JPH11272119A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH11272119A JPH11272119A JP10090928A JP9092898A JPH11272119A JP H11272119 A JPH11272119 A JP H11272119A JP 10090928 A JP10090928 A JP 10090928A JP 9092898 A JP9092898 A JP 9092898A JP H11272119 A JPH11272119 A JP H11272119A
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- JP
- Japan
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- temperature
- temperature sensor
- contact
- fixing roller
- detecting
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- Radiation Pyrometers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非接触温度センサの検知温度を補正して正確
な温度を得ることができる定着装置を提供する。 【解決手段】 定着ローラ１１の表面温度を検知する非
接触温度センサ１は、検知素子２とシリコーンフィルタ
３を備え、さらにシリコーンフィルタ３の汚れを検知す
るための発光素子４と受光素子５とを備えている。温度
制御部１３は、非接触温度センサ１の汚れによる温度誤
差を、トータルプリント枚数により補正する。
な温度を得ることができる定着装置を提供する。 【解決手段】 定着ローラ１１の表面温度を検知する非
接触温度センサ１は、検知素子２とシリコーンフィルタ
３を備え、さらにシリコーンフィルタ３の汚れを検知す
るための発光素子４と受光素子５とを備えている。温度
制御部１３は、非接触温度センサ１の汚れによる温度誤
差を、トータルプリント枚数により補正する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
などの電子写真装置に用いられる定着装置に関し、特
に、内部にヒータを有する定着ローラ（加熱ローラ）と
加圧ローラ間に用紙を通過させる加熱定着方式の定着装
置における非接触温度センサの検知温度誤差補償技術に
関する。
などの電子写真装置に用いられる定着装置に関し、特
に、内部にヒータを有する定着ローラ（加熱ローラ）と
加圧ローラ間に用紙を通過させる加熱定着方式の定着装
置における非接触温度センサの検知温度誤差補償技術に
関する。
【０００２】
【従来の技術】電子写真装置においては、未定着トナー
像を用紙に定着するための定着装置として、定着ローラ
を用いる加熱定着方式の定着装置が主流となっている。
この定着装置は、内部にヒータを有する定着ローラと、
この定着ローラに圧接する加圧ローラとを備え、両ロー
ラ間のニップに、定着ローラに未定着トナー像載置面が
対面するようにして用紙を挟持させ、用紙がニップを通
過する過程で未定着トナー像を用紙上に溶融定着させる
ものである。
像を用紙に定着するための定着装置として、定着ローラ
を用いる加熱定着方式の定着装置が主流となっている。
この定着装置は、内部にヒータを有する定着ローラと、
この定着ローラに圧接する加圧ローラとを備え、両ロー
ラ間のニップに、定着ローラに未定着トナー像載置面が
対面するようにして用紙を挟持させ、用紙がニップを通
過する過程で未定着トナー像を用紙上に溶融定着させる
ものである。
【０００３】両ローラ間のニップを用紙が通過する過程
で、確実に未定着トナー像を定着するためには定着ロー
ラ表面の温度管理が重要なものとなる。すなわち、常に
定着ローラ表面を所定の温度に維持しなければならな
い。そのため従来より、定着ローラ表面の温度を検知す
る温度センサが設置されている。従来は接触型サーミス
タなどのように、定着ローラ表面にセンサを接触させて
温度を検知する方式が一般的であった。
で、確実に未定着トナー像を定着するためには定着ロー
ラ表面の温度管理が重要なものとなる。すなわち、常に
定着ローラ表面を所定の温度に維持しなければならな
い。そのため従来より、定着ローラ表面の温度を検知す
る温度センサが設置されている。従来は接触型サーミス
タなどのように、定着ローラ表面にセンサを接触させて
