JP5314512B2 - 負荷制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具への電力供給を制御する負荷制御システムに関する。
従来から、壁面に取り付けられた壁スイッチと、携帯可能なリモートコントローラ(以下、リモコンという)の両方を操作することにより、照明器具の点灯/消灯を行う負荷制御システムが知られている。壁スイッチは、押下げ操作される操作ハンドルを有し、この操作ハンドルの操作に応じて照明器具への給電路が開閉する。これにより照明器具への電流の供給又は遮断を行う。リモコンは、ユーザの操作に応じて給電状態にある照明器具に制御信号を赤外線送信し、照明器具のオン/オフ状態を切り替える。
この負荷制御システムは、照明器具が給電状態にない場合、リモコンで照明器具のオン/オフ状態に係る制御を行うことができない。そのため、ユーザが壁スイッチの設置された場所まで移動し、操作ハンドルの押下げ操作を行って照明器具を給電状態にしてから、リモコンで照明器具の制御を行わなければならないので、ユーザにとって不便であるという問題がある。
また、赤外線と電波の両方を送信するリモコンと、この赤外線及び電波によって点灯/消灯の制御が行われる複数の照明器具とを備える負荷制御システムが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。この負荷制御システムは、1つのリモコンで複数の照明器具を一括制御することができるので、ユーザの使い勝手がよい。しかし、この負荷制御システムは、壁スイッチを備えるものではないので、上記の問題を解決することができない。
特開2003−243185号公報 特開2003−274465号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、1つのリモコンで照明器具と壁スイッチの両方を制御することができる負荷制御ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、照明器具と、前記照明器具のオン/オフ状態を制御するリモートコントローラ(以下、リモコンという)と、前記照明器具の給電を制御する壁スイッチとを備えた負荷制御システムにおいて、前記リモコンは、前記照明器具のオン/オフ状態に係る制御信号を送信するための赤外線送信部と、前記照明器具の給電に係る制御信号を送信するための電波送信部と、前記壁スイッチから送信される情報信号を受信するための電波受信部を有し、前記照明器具は、前記リモコンの赤外線送信部から送信される制御信号を受信するための赤外線受信部を有し、前記壁スイッチは、前記リモコンの電波送信部から送信される制御信号を受信するための電波受信部と、前記照明器具の制御に係る情報信号を送信するための電波送信部を有するものである。
請求項の発明は、請求項に記載の負荷制御システムにおいて、前記壁スイッチは、前記リモコンの電波受信部から制御信号を受信したとき、ACK信号(ACKnowledgement frame)を前記照明器具の制御に係る情報信号として前記壁スイッチの電波送信部から送信し、前記リモコンは、前記照明器具の給電に係る制御信号を第1の周波数の電波で前記リモコンの電波送信部から送信し、その後に前記壁スイッチの電波送信部から送信されるACK信号を前記リモコンの電波受信部が受信しない場合、該照明器具の給電に係る制御信号を第2の周波数の電波で該リモコンの電波送信部から送信するように構成されるものである。
請求項の発明は、請求項又は請求項に記載の負荷制御システムにおいて、前記壁スイッチは、前記照明器具の消費電力に係る情報を記憶するメモリ部を有し、前記メモリ部に記憶された情報の信号を前記照明器具の制御に係る情報信号として前記壁スイッチの電波送信部から送信し、前記リモコンは、表示部を有し、前記スイッチの電波送信部から送信されてリモコンの電波受信部が受信した前記メモリ部に記憶された情報を前記表示部で表示するものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の負荷制御システムにおいて、前記リモコンは、1回操作されると、前記照明器具のオン/オフ状態に係る制御信号を前記リモコンの赤外線送信部から送信すると共に、前記照明器具の給電に係る制御信号を前記リモコンの電波送信部から送信するように構成されるものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の負荷制御システムにおいて、前記照明器具は、前記壁スイッチと通信できるように構成されるものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の負荷制御システムにおいて、前記リモコンは、タイマ部を有するものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の負荷制御システムにおいて、前記リモコンは、前記リモコンの電波送信部を除く他の部材を有する本体と、該リモコンの電波送信部を有する別体から構成され、前記別体は、前記本体の赤外線送信部から送信される制御信号を受信するための赤外線受信部をさらに有し、前記リモコンの赤外線受信部が受信した制御信号を前記別体の電波送信部から送信するように構成されるものである。
