JP2006126368A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非接触温度センサと協働して定着部材の表面温度を検出するCPUの暴走が発生しても十分な安全性を確保する。
【解決手段】 増幅回路54の出力電圧が閾値電圧以下の場合は、比較器101の出力がLとなり、FET104、107は動作しないが、増幅回路54の出力電圧が閾値電圧を超えると、比較器101の出力がHとなってFET104がONし、これによりFET61がOFFになってリレー58、59を非通電状態にさせ、ハロゲンランプ25への電力供給を遮断する。冷接点の温度によらず、定着スリーブ18の表面温度が180℃以下の正常動作時には、異常を検出しないが、定着スリーブ18の表面温度が210℃から232℃になると、増幅回路54の出力電圧が閾値電圧を超え、異常温度検出動作が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
一般に、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置にあっては、例えば電子写真プロセスにより記録シート上に保持された未定着トナー像を定着する定着装置が広く用いられている。従来この種の定着装置としては、例えば互いに圧接配置されて接触転動する一対の定着部材(一対の定着ロールや定着ロールと定着ベルトとの組合せなど)を有し、少なくともいずれか一方の定着部材をヒータで加熱すると共に、これらの定着部材間のニップ域に記録シートを通過させ、その際の熱と圧力との作用により記録シート上の未定着トナー像を定着し、永久像を形成するものが知られている。
このような定着装置では、ホットオフセット、コールドオフセット等を防ぐように適切な温度で定着を行う必要があり、そのために定着部材の表面温度を検出し、その検出結果に基づいて定着部材に対して加熱制御を行うようにしている。
このような定着部材の温度制御を適切に行うための一つの条件は、定着部材の表面温度を正確に検出することである。より詳しくは、ニップ域通過時に記録シート上のトナー像に対してどれだけの熱量を与えるかが問題となるため、定着部材表面上のトナー像が接触する領域(以下「画像領域」という。)の表面温度を正確に検出することである。
従来における温度検出装置としては、定着部材の表面温度を正確に検出するために、接触型温度センサとして例えばサーミスタを定着部材の表面に接触させ、その温度を検出する方式が多く採用されている。このような接触型温度検出方式において、定着部材の画像領域にサーミスタを接触させる手法は、正確な温度検出という観点からは理想的であるものの、その接触により定着部材表面の画像領域を傷付け、その傷部分での定着不良を招き、結果として画像欠陥が生じる懸念がある。
また、そのサーミスタにオフセットトナーが付着、堆積すると温度検出の精度が悪化してしまう。
さらに、堆積したオフセットトナー塊がサーミスタから外れると、その後そのオフセットトナー塊は記録シート上に定着し、画像欠陥となってしまう。
そこで、このような接触型温度検出方式に代わって、従来にあっては、定着部材表面の傷の発生を低減すべく、非接触型温度センサを用いて定着部材に接触することなく温度検出を行う方式(非接触型温度検出方式)が提案されている(例えば特許文献1参照)。ここで、特許文献1においては、非接触型温度センサとしてサーモパイル式非接触温度センサが用いられている。
図10に従来技術における、サーモパイル式非接触温度センサの温度検出回路を示す。1はCPUであり、2つのアナログ−デジタル変換ポート(以下「A/Dポート」という。)を有する。21はサーモパイル式非接触温度センサである。51はサーモパイルであり、一方が絶縁薄膜のような熱容量の小さな部材上に配置(以下「温接点」という。)され、他方がヒートシンクのような熱容量の大きな部材上に配置(以下「冷接点」という。)されており、温接点は赤外線吸収体によって覆われている。52はサーモパイル51の冷接点の温度を検出する温度サーミスタ、53は赤外線を透過する保護部材である。54はサーモパイル51からの出力電圧を電圧増幅させる増幅回路、55は抵抗、64はサーモパイル51の出力電圧をオフセットさせる電源である。
次に温度検出動作を説明する。不図示の定着部材から放出(輻射)された赤外線が保護部材53を通過し、サーモパイル51の温接点上に形成された赤外線吸収体に吸収されて熱に変換される。すると、冷接点と温接点との間に温度差が生じ、サーモパイル51の両端に起電力が生じる。サーモパイル51の一方には電源64によりオフセット電圧(Voffset)が印加されているため、サーモパイル51の出力電圧は次の式1で表される。
出力電圧(V)=A×(TB−TS)+Voffset … 式1
ただし、Aは比例定数、TBは温接点の温度(K)、TSは冷接点の温度(K)である。
上記出力電圧は微小電圧であるため、増幅回路54で電圧増幅させた後、CPU1のA/Dポート1に入力する。一方、温度サーミスタ52と抵抗55との分圧値をCPU1のA/Dポート2に入力する。
