JP2006127815A - 有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス素子 Download PDF

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Norishige Shichiri
徳重 七里
Hironobu Shimazu
宏宣 島津
Shintaro Moriguchi
慎太郎 森口
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】 光の取り出し効率に優れるトップエミッション方式の有機エレクトロルミネッ
センス素子を提供する。
【解決手段】 有機化合物からなる有機発光材料層が互いに対向する一対の電極間に挟持
された構造を有する積層体、前記積層体を挟み込む2枚の透明防湿性基材、及び、前記2
枚の透明防湿性基材間を充填する封止剤からなる有機エレクトロルミネッセンス素子であ
って、前記封止剤の屈折率は、光を取り出す側の前記透明防湿性基材の屈折率よりも低い
ものである有機エレクトロルミネッセンス素子。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光の取り出し効率に優れるトップエミッション方式の有機エレクトロルミネッ
センス素子に関する。
有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)は、互いに対向する一対の電極間に
有機発光材料層が挟持された積層体構造を有し、この有機発光材料層に一方の電極から電
子が注入されるとともに他方の電極から正孔が注入されることにより有機発光材料層内で
電子と正孔とが結合して発光する。このように有機EL素子は自己発光を行うことから、
バックライトを必要とする液晶表示素子等と比較して視認性がよく、薄型化が可能であり
、しかも直流低電圧駆動が可能であるという利点を有しており、次世代ディスプレイとし
て着目されている。
しかし、積層体を構成する有機発光材料や電極は水分等による酸化により特性が劣化しや
すく、大気中で駆動させると、発光特性が急激に劣化し寿命が短いという問題があった。
そこで、一般的な有機EL素子では、積層体の上に乾燥剤が設置されたガラス又は金属か
らなる蓋を被せ、その周辺を接着剤(封止剤)で封止することにより水分の侵入を遮断す
る構造が採られていた。この方式では、積層体から発せられた光は蓋の反対側、即ち、有
機EL素子の底部側から取り出されることからボトムエミッション方式とも呼ばれている
(例えば、特許文献1)。
一方、近年、従来のボトムエミッション方式の有機EL素子に代って、積層体から発せら
れた光を上面側から取り出すトップエミッション方式の有機EL素子が注目されている。
この方式は、開口率が高く、低電圧駆動となることから、長寿命化に有利であるという利
点がある。このようなトップエミッション方式の有機EL素子では、通常、積層体を2枚
のガラス等の透明材料からなる防湿性基材により挟み込み、該防湿性基材間を封止剤で充
填することにより封止している(例えば、特許文献2等)。しかしながら、このようなト
ップエミッション方式の有機EL素子では、防湿性基材や封止剤として充分に透明性の高
いものを用いた場合であっても、積層体から発せられた光の取り出し効率が必ずしも高く
ないという問題があった。即ち、発光層からの光は全方向に発せられるが、封止用基材と
封止剤との間の臨界角以上の広角に出射した光は、封止用基材の表面で反射するため、外
部に取り出すことができない。このため、発光の取り出し効率が低下するという問題があ
った。
特開平9−14866号公報 特開2001−357973号公報
本発明は、上記現状に鑑み、光の取り出し効率に優れるトップエミッション方式の有機エ
レクトロルミネッセンス素子を提供することを目的とする。
本発明は、有機化合物からなる有機発光材料層が互いに対向する一対の電極間に挟持され
た構造を有する積層体、前記積層体を挟み込む2枚の透明防湿性基材、及び、前記2枚の
透明防湿性基材間を充填する封止剤からなる有機エレクトロルミネッセンス素子であって
、前記封止剤の屈折率は、光を取り出す側の前記透明防湿性基材の屈折率よりも低いもの
である有機エレクトロルミネッセンス素子である。
以下に本発明を詳述する。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス素子(以下、有機EL素子ともいう)は、有機化
合物からなる有機発光材料層が互いに対向する一対の電極間に挟持された構造を有する積
