JP2002311752A - 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

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JP2002311752A
JP2002311752A JP2001120878A JP2001120878A JP2002311752A JP 2002311752 A JP2002311752 A JP 2002311752A JP 2001120878 A JP2001120878 A JP 2001120878A JP 2001120878 A JP2001120878 A JP 2001120878A JP 2002311752 A JP2002311752 A JP 2002311752A
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Yasuhiro Hayashi
康弘 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検出体の表面温度を非接触で精度よく検知
でき、ウェイトアップタイムの短縮化を図ることができ
る定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 温度制御手段Xは、温度補償用サーミス
タ素子Th2によって検出された温度に対応して被検出
体の目標温度が設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着像を担持す
る記録材を互いに圧接する定着体及び加圧体によって挟
持搬送しながら加熱及び加圧することにより上記未定着
像を上記記録材に定着させる定着装置及びこの定着装置
を備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用する画像形成装置
は、通常転写材と静電的に転写材に担持された樹脂、磁
性体、着色料等からなるトナーとを、互いに圧接回転し
ている定着体たる定着ローラと加圧体たる加圧ローラの
圧接部(ニップ部)で狭持搬送しながら熱と圧力を加え
ること等で、溶融定着せしめる定着装置を有している。
【0003】このような定着装置としては、定着ローラ
及び加圧ローラの少なくとも一方のローラを被検出体と
してその表面温度を検出する温度検出手段を備えてい
る。
【0004】この温度検出手段が上記ローラに接触して
いると、定着枚数が増えるにしたがって上記ローラの表
面に摺擦傷が発生して画像品位が悪くなるという問題が
あるため、その対策として温度検出手段を上記ローラに
対して非接触にする構成が提案されている。
【0005】上記構成の温度検出手段としては、被検出
体の表面に非接触で対向配設されその対向部に該被検出
体からの赤外線を透過可能な透過窓を有するケーシング
と、該ケーシングに内蔵され該透過窓を透過した赤外線
を吸収する赤外線吸収部材と、該赤外線吸収部材に接触
して配設され該赤外線吸収部材の温度を検出するための
温度検出用サーミスタ素子と、上記ケーシングの温度を
検出するための温度補償用サーミスタ素子とを備え、上
記温度検出用サーミスタ素子によって検出された温度と
上記温度補償用サーミスタ素子によって検出された温度
とに対応して被検出体の表面温度を検出するよう構成さ
れた温度検出手段が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように被検出体に対して非接触である温度検出手
段は、画像形成装置起動時等の被検出体の温度が室温か
ら所定の目標温度まで急激に変化する場合に、図5に示
すように温度補償用サーミスタ素子による温度検出がそ
の昇温に追従できずに被検出体の温度を誤検知してしま
うといった欠点があった。これにより、被検出体の目標
温度到達までの時間、つまりウェイトアップタイムが延
びてしまうことがあった。
【0007】そこで、本発明は、被検出体の表面温度を
非接触で精度よく検知でき、ウェイトアップタイムの短
縮化を図ることができる定着装置及びこの定着装置を備
える画像形成装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、互いに圧接回転する定着体又は加圧体を備え、未
定着像を担持する記録材を上記定着体及び上記加圧体に
よって挟持搬送しながら加熱及び加圧することにより、
上記未定着像を上記記録材に定着させる定着装置であっ
て、上記定着体及び上記加圧体の少なくとも一方を被検
出体として該被検出体の表面温度を検出する温度検出手
