JP2000347531A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2000347531A
JP2000347531A JP11157862A JP15786299A JP2000347531A JP 2000347531 A JP2000347531 A JP 2000347531A JP 11157862 A JP11157862 A JP 11157862A JP 15786299 A JP15786299 A JP 15786299A JP 2000347531 A JP2000347531 A JP 2000347531A
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temperature
fixing
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heater
detecting device
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Hidehiko Fujiwara
秀彦 藤原
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータにより加熱された定着ローラと加圧ロ
ーラの間に記録媒体を通し、熱と圧力の作用で、記録媒
体上のトナー像を定着する定着装置において、環境温度
の変化によって、定着ローラの温度が不適正な値となる
ことを防止する。 【解決手段】 第2の温度検知装置18により、定着装
置11から離れた領域の温度を検知し、その検知温度が
基準温度以上であるときは、定着ローラ14の目標温度
を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒータによって加
熱された定着部材の少なくとも熱の作用によって、記録
媒体に担持されたトナー像を、その記録媒体表面に定着
する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、各種プリンタ、ファクシミ
リ又はその少なくとも2つの機能を備えた複合機などと
して構成される画像形成装置において、上記形式の定着
装置を採用することは従来より周知である。この種の定
着装置においては、定着部材の温度を温度検知装置によ
って検知し、その検知結果に基づいて、定着部材の温度
が目標温度となるように、ヒータへの通電のオン,オフ
を制御している。定着部材の温度が、トナー像の定着に
最適であると考えられる予め決められた目標温度となる
ように制御されるのである。
【0003】ところが、最近の検討の結果、トナー像の
定着に適した定着部材の温度は、定着部材から離れた画
像形成装置本体内又は画像形成装置本体外の温度の変化
によって大きく変動することが明らかとなった。このた
め、従来のように、単一の目標温度を設定し、定着部材
がその目標温度となるように制御するだけであると、定
着部材の温度がトナー像の定着に適した温度より大きく
低下してトナー像の定着不良が発生したり、逆に定着部
材の温度が定着に適した温度よりも大幅に高くなり、定
着装置を通る記録媒体にしわを発生させるおそれがあっ
た。
【0004】一方、従来の定着装置においては、定着部
材の温度が目標温度となるように、次に例示する如くヒ
ータへの通電のオン,オフを制御している。
【0005】或る時点において、温度検知装置によって
検知された定着部材の温度が、上述の目標温度以下であ
った場合、所定時間(例えば1秒間)だけヒータを通電
状態にしてそのヒータを作動させ、定着部材を加熱す
る。次いで、所定時間(例えば0.5秒間)だけヒータ
の通電を停止し、そのヒータの作動を停止させる。この
ような制御動作を連続して行うことにより、定着部材の
温度をほぼ目標温度に維持することが可能である。
【0006】ところが、従来の定着装置においては、こ
の場合も定着部材から離れた画像形成装置本体内又は画
像形成装置本体外の温度を考慮することなく、上述の如
くヒータを通電する時間と、その通電を停止する時間を
画一的に設定していたため、定着部材から離れた画像形
成装置本体内又は画像形成装置本体外の温度の変化に伴
って、定着部材の温度が目標温度よりも大きく低下して
トナー像の定着不良が発生したり、逆に定着部材の温度
が目標温度よりも大きく上昇し、定着装置を通る記録媒
体にしわを発生させるおそれがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、定着部材から離れた領域の温度がいかなるときも、
