JP2006125951A - 無線lan自動サイトサーベイ装置及び方法並びに無線lan自動サイトサーベイシステム - Google Patents

無線lan自動サイトサーベイ装置及び方法並びに無線lan自動サイトサーベイシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 二次元的な電界強度分布の作図を自動化し得る無線LAN自動サイトサーベイ装置等を提供する。
【解決手段】 位置検出部20は、台車60の二次元的な位置を検出する。電界強度検出部30は、アンテナを用いて電界強度を検出する。検出データ処理部40は、検出された位置と電界強度とを対応付けて二次元的な電界強度分布として記憶する。作図データ処理部50は、記憶された二次元的な電界強度分布を画像化する。本発明によれば、台車60で測定領域を走行中に、台車60の二次元的な位置を検出し、その位置における電界強度を検出し、検出された位置と電界強度とを対応付けることにより、二次元的な電界強度分布を画像化できるので、二次元的な電界強度分布の作図を容易に自動化できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LANのサイトサーベイ(事前伝播調査)を自動で実施し作図する装置等に関する。
無線LANシステムを構築する場合は、到達範囲を明確にする必要がある。そして、その到達範囲に応じて、無線LAN中継装置を効率的に設置する。そのため、無線LANシステムを導入する前に、無線LAN中継装置を仮設して、無線LANの使用エリアで小型端末等を用いて電界強度を測定する、サイトサーベイが重要である。
従来のサイトサーベイでは、測定者が小型端末等を使用エリアごとに持ち歩き、小型端末に画面表示された電界強度を測定者が手書きで記録していた。そのため、工数がかかることから、使用エリアが広いと測定者の疲労によって記録結果が曖昧になりがちであった。
一方、特許文献1には、車輪を用いて移動距離を検出する位置検出器と、受信アンテナを用いて電界強度を検出する測定器と、これらを載置した台車とを備え、台車を押しながら空間の電界強度分布を測定する技術が開示されている。この位置検出器は、距離を検出するだけであるので、二次元的な位置検出はできない。また、特許文献2には、特許文献1に類似する構成の台車を用いて、有料道路の料金所を通過するための車線において電界強度を測定する技術が開示されている。ここで用いられる位置検出器も、車線上の位置すなわち一次元的な位置を検出すれば十分であることから、二次元的な位置検出はできない。
特開平9−269344号公報(段落0006) 特開平10−96786号公報(段落0008)
ここで、従来手動で実施していた無線LAN導入時のサイトサーベイを、特許文献1,2に開示された台車を用いて実施することを考えてみる。しかしながら、この台車では、直線上の一次元的な位置検出しか考慮されていないので、二次元的な電界強度分布の作図を自動化できない、という問題が生ずる。
そこで、本発明の目的は、二次元的な電界強度分布の作図を自動化し得る無線LAN自動サイトサーベイ装置等を提供することにある。
本発明に係る無線LAN自動サイトサーベイ装置は、位置検出部、電界強度検出部、検出データ処理部、作図データ処理部及び台車を備えている。位置検出部は、測定領域における台車の二次元的な位置を検出する。電界強度検出部は、アンテナを有するとともに当該アンテナを用いて電界強度を検出する。検出データ処理部は、位置検出部で検出された位置と電界強度検出部で検出された電界強度とを対応付けて二次元的な電界強度分布として記憶する。作図データ処理部は、検出データ処理部で記憶された二次元的な電界強度分布を画像化する。台車は、位置検出部、電界強度検出部、検出データ処理部及び作図データ処理部を載置するとともに、測定領域を走行する。
台車が測定領域を走行中に、位置検出部が台車の二次元的な位置を検出し、電界強度検出部がその位置における電界強度を検出する。そして、検出データ処理部は、検出された位置と電界強度とを対応付けて二次元的な電界強度分布として記憶する。作図データ処理部は、その二次元的な電界強度分布を画像化する。
位置検出部は、台車の車速を検出する車速センサと、台車の角速度を検出する角速度センサとを有する、としてもよい。この場合、車速センサで台車の移動距離がわかり、角速度センサで台車の移動方向がわかるので、台車の二次元的な位置を検出できる。