段と、該温度検出手段によって検出された温度に基づき
上記被検出体の温度を所定の目標温度に維持するよう制
御する制御手段とを備え、上記温度検出手段が、上記被
検出体の表面に非接触で対向配設されその対向部に該被
検出体からの赤外線を透過可能な透過窓を有するケーシ
ングと、該ケーシングに内蔵され該透過窓を透過した赤
外線を吸収する赤外線吸収部材と、該赤外線吸収部材に
接触して配設され該赤外線吸収部材の温度を検出するた
めの温度検出用サーミスタ素子と、上記ケーシングの温
度を検出するための温度補償用サーミスタ素子とを備
え、上記温度検出用サーミスタ素子によって検出された
温度と上記温度補償用サーミスタ素子によって検出され
た温度とに対応して被検出体の表面温度を検出するよう
構成されている定着装置において、制御手段は、温度補
償用サーミスタ素子によって検出された温度に対応して
被検出体の目標温度が設定されているという第一の発明
によって達成される。
【0009】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、制御手段は、温度補償用サーミスタ素子
によって検知された温度が設定温度以上である際に第一
目標温度が設定され、上記温度補償用サーミスタ素子に
よって検知された温度が上記設定温度以下である際に第
一目標温度より高い第二目標温度が設定されているとい
う第二の発明によって達成される。
【0010】更に、本出願によれば、上記目的は、第二
の発明において、設定温度は被検出体の定着可能な温度
より低く設定され、第一目標温度は被検出体の定着可能
な温度に設定されているという第三の発明によっても達
成される。
【0011】又、本出願によれば、上記目的は、一連の
画像形成プロセスによって形成された画像を記録材に記
録する画像形成装置であって、第一の発明乃至第三の発
明のいずれかの定着装置を備えるという第四の発明によ
っても達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき本説明する。
【0013】先ず、本発明の実施形態にかかる画像形成
装置の全体構成について説明する。
【0014】図1は、本実施形態の画像形成装置を好適
に示す一例たる電子写真レーザビームプリンタ101
(以下、プリンタ101と略称する。)の概略構成を示
す模式的断面図である。
【0015】プリンタ101は、プリンタ101の本体
の外部に設けられたホストコンピュータ等の画像情報提
供装置(図示せず)から提供された画像情報に応じた画
像をシート状の記録材Pに形成し記録するという一連の
画像形成プロセスを公知の電子写真方式に沿って行う形
態の画像形成装置である。
【0016】プリンタ101は、図1に示すように、潜
像担持体たるドラム状の回転自在な感光体102と、現
像装置103と、画像情報提供装置からの画像情報に応
じた露光処理工程により感光体102の外周面に上記画
像情報に応じた静電潜像を形成するためのレーザスキャ
ナユニット105(以下、スキャナ105と略称す
る。)と、記録材Pに転写処理工程を施すためのロール
状の回転自在な転写体106と、転写処理済みの記録材
Pに加熱及び加圧により定着処理を施すようになってい
る定着装置107とを備えている。
【0017】次に、プリンタ101における一連の画像
形成プロセスに関して説明する。
【0018】先ず、プリンタ101への一連の画像形成
プロセスの開始指示のためにプリンタ101の本体に設
けられたスタートボタン等(図示せず)が押されるなど
により、感光体102が矢印K1方向に規定周速度にて
回転駆動を開始されると共に、規定バイアスが印加され
ている帯電ローラ108と感光体102とが互いに摺接
し合うことにより感光体102の外周面が規定電位分布
に帯電せしめられる。
【0019】次に、画像情報提供装置からの画像情報に
応じて感光体102の外周面の帯電処理済みの部位がス
キャナ105により走査及び露光されることにより上記
画像情報に応じた静電潜像が上記部位に形成されたの
ち、現像装置103の現像剤により上記静電潜像が顕像
に可視像化され、所定枚数の記録材Pを収容可能である
と共にプリンタ101の本体にて取り外し自在に支持さ
れたカセット111から回転自在な給紙ローラ112等
により感光体102と転写体106との間に形成された
空間へと所定のタイミング等にて搬送されてきた記録材
Pに転写体106により上記顕像が転写される。
【0020】そして、転写処理済みの記録材Pは、定着
装置107により定着処理が施されたのちプリンタ10
1の本体にて回転自在に支持された排紙ローラ113に
より機外へと排紙され上記本体の一側面に取り付けられ