これに適した定着部材の目標温度を設定でき、これによ
ってトナー像の定着不良や記録媒体へのしわの発生を効
果的に抑えることのできる定着装置を提供することにあ
る。
【0008】本発明の第2の目的は、定着部材から離れ
た領域における温度がいかなるときも、定着部材の温度
が目標温度から大きく外れた温度となることを阻止し、
トナー像の定着不良や記録媒体へのしわの発生を効果的
に抑えることのできる定着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するため、記録媒体に担持されたトナー像を、
少なくとも熱の作用により記録媒体表面に定着する定着
部材と、該定着部材を加熱するヒータと、前記定着部材
の温度を検知する第1の温度検知装置と、前記定着部材
から離れた画像形成装置本体内又は画像形成装置本体外
の温度を検知する第2の温度検知装置と、前記第1の温
度検知装置による温度検知結果に基づいて、前記定着部
材の温度が目標温度となるように、前記ヒータへの通電
のオン,オフを制御すると共に、前記第2の温度検知装
置により検知された検知温度が予め決められた基準温度
以上であるときは、当該検知温度が前記基準温度より低
い場合に比べ、前記目標温度が小さな値となるように、
当該目標温度を設定する制御手段とを具備する定着装置
を提案する(請求項1)。
【0010】また、本発明は、上記第2の目的を達成す
るため、記録媒体に担持されたトナー像を、少なくとも
熱の作用により記録媒体表面に定着する定着部材と、該
定着部材を加熱するヒータと、前記定着部材の温度を検
知する第1の温度検知装置と、前記定着部材から離れた
画像形成装置本体内又は画像形成装置本体外の温度を検
知する第2の温度検知装置と、前記第1の温度検知装置
により検知された検知温度が目標温度以下であるとき、
所定時間だけ前記ヒータを通電し、次いで所定時間だけ
その通電を禁止するように当該ヒータへの通電のオン,
オフを制御すると共に、該ヒータを通電する前記所定時
間をT1、次いで当該ヒータへの通電を禁止する前記所
定時間をT2としたとき、前記第2の温度検知装置によ
り検知された検知温度が予め決められた基準温度以上で
あるときは、当該検知温度が前記基準温度より低い場合
に比べ、前記所定温度T1,T2の比T1/T2の値が
小さくなるように、当該比の値を設定する制御手段とを
具備する定着装置を提案する(請求項2)。
【0011】さらに、本発明は、上記第1及び第2の目
的を達成するため、記録媒体に担持されたトナー像を、
少なくとも熱の作用により記録媒体表面に定着する定着
部材と、該定着部材を加熱するヒータと、前記定着部材
の温度を検知する第1の温度検知装置と、前記定着部材
から離れた画像形成装置本体内又は画像形成装置本体外
の温度を検知する第2の温度検知装置と、前記第1の温
度検知装置により検知された温度が目標温度以下である
とき、所定時間だけ前記ヒータを通電し、次いで所定時
間だけその通電を禁止するように当該ヒータへの通電の
オン,オフを制御すると共に、該ヒータを通電する前記
所定時間をT1、次いで当該ヒータへの通電を禁止する
前記所定時間をT2としたとき、前記第2の温度検知装
置により検知された検知温度が予め決められた第1の基
準温度以上であるときは、当該検知温度が前記第1の基
準温度より低い場合に比べ、前記所定温度T1,T2の
比T1/T2の値が小さくなるように、当該比の値を設
定し、かつ前記第2の温度検知装置により検知された検
知温度が予め決められた第2の基準温度以上であるとき
は、当該検知温度が前記第2の基準温度より低い場合に
比べ、前記目標温度が小さな値となるように、当該目標
温度を設定する制御手段とを具備する定着装置を提案す
る(請求項3)。
【0012】また、上記請求項3に記載の定着装置にお
いて、前記第1の基準温度と第2の基準温度が同一温度
であると有利である(請求項4)。
【0013】さらに、上記請求項1乃至4のいずれかに
記載の定着装置において、前記第2の温度検知装置は、
前記定着部材と記録媒体との接触部よりも下方の領域で
あって、該接触部と、定着装置の記録媒体排出側とは反
対側の画像形成装置本体部分とを結ぶ水平線の中間位置
よりも、当該画像形成装置本体部分に寄った画像形成装
置本体内領域に設けられていると有利である(請求項
5)。
【0014】また、上記請求項1乃至4のいずれかに記
載の定着装置において、前記第2の温度検知装置は、画
像形成装置本体の底板の下側面に設けられていると有利
