JP2000037045A - 省電力システム - Google Patents

省電力システム

Info

Publication number
JP2000037045A
JP2000037045A JP10201863A JP20186398A JP2000037045A JP 2000037045 A JP2000037045 A JP 2000037045A JP 10201863 A JP10201863 A JP 10201863A JP 20186398 A JP20186398 A JP 20186398A JP 2000037045 A JP2000037045 A JP 2000037045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
remote controller
control adapter
human body
power control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10201863A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3551774B2 (ja
Inventor
Shigenori Nakada
成憲 中田
Hiroyuki Tsuji
弘之 辻
Noriyuki Kushiro
紀之 久代
Noriyuki Komiya
紀之 小宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP20186398A priority Critical patent/JP3551774B2/ja
Publication of JP2000037045A publication Critical patent/JP2000037045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3551774B2 publication Critical patent/JP3551774B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/242Home appliances

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広く普及した既存のリモコン対応機器に簡単
に取り付けることができるとともに、操作性をあまり損
なうことなく待機電力の削減を実現する省電力システム
を得る。 【解決手段】 操作者がリモコン1を持ち上げることに
より、傾き検出部12がリモコン1が傾いたことを検知
し、電源制御アダプタ2へ電源ONコマンドを送信し、
電源制御アダプタ2がON状態になる。これにより、電
源制御アダプタ2が稼動し、電力制御部10が商用電力
線4の電力を各電力供給線3a、3b、3cへ出力し、
テレビ5、ビデオ6、オーディオ装置7へ電力が供給さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家庭用電気機器
(以下、家電という)、住設備機器等の電源OFF時に
消費される待機電力を削減する省電力システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】まず、家電、住宅設備機器の操作手段と
して、リモートコントローラ(以下、リモコンという)
がある。このリモコンは、操作者が例えばテレビやエア
コン等の家電、住宅設備機器から離れた位置で操作する
には大変便利な操作手段であり、広く普及している。
【0003】また、リモコンの操作対象となる機器に
は、一般的に電源のON/OFFの制御を行う機能が備
えられている。そこで、機器本体の電源をOFFの状態
からONの状態へ変更するために、リモコンから送信さ
れる符号化されたリモコン通信コマンドを判別して制御
を行うリモコン受信部には、機器本体の電源がOFFの
状態であっても、常に動作用の電源を供給する必要があ
る。
【0004】このように、リモコンまたは機器本体の操
作部で操作が行われた場合に機器がすぐに動作するため
に、機器本体の電源がOFF状態であっても、機器へ連
続して供給される電力を一般的に待機電力という。そこ
で、昨今の家庭には多くの機器にリモコン機能が搭載さ
れており、待機電力として平均で全消費電力の約1割が
消費されている。
【0005】これら待機電力に月々に支払われる電気代
(平均的な家庭で約700円/月)や、昨今深刻化する
地球温暖化の防止策としての省エネルギー要求が高揚す
る中で、上記待機電力が社会的にも大きな問題となって
きており、待機電力の削減が求められている。
【0006】そこで、これまで待機電力削減手段がいく
つか提案されている。例えば特開昭57−103494
号公報記載の「リモートコントロール装置」は、回路を
組み込み、リモコンから信号が送信された場合に所定時
間だけリモコン受信器の動作用電源を供給することによ
り待機電力削減を図ったものである。また、特開昭56
−115013号公報記載の「コントロール装置」は、
コントロール装置により各機器への動作電圧の供給を制
御するものが示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の待
機電力削減手段では、予め待機電力削減手段である回路
やコントロール装置を家電や住宅設備機器に組み込まな
ければならず、既存の家電や住宅設備機器には有効でな
く、この待機電力削減手段を組み込んだ新たな家電や住
宅設備機器を入手しなければならないという問題点があ
った。また、コントロール装置により制御する場合に
は、管理できる機器が定められてしまう制約があるとい
う問題点があった。
【0008】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、広く普及した既存のリモコン対
応機器に簡単に取り付けることができるとともに、操作
性をあまり損なうことなく待機電力の削減を実現する省
電力システムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による省電力シス
テムは、自身の傾きを検出する傾き検出部を有し、各種
信号を送信するリモートコントローラと、このリモート
コントローラから送信される信号に基づき、電源ON/
OFFおよび各種操作の制御が行われる機器と、リモー
トコントローラから送信される信号に基づき、電源ON
/OFFおよび機器への電源供給を制御する電源制御ア
ダプタと、を備え、傾き検出部により傾いたことが検出
された場合に、リモートコントローラが電源制御アダプ
タへ電源ONを示す信号を送信するものである。
【0010】また、リモートコントローラの傾き検出部
により傾いたことが検出された場合に、リモートコント
ローラが電源制御アダプタへ電源ONを示す信号を送信
した後、機器へ所定の操作を示す信号を送信するもので
ある。
【0011】さらに、所定時間、リモートコントローラ