請求項1の発明によれば、リモコンから送信される電波で壁スイッチを制御し、リモコンから送信される赤外線で照明器具を制御するので、ユーザが壁スイッチの設置された場所まで移動することなく、1つのリモコンで照明器具と壁スイッチの両方を制御することができる。また、壁スイッチから照明器具へ送信される制御に係る情報に基いて照明器具の制御を行うことができるので、照明器具の制御を的確に行うことができる。
請求項の発明によれば、照明器具周辺のノイズによって第1の周波数の電波を照明器具の赤外線受信部が受信できない場合、リモコンが第2の周波数の電波を送信し、照明器具が制御信号を受信しやすくなるので、送信エラーを軽減させることができる。
請求項の発明によれば、表示部が照明器具の消費電力に係る情報を表示するので、省エネルギーへの関心を喚起させ、必要以上の光量とならないような照明器具の調光を行うようにユーザを促すことができる。
請求項の発明によれば、ユーザがリモコンを1回操作するだけで照明器具の点灯/消灯の切り替えができるので、リモコンの操作を簡単にすることができる。
請求項の発明によれば、リモコンから赤外線で送信される制御信号が照明器具に受信されない場合、壁スイッチから照明器具へ制御信号を送ることができるので、照明器具の点灯/消灯の制御に係る確実性を向上させることができる。
請求項の発明によれば、タイマ部に設定された時間にリモコンが照明器具と壁スイッチへ制御信号をそれぞれ送信するので、照明器具の点灯/消灯を自動で行うことができる。
請求項の発明によれば、既存のリモコンを使用できるので、コストの低減を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る負荷制御システムのブロック図。 同負荷制御システムにおける照明器具を点灯させる手順のフローチャート。 同負荷制御システムの変形例に係る負荷制御システムのブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る負荷制御システムのブロック図。 同負荷制御システムにおける照明器具を点灯させる手順のフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係る負荷制御システムのブロック図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る負荷制御システムについて、図1を参照して説明する。図1に示されるように、負荷制御システム1は、照明器具2と、照明器具2を遠隔制御するためのリモートコントローラ3(以下、リモコンという)と、照明器具2の給電の制御を行うための壁スイッチ4とを備える。照明器具2は天井や壁面に取り付けられ、壁スイッチ4は壁面に取り付けられる。リモコン3はユーザが携帯可能な構成である。
照明器具2は、照明負荷21と、リモコン3から赤外線送信される制御信号を受信するための赤外線受信部22と、赤外線受信部22により受信された制御信号に基いて照明負荷21を点灯制御する照明制御部23とを有する。照明制御部23は、マイクロプロセッサ等により構成され、商用交流電源P1(以下、電源という)から給電される。また、照明制御部23は、赤外線受信部22により受信される制御信号に基いてオン状態又はオフ状態となる。オン状態のとき電源P1からの電力を照明負荷21に供給して照明負荷21を点灯させ、オフ状態のとき電源P1からの電力を遮断して照明負荷21を消灯させる。
リモコン3は、操作部31と、照明器具2のオン/オフ状態及び調光に係る制御信号を赤外線(破線)に重畳して送信する赤外線送信部32と、照明器具2の給電に係る制御信号を電波(一点鎖線)に重畳して送信する電波送信部33とを有する。また、リモコン3は、ユーザの行う操作部31の操作に基いて、リモコン3の赤外線送信部32と電波送信部33を制御するリモコン制御部34とを有する。