である(請求項6)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って説明し、併せて前述の従来の欠点を図面に即し
てより具体的に明らかにする。
【0016】図1は定着装置を有する画像形成装置の一
例であるレーザプリンタの内部構造を示す概略垂直断面
図である。ここに例示した画像形成装置は、その画像形
成装置本体1内に、像担持体の一例であるドラム状の感
光体2が回転自在に支持されている。
【0017】画像形成動作が開始されると、感光体2は
図1における時計方向に回転駆動され、このとき帯電装
置3によって感光体表面が所定の極性に一様に帯電され
る。この帯電面は、露光装置の一例である光書き込みユ
ニット4から出射する光変調されたレーザ光Lによって
露光され、感光体表面に画信号に対応した静電潜像が形
成される。この潜像は、現像装置5を通るとき、粉体状
のトナーによってトナー像として可視像化される。
【0018】一方、画像形成装置本体1内の下部に設け
られた給紙カセット6には、例えば転写紙、樹脂シート
又は樹脂フィルムなどから成る記録媒体Pがスタックさ
れ、給紙ローラ7の回転によって、記録媒体Pが1枚ず
つ矢印A方向に送り出される。送り出された記録媒体P
は、レジストローラ対8で所定のタイミングをとられ
て、感光体2と、転写装置の一例である転写ローラ9の
間の転写部に給送され、このとき転写ローラ9と感光体
2との間に形成された転写電界の作用により、感光体表
面に形成されたトナー像が記録媒体Pの表面に転写され
る。トナー像転写後に感光体表面に付着する転写残トナ
ーは、クリーニング装置10によって除去され、その感
光体表面が除電装置22によって除電作用を受ける。
【0019】転写部を通過した記録媒体Pは、さらに矢
印A1方向に搬送されて定着装置11を通り、このとき
記録媒体表面のトナー像がその記録媒体表面に定着され
る。定着装置11を通った記録媒体Pは、引き続き排紙
ローラ対12によって排紙トレー13上に排出される。
【0020】図2は画像形成装置本体内に配置された定
着装置11の概略を示す拡大断面図であり、図3はこの
定着装置11の電気的制御手段の一例を示す概略ブロッ
ク図である。ここに例示した定着装置11は、定着部材
の一例である定着ローラ14と、その定着ローラ14と
対をなして該定着ローラ14の表面に圧接する加圧ロー
ラ15とを有し、定着ローラ14と加圧ローラ15は互
いにほぼ平行に延びている。さらに、定着装置11は、
定着ローラ14の内部に配置されてその定着ローラ14
を加熱するヒータ16と、定着ローラ14の表面の温度
を検知する第1の温度検知装置17と、第2の温度検知
装置18(図1)と、CPUを含む制御装置19及びオ
ン/オフ制御素子20より成る制御手段とを有してい
る。第2の温度検知装置18は、定着ローラ14から離
れた画像形成装置本体内に設けられ、その領域の温度を
検知するように構成されているが、この温度検知装置1
8を画像形成装置本体外に設け、その本体外の温度を検
知するように構成することもできる。また加圧ローラ1
5の内部にもヒータを設けてもよい。
【0021】定着ローラ14と加圧ローラ15は、定着
装置11の図示していないフレームに回転自在に支持さ
れ、同じく図示していない駆動装置によって、定着ロー
ラ14は図2における時計方向に回転駆動され、加圧ロ
ーラ15は反時計方向に回転駆動される。
【0022】図1に関連して先に説明したように、転写
部において感光体2からトナー像を転写された記録媒体
Pは、図2に矢印A1で示すように搬送される。そし
て、この記録媒体Pは、上述のように圧接しながら回転
する定着ローラ14と加圧ローラ15との間に送り込ま
れて搬送され、このとき記録媒体Pの表面に担持された
トナー像TMを構成するトナーが定着ローラ14と加圧
ローラ15から圧力と熱の作用を受け、これによって記
録媒体P上のトナー像TMが記録媒体表面に定着され
る。このように本例の定着装置11は、回転する定着ロ
ーラ14と加圧ローラ15の間に、トナー像TMを担持
した記録媒体Pを通し、そのトナー像TMを、熱と圧力
の作用で記録媒体表面に定着する。定着ローラ14は、
トナー像TMを担持した記録媒体Pの表面側に圧接し
て、少なくとも熱の作用により、記録媒体表面のトナー
像をその記録媒体表面に定着する用をなす。
【0023】図1乃至図3に示した例では、ヒータ16
としてハロゲンランプが用いられているが、これ以外の
ヒータ、例えばニクロム線抵抗体やローラ表面発熱体な
どのヒータを用いることもできる。同様に図示した例で
は第1の温度検知装置17として定着ローラ14の表面
