対して「無線リモコン信号5の送出開始」の旨の制御信号61aを送出する(ステップS22)。この制御信号61aによって送信器2は、無線リモコン信号5の送出を開始する(ステップS23)。そして、受信器3は、送信器2からの無線リモコン信号5が所定時間以上受信できない状態で、無線リモコン信号5を受信するので(ステップS24)、被制御機器4に対し「被制御機器4の電源をONにする」旨の制御信号34を送出する(ステップS25)。この制御信号34を受信した被制御機器4は、被制御機器4の電源をONにし(ステップS26)、この図8のフロー図には図示してはいないが、上述した第一乃至第三の実施の形態での待機状態(ステップS5)の直後に動作を移行し、再びステップS5の直前に動作が戻ってきたとき、送信器2および人体検知装置6は、ステップS19の直前に動作を戻す。
一方、ステップS19で人体検知装置6が人体を検知しているか否かを判断し、人体を検知しなかったという判断結果であれば、前回の検知結果を参照し(ステップS27)、前回も人体検知されていなかったら、人体が依然として居ない事に変化がないので、人体検知装置6は送信器2へ制御信号61bを送出せず、ステップS19に動作を戻す(ステップS21)。
ステップS27で前回は人体検知されていたら、今回になって人体が検知されなかった事になるので、人体検知装置6は送信器2に対して「無線リモコン信号5の送出停止」の旨の制御信号61bを送出する(ステップS28)。この制御信号61bによって送信器2は、無線リモコン信号5の送出を開始する(ステップS29)。そして、受信器3は、送信器2からの無線リモコン信号5がそれまで継続的に受信できていた状態で、無線リモコン信号5を数分間など長期間受信できなくなると(ステップS30)、被制御機器4に対し「被制御機器4の電源をOFFにする」旨の制御信号34を送出する(ステップS31)。この制御信号34を受信した被制御機器4は、被制御機器4の電源をOFFにし(ステップS32)、送信器2および人体検知装置6は、ステップS19の直前に動作を戻す。
このようにして、例えば、被制御機器4として照明器具を使用する場合、第1の実施形態で説明した動作では、送信器2から送出される無線リモコン信号5を遮ることによって照明器具の照明をON又はOFFに切り替えていたものが、人体検知装置6が人体を検知していない状態から人が人体検知装置6の人体検知領域に入ることによって、人体検知装置6が人体の存在を検知し、照明器具の照明をONにすることも、可能となる。
すなわち、人体を検知する人体検知装置6を付設し、人体検知装置6が人体を検知しない場合に送信器2が無線リモコン信号の送出を停止し、人体検知装置6が人体を検知しない期間であって受信器3が無線リモコン信号を受信しない期間は、被制御機器4を動作停止させ、人体検知装置6が人体を検知した場合には送信器2が無線リモコン信号を送出を再開し、受信器3には無線リモコン信号を受信した場合に被制御機器4の動作を再開させる。従って、人がいない場合は、被制御機器4が動作しないので省エネルギーに貢献できる。更に、無線リモコン信号も送出されないので、省エネルギーに貢献できる。一般に人体検知装置の消費電力が低いことから、本発明のシステムに要する電力を少なくできる観点からみて、特に好ましい。
なお、図7を用いて上述したように人体検知装置6が人体を検知しない場合に送信器2が無線リモコン信号5の送出を停止するのであるが、このリモコン信号送出停止状態から人体検知装置6が人体を検知して送信器2が無線リモコン信号5の送出を再開する際、被制御機器4を人体検知装置6の人体検知結果に連動して制御されるものがさらに好ましい。このようにすれば、前述の第3実施形態との併用も、誤動作少なく実現できる。
〔第5の実施の形態〕
第5の実施形態の無線リモコンシステム1を図9、図10に基づいて説明する。図9は第5実施形態の無線リモコンシステム1のシステム構成図、図10は図9のシステムの動作をあらわすフローチャートである。この実施形態が第4の実施形態と異なり特徴とする点は、被制御機器4の一種であるセキュリティ用途機器4aを備え、人体が検知されている期間は上述の第4の実施形態の無線リモコンシステム1として動作し、人体が検知されていない期間は無線リモコンシステム1を停止させるとともに、セキュリティ用途機器4aを動作させるものであり、これ以外の点では第4の実施形態と同様であるので説明は省略する。
この無線リモコンシステム1には、セキュリティ用途機器4aを付設し、人体検知装置6が人体を検知しない場合、送信器2は無線リモコン信号5の送出を停止させ、受信器3は無線リモコン信号5が感知できない期間、被制御機器4の動作を停止させると共に、セキュリティ用途機器4aを動作させ、人体検知装置6が人体を検知した場合、送信器2は無線リモコン信号5を送出させ、受信器3は無線リモコン信号5を受信すると、被制御機器4を動作させると共に、セキュリティ用途機器4aを動作停止させて成るものである。
受信器3は、送信器2からの無線リモコン信号5が所定期間以上受信できなくなったときは、無線リモコン信号5の送出が停止したものと判断して、被制御機器4に対して、被制御機器4の電源をOFFする旨の制御信号34を送出する一方、セキュリティ用途機器4aに対して電源をONにする旨の制御信号35を送出する。
被制御機器4は、第4の実施形態のものと同様、居室時に作動してほしい機器であって例えば空調機器や照明器具やテレビ受像機などである。セキュリティ用途機器4aは、被制御機器の一種であり、しかも人在時には動作してほしくなく人不在時に動作してほしい防犯対策用の機器である。このようなセキュリティ用途機器4aの一例として、窓開閉を検知するセンサおよびこのセンサの検知結果によって窓が開いていたら無条件に周囲に大音量で発報する報知器の防犯システムが挙げられる。この防犯システムの場合、正規の所有者が居るにもかかわらず、無配慮に窓を開けたとたん、大音量で発報するので、近所に迷惑になる。