操作部31は、照明器具2のオン/オフ状態を切り替えると共に、壁スイッチ4の給電を行うか否かを切り替えるためのボタン、照明器具2の調光を調整するためのボタン等から構成される。負荷制御システム1は、操作部31に設けられる照明器具2のオン/オフ状態を切り替えると共に、照明器具2の調光を調整するためのボタンが1回操作されると、照明器具2のオン/オフ状態に係る制御信号を赤外線送信部32から送信すると共に、照明器具2の給電に係る制御信号をリモコン3の電波送信部33から送信する。これら制御信号が照明器具2と壁スイッチ4にそれぞれ受信されることで、照明器具2が点灯又は消灯する。そのため、負荷制御システム1は、操作部31を1回操作するだけで照明器具2の点灯/消灯の切り替えができるので、リモコン3の操作を簡単にすることができる。なお、操作部31は、照明器具2のオン/オフ状態を切り替えるためのボタンと、照明器具2の調光を調整するためのボタンが別々に設けられてもよい。
壁スイッチ4は、電源P1から照明器具2への給電路を開閉する開閉部41と、リモコン3の電波送信部33から送信される制御信号を受信するための電波受信部42と、電波受信部42により受信された制御信号に基いて開閉部41を開閉制御するスイッチ制御部43とを有する。開閉部41は、給電路が開状態のとき照明器具2へ通電し、給電路が閉状態のとき照明器具2への電流供給を遮断する。
次に、上記のように構成された負荷制御システム1について、消灯している照明器具2を点灯させる制御処理の手順を図2のフローチャートを参照して説明する。なお、照明器具2が消灯しているときとは、壁スイッチ4が照明器具2に給電を行っておらず、照明器具2がオフ状態のときである。
リモコン3の操作部31がユーザによって操作され、照明器具2をオン状態にする指令と、壁スイッチ4が照明器具2に給電を行う指令の2つの指令がリモコン制御部34に入力される(S1)。操作部31から入力された指令に基いて、リモコン制御部34は、照明器具2への給電を指示する制御信号(電波)をリモコン3の電波送信部33から送信させる(S2)。リモコン3の電波送信部33から送信された制御信号(電波)を壁スイッチ4の電波受信部42が受信する(S3)。スイッチ制御部43は、受信した制御信号(電波)に基いて開閉部41を開状態にし、照明器具2への給電を行う(S4)。
次に、リモコン制御部34は、照明器具2がオン状態となるように指示する制御信号(赤外線)を赤外線送信部32から送信させる(S5)。照明器具2の赤外線受信部22は、赤外線送信部32から送信された制御信号(赤外線)を受信する(S6)。照明制御部23は、受信した制御信号(赤外線)に基いてオン状態となり、電源P1からの電力を照明負荷21に供給し、照明負荷21を点灯させる(S7)。
照明器具2を消灯させる場合、上記と同様に操作部31が操作され、リモコン3は、照明器具2がオフ状態となるように指示する制御信号(赤外線)と、照明器具2への給電の停止を指示する制御信号(電波)を送信する。制御信号(赤外線)を受信した照明器具2がオフ状態となり、制御信号(電波)を受信した壁スイッチ4が給電を停止することで、照明器具2は消灯する。
負荷制御システム1は、リモコン3から送信される電波で壁スイッチ4を制御し、リモコン3から送信される赤外線で照明器具2を制御するので、ユーザが壁スイッチ4の設置された場所まで移動することなく、1つのリモコンで照明器具2と壁スイッチ4の両方を制御することができる。そのため、負荷制御システム1は、ユーザにとって使い勝手がよい。
本実施形態の変形例について、図3を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同じように赤外線を破線、電波を一点鎖線で表示する。この変形例に係る負荷制御システム1は、3つの照明器具2a、2b、2cが設けられ、リモコン3の操作部31が、照明器具2a〜2c全てのオン/オフ状態を切り替えると共に、壁スイッチ4の給電を行うか否かを切り替えるためのボタンを1つ有しており、その他の構成については上記と同様である。なお、照明器具2は、4つ以上設けられてもよい。
負荷制御システム1は、照明器具2a〜2c全てのオン/オフ状態を切り替えると共に、壁スイッチ4の給電を行うか否かを切り替えるための操作部31に設けられるボタンが1回操作されると、照明器具2a〜2c全てのオン/オフ状態に係る制御信号を赤外線送信部32から送信すると共に、照明器具2a〜2cの給電に係る制御信号をリモコン3の電波送信部33から送信する。これら制御信号が照明器具2a〜2cと壁スイッチ4に受信されることで、照明器具2a〜2cが点灯又は消灯する。そのため、負荷制御システム1は、操作部31を1回操作するだけで複数の照明器具2a〜2cの点灯/消灯の切り替えができるので、リモコン3の操作を簡単にすることができる。