に当接するサーミスタを有する装置が用いられている
が、例えば赤外線検出方式や、非接触方式の温度検知装
置などを用いることもできる。
【0024】図3に示した制御装置19は、第1の温度
検知装置17からの温度検知信号に基づいて、ヒータ1
6のオン,オフ信号をオン/オフ制御素子20に出力
し、そのオン/オフ制御素子20により、電源21から
の電流をヒータ16に供給するか否かを制御する。定着
ローラ14の表面の温度を第1の温度検知装置17によ
り検知し、その温度検知信号に基づいて、定着ローラ表
面の温度が、トナー像の定着に適した目標温度となるよ
うに、ヒータ16への通電と非通電、すなわちそのオ
ン,オフが制御されるのである。
【0025】以上のように、本例の定着装置11は、記
録媒体Pに担持されたトナー像を、少なくとも熱の作用
により記録媒体表面に定着する定着部材の一例である定
着ローラ14と、その定着部材を加熱するヒータ16
と、定着部材の温度を検知する第1の温度検知装置17
と、定着部材から離れた画像形成装置本体内(又は画像
形成装置本体外)の温度を検知する第2の温度検知装置
18と、第1の温度検知装置17による温度検知結果に
基づいて、定着部材の温度が目標温度となるように、ヒ
ータ16への通電のオン,オフを制御する制御手段とを
具備している。かかる構成は、後述する実施形態例の定
着装置にも共通するものである。第2の温度検知装置1
8の機能については後述する。
【0026】ところで、先にも説明したように、トナー
像TMの定着に適した定着ローラ14の表面温度は、定
着装置11から離れた画像形成装置本体内又は画像形成
装置本体外の温度によって大きく変動する。その理由は
以下のとおりである。
【0027】例えば、画像形成装置本体外の外気温度が
低いと、定着装置11から離れた画像形成装置本体内の
温度も低くなる。このため、給紙カセット6にスタック
された記録媒体Pの温度も低くなっており、このような
記録媒体Pが給送されて定着装置11を通ると、定着ロ
ーラ14の熱が記録媒体に多量に奪われ、定着ローラ1
4の表面温度が急激に低下する。逆に外気温度が高い
と、給紙カセット6から給送されて定着装置11を通る
記録媒体の温度も高くなっている。このため、このとき
定着ローラ14から記録媒体に奪われる熱量は少ない。
【0028】これに対し、従来の定着装置においては、
定着ローラから離れた領域の温度について特に考慮を払
うことなく、定着ローラの温度が単一の目標温度となる
ように制御していた。このため、定着ローラから離れた
領域の温度が低いと、比較的温度の低い記録媒体が定着
装置を通るとき、その定着ローラの温度が、トナー像の
定着に適した温度よりも大幅に低下してしまい、これに
よってトナー像の定着不良が発生するおそれがあった。
特に記録媒体として厚紙を用いた場合、定着不良が発生
しやすくなる。
【0029】逆に、定着装置から離れた領域の温度が高
い場合には、比較的温度の高い記録媒体が定着装置を通
るので、トナー像の定着不良の発生は生じないものの、
定着ローラの温度が高くなりすぎて、記録媒体にしわが
発生するおそれがある。特に、記録媒体として薄紙を用
いた場合に、しわが発生しやすくなる。
【0030】上述した従来の欠点を除去するため、本例
の定着装置11においては、前述のように、第2の温度
検知装置18を設け、その検知装置18によって、定着
ローラ14から離れた領域の温度を検知すると共に、予
め基準温度rを設定しておき、第2の温度検知装置18
により検知された検知温度が、その基準温度r以上であ
るときは、当該検知温度が基準温度rより低い場合に比
べて、定着ローラ14の目標温度を下げるように構成さ
れている。
【0031】上記基準温度rは1つ設定するだけであっ
てもよいし、互いに異なる複数の基準温度rを設定して
もよい。複数の基準温度rを設定した場合の具体例を示
すと、15℃と、25℃の2つの基準温度rを予め決め
ておき、第2の温度検知装置18により検知された検知
温度が25℃以上であるときは、その検知温度が入力さ
れた制御装置19において、定着ローラ14の目標温度
が160℃に設定される。また第2の温度検知装置18
により検知された検知温度が25℃よりも低く、15℃
以上であるときは、定着ローラ14の目標温度が170
℃に設定される。同様にその検知温度が15℃よりも低
いときは、定着ローラ14の目標温度が180℃に設定
される。このように、第2の温度検知装置18により検
知された検知温度が、15℃と25℃の各基準温度r以
上であるときは、その検知温度が、各基準温度rより低