層体(以下、単に積層体ともいう)、上記積層体を挟み込む2枚の透明防湿性基材、及び
、上記2枚の透明防湿性基材間を充填する封止剤からなる。
図1に、本発明の有機EL素子の一例を示す模式図を示した。図1に示した有機EL素子
1は、積層体2と、積層体2を挟み込む2枚の透明防湿性基材3、及び、2枚の透明防湿
性基材3の間を充填する封止剤4からなる。
本発明者らは、鋭意検討の結果、トップエミッション方式の有機EL素子において充分に
高い光取り出し効率を得るためには、透明防湿性基材や封止剤の透明性が高いだけではな
く、封止剤の屈折率が光を取り出す側の透明防湿性基材の屈折率よりも低いものであるこ
とが必要であることを見出し、本発明を完成するに至った。
積層体から発せられた光は、該積層体を封止している封止剤を通り、更に透明防湿性基材
を通って取り出される。このとき、発光層からの光は全方向に発せられるが、封止用基材
と封止剤との間の臨界角以上の広角に出射した光は、封止用基材の表面で反射するため、
外部に取り出すことができない。このため、発光の取り出し効率が低下する。
従来の有機EL素子においては、透明防湿性基材や封止剤の透明性は高いほどよいという
のが常識であった。このため、透明防湿性基材としてはガラスが、封止剤としてはエポキ
シ樹脂等を硬化成分とする硬化性樹脂組成物の硬化物が選択されていた。しかし、一般的
なガラスの屈折率が1.5程度であるのに対し、一般的な硬化性樹脂組成物の硬化物の屈
折率は1.59程度であることから、光は屈折率の高い領域から屈折率の低い領域を通過
することになる。このとき発光素子から広角に出射した光が界面で反射して光の取り出し
効率を損ねていたものと考えられる。
本発明の有機EL素子では、封止剤の屈折率を光を取り出す側の透明防湿性基材の屈折率
よりも低いものとすることにより、界面における広角入射光の反射を抑え、高い光取り出
し効率を実現することができる。
上記透明防湿性基材としては特に限定されず、通常トップエミッション方式の有機EL素
子に用いられているものであれば用いることができ、例えば、アルカリガラス、無アルカ
リガラス等のガラス基材;ポリカーボネート(屈折率1.59)、ジシクロペンタジエン
等のシクロオレフィン樹脂(屈折率1.53)、ポリエチレンテレフタレート等のポリエ
ステル、ポリスチレン等のプレートやフィルムが挙げられる。
上述のように封止剤の屈折率を、光を取り出す側の透明防湿性基材の屈折率よりも低いも
のとするためには、透明透湿性基材の屈折率を高くしてもよいし、封止剤の屈折率を低く
してもよいが、透湿度やコストの問題から透明透湿性基材としてガラスが用いられている
現状では、封止剤の屈折率を低くする方が好ましい。
上記封止剤は、JIS Z 0208に準拠して85℃−85%RHの条件下で測定した
透湿度が150g/m2 ・24h/100μm以下であることが好ましい。150g/m
2 ・24h/100μmを超えると、上記積層体の防湿性が不充分で、有機EL素子の寿
命が短くなることがある。
上記封止剤は、波長380〜780nmの光の全光線透過率が80%以上であることが好
ましい。80%未満であると、透明性が不充分で、有機EL素子の光学的特性が劣ること
がある。
次に、上記封止剤の屈折率を、光を取り出す側の透明防湿性基材の屈折率よりも低いもの
に調整する方法について説明する。
このような方法としては、例えば、封止剤として光硬化性樹脂組成物の硬化物を用いる場
合には、このような関係を満たす硬化物が得られる光硬化性樹脂組成物を選択することが
好ましいが、適当な光硬化性樹脂組成物を見出せないときには、硬化性や上述の透湿度や
透明性の要件を満たす範囲内において、光硬化性樹脂組成物に他の低屈折率樹脂を配合す
ることが考えられる。また、上述の透湿度や透明性の要件を満たす範囲内において、光硬
化性樹脂組成物に低屈折率粒子を配合する方法も好適である。具体的には例えば、封止剤
を、光硬化性化合物と低屈折粒子とを含有する有機エレクトロルミネッセンス素子用光硬
化性樹脂組成物を用いてこれを硬化させることが考えられる。
光硬化性化合物と直径0.3μm以下の低屈折粒子とを含有する有機エレクトロルミネッ
センス素子用光硬化性樹脂組成物(以下、有機EL用光硬化性樹脂組成物ともいう)もま
た、本発明の1つである。
本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物の硬化物を封止剤とすれば、容易の本発明の有機
EL素子を製造することができる。
上記光硬化性化合物としては特に限定されないが、例えば、光カチオン重合性化合物が好
適である。
上記光カチオン重合性化合物としては、分子内に少なくとも1個の光カチオン重合性の官
能基を有する化合物であれば特に限定されないが、例えば、分子内に少なくとも1個のエ
ポキシ基、オキセタン基、水酸基、ビニルエーテル基、エピスルフィド基、エチレンイミ
ン基等の光カチオン重合性の官能基を有する化合物等が好適である。
上記低屈折率粒子としては上記光硬化性化合物との親和性に優れ、有機EL用光硬化性樹
脂組成物中に分散させることができるものであれば特に限定されない。例えば、シリカ、
フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、ガラスバルーン等の無機微粒子、フッ素樹脂粒
子、中空樹脂微粒子等からなる樹脂微粒子等が挙げられる。なかでも、粒子の内部に空隙
を有する中空樹脂微粒子は充分に屈折率が低く、得られる封止剤の屈折率を制御しやすい
ことから好適である。
上記低屈折率粒子は、粒子径の上限が0.3μmである。0.3μmを超えると、得られ
る封止剤の透明性が劣る。
また、上記封止剤の屈折率を調整する方法としては、封止剤中に微細な気泡を含有させる
方法も好適である。上記気泡の径の好ましい上限は0.3μmである。0.3μmを超え
ると、封止剤の透明性が劣ることがある。
このような微細な気泡を生じさせる方法としては特に限定されず、例えば、上記光硬化性
樹脂組成物に発泡剤を配合しておき、硬化前後に発泡させる方法等が挙げられる。
本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物が上記光カチオン重合性化合物を含有する場合に
は、光カチオン重合開始剤を併用することが好ましい。
上記光カチオン重合開始剤としては、イオン性光酸発生タイプであってもよいし、非イオ
ン性光酸発生タイプであってもよい。上記イオン性光酸発生タイプの光カチオン重合開始
剤としては、例えば、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ハロニウム塩、芳香族スルホニウム
塩等のオニウム塩類や、鉄−アレン錯体、チタノセン錯体、アリールシラノール−アルミ
ニウム錯体等の有機金属錯体類等が挙げられる。
上記光カチオン重合開始剤は、下記一般式(1)、下記一般式(2)又は下記一般式(3
)で表されるスルホニウムカチオン部分を有することが好ましい。
Figure 2006127815
上記一般式(1)、一般式(2)及び一般式(3)中、R〜Rは、互いに同一であっ
ても良いし異なっていてもよく、それぞれ1価又は2価のフェニル基又はナフチル基を表
し、これらフェニル基又はナフチル基は、直鎖状又は分枝鎖状C〜C12アルキル基、
直鎖状または分枝鎖状C〜C12アルコキシル基、ハロゲン原子、−OH基、−COO
H基及び−COO−アルキルエステル基(ここで、アルキル部分は直鎖状又は分枝鎖状C
〜C12残基である)から選択される1個以上の基で随意に置換されていてもよい。
また、上記光カチオン重合開始剤は、下記一般式(4)で表される硼素中心アニオン部分
を有することが好ましい。
Figure 2006127815
上記一般式(4)中、Bは、3価の硼素を表し、R〜Rの少なくとも1個は、炭素数
6〜30のハロゲン置換芳香族基を表す。このように中心アニオンが硼素であると、光カ
チオン重合開始剤の酸強度が強くなるため、この光カチオン重合開始剤を用いた有機EL
用光硬化性樹脂組成物の硬化性が向上し、高いガラス転移温度を有する硬化物を得ること
ができる。その結果、有機EL用光硬化性樹脂組成物の硬化物の透湿性(透湿度)が低下
するため、この光硬化性樹脂組成物を用いて作製した例えばEL素子の寿命を長くするこ
とができ、信頼性を高めることができる。
上記一般式(4)中、R〜Rの少なくとも1個は、炭素数6〜30のハロゲン置換芳
香族基である。上記芳香族基としては、特に限定されるものではないが、例えば、フェニ
ル基、ナフチル基、アントラセニル基等が挙げられる。また、ハロゲン置換基としては、
特に限定されるものではないが、例えば、塩素、フッ素等が挙げられ、中でも、フッ素が
好適に用いられる。上記ハロゲン置換基は、芳香族基の芳香族環に直接結合したハロゲン
基であっても良いし、例えばハロ−ヒドロカルビル置換基の場合のように他の置換基の一
部として導入されたものであっても良く、中でも、フルオロ−ヒドロカルビル置換基が好
ましい。
上記光カチオン重合開始剤において、有用な硼素中心アニオンとしては、特に限定される
ものではないが、例えば、[3,5−(CF、(C
、(C −p−CF、(C−m−CF、(C
−p−F)、(C(CH)B、(C(n−C
、(C−p−CH(C)B、(CFB、(C
(C)B、(CH(C−p−CF、(C
(n−C1837O)B等が挙げられる。
上記好ましい硼素中心アニオンは、一般的に、硼素に結合した3個以上のハロゲン置換芳
香族基を含有しており、そのハロゲン置換基としては、フッ素が最も好ましい。最も好ま
しい硼素中心アニオンの例としては、特に限定されるものではないが、例えば、[3,5
−(CF、(C、(C(CH)B
、(C(n−C)B、(CFB等が挙げられる。
また、有用な他の金属中心または半金属中心を含有する適当なアニオンも使用可能であり
、そのようなアニオンとしては、特に限定されるものではないが、例えば、[3,5−(
CFAl、(CAl、(C、(C
)FSb、(C)F等が挙げられる。更に、有用であろうと考え
られる他の硼素中心非求核的塩や、他の金属や半金属を含有している他の有用なアニオン
等も使用可能である。
上記光カチオン重合開始剤は、上記一般式(1)、一般式(2)、一般式(3)及び一般
式(4)から明らかなように、ヨウ素(I)を含有していないので、光照射後にヨウ素ラ
ジカルを発生しない。従って、上記光カチオン重合開始剤を用いた有機EL用光硬化性樹
脂組成物は、硬化進行過程においてヨウ素ラジカルに起因する塗膜の黄変などの着色を起
こすことがない。
また、上記光カチオン重合開始剤は、上記一般式(1)、一般式(2)又は一般式(3)
で表されるカチオン部分(カチオン構造)に由来する光の吸収を波長300nm以上の光
に有するため、高圧水銀灯や超高圧水銀灯等を光源とする通常の光を使用する場合でも、
必ずしも光増感剤を併用する必要はない。従って、上記光カチオン重合開始剤を用いた有
機EL用光硬化性樹脂組成物は、光増感剤自体やその反応物等に起因する着色も防止する
ことができる。
さらに、上記光カチオン重合開始剤は、リン系光カチオン重合開始剤やアンチモン系光カ
チオン重合開始剤とは異なり、有機EL用光硬化性樹脂組成物の硬化物のガラス転移温度
を著しく高める機能を有する。従って、上記光カチオン重合開始剤を用いた有機EL用光
硬化性樹脂組成物の硬化物は、透湿性の低いものとなり、例えばEL素子の寿命を長期間
にわたって保つことができる。
上記光カチオン重合開始剤は、特に限定されるものではないが、上記一般式(4)で表さ
れるアニオン部分の分子量が400以上であり、かつ、波長300nm以上の光を吸収す
ることが好ましく、より好ましくは波長300〜400nmの光を吸収することである。
上記光カチオン重合開始剤の上記一般式(4)で表されるアニオン部分の分子量が400
未満であると、分子が移動しやすくなって、上記光カチオン重合開始剤を用いた有機EL
用光硬化性樹脂組成物をEL素子の作製に用いる場合に、電極腐食を起こすことがある。
また、上記光カチオン重合開始剤の光の吸収が波長300nm未満の光であると、高圧水
銀灯や超高圧水銀灯等を光源とする通常の光を使用する場合に、上記光カチオン重合開始
剤を用いた有機EL用光硬化性樹脂組成物の硬化が不充分となることがあり、逆に上記光
カチオン重合開始剤の光の吸収が波長400nmを超える光であると、上記光カチオン重
合開始剤を用いた有機EL用光硬化性樹脂組成物が硬化進行過程において着色を起こすこ
とがある。
上記光カチオン重合開始剤は、上記一般式(1)、一般式(2)又は一般式(3)で表さ
れるカチオン部分と、上記一般式(4)で表されるアニオン部分とを有し、好ましくは上
記アニオン部分の分子量が400以上であり、かつ、好ましくは光の吸収が波長300n
m以上の光、より好ましくは波長300〜400nmの光のものであればどのような光カ
チオン重合開始剤であっても良いが、中でも、上記光カチオン重合開始剤を用いた有機E
L用光硬化性樹脂組成物の硬化進行過程における着色防止効果や硬化物のガラス転移温度
上昇効果等に優れることから、下記一般式(5)又は一般式(6)で表される光カチオン
重合開始剤であることが好ましい。これらの光カチオン重合開始剤は、単独で用いられて
もよいし、2種類以上が併用されてもよい。
Figure 2006127815
上記一般式(5)及び一般式(6)中、Xは、下記式(7)で表されるアニオンを示す
Figure 2006127815
上記光カチオン重合開始剤は、特に限定されるものではないが、例えば、トリフェニルス
ルホニウムブロマイドなどのスルホニウム化合物とソジウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート等のフッ化ホウ素化合物とを反応させることにより、合成することが
できる。
本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物は、更に、硬化制御剤を含有することが好ましい
。硬化制御剤を配合することにより光照射から一定時間経過後に硬化する光後硬化性樹脂
組成物とすることができる。このような光後硬化性樹脂組成物を用いる場合には、上記積
層体を紫外線等により損傷することなく封止を行うことができる。
上記硬化制御剤としては特に限定されないが、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレングリコール等のポリアルキレンオキサイ
ド;クラウンエーテル等のエーテル結合を有する化合物が好適である。
上記硬化制御剤としてポリアルキレンオキサイドを用いる場合、上記ポリアルキレンオキ
サイドの末端は、特に限定されず水酸基でもよいし、他の化合物によりエーテル化、エス
テル化されていてもよいし、エポキシ基等の官能基となっていてもよく、なかでも、水酸
基、エポキシ基等は上記光カチオン重合性化合物と反応するので好適に用いられる。
更に、上記ポリアルキレンオキサイドとしては、ポリアルキレンオキサイド付加ビスフェ
ノール誘導体も好適に用いられ、特に末端が水酸基又はエポキシ基を有する化合物がより
好適に用いられる。
上記硬化制御剤は、ポリエチレングリコール及び/又はポリプロピレングリコールを分子
内に2つ以上有することが好ましい。
上記硬化制御剤のなかでも、ポリエチレングリコールを分子内に2つ以上有する硬化制御
剤の市販品としては、例えば、「リカレジンBEO−60E」、「リカレジンEO−20
」(いずれも新日本理化社製)等が挙げられる。
また、ポリプロピレングリコールを分子内に2つ以上有する硬化制御剤の市販品としては
、例えば、「リカレジンBPO−20E」、「リカレジンPO−20」(いずれも新日本
理化社製)等が挙げられる。
上記クラウンエーテルとしては、例えば、12−クラウン−4、15−クラウン−5、1
8−クラウン−6等が挙げられる。
本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物は、光を照射した後硬化反応が進行し、接着が出
来なくなるまでの可使時間が1分以上であることが望ましい。可使時間が1分より短いと
、基板等を貼り合わせる前に硬化進行してしまい、充分な接着強度を得られなくなること
があるからである。
本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物は、本発明の目的を阻害しない範囲で必要に応じ
て、光増感剤を含有してもよい。上記光増感剤としては特に限定されず、例えば、カルボ
ニル化合物、有機硫黄化合物、過硫化物、レドックス系化合物、アゾ化合物、アジド化合
物、ハロゲン化合物、光還元性色素等が挙げられる。具体的には、例えば、ベンゾインメ
チルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾイン誘導体;ベンゾフェノン
、2,4−ジクロルベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、4,4’−ビス(
ジメチルアミノ)ベンゾフェノン等のベンゾフェノン誘導体;2−クロルチオキサントン
、2−イソプロピルチオキサントン等のチオキサントン誘導体;2−クロルアントラキノ
ン、2−メチルアントラキノン等のアントラキノン誘導体等が挙げられる。これらの光増
感剤は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物は、本発明の目的を阻害しない範囲で必要に応じ
て、例えば、粘接着性をより向上させるための粘接着性ポリマーや粘接着性付与剤(タッ
キファイヤー)、力学的物性や耐久性をより向上させるための充填剤、粘度を調整するた
めの粘度調整剤、揺変性(チクソトロープ性)を付与するための揺変性付与剤(チクソト
ロープ剤)、力学的物性を改善するための物性調整剤、カップリング剤、補強材、増量剤
、軟化剤(可塑剤)、タレ防止剤、酸化防止剤(老化防止剤)、熱安定剤、難燃剤、帯電
防止剤、有機溶剤等の公知の各種添加剤を含有してもよい。
本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物を製造する方法としては特に限定されず、例えば
、万能ミキサー、バンバリーミキサー、ニーダー、2本ロール、3本ロール、押出機等の