の傾き検出部による傾きが検出されず、かつ、機器が全
て電源OFF状態である場合には、リモートコントロー
ラが電源制御アダプタへ電源OFFを示す信号を送信す
るものである。
【0012】また、リモートコントローラはタイマー機
能を有し、所定時間、リモートコントローラの傾き検出
部による傾きが検出されず、かつ、タイマー機能により
所定時刻以降であることが判定された場合には、リモー
トコントローラが、電源制御アダプタへ全ての機器を電
源OFF状態にする信号を送信し、その後、電源制御ア
ダプタの電源OFFを示す信号を送信するものである。
【0013】また、各種信号を送信するリモートコント
ローラと、このリモートコントローラから送信される信
号に基づき、電源ON/OFFおよび各種操作の制御が
行われる機器と、リモートコントローラから送信される
信号に基づき、電源ON/OFFおよび機器への電源供
給を制御する電源制御アダプタと、人体の動きを検知す
る人体検知手段と、を備え、人体検知手段により人体が
検出された場合に、人体検知手段がリモートコントロー
ラへ人体検知信号を送信し、この人体検知信号に基づき
リモートコントローラが電源制御アダプタへ電源ONを
示す信号を送信するものである。
【0014】また、人体検知手段により人体が検出され
た場合に、人体検知手段が電源制御アダプタへ人体検知
信号を送信し、この人体検知信号に基づき電源制御アダ
プタが機器へ電源ONを示す信号を送信するものであ
る。
【0015】人体検知手段は、人の操作により特定の機
器が電源OFF状態から電源ON状態になる時の電流変
化を検知する電流検知手段からなるものである。
【0016】電源制御アダプタが電源OFFの状態の時
に、リモートコントローラから電源制御アダプタへ機器
への電源ONを示す信号および機器へ各種操作を示す信
号が送信された場合には、電源制御アダプタがリモート
コントローラに対して機器への各種操作を示す信号を再
送信するように指示するものである。
【0017】リモートコントローラから電源制御アダプ
タへ機器への電源OFFを示す信号が送信され、機器が
全て電源OFF状態になった場合には、電源制御アダプ
タを電源OFF状態にするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1である省電力システムの全体構成図、図2
はこの省電力システムの電源制御アダプタの構成図、図
3はこの省電力システムのリモートコントローラの構成
図、図4はこの省電力システムのリモートコントローラ
の動作を示すフローチャート、図5はこの省電力システ
ムの電源制御アダプタの動作を示すフローチャートであ
る。
【0019】図において、1は後述の電源制御アダプタ
2および各リモコン操作対象機器へ信号を送信するリモ
ートコントローラ(以下、リモコンという)、2は電源
制御アダプタ、3a、3b、3cはそれぞれ各リモコン
操作対象機器(以下、機器という)への電源供給線であ
り、例えば各機器の電源コードでもよく、各電源コード
の端部の電源プラグを電源制御アダプタ2の電源コンセ
ント部へ差し込んでもよい。
【0020】4は電源制御アダプタ2へ商用電力を供給
する商用電力線、5、6、7はそれぞれ電源供給線3
a、3b、3cを介して電源制御アダプタ2に接続さ
れ、電源ON/OFFを制御される機器の一例としての
テレビ、ビデオ、オーディオ装置、30はリモコン1が
置かれていた場所である。
【0021】8はリモコン1から送信された通信コマン
ドを受信し、符号化された通信コマンドをデコードする
受信部、9は受信部8によりデコードされた通信コマン
ドを解釈して電源制御を行なう制御部、10は制御部9
で解釈した電源制御内容に基づいて機器への電源供給を
制御する電力制御部である。
【0022】11はボタン等の操作手段から構成される
操作部、12は感振計等による傾き検出部、13は操作
部11からの操作入力および傾き検出部12からの傾き
検出に基づいて、機器操作用のリモコンコマンドを生成
する制御部であり、リモコン1の一連の操作内容を記憶
する機能を有する。14は制御部13からの通信要求に
基づいて制御部13からの符号化された通信コマンドを
赤外線信号に変換して送信する通信部である。
【0023】次に、動作について説明する。まず、操作
者が場所30からリモコン1を持ち上げると、リモコン
1が傾くため、傾き検出部12が作動し、傾きを検出す
る。そして、傾き検出部12が傾いたことを制御部13
へ伝達する。制御部13では、この傾きに基づき、操作
者がこのあと電源投入操作を行なうと予測し、通信部1
4へ電源制御アダプタ2を電源ONし、稼動するよう指
示する。なお、制御部13が過去のリモコン1の操作内
容を参照して電源制御アダプタ2がすでに電源ON状態
であれば指示しない。
【0024】次に、図4を用いてリモコン1の動作につ
いて説明する。リモコン1の制御部13は、傾き検出部
12により傾きの有無を検知する(ステップS1)。そ
こで、操作者がリモコン1を持ち上げることによって、
傾いたことが検知された場合には、過去の操作内容、例
えば、電源制御アダプタ2への電源ONコマンド信号の
有無等から電源制御アダプタ2が電源ON状態であるか
どうかを判定する(ステップS2)。
【0025】そこで、電源ON状態ではない場合には、
通信部14へ電源制御アダプタ2に対する電源ONコマ
ンドを送信するように指示し、電源ONコマンドの赤外
線信号が送信される(ステップS3)。これにより、リ
モコン1を場所30から持ち上げただけで、電源制御ア
ダプタ2へ電源ONコマンドが送信され、他に特別な操
作を行うことなく、電源制御アダプタ2がON状態にな
る。
【0026】次に、図5を用いて電源制御アダプタ2の
動作について説明する。まず、電源制御アダプタ2には
待機電力が供給されており、制御部9および受信部8は
稼動状態である。そこで、制御部9は、受信部8により
受信した赤外線信号を解析し、電源制御アダプタコマン
ドであるかどうか判定する(ステップS4)。そこで、
電源制御アダプタコマンドであり、かつ、電源制御アダ
プタコマンドが電源制御アダプタ2の稼動を要求する電
源ONの制御を示す場合には、電源制御アダプタ2が既
に電源ON状態であるかどうか判定し(ステップS
5)、電源制御アダプタ2が電源ON状態でなければ電
源ONの制御を指示する(ステップS6)。
【0027】これにより、電源制御アダプタ2が稼動
し、電力制御部10が制御部9の指示を受けて、商用電
力線4の電力を各電力供給線3a、3b、3cへ出力す
る。すなわち、電力供給線3a、3b、3cからテレビ
5、ビデオ6、オーディオ装置7へ電力が供給される。
その後、リモコン1により、電力供給された機器の電源
ON/OFF等の各種操作が可能となる。
【0028】一方、ステップS4において、電源制御ア
ダプタコマンドであり、かつ電源制御アダプタコマンド
が電源制御アダプタ2の稼動停止を要求する電源OFF
の制御を示す場合には、電源制御アダプタ2が既に電源
OFF状態であるかどうか判定し(ステップS7)、電