照明器具2の消灯は、上記第1の実施形態と同じ手順で行われる。なお、照明器具2の赤外線受信部22が制御信号を受信できないために照明器具2a〜2cがオフ状態とならないときでも、壁スイッチ4の電波受信部42が制御信号を受信して壁スイッチ4が給電を停止することで、照明器具2a〜2cは消灯する。そのため、例えば、照明器具2a〜2cが設置された部屋の外のような、照明器具2a〜2cがオフ状態となるように指示する制御信号が照明器具2a〜2cの赤外線受信部22に届かない場所でユーザがリモコン3を操作しても、電波が赤外線よりも透過性が大きいので、制御信号が壁スイッチ4の電波受信部42まで届くために、照明器具2a〜2cを全て消灯させることができる。そのため、負荷制御システム1はユーザにとって便利である。
なお、リモコン3は、照明器具2a〜2cにそれぞれ対応したものが複数設けられてもよいし、又は照明器具2a〜2cに対応するボタンが操作部31にそれぞれ別々に設けられたものであってもよい。
(第2の実施形態)
図4は、本実施形態の負荷制御システム1を示す。なお、上記第1の実施形態と同じように赤外線を破線、電波を一点鎖線で表示する。負荷制御システム1は、第1の実施形態と比べ、リモコン3が電波受信部35と、表示部36と、タイマ部37と、ブザー部38とをさらに有し、壁スイッチ4が電波送信部44と、メモリ部45とをさらに有することが異なる。さらに、照明器具2と壁スイッチ4が信号を授受して通信するために、照明制御部23とスイッチ制御部43の間に通信線が設けられることが異なり、その他の同等の構成については説明を省略する。負荷制御システム1は、リモコン3から赤外線で送信される制御信号が照明器具2に受信されない場合、壁スイッチ4から照明器具2へ制御信号を送ることができるので、照明器具2の点灯/消灯の制御に係る確実性を向上させることができる。
リモコン3の電波受信部35は、壁スイッチ4の電波送信部44から送信される照明器具2の制御に係る情報信号を受信する。負荷制御システム1は、壁スイッチ4から照明器具2へ送信される制御に係る情報に基いて照明器具2の制御を行うことができるので、照明器具2の制御を的確に行うことができる。リモコン3の電波受信部35は、壁スイッチ4の電波受信部42がリモコン3の電波送信部33から送信された制御信号を受信したとき、壁スイッチ4の電波送信部44から送信されるACK信号(ACKnowledgement frame)を照明器具2の制御に係る情報信号として受信する。そのため、リモコン3は、ACK信号の受信の有無により、壁スイッチ4に送信した制御信号が受信されたか否かを知ることができる。
リモコン3は、第1の周波数の電波又は第1の周波数と異なる周波数から成る第2の周波数の電波に重畳して照明器具2の給電に係る制御信号をリモコン3の電波送信部33から送信する。具体的には、リモコン3は、照明器具2の給電に係る制御信号を第1の周波数の電波でリモコン3の電波送信部33から送信する。その後に壁スイッチ4の電波送信部44から送信されるACK信号をリモコン3の電波受信部35が受信しない場合、照明器具2の給電に係る制御信号を第2の周波数の電波でリモコン3の電波送信部33から送信する。負荷制御システム1は、照明器具2周辺のノイズによって第1の周波数の電波を照明器具2の赤外線受信部22が受信できない場合、リモコン3の電波送信部33が第2の周波数の電波を送信し、照明器具2の赤外線受信部22が制御信号を受信しやすくなるので、送信エラーを軽減させることができる。
表示部36は、壁スイッチ4の電波送信部44から送信されてリモコン3の電波受信部35が受信した情報を表示する。また、リモコン3は、赤外線と電波の両方を送信するので、電池寿命が既存のリモコンよりも短いことから、リモコン3の電池残量を表示する。負荷制御システム1は、表示部36が電池残量を表示することで、ユーザがリモコン3の電池寿命のタイミングを知ることができ、電池切れに対して迅速に対応することができる。
タイマ部37は、ユーザが予め設定した時間に、照明器具2の点灯/消灯の制御信号をリモコン制御部34に送信する。リモコン制御部34は、この制御信号を受信したとき、照明器具2のオン/オフ状態に係る制御信号を赤外線送信部32から送信させると共に、照明器具2a〜2cの給電に係る制御信号をリモコン3の電波送信部33から送信させる。これら制御信号が照明器具2と壁スイッチ4に受信されることで、照明器具2が自動で点灯又は消灯する。また、照明器具2の自動点灯時又は消灯時に、ブザー部38がブザー音を鳴らし、表示部36がパネル表示をすることで時刻通知を行ってもよい。ブザー音とパネル表示によってユーザは容易に時刻を知ることができる。