公知の各種混練機を単独で用いるか併用して、上記硬化性成分、光カチオン重合開始剤及
び必要に応じて配合される添加剤を、常温下又は加熱下で、常圧下、加圧下又は不活性ガ
ス気流下等の条件下で均一に混練する方法等が挙げられる。
本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物は、光を照射することにより硬化する。
上記光を照射するための光源としては特に限定されず、例えば、低圧水銀灯、中圧水銀灯
、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、エキシマレーザ、ケミカルランプ、ブラックライトランプ
、マイクロウェーブ励起水銀灯、メタルハライドランプ、ナトリウムランプ、ハロゲンラ
ンプ、キセノンランプ、蛍光灯、太陽光、電子線照射装置等が挙げられる。これらの光源
は、単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
これらの光源の使用に際しては、例えば、光カットフィルター等を用いて、熱線や波長3
00nm未満の光を除去することが好ましい。また、上記光源の有機EL用光硬化性樹脂
組成物への照射手順としては、例えば、各種光源の同時照射、時間差をおいての逐次照射
、同時照射と逐次照射との組み合わせ照射等が挙げられ、いずれの照射手段を採ってもよ
い。
本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物の硬化に際しては、光カチオン重合性化合物の光
カチオン重合をより促進して、硬化時間をより短縮するために、光照射と同時に加熱を行
ってもよい。上記加熱硬化を併用する場合の加熱温度としては特に限定されないが、50
〜100℃程度であることが好ましい。
上記積層体としては、従来から有機EL素子として用いられているものであれば特に限定
されず、例えば、ITO電極、有機発光材料層及び陰極からなる3層構造体や、上記3層
に更に電子輸送層、正孔輸送層を有する5層構造体等が挙げられる。
本発明の有機EL素子を製造する方法としては特に限定されず、従来公知の方法も用いる
ことができる。上記封止剤が本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物を硬化させたもので
ある場合には、例えば、以下のような方法により製造することができる。
まず、本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物を、光を取り出す側の上記透明防湿性基材
上に塗布し、この有機EL用光硬化性樹脂組成物に光を照射する。次いで、有機EL用光
硬化性樹脂組成物が完全に硬化してしまう前に、他方の透明防湿性基材上に積層体が配置
されたものを貼り合わせる。その後、更に80℃以下の温度で後養生して有機EL用光硬
化性樹脂組成物を完全に硬化させる。また、本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物に光
を照射した後、光を取り出す側の透明防湿性基材上に塗布し、他方の透明防湿性基材上に
積層体が配置されたものを貼り合わせてもよい。更に、2枚の透明防湿性基材間に積層体
を配置した間隙に、光を照射した本発明の有機EL用光硬化性樹脂組成物を充填してもよ
い。
本発明によれば、光の取り出し効率に優れるトップエミッション方式の有機エレクトロル
ミネッセンス素子を提供することができる。
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定
されるものではない。
(実施例1)
(1)光後硬化性樹脂組成物の調製
光カチオン重合性化合物としてビスフェノールA型エポキシ樹脂(商品名「エピコート8
28」、ジャパンエポキシレジン社製)100重量部に対して、光カチオン重合開始剤と
して下記式(8)で表されるトリフェニルスルホニウムボレート塩3重量部、硬化制御剤
としてポリエチレングリコール(分子量1000)10重量部及びシランカップリング剤
(商品名「KBM403」、信越化学社製)0.1重量部を添加して光後硬化性樹脂組成
物を調製した。
Figure 2006127815
次いで、得られた光後硬化性樹脂組成物100重量部に対して、屈折率を調整する目的で
アクリル系中空樹脂粒子(粒子径0.3μm、中空率60%)を150重量部配合し、均
一に攪拌混練した後、脱泡した。
(2)有機EL素子の製造
得られたアクリル系中空樹脂を含有する光後硬化性樹脂組成物を厚さ0.7mmのガラス
板(屈折率1.52)上に20μm厚となるように塗布し、超高圧水銀灯を用いて40m
Wの強度の光を50秒間照射した。次いで、この光後硬化性樹脂組成物が塗布されたガラ
ス板を、ITO電極、有機発光材料層及び陰極からなる3層構造の積層体が配置されてい
る厚さ0.7mmのガラス基板上に重ねて貼り合わせた。その後、常温で1時間放置した
後、80℃で30分間加熱して、後養生を行い、有機EL素子を得た。
また、別に同様の条件でフッ化マグネシウムを含有する光後硬化性樹脂組成物を硬化させ
て、測定用のサンプルを作製した。
(実施例2)
実施例1で得られた光後硬化性樹脂組成物100重量部に対して、屈折率を調整する目的
でフッ化マグネシウム微粒子(森田化学社製)を20重量部配合し、ボールミルにて攪拌
混練した後、脱泡した。
得られたフッ化マグネシウム微粒子を含有する光後硬化性樹脂組成物を用いた以外は実施
例1と同様の方法により有機EL素子及び測定用サンプルを得た。
(実施例3)
実施例1で得られた光後硬化性樹脂組成物100重量部に対して、屈折率を調整する目的
でアゾビスイソブチルバレロニトリル(AIBN)(和光純薬社製)を10重量部配合し
、均一に攪拌混練した後、脱泡した。
得られたAIBNを含有する光後硬化性樹脂組成物を用いた以外は実施例1と同様の方法
により有機EL素子及び測定用サンプルを得た。
(比較例1)
実施例1で得られた光後硬化性樹脂組成物をそのまま用いた以外は実施例1と同様の方法
により有機EL素子及び測定用サンプルを得た。
(評価)
実施例1〜3及び比較例1で作製した有機EL素子及び測定用サンプルについて、以下の
方法により評価を行った。
結果を表1に示した。
(1)封止剤の屈折率の測定
測定用サンプルについて、アッベ屈折率計(アタゴ社製、型番NAR−1T)を用いて、
25℃において500nmの波長にて屈折率を測定した。
(2)封止剤の全光線透過率の測定
分光光度計(商品名「COLOR ANALYZER TC−1800M」、東京電色社
製)を用いて、測定用サンプルの波長380〜780nmにおける全光線透過率を測定し
た。
(3)封止剤の透湿度の測定
測定用サンプルを直径6cmの円形に裁断した後、塩化カルシウムが設置されたJIS
Z 0208に規定のカップの上に載置し、周辺を蝋で固定した。次いで、85℃−85
%RHの雰囲気下に24時間放置した後、重量変化を測定して、透湿度を求めた。
(4)光取り出し効率評価
目視にて、以下に基準により評価した。
〇:発光部からの光拡散が少なく、ガラス周辺への光漏れが少ない
×:発光部から光が拡散し、ガラス周辺への光漏れが多い
Figure 2006127815
本発明によれば、光の取り出し効率に優れるトップエミッション方式の有機エレクトロル
ミネッセンス素子を提供することができる。
本発明の有機EL素子の一例を示す模式図である。
符号の説明
1 有機エレクトロルミネッセンス素子
2 積層体
3 透明防湿性基材
4 封止剤

Claims (6)

  1. 有機化合物からなる有機発光材料層が互いに対向する一対の電極間に挟持された構造を有
    する積層体、前記積層体を挟み込む2枚の透明防湿性基材、及び、前記2枚の透明防湿性
    基材間を充填する封止剤からなる有機エレクトロルミネッセンス素子であって、前記封止
    剤の屈折率は、光を取り出す側の前記透明防湿性基材の屈折率よりも低いものであること
    を特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
  2. 封止剤は、JIS Z 0208に準拠して85℃−85%RHの条件下で測定した透湿
    度が150g/m2 ・24h/100μm以下であることを特長とする請求項1記載の有
    機エレクトロルミネッセンス素子。
  3. 光硬化性化合物と直径0.3μm以下の低屈折粒子とを含有することを特徴とする有機エ
    レクトロルミネッセンス素子用光硬化性樹脂組成物。
  4. 低屈折粒子は、中空粒子であることを特徴とする請求項3記載の有機エレクトロルミネッ
    センス素子用光硬化性樹脂組成物。
  5. 光硬化性化合物が光カチオン重合性化合物であり、かつ、光カチオン重合開始剤を含有す
    ることを特徴とする請求項3又は4記載の有機エレクトロルミネッセンス素子用光硬化性
    樹脂組成物。
  6. 硬化制御剤を含有することを特徴とする請求項3、4又は5記載の有機エレクトロルミネ
    ッセンス素子用光硬化性樹脂組成物。
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