い場合に比べて、目標温度が小さな値となるように、そ
の目標温度をそれぞれ設定するのである。
【0032】上述の構成により、第2の温度検知装置1
8の検知温度が25℃以上のときは、定着ローラ14の
温度が比較的低い160℃となるように制御されるの
で、定着ローラ14の温度が必要以上高くなることはな
く、記録媒体にしわが発生する不具合を防止できる。逆
に第2の温度検知装置18の検知温度が15℃よりも低
いときは、定着ローラ14の温度が比較的高い180℃
の温度となるように制御されるので、定着ローラ14の
温度が低くなりすぎることを防止でき、トナー像の定着
不良の発生を防止することができる。定着ローラ14か
ら離れた領域における温度に応じて、これに適した定着
ローラ14の目標温度を設定し、定着ローラ14がこの
目標温度となるように制御することにより、記録媒体P
が厚紙のときも、またこれが薄紙であるときも、トナー
像の定着不良や、記録媒体のしわの発生を効果的に抑え
ることができるのである。
【0033】上述のように、本例の定着装置11におけ
る前述の制御手段は、第2の温度検知装置16により検
知された検知温度が予め決められた基準温度r以上であ
るときは、当該検知温度がこの基準温度rより低い場合
に比べ、定着部材の目標温度が小さな値となるように、
当該目標温度を設定するように構成されている。
【0034】ところで、定着ローラ14は、ヒータ16
と制御手段とによって、目標温度となるように加熱制御
されるが、その制御は次のように行われる。すなわち、
制御手段は、第1の温度検知装置17により検知された
検知温度が目標温度以下であるとき、所定時間だけヒー
タ16を通電し、次いで所定時間だけその通電を禁止す
るように当該ヒータ16への通電のオン,オフを制御
し、第1の温度検知装置17により検知された検知温度
が目標温度よりも高い場合は、所定時間だけ、ヒータ1
6への通電を禁止したままとする。このような制御を連
続して実行することによって、定着ローラ14の温度
は、或る範囲で変動するものの、ほぼその目標温度に維
持される。
【0035】ところが、先にも説明したように、この場
合も、従来の定着装置においては、定着ローラから離れ
た領域での温度変化を考慮することなく、上述の各所定
時間を設定していた。上述のようにヒータを通電する所
定時間(以下、単に通電時間ともいう)をT1、次いで
そのヒータへの通電を禁止する所定時間(以下、単に非
通電時間ともいう)をT2としたとき、T1/T2の値
を画一的に定め、これによって定着ローラを加熱制御し
ていたのである。ところが、このようにT1/T2の値
を画一的に定めてしまうと、外気温度の変動によって、
定着ローラの温度が目標温度よりも大幅に低下し、或い
はその目標温度よりも大幅に上昇するおそれがある。以
下に、その具体例を明らかにする。
【0036】図4は、定着ローラ14の目標温度T0を
170℃に設定し、ヒータ16への通電のオン,オフを
制御することによって、定着ローラ14を所定範囲の変
動幅W内の温度に保ったときの一例を示すグラフであ
る。この例では、第1の温度検知装置17によって、定
着ローラ14の温度が目標温度T0(=170℃)以下
となったことが検知されたとき、ヒータ16を1秒間だ
け通電して、そのヒータ16を作動させて定着ローラ1
4を加熱し、次いで0.5秒間、ヒータ16への通電を
停止し、かかる制御を継続したときの定着ローラ14の
実際の温度の変化の一例を示している(図5及び図6の
場合も同じ)。この場合には、T1/T2の値は1/
0.5=2である。定着ローラ14の温度の変動幅Wが
図4に示すように小さなものであれば、トナー像の定着
不良や、記録媒体のしわの発生を防止することができ
る。
【0037】ところが、従来のように、定着ローラから
離れた領域の温度がいかなるときも、T1/T2=2に
設定したとすると、その領域の温度が極端に低くなった
場合、記録媒体によって定着ローラの温度が大幅に奪わ
れるので、1秒という短かい通電時間T1ずつヒータを
通電するだけでは、定着ローラの温度を思うように上昇
させることができず、図5に示すように定着ローラの温
度は目標温度T0(170℃)よりも大幅に低下するお
それがある。これにより定着不良が発生する。
【0038】逆に、定着ローラから離れた領域の温度が
極端に高くなると、定着装置を通る記録媒体によって定
着ローラが奪われる熱量は極く少量となるので、定着ロ
ーラの温度が目標温度T0(=170℃)より極くわず
かに低下したことが検知された後、ヒータを1秒間通電
して定着ローラを加熱すると、図6に示すように、定着