源制御アダプタ2が電源OFF状態でなければ電源OF
F制御を指示する(ステップS8)。これにより、テレ
ビ5、ビデオ6、オーディオ装置7の各機器への電力供
給が停止する。よって、各機器の待機電力が不要とな
り、電源制御アダプタ2だけが待機電力を有するため、
待機電力の削減が可能となる。
【0029】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2である省電力システムのリモートコントローラの動
作を示すフローチャートである。なお、省電力システム
の全体構成図、電源制御アダプタの構成図、リモートコ
ントローラの構成図はそれぞれ図1、2、3を用いる。
【0030】次に、動作について説明する。まず、操作
者が場所9からリモコン1を持ち上げると、リモコン1
が傾くため、傾き検出部12が作動し、傾きを検出す
る。そして、傾き検出部12が傾いたことを制御部13
へ伝達する。制御部13では、この傾きに基づき、操作
者がこのあと電源投入操作を行なうと予測し、通信部1
4へ電源制御アダプタ2を電源ONし稼動するよう指示
する。
【0031】その後、通信部14は登録されたコマンド
に応じて所定のリモコンコマンドを送信する。なお、登
録されたコマンドは何も送信しないという場合も含む。
但し、リモコン1が過去の操作内容を参照して電源制御
アダプタ2がすでに電源ON状態であれば、所定のリモ
コンコマンドを送信しない。
【0032】次に、図6を用いてリモコン1の動作につ
いて説明する。まず、ステップS1〜S3については、
実施の形態1と同様であり、ステップS3による電源O
Nコマンド送信後、登録されたリモコンコマンドを送信
する(ステップS9)。このリモコンコマンドは、例え
ば、テレビ5の種類によっては電源が供給されると稼動
してしまうものがあり、ステップS3により電源制御ア
ダプタ2が電源ON状態になることにより、テレビ5が
すぐ稼動した場合には、ひとまず操作者がテレビ5を見
ないために、テレビ5の電源OFF状態にするコマンド
を送信する。これにより、テレビ5を電源OFFでき
る。
【0033】あるいは、別の例として、操作者が外出か
らの帰宅時や就寝からの起床時に、すぐテレビ5やビデ
オ6を稼動させ録画した番組を見たい場合には、リモコ
ンコマンドとしてテレビ5およびビデオ6を電源ON
し、稼動させるコマンドを登録する。これにより、リモ
コン1を持ち上げるだけで、録画した番組を見ることが
でき、基本的な家電製品に指示を出すことができる。ま
た、電源制御アダプタ2では、実施の形態1と同様に、
制御部9の指示を受けて商用電力線4から電力供給線3
への電力供給を制御する。
【0034】以上のように、リモコン1を持ち上げるこ
とにより、電源制御アダプタ2から各機器へ電源供給さ
れた場合に、所定のリモコンコマンドを送信することに
より、あらかじめ操作者が意図した各機器の状態をつく
り出すことができる。
【0035】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3である省電力システムのリモートコントローラの動
作を示すフローチャートである。なお、省電力システム
の全体構成図、電源制御アダプタの構成図、リモートコ
ントローラの構成図はそれぞれ図1、2、3を用いる。
なお、リモコン1の制御部13は、タイマー機能を有す
る。
【0036】次に、動作について説明する。操作者が場
所9からリモコン1を持ち上げることにより、電源制御
アダプタ2を電源ONにするよう指示することは、実施
の形態1と同様である。
【0037】次に、図7を用いてリモコン1の動作につ
いて説明する。制御部13が、リモコン1が全く操作さ
れず、操作部11からの操作入力や傾き検出部12から
の傾き検出の入力が無い状態が所定時間、例えば10分
間続くかどうかを判定する(ステップS10)。そこ
で、所定時間継続した場合には、次に過去のリモコン1
の操作内容を参照して、テレビ5、ビデオ6、オーディ
オ装置7の各機器の状態が電源OFF状態であるかどう
かを調べる(ステップS11)。
【0038】そこで、すべての機器が電源OFF状態で
ある場合には、電源制御アダプタ2が電源OFF状態で
あるかどうかを調べる(ステップS12)。そこで、電
源制御アダプタ2が電源OFF状態でなければ、通信部
14へ電源制御アダプタ2を電源OFF状態にするよう
に指示する(ステップS13)。通信部14では制御部
13からの指示を受けて電源制御アダプタ2へ電源OF
Fコマンドを送信し、電源制御アダプタ2を電源OFF
状態にする。また、電源制御アダプタ2では、実施の形
態1と同様に、制御部9の指示を受けて商用電力線4か
ら電力供給線3への電力供給を制御する。
【0039】よって、操作者がリモコン1で各機器を電
源OFF状態にした後、放置した場合には、電源制御ア
ダプタ2をOFF状態にしなくても、所定時間経過後に
は電源制御アダプタ2が電源OFF状態になるため、電
源制御アダプタ2から各機器へ供給される待機電力を削
減することができる。
【0040】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4である省電力システムのリモートコントローラの動
作を示すフローチャートである。なお、省電力システム
の全体構成図、電源制御アダプタの構成図、リモートコ
ントローラの構成図はそれぞれ図1、2、3を用いる。
なお、リモコン1の制御部13は、タイマー機能を有す
る。
【0041】次に、動作について説明する。操作者が場
所9からリモコン1を持ち上げることにより、電源制御
アダプタ2を電源ONにするよう指示することは、実施
の形態1と同様である。
【0042】次に、図8を用いてリモコン1の動作につ
いて説明する。制御部13が、リモコン1が全く操作さ
れず、操作部11からの操作入力や傾き検出部12から
の傾き検出の入力が無い状態が所定時間、例えば10分
間続くかどうかを判定する(ステップS10)。そこ
で、所定時間継続した場合には、次に例えば零時等の所
定時刻以降であるかどうかを判定する(ステップS1
4)(以下、所定時刻以降を深夜と呼ぶ)。そこで、深
夜である場合には、既に深夜モードになっているかどう
かを調べる(ステップS15)。そこで、深夜モードに
なっていなければ、深夜モードとして登録されたコマン
ドを送信する(ステップS16)。
【0043】ここで、この深夜モードのコマンドとして
は、例えばテレビ5、ビデオ6、オーディオ装置7のす
べての機器を電源OFFにするものであり、実施の形態
3と同様に、すべての機器が電源OFF状態かどうかを
調べ、電源OFF状態でなければ、電源制御アダプタ2
へすべての機器を電源OFFするように指示し、その
後、電源制御アダプタ2を電源OFF状態にするもので
ある。一方、ステップS15で、すでに深夜モードにな
っていれば送信しないまた、電源制御アダプタ2では、
実施の形態1と同様に、制御部9の指示を受けて商用電
力線4から電力供給線3への電力供給を制御する。
【0044】よって、操作者が就寝時に機器を電源OF