次に、この無線リモコンシステム1の動作について、図10を用いて説明する。第4の実施形態に比べて、ステップS19からステップS24までは同じ判断処理であるので説明は省略する。ステップS24のあと、受信器3は、被制御機器4に対し「被制御機器4の電源をONにする」旨の制御信号34を送出するのみならず、「セキュリティ用途機器4aの電源をOFFにする」旨の制御信号35をも送出する(ステップS25−1)。制御信号34を受信した被制御機器4は被制御機器4自機の電源をONにし、制御信号35を受信したセキュリティ用途機器4aはセキュリティ用途機器4a自機の電源をOFFにする(ステップS26−1)。このあと、送信器2と人体検知装置6とはステップS19の直前に動作を戻す一方で、図10のフロー図には図示してはいないが、受信器3は、上述した第一乃至第三の実施の形態での待機状態(ステップS5)の直後に動作を移行する。
一方、ステップS27へ分岐する判断処理については、ステップS27からステップS30までは、第4の実施形態に比べて同じ判断処理であるので、説明は省略する。ステップS30のあと、受信器3は、被制御機器4に対し「被制御機器4の電源をOFFにする」旨の制御信号34を送出するのみならず、「セキュリティ用途機器4aの電源をONにする」旨の制御信号35をも送出する(ステップS31−1)。制御信号34を受信した被制御機器4は被制御機器4自機の電源をOFFにし、制御信号35を受信したセキュリティ用途機器4aはセキュリティ用途機器4a自機の電源をONにする(ステップS32−1)。このあと、送信器2と人体検知装置6とはステップS19の直前に動作を戻す一方で、図10のフロー図には図示してはいないが、受信器3は、上述した第一乃至第三の実施の形態での待機状態(ステップS5)の直後に動作を移行する。
このように構成された無線リモコンシステム1は、受信器3が無線リモコン信号5を感知すれば、居室時作動用途機器を動作再開することができる。従って、被制御機器4が人不在時には動作させたくない居室時作動用途機器である場合、人不在時に居室時作動用途機器を自動停止させることができる。
更に、無人の部屋(人体検知装置6が人体を検知しない状態)では無線リモコン信号5を送出する必要が無いため、無線リモコン信号5送出分の電力をなくすことができ、省エネルギーとなる。
第1の実施形態のシステム構成図である。 同上のフローチャートである。 第2の実施形態の説明図である。 同上のフローチャートである。 第3の実施形態の説明図である。 同上のフローチャートである。 第4の実施形態のシステム構成図である。 同上のフローチャートである。 第5の実施形態のシステム構成図である 同上のフローチャートである。 特許第3289022号公報に記載のリモートコントロール受信装置である。
符号の説明
1 無線リモコンシステム
2 送信器
3 受信器
34 制御信号
4 被制御機器
4a セキュリティ用途機器
5 無線リモコン信号
6 人体検知装置

Claims (5)

  1. 電源が入れば外部からの操作がなくとも光媒体の無線リモコン信号を継続的に送出する送信器と、前記無線リモコン信号を受信する受信器と、該受信器での無線リモコン信号の受信結果に従って動作する被制御機器とを備え、前記受信器は前記送信器からの無線リモコン信号を受信しない場合には予め定めた所定の判断基準をもって前記被制御機器に動作をさせるように成した無線リモコンシステムにおいて、前記送信器は、前記無線リモコン信号を複数の光路で送出し、前記受信器は、前記無線リモコン信号を複数の光路で受信するよう、複数の受信部を設けられ、前記被制御機器は、前記無線リモコン信号の受信が中断した受信部に応じて、動作を切り替えられることを特徴とする無線リモコンシステム。
  2. 前記被制御機器は、前記受信器の所定時間内での無線リモコン信号遮断の感知回数に基づいて制御され動作する請求項1記載の無線リモコンシステム。
  3. 前記被制御機器は、前記受信器の無線リモコン信号遮断の継続時間の長さに基づいて制御され動作する請求項1又は請求項2記載の無線リモコンシステム。
  4. 人体を検知する人体検知装置を付設し、同人体検知装置が人体を検知しない場合に前記送信器が前記無線リモコン信号の送出を停止し、前記人体検知装置が人体を検知しない期間であって前記受信器が無線リモコン信号を受信しない期間は、前記被制御機器を動作停止させ、前記人体検知装置が人体を検知した場合には前記送信器が無線リモコン信号を送出を再開し、前記受信器には同無線リモコン信号を受信した場合に前記被制御機器の動作を再開させることを特徴とする、請求項1乃至請求項3いずれかに記載の無線リモコンシステム。
  5. 前記被制御機器の一種類であるセキュリティ用途機器を付設し、前記人体検知装置が人体を検知しない場合、前記送信器は前記無線リモコン信号の送出を停止させ、前記人体検知装置が人体を検知しない期間であって前記受信器が無線リモコン信号を受信しない期間は、前記被制御機器の動作を停止させると共に、セキュリティ用途機器を動作させ、前記人体検知装置が人体を検知した場合には前記送信器が無線リモコン信号を送出を再開し、前記受信器には同無線リモコン信号を受信した場合に前記被制御機器の動作を再開させると共に前記セキュリティ用途機器を動作停止させることを特徴とする、請求項4記載の無線リモコンシステム。
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