温度を検知する方式が一般的であった。
【０００４】しかしこの方式の場合、定着ローラ上のオ
フセットトナーがセンサの接触部分で堰き止められて固
まりとなり、用紙上に落下して用紙を汚したり、センサ
との接触により定着ローラ表面が摩耗するなどの欠点が
あるため、最近では非接触型の温度センサが採用されて
いる。例えば、特開平６−１１８８３７号公報には、定
着装置の上側に位置するフレームに赤外線温度検知セン
サを取り付け、この赤外線温度検知センサと定着ローラ
間のカバーのカバー孔にはレンズを取り付けた構成が示
されている。
フセットトナーがセンサの接触部分で堰き止められて固
まりとなり、用紙上に落下して用紙を汚したり、センサ
との接触により定着ローラ表面が摩耗するなどの欠点が
あるため、最近では非接触型の温度センサが採用されて
いる。例えば、特開平６−１１８８３７号公報には、定
着装置の上側に位置するフレームに赤外線温度検知セン
サを取り付け、この赤外線温度検知センサと定着ローラ
間のカバーのカバー孔にはレンズを取り付けた構成が示
されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、定着
ローラと非接触温度センサの間にレンズを設けることで
両者を仕切っているが、汚れに対しては余り考慮されて
いない。すなわち、定着ユニット内のトナーや紙粉はレ
ンズを汚すし、記録装置内のトナーや紙粉は非接触温度
センサやレンズの反対面を汚す。これらの汚れに対す
る、温度補正は特に考慮されていない。非接触温度セン
サを清掃してやるのも一つの方法であるが、メンテが必
要、あるいは機構が複雑になるなどの不具合がある。
ローラと非接触温度センサの間にレンズを設けることで
両者を仕切っているが、汚れに対しては余り考慮されて
いない。すなわち、定着ユニット内のトナーや紙粉はレ
ンズを汚すし、記録装置内のトナーや紙粉は非接触温度
センサやレンズの反対面を汚す。これらの汚れに対す
る、温度補正は特に考慮されていない。非接触温度セン
サを清掃してやるのも一つの方法であるが、メンテが必
要、あるいは機構が複雑になるなどの不具合がある。
【０００６】本発明は従来技術の欠点を解決し、非接触
温度センサの検知温度を補正して正確な温度を得ること
ができる定着装置を提供することを目的とする。
温度センサの検知温度を補正して正確な温度を得ること
ができる定着装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、内部にヒータを有する定着
ローラの近傍に配置され、定着ローラの周囲温度を非接
触状態で検知する非接触温度センサを備えた定着装置に
おいて、非接触温度センサの汚れによる温度誤差を、ト
ータルプリント枚数により補正する温度制御部を備えた
ことを特徴とするものである。
に、請求項１記載の発明は、内部にヒータを有する定着
ローラの近傍に配置され、定着ローラの周囲温度を非接
触状態で検知する非接触温度センサを備えた定着装置に
おいて、非接触温度センサの汚れによる温度誤差を、ト
ータルプリント枚数により補正する温度制御部を備えた
ことを特徴とするものである。
【０００８】また上記目的を達成するために、請求項２
記載の発明は、内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、非接
触温度センサの汚れによる温度誤差を、トータルプリン
ト時間により補正する温度制御部を備えたことを特徴と
するものである。
記載の発明は、内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、非接
触温度センサの汚れによる温度誤差を、トータルプリン
ト時間により補正する温度制御部を備えたことを特徴と
するものである。
【０００９】また上記目的を達成するために、請求項３
記載の発明は、内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、非接
触温度センサの汚れによる温度誤差を、装置の通電時間
により補正する温度制御部を備えたことを特徴とするも
のである。
記載の発明は、内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、非接
触温度センサの汚れによる温度誤差を、装置の通電時間
により補正する温度制御部を備えたことを特徴とするも
のである。
【００１０】また上記目的を達成するために、請求項４
記載の発明は、内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、非接