Fし忘れたとしても、零時等の深夜の時刻以降になれ
ば、全ての機器の電源および待機電力をOFFするため
に、就寝時の消し忘れ防止および待機電力の削減を行う
ことができる。
【0045】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5である省電力システムの全体構成図、図10はこの
省電力システムのリモートコントローラの構成図、図1
1はこの省電力システムの人体検知センサの構成図、図
12はこの省電力システムの人体検知センサの動作を示
すフローチャート、図13はこの省電力システムのリモ
ートコントローラの動作を示すフローチャートである。
なお、電源制御アダプタの構成図は図2を用いる。
【0046】図において、上記実施形態と同一または相
当部分には同一符号を付ける。11はボタン等の操作手
段から構成されるリモコン1の操作部、12は感振計等
による傾き検出部、13は操作部11からの操作入力お
よび傾き検出部12からの傾き検出に基づいて、機器操
作用のリモコンコマンドを生成する制御部であり、リモ
コン1の一連の操作内容を記憶する機能を有する。
【0047】14は制御部13の通信要求に基づき、制
御部13から出力される符号化された通信コマンドを赤
外線信号に変換してリモコン1へ送信する通信部であ
る。この通信部14は後述の人体検知センサ15等の外
部から赤外線信号を受信し、赤外線信号の符号化された
通信コマンドをデコードし、制御部13へ出力する機能
を有する。15は天井、壁等に設置され、人体の動きを
検知する人体検知センサであり、人体検知手段を示す。
【0048】16は人体の動きを検知する人体検知部、
17は人体検知部16からの出力に基づいて通信コマン
ドを作成する制御部、18は制御部17の通信要求に基
づき、制御部17から出力される符号化された通信コマ
ンドを赤外線信号に変換してリモコン1、電源制御アダ
プタ2等の外部へ送信する通信部である。
【0049】次に、動作について説明する。人がリモコ
ン1や各機器を置いている部屋に入ることにより、人体
検知センサ15の人体検知部16が人体の動きを検知す
る。そして、この検知を制御部17へ伝達する。制御部
17は通信部18へ人体検知コマンドを符号化して出力
することを指示する。通信部18は制御部17の通信要
求に基づき、制御部17から出力され、符号化された通
信コマンドを赤外線信号に変換してリモコン1へ送信す
る。
【0050】次に、図12を用いて人体検知センサ15
の動作について説明する。人体検知センサ15の制御部
17は、人体検知部16から入力があるかどうかを判定
し(ステップS17)、入力があった場合は人体を検知
したことを示すコマンドを通信部18へ出力するように
指示する(ステップS18)。
【0051】リモコン1では、人体検知センサ15の通
信部18からの人体検知コマンドをリモコン1の通信部
14が受信し、制御部13へ伝達する。制御部13で
は、人体検知に基づき操作者がこのあと電源投入操作を
行なうと予測し、通信部14へ電源制御アダプタ2を電
源ONし、稼動にするよう指示する。なお、制御部13
が過去のリモコン1の操作内容を参照して電源制御アダ
プタ2がすでに電源ON状態でれば、指示しない。
【0052】次に、図13を用いてリモコン1の動作に
ついて説明する。リモコン1の制御部13は、人体検知
コマンドを受信したかどうかを判定する(ステップS1
9)。そこで、人体検知センサ15から人体検知コマン
ドを受信した場合には、過去の操作内容、例えば電源制
御アダプタ2への電源ONコマンドの有無等から電源制
御アダプタ2が電源ON状態であるかどうかを判断する
(ステップS20)。そこで、電源ON状態ではない場
合には、通信部14へ電源制御アダプタ2に対する電源
ONコマンドを送信するように指示し、電源ONコマン
ドの赤外線信号が送信される(ステップS21)。ま
た、電源制御アダプタ2では、実施の形態1と同様に、
制御部9の指示を受けて商用電力線4から電力供給線3
への電力供給を制御する。
【0053】よって、人体検知センサ15により、人が
部屋に入ったことを検知することにより、電源制御アダ
プタ2へ電源ONコマンドが送信され、他に特別な操作
を行うことなく、電源制御アダプタ2が電源ON状態に
なり、電源制御アダプタ2から各機器へ電力が供給さ
れ、リモコン1により、機器の電源ON/OFF等の各
種操作が可能となり、各機器へ必要とする時に電力を供
給することができる。
【0054】なお、この実施の形態6では、人体検知セ
ンサ15により、人が部屋に入ったことを検知する場合
について説明したが、部屋に入った人が動き出したこと
を検知して、各機器へ電力を供給してもよい。
【0055】実施の形態6.図14はこの発明の実施の
形態6である省電力システムの人体検知センサの動作を
示すフローチャートである。なお、省電力システムの全
体構成図、リモートコントローラの構成図、電源制御ア
ダプタの構成図、人体検知センサの構成図は、それぞれ
図9、図10、図2、図11を用いる。
【0056】次に、動作について説明する。人がリモコ
ン1を置いている部屋に入ることにより、人体検知セン
サ15の人体検知部16が人体の動きを検知する。そし
て、この検知を制御部17へ伝達する。制御部17は通
信部18へ人体検知コマンドを符号化して出力すること
を指示する。通信部18は制御部17の通信要求に基づ
き、制御部17から出力され、符号化された通信コマン
ドを赤外線信号に変換して電源制御アダプタ2へ送信す
る。
【0057】次に、図14を用いて人体検知センサ15
の動作について説明する。人体検知センサ15の制御部
17は、人体検知部16から入力があるかどうかを判定
し(ステップS22)、入力があった場合は、通信部1
8に電源制御アダプタ2へ電源ONコマンドを出力する
ように指示する(ステップS23)。そこで、電源制御
アダプタ2では、制御部9は受信部8により受信した人
体検知センサ15からの赤外線信号を解析し、電源ON
を示すコマンドであると判定し、電源制御アダプタ2が
電源ON状態となり、各機器へ電力が供給される。
【0058】また、人体検知部16において、所定時間
入力がない、すなわち人がリモコン1を置いている部屋
に入ることなく、所定時間、人体が検知されない場合に
は、通信部18から電源制御アダプタ2へ電源OFFコ
マンドを出力してもよく、これにより、電源制御アダプ
タ2が電源OFF状態となり、各機器への電力供給が停
止する。
【0059】よって、人体検知センサ15により、人が
部屋に入ったことを検知することにより、電源制御アダ
プタ2へ電源ONコマンドが送信され、リモコン1がな
くても、電源制御アダプタ2が電源ON状態になり、電
源制御アダプタ2から各機器へ電力が供給され、各機器
へ必要とする時に電力を供給することができる。
【0060】なお、この実施の形態6では、人体検知セ
ンサ15により、人が部屋に入ったことを検知する場合
について説明したが、部屋に入った人が動き出したこと
を検知して、各機器へ電力を供給してもよい。