ローラの実際の温度が高温度側に寄った状態で、その温
度の変動幅Wが大きくなる。このため、定着装置を通る
記録媒体にしわが発生するおそれを免れない。
【0039】そこで、本例の定着装置においては、前述
の制御手段が、第2の温度検知装置18により検知され
た検知温度が予め決められた基準温度R以上であるとき
は、当該検知温度がその基準温度Rより低い場合に比
べ、所定温度T1,T2の比T1/T2の値が小さくな
るように、当該比の値を設定するように構成されてい
る。
【0040】この場合も1つの基準温度Rを設定しても
よいし、互いに異なる複数の基準温度Rを設定してもよ
い。ここでも、複数の基準温度Rを設定した場合を例に
とって説明すると、例えば15℃と25℃の2つの基準
温度Rが予め設定される。そして、第2の温度検知装置
18により検知された検知温度が25℃以上である場合
には、第1の温度検知装置17により定着ローラ14の
温度が目標温度以下であることが検知されたとき、ヒー
タ16への通電時間T1を1秒間とし、その後のヒータ
16への非通電時間T2を0.6秒間となるように制御
手段による制御が実行される。このときのT1/T2の
値は約1.67である。このように、第2の温度検知装
置18による検知温度が高いときは、通電時間T1を比
較的短かくし、かつ非通電時間T2を比較的長くする。
これにより定着ローラ14の実際の温度が、図6に示し
たように高温側に寄って、その温度の変動幅Wが大きく
なることはない。
【0041】また第2の温度検知装置18による検知温
度が25℃よりも低く、15℃以上である場合には、定
着ローラ14の温度が目標温度以下であることが検知さ
れたとき、通電時間T1を1秒、非通電時間T2を0.
5秒に設定し(T1/T2=2)、その各値で、前述の
制御を実行する。これにより、定着ローラ14の温度の
変動W幅を小さくして、その温度をほぼ目標温度に保つ
ことができる(図4参照)。
【0042】さらに、第2の温度検知装置18による検
知温度が15℃よりも低い場合には、定着ローラ14の
温度が目標温度以下となったことが検知されたとき、通
電時間T1を1.1秒、非通電時間T2を0.4秒に設
定し(T1/T2=2.75)、その各値で前述の制御
を実行する。このように、第2の温度検知装置18によ
る検知温度が低いときは、通電時間T1を長くし、非通
電時間T2を短かくするのである。これにより、定着ロ
ーラ14の実際の温度が図5に示したように、目標温度
よりも大きく低下するおそれはない。
【0043】上述した構成は、先に説明したように、第
2の温度検知装置18による検知温度が目標温度r以上
であるか否かによって、定着ローラ14の目標温度を変
化させる構成を採用したときも、また従来のように目標
温度を変化させない場合にも適用できるものである。両
構成を併用するときは、前述の制御手段は、第1の温度
検知装置17により検知された検知温度が目標温度以下
であるとき、所定時間だけ前記ヒータ16を通電し、次
いで所定時間だけその通電を禁止するように当該ヒータ
16への通電のオン,オフを制御すると共に、該ヒータ
16を通電する所定時間をT1、次いで当該ヒータ16
への通電を禁止する所定時間をT2としたとき、第2の
温度検知装置18により検知された検知温度が予め決め
られた第1の基準温度R以上であるときは、当該検知温
度が前記第1の基準温度Rより低い場合に比べ、上記所
定温度T1,T2の比T1/T2の値が小さくなるよう
に、当該比の値を設定し、かつ前記第2の温度検知装置
18により検知された検知温度が予め決められた第2の
基準温度r以上であるときは、当該検知温度が前記第2
の基準温度rより低い場合に比べ、前記目標温度が小さ
な値となるように、当該目標温度を設定するように構成
される。この構成により、トナー像の定着不良の発生
と、記録媒体のしわの発生を最も効果的に抑制すること
ができる。
【0044】また上記構成において、先に示した具体例
の如く、第1の基準温度Rと、第2の基準温度rが同一
温度であると、その全体の制御を簡素化することができ
る。
【0045】ところで、上述の各実施形態例において使
用される第2の温度検知装置18は、定着ローラ14か
ら離れた領域の温度、すなわち環境温度を検知するもの
であるから、定着装置11から発生する熱の影響をなる
べく受けない部位に配置されるべきである。そこで、図
1に示すように、第2の温度検知装置18を、定着ロー
ラ14から成る定着部材と記録媒体との接触部Bよりも
下方に配置する。定着装置11から発生する熱は上方に
移動するので、接触部Bよりも下方に第2の温度検知装