検出データ処理部は、位置検出部で検出された位置を二次元直交座標(x,y)で表し、この位置(x,y)において電界強度検出部で検出された電界強度Eを対応付けて(x,y,E)として記憶する、としてもよい。例えば、(x1,y1,E1),(x2,y2,E2),・・・,(xn,yn,En)が得られたとする。このとき、作図データ処理部は、二次元直交座標の(x1,y1)に電界強度E1を示す数値又は記号等を記入し、(x2,y2)に電界強度E2を示す数値又は記号等を記入し、・・・、(xn,yn)に電界強度Enを示す数値又は記号等を記入することにより、二次元的な電界強度分布を画像化することができる。また、電界強度とともに通信試験結果等を対応付けて記憶してもよい。
本発明に係る無線LAN自動サイトサーベイシステムは、本発明に係る無線LAN自動サイトサーベイ装置と、この無線LAN自動サイトサーベイ装置に対して電波を送受信する無線LAN中継装置と、を備えたものである。
本発明に係る無線LAN自動サイトサーベイ方法は、本発明に係る無線LAN自動サイトサーベイ装置を用い、台車で測定領域を走行しつつ、測定領域における台車の二次元的な位置を検出すると同時に、アンテナを介して電界強度を検出し、検出された位置と電界強度とを対応付けて二次元的な電界強度分布として記憶し、記憶された二次元的な電界強度分布を画像化する。このとき、位置検出部で検出された位置を二次元直交座標(x,y)で表し、この(x,y)において電界強度検出部で検出された電界強度Eを対応付けて(x,y,E)として記憶する、としてもよい。
換言すると、本発明は、従来手動で実施していた無線LAN導入時のサイトサーベイを測定点ごとに自動的に測定するとともに、移動した方向及び距離を同時に記録することによって、最終的に無線LAN通信可能範囲の地図を作図する装置であり、手動での測定よりも正確で分かりやすく、かつ短時間で調査することができる。
本発明によれば、台車で測定領域を走行中に、台車の二次元的な位置を検出し、その位置における電界強度を検出し、検出された位置と電界強度とを対応付けることにより、二次元的な電界強度分布を画像化できるので、二次元的な電界強度分布の作図を容易に自動化できる。
換言すると、本発明によれば、次の効果を奏する。1)リアルタイムに正確な電界強度を自動記録できる。また、台車型の本装置を手押しするだけでよいため、長時間でも疲労しにくい。2)測定後の作図作業が自動でできる。3)人手による測定ではないので、ミスの発生が少ない。
図1は、本発明に係る無線LAN自動サイトサーベイシステムの一実施形態を概念的に示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態の無線LAN自動サイトサーベイシステム100は、無線LAN自動サイトサーベイ装置10と、無線LAN自動サイトサーベイ装置10に対して電波及び通信試験信号を送受信する無線LAN中継装置90と、を備えたものである。無線LAN自動サイトサーベイ装置10は、位置検出部20、電界強度検出部30、検出データ処理部40、作図データ処理部50及び台車60を備えている。位置検出部20は、測定領域における台車60の二次元的な位置を検出する。電界強度検出部30は、アンテナを有するとともに当該アンテナを用いて電界強度を検出する。検出データ処理部40は、位置検出部20で検出された位置と電界強度検出部30で検出された電界強度とを対応付けて二次元的な電界強度分布として記憶する。作図データ処理部50は、検出データ処理部40で記憶された二次元的な電界強度分布を画像化する。台車60は、位置検出部20、電界強度検出部30、検出データ処理部40及び作図データ処理部50を載置するとともに、測定領域を走行する。また、台車60には、画像化された二次元的な電界強度分布を表示したり印刷したりするディスプレイ71やプリンタ72が載置されている。
台車60が測定領域を走行中に、位置検出部20が台車60の二次元的な位置を検出し、電界強度検出部30がその位置における電界強度を検出する。そして、検出データ処理部40は、検出された位置と電界強度とを対応付けて二次元的な電界強度分布として、測定情報データベースに記憶する。作図データ処理部50は、その二次元的な電界強度分布を画像化し、その画像データを必要に応じディスプレイ71やプリンタ72に出力する。
図2は、本実施形態の無線LAN自動サイトサーベイシステムを更に具体的に示す斜視図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態の無線LAN自動サイトサーベイシステム100は、測定者が使用する無線LAN自動サイトサーベイ装置10と、ユーザ側に設置された無線LAN中継装置90とによって構成される。