【0061】実施の形態7.図15はこの発明の実施の
形態7である省電力システムの全体構成図、図16はこ
の省電力システムの電流検知アダプタの構成図、図17
はこの電流検知アダプタの動作を示すフローチャートで
ある。なお、リモートコントローラの構成図、電源制御
アダプタの構成図は、それぞれ図10、図2を用いる。
【0062】図において、上記実施形態と同一または相
当部分には同一符号を付ける。19は電流検知アダプ
タ、20は電流検知アダプタ19に接続される機器の一
例としての電灯である。21は機器である電灯20と商
用電源4との間に挿入される電源アダプタ、22は電源
アダプタ21を通して電灯20に流れる電流を検知して
おり、電灯20の点灯による電流変化を検知すると、通
信コマンドを組み立てる電流検知部、23は電流検知部
22からの通信要求に基づいて電流検知部22から出力
される符号化された通信コマンドを赤外線信号に変換し
て外部へ送信する送信部である。
【0063】次に、動作について説明する。人がリモコ
ン1や各機器を置いている部屋に入り、電流検知アダプ
タ19に接続された電灯20のスイッチを入れることに
より、電源アダプタ21の電流の量が増大する。電流検
知部22がこの電流変化を検知し、電流変化コマンドを
符号化して送信部23に対して出力することを指示す
る。送信部23は電流検知部22からの通信要求に基づ
いて電流検知部22から出力される符号化された通信コ
マンドを赤外線信号に変換してリモコン1へ送信する。
【0064】次に、図17を用いて電流検知アダプタ1
9の動作について説明する。電源アダプタ21の電流の
変化があるかどうかを判定し(ステップS24)、変化
があった場合は送信部23に通信コマンド出力を指示す
る(ステップS25)。この通信コマンドは、電灯が点
灯されたため、人体が検知されたと判断され、人体検知
を示す通信コマンドである。
【0065】そこで、送信部23からの人体検知コマン
ドをリモコン1の通信部14が受信し、制御部13へ伝
達する。制御部13では、電灯20が点灯されたため、
操作者がこのあと電源投入操作を行なうと予測し、通信
部14へ電源制御アダプタ2を電源ONし稼動にするよ
う指示する。なお、制御部13がリモコン1の過去の操
作内容を参照して電源制御アダプタ2がすでに電源ON
状態であることが分かれば指示しない。なお、リモコン
1および電源アダプタ2の動作は、実施の形態5と同様
である。
【0066】よって、電流検知アダプタ19により、人
が電灯を点灯し、部屋に入ったことを検知することによ
り、リモコン1へ電源ONコマンドが送信され、他に特
別な操作を行うことなく、電源制御アダプタ2が電源O
N状態になり、電源制御アダプタ2から各機器へ電力が
供給され、リモコン1により、機器の電源ON/OFF
等の各種操作が可能となり、各機器へ必要とする時に電
力を供給することができる。
【0067】なお、この実施の形態7では、電流検知ア
ダプタ19からリモコン1へ人体検知を示す通信コマン
ドを送信する場合について説明したが、実施の形態7の
ように電源制御アダプタ2へ送信し、各機器へ電力を供
給してもよい。
【0068】実施の形態8.図18はこの発明の実施の
形態8である省電力システムの電源制御アダプタの動作
を示すフローチャートである。なお、省電力システムの
全体構成図、電源制御アダプタの構成図、リモートコン
トローラの構成図は、それぞれ図1、図2、図10を用
いる。
【0069】次に、動作について説明する。まず、リモ
コン1では、操作者が操作部11を操作し、操作部11
から制御部13へ、例えば各機器の電源ON/OFF、
またはテレビ5であれば番組チャンネルの選択等の操作
内容を伝達する。制御部13は操作内容に応じて通信部
14へ通信指示を出す。通信部14は制御部13からの
通信要求に基づいて制御部13から出力される符号化さ
れた通信コマンドを赤外線信号に変換して電源アダプタ
2、各機器へ送信する。
【0070】電源制御アダプタ2では、リモコン1から
送信された機器コマンドのうち電源ON/OFFコマン
ドに基づき、各機器の電源をON/OFFする。ここ
で、機器を電源ONする場合は、電源制御アダプタ2か
ら機器への電力が供給されておらず、機器がリモコン1
からのコマンドを受信する準備が出来ていないため、ま
ず最初に、電源制御アダプタ2自身が電源ON状態にな
り、機器へ商用電力を供給する。その後、リモコン1か
ら機器へ電源ONコマンドを再度送信し、機器を電源O
N状態にする。
【0071】次に、図18を用いて電源制御アダプタ2
の制御部9の動作を説明する。受信部8からの受信信号
を解析し、その信号が機器への電源ON/OFFコマン
ドであるかどうか判定する(ステップS26)。そこ
で、機器への電源ONコマンドであれば、次に、既に機
器が電源ON状態であるかどうか判定する(ステップS
27)。そこで、未だ電源ON状態でなければ、電源制
御アダプタ2が電源ON制御を指示し、さらに受信した
コマンドを再度送信するようにリモコン1へ指示する
(ステップS28)。よって、リモコン1からの指示を
確実に機器へ伝えることができる。
【0072】一方、ステップS26において、受信信号
が機器への電源OFFコマンドであれば、過去のコマン
ド内容を参照することによって、電源制御アダプタ2に
接続されているすべての機器が電源OFF状態であるか
どうかを調べる(ステップS29)。そこで、すべての
機器が電源OFF状態であれば、電源制御アダプタ2自
身の電源OFF制御を指示する(ステップS30)。よ
って、各機器の待機電力を確実に削減できる。なお、電
源制御アダプタ2は、実施の形態1と同様に、制御部9
の指示を受けて商用電力線4から電力供給線3への電力
供給を制御する。よって、リモコン1と電源制御アダプ
タ2で手軽に省電力システムを構築できる。
【0073】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。広く普
及した既存のリモコン対応機器に簡単に取り付けること
ができ、傾き検出部により傾いたことが検出された場合
に、リモコンが電源制御アダプタへ電源ONを示す信号
を送信するので、使用者が各機器を使うためにリモコン
を持ち上げるという自然な操作により各機器へ電源が供
給され、特別な操作を必要とすることなく待機電力を削
減できるという効果がある。
【0074】また、リモコンの傾き検出部により傾いた
ことが検出された場合に、リモコンが電源制御アダプタ
へ電源ONを示す信号を送信した後、機器へ所定の操作
を示す信号を送信するので、機器に電源が供給された場
合に、操作者が意図しない動作を行う機器に対してその
動作を停止させる操作を示す信号を送信したり、あるい
は、操作者の意図する操作を示す信号を送信することに
よって、あらかじめ操作者が意図した各機器の状態をつ
くり出すことができるという効果がある。
【0075】さらに、所定時間、リモコンの傾き検出部
による傾きが検出されず、かつ、機器が全て電源OFF
状態の場合には、リモコンが電源制御アダプタへ電源O