触温度センサの汚れによる温度誤差を、非接触温度セン
サの近傍に設けたフィルタ部材の汚れを検知することに
より補正する温度制御部を備えたことを特徴とするもの
である。
記載の発明は、内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、非接
触温度センサの汚れによる温度誤差を、非接触温度セン
サの近傍に設けたフィルタ部材の汚れを検知することに
より補正する温度制御部を備えたことを特徴とするもの
である。
【００１１】請求項１記載の発明では、温度制御部にお
いて、非接触温度センサからの検知温度に、トータルプ
リント枚数に応じた補正値を加えてやることで温度誤差
を補正する。
いて、非接触温度センサからの検知温度に、トータルプ
リント枚数に応じた補正値を加えてやることで温度誤差
を補正する。
【００１２】請求項２記載の発明では、温度制御部にお
いて、非接触温度センサからの検知温度に、トータルプ
リント時間に応じた補正値を加えてやることで温度誤差
を補正する。
いて、非接触温度センサからの検知温度に、トータルプ
リント時間に応じた補正値を加えてやることで温度誤差
を補正する。
【００１３】請求項３記載の発明では、温度制御部にお
いて、非接触温度センサからの検知温度に、装置の通電
時間に応じた補正値を加えてやることで温度誤差を補正
する。
いて、非接触温度センサからの検知温度に、装置の通電
時間に応じた補正値を加えてやることで温度誤差を補正
する。
【００１４】請求項４記載の発明では、温度制御部にお
いて、非接触温度センサからの検知温度に、非接触温度
センサの近傍に設置したシリコーンフィルタの汚れに応
じた補正値を加えてやることで温度誤差を補正する。
いて、非接触温度センサからの検知温度に、非接触温度
センサの近傍に設置したシリコーンフィルタの汚れに応
じた補正値を加えてやることで温度誤差を補正する。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実施の形
態を示す定着装置の制御ブロック図、図２は被測定体
（定着ローラ）温度と非接触温度センサの検出値との関
係を示す図、図３は被測定体温度とプリント枚数（ある
いはプリント時間）との関係を示す特性図、図４は非接
触温度センサの構成図である。
図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実施の形
態を示す定着装置の制御ブロック図、図２は被測定体
（定着ローラ）温度と非接触温度センサの検出値との関
係を示す図、図３は被測定体温度とプリント枚数（ある
いはプリント時間）との関係を示す特性図、図４は非接
触温度センサの構成図である。
【００１６】図４に示すように、非接触温度センサ１
は、サーミスタ、熱電対などからなる検知素子２と、こ
の近傍に検知素子２に対面するように設けられたシリコ
ーンフィルタ３とを有する。検知素子２は、シリコーン
フィルタ３を介して定着ローラ１１（図１参照）と対面
する。
は、サーミスタ、熱電対などからなる検知素子２と、こ
の近傍に検知素子２に対面するように設けられたシリコ
ーンフィルタ３とを有する。検知素子２は、シリコーン
フィルタ３を介して定着ローラ１１（図１参照）と対面
する。
【００１７】ここで、非接触温度センサ１のシリコーン
フィルタ３が、トナー、紙粉、その他により汚れると、
検知素子２に入射する赤外線量が減少する。よって、非
接触温度センサ１による定着ローラ温度の検出値は、定
着ローラ１１の現実の温度に相当する値よりも低い値に
なる。例えば、図２において、シリコーンフィルタ３に
汚れが無いときの検出値がＶ２の場合、汚れにより検出
値がＶ１に低下してしまう。すなわち、実際には定着ロ
ーラ１１の表面温度がＴ２であるにも係わらず、Ｔ１に
下がったように、非接触温度センサ１は定着ローラ１１
の温度を誤検知してしまうことになる。
フィルタ３が、トナー、紙粉、その他により汚れると、
検知素子２に入射する赤外線量が減少する。よって、非
接触温度センサ１による定着ローラ温度の検出値は、定
着ローラ１１の現実の温度に相当する値よりも低い値に
なる。例えば、図２において、シリコーンフィルタ３に
汚れが無いときの検出値がＶ２の場合、汚れにより検出
値がＶ１に低下してしまう。すなわち、実際には定着ロ
ーラ１１の表面温度がＴ２であるにも係わらず、Ｔ１に
下がったように、非接触温度センサ１は定着ローラ１１
の温度を誤検知してしまうことになる。
【００１８】従って、定着ローラ１１の設定温度をＴｓ