位置検出部20は、台車60の車速を検出する車速センサ21と、台車60の角速度を検出する角速度センサ22と、その二種類のセンサからの信号を処理する位置情報処理回路23とからなる。電界強度検出部30は、電波の電界強度を測定する電界強度測定用のアンテナ31と、アンテナ31から得た電界強度情報及び通信試験信号を処理する無線LANインターフェイス回路32とからなる。
検出データ処理部40及び作図データ処理部50の各機能は、コンピュータプログラム(以下「サイトサーベイプログラム」という。)によって小型端末70内に実現されている。小型端末70は、ノート型パーソナルコンピュータ(情報処理装置)であり、位置情報処理回路23から入力した位置情報と無線LANインターフェイス回路32から入力した電界強度とをリアルタイムに記録するとともに、記録したデータから作図する。また、小型端末70には、ディスプレイ71(LCD)が設けられるとともに、印刷信号を伝達するプリンタインターフェイス回路73を介してプリンタ72が接続されている。
このサイトサーベイプログラムによる小型端末70の動作の概略は、次のとおりである。まず、電界強度検出部30からの無線電界強度情報と位置検出部20からの位置情報を同時に処理し、それらの情報を測定情報データベースに蓄積保存する。測定が終了すれば、測定情報データベースの蓄積情報を元に作図を開始し、小型端末70のディスプレイ71に作図結果を表示する。また、必要に応じて、作図結果をプリンタインターフェイス回路73を通してプリンタ72に印刷することができる。
台車60は、左前輪61、右前輪62(図示せず)、左後輪63及び右後輪64が底面に設けられ、手押し用の把手65が側面に設けられ、アンテナ31、小型端末70、プリンタ72等が上面に載置されている。例えば、左前輪61及び右前輪62はキャスタの固定輪であり、左後輪63及び右後輪64はキャスタの可動輪である。
図3は、本実施形態における左前輪を示す斜視図である。図4は、本実施形態における位置検出部を示すブロック図である。以下、これらの図面に基づき、位置検出部20について説明する。
左前輪61には、左角速度センサ22L、左外側車速センサ21L1及び左内側車速センサ21L2が設けられている。左角速度センサ22Lは、例えばジャイロセンサからなり、左車輪61の1秒あたりの角度(rad/s)を位置情報処理回路23へ送る。左外側車速センサ21L1は、左前輪61のホイールに埋め込まれた永久磁石M1と、自動車でいうタイヤハウス部に取り付けられた磁気センサS1とからなり、左前輪61が回転すると磁気センサS1からパルス信号が発生する。同様に、左内側車速センサ21L2も、永久磁石M2と磁気センサS2とからなる。ただし、永久磁石M1,M2が少しずれて配設されていることにより、磁気センサS1,S2から出力されるパルス信号の順序に基づいて左前輪61の正転及び逆転を判別できる。また、左前輪61と同じように右前輪62にも、右角速度センサ22R、右外側車速センサ21R1及び右内側車速センサ21R2が設けられている。なお、左前輪61は、ホイールが一つのものを例示したが、ホイールが二つであり、一方に永久磁石M1を埋め込み、他方に永久磁石M2を埋め込んでもよい。
位置情報処理回路23は、パルスコンバータ24L1,24L2,24R1,24R2、A/Dコンバータ25L,25R、制御回路26及びインターフェイス回路27からなる。左角速度センサ22L及び右角速度センサ22Rから受信したアナログ信号は、A/Dコンバータ25L,25Rでデジタル信号に変換され、制御回路26へ送られる。左外側車速センサ21L1、左内側車速センサ21L2、右外側車速センサ21R1及び右内側車速センサ21R2から受信した信号は、パルスコンバータ24L1,24L2,24R1,24R2でより精密なパルス信号に変換され、制御回路26へ送られる。
制御回路26は、角速度データ及び車速データを計算して無線LAN自動サイトサーベイ装置10のX座標及びY座標の単位時間あたりの移動値を計算し、その計算結果をインターフェイス回路27を通して小型端末70のサイトサーベイプログラムへ逐次送る。
図5は、本実施形態における電界強度検出部を示すブロック図である。以下、この図面に基づき、電界強度検出部30について説明する。
電界強度検出部30は、電界強度測定用のアンテナ31と無線LANインターフェイス回路32とで構成される。
アンテナ31は、無線LAN中継装置90の電界強度を測定し通信試験信号を発信及び受信するものであり、無線LAN用の周波数帯である2.4GHz帯及び5.2GHz帯の両方に同調できるように設計されている。アンテナ31の指向性は、無線LAN中継装置90からの電波を均等に受信するために無指向性の方式を採用している。アンテナ31の利得は0dBiである。