たトレイ114上に積層されることにより、一連の画像
形成プロセスが終了することとなる。
【0021】図2は、本発明の特徴を最もよく表す、本
発明による定着装置107の概略構成を示す模式的断面
図である。
【0022】かかる定着装置107は、図2に示すよう
に、定着体たる定着ローラR1と、加圧体たる加圧ロー
ラR2と、発熱体を有する加熱源Hと、定着ローラR1
に非接触で対向配設される温度検出装置としての温度検
出手段たる非接触温度センサSと、制御手段たる温度制
御手段Xとを備えている。
【0023】定着ローラR1は、直径40mmのアルミ
ニウム芯金1上に厚さ2.0mmのシリコンゴムによる
耐熱弾性被覆層2を設け、更に離形層として厚さ50μ
mのPFAチューブを被覆して構成されている。
【0024】加圧ローラR2は、直径26mmの鉄芯金
2上に厚さ3.0mmのシリコンゴムによる耐熱弾性被
覆層4を設け、更に離形層として厚さ50μmのPFA
チューブを被覆して構成されている。
【0025】定着ローラR1の内部には加熱源Hが設け
られている。定着ローラR1の外側において、定着ロー
ラR1の温度を検出するための非接触温度センサSが、
定着ローラR1に非接触の状態で設けられている。
【0026】加圧ローラR2は、加圧手段(図示せず)
により定着ローラR1に向けて加圧されニップ部を形成
しており、ニップ部における圧接圧(定着圧)が40K
gfに設定されている。
【0027】運転時において、定着ローラR1及び加圧
ローラR2のこれらのローラは記録材Pの搬送速度と同
じ117mm/secの周速度で回転する。
【0028】これらの構成において好適な加熱処理が行
えるように、本実施形態では定着ローラR1の表面温度
が180℃になるように、非接触温度センサSからの信
号に基づいて温度制御手段Xが加熱源Hの発熱量を制御
している。
【0029】こうして、記録材Pがニップ部に導入され
て所定の定着圧で定着ローラR1と密着し、定着ローラ
R1から熱が付与されて加熱処理される。
【0030】本実施形態で用いられるトナーTは、重合
方法により生成された、ワックスを内包するトナーであ
り、ニップ部で加熱されるとワックスがしみだし、定着
ローラR1との分離性が良くなっている。そのため、本
実施形態の定着装置では、定着ローラ表面へのオイル塗
布機構を設けなくても、定着ローラR1とトナーTとの
分離性を十分確保でき、オフセットのない定着画像を得
ることができる。
【0031】図3に非接触温度センサSの断面詳細図を
示す。
【0032】非接触温度センサSは、図3に示すよう
に、赤外線を透過させる透過窓Wを有するアルミニウム
製のケーシングCと、ケーシングC内に配設され透過窓
Wを透過した赤外線を吸収する赤外線吸収部材Fと、こ
の赤外線吸収部材Fに密着するように配設され赤外線吸
収部材Fの温度を検知する温度検出用サーミスタ素子T
h1と、ケーシングCの温度を検出する温度補償用サー
ミスタ素子Th2とを備えている。
【0033】本実施形態では、温度検出用サーミスタ素
子Th1と温度補償用サーミスタ素子Th2のそれぞれ
を含む回路X1,X2からの出力電圧を温度制御手段X
で演算処理して定着ローラR1の表面温度が検出され
る。
【0034】図5は、従来における、画像形成装置起動
時(定着装置の加熱源による加熱立ち上げ時)の定着ロ
ーラR1の温度と、非接触温度センサSの温度検出用サ
ーミスタ素子Th1を含む回路X1からの出力電圧と、
温度補償用サーミスタ素子Th2を含む回路X2からの
出力電圧との関係を示す図である。ここで、図5に基づ
き従来における定着装置の動作について説明する。
【0035】従来にあっては、画像形成装置起動と同時
に定着ローラR1の加熱を開始する。そして、温度検出
用サーミスタ素子Th1は比較的良く定着ローラR1の
表面温度に追従して昇温するが、温度補償用サーミスタ
素子Th2は雰囲気温度によってケーシングCが暖めら
れてから昇温するので追従が悪い。そのため、画像形成
装置起動2分後に定着ローラR1の表面温度が140℃
であるのに、温度検出用サーミスタ素子Th1を含む回
路X1からの出力電圧と温度補償用サーミスタ素子Th
2を含む回路X2からの出力電圧とを演算処理しデータ
テーブルで温度に変換すると、目標温度の180℃と誤
判断してしまう。その後、徐々に雰囲気によってケーシ
ングCが昇温し、4分30秒経った時に定着ローラR1
を180℃で温調できるようになる。
【0036】図4は、本実施形態における、画像形成装
置起動時(定着装置107の加熱源Hによる加熱立ち上
げ時)の定着ローラR1の温度と、非接触温度センサS