にし、汚れに対して温度補正をしないと、プリント枚数
あるいは時間により汚れが増していき、定着ローラ１１
の温度は上昇していってしまう（図３参照）。そこで汚
れに対する温度補正をする必要がある。
にし、汚れに対して温度補正をしないと、プリント枚数
あるいは時間により汚れが増していき、定着ローラ１１
の温度は上昇していってしまう（図３参照）。そこで汚
れに対する温度補正をする必要がある。
【００１９】図１に示すように、ヒータ１２を内蔵する
定着ローラ１１の下方に非接触温度センサ１が設けてあ
る。非接触温度センサ１は、検知素子２、シリコーンフ
ィルタ３の他に、シリコーンフィルタ３を挟んでその両
側に発光素子４と受光素子５とを設けている。なお、検
知素子２は、図４にも示す通り、実際にはシリコーンフ
ィルタ３の下方に設けてあるが、図のレイアウト上、便
宜的に側方に示してある。
定着ローラ１１の下方に非接触温度センサ１が設けてあ
る。非接触温度センサ１は、検知素子２、シリコーンフ
ィルタ３の他に、シリコーンフィルタ３を挟んでその両
側に発光素子４と受光素子５とを設けている。なお、検
知素子２は、図４にも示す通り、実際にはシリコーンフ
ィルタ３の下方に設けてあるが、図のレイアウト上、便
宜的に側方に示してある。
【００２０】温度制御部１３があり、温度制御部１３か
らの指令により、ソリッドリレー１４を介してヒータ１
２がオン、オフ制御、あるいはデューティ制御される。
非接触温度センサ１で検知した定着ローラ１１の温度
は、検知素子２から検知電圧という形で出力され、この
検知電圧が第１の増幅器１５で増幅され、さらに、第１
のＡ／Ｄ変換器１６でデジタル値に変換されて、温度制
御部１３に取り込まれるようになっている。
らの指令により、ソリッドリレー１４を介してヒータ１
２がオン、オフ制御、あるいはデューティ制御される。
非接触温度センサ１で検知した定着ローラ１１の温度
は、検知素子２から検知電圧という形で出力され、この
検知電圧が第１の増幅器１５で増幅され、さらに、第１
のＡ／Ｄ変換器１６でデジタル値に変換されて、温度制
御部１３に取り込まれるようになっている。
【００２１】一方、シリコーンフィルタ３の汚れは、受
光素子５が受光する発光素子４からの透過光量から検知
することができる。シリコーンフィルタ３の汚れは受光
素子５から検知電圧という形で出力され、この検知電圧
が、第２の増幅器１７で増幅され、さらに第２のＡ／Ｄ
変換器１８でデジタル値に変換されて、温度制御部１３
に取り込まれるようになっている。また、第２のＡ／Ｄ
変換器１８の出力及びプリント枚数データ、プリント時
間データ、装置への通電時間データ等を、選択的に温度
制御部１３に取り込むための論理ゲート１９が設けてあ
る。
光素子５が受光する発光素子４からの透過光量から検知
することができる。シリコーンフィルタ３の汚れは受光
素子５から検知電圧という形で出力され、この検知電圧
が、第２の増幅器１７で増幅され、さらに第２のＡ／Ｄ
変換器１８でデジタル値に変換されて、温度制御部１３
に取り込まれるようになっている。また、第２のＡ／Ｄ
変換器１８の出力及びプリント枚数データ、プリント時
間データ、装置への通電時間データ等を、選択的に温度
制御部１３に取り込むための論理ゲート１９が設けてあ
る。
【００２２】次に具体的な温度補正制御について説明す
る。まず、第１の実施の形態では、非接触温度センサ１
からの検出温度に、トータルプリント枚数に応じた補正
値を加えてやる。具体的には、非接触温度センサ１から
の検知電圧を増幅した後、第１のＡ／Ｄコンバータ１６
でデジタル値に変換した値に、トータルプリント枚数に
係数を掛けた後にデジタル値にした補正値を加えること
により行う。これらの補正演算、制御は、温度制御部１
３で行う（以下の実施形態においても同様）。
る。まず、第１の実施の形態では、非接触温度センサ１
からの検出温度に、トータルプリント枚数に応じた補正
値を加えてやる。具体的には、非接触温度センサ１から
の検知電圧を増幅した後、第１のＡ／Ｄコンバータ１６
でデジタル値に変換した値に、トータルプリント枚数に
係数を掛けた後にデジタル値にした補正値を加えること
により行う。これらの補正演算、制御は、温度制御部１
３で行う（以下の実施形態においても同様）。
【００２３】次に第２の実施の形態では、非接触温度セ
ンサ１からの検出温度に時間（プリント時間、装置への
通電時間）に応じた補正値を加えてやる。具体的には、
非接触温度センサ１からの検知電圧を増幅した後、第１
のＡ／Ｄコンバータ１６でデジタル値に変換した値に、
トータルプリント時間あるいは装置への通電時間に係数
を掛けた後にデジタル値にした補正値を加えることによ
り行う。
ンサ１からの検出温度に時間（プリント時間、装置への
通電時間）に応じた補正値を加えてやる。具体的には、
非接触温度センサ１からの検知電圧を増幅した後、第１
のＡ／Ｄコンバータ１６でデジタル値に変換した値に、
トータルプリント時間あるいは装置への通電時間に係数
を掛けた後にデジタル値にした補正値を加えることによ
り行う。
【００２４】次に第３の実施の形態では、非接触温度セ
ンサ１からの検知温度に、非接触温度センサ１の近傍に
設置したシリコーンフィルタ３の汚れに応じた補正値を
加えてやる。具体的には、上記と同様に、検知素子２で
検知し、デジタル値に変換した電圧値に、受光素子５か
ら出力され、第２の増幅器１７で増幅され、かつ第２の
Ａ／Ｄ変換器１８でデジタル値に変換された電圧値に係
数を掛けた補正値を加えることにより行う。
ンサ１からの検知温度に、非接触温度センサ１の近傍に
設置したシリコーンフィルタ３の汚れに応じた補正値を
加えてやる。具体的には、上記と同様に、検知素子２で
検知し、デジタル値に変換した電圧値に、受光素子５か
ら出力され、第２の増幅器１７で増幅され、かつ第２の
Ａ／Ｄ変換器１８でデジタル値に変換された電圧値に係
数を掛けた補正値を加えることにより行う。
【００２５】なお、図１では、上記第１ないし第３の実
施の形態を全て実施するためのブロック構成が示されて
いるが、実際にはこのうちの１つを実施するためのブロ
ック構成で差し支えない。
施の形態を全て実施するためのブロック構成が示されて
いるが、実際にはこのうちの１つを実施するためのブロ
ック構成で差し支えない。
【００２６】以上説明したように、本実施の形態の定着
装置において、定着ローラ１１の表面温度を検知する非
接触温度センサ１は、検知素子２とシリコーンフィルタ
３を備え、さらにシリコーンフィルタ３の汚れを検知す
るための発光素子４と受光素子５とを備えている。温度
制御部１３は、非接触温度センサ１の汚れによる温度誤
差を、トータルプリント枚数により補正する。また、非
接触温度センサ１の汚れによる温度誤差を、トータルプ
リント時間により補正する。また、非接触温度センサ１
の汚れによる温度誤差を、装置の通電時間により補正す
る。また、非接触温度センサの汚れによる温度誤差を、
非接触温度センサ１の近傍に設けたシリコーンフィルタ
３の汚れを検知することにより補正する。従って所期の
目的を達成することができる。
装置において、定着ローラ１１の表面温度を検知する非
接触温度センサ１は、検知素子２とシリコーンフィルタ
３を備え、さらにシリコーンフィルタ３の汚れを検知す
るための発光素子４と受光素子５とを備えている。温度
制御部１３は、非接触温度センサ１の汚れによる温度誤
差を、トータルプリント枚数により補正する。また、非
接触温度センサ１の汚れによる温度誤差を、トータルプ
リント時間により補正する。また、非接触温度センサ１
の汚れによる温度誤差を、装置の通電時間により補正す
る。また、非接触温度センサの汚れによる温度誤差を、
非接触温度センサ１の近傍に設けたシリコーンフィルタ
３の汚れを検知することにより補正する。従って所期の
目的を達成することができる。
【００２７】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、非接触温
度センサの汚れによる温度誤差を、プリント枚数で補正
しているので、汚れを除去した温度制御を行うことがで
きる。
度センサの汚れによる温度誤差を、プリント枚数で補正
しているので、汚れを除去した温度制御を行うことがで
きる。
【００２８】請求項２記載の発明によれば、非接触温度
センサの汚れによる温度誤差を、プリント時間で補正し
ているので、汚れを除去した温度制御を行うことができ
る。
センサの汚れによる温度誤差を、プリント時間で補正し
ているので、汚れを除去した温度制御を行うことができ
る。
【００２９】請求項３記載の発明によれば、非接触温度
センサの汚れによる温度誤差を、通電時間で補正してい
るので、汚れを除去した温度制御を行うことができる。
センサの汚れによる温度誤差を、通電時間で補正してい
るので、汚れを除去した温度制御を行うことができる。
【００３０】請求項４記載の発明によれば、非接触温度
センサの汚れによる温度誤差を、非接触温度センサの近
傍に設けたフィルタ部材の汚れを検知することで補正し
ているので、汚れを除去した温度制御を行うことができ
る。
センサの汚れによる温度誤差を、非接触温度センサの近
傍に設けたフィルタ部材の汚れを検知することで補正し
ているので、汚れを除去した温度制御を行うことができ
る。
【図１】本発明の実施の形態を示す定着装置の制御ブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】定着ローラ温度と非接触温度センサの検出値と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図３】定着ローラ温度とプリント枚数（あるいはプリ
ント時間）との関係を示す図である。
ント時間）との関係を示す図である。
【図４】非接触温度センサの構成図である。
１ 非接触温度センサ ２ 検知素子 ３ シリコーンフィルタ ４ 発光素子 ５ 受光素子 １１ 定着ローラ １２ ヒータ １３ 温度制御部 １４ ソリッドステートリレー １５ 第１の増幅部 １６ 第１のＡ／Ｄ変換器 １７ 第２の増幅器 １８ 第２のＡ／Ｄ変換器 １９ 論理ゲート
Claims (4)
- 【請求項１】 内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、 非接触温度センサの汚れによる温度誤差を、トータルプ
リント枚数により補正する温度制御部を備えたことを特
徴とする定着装置。 - 【請求項２】 内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、 非接触温度センサの汚れによる温度誤差を、トータルプ
リント時間により補正する温度制御部を備えたことを特
徴とする定着装置。 - 【請求項３】 内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、 非接触温度センサの汚れによる温度誤差を、装置の通電
時間により補正する温度制御部を備えたことを特徴とす
る定着装置。 - 【請求項４】 内部にヒータを有する定着ローラの近傍
に配置され、定着ローラの周囲温度を非接触状態で検知
する非接触温度センサを備えた定着装置において、 非接触温度センサの汚れによる温度誤差を、非接触温度
センサの近傍に設けたフィルタ部材の汚れを検知するこ
とにより補正する温度制御部を備えたことを特徴とする
定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090928A JPH11272119A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090928A JPH11272119A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11272119A true JPH11272119A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=14012110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10090928A Pending JPH11272119A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11272119A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006091885A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Toshiba Corp | 加熱装置および定着装置ならびに定着装置の温度制御方法 |
| US7079782B2 (en) * | 2004-03-22 | 2006-07-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fuser and temperature control method |
| JP2006227557A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2007163884A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置、その制御方法、及び、画像形成装置 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP10090928A patent/JPH11272119A/ja active Pending
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