FFを示す信号を送信するので、リモコンが操作され
ず、かつ、全ての機器が電源OFF状態であれば、所定
時間後には待機電力削減状態へ移行することができる。
【0076】また、所定時間、リモコンの傾き検出部に
よる傾きが検出されず、かつ、タイマー機能により所定
時刻以降であることが判定された場合には、リモコン
が、電源制御アダプタへ全ての機器を電源OFF状態に
する信号を送信し、その後、電源制御アダプタの電源O
FFを示す信号を送信するので、リモコン操作の無い所
定時刻以降には、全ての機器を待機電力削減状態へ移行
することができる。
【0077】また、人体検知手段により人体が検出され
た場合に、人体検知手段がリモコンへ人体検知信号を送
信し、この人体検知信号に基づきリモコンが電源制御ア
ダプタへ電源ONを示す信号を送信するので、人が部屋
へ入ったことや部屋内の人が動き出したことをトリガー
(引金)にして各機器が待機電力削減状態から電源ON
状態になり、必要とする時に各機器へ電力を供給するこ
とができ、操作性の向上を図ることができる。
【0078】また、人体検知手段により人体が検出され
た場合に、人体検知手段が電源制御アダプタへ人体検知
信号を送信し、この人体検知信号に基づき電源制御アダ
プタが機器へ電源ONを示す信号を送信するので、人が
部屋へ入ったことや部屋内の人が動き出したことをトリ
ガー(引金)にし、リモコンを介することなく、各機器
が待機電力削減状態から電源ON状態になり、必要とす
る時に各機器へ電力を供給することができ、操作性の向
上を図ることができる。
【0079】また、人体検知手段は、人の操作により特
定の機器が電源OFF状態から電源ON状態になる時の
電流変化を検知する電流検知手段からなるので、人が部
屋へ入る時に必ず行う特定の機器の電源ON状態を検知
し、各機器が待機電力削減状態から電源ON状態にな
り、必要とする時に各機器へ電力を供給することがで
き、操作性の向上を図ることができる。
【0080】また、電源制御アダプタが電源OFFの状
態の時に、リモコンから電源制御アダプタへ機器への電
源ONを示す信号および機器へ各種操作を示す信号が送
信された場合には、電源制御アダプタがリモコンに対し
て機器への各種操作を示す信号を再送信するので、リモ
コンからの指示を確実に機器へ伝えることができる。
【0081】また、リモコンから電源制御アダプタへ機
器への電源OFFを示す信号が送信され、機器が全て電
源OFF状態になった場合には、電源制御アダプタを電
源OFF状態にするので、各機器の待機電力を確実に削
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す省電力システ
ムの全体構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す省電力システ
ムの電源制御アダプタの構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す省電力システ
ムのリモートコントローラの構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す省電力システ
ムのリモートコントローラの動作を示すフローチャート
である。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す省電力システ
ムの電源制御アダプタの動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す省電力システ
ムのリモートコントローラの動作を示すフローチャート
である。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す省電力システ
ムのリモートコントローラの動作を示すフローチャート
である。
【図8】 この発明の実施の形態4を示す省電力システ
ムのリモートコントローラの動作を示すフローチャート
である。
【図9】 この発明の実施の形態5を示す省電力システ
ムの全体構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態5を示す省電力シス
テムのリモートコントローラの構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態5を示す省電力シス
テムの人体検知センサの構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態5を示す省電力シス
テムの人体検知センサの動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】 この発明の実施の形態5を示す省電力シス
テムのリモートコントローラの動作を示すフローチャー
トである。
【図14】 この発明の実施の形態6を示す省電力シス
テムの人体検知センサの動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】 この発明の実施の形態7を示す省電力シス
テムの全体構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態7を示す省電力シス
テムの電流検知アダプタの構成図である。
【図17】 この発明の実施の形態7を示す省電力シス
テムの電流検知アダプタの動作を示すフローチャートで
ある。
【図18】 この発明の実施の形態8を示す省電力シス
テムの電源制御アダプタの動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 リモコン、 2 電源制御アダプタ、 3a 電源
供給線、 3b 電源供給線、 3c 電源供給線、
5 テレビ、 6 ビデオ、 7 オーディオ装置、
12 傾き検出部、 15 人体検知センサ、 19
電流検知アダプタ、 20 電灯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久代 紀之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小宮 紀之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G064 AA01 AC06 CB11 DA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自身の傾きを検出する傾き検出部を有
    し、各種信号を送信するリモートコントローラと、 このリモートコントローラから送信される信号に基づ
    き、電源ON/OFFおよび各種操作の制御が行われる
    機器と、 前記リモートコントローラから送信される信号に基づ
    き、電源ON/OFFおよび前記機器への電源供給を制
    御する電源制御アダプタと、を備え、 前記傾き検出部により傾いたことが検出された場合に、
    前記リモートコントローラが前記電源制御アダプタへ電