の温度検出用サーミスタ素子Th1を含む回路X1から
の出力電圧と、温度補償用サーミスタ素子Th2を含む
回路X2からの出力電圧との関係を示す図である。ここ
で、図4に基づき本実施形態の定着装置107の動作に
ついて説明する。
【0037】本実施形態にあっては、上記従来例と同様
に画像形成装置起動と同時に定着ローラR1の加熱を開
始する。そして、温度検出用サーミスタ素子Th1は比
較的良く定着ローラR1の表面温度に追従して昇温する
が、温度補償用サーミスタ素子Th2は雰囲気温度によ
ってケーシングCが暖められてから昇温するので追従が
悪い。
【0038】そこで、温度制御手段Xは、温度補償用サ
ーミスタ素子Th2によって検知された温度が設定温度
以上である際に第一目標温度である180℃が設定さ
れ、温度補償用サーミスタ素子Th2によって検知され
た温度が上記設定温度以下である際に第一目標温度より
高い第二目標温度である200℃が設定される。つま
り、本実施形態では、温度補償用サーミスタ素子Th2
を含む回路X2からの電圧出力が2V以下の時には、定
着ローラR1の目標温度を200℃に補正し、温度補償
用サーミスタ素子Th2を含む回路X2からの電圧出力
が2V以上の時には、通常の定着可能な目標温度である
180℃に設定する。その結果、定着ローラR1を目標
温度である180℃で正確に温調可能になり、更に目標
温度の180℃に定着ローラR1が達するのに3分30
秒と従来例の4分30秒より1分短縮できた。
【0039】尚、本実施形態では目標温度を200℃と
180℃の二通りを使用したが、更に多くの目標温度を
適宜設定しても良い。
【0040】よって、本実施形態によれば、温度補償用
サーミスタ素子を含む回路からの出力電圧に応じて、被
検出体である定着ローラの目標温度を変更することによ
り、定着ローラ温度を精度良く検出し、定着装置のウェ
イトアップタイムを短縮することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、制御手段が、温度補償用サーミスタ
素子によって検出された温度に対応して被検出体の目標
温度を設定するようになっているので、被検出体の表面
温度を非接触で精度よく検知でき、ウェイトアップタイ
ムの短縮化を図ることができる。
【0042】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
制御手段が、温度補償用サーミスタ素子によって検知さ
れた温度が設定温度以上である際に第一目標温度に設定
し、上記温度補償用サーミスタ素子によって検知された
温度が上記設定温度以下である際に第一目標温度より高
い第二目標温度に設定するようになっているので、被検
出体の表面温度を非接触で精度よく検知でき、ウェイト
アップタイムの短縮化を図ることができる。
【0043】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、制御手段が、温度補償用サーミスタ素子によって検
知された温度が被検出体の定着可能な温度より低い設定
温度以上である際に被検出体の定着可能な温度である第
一目標温度に設定し、上記温度補償用サーミスタ素子に
よって検知された温度が上記設定温度以下である際に第
一目標温度より高い第二目標温度に設定するようになっ
ているので、被検出体の表面温度を非接触で精度よく検
知でき、ウェイトアップタイムの短縮化を図ることがで
きる。
【0044】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
制御手段が、温度補償用サーミスタ素子によって検出さ
れた温度に対応して被検出体の目標温度を設定するよう
になっているので、被検出体の表面温度を非接触で精度
よく検知でき、ウェイトアップタイムの短縮化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる画像形成装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図3】図2の定着装置に備えられた温度検出手段の概
略構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態における定着装置の立ち上げ
の際の、定着体の温度と、温度検出用サーミスタ素子を
含む回路からの出力電圧と、温度補償用サーミスタ素子
を含む回路からの出力電圧との関係を示す図である。
【図5】従来における定着装置の立ち上げの際の、定着
体の温度と、温度検出用サーミスタ素子を含む回路から
の出力電圧と、温度補償用サーミスタ素子を含む回路か
らの出力電圧との関係を示す図である。
【符号の説明】
107 定着装置 C ケーシング F 赤外線吸収部材 P 記録材 R1 定着ローラ(定着体) R2 加圧ローラ(加圧体) S 非接触温度センサ(温度検出手段) Th1 温度検出用サーミスタ素子 Th2 温度補償用サーミスタ素子 W 透過窓 X 温度制御手段(制御手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA18 AA30 BA11 BA30 BA31 BB03 BB05 BB06 BB14 BB29 BB30 BB33 BB34 CA07 CA14 CA27 CA32 3K058 AA42 AA73 BA18 CA22 CA61 CA70 DA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接回転する定着体又は加圧体を
    備え、未定着像を担持する記録材を上記定着体及び上記
    加圧体によって挟持搬送しながら加熱及び加圧すること
    により、上記未定着像を上記記録材に定着させる定着装
    置であって、上記定着体及び上記加圧体の少なくとも一
    方を被検出体として該被検出体の表面温度を検出する温
    度検出手段と、該温度検出手段によって検出された温度
    に基づき上記被検出体の温度を所定の目標温度に維持す
    るよう制御する制御手段とを備え、上記温度検出手段
    が、上記被検出体の表面に非接触で対向配設されその対
    向部に該被検出体からの赤外線を透過可能な透過窓を有
    するケーシングと、該ケーシングに内蔵され該透過窓を
    透過した赤外線を吸収する赤外線吸収部材と、該赤外線
    吸収部材に接触して配設され該赤外線吸収部材の温度を
    検出するための温度検出用サーミスタ素子と、上記ケー
    シングの温度を検出するための温度補償用サーミスタ素
    子とを備え、上記温度検出用サーミスタ素子によって検
    出された温度と上記温度補償用サーミスタ素子によって
    検出された温度とに対応して被検出体の表面温度を検出
    するよう構成されている定着装置において、制御手段
    は、温度補償用サーミスタ素子によって検出された温度
    に対応して被検出体の目標温度が設定されていることを
    特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、温度補償用サーミスタ素子
    によって検知された温度が設定温度以上である際に第一
    目標温度が設定され、上記温度補償用サーミスタ素子に
    よって検知された温度が上記設定温度以下である際に第
    一目標温度より高い第二目標温度が設定されていること
    とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 設定温度は被検出体の定着可能な温度よ
    り低く設定され、第一目標温度は被検出体の定着可能な
    温度に設定されていることとする請求項2に記載の定着
    装置。
  4. 【請求項4】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録材に記録する画像形成装置であって、請
    求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の定着装置を
    備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2001120878A 2001-04-19 2001-04-19 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 Withdrawn JP2002311752A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271785A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Kyocera Mita Corp 定着装置、画像形成装置
US11294312B2 (en) 2020-03-03 2022-04-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus to accurately determine temperature of heating member

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