無線LANインターフェイス回路32は、無線LANの電波を送受信するための回路及び小型端末70とのインターフェイスの回路により構成されている。
また、電界強度は、RSSI値(Received Signal Strength Indicator:受信電界強度)で測定する。これは、実際の電界強度(dBm)であると数値がマイナス数値で表されてわかりにくいため、dBm値に一定の数値を足してプラスの数値に変換することにより直感的に電波の強弱がわかるようにしたものである。
また、通信試験は、一般的にPingと呼ばれるTCP/IPプロトコルの補助用プロトコルであるICMPのうちのICMP ECHOを、無線LAN中継装置90に一定間隔で送信し、無線LAN中継装置90からICMP ECHO REPLYが返答されることを随時受信観測することにより実施する。その結果により、その場所での通信が可能かどうか判断する。つまり、ICMP
ECHO REPLYを受信できたときはその場所での通信が可能あり、無線LANインターフェイス回路32は小型端末70へ“1”の値を返す。一方、ICMP ECHO
REPLYを受信できなかったときはその場所での通信が不可能あり、無線LANインターフェイス回路32は小型端末70へ“0”の値を返す。
図6は、本実施形態の無線LAN自動サイトサーベイシステムの動作を示すフローチャートである。以下、図2及び図6に基づき、無線LAN自動サイトサーベイシステム100の動作を説明する。
まず、測定者は、小型端末70からサイトサーベイプログラムに対して、自動的に位置情報、通信試験結果及び電界強度を記録する自動測定間隔(秒)を設定する(ステップA1)。続いて、測定者は、測定開始場所に無線LAN自動サイトサーベイ装置10を移動し、測定開始処理を小型端末70から開始する。すると、サイトサーベイプログラムは初期処理を起動する(ステップA2)。これは、位置情報処理回路23に対して位置情報をゼロにクリアさせる処理であり、無線LANインターフェイス回路32に対して電界強度の測定を開始させる処理であり、無線LAN中継装置90との通信試験を開始させる処理である(ステップA3)。
続いて、測定者は、無線LANの使用エリア内で、無線LAN自動サイトサーベイ装置10を手で押して移動させていく(ステップA4)。また、測定者は、その場所が重要な無線LAN使用場所であると判断した場合に、小型端末70から強制測定処理を起動させる(ステップA5)。サイトサーベイプログラムは、その時点での電界強度情報、通信試験結果及び位置情報を測定情報データベースに保存する(ステップA6)。一方、サイトサーベイプログラムは、測定開始時間からの経過時間を監視しており、前回の測定時間から最初に設定した自動測定間隔に到達した場合(ステップA7)、強制的にその時の電界強度情報、通信試験結果及び位置情報を測定情報データベースに保存する(ステップA8)。
続いて、測定者は、使用エリアの全てに無線LAN自動サイトサーベイ装置10を移動し終えた時に、小型端末70から測定終了処理を起動させる(ステップA9)。一方、サイトサーベイプログラムは、測定開始処理から測定終了処理までに測定情報データベースに蓄積されたデータを元に作図処理を起動し(ステップA10)、その作図結果を小型端末70のディスプレイ71に表示させる(ステップA11,A12)。なお、表示形式は一般的な作図ソフトウェアの形式で出力されるため、手動で間取りを入力することにより、後述の図8のような図面を作成することができる。また、測定者が作図結果をプリンタ72に印刷したい場合は、プリンタインターフェイス回路73にプリンタ72を接続して、小型端末70から印刷処理を起動することにより、紙媒体に印刷することができる(ステップA13,A14)。
図7は、本実施形態における測定情報データベースの記録例を示す図表である。以下、この図面に基づき説明する。
測定情報データベースには、項番、測定日付、測定時間、強制測定フラグ値、受信信号の無線LAN規格、チャンネル(周波数)、RSSI値(受信電界強度)、Ping(通信試験)結果値、位置情報(X軸)、位置情報(Y軸)などの情報が記録される。図7に示す例では、自動測定間隔を5秒に設定し、項番16において強制測定処理を手動で起動させている。
Ping結果値から、項番3,4,5の地点では無線LAN通信はできない、と判断できる。なお、無線LAN規格はIEEE802.11g規格である。項番5,6でチャンネルが4chから11chに推移していることから、この地点で無線LAN自動サイトサーベイ装置が移動したことにより別の無線LAN中継装置に切り替わった(ローミング動作した)ことがわかる。
図8は、本実施形態における作図結果の表示例及び印刷例を示す図である。以下、この図面に基づき説明する。
この図は、作図ソフトウェアにより測定エリアの間取りと合成した例である。斜線のエリアが無線LAN使用可能エリアである。表示例も印刷例も同じ内容である。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば次の効果を奏する。図2において、台車60で測定領域を走行中に、台車60の二次元的な位置を位置検出部20で検出し、その位置における電界強度を電界強度検出部30で検出し、検出された位置と電界強度とを検出データ処理部40で対応付けることにより、二次元的な電界強度分布を作図データ処理部50で画像化できるので、二次元的な電界強度分布の作図を容易に自動化できる。
本発明に係る無線LAN自動サイトサーベイシステムの一実施形態を概念的に示すブロック図である。 本実施形態の無線LAN自動サイトサーベイシステムを更に具体的に示す斜視図である。 本実施形態における左前輪を示す斜視図である。 本実施形態における位置検出部を示すブロック図である。 本実施形態における電界強度検出部を示すブロック図である。 本実施形態の無線LAN自動サイトサーベイシステムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態における測定情報データベースの記録例を示す図表である。 本実施形態における作図結果の表示例及び印刷例を示す図である。
符号の説明
10 無線LAN自動サイトサーベイ装置
20 位置検出部
30 電界強度検出部
40 検出データ処理部
50 作図データ処理部
60 台車
70 小型端末
71 ディスプレイ
72 プリンタ
90 無線LAN中継装置
100 無線LAN自動サイトサーベイシステム

Claims (6)

  1. 位置検出部、電界強度検出部、検出データ処理部、作図データ処理部及び台車を備えた無線LAN自動サイトサーベイ装置であって、
    前記位置検出部は、測定領域における前記台車の二次元的な位置を検出し、
    前記電界強度検出部は、アンテナを有するとともに当該アンテナを用いて電界強度を検出し、
    前記検出データ処理部は、前記位置検出部で検出された位置と前記電界強度検出部で検出された電界強度とを対応付けて二次元的な電界強度分布として記憶し、
    前記作図データ処理部は、前記検出データ処理部で記憶された前記二次元的な電界強度分布を画像化し、
    前記台車は、前記位置検出部、前記電界強度検出部、前記検出データ処理部及び前記作図データ処理部を載置するとともに前記測定領域を走行する、
    ことを特徴とする無線LAN自動サイトサーベイ装置。
  2. 前記位置検出部は、前記台車の車速を検出する車速センサと、前記台車の角速度を検出する角速度センサとを有する、
    請求項1記載の無線LAN自動サイトサーベイ装置。
  3. 前記検出データ処理部は、前記位置検出部で検出された位置を二次元直交座標(x,y)で表し、この位置(x,y)において前記電界強度検出部で検出された電界強度Eを対応付けて(x,y,E)として記憶する、
    請求項1又は2記載の無線LAN自動サイトサーベイ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の無線LAN自動サイトサーベイ装置と、この無線LAN自動サイトサーベイ装置に対して電波を送受信する無線LAN中継装置と、
    を備えた無線LAN自動サイトサーベイシステム。
  5. アンテナ、位置検出部、電界強度検出部、検出データ処理部及び作図データ処理部を具備した台車で測定領域を走行しつつ、
    前記位置検出部によって前記測定領域における前記台車の二次元的な位置を検出すると同時に、前記電界強度検出部によって前記アンテナを介して電界強度を検出し、
    前記検出データ処理部によって、前記位置検出部で検出された位置と前記電界強度検出部で検出された電界強度とを対応付けて二次元的な電界強度分布として記憶し、
    前記作図データ処理部によって、前記検出データ処理部で記憶された前記二次元的な電界強度分布を画像化する、
    無線LAN自動サイトサーベイ方法。
  6. 前記検出データ処理部によって、前記位置検出部で検出された位置を二次元直交座標(x,y)で表し、この位置(x,y)において前記電界強度検出部で検出された電界強度Eを対応付けて(x,y,E)として記憶する、
    請求項5記載の無線LAN自動サイトサーベイ方法。
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