メモリ部45は、照明器具2の消費電力に係る情報を記憶する。具体的には、メモリ部45は、使用している照明器具2に係る1時間当たりの消費電力の累積値が何Wであるかを消費電力に係る情報として記憶する。スイッチ制御部43は、照明器具2の制御に係る情報信号として、消費電力に係る情報信号を壁スイッチ4の電波送信部44からリモコン3の電波受信部35に送信する。リモコン3の電波受信部35が消費電力に係る情報信号を受信したとき、リモコン制御部34は、照明器具2に係る1時間当たりの消費電力の累積値を表示部36に表示させる。負荷制御システム1は、表示部36が照明器具2の消費電力に係る情報を表示するので、省エネルギーへの関心を喚起させ、必要以上の光量とならないような照明器具2の調光を行うようにユーザを促すことができる。なお、負荷制御装置1は、1日、1週間又は1月などといった一定期間の消費電力の累積値を表示部36で表示してもよいし、電力の消費量の表示に替えて消費電力に係る電気料金を表示部36で表示してもよい。
また、メモリ部45は、照明器具2の点灯回数を記憶する。スイッチ制御部43は、メモリ部45が記憶する照明器具2の点灯回数が所定の回数、例えば、1万回を超えた場合に、照明器具2の光源の寿命が近いことに関する予告(以下、球切れ予告という)に係る情報信号を照明器具2の制御に係る情報信号として、壁スイッチ4の電波送信部44からリモコン3の電波受信部35に送信させる。リモコン3の電波受信部35が球切れ予告に係る情報信号を受信したとき、リモコン制御部34は、球切れ予告に係る情報を表示部36に表示させる。なお、負荷制御システム1は、照明器具2の点灯回数に替えて、照明器具2の消灯回数、又は照明器具2の累積点灯時間に基いて球切れ予告を行ってもよい。
次に、上記のように構成された負荷制御システム1について、消灯している照明器具2を点灯させる制御処理の手順を図5のフローチャートを参照して説明する。なお、照明器具2が消灯しているときとは、壁スイッチ4が照明器具2に給電を行っておらず、照明器具2がオフ状態のときである。
リモコン3の操作部31がユーザによって操作され、照明器具2をオン状態にする指令と、壁スイッチ4が照明器具2に給電を行う指令の2つの指令がリモコン制御部34に入力される(S21)。操作部31から入力された指令に基いて、リモコン制御部34は、照明器具2への給電を指示する制御信号である第1の周波数の電波をリモコン3の電波送信部33から送信させる(S22)。第1の周波数の電波を壁スイッチ4の電波受信部42が受信した場合(S23でYES)、壁スイッチ4の電波送信部44からACK信号が送信され、リモコン3の電波受信部35がACK信号を受信する。スイッチ制御部43は、受信した制御信号(赤外線)に基いて開閉部41を開状態にし、照明器具2への給電を行う(S24)。
次に、リモコン制御部34は、照明器具2がオン状態となるように指示する制御信号(赤外線)をリモコン3の赤外線送信部32から送信させる(S25)。リモコン3の赤外線送信部32から送信される制御信号(赤外線)を照明器具2の赤外線受信部22が受信した場合(S26でYES)、照明制御部23は、受信した制御信号(赤外線)に基いてオン状態となり、電源P1からの電力を照明負荷21に供給し、照明負荷21が点灯する(S27)。
第1の周波数の電波を壁スイッチ4の電波受信部42が受信しなかった場合(S23でNO)、壁スイッチ4からACK信号が送信されず、リモコン制御部34は、照明器具2への給電を指示する制御信号である第2の周波数の電波をリモコン3の電波送信部33から送信させる(S28)。第2の周波数の電波を壁スイッチ4の電波受信部42が受信した場合(S29でYES)、壁スイッチ4の電波送信部44からACK信号が送信され、リモコン3の電波受信部35がACK信号を受信する。第2の周波数の電波を壁スイッチ4の電波受信部42が受信しなかった場合(S29でNO)、リモコン3の操作部31の操作を再度行う(S21)。
リモコン3の赤外線送信部32から送信される制御信号(赤外線)を照明器具2の赤外線受信部22が受信しなかった場合(S26でNO)、スイッチ制御部43から照明器具2がオン状態となるように指示する制御信号が、照明制御部23へ送信される(S30)。照明制御部23がこの制御信号を受信し、照明制御部23は、受信した制御信号に基いてオン状態となり、電源P1からの電力を照明負荷21に供給し、照明負荷21が点灯する(S27)。
(第3の実施形態)
本実施形態の変形例について、図6を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同じように赤外線を破線、電波を一点鎖線で表示する。この変形例に係る負荷制御システム1は、リモコン3が本体51と別体52から構成され、その他の構成については上記と同様である。
本体51は、既存のリモコンであり、リモコン3の電波送信部33を除く他の部材、すなわち、操作部31と、赤外線送信部32と、赤外線送信部32を制御するリモコン制御部34とを有する。