置18を配置することにより、定着装置11からの熱の
影響を受け難くすることができる。しかも、上記接触部
Bと、定着装置11の記録媒体排出側とは反対側の画像
形成装置本体部分1Aとを結ぶ水平線Hを考え、その水
平線Hの中間位置Cよりも、上記画像形成装置本体部分
1Aの側に寄った画像形成装置本体内領域に第2の温度
検知装置18を配置する。このように、定着装置11を
通った後の温度が高くなった記録媒体が通過する側と反
対側であって、定着装置11から大きく離れた位置に第
2の温度検知装置18を設けることによって、その温度
検知装置18が、定着装置11や記録媒体から発生する
熱の影響を一層受け難くすることができる。
【0046】また、第2の温度検知装置18は、画像形
成装置本体外に設けることもできるが、この場合には、
図1に鎖線で示し、かつ符号18Aを付して示すよう
に、画像形成装置本体1の底板1Bの下側面に第2の温
度検知装置を設けると、その第2の温度検知装置18A
が邪魔となる不具合を阻止できる。
【0047】本発明は、上述した実施形態例の構成に限
定されず、これを各種改変して構成できるものであり、
しかもプリンタ以外の各種画像形成装置の定着装置にも
広く適用できるものである。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、定着装
置から離れた領域における温度がいかなるときも、これ
に適した定着部材の目標温度を設定できるので、トナー
像の定着不良や、記録媒体へのしわの発生を効果的に抑
えることができる。
【0049】請求項2に記載の発明によれば、定着装置
から離れた領域における温度がいかなるときも、定着部
材の温度が目標温度から大きく外れた温度となることを
阻止でき、トナー像の定着不良や、記録媒体へのしわの
発生を効果的に抑えることができる。
【0050】請求項3に記載の発明によれば、定着装置
から離れた領域における温度がいかなるときも、これに
適した定着部材の目標温度を設定でき、しかも定着部材
の温度が目標温度から大きく外れた温度となることを阻
止できるので、トナー像の定着不良や、記録媒体へのし
わの発生を一層効果的に抑えることができる。
【0051】請求項4に記載の発明によれば、第1の基
準温度と第2の基準温度を同一温度とすることにより、
制御態様を簡素化することができる。
【0052】請求項5に記載の発明によれば、第2の温
度検知装置が、定着装置や記録媒体から発生する熱の影
響を受け難くすることができる。
【0053】請求項6に記載の発明によれば、第2の温
度検知装置が画像形成装置本体外に設けられてはいる
が、その第2の温度検知装置が邪魔となる不具合を阻止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置本体の内部構造を示す概略垂直断
面図である。
【図2】定着装置の拡大断面図である。
【図3】定着装置の制御手段の概略を示す図である。
【図4】定着ローラの温度変化の一例を示すグラフであ
る。
【図5】定着ローラの温度が目標温度から大きく外れた
ときの様子を示すグラフである。
【図6】定着ローラの温度が高温側に寄ったときの様子
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 1A 画像形成装置本体部分 1B 底板 16 ヒータ 17 第1の温度検知装置 18 第2の温度検知装置 18A 第2の温度検知装置 B 接触部 C 中間位置 H 水平線 TM トナー像
フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA02 AA15 BA31 BA32 CA07 CA08 CA27 CA48 3K058 AA34 AA41 AA82 AA92 BA18 CA12 CA46 CA61 CB02 CC06 CE02 CE12 CE17 DA02 DA03 GA06 5H323 AA36 BB06 CA08 CB02 DA01 EE04 FF01 FF06 HH02 KK09 MM09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に担持されたトナー像を、少な
    くとも熱の作用により記録媒体表面に定着する定着部材
    と、該定着部材を加熱するヒータと、前記定着部材の温
    度を検知する第1の温度検知装置と、前記定着部材から
    離れた画像形成装置本体内又は画像形成装置本体外の温
    度を検知する第2の温度検知装置と、前記第1の温度検
    知装置による温度検知結果に基づいて、前記定着部材の
    温度が目標温度となるように、前記ヒータへの通電のオ
    ン,オフを制御すると共に、前記第2の温度検知装置に
    より検知された検知温度が予め決められた基準温度以上
    であるときは、当該検知温度が前記基準温度より低い場
    合に比べ、前記目標温度が小さな値となるように、当該
    目標温度を設定する制御手段とを具備する定着装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に担持されたトナー像を、少な
    くとも熱の作用により記録媒体表面に定着する定着部材
    と、該定着部材を加熱するヒータと、前記定着部材の温
    度を検知する第1の温度検知装置と、前記定着部材から
    離れた画像形成装置本体内又は画像形成装置本体外の温
    度を検知する第2の温度検知装置と、前記第1の温度検
    知装置により検知された検知温度が目標温度以下である
    とき、所定時間だけ前記ヒータを通電し、次いで所定時
    間だけその通電を禁止するように当該ヒータへの通電の
    オン,オフを制御すると共に、該ヒータを通電する前記
    所定時間をT1、次いで当該ヒータへの通電を禁止する
    前記所定時間をT2としたとき、前記第2の温度検知装
    置により検知された検知温度が予め決められた基準温度
    以上であるときは、当該検知温度が前記基準温度より低
    い場合に比べ、前記所定温度T1,T2の比T1/T2
    の値が小さくなるように、当該比の値を設定する制御手
    段とを具備する定着装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に担持されたトナー像を、少な
    くとも熱の作用により記録媒体表面に定着する定着部材
    と、該定着部材を加熱するヒータと、前記定着部材の温
    度を検知する第1の温度検知装置と、前記定着部材から
    離れた画像形成装置本体内又は画像形成装置本体外の温
    度を検知する第2の温度検知装置と、前記第1の温度検
    知装置により検知された温度が目標温度以下であると
    き、所定時間だけ前記ヒータを通電し、次いで所定時間
    だけその通電を禁止するように当該ヒータへの通電のオ
    ン,オフを制御すると共に、該ヒータを通電する前記所
    定時間をT1、次いで当該ヒータへの通電を禁止する前
    記所定時間をT2としたとき、前記第2の温度検知装置
    により検知された検知温度が予め決められた第1の基準
    温度以上であるときは、当該検知温度が前記第1の基準
    温度より低い場合に比べ、前記所定温度T1,T2の比
    T1/T2の値が小さくなるように、当該比の値を設定
    し、かつ前記第2の温度検知装置により検知された検知
    温度が予め決められた第2の基準温度以上であるとき
    は、当該検知温度が前記第2の基準温度より低い場合に
    比べ、前記目標温度が小さな値となるように、当該目標
    温度を設定する制御手段とを具備する定着装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の基準温度と第2の基準温度が
    同一温度である請求項3に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の温度検知装置は、前記定着部
    材と記録媒体との接触部よりも下方の領域であって、該
    接触部と、定着装置の記録媒体排出側とは反対側の画像
    形成装置本体部分とを結ぶ水平線の中間位置よりも、当
    該画像形成装置本体部分に寄った画像形成装置本体内領
    域に設けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の
    定着装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の温度検知装置は、画像形成装
    置本体の底板の下側面に設けられている請求項1乃至4
    のいずれかに記載の定着装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100491577B1 (ko) * 2003-01-07 2005-05-27 삼성전자주식회사 화상형성 장치의 정착기의 온도제어 방법
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