温度サーミスタ52の抵抗値は、温度の上昇とともに低下するため、CPU1はA/Dポート2の入力電圧よりサーモパイル51の冷接点の温度TSを検出する。CPU1はA/Dポート1とA/Dポート2の入力電圧より、演算ないしは予め作成した変換テーブルによりサーモパイル51の温接点温度を検出する。そして、予め作成した温接点温度と定着部材の表面温度との関係式から、定着部材の表面温度を検出する。
なお、サーモパイル式非接触温度センサはその使用温度範囲を満足させるため、使用中の冷接点の温度が0℃から80℃程度となるよう定着部材から所定の距離を離して配置される。
特開平5−100591号公報
しかしながら、上述のようなサーモパイル式非接触温度センサにおいては、温度の算出にCPUを介さなければならないため、温度制御の異常にCPUの暴走が重なると、十分な安全性が確保できないという問題があった。
また、特許文献1では、温度サーミスタと抵抗との分圧値より検出したサーモパイルの冷接点の温度より異常を検出する構成が提案されている。しかしながら、サーモパイル式非接触温度センサは定着部材から一定の距離を離して配置されているため、定着部材の表面温度の上昇とサーモパイルの冷接点の温度上昇との間には時間的な遅延が生じ、やはり十分な安全性を確保することが困難であった。
そこで、本発明は、このような問題を解決し、すなわち、非接触温度センサで定着部材の表面温度を検出するとともに、CPUの暴走が発生しても十分な安全性を確保できる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、加熱手段と、前記加熱手段により加熱される被加熱体と、前記被加熱体から放出される赤外線量に基き温度を検出する非接触温度検出手段と、前記被接触温度検出手段の周囲温度を検出する周囲温度検出手段とを有し、前記非接触温度検出手段により検出された温度を、前記補正用温度検出手段により検出された周囲温度で補正して、前記被加熱体の表面温度を検出する被加熱体表面温度検出手段とを有する画像形成装置において、前記非接触温度検出手段の出力電圧が、所定の閾値電圧を超えたとき、前記加熱手段への電力供給を遮断する遮断手段を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、加熱手段と、前記加熱手段により加熱される被加熱体と、前記被加熱体から放出される赤外線量に基き被加熱体の温度を検出する非接触温度検出手段と、前記被接触温度検出手段の周囲温度を検出する周囲温度検出手段とを有し、前記非接触温度検出手段により検出された温度を、前記補正用温度検出手段により検出された周囲温度で補正して、前記被加熱体の表面温度を検出する被加熱体表面温度検出手段とを有する画像形成装置において、前記非接触温度検出手段の出力電圧を前記周囲温度検出手段の出力電圧を用いて補正した電圧値が、所定の閾値電圧を超えたとき、前記加熱手段への電力供給を遮断する遮断手段を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、加熱手段と、前記加熱手段により加熱される被加熱体と、前記被加熱体から放出される赤外線量に基き温度を検出する非接触温度検出手段と、前記被接触温度検出手段の周囲温度を検出する周囲温度検出手段とを有し、前記非接触温度検出手段により検出された温度を、前記補正用温度検出手段により検出された周囲温度で補正して、前記被加熱体の表面温度を検出する被加熱体表面温度検出手段とを有する画像形成装置において、前記非接触温度検出手段の出力電圧が、前記周囲温度検出手段の出力電圧を用いて補正した所定の閾値電圧を超えたとき、前記加熱手段への電力供給を遮断する遮断手段を備えたことを特徴とする。
請求項1ないし3のいずれかの発明において、被加熱体は、定着スリーブとすることができる。
請求項1ないし3のいずれかの発明において、被加熱体は、加圧ローラとすることができる。
請求項1ないし3のいずれかの発明において、被加熱体は、定着スリーブもしくは加圧ローラに外接する加熱スリーブとすることができる。
請求項1ないし6のいずれかの発明において、非接触温度検出手段は、2つの接点間の温度差に応じた電圧を出力するサーモパイル式非接触温度検出手段とすることができる。
請求項1ないし7のいずれかの発明において、周囲温度検出手段は、温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタ方式の温度検出手段とすることができる。
請求項1ないし8のいずれかの発明において、加熱手段は、ハロゲンヒータとすることができる。
請求項1ないし8のいずれかの発明において、加熱手段は、誘導加熱方式の加熱手段とすることができる。
請求項1ないし8のいずれかの発明において、加熱手段は、セラミック素子に抵抗パターンを形成したセラミックヒータとすることができる。
請求項1ないし11のいずれかの発明において、加熱手段は、被加熱体の内部に配置することができる。
請求項1ないし11のいずれかの発明において、加熱手段は、被加熱体の外部に配置することができる。
本発明によれば、上記のように構成したので、CPUの暴走が発生しても十分な安全性を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態を示す。これは画像形成装置の例であり、その構造を図2に示す。
図2において、13は帯電器であり、感光ドラム12の表面を一様に帯電するものである。11は露光装置であり、レーザビームを感光ドラム12に対して走査するものである。このレーザビームの走査により感光ドラム12上に潜像が形成される。14はトナー現像器であり、感光ドラム12上の潜像を現像ローラ15によりトナーで現像しトナー像として可視像化するものである。16は給紙カセットであり、記録材Pを収納するためのものである。17は転写器であり、カセット16から給送された記録材Pに、感光ドラム12上のトナー像を転写するものである。
18は定着スリーブ、19は加圧ローラであり、記録材Pが定着スリーブ18と加圧ローラ19とのニップ域を通過する際に、記録材P上のトナー像を加熱、加圧して定着するものである。定着スリーブ18の表面温度が例えば240℃を超えた場合には、定着スリーブ18の熱的な劣化が加速され、寿命を短くしてしまう危険性がある。
21はサーモパイル式非接触温度センサであり、定着スリーブ18と加圧ローラ19とのニップ域からの赤外線エネルギーに応じた出力信号を発生するものである。1はCPUであり、サーモパイル式非接触温度センサ21からの出力信号を、サーモパイル式非接触温度センサ21自体の温度(基準温度)と放射率(黒体との比率)とにより補正し、温度に換算するものである。20はクリーニング装置であり、感光ドラム12上に残留したトナーをクリーニングブレード22により掻き落とし除去トナー溜めに集めるものである。
次に、画像形成動作を説明する。画像形成動作が開始すると、感光ドラム12、帯電器13、現像ローラ15、転写器17、加圧ローラ19の回転を開始する。定着スリーブ18は加圧ローラ19により従動回転する。続いて、定着スリーブ18の加熱を開始する。次に、所定の電圧が印加された帯電器により、感光ドラム12の表面が所定の電位に帯電される。露光装置11は画像データに基づいてON/OFF動作を行い、感光ドラム12上に潜像画像を形成する。続いて、所定の電圧が印加された現像ローラ15により、感光ドラム12上の露光装置11で露光された部分にのみトナーを付着させ、感光ドラム12上にトナー像を形成する。
一方、所定のタイミングで記録紙Pがカセット16より給紙される。そして、記録紙Pが感光ドラム12と転写器17との当接部に到達する所定のタイミングで転写器17に所定の電圧が印加され、感光ドラム12上のトナー像が記録紙Pに転写される。記録紙Pに転写されたトナー像は、所定の温度に加熱された定着スリーブ18と、所定の圧力で定着スリーブ18に接している加圧ローラ19との当接部において、熱と圧力により記録紙P上に定着される。感光ドラム12上に残留したトナーは、クリーニングブレード22で除去される。
図1において、18は図2と同一部分を示し、21、51、52、53、54、55、64は図10と同一部分を示す。25はハロゲンランプであり、輻射熱により定着スリーブ18を加熱するものであり、この一方の端子がリレー59を介して商用電源に接続してあり、この他方の端子がトライアック57及びリレー59を介して商用電源に接続してある。56は加熱制御回路であり、CPU1のI/Oポート2からの信号に基きトライアック57をON/OFF制御するものである。61はFETであり、ゲートが、抵抗63を介してCPU1のI/Oポート1に接続してあり、抵抗62を介してグランドに接続してあり、I/Oポート1の論理レベルがハイレベル(以下「H」という。)のとき、リレー58、59を同時にクローズし、その論理レベルがローレベル(以下「L」という。)のとき、リレー58、59を同時にオープンするものである。104はFETであり、ドレインがFET61のゲートに接続してあり、ソースがグランドに接続してある。101は比較器であり、非反転入力端子が、CPU1のA/Dポート1に接続してあり、反転入力端子が、抵抗105とツェナーダイオード106とのノードに接続してあり、出力端子が、分圧回路を構成する抵抗102、103のノードに接続するとともに、FET104のゲートに接続してある。
次に、図1の定着スリーブ18の温度制御について詳しく説明する。定着スリーブ18の加熱動作が開始されると、不図示のモータにより加圧ローラ19が回転し、定着スリーブ18も所定の速度で従動回転する。次に、CPU1はI/Oポート1をハイレベル(以下「H」という。)にし、FET61をONすることでリレー58、59を通電させる。続いて、I/Oポート2をHにして加熱制御回路56を動作させる。加熱制御回路56は所定のタイミングでトライアック57をON/OFF制御し、ハロゲンランプ25に商用電源から電力を供給し、ハロゲンランプの輻射熱により定着スリーブ18を加熱する。
定着スリーブ18から放出された赤外線は保護部材53を通過し、サーモパイル51の温接点上に形成された赤外線吸収体に吸収されて熱に変換される。すると、冷接点と温接点との間に温度差が生じ、サーモパイル51の両端に起電力が生じる。サーモパイル51の一方には電源64によりオフセット電圧(Voffset)が印加されているため、サーモパイル51の出力電圧は次の式2で表される。
出力電圧(V)=A×(TB−TS)+Voffset … 式2
ただし、Aは比例定数、TBは温接点の温度(K)、TSは冷接点の温度(K)である。
この出力電圧は微小電圧であるため、増幅回路54で電圧増幅させたのち、CPU1のA/Dポート1に入力する。
一方、サーモパイル51の冷接点の温度TSは、温度サーミスタ52と抵抗55との分圧値により検出される。図3は、抵抗55の抵抗値を150kΩとしたときの、冷接点の温度と温度サーミスタの検出電圧(VS)との関係を示した図である。温度サーミスタ52の抵抗値は温度の上昇とともに低下するため、検出電圧(VS)も温度の上昇とともに減少する。CPU1はA/Dポート2の入力された温度サーミスタの検出電圧(VS)よりサーモパイル51の冷接点の温度TSを検出する。
CPU1はA/Dポート1とA/Dポート2の入力電圧より、演算ないしは予め作成した変換テーブルによりサーモパイル51の温接点温度を検出する。そして、予め作成した温接点温度と定着スリーブ18の表面温度との関係式から、定着スリーブ18の表面温度を検出する。そして、CPU1はI/Oポート2をON/OFF制御することでハロゲンランプ25への電力供給を制御し、定着スリーブ18の表面温度を、例えば180℃に一定になるように制御する。
一方、定着スリーブ18の表面温度が例えば240℃を超えると、定着スリーブ18の熱的な劣化が加速され、寿命を短くしてしまう危険性がある。
次に、異常温度検出動作について説明する。比較器101の反転端子には、抵抗105とツェナーダイオード106により異常温度を検出する閾値電圧(1.8V)が入力される。一方、比較器101の非反転端子には、増幅回路54の出力電圧が入力される。
増幅回路54の出力電圧が閾値電圧(1.8V)以下の場合は、比較器101の出力がローレベル(以下「L」という。)となり、FET104、107は動作しない。一方、増幅回路54の出力電圧が閾値電圧(1.8V)を超えると、比較器101の出力がHとなり、抵抗102、103の分圧電圧によりFET104がONし、FET61をOFFさせる。FET61をOFFさせることでリレー58、59を非通電状態にさせ、ハロゲンランプ25への電力供給を遮断する。
また、FET107がONすることで比較器101の反転端子が0Vとなる。
増幅回路54の出力電圧は次の式3の関係となるため、比較器101の出力はHのまま保持され、ハロゲンランプ25への電力供給を遮断しつづける。
増幅回路54の出力電圧=Voffset×G > 0 … 式3
ただし、Gは増幅回路54の増幅率である。
さらに、CPU1はI/Oポート3の入力レベルの変化により定着装置の温度異常を検出し、例えば表示パネル等を通じて異常の発生をユーザに報知する。
図4は、Voffset =4.995mV、式2の比例定数A=8.97×10−15、G=331倍としたときの増幅回路54の出力電圧と定着スリーブ18の表面温度の関係を示した図である。
冷接点の温度によらず、正常動作時(定着スリーブ18の表面温度が180℃以下)は異常を検出しない。一方、定着スリーブ18の表面温度が210℃から232℃になると、増幅回路54の出力電圧が閾値電圧の1.8Vを超え、前述した異常温度検出動作が行われ、定着スリーブ18が熱的に劣化することを防止する。
このように定着装置の異常温度を検出することで、CPUの暴走が発生しても十分な安全性を確保することが可能となる。
<第2の実施の形態>
図5は本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、温接点の検出温度を冷接点の検出温度で補正した値で異常温度検出動作を行う点で、第1の実施の形態と異なる。なお、本実施の形態では、誘導加熱方式の定着装置の例を説明するが、第1の実施の形態に係る定着装置であっても同様の効果を奏する。
図5において、図1と同一部分は同一の符号を付してある。155は電磁誘導発熱層を有する定着スリーブである。156は磁性コア、158は励磁コイルである。159は磁性コア156及び励磁コイル158を固定する絶縁性のフォルダである。
157は高周波発生装置であり、励磁コイル158に接続されるとともに、リレー558、559を介して商用電源に接続されている。リレー558、559は、FET61により、I/Oポート1の論理レベルがHのとき、同時にクローズされ、その論理レベルがLのとき、同時にオープンされる。
151はボルテージフォロワーで、非反転端子に、温度サーミスタ52と抵抗55との分圧値、すなわち冷接点の検出電圧(VS)が入力されている。152はオペアンプであり、その出力が比較器101の非反転端子に結合され、オペアンプ152の反転端子には、オペアンプ152の出力が抵抗154を介してフィードバックされるとともに、ボルテージフォロワー151の出力が抵抗153を介して入力され、その非反転端子には、増幅回路54の出力電圧(VP)が入力される。
次に、定着スリーブ155の温度制御動作について説明する。定着スリーブ155の加熱動作が開始されると、不図示のモータにより加圧ローラ19が回転し、定着スリーブ155も所定の速度で従動回転する。次に、CPU1はI/Oポート1をHにし、FET61をONすることでリレー558、559を通電させる。続いて、デジタル/アナログポート(以下「D/Aポート」という。)1より所定の電圧を出力する。D/Aポート1の出力は高周波発生装置157に入力され、高周波発生装置157は入力電圧に応じた電力を励磁コイル158に供給し、励磁コイル158は交番磁束を発生する。そして、この交番磁束により発生した渦電流により、定着スリーブ155の電磁誘導発熱層が発熱する。
定着スリーブ155から放出された赤外線は保護部材53を通過し、サーモパイル51の温接点上に形成された赤外線吸収体に吸収されて熱に変換される。すると、冷接点と温接点との間に温度差が生じ、サーモパイル51の両端に起電力が生じる。サーモパイル51の一方には電源64によりオフセット電圧(Voffset)が印加されているため、サーモパイル51の出力電圧は、第1の実施の形態と同様に、式2で表される。この出力電圧は微小電圧であるため、増幅回路54で電圧増幅させた後、CPU1のA/Dポート1に入力する。
一方、温度TSを、第1の実施の形態の方法と同様の方法で検出する。CPU1はA/Dポート1とA/Dポート2の入力電圧より、演算ないしは予め作成した変換テーブルによりサーモパイル51の温接点温度を検出する。そして、予め作成した温接点温度と定着スリーブ155の表面温度との関係式から、定着スリーブ155の表面温度を検出する。
そして、CPU1はD/Aポート1の出力電圧を所定の電圧値に変化させることで高周波発生装置157から励磁コイル158に供給する電力を制御し、定着スリーブ155の表面温度を、例えば180℃に一定になるように制御する。
一方、定着スリーブ155の表面温度が例えば240℃を超えると、定着スリーブ155や励磁コイル158の熱的な劣化が加速され、寿命を短くする危険性がある。
次に、異常温度検出動作について説明する。温度サーミスタ52と抵抗55との分圧値、すなわち冷接点の検出電圧(VS)を、ボルテージフォロワー151に入力する。ボルテージフォロワーはこの検出電圧をインピーダンス変換して出力し、抵抗153を介してオペアンプ152の反転端子に入力する。一方、オペアンプ152の非反転端子には増幅回路54の出力電圧(VP)が入力される。そして、オペアンプ152は次の式4の電圧を出力し、比較器101の非反転端子に入力する。すなわち、温接点の検出温度を、冷接点の検出温度と温接点の検出温度との差で補正した値が、比較器101の非反転端子に入力される。
オペアンプ152の出力電圧(V)
=VP−(VS−VP)×R154/R153 … 式4
一方、比較器101の反転端子には、抵抗105とツェナーダイオード106により異常温度を検出する閾値電圧(1.8V)が入力される。
オペアンプ152の出力電圧が閾値電圧(1.8V)以下の場合は、比較器101の出力がLとなり、FET104、107は動作しない。
一方、オペアンプ152の出力電圧が閾値電圧(1.8V)を超えると、比較器101の出力がHとなり、抵抗102、103の分圧電圧によりFET104がONし、FET61をOFFさせる。FET61をOFFさせることでリレー558、559を非通電状態にさせ、高周波発生装置157への電力供給を遮断する。
また、FET107がONすることで比較器101の反転端子が0Vとなる。
オペアンプ152の出力電圧は次の式5の関係となるため、比較器101の出力はHのまま保持され、高周波発生装置157への電力供給を遮断しつづける。
オペアンプ152の出力電圧
=(Voffset×G)−(Voffset×G−VP)
×R154/R153 > 0 … 式5
ただし、Gは増幅回路54の増幅率である。
さらに、CPU1はI/Oポート3の入力レベルの変化により定着装置の温度異常を検出し、例えば表示パネル等を通じて異常の発生をユーザに報知する。
図6は、Voffset = 4.995mV、式2の比例定数A=8.97×10−15、G=331倍、R154/R153=1/100、抵抗55の抵抗値=150kΩとしたときのオペアンプ152の出力電圧と定着スリーブ155の表面温度の関係を示した図である。冷接点の温度によらず、正常動作時(定着スリーブ155の表面温度が180℃以下)は異常を検出しない。一方、定着スリーブ155の表面温度が217℃から223℃になるとオペアンプ152の出力電圧が閾値電圧の1.8Vを超え、前述した異常温度検出動作が行われ、定着スリーブ155や励磁コイル158が熱的に劣化することを防止する。
このように定着装置の異常温度を検出することで、CPUの暴走が発生しても十分な安全性を確保することが可能となる。
また、このように構成することにより、第1の実施の形態と比較して異常を検出する温度範囲を狭くすることが可能となり、正常動作時の誤動作と定着スリーブの熱的な劣化の発生に対しさらにマージンを確保することが可能となる。
本実施の形態では、温接点の検出温度を、冷接点の検出温度と温接点の検出温度との差で補正した値を用いて異常温度の検出を行ったが、冷接点の検出温度を用いた補正方法は上記方法に限定されるものではなく、例えば、温接点の検出温度を、冷接点の検出温度に所定の定数を掛けた値で補正してもかまわない。
<第3の実施の形態>
図7は本発明の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、異常温度を検出する閾値電圧を、冷接点の検出温度で補正した値で異常温度検出動作を行う点が、第1の実施の形態と異なる。本実施の形態では、セラミックヒータ方式の定着装置の例を説明するが、第1の実施の形態に係る定着装置であっても同様の効果を奏する。
図7において、図1と同一部分は同一の符号を付してある。208は定着スリーブ、207はセラミック素子に抵抗パターンを形成したセラミックヒータであり、この一方の端子がリレー59を介して商用電源に接続してあり、この他方の端子がトライアック57及びリレー59を介して商用電源に接続してある。
温度サーミスタ52は、一方の端子が3.3V電源に接続され、他方の端子が抵抗206を介してグランドに接続されている。
204は減算回路であり、マイナス端子には、サーミスタ52と抵抗206との分圧が、ボルテージフォロワー201と抵抗202、203の分圧回路とを介して入力され、プラス端子には、電源205の電圧が印加されている。701は比較器であり、その出力端子が、分圧回路を構成する抵抗102、103のノードに接続されるとともに、FET104のゲートに接続され、非反転入力端子が、CPU1のA/Dポート1に接続され、反転端子が抵抗209を介して減算回路204の出力端子に接続されている。210はFETであり、ONして比較器701の反転入力端子をグランド電圧(0V)にする。
次に、定着スリーブ208の温度制御動作について説明する。定着スリーブ208の加熱動作が開始されると、不図示のモータにより加圧ローラ19が回転し、定着スリーブ208も所定の速度で従動回転する。次に、CPU1はI/Oポート1をHにし、FET61をONすることでリレー58、59を通電させる。続いて、I/Oポート2をHにして加熱制御回路56を動作させる。加熱制御回路56は所定のタイミングでトライアック57をON/OFF制御し、セラミックヒータ207に商用電源から電力を供給する。セラミックヒータ207は商用電源からの電力供給により抵抗パターンが発熱し定着スリーブ208を加熱する。
定着スリーブ208から放出された赤外線は保護部材53を通過し、サーモパイル51の温接点上に形成された赤外線吸収体に吸収されて熱に変換される。すると、冷接点と温接点との間に温度差が生じ、サーモパイル51の両端に起電力が生じる。サーモパイル51の一方には電源64によりオフセット電圧(Voffset)が印加されているため、サーモパイル51の出力電圧は、第1の実施の形態と同様に、式2で表される。この出力電圧は微小電圧であるため、増幅回路54で電圧増幅させたのち、CPU1のA/Dポート1に入力する。
一方、サーモパイル51の冷接点の温度TSは、温度サーミスタ52と抵抗206との分圧値により検出される。図8は抵抗206を150kΩとしたときの、冷接点の温度と温度サーミスタの検出電圧(VS)との関係を示した図である。温度サーミスタ52の抵抗値は温度の上昇とともに低下するため、検出電圧(VS)は温度の上昇とともに増加する。CPU1はA/Dポート2の入力された温度サーミスタの検出電圧(VS)よりサーモパイル51の冷接点の温度TSを検出する。
CPU1はA/Dポート1とA/Dポート2の入力電圧より、演算ないしは予め作成した変換テーブルによりサーモパイル51の温接点温度を検出する。そして、予め作成した温接点温度と定着スリーブ208の表面温度との関係式から、定着スリーブ208の表面温度を検出する。そして、CPU1はI/Oポート2をON/OFF制御することでセラミックヒータ207への電力供給を制御し、定着スリーブ208の表面温度を、例えば180℃に一定になるように制御する。
一方、定着スリーブ208の表面温度が例えば240℃を超えると、定着スリーブ208やセラミックヒータ207の熱的な劣化が加速され、寿命を短くする危険性がある。
次に、異常温度検出動作について説明する。温度サーミスタ52と抵抗206との分圧値、すなわち冷接点の検出電圧(VS)をオペアンプ201に入力する。オペアンプ201は前記検出電圧をインピーダンス変換して出力し、抵抗202と抵抗203とにより分圧された電圧を減算回路204のマイナス端子に入力する。一方、減算回路204のプラス端子には電源205より閾値電圧(1.82V)が供給される。減算回路204はプラス端子に入力された閾値電圧(1.82V)から反転端子に入力された電圧を引いた電圧が抵抗209を介して比較器701の反転端子に出力する。すなわち、異常温度を検出する閾値電圧を冷接点の検出温度で補正した値が、比較器701の反転端子に入力される。
一方、比較器701のプラス端子には、増幅回路54の出力電圧が入力される。増幅回路54の出力電圧が減算回路204の出力電圧以下の場合は、比較器701の出力がLとなり、FET104、107は動作しない。
一方、増幅回路54の出力電圧が減算回路204の出力電圧を超えると、比較器701の出力がHとなり、抵抗102、103の分圧電圧によりFET104がONし、FET61をOFFさせる。FET61をOFFさせることでリレー58、59を非通電状態にさせ、セラミックヒータ207への電力供給を遮断する。また、FET210がONすることで比較器101の反転端子が0Vとなる。増幅回路54の出力電圧は、第1の実施の形態と同様に、式3で表され、必ず0V以上となるため、比較器701の出力はHのまま保持され、セラミックヒータ207への電力供給を遮断しつづける。
さらに、CPU1はI/Oポート3の入力レベルの変化により定着装置の温度異常を検出し、例えば表示パネル等を通じて異常の発生をユーザに報知する。
図9は、Voffset =4.995mV、式2の比例定数A=8.97×10−15、G=331倍、R206=150kΩ、R203/R202=1/100としたときの増幅回路54の出力電圧と定着スリーブ208の表面温度との関係を示した図である。あわせて、サーモパイル式非接触温度センサ21の冷接点の温度が0℃と80℃のときの異常温度検出閾値電圧(減算回路204の出力電圧)を示す。
冷接点の温度によらず、正常動作時(定着スリーブ208の表面温度が180℃以下)は異常を検出しない。一方、定着スリーブ208の表面温度が217℃(冷接点温度0℃)から225℃(冷接点温度80℃)になると増幅回路54の出力電圧が異常温度検出閾値電圧を超え、前述した異常温度検出動作が行われて、定着スリーブ208が熱的に劣化することを防止する。
このように定着装置の異常温度を検出することで、CPUの暴走が発生しても十分な安全性を確保することが可能となる。
このように構成することにより、第1の実施の形態と比較して異常を検出する温度範囲を狭くすることが可能となり、正常動作時の誤動作と定着スリーブの熱的な劣化の発生に対しさらにマージンを確保することが可能となる。
なお、第1ないし第3の実施の形態では、定着スリーブの表面温度をサーモパイル式非接触温度センサにより検出する構成で説明を行ったが、表面温度を検出する対象は、定着スリーブに限定されるものではなく、例えば、加圧ローラにも加熱手段を設け、加圧ローラの表面温度をサーモパイル式非接触温度センサにより検出する構成や、定着スリーブに外接した加熱ローラの表面温度をサーモパイル式非接触温度センサにより検出するようにしてもかまわない。
第1ないし第3の実施の形態では、加熱手段として、ハロゲンランプ、誘導加熱方式、セラミックヒータの例を説明したが、これらの例に限定されるものではなく、他の方式で加熱するようにしてもかまわない。
第1ないし第3の実施の形態では加熱手段を被加熱体の内部に配置する構成で説明を行ったが、加熱手段の配置は被加熱体の内部に限定されるものではなく、例えば、定着スリーブに外接する加熱ローラによる加熱構成や、定着スリーブの外部に配置した誘導加熱方式で加熱する加熱構成など、加熱手段が被加熱体の外部に存在するようにしてもかまわない。
第1ないし第3の実施の形態では、正常動作時の定着スリーブの表面温度を180℃、一方、定着スリーブの熱的な劣化が加速される温度を240℃として説明を行ったが、正常動作時の定着スリーブの表面温度や、定着スリーブの熱的な劣化が加速される温度は上記温度に限定されるものではなく、異常を検出する温度は装置の構成に応じて変更してもかまわない。
本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る画像形成装置の構造を示す断面図である。 第1の実施の形態において、温度サーミスタの検出電圧と温度との関係を示す図である。 第1の実施の形態において、定着スリーブの表面温度と異常検出温度との関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の形態を示すブロック図である。 第2の実施の形態において、定着スリーブの表面温度と異常検出温度との関係を示す図である。 本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。 第3の実施の形態において、温度サーミスタの検出電圧と温度の関係を示す図である。 本発明の第3の実施を示すブロック図である。 サーモパイル式非接触温度センサの温度検出回路を示す回路図である。
符号の説明
1 CPU
18、155、208 定着スリーブ
19 加圧ローラ
21 サーモパイル式非接触温度センサ
25 ハロゲンランプ
51 サーモパイル
52 温度サーミスタ
53 保護部材
54 電圧増幅回路
55、62、63、102、103、105、153、154、202,203、206、209 抵抗
56 加熱制御回路
57 トライアック
58、59 リレー
61、104、107、210 FET
64、205 電源
101 比較器
106 ツェナーダイオード
151、201 ボルテージフォロワー
152、201 オペアンプ
156 磁性コア
157 高周波発生装置
158 励磁コイル
159 フォルダ
204 減算回路
207 セラミックヒータ

Claims (13)

  1. 加熱手段と、
    前記加熱手段により加熱される被加熱体と、
    前記被加熱体から放出される赤外線量に基き温度を検出する非接触温度検出手段と、前記被接触温度検出手段の周囲温度を検出する周囲温度検出手段とを有し、前記非接触温度検出手段により検出された温度を、前記補正用温度検出手段により検出された周囲温度で補正して、前記被加熱体の表面温度を検出する被加熱体表面温度検出手段と
    を有する画像形成装置において、
    前記非接触温度検出手段の出力電圧が、所定の閾値電圧を超えたとき、前記加熱手段への電力供給を遮断する遮断手段
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 加熱手段と、
    前記加熱手段により加熱される被加熱体と、
    前記被加熱体から放出される赤外線量に基き被加熱体の温度を検出する非接触温度検出手段と、前記被接触温度検出手段の周囲温度を検出する周囲温度検出手段とを有し、前記非接触温度検出手段により検出された温度を、前記補正用温度検出手段により検出された周囲温度で補正して、前記被加熱体の表面温度を検出する被加熱体表面温度検出手段と
    を有する画像形成装置において、
    前記非接触温度検出手段の出力電圧を前記周囲温度検出手段の出力電圧を用いて補正した電圧値が、所定の閾値電圧を超えたとき、前記加熱手段への電力供給を遮断する遮断手段
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 加熱手段と、
    前記加熱手段により加熱される被加熱体と、
    前記被加熱体から放出される赤外線量に基き温度を検出する非接触温度検出手段と、前記被接触温度検出手段の周囲温度を検出する周囲温度検出手段とを有し、前記非接触温度検出手段により検出された温度を、前記補正用温度検出手段により検出された周囲温度で補正して、前記被加熱体の表面温度を検出する被加熱体表面温度検出手段と
    を有する画像形成装置において、
    前記非接触温度検出手段の出力電圧が、前記周囲温度検出手段の出力電圧を用いて補正した所定の閾値電圧を超えたとき、前記加熱手段への電力供給を遮断する遮断手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記被加熱体は、定着スリーブであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記被加熱体は、加圧ローラであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記被加熱体は、定着スリーブもしくは加圧ローラに外接する加熱スリーブであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記非接触温度検出手段は、2つの接点間の温度差に応じた電圧を出力するサーモパイル式非接触温度検出手段であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかにおいて、前記周囲温度検出手段は、温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタ方式の温度検出手段であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかにおいて、前記加熱手段は、ハロゲンヒータであることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし8のいずれかにおいて、前記加熱手段は、誘導加熱方式の加熱手段であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし8のいずれかにおいて、前記加熱手段は、セラミック素子に抵抗パターンを形成したセラミックヒータであること特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかにおいて、前記加熱手段は、前記被加熱体の内部に配置することを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1ないし11のいずれかにおいて、前記加熱手段は、前記被加熱体の外部に配置することを特徴とする画像形成装置。
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