別体52は、電波送信部33と、本体51の赤外線送信部32から送信される赤外線を受信する赤外線受信部53と、電波送信部33を制御する別体制御部54とを有し、本体51に取り付けた状態で使用される。なお、別体52は、本体51に取り付けられていない状態で、本体51から送信される赤外線を受信できる位置に設置されてもよい。
別体52の赤外線受信部53が、本体51の赤外線送信部32から送信される制御信号を受信したとき、別体制御部54は、この制御信号に基いて照明器具2の給電に係る制御信号を電波送信部33から送信する。負荷制御システム1は、既存のリモコンを使用できるので、コストの低減を図ることができる。
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限られず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、複数の照明器具と複数の壁スイッチが設けられ、これらが1つのリモコンで制御されていても構わない。
1 負荷制御システム
2 照明器具
22 赤外線受信部
3 リモコン(リモートコントローラ)
32 赤外線送信部
33 電波送信部
36 表示部
37 タイマ部
4 壁スイッチ
42 電波受信部
44 電波送信部
45 メモリ部
51 本体
52 別体
53 赤外線受信部

Claims (7)

  1. 照明器具と、前記照明器具のオン/オフ状態を制御するリモートコントローラ(以下、リモコンという)と、前記照明器具の給電を制御する壁スイッチとを備えた負荷制御システムにおいて、
    前記リモコンは、前記照明器具のオン/オフ状態に係る制御信号を送信するための赤外線送信部と、前記照明器具の給電に係る制御信号を送信するための電波送信部と、前記壁スイッチから送信される情報信号を受信するための電波受信部を有し、
    前記照明器具は、前記リモコンの赤外線送信部から送信される制御信号を受信するための赤外線受信部を有し、
    前記壁スイッチは、前記リモコンの電波送信部から送信される制御信号を受信するための電波受信部と、前記照明器具の制御に係る情報信号を送信するための電波送信部を有することを特徴とする負荷制御システム。
  2. 前記壁スイッチは、前記リモコンの電波受信部から制御信号を受信したとき、ACK信号(ACKnowledgement frame)を前記照明器具の制御に係る情報信号として前記壁スイッチの電波送信部から送信し、
    前記リモコンは、前記照明器具の給電に係る制御信号を第1の周波数の電波で前記リモコンの電波送信部から送信し、その後に前記壁スイッチの電波送信部から送信されるACK信号を前記リモコンの電波受信部が受信しない場合、該照明器具の給電に係る制御信号を第2の周波数の電波で該リモコンの電波送信部から送信するように構成されることを特徴とする請求項に記載の負荷制御システム。
  3. 前記壁スイッチは、前記照明器具の消費電力に係る情報を記憶するメモリ部を有し、
    前記メモリ部に記憶された情報の信号を前記照明器具の制御に係る情報信号として前記壁スイッチの電波送信部から送信し、
    前記リモコンは、表示部を有し、
    前記スイッチの電波送信部から送信されてリモコンの電波受信部が受信した前記メモリ部に記憶された情報を前記表示部で表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の負荷制御システム。
  4. 前記リモコンは、1回操作されると、前記照明器具のオン/オフ状態に係る制御信号を前記リモコンの赤外線送信部から送信すると共に、前記照明器具の給電に係る制御信号を前記リモコンの電波送信部から送信するように構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の負荷制御システム。
  5. 前記照明器具は、前記壁スイッチと通信できるように構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の負荷制御システム。
  6. 前記リモコンは、タイマ部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の負荷制御システム。
  7. 前記リモコンは、前記リモコンの電波送信部を除く他の部材を有する本体と、該リモコンの電波送信部を有する別体から構成され、
    前記別体は、前記本体の赤外線送信部から送信される制御信号を受信するための赤外線受信部をさらに有し、
    前記リモコンの赤外線受信部が受信した制御信号を前記別体の電波送信部から送信するように構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の負荷制御システム。
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