    源ONを示す信号を送信することを特徴とする省電力シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記リモートコントローラの傾き検出部
    により傾いたことが検出された場合に、前記リモートコ
    ントローラが前記電源制御アダプタへ電源ONを示す信
    号を送信した後、前記機器へ所定の操作を示す信号を送
    信することを特徴とする請求項1記載の省電力システ
    ム。
  3. 【請求項3】 所定時間、前記リモートコントローラの
    傾き検出部による傾きが検出されず、かつ、前記機器が
    全て電源OFF状態である場合には、前記リモートコン
    トローラが前記電源制御アダプタへ電源OFFを示す信
    号を送信することを特徴とする請求項1記載の省電力シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記リモートコントローラはタイマー機
    能を有し、 所定時間、前記リモートコントローラの傾き検出部によ
    る傾きが検出されず、かつ、前記タイマー機能により所
    定時刻以降であることが判定された場合には、前記リモ
    ートコントローラが、前記電源制御アダプタへ全ての機
    器を電源OFF状態にする信号を送信し、その後、前記
    電源制御アダプタの電源OFFを示す信号を送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の省電力システム。
  5. 【請求項5】 各種信号を送信するリモートコントロー
    ラと、 このリモートコントローラから送信される信号に基づ
    き、電源ON/OFFおよび各種操作の制御が行われる
    機器と、 前記リモートコントローラから送信される信号に基づ
    き、電源ON/OFFおよび前記機器への電源供給を制
    御する電源制御アダプタと、 人体の動きを検知する人体検知手段と、を備え、 前記人体検知手段により人体が検出された場合に、前記
    人体検知手段が前記リモートコントローラへ人体検知信
    号を送信し、この人体検知信号に基づき前記リモートコ
    ントローラが前記電源制御アダプタへ電源ONを示す信
    号を送信することを特徴とする省電力システム。
  6. 【請求項6】 前記人体検知手段により人体が検出され
    た場合に、前記人体検知手段が前記電源制御アダプタへ
    人体検知信号を送信し、この人体検知信号に基づき前記
    電源制御アダプタが前記機器へ電源ONを示す信号を送
    信することを特徴とする請求項5記載の省電力システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記人体検知手段は、人の操作により特
    定の機器が電源OFF状態から電源ON状態になる時の
    電流変化を検知する電流検知手段からなることを特徴と
    する請求項5または請求項6記載の省電力システム。
  8. 【請求項8】 前記電源制御アダプタが電源OFFの状
    態の時に、前記リモートコントローラから前記電源制御
    アダプタへ前記機器への電源ONを示す信号および前記
    機器へ各種操作を示す信号が送信された場合には、前記
    電源制御アダプタが前記リモートコントローラに対して
    前記機器への各種操作を示す信号を再送信するように指
    示することを特徴とする請求項1〜7記載の省電力シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記リモートコントローラから前記電源
    制御アダプタへ前記機器への電源OFFを示す信号が送
    信され、前記機器が全て電源OFF状態になった場合に
    は、前記電源制御アダプタを電源OFF状態にすること
    を特徴とする請求項1〜7記載の省電力システム。
JP20186398A 1998-07-16 1998-07-16 省電力システム Expired - Fee Related JP3551774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20186398A JP3551774B2 (ja) 1998-07-16 1998-07-16 省電力システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20186398A JP3551774B2 (ja) 1998-07-16 1998-07-16 省電力システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000037045A true JP2000037045A (ja) 2000-02-02
JP3551774B2 JP3551774B2 (ja) 2004-08-11

Family

ID=16448148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20186398A Expired - Fee Related JP3551774B2 (ja) 1998-07-16 1998-07-16 省電力システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3551774B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020004138A (ko) * 2000-07-03 2002-01-16 엄상섭 이동통신 단말기를 이용한 전원 온/오프 기능을 갖는카오디오
WO2003067544A1 (en) * 2002-02-05 2003-08-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of activating a remotely controllable device
WO2004043109A1 (en) * 2002-11-06 2004-05-21 Goim Inc. Control and automatic appartus for swiching circuit using wireless communication
JP2007088753A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Sharp Corp 電源制御システム、表示装置、及び遠隔操作装置
JP2010525891A (ja) * 2007-04-30 2010-07-29 シーエフピーエイチ, エル.エル.シー. 遊技者の動作による制御構造を有するゲーム
WO2011125995A1 (ja) * 2010-04-06 2011-10-13 船井電機株式会社 携帯情報表示端末
JP2013106315A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Toshiba Corp 情報端末、家電機器、情報処理方法および情報処理プログラム
US9317110B2 (en) 2007-05-29 2016-04-19 Cfph, Llc Game with hand motion control
JP2016523485A (ja) * 2013-06-24 2016-08-08 ソノズ インコーポレイテッド アンプのインテリジェントなアクティブ化
KR102447141B1 (ko) * 2021-03-17 2022-09-26 주식회사 에너넷 적외선 송수신 기능을 갖는 마스터 플러그와 이를 이용한 전력 관리 방법

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020004138A (ko) * 2000-07-03 2002-01-16 엄상섭 이동통신 단말기를 이용한 전원 온/오프 기능을 갖는카오디오
WO2003067544A1 (en) * 2002-02-05 2003-08-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of activating a remotely controllable device
WO2004043109A1 (en) * 2002-11-06 2004-05-21 Goim Inc. Control and automatic appartus for swiching circuit using wireless communication
JP2007088753A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Sharp Corp 電源制御システム、表示装置、及び遠隔操作装置
JP2010525891A (ja) * 2007-04-30 2010-07-29 シーエフピーエイチ, エル.エル.シー. 遊技者の動作による制御構造を有するゲーム
US10997815B2 (en) 2007-04-30 2021-05-04 Cfph, Llc Game with player actuated control structure
US10504317B2 (en) 2007-04-30 2019-12-10 Cfph, Llc Game with player actuated control structure
US10459518B2 (en) 2007-05-29 2019-10-29 Cfph, Llc Game with hand motion control
US9317110B2 (en) 2007-05-29 2016-04-19 Cfph, Llc Game with hand motion control
US11169595B2 (en) 2007-05-29 2021-11-09 Cfph, Llc Game with hand motion control
WO2011125995A1 (ja) * 2010-04-06 2011-10-13 船井電機株式会社 携帯情報表示端末
JP2013106315A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Toshiba Corp 情報端末、家電機器、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2016523485A (ja) * 2013-06-24 2016-08-08 ソノズ インコーポレイテッド アンプのインテリジェントなアクティブ化
KR102447141B1 (ko) * 2021-03-17 2022-09-26 주식회사 에너넷 적외선 송수신 기능을 갖는 마스터 플러그와 이를 이용한 전력 관리 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3551774B2 (ja) 2004-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3047494B1 (en) Easy-install home automation light switch
EP1729171B1 (en) Radio remote control for photographic equipment
US20120302219A1 (en) Monitoring and automating a network of independent wireless remote devices based on a mobile device location
US11330690B2 (en) Switching device with auxiliary power unit and wireless receiver function, and lamp system using the same
KR20020034855A (ko) 조명 장치, 조명 제어 시스템 및 가전 용품
EP2051379B1 (en) Intelligent home automation system providing power saving In standby mode
JP2000037045A (ja) 省電力システム
JP2004147065A (ja) 電気機器の動作状態制御システム
CN101272650A (zh) 热射线无线发送机和无线接收机
JP2000152522A (ja) エネルギー管理機能付システム
JP5894400B2 (ja) 電気機器の待機電力削減システム
JPH11275780A (ja) 省電力システム
KR200256242Y1 (ko) 다기능 복합 콘센트
KR20050111475A (ko) 인체 감지를 통한 에너지 절약방법 및 그 장치
JP2010206914A (ja) 電気機器の電源制御システム
JP3284135B2 (ja) 遠隔制御システム
JPH1013964A (ja) リモートコントロール装置
JP3817839B2 (ja) 照明制御装置
KR100950773B1 (ko) 가전 시스템의 전력 저감 제어 장치 및 그 방법
JP6881048B2 (ja) 照明器具および照明システム
JP5314512B2 (ja) 負荷制御システム
JP2005311549A (ja) ホームサーバシステムおよびそれに用いるリモートコントローラ
JP2009119058A (ja) 制御システム
KR200283471Y1 (ko) 절전전원 스위치를 구비한 전자기기
JP3760796B2 (ja) 照明装置及びそれを備えた照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040419

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080514

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees