JP2003014557A - 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
温度検出装置、定着装置及び画像形成装置Info
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- JP2003014557A JP2003014557A JP2001204504A JP2001204504A JP2003014557A JP 2003014557 A JP2003014557 A JP 2003014557A JP 2001204504 A JP2001204504 A JP 2001204504A JP 2001204504 A JP2001204504 A JP 2001204504A JP 2003014557 A JP2003014557 A JP 2003014557A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度検出用サーミスタ素子の検出温度値と温
度補償用サーミスタ素子の検出温度値とのあらゆる組み
合わせに亘って回転体の温度を高い信頼性をもって検出
することができる温度検出装置、定着装置及び画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 サーミスタ301の検出温度値がサーミ
スタ302の検出温度値よりも大きい場合に、加熱ロー
ラ41aの温度が所定温度以下であると判断するマイコ
ン206を備える。
度補償用サーミスタ素子の検出温度値とのあらゆる組み
合わせに亘って回転体の温度を高い信頼性をもって検出
することができる温度検出装置、定着装置及び画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 サーミスタ301の検出温度値がサーミ
スタ302の検出温度値よりも大きい場合に、加熱ロー
ラ41aの温度が所定温度以下であると判断するマイコ
ン206を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに圧接回転す
る一対の回転体の少なくとも一方の表面温度を検出する
温度検出装置、定着装置及び画像形成装置に関するもの
である。
る一対の回転体の少なくとも一方の表面温度を検出する
温度検出装置、定着装置及び画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成装置は、
通常、樹脂、磁性体、着色料等からなるトナーを静電的
に担持する記録材を、互いに圧接回転している一対の回
転体たる定着ローラ及び加圧ローラの圧接によって形成
されるニップ領域で狭持搬送しながら熱及び圧力を加え
ること等で、上記トナーを上記記録材に溶融定着せしめ
る定着装置を備えている。
通常、樹脂、磁性体、着色料等からなるトナーを静電的
に担持する記録材を、互いに圧接回転している一対の回
転体たる定着ローラ及び加圧ローラの圧接によって形成
されるニップ領域で狭持搬送しながら熱及び圧力を加え
ること等で、上記トナーを上記記録材に溶融定着せしめ
る定着装置を備えている。
【0003】かかる定着装置においては、定着ローラ又
は加圧ローラの表面温度を検出する温度検出装置が定着
ローラ又は加圧ローラに接触していると、定着枚数が増
えるにしたがって定着ローラ又は加圧ローラの表面に摺
擦傷が発生して画像品位が悪くなるという問題があり、
その対策として温度検出装置を定着ローラ又は加圧ロー
ラに対して非接触にする構成の非接触温度センサが有効
である。
は加圧ローラの表面温度を検出する温度検出装置が定着
ローラ又は加圧ローラに接触していると、定着枚数が増
えるにしたがって定着ローラ又は加圧ローラの表面に摺
擦傷が発生して画像品位が悪くなるという問題があり、
その対策として温度検出装置を定着ローラ又は加圧ロー
ラに対して非接触にする構成の非接触温度センサが有効
である。
【0004】この非接触温度センサとしては、例えば、
回転体である定着ローラ又は加圧ローラからの赤外線を
透過させる透過窓を有するケーシングと、該ケーシング
に内装され該透過窓を透過した赤外線を吸収させる赤外
線吸収部材と、該赤外線吸収部材に密着するように配設
した赤外線吸収部材の温度検出用サーミスタ素子と、上
記ケーシングの温度を検出する温度補償用サーミスタ素
子とを備え、温度検出用サーミスタ素子を含む回路から
の出力電圧と、温度補償用サーミスタ素子を含む回路か
らの出力電圧とを演算処理手段で処理し、その値をデー
タテーブルで温度に変換して回転体の温度を推定して検
出するものが提案されている。
回転体である定着ローラ又は加圧ローラからの赤外線を
透過させる透過窓を有するケーシングと、該ケーシング
に内装され該透過窓を透過した赤外線を吸収させる赤外
線吸収部材と、該赤外線吸収部材に密着するように配設
した赤外線吸収部材の温度検出用サーミスタ素子と、上
記ケーシングの温度を検出する温度補償用サーミスタ素
子とを備え、温度検出用サーミスタ素子を含む回路から
の出力電圧と、温度補償用サーミスタ素子を含む回路か
らの出力電圧とを演算処理手段で処理し、その値をデー
タテーブルで温度に変換して回転体の温度を推定して検
出するものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような非接触温度センサは、画像形成装置の電源
オフ後に定着ローラ又は加圧ローラがまだ室温に戻らな
い状態で再び画像形成装置を起動した場合等に、温度検
出用サーミスタ素子の出力値と温度補償用サーミスタ素
子の出力値とがデータテーブル以外の組み合わせになっ
てしまって、定着ローラの温度を正しく検出できないと
いった欠点があった。
来例のような非接触温度センサは、画像形成装置の電源
オフ後に定着ローラ又は加圧ローラがまだ室温に戻らな
い状態で再び画像形成装置を起動した場合等に、温度検
出用サーミスタ素子の出力値と温度補償用サーミスタ素
子の出力値とがデータテーブル以外の組み合わせになっ
てしまって、定着ローラの温度を正しく検出できないと
いった欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、温度検出用サーミスタ
素子の検出温度値と温度補償用サーミスタ素子の検出温
度値とのあらゆる組み合わせに亘って回転体の温度を高
い信頼性をもって検出することができる温度検出装置、
定着装置及び画像形成装置の提供を目的とする。
素子の検出温度値と温度補償用サーミスタ素子の検出温
度値とのあらゆる組み合わせに亘って回転体の温度を高
い信頼性をもって検出することができる温度検出装置、
定着装置及び画像形成装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、互いに圧接回転する一対の回転体の少なくとも一
方の表面温度を検出する温度検出装置であって、上記回
転体の表面に非接触で対向配設され上記回転体との対向
部に上記回転体からの赤外線を透過可能な透過窓を有す
るケーシングと、該ケーシングに内蔵され該透過窓を透
過した赤外線を吸収する赤外線吸収部材と、該赤外線吸
収部材に接触して配設され該赤外線吸収部材の温度を検
出するための温度検出用サーミスタ素子と、上記ケーシ
ングの温度を検出するための温度補償用サーミスタ素子
とを備え、上記温度検出用サーミスタ素子の検出温度値
と上記温度補償用サーミスタ素子の検出温度値との組み
合わせ対応して予め設定されたデータテーブルに基づき
回転体の表面温度を推定して検出するよう構成されてい
る温度検出装置において、温度補償用サーミスタ素子の
検出温度値が温度検出用サーミスタ素子の検出温度値よ
りも大きい場合に、回転体の温度が所定温度以下である
と判断する判断手段を備えているという第一の発明によ
って達成される。
的は、互いに圧接回転する一対の回転体の少なくとも一
方の表面温度を検出する温度検出装置であって、上記回
転体の表面に非接触で対向配設され上記回転体との対向
部に上記回転体からの赤外線を透過可能な透過窓を有す
るケーシングと、該ケーシングに内蔵され該透過窓を透
過した赤外線を吸収する赤外線吸収部材と、該赤外線吸
収部材に接触して配設され該赤外線吸収部材の温度を検
出するための温度検出用サーミスタ素子と、上記ケーシ
ングの温度を検出するための温度補償用サーミスタ素子
とを備え、上記温度検出用サーミスタ素子の検出温度値
と上記温度補償用サーミスタ素子の検出温度値との組み
合わせ対応して予め設定されたデータテーブルに基づき
回転体の表面温度を推定して検出するよう構成されてい
る温度検出装置において、温度補償用サーミスタ素子の
検出温度値が温度検出用サーミスタ素子の検出温度値よ
りも大きい場合に、回転体の温度が所定温度以下である
と判断する判断手段を備えているという第一の発明によ
って達成される。
【0008】又、本出願によれば、上記目的は、互いに
圧接回転する一対の回転体を備え、未定着像を担持する
記録材を上記回転体によって挟持搬送しながら加熱及び
加圧することにより、上記未定着像を上記記録材に定着
させる定着装置であって、第一の発明の温度検出装置を
備えるという第二の発明によっても達成される。
圧接回転する一対の回転体を備え、未定着像を担持する
記録材を上記回転体によって挟持搬送しながら加熱及び
加圧することにより、上記未定着像を上記記録材に定着
させる定着装置であって、第一の発明の温度検出装置を
備えるという第二の発明によっても達成される。
【0009】更に、本出願によれば、上記目的は、一連
の画像形成プロセスによって形成された画像を記録材に
記録する画像形成装置であって、第二の発明の定着装置
を備えるという第三の発明によっても達成される。
の画像形成プロセスによって形成された画像を記録材に
記録する画像形成装置であって、第二の発明の定着装置
を備えるという第三の発明によっても達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
て、添付図面に基づき説明する。
【0011】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
実施形態について説明する。
【0012】先ず、本発明の実施形態にかかる画像形成
装置の全体構成について説明する。
装置の全体構成について説明する。
【0013】図1は、本実施形態の画像形成装置を好適
に示す一例たる電子写真レーザビームプリンタ101
(以下、プリンタ101と略称する。)の概略構成を示
す模式的断面図である。
に示す一例たる電子写真レーザビームプリンタ101
(以下、プリンタ101と略称する。)の概略構成を示
す模式的断面図である。
【0014】プリンタ101は、プリンタ101の本体
の外部に設けられたホストコンピュータ等の画像情報提
供装置(図示せず)から提供された画像情報に応じた画
像をシート状の記録材Pに形成し記録するという一連の
画像形成プロセスを公知の電子写真方式に沿って行う形
態の画像形成装置である。
の外部に設けられたホストコンピュータ等の画像情報提
供装置(図示せず)から提供された画像情報に応じた画
像をシート状の記録材Pに形成し記録するという一連の
画像形成プロセスを公知の電子写真方式に沿って行う形
態の画像形成装置である。
【0015】プリンタ101は、図1に示すように、潜
像担持体たるドラム状の回転自在な感光体102と、現
像装置103と、画像情報提供装置からの画像情報に応
じた露光処理工程により感光体102の外周面に上記画
像情報に応じた静電潜像を形成するためのレーザスキャ
ナユニット105(以下、スキャナ105と略称す
る。)と、記録材Pに転写処理工程を施すためのロール
状の回転自在な転写体106と、転写処理済みの記録材
Pに加熱及び加圧により定着処理を施すようになってい
る定着装置107とを備えている。
像担持体たるドラム状の回転自在な感光体102と、現
像装置103と、画像情報提供装置からの画像情報に応
じた露光処理工程により感光体102の外周面に上記画
像情報に応じた静電潜像を形成するためのレーザスキャ
ナユニット105(以下、スキャナ105と略称す
る。)と、記録材Pに転写処理工程を施すためのロール
状の回転自在な転写体106と、転写処理済みの記録材
Pに加熱及び加圧により定着処理を施すようになってい
る定着装置107とを備えている。
【0016】次に、プリンタ101における一連の画像
形成プロセスに関して説明する。
形成プロセスに関して説明する。
【0017】先ず、プリンタ101への一連の画像形成
プロセスの開始指示のためにプリンタ101の本体に設
けられたスタートボタン等(図示せず)が押されるなど
により、感光体102が矢印K1方向に規定周速度にて
回転駆動を開始されると共に、規定バイアスが印加され
ている帯電ローラ108と感光体102とが互いに摺接
し合うことにより感光体102の外周面が規定電位分布
に帯電せしめられる。
プロセスの開始指示のためにプリンタ101の本体に設
けられたスタートボタン等(図示せず)が押されるなど
により、感光体102が矢印K1方向に規定周速度にて
回転駆動を開始されると共に、規定バイアスが印加され
ている帯電ローラ108と感光体102とが互いに摺接
し合うことにより感光体102の外周面が規定電位分布
に帯電せしめられる。
【0018】次に、画像情報提供装置からの画像情報に
応じて感光体102の外周面の帯電処理済みの部位がス
キャナ105により走査及び露光されることにより上記
画像情報に応じた静電潜像が上記部位に形成されたの
ち、現像装置103の現像剤により上記静電潜像が顕像
に可視像化され、所定枚数の記録材Pを収容可能である
と共にプリンタ101の本体にて取り外し自在に支持さ
れたカセット111から回転自在な給紙ローラ112等
により感光体102と転写体106との間に形成された
空間へと所定のタイミング等にて搬送されてきた記録材
Pに転写体106により上記顕像が転写される。
応じて感光体102の外周面の帯電処理済みの部位がス
キャナ105により走査及び露光されることにより上記
画像情報に応じた静電潜像が上記部位に形成されたの
ち、現像装置103の現像剤により上記静電潜像が顕像
に可視像化され、所定枚数の記録材Pを収容可能である
と共にプリンタ101の本体にて取り外し自在に支持さ
れたカセット111から回転自在な給紙ローラ112等
により感光体102と転写体106との間に形成された
空間へと所定のタイミング等にて搬送されてきた記録材
Pに転写体106により上記顕像が転写される。
【0019】そして、転写処理済みの記録材Pは、定着
装置107により定着処理が施されたのちプリンタ10
1の本体にて回転自在に支持された排紙ローラ113に
より機外へと排紙され上記本体の一側面に取り付けられ
たトレイ114上に積層されることにより、一連の画像
形成プロセスが終了することとなる。
装置107により定着処理が施されたのちプリンタ10
1の本体にて回転自在に支持された排紙ローラ113に
より機外へと排紙され上記本体の一側面に取り付けられ
たトレイ114上に積層されることにより、一連の画像
形成プロセスが終了することとなる。
【0020】図2は、本発明の特徴を最もよく表す、本
発明による定着装置107の概略構成を示す模式的断面
図である。
発明による定着装置107の概略構成を示す模式的断面
図である。
【0021】定着装置107は、図2に示すように、互
いに圧接回転する一対の回転体たる加熱ローラ41a及
び加圧ローラ41bと、加熱ヒータ203と、メインサ
ーミスタ204と、サブサーミスタ205と、判断手段
たるマイコン206と、保護回路207とを備えてい
る。
いに圧接回転する一対の回転体たる加熱ローラ41a及
び加圧ローラ41bと、加熱ヒータ203と、メインサ
ーミスタ204と、サブサーミスタ205と、判断手段
たるマイコン206と、保護回路207とを備えてい
る。
【0022】加熱ヒータ203は、加熱ローラ41aを
加熱するようになっている。
加熱するようになっている。
【0023】メインサーミスタ204は、加熱ローラ4
1aの通紙部分の温度を計測するための非接触型のサー
ミスタである。
1aの通紙部分の温度を計測するための非接触型のサー
ミスタである。
【0024】サブサーミスタ205は、加熱ローラ41
aの非通紙部分の温度を計測するための接触型のサーミ
スタである。又、サブサーミスタ205は、メインサー
ミスタ204が温度検出異常を起こした時に、加熱ロー
ラ41aが異常昇温することを防止するためのエラー検
知を行うようになっている。
aの非通紙部分の温度を計測するための接触型のサーミ
スタである。又、サブサーミスタ205は、メインサー
ミスタ204が温度検出異常を起こした時に、加熱ロー
ラ41aが異常昇温することを防止するためのエラー検
知を行うようになっている。
【0025】マイコン206は、メインサーミスタ20
4によって検出された温度を元に、加熱ローラ41aを
所定の設定温度に保つように加熱ヒータ203の点灯状
態を制御するようになっている。
4によって検出された温度を元に、加熱ローラ41aを
所定の設定温度に保つように加熱ヒータ203の点灯状
態を制御するようになっている。
【0026】保護回路207は、サブサーミスタ205
の出力が設定値以上になると加熱ヒータ203を強制消
灯させるようになっている。このとき、リレー208を
オフすることにより、万一マイコン206の制御が暴走
した時でも加熱ローラ41aの異常昇温を防止すること
ができる。
の出力が設定値以上になると加熱ヒータ203を強制消
灯させるようになっている。このとき、リレー208を
オフすることにより、万一マイコン206の制御が暴走
した時でも加熱ローラ41aの異常昇温を防止すること
ができる。
【0027】又、マイコン206も同様にメインサーミ
スタ204の検出する温度を監視しており、メインサー
ミスタ204の出力値から演算した検出温度が設定値を
超えるとリレー208をオフし、制御プログラムがエラ
ー処理を実行する。
スタ204の検出する温度を監視しており、メインサー
ミスタ204の出力値から演算した検出温度が設定値を
超えるとリレー208をオフし、制御プログラムがエラ
ー処理を実行する。
【0028】図3は、非接触型のメインサーミスタ20
4の内部構造を表す図である。
4の内部構造を表す図である。
【0029】メインサーミスタ204は、図3に示すよ
うに、温度検出用サーミスタ素子たるサーミスタ301
と、温度補償用サーミスタ素子たるサーミスタ302
と、赤外線吸収部材たる赤外線フィルム303と、ケー
シングたるケース304とを有している。
うに、温度検出用サーミスタ素子たるサーミスタ301
と、温度補償用サーミスタ素子たるサーミスタ302
と、赤外線吸収部材たる赤外線フィルム303と、ケー
シングたるケース304とを有している。
【0030】加熱ヒータ203が加熱ローラ41aを加
熱することにより発する赤外線を赤外線フィルム303
は吸収し、サーミスタ301を暖める。同時に、サーミ
スタ301はケース304の温度による影響も受けてい
る。
熱することにより発する赤外線を赤外線フィルム303
は吸収し、サーミスタ301を暖める。同時に、サーミ
スタ301はケース304の温度による影響も受けてい
る。
【0031】一方、サーミスタ302は加熱ローラ41
aが発する赤外線の影響を受けないケース304内の領
域に配置され、ケース304の温度による影響のみの出
力を行う。本実施形態で用いたサーミスタ301,30
2は、高温になると出力値が小さくなる特性のものであ
る。これら二つのサーミスタ301,302の出力を元
に加熱ローラ41aの赤外線出力値のみを求めることに
より、加熱ローラ41aの温度を演算することができ
る。
aが発する赤外線の影響を受けないケース304内の領
域に配置され、ケース304の温度による影響のみの出
力を行う。本実施形態で用いたサーミスタ301,30
2は、高温になると出力値が小さくなる特性のものであ
る。これら二つのサーミスタ301,302の出力を元
に加熱ローラ41aの赤外線出力値のみを求めることに
より、加熱ローラ41aの温度を演算することができ
る。
【0032】回路305,306は、それぞれサーミス
タ301,302の出力をそれぞれ0〜5Vの範囲に増
幅し、回路307は二つのサーミスタ301,302の
出力の差分を得、出力を0〜5Vの範囲に増幅する。こ
のようにして得られたサーミスタ301,302の差分
出力値、サーミスタ302の出力値(補償出力値)は、
マイコン206のAD変換入力端子308,309にそ
れぞれ入力されることにより、ソフトウエア内部で加熱
ローラ41aの温度へと演算することができる。
タ301,302の出力をそれぞれ0〜5Vの範囲に増
幅し、回路307は二つのサーミスタ301,302の
出力の差分を得、出力を0〜5Vの範囲に増幅する。こ
のようにして得られたサーミスタ301,302の差分
出力値、サーミスタ302の出力値(補償出力値)は、
マイコン206のAD変換入力端子308,309にそ
れぞれ入力されることにより、ソフトウエア内部で加熱
ローラ41aの温度へと演算することができる。
【0033】図4は、マイコン206の内部構成を示
す。
す。
【0034】マイコン206は、図4に示すように、C
PU401と、ROM402と、RAM403と、AD
変換器404,405,406と、インターフェース4
08とを有している。
PU401と、ROM402と、RAM403と、AD
変換器404,405,406と、インターフェース4
08とを有している。
【0035】AD変換器404,405,406は、そ
れぞれ、入力端子308からのアナログ入力、入力端子
309からのアナログ入力、端子407よりサブサーミ
スタ205の出力値を8ビットのディジタルデータに変
換する機能をもつ。
れぞれ、入力端子308からのアナログ入力、入力端子
309からのアナログ入力、端子407よりサブサーミ
スタ205の出力値を8ビットのディジタルデータに変
換する機能をもつ。
【0036】CPU401は、AD変換器404,40
5にAD変換スタート命令を発行することにより、AD
変換が行われ、AD変換器404,405内部のレジス
ターに格納されたディジタルデータを読み込むことによ
り、任意のタイミングで両端子の入力値を得ることがで
きる。
5にAD変換スタート命令を発行することにより、AD
変換が行われ、AD変換器404,405内部のレジス
ターに格納されたディジタルデータを読み込むことによ
り、任意のタイミングで両端子の入力値を得ることがで
きる。
【0037】インターフェース408は、CPU401
が他のCPUと通信する時のためのインタフェースであ
る。
が他のCPUと通信する時のためのインタフェースであ
る。
【0038】図5は、ROM402及びRAM403の
アドレスマップを示す。
アドレスマップを示す。
【0039】ROM402は、図5に示すように、プロ
グラムが格納されるエリア501と、メインサーミスタ
204の差分出力値と補償出力値のパラメータから加熱
ローラ41aの温度を求めるための変換テーブルが格納
されるエリア502と、サブサーミスタ205の出力値
を温度に変換する変換テーブルや加熱ローラ41aの温
度制御パラメータ等が格納されているデータエリア50
3とから構成される。
グラムが格納されるエリア501と、メインサーミスタ
204の差分出力値と補償出力値のパラメータから加熱
ローラ41aの温度を求めるための変換テーブルが格納
されるエリア502と、サブサーミスタ205の出力値
を温度に変換する変換テーブルや加熱ローラ41aの温
度制御パラメータ等が格納されているデータエリア50
3とから構成される。
【0040】RAM403は、図5に示すように、プロ
グラムスタック504、プログラム変数格納領域50
5、プログラムにより演算された値等を記憶するデータ
領域506より構成される。
グラムスタック504、プログラム変数格納領域50
5、プログラムにより演算された値等を記憶するデータ
領域506より構成される。
【0041】図6に、加熱ローラ41aの温度制御ルー
チンについて述べる。
チンについて述べる。
【0042】先ず、端子308(差分出力値)、端子3
09(補償出力値)、端子407(サブサーミスタ出力
値)からの入力値がAD変換され読み込まれる(60
2)。
09(補償出力値)、端子407(サブサーミスタ出力
値)からの入力値がAD変換され読み込まれる(60
2)。
【0043】次に、エリア502に格納された温度変換
テーブルに従って、上記2つの入力値からメインサーミ
スタ204の温度を演算する(603)。同様に、サブ
サーミスタ205の温度をエリア503内のサブサーミ
スタ温度変換テーブルより求める(604)。
テーブルに従って、上記2つの入力値からメインサーミ
スタ204の温度を演算する(603)。同様に、サブ
サーミスタ205の温度をエリア503内のサブサーミ
スタ温度変換テーブルより求める(604)。
【0044】次に、メインサーミスタ204の温度がエ
リア503内部に格納されたメインサーミスタ上限温度
TL1を超えているかどうかを判断し(605)、超え
ているならばリレー208をオフし、エラー状態へと遷
移する(608、609)。
リア503内部に格納されたメインサーミスタ上限温度
TL1を超えているかどうかを判断し(605)、超え
ているならばリレー208をオフし、エラー状態へと遷
移する(608、609)。
【0045】メインサーミスタ204の検出温度がTL
1を超えていない時、同様にしてサブサーミスタ205
の検出温度が上限温度TL2を超えているかどうか判断
する(606)。超えているときは、同様にエラー状態
に遷移する。メインサーミスタ204、サブサーミスタ
205共に上限温度を超えていない時、加熱ローラ41
aの目標温度TT1をエリア503より読み込む(60
7)。
1を超えていない時、同様にしてサブサーミスタ205
の検出温度が上限温度TL2を超えているかどうか判断
する(606)。超えているときは、同様にエラー状態
に遷移する。メインサーミスタ204、サブサーミスタ
205共に上限温度を超えていない時、加熱ローラ41
aの目標温度TT1をエリア503より読み込む(60
7)。
【0046】目標温度TT1は、通紙中やウォームアッ
プ中等、本定着装置を装着した画像形成装置の状態によ
って異なる。メインサーミスタ204の温度が目標温度
TT1を超えていなければ加熱ヒータ203を点灯し
(611)、目標温度TT1を超えているならば加熱ヒ
ータ203を消灯する(612)。本サブルーチンは、
タイマー処理によって、一定時間毎にコールされること
により、加熱ヒータ41aの温度を目標温度に保つよう
に制御することが可能になる。
プ中等、本定着装置を装着した画像形成装置の状態によ
って異なる。メインサーミスタ204の温度が目標温度
TT1を超えていなければ加熱ヒータ203を点灯し
(611)、目標温度TT1を超えているならば加熱ヒ
ータ203を消灯する(612)。本サブルーチンは、
タイマー処理によって、一定時間毎にコールされること
により、加熱ヒータ41aの温度を目標温度に保つよう
に制御することが可能になる。
【0047】図7に、エリア502に格納されているメ
インサーミスタ温度変換テーブルを示す。
インサーミスタ温度変換テーブルを示す。
【0048】このテーブル内のパラメータは、図3に示
すサーミスタ301,302の出力特性からあらかじめ
演算されている、2次元の配列であり、補償出力AD値
と差分出力AD値の2つのパラメータから温度変換テー
ブル上の温度パラメータを求めることができる。
すサーミスタ301,302の出力特性からあらかじめ
演算されている、2次元の配列であり、補償出力AD値
と差分出力AD値の2つのパラメータから温度変換テー
ブル上の温度パラメータを求めることができる。
【0049】又、図3に示すサーミスタ301,302
の構成上、図7の表の列方向の上から下にかけて、差分
出力AD値の増加に対して検出される温度も常に増加す
るという特性をもつ。
の構成上、図7の表の列方向の上から下にかけて、差分
出力AD値の増加に対して検出される温度も常に増加す
るという特性をもつ。
【0050】図8に画像形成装置起動からスタンバイ状
態を60分継続後画像形成装置オフしたときのサーミス
タ301,302の出力と加熱ローラ41aの温度をモ
ニターした結果を示す。尚、この結果は定着ユニットを
制御するマイコン206を外部電源により駆動したもの
である。
態を60分継続後画像形成装置オフしたときのサーミス
タ301,302の出力と加熱ローラ41aの温度をモ
ニターした結果を示す。尚、この結果は定着ユニットを
制御するマイコン206を外部電源により駆動したもの
である。
【0051】画像形成装置オン時は常にサーミスタ30
2の出力値はサーミスタ301の出力値よりも大きいの
で、二つのサーミスタ出力の差分を増幅するための回路
307は問題なく作動する。
2の出力値はサーミスタ301の出力値よりも大きいの
で、二つのサーミスタ出力の差分を増幅するための回路
307は問題なく作動する。
【0052】しかし、図8に示したように画像形成装置
オフ後しばらくたって、サーミスタ302の出力値がサ
ーミスタ301の出力値よりも小さくなってしまうこと
がある。このとき画像形成装置を再起動すると、二つの
サーミスタ出力の差分が負の値になってしまい加熱ロー
ラ41aの温度を検出できないといった問題が生じる。
オフ後しばらくたって、サーミスタ302の出力値がサ
ーミスタ301の出力値よりも小さくなってしまうこと
がある。このとき画像形成装置を再起動すると、二つの
サーミスタ出力の差分が負の値になってしまい加熱ロー
ラ41aの温度を検出できないといった問題が生じる。
【0053】そこで、本実施形態では、サーミスタ30
2の出力値がサーミスタ301の出力値よりも小さくな
ってしまう時には、自動的に加熱ローラ41aの温度は
低温であると判断し、加熱源への入力を行うものとす
る。
2の出力値がサーミスタ301の出力値よりも小さくな
ってしまう時には、自動的に加熱ローラ41aの温度は
低温であると判断し、加熱源への入力を行うものとす
る。
【0054】このように、本実施形態では、温度補償用
サーミスタ素子の出力値が温度検出用サーミスタ素子の
出力値よりも小さくなってしまう時には、自動的に加熱
ローラの温度は低温であると判断し、加熱源への入力を
行うものとすることで、温度検出用サーミスタ素子と温
度補償用サーミスタ素子の出力値のあらゆる組み合わせ
に亘って加熱ローラの温度制御を可能にすることができ
る。
サーミスタ素子の出力値が温度検出用サーミスタ素子の
出力値よりも小さくなってしまう時には、自動的に加熱
ローラの温度は低温であると判断し、加熱源への入力を
行うものとすることで、温度検出用サーミスタ素子と温
度補償用サーミスタ素子の出力値のあらゆる組み合わせ
に亘って加熱ローラの温度制御を可能にすることができ
る。
【0055】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成についてはその説明を省略する。
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成についてはその説明を省略する。
【0056】本実施形態においては、第一の実施形態に
おけるサーミスタ302の出力値がサーミスタ301の
出力値よりも小さくなってしまう時に、二つのサーミス
タ出力の差分を0にするものである。該差分を0にする
ことで、図7に示したデータテーブルによって加熱ロー
ラ41aの温度が低温であると判断することが可能にな
る。
おけるサーミスタ302の出力値がサーミスタ301の
出力値よりも小さくなってしまう時に、二つのサーミス
タ出力の差分を0にするものである。該差分を0にする
ことで、図7に示したデータテーブルによって加熱ロー
ラ41aの温度が低温であると判断することが可能にな
る。
【0057】このように、本実施形態では、温度補償用
サーミスタ素子の出力値が温度検出用サーミスタ素子の
出力値よりも小さくなってしまう時には、二つのサーミ
スタ出力の差分を0にすることで加熱ローラの温度は低
温であると判断し、加熱源への入力を行うものとする。
よって、温度検出用サーミスタと温度補償用サーミスタ
の出力値のあらゆる組み合わせに渡って加熱ローラの温
度を制御することができる。
サーミスタ素子の出力値が温度検出用サーミスタ素子の
出力値よりも小さくなってしまう時には、二つのサーミ
スタ出力の差分を0にすることで加熱ローラの温度は低
温であると判断し、加熱源への入力を行うものとする。
よって、温度検出用サーミスタと温度補償用サーミスタ
の出力値のあらゆる組み合わせに渡って加熱ローラの温
度を制御することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、判断手段が、温度補償用サーミスタ
素子の検出温度値が温度検出用サーミスタ素子の検出温
度値よりも大きい場合に、回転体の温度が所定温度以下
であると判断するようになっているので、温度検出用サ
ーミスタ素子の検出温度値と温度補償用サーミスタ素子
の検出温度値とのあらゆる組み合わせに亘って回転体の
温度を高い信頼性をもって検出することができる。
一の発明によれば、判断手段が、温度補償用サーミスタ
素子の検出温度値が温度検出用サーミスタ素子の検出温
度値よりも大きい場合に、回転体の温度が所定温度以下
であると判断するようになっているので、温度検出用サ
ーミスタ素子の検出温度値と温度補償用サーミスタ素子
の検出温度値とのあらゆる組み合わせに亘って回転体の
温度を高い信頼性をもって検出することができる。
【0059】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
判断手段が、温度補償用サーミスタ素子の検出温度値が
温度検出用サーミスタ素子の検出温度値よりも大きい場
合に、回転体の温度が所定温度以下であると判断するよ
うになっているので、温度検出用サーミスタ素子の検出
温度値と温度補償用サーミスタ素子の検出温度値とのあ
らゆる組み合わせに亘って回転体の温度を高い信頼性を
もって検出することができる。
判断手段が、温度補償用サーミスタ素子の検出温度値が
温度検出用サーミスタ素子の検出温度値よりも大きい場
合に、回転体の温度が所定温度以下であると判断するよ
うになっているので、温度検出用サーミスタ素子の検出
温度値と温度補償用サーミスタ素子の検出温度値とのあ
らゆる組み合わせに亘って回転体の温度を高い信頼性を
もって検出することができる。
【0060】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、判断手段が、温度補償用サーミスタ素子の検出温度
値が温度検出用サーミスタ素子の検出温度値よりも大き
い場合に、回転体の温度が所定温度以下であると判断す
るようになっているので、温度検出用サーミスタ素子の
検出温度値と温度補償用サーミスタ素子の検出温度値と
のあらゆる組み合わせに亘って回転体の温度を高い信頼
性をもって検出することができる。
ば、判断手段が、温度補償用サーミスタ素子の検出温度
値が温度検出用サーミスタ素子の検出温度値よりも大き
い場合に、回転体の温度が所定温度以下であると判断す
るようになっているので、温度検出用サーミスタ素子の
検出温度値と温度補償用サーミスタ素子の検出温度値と
のあらゆる組み合わせに亘って回転体の温度を高い信頼
性をもって検出することができる。
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す断面図である。
の概略構成を示す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す図である。
略構成を示す図である。
【図3】本発明の第一の実施形態における温度検出装置
の概略構成を示す図である。
の概略構成を示す図である。
【図4】本発明の第一の実施形態における判断手段の概
略構成を示すブロック図である。
略構成を示すブロック図である。
【図5】図4の判断手段内に設けられたRAM及びRO
Mを説明するための図である。
Mを説明するための図である。
【図6】本発明の第一の実施形態における回転体の温度
制御を説明するためのフローチャートである。
制御を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第一の実施形態における温度検出用サ
ーミスタ素子の検出温度値と温度補償用サーミスタ素子
の検出温度値との組み合わせに基づき回転体の表面温度
を推定するためのデータデーブルを説明するための図で
ある。
ーミスタ素子の検出温度値と温度補償用サーミスタ素子
の検出温度値との組み合わせに基づき回転体の表面温度
を推定するためのデータデーブルを説明するための図で
ある。
【図8】本発明の第一の実施形態における画像形成装置
起動からスタンバイ状態を60分継続した後画像形成装
置をオフしたときの温度検出用サーミスタ素子及び温度
補償用サーミスタ素子の出力と回転体の温度との関係を
示す図である。
起動からスタンバイ状態を60分継続した後画像形成装
置をオフしたときの温度検出用サーミスタ素子及び温度
補償用サーミスタ素子の出力と回転体の温度との関係を
示す図である。
【符号の説明】
41a 加熱ローラ(回転体)
41b 加圧ローラ(回転体)
101 電子写真レーザビームプリンタ(画像形成装
置) 107 定着装置 206 マイコン(判断手段) 301 サーミスタ(温度検出用サーミスタ素子) 302 サーミスタ(温度補償用サーミスタ素子) 303 赤外線フィルム(赤外線吸収フィルム) 304 ケース(ケーシング) P 記録材
置) 107 定着装置 206 マイコン(判断手段) 301 サーミスタ(温度検出用サーミスタ素子) 302 サーミスタ(温度補償用サーミスタ素子) 303 赤外線フィルム(赤外線吸収フィルム) 304 ケース(ケーシング) P 記録材
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに圧接回転する一対の回転体の少な
くとも一方の表面温度を検出する温度検出装置であっ
て、上記回転体の表面に非接触で対向配設され上記回転
体との対向部に上記回転体からの赤外線を透過可能な透
過窓を有するケーシングと、該ケーシングに内蔵され該
透過窓を透過した赤外線を吸収する赤外線吸収部材と、
該赤外線吸収部材に接触して配設され該赤外線吸収部材
の温度を検出するための温度検出用サーミスタ素子と、
上記ケーシングの温度を検出するための温度補償用サー
ミスタ素子とを備え、上記温度検出用サーミスタ素子の
検出温度値と上記温度補償用サーミスタ素子の検出温度
値との組み合わせ対応して予め設定されたデータテーブ
ルに基づき回転体の表面温度を推定して検出するよう構
成されている温度検出装置において、温度補償用サーミ
スタ素子の検出温度値が温度検出用サーミスタ素子の検
出温度値よりも大きい場合に、回転体の温度が所定温度
以下であると判断する判断手段を備えていることを特徴
とする温度検出装置。 - 【請求項2】 互いに圧接回転する一対の回転体を備
え、未定着像を担持する記録材を上記回転体によって挟
持搬送しながら加熱及び加圧することにより、上記未定
着像を上記記録材に定着させる定着装置であって、請求
項1に記載の温度検出装置を備えることを特徴とする定
着装置。 - 【請求項3】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
れた画像を記録材に記録する画像形成装置であって、請
求項2に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204504A JP2003014557A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204504A JP2003014557A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003014557A true JP2003014557A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19040958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001204504A Withdrawn JP2003014557A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003014557A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006126368A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2015158666A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-09-03 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
CN113670478B (zh) * | 2021-07-09 | 2024-04-30 | 广州市倍尔康医疗器械有限公司 | 基于测温仪的温度数据的修正方法、系统、装置及介质 |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001204504A patent/JP2003014557A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006126368A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2015158666A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-09-03 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
CN113670478B (zh) * | 2021-07-09 | 2024-04-30 | 广州市倍尔康医疗器械有限公司 | 基于测温仪的温度数据的修正方法、系统、装置及介质 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050218 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |