JP7155060B2 - 情報処理装置、電波状態検出方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、電波状態検出方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、電波状態検出方法、およびプログラムに関する。
従来より、アクセスポイントがチャネル選択を行う技術が知られている。この種の技術としては、下記の特許文献1に記載されたワイヤレス通信方法がある。このワイヤレス通信方法は、各アクセスポイントが、分散して独立してチャネル選択を行う技術である。このワイヤレス通信方法において、アクセスポイントは、複数のワイヤレス通信チャネル間で切替可能なワイヤレスネットワークインターフェースを備える。アクセスポイントは、複数の通信チャネルからの複数の被監視チャネルのそれぞれを一定の期間にわたって監視し、被監視チャネル上で干渉する可能性がある送信を識別して、被監視チャネルに関する干渉メトリックを計算し記憶する。アクセスポイントは、複数の被監視チャネルのための記憶された干渉メトリックを比較し、最も低い干渉メトリックを有する被監視チャネルを通信チャネルとして選択する。
特開2018-196129号公報
ところで、無線LAN(Local Area Network)システムにおいては、無線LANに接続された機器が衝突回避を行う場合があり、衝突回避に起因するさらし端末問題がある。衝突回避方式としては、例えば、IEEE802.11におけるCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)が挙げられる。アクセスポイントは、起動時に全通信チャネルをスキャンし、アクセスポイントが存在する位置で最も良好な通信チャネルを選択する。2台のアクセスポイントAP#1(自宅内)およびアクセスポイントAP#2(自宅外)が、同じの処理により最適な通信チャネルを選択するものとする。
すると、2台のアクセスポイントは、同一の通信チャネルを、最適な通信チャネルとして選択する場合がある。この場合において、2台のアクセスポイントの中間に、アクセスポイントAP#1により制御される家電機器が存在する場合、当該家電機器は、アクセスポイントAP#1の信号のみならず、アクセスポイントAP#2の信号も受信してしまい、CAMA/CAにより、アクセスポイントAP#1への送信を中止する機会が多くなる。この結果、アクセスポイントと家電機器との間における通信速度が遅くなったり、コネクションを確立することができないなどの問題が起こる。
また、2.4GHz帯を利用した無線LANシステムでは、各通信チャネルの中心周波数の間隔が各通信チャネルの帯域幅より狭くなっているため、隣接している通信チャネル同士がオーバーラップしている。このため、アクセスポイントAP#1が選択した通信チャネルとアクセスポイントAP#2が選択した通信チャネルとが隣接関係にある場合は、互いの通信チャネルでやり取りされる信号を無線LANの信号と認識できないため、CSMA/CAによる衝突回避を行うことができず、アクセスポイントAP#1の通信品質が劣化して、通信速度が低下したり、コネクションが断絶する問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、アクセスポイントと通信する通信装置にとって良好な通信チャネルを選択することに貢献することができる情報処理装置、電波状態検出方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
(1)本発明の一態様は、アクセスポイントの近傍の第1の場所において電波を検出し、および前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた機器の近傍の第2の場所において電波を検出する検出部と、前記第1の場所における第1の電波の検出結果に基づく前記アクセスポイントの近傍における最適な通信チャネルと、前記第2の場所における第2の電波の検出結果に基づく前記機器の近傍における最適な通信チャネルを表示し、または前記アクセスポイントの通信チャネルを前記機器の近傍における最適な通信チャネルに変更することを促す処理を行う処理部と、を備える、情報処理装置である。
(2)本発明の一態様は、上記の情報処理装置であって、記検出部は、前記第2の場所において通信チャネルのスキャンを実施することで、通信チャネルと他のアクセスポイントの識別子と電波強度との対応を含むスキャン結果を得て、前記処理部は、前記スキャン結果に基づいて、各通信チャネルの干渉源となる前記他のアクセスポイントの電波強度を抽出し、各通信チャネルについてRSSI(Received Signal Strength Indication, Received Signal Strength Indicator)を算出し、評価対象の通信チャネルごとに、評価対象の通信チャネルのRSSIと、評価対象の通信チャネルに隣接する複数の通信チャネルのRSSIと、隣接する通信チャネルごとの評価対象の通信チャネルから離れるほど小さくなる重み係数とに基づいて、隣接チャネルを考慮した干渉波のRSSIを算出し、前記隣接チャネルを考慮した干渉波のRSSIのうち最も小さい通信チャネルを選択してよい。
(3)本発明の一態様は、アクセスポイントの近傍の第1の場所において電波を検出し、および前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた機器の近傍の第2の場所において電波を検出する検出部と、処理部と、を備え、前記検出部は、前記第1の場所において通信チャネルのスキャンを実施することで、通信チャネルと他のアクセスポイントの識別子と電波強度との対応を含む前記第1の場所のスキャン結果を得て、前記処理部は、前記第1の場所のスキャン結果に基づいて、各通信チャネルの干渉源となる前記他のアクセスポイントの電波強度を抽出し、各通信チャネルについてRSSI(Received Signal Strength Indication, Received Signal Strength Indicator)を算出し、評価対象の通信チャネルごとに、評価対象の通信チャネルのRSSIと、評価対象の通信チャネルに隣接する複数の通信チャネルのRSSIと、隣接する通信チャネルごとの評価対象の通信チャネルから離れるほど小さくなる重み係数とに基づいて、隣接チャネルを考慮した干渉波のRSSIを算出し、前記検出部は、前記第2の場所において通信チャネルのスキャンを実施することで、通信チャネルとアクセスポイントの識別子と電波強度との対応を含む前記第2の場所のスキャン結果を得て、前記処理部は、前記第2の場所のスキャン結果に基づいて、前記スキャン結果に基づいて、各通信チャネルの干渉源となる前記他のアクセスポイントの電波強度を抽出し、各通信チャネルについてRSSIを算出し、評価対象の通信チャネルごとに、評価対象の通信チャネルのRSSIと、評価対象の通信チャネルに隣接する複数の通信チャネルのRSSIと、隣接する通信チャネルごとの評価対象の通信チャネルから離れるほど小さくなる重み係数とに基づいて、隣接チャネルを考慮した干渉波のRSSIを算出し、前記処理部は、通信チャネルごとに、前記第1の場所の干渉波のRSSIと、前記第2の場所の干渉波のRSSIとに基づく計算値を算出し、計算値のうち最も小さい計算値に対応した通信チャネルを選択し、選択した通信チャネルを表示、または選択した通信チャネルに前記アクセスポイントが選択した通信チャネルの変更を促す、情報処理装置である。
(4)本発明の一態様は、上記の情報処理装置であって、ユーザの操作を受け付ける操作部を更に備え、前記第2の場所が、前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた場所であり、前記処理部は、前記第1の場所におけるスキャン結果と前記第2の場所におけるスキャン結果とに基づいて、前記処理部が選択した通信チャネルを選択することを促す処理と、前記操作部により受け付けられたユーザの操作に基づいて前記処理部が選択した通信チャネルが選択された場合に、前記アクセスポイントに通信チャネルの変更を要求する処理とを含んでよい。
(5)本発明の一態様は、上記の情報処理装置であって、ユーザの操作を受け付ける操作部を更に備え、前記検出部は、前記操作部により受け付けられたユーザの操作に応じて前記アクセスポイントから発せられた電波を検出し、前記処理部は、自装置の場所を前記第2の場所として、前記第1の場所におけるスキャン結果と、前記第2の場所におけるスキャン結果とに基づいて、前記処理部が選択した通信チャネルを選択してよい。
(6)本発明の一態様は、上記の情報処理装置であって、前記処理部は、少なくとも、前記第1の場所における第1の電波の検出結果と、前記第2の場所における第2の電波の検出結果とに基づいて、所定の空間における各場所に前記処理部が選択した通信チャネルを表す画像情報を配置したマップ情報を生成してよい。
)本発明の一態様は、アクセスポイントの近傍の第1の場所において電波を検出し
前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた機器の近傍の第2の場所において電波を検出し、前記第1の場所における第1の電波の検出結果に基づく前記アクセスポイントの近傍における最適な通信チャネルと、前記第2の場所における第2の電波の検出結果に基づく前記機器の近傍における最適な通信チャネルを表示し、または前記アクセスポイントの通信チャネルを前記機器の近傍における最適な通信チャネルに変更することを促す処理を行う、電波状態検出方法である。
)本発明の一態様は、情報処理装置のプログラムであって、前記情報処理装置に、アクセスポイントの近傍の第1の場所において電波を検出させ、前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた機器の近傍の第2の場所において電波を検出させ、前記第1の場所における第1の電波の検出結果に基づく前記アクセスポイントの近傍における最適な通信チャネルと、前記第2の場所における第2の電波の検出結果に基づく前記機器の近傍における最適な通信チャネルを表示させ、または前記アクセスポイントの通信チャネルを前記機器の近傍における最適な通信チャネルに変更することを促す処理を行わせる、
プログラムである。
本発明の一態様によれば、アクセスポイントと通信する通信装置にとって良好な通信チャネルを選択することに貢献することができる。
本発明を適用した第1実施形態に係る無線通信システムの一例を示すブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る無線通信システムにおける機能的な構成の一例を示すブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る無線通信システムにおいて、携帯端末装置の処理手順を示すフローチャートである。 第1のスキャン結果および第2のスキャン結果の一例を示す図である。 第1のスキャン結果の他の一例を示す図である。 第2のスキャン結果の他の一例を示す図である。 スキャン結果を含む画面の一例を示す図である。 スキャン結果および操作ボタンを含む画面の一例を示す図である。 スキャン結果を含む画面の他の一例を示す図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る無線通信システムにおける携帯端末装置の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、実施形態における(a)スキャン結果の一例、(b)チャネル別干渉波電波強度リストの一例、(c)チャネル別干渉波RSSIリストの一例、(d)隣接チャネルを考慮したチャネル別干渉波RSSIリストの一例、を示す図である。 図12は、実施形態において、(a)隣接チャネルの考慮した第1の場所のチャネル別干渉波RSSIリスト、(b)隣接チャネルの考慮した第2の場所のチャネル別干渉波RSSIリスト、および(c)チャネル別干渉波の平均RSSIリストを示す図である。 図13は、(a)スキャン結果の一例、(b)チャネル別干渉波電波強度リストの一例、(c)隣接チャネルを考慮したチャネル別RSSIリストの一例、を示す図である。 本発明を適用した第3実施形態に係る無線通信システムにおいて住宅内の位置と最適チャネルとのマップ情報の一例を示す図である。 本発明を適用した第3実施形態に係る無線通信システムにおいて住宅内の位置と干渉状況の優劣とのマップ情報の一例を示す図である。
以下、本発明を適用した情報処理装置、電波状態検出方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係る無線通信システムの一例を示すブロック図である。無線通信システムは、例えば、アクセスポイント100と、家電機器200と、携帯端末装置300とを備える。無線通信システムは、例えば住宅内において無線LANによりデータの送受信を実現する。無線通信システムは、例えば2.4GHz帯を利用した無線LANシステムである。無線通信システムは、例えば、ユーザの操作に基づく指示を制御対象機器としての家電機器200に伝達することで、家電機器200の状態を監視したり、家電機器200の動作を制御するHEMS(Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム))を実現するサービスを提供する。
無線通信システムにおいて、アクセスポイント100は、住宅内の家電機器200および携帯端末装置300と通信するため、所定の電波強度で電波を発信することで通信可能範囲100aを形成する。一方、例えば、アクセスポイント100及び家電機器200が存在する住宅の隣家にアクセスポイント100#が存在するものとする。この場合、家電機器200は、アクセスポイント100の通信可能範囲100aとアクセスポイント100#の通信可能範囲100bとの双方に属し、通信品質に影響を与える可能性がある。そこで、第1の実施形態の携帯端末装置300は、アクセスポイントと通信する通信装置にとって良好な通信チャネルを選択することに貢献するため、後述する機能を有する。なお、アクセスポイントと通信する家電機器200にとって良好な通信チャネルを選択することに貢献するとは、例えば、家電機器200にとって良好な通信チャネルを表示することや、アクセスポイント100が選択している通信チャネルを変更すること、である。
図2は、本発明を適用した第1実施形態に係る無線通信システムにおける機能的な構成の一例を示すブロック図である。
アクセスポイント100は、例えば、無線通信部102と、信号検出部104と、チャネル選択部106と、通信制御部108とを備える。無線通信部102は、NIC(Network Interface Card)や無線通信モジュールなどの通信インターフェースである。無線通信部102は、無線LANに接続される。信号検出部104は、例えばCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)方式で通信を行うため、無線LANにおいて利用可能な通信チャネルごとに、その通信チャネルで動作中のアクセスポイントのESSID(Extended Service Set Identifier)、BSSID(Basic Service Set Identify)、および電波強度を検出する。チャネル選択部106は、信号検出部104による信号検出結果に基づいて、無線LANにおいて利用可能な通信チャネルのうち一つの通信チャネルを選択する。チャネル選択部106は、通信チャネル毎にSNR(Signal-to-Noise Ratio)を計算し、最も良い通信チャネルを選択する。通信制御部108は、無線通信部102の通信処理を制御する。なお、チャネル選択部106および通信制御部108といった機能部は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
家電機器200は、例えば、無線通信部202と、信号検出部204と、通信制御部206と、アプリケーション処理部208とを備える。無線通信部202は、NICや無線通信モジュールなどの通信インターフェースである。無線通信部202は、無線LANに接続される。信号検出部204は、例えばCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)方式で通信を行うため、無線LANにおける無線電波を検出する。通信制御部206は、アクセスポイント100が選択した通信チャネルで通信を行うように無線通信部202を制御する。また、通信制御部206は、信号検出部204の検出結果に基づいて、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)方式で通信を行わせる。アプリケーション処理部208は、家電機器200の状態情報の返信処理や、家電機器200の制御命令に対する処理などを行う。なお、通信制御部206およびアプリケーション処理部208といった機能部は、例えばCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGA等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
携帯端末装置300は、例えば、無線通信部302と、信号検出部304と、処理部306と、インターフェース部308とを備える。無線通信部302は、NICや無線通信モジュールなどの通信インターフェースである。無線通信部302は、無線LANに接続される。信号検出部304は、第1の場所、および第1の場所とは異なる第2の場所においてアクセスポイントから発せられた電波を検出する。処理部306は、第1の場所における第1の電波の検出結果と、第2の場所における第2の電波の検出結果と、に基づいて所定の処理を行う。インターフェース部308は、各種の情報を表示させる。インターフェース部308は、ユーザの操作を受け付け、当該操作に応じた信号を出力する。なお、処理部306といった機能部は、例えばCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGA等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
第1の場所とは、自宅内の任意の場所であり、第2の場所は、第1の場所とは異なる自宅内の任意の場所である。例えば、第1の場所とはアクセスポイント100の近傍の場所であり、第2の場所とは、第1の場所よりアクセスポイント100から離れた家電機器200の近傍の場所である。
所定の処理とは、例えば、第1の場所における第1の電波の検出結果と第2の場所における第2の電波の検出結果との比較に基づく第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを表示する処理である。また、所定の処理とは、第1の場所における第1の電波の検出結果と第2の場所における第2の電波の検出結果との比較に基づく少なくとも第2の場所において最適な通信チャネルを表示する処理であってよく、所定の処理とは、第1の場所における第1の電波の検出結果と第2の場所における第2の電波の検出結果との比較に基づく第2の場所において最適な通信チャネルを表示する処理であってよい。第1の場所における第1の電波の検出結果と第2の場所における第2の電波の検出結果との比較とは、例えば、第1の場所において検出された通信チャネルごとの電波強度の合計値と、第2の場所において検出された通信チャネルごとの電波強度の合計値とを、通信チャネルごとに比較する処理である。
所定の処理は、例えば、第1の場所における第1の電波の検出結果と第2の場所における第2の電波の検出結果との比較に基づくアクセスポイントが選択した通信チャネルの変更を促す処理であってよい。
図3は、本発明を適用した第1実施形態に係る無線通信システムにおいて、携帯端末装置の処理手順を示すフローチャートである。携帯端末装置300は、まず、アクセスポイント100に接続し、アクセスポイント100のBSSIDを認識する(ステップS100)。次に携帯端末装置300は、アクセスポイント100の近傍において通信チャネルのスキャンを実行する(ステップS102)。次に携帯端末装置300は、ステップS102におけるスキャンの結果を、第1のスキャン結果として内部メモリ(不図示)に記録する(ステップS104)。図4は、第1のスキャン結果および第2のスキャン結果を示す図である。第1のスキャン結果は、通信チャネル番号と、ESSIDと、BSSID(例えばMACアドレス)と、電波強度とを対応付けた情報である。
次に携帯端末装置300は、家電機器200の近傍において通信チャネルのスキャンを実行する(ステップS106)。次に携帯端末装置300は、ステップS106におけるスキャンの結果を、第2のスキャン結果として内部メモリ(不図示)に記録する(ステップS108)。第2のスキャン結果は、例えば、図4において、通信チャネルに対するESSID、BSSID、および電波強度が異なった情報となる。第2のスキャン結果は、通信チャネル番号と、ESSIDと、BSSID(例えばMACアドレス)と、電波強度とを対応付けた情報である。
次に携帯端末装置300は、第1のスキャン結果と第2のスキャン結果とに基づいて所定の処理を実行する(ステップS110)。
図5は、第1のスキャン結果の他の一例を示す図である。図5によれば、アクセスポイント100の近傍においては6chの電波強度が低い(最もクリーンな通信チャネルである)ため、アクセスポイント100は、6chを選択する。図6は、第2のスキャン結果の他の一例を示す図である。図6によれば、家電機器200の近傍においては1chの電波強度が低い(最もクリーンな通信チャネルである)ため、1chが最適な通信チャネルであることが推定される。なお、各通信チャネルにおける電波強度の計算方法は、既知の計算方法であればよい。
図7は、スキャン結果を含む画面の一例を示す図である。処理部306は、図7に示すように、スキャン結果として、アクセスポイント100のBSSIDと、アクセスポイント100が選択中の通信チャネル番号と、家電機器200付近での最適な通信チャネル番号とを含む画面を、インターフェース部308によって表示させる。なお、携帯端末装置300は、アクセスポイント100が選択した通信チャネルが第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルである場合には、家電機器200付近での最適な通信チャネル番号に代えて、選択中の通信チャネルが家電機器200付近における最適な通信チャネルであることを表示してよい。
図8は、スキャン結果および操作ボタンを含む画面の一例を示す図である。処理部306は、図8のような画面を、インターフェース部308によって表示させてもよい。図8に示す画面には、スキャン結果として、アクセスポイント100のBSSIDと、アクセスポイント100が選択中の通信チャネル番号と、家電機器200付近での最適な通信チャネル番号と、アクセスポイント100の選択中通信チャネルから家電機器200付近での最適な通信チャネルに通信チャネル変更を促す質問、通信チャネル変更を受け付けるための“はい”と表示された操作ボタン、および通信チャネル変更を受け付けないための“いいえ”と表示された操作ボタンとが含まれている。通信チャネル変更を促す質問、および2つの操作ボタンは、アクセスポイント100が選択した通信チャネルの変更を促す情報の一例である。なお、携帯端末装置300は、アクセスポイント100が選択した通信チャネルが第2の場所において最適な通信チャネルである場合には、家電機器200付近での最適な通信チャネル番号、質問、および操作ボタンに代えて、選択中の通信チャネルが家電機器200付近における最適な通信チャネルであることを表示してよい。
携帯端末装置300は、“はい”と表示された操作ボタンに対する操作を受け付けた場合、アクセスポイント100に通信チャネルを変更する要求をアクセスポイント100に送信してよい。アクセスポイント100は、携帯端末装置300から通信チャネルを変更する要求を受信した場合、通信チャネルを、選択中の通信チャネルから要求された通信チャネルに変更する。
図9は、スキャン結果を含む画面の他の一例を示す図である。処理部306は、図9のような画面を、インターフェース部308によって表示させてもよい。図9に示す画面には、スキャン結果として、アクセスポイント100のBSSIDと、アクセスポイント100が選択中の通信チャネル番号と、居間での最適な通信チャネル番号と、寝室での最適な通信チャネル番号とが含まれている。
以上説明した第1の実施形態の携帯端末装置300によれば、第1の場所、および第1の場所とは異なる第2の場所においてアクセスポイントから発せられた電波を検出する信号検出部304と、第1の場所における第1の電波の検出結果と、第2の場所における第2の電波の検出結果と、に基づいて所定の処理を行う処理部306と、を備える。携帯端末装置300によれば、例えば、所定の処理として、第1の場所における第1の電波の検出結果と、第2の場所における第2の電波の検出結果とを表示することができる。これにより、携帯端末装置300によれば、例えば図9に示したように、第1の場所における最適な通信チャネルと、第2の場所における最適な通信チャネルとをユーザに提示することができる。この結果、携帯端末装置300によれば、ユーザにより良好な通信チャネルを気づかせることができ、アクセスポイントと通信する通信装置にとって良好な通信チャネルを選択することに貢献することができる。
第1の実施形態の携帯端末装置300によれば、例えば図7に示したように、第1の場所における第1の電波の検出結果と第2の場所における第2の電波の検出結果との比較に基づく第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを表示することができる。
第1の実施形態の携帯端末装置300によれば、例えば図8に示したように、第1の場所における第1の電波の検出結果と前記第2の場所における第2の電波の検出結果との比較に基づくアクセスポイント100が選択した通信チャネルの変更を促すことができる。
第1の実施形態の携帯端末装置300によれば、第2の場所が、第1の場所よりもアクセスポイント100から離れた場所である場合において、第1の場所における第1の電波の検出結果と、第2の場所における第2の電波の検出結果とに基づいて、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを選択させることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の携帯端末装置300は、信号検出部304により、インターフェース部308により受け付けられたユーザの操作に応じてアクセスポイント100から発せられた電波を検出し、処理部306により、携帯端末装置300の場所を第2の場所として、第1の場所における第1の電波の検出結果と、第2の場所における第2の電波の検出結果とに基づいて、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを選択する点で、第1の実施形態の携帯端末装置300とは相違する。以下、当該相違点を中心に説明する。
図10は、本発明を適用した第2実施形態に係る無線通信システムにおける携帯端末装置の処理手順を示すフローチャートである。携帯端末装置300は、まず、アクセスポイント100に接続し、アクセスポイント100のBSSIDを認識する(ステップS300)。次に携帯端末装置300は、アクセスポイント100の選択中の通信チャネルを認識する(ステップS302)。次に携帯端末装置300は、最適チャネルの自動設定操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS304)。携帯端末装置300は、例えば、最適チャネルの自動設定操作を受け付ける操作画面を表示し、当該操作画面に対する操作に基づいて最適チャネルの自動設定操作を受け付けたか否かを判定する。
携帯端末装置300は、最適チャネルの自動設定操作を受け付けない場合(ステップS304:NO)、本フローチャートの処理を終了する。携帯端末装置300は、最適チャネルの自動設定操作を受け付けた場合(ステップS304:YES)、携帯端末装置300の近傍でスキャンを実施する(ステップS306)。携帯端末装置300は、ステップS306におけるスキャンの結果を、スキャン結果として内部メモリ(不図示)に記録する(ステップS308)。携帯端末装置300は、スキャン結果に基づいて最適な通信チャネルを決定する(ステップS310)。
次に携帯端末装置300は、ステップS310において決定された最適な通信チャネルと、ステップS302において認識したアクセスポイント100で選択中の通信チャネルとが相違するか否かを判定する(ステップS312)。携帯端末装置300は、2つの通信チャネルが相違しない場合(ステップS312:NO)、本フローチャートの処理を終了する。携帯端末装置300は、2つの通信チャネルが相違する場合(ステップS312:YES)、アクセスポイント100に通信チャネルの変更を要求する(ステップS314)。
以上説明したように、第2の実施形態の携帯端末装置300によれば、ユーザの操作に応じてアクセスポイント100からアクセスポイントから発せられた電波を検出し、携帯端末装置300の場所を第2の場所として、第1の場所における第1の電波の検出結果と、第2の場所における第2の電波の検出結果とに基づいて、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを選択することができる。この結果、携帯端末装置300によれば、ユーザの位置における通信チャネルを最適な通信チャネルに変更することができる。
(最適通信チャネルの選択処理)
以下、上述した第1の実施形態および第2の実施形態における、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを選択する処理について詳細に説明する。
携帯端末装置300は、例えば、第1のスキャン結果および第2のスキャン結果の双方のスキャン結果を元に、各通信チャネルにおいて、隣接チャネルの隣接度合いを考慮して干渉波のレベルを計算し、計算された各通信チャネルの干渉波のレベルに基づいて、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを選択する。
図11は、実施形態における(a)スキャン結果の一例、(b)チャネル別干渉波電波強度リストの一例、(c)チャネル別干渉波RSSIリストの一例、(d)隣接チャネルを考慮したチャネル別干渉波RSSIリストの一例、を示す図である。
携帯端末装置300は、通信チャネルのスキャンを実施することで、図11(a)に示すスキャン結果を得る。なお、図11(a)のスキャン結果はESSIDを省略している。
次に携帯端末装置300は、図11(a)のスキャン結果に基づいて、各通信チャネルの干渉源となる他のアクセスポイントの電波強度を抽出する。抽出結果は、例えば、図11(b)に示したチャネル別干渉波電波強度リストである。チャネル別干渉波電波強度リストは、例えば、通信チャネルの番号と干渉波の電波強度とを対応付けた情報である。携帯端末装置300は、例えば、通信チャネルの番号が同じ(例えば「1」)の干渉波(-65[dBm]、-32[dBm])が複数検出された場合、値が最も高い電波強度(-32[dBm])を抽出する。なお、携帯端末装置300は、自身がデフォルトで接続するアクセスポイント100を除外してチャネル別干渉波電波強度リストを作成する。
次に携帯端末装置300は、各通信チャネルについてRSSI(Received Signal Strength Indication, Received Signal Strength Indicator)を算出し、図11(c)に示すチャネル別干渉波RSSIリストを作成する。RSSIは、電波強度[dBm]のような絶対的な値ではなく、相対的な指標であり、無線チップメーカによって電波強度からRSSIへの計算式は異なる。本実施形態の携帯端末装置300は、電波強度に所定の値(例えば127)を加算することによりRSSIを算出するが、これに限定されない。チャネル別干渉波RSSIリストは、例えば、通信チャネルの番号と干渉波のRSSIとを対応付けた情報である。なお、携帯端末装置300は、他のアクセスポイントが検出できない通信チャネルのRSSIの値を「0」に設定する。
次に携帯端末装置300は、評価対象の通信チャネルごとに、評価対象の通信チャネルのRSSIと、当該評価対象の通信チャネルに隣接する複数の評価対象外の通信チャネルのRSSIと、評価対象外の通信チャネルごとの重み係数とに基づいて、隣接チャネルを考慮した干渉波のRSSIを算出する。重み係数は、評価対象の通信チャネルから離れた評価対象外の通信チャネルほど小さくなる値である。評価対象外の通信チャネルの数は、例えば4、5、6、7、または8である。例えば、評価対象の通信チャネルが「5ch」である場合、携帯端末装置300は、「1ch、2ch、3ch、4ch、6ch、7ch、8ch、9ch」を評価対象外の通信チャネルとして選択する。携帯端末装置300は、1chの重み係数を0.2、2chの重み係数を0.4、3chの重み係数を0.6、4chの重み係数を0.8、6chの重み係数を0.8、7chの重み係数を0.6、8chの重み係数を0.4、9chの重み係数を0.2に設定する。これにより、携帯端末装置300は、下記の計算式の計算を行うことで、RSSIと重み係数との乗算値が最も高いRSSIを、図11(d)のチャネル別干渉波RSSIリストにおける5chに対応付けて格納する。
RSSI=MAX(1chのRSSI×0.2,2chのRSSI×0.4,3chのRSSI×0.6,4chのRSSI*0.8,5chのRSSI)
携帯端末装置300は、全ての通信チャネルについてRSSIと重み係数とを用いた計算を行い、図11(d)のチャネル別干渉波RSSIリストを作成する。携帯端末装置300は、図11(d)のチャネル別干渉波RSSIリストに含まれる干渉波のRSSIのうち最もRSSIが小さい通信チャネルを選択する。携帯端末装置300は、例えば、4chを選択する。
図12は、実施形態において、(a)隣接チャネルの考慮した第1の場所のチャネル別干渉波RSSIリスト、(b)隣接チャネルの考慮した第2の場所のチャネル別干渉波RSSIリスト、および(c)チャネル別干渉波の平均RSSIリストを示す図である。
携帯端末装置300は、例えば、図12(a)に示すように隣接チャネルを考慮した干渉波RSSIリストを第1の場所のスキャン結果に基づいて作成し、図12(b)に示した隣接チャネルを考慮した干渉波RSSIリストを第2の場所のスキャン結果に基づいて作成する。携帯端末装置300は、通信チャネルごとに、第1の場所のチャネル別干渉波RSSIリストに含まれる干渉波のRSSIと、第2の場所のチャネル別干渉波RSSIリストに含まれる干渉波のRSSIとの平均値を算出する。携帯端末装置300は、図12(c)に示すように、各通信チャネルの番号と、各通信チャネルの干渉波のRSSIの平均値とを対応付けた干渉波の平均RSSIリストを作成する。
携帯端末装置300は、チャネル別干渉波の平均RSSIリストに含まれる平均RSSIのうち、最も小さいRSSIの通信チャネルとして6chを選択する。
以上のように、携帯端末装置300は、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを選択することができる。すなわち、第1の場所のチャネル別干渉波RSSIリストに含まれる干渉波のRSSIのうち、最も小さいRSSIの通信チャネルは、4chであり、第2の場所のチャネル別干渉波RSSIリストに含まれる干渉波のRSSIのうち、最も小さいRSSIの通信チャネルは、9chであるが、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルとして、6chを選択することができる。
なお、携帯端末装置300は、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを選択するために干渉波のRSSIの平均値を用いたが、これに限定されず、他の計算結果を用いて最適な通信チャネルを選択してよい。
携帯端末装置300は、第1のスキャン結果および第2のスキャン結果の双方のスキャン結果を元に、各通信チャネルの干渉波のレベルを計算し、計算された各通信チャネルの干渉波のレベルに基づいて、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを選択してよい。この処理は、RSSIを算出しない点、および評価対象の通信チャネルと評価対象外の通信チャネルとの隣接度合いを考慮していない点で、上述した図11を参照して説明した処理とは異なる。
図13は、(a)スキャン結果の一例、(b)チャネル別干渉波電波強度リストの一例、(c)隣接チャネルを考慮したチャネル別干渉波電波強度リストの一例、を示す図である。
携帯端末装置300は、図13(a)のスキャン結果に基づいて、各通信チャネルの干渉源となる他のアクセスポイントの電波強度を抽出する。抽出結果は、例えば、図13(b)に示したチャネル別干渉波電波強度リストである。チャネル別干渉波電波強度リストは、例えば、通信チャネルの番号と干渉波の電波強度とを対応付けた情報である。携帯端末装置300は、例えば、通信チャネルの番号が同じ干渉波が複数検出された場合、値が最も高い電波強度を抽出する。なお、携帯端末装置300は、自身がデフォルトで接続するアクセスポイント100を除外してチャネル別干渉波電波強度リストを作成する。
次に携帯端末装置300は、評価対象の通信チャネルごとに、評価対象の通信チャネルの干渉波の電波強度と、当該評価対象の通信チャネルに隣接する複数の評価対象外の通信チャネルの干渉波の電波強度とに基づいて、隣接チャネルを考慮した干渉波の電波強度を算出する。携帯端末装置300は、例えば、評価対象外の通信チャネルよりも番号が小さい4つの通信チャネルの干渉波の電波強度と、評価対象外の通信チャネルよりも番号が大きい4つの通信チャネルの干渉波の電波強度とに基づいて、隣接チャネルを考慮した干渉波の電波強度を算出する。
例えば、評価対象外の通信チャネルが5chである場合、携帯端末装置300は、下記の計算式の計算を行うことで、最も高い干渉波の電波強度を、図13(c)のチャネル別干渉波電波強度リストにおける5chに対応付けて格納する。
干渉波の電波強度=MAX(1chの干渉波の電波強度,2chの干渉波の電波強度,3chの干渉波の電波強度,4chの干渉波の電波強度,5chの干渉波の電波強度,6chの干渉波の電波強度,7chの干渉波の電波強度,8chの干渉波の電波強度)
携帯端末装置300は、全ての通信チャネルについて干渉波の電波強度を用いた計算を行い、図13(c)のチャネル別干渉波電波強度リストを作成する。携帯端末装置300は、図13(c)のチャネル別干渉波電波強度リストに含まれる干渉波の電波強度のうち最も電波強度が小さい通信チャネルを選択する。携帯端末装置300は、例えば、6~11chを選択する。なお、携帯端末装置300は、6~11chのうちランダムに一つの通信チャネルを選択してよい。
携帯端末装置300は、第1の場所において図13(c)のチャネル別干渉波電波強度リストを作成し、第2の場所において図13(c)のチャネル別干渉波電波強度リストを作成する。そして、携帯端末装置300は、第1の場所のチャネル別干渉波電波強度リストに含まれる干渉波の電波強度と、第2の場所のチャネル別干渉波電波強度リストに含まれる干渉波の電波強度との平均値を算出する。携帯端末装置300は、各通信チャネルの番号と、各通信チャネルの干渉波の電波強度の平均値とを対応付けた干渉波の平均電波強度リストを作成する。
携帯端末装置300は、チャネル別干渉波の平均電波強度リストに含まれる平均電波強度のうち、最も小さい電波強度の通信チャネルを選択する。以上のように、携帯端末装置300は、第1の場所および第2の場所の双方において最適な通信チャネルを選択することができる。
なお、携帯端末装置300は、図13を参照して説明した処理において、干渉波の電波強度からRSSIを算出して、通信チャネルの隣接度合い考慮せずにチャネル別干渉波RSSIリストを作成する処理を行ってもよい。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の携帯端末装置300は、第1の場所における第1の電波の検出結果と第2の場所における第2の電波の検出結果とに基づいてマップ情報を生成する点で、上述の実施形態の携帯端末装置300とは相違する。以下、当該相違点を中心に説明する。
図14は、本発明を適用した第3実施形態に係る無線通信システムにおいて住宅内の位置と最適チャネルとのマップ情報の一例を示す図である。図14(a)は住宅の1階における最適な通信チャネルのマップ情報を示し、図14(b)は住宅の2階における最適な通信チャネルのマップ情報を示し、図14(c)は住宅の3階における最適な通信チャネルのマップ情報を示す。
携帯端末装置300は、例えば、住宅の各部屋にいる期間において通信チャネルのスキャンを実行することで、各部屋のスキャン結果を取得する。携帯端末装置300は、スキャン結果に基づいて各部屋の最適な通信チャネルを決定する。携帯端末装置300は、住宅の間取り図に含まれる各部屋の画像内位置に、各部屋の最適な通信チャネルを示す画像を重畳させた画像であるマップ情報を生成する。また、携帯端末装置300は、マップ情報におけるアクセスポイント100が設置された画像内位置に、アクセスポイント100を表す画像を重畳させてよい。これにより、携帯端末装置300は、図14に示すようなマップ情報をユーザに提示することができる。
なお、携帯端末装置300は、図14に示すような画像形式のマップ情報に限らず、各部屋名を示す文字情報と各部屋の最適な通信チャネルを示す文字情報とを対応付けた表形式のマップ情報を生成してよい。
携帯端末装置300によれば、少なくとも第1の場所における第1の電波の検出結果と第2の場所における第2の電波の検出結果とに基づいて、所定の空間における各場所に通信チャネルごとの電波強度を表す画像情報を配置したマップ情報を生成することができる。これにより、携帯端末装置300は、例えば住宅においてどの場所にアクセスポイント100を設置することが好ましいかを提示することができる。
図13は、本発明を適用した第3実施形態に係る無線通信システムにおいて住宅内の位置と干渉状況の優劣とのマップ情報の一例を示す図である。図15(a)は住宅の1階における干渉状況のマップ情報を示し、図15(b)は住宅の2階における干渉状況のマップ情報を示し、図15(c)は住宅の3階における干渉状況のマップ情報を示す。
携帯端末装置300は、例えば、住宅の各部屋にいる期間において通信チャネルのスキャンを実行することで、各部屋のスキャン結果を取得する。携帯端末装置300は、自宅のアクセスポイント100から発せられる電波のみならず、例えば隣家に設置されたアクセスポイントから発せられる電波も検出する。携帯端末装置300は、スキャン結果に基づいて各部屋の干渉状況を決定する。携帯端末装置300は、隣家に設置されたアクセスポイントから発せられた電波強度が強いほど干渉状況が強いと判定する。
携帯端末装置300は、住宅の間取り図に含まれる各部屋の画像内位置に、各部屋の干渉状況を示す画像を重畳させた画像であるマップ情報を生成する。また、携帯端末装置300は、マップ情報におけるアクセスポイント100が設置された画像内位置に、アクセスポイント100を表す画像を重畳させてよい。これにより、携帯端末装置300は、図15に示すようなマップ情報をユーザに提示することができる。
なお、携帯端末装置300は、図15に示すような画像形式のマップ情報に限らず、各部屋名を示す文字情報と各部屋の干渉状況を示す文字情報とを対応付けた表形式のマップ情報を生成してよい。また、携帯端末装置300は、干渉状況を文字で提示するのではなく、色により提示してもよい。携帯端末装置300は、例えば干渉状況が強い場所ほど強調色の画像を間取り図画像に重畳してよい。
携帯端末装置300によれば、少なくとも第1の場所における第1の電波の検出結果と第2の場所における第2の電波の検出結果とに基づいて、所定の空間における干渉状況の優劣を表す画像情報を配置したマップ情報を生成することができる。これにより、携帯端末装置300は、例えば住宅においてどの場所にアクセスポイント100を設置することが好ましいかを提示することができる。
(変形例)
上述した実施形態において、携帯端末装置300がスキャンを実行し、スキャン結果に基づいて所定の処理を実行したが、これに限定されず、移動型機器がスキャンを実行し、スキャン結果に基づいて所定の処理を実行してよい。例えば、住宅内を自動で移動しながら掃除をする移動型掃除ロボットにより、移動型機器がスキャンを実行し、スキャン結果に基づいて所定の処理を実行してよい。この場合、所定の処理は、ユーザが操作する機器にスキャン結果を送信する処理や、上述した所定の処理の結果をユーザが操作する機器に送信する処理であってよい。
なお、各実施形態および変形例について説明したが、一例であってこれらに限られず、例えば、各実施形態や各変形例のうちのいずれかや、各実施形態の一部や各変形例の一部を、他の1または複数の実施形態や他の1または複数の変形例と組み合わせて本発明の一態様を実現させてもよい。
なお、本実施形態における携帯端末装置300の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムを、コンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、携帯端末装置300に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器などのハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリなどの書き込み可能な不揮発性メモリ、CD-ROMなどの可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクなどの記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネットなどのネットワークや電話回線などの通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic
Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置などに格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネットなどのネットワーク(通信網)や電話回線などの通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計なども含まれる。
100 アクセスポイント
102、202、302 無線通信部
104、204、304 信号検出部
106 チャネル選択部
108、206 通信制御部
200 家電機器
208 アプリケーション処理部
300 携帯端末装置
306 処理部
308 インターフェース部

Claims (8)

  1. アクセスポイントの近傍の第1の場所において電波を検出し、および前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた機器の近傍の第2の場所において電波を検出する検出部と、
    前記第1の場所における第1の電波の検出結果に基づく前記アクセスポイントの近傍における最適な通信チャネルと、前記第2の場所における第2の電波の検出結果に基づく前記機器の近傍における最適な通信チャネルを表示し、または前記アクセスポイントの通信チャネルを前記機器の近傍における最適な通信チャネルに変更することを促す処理を行う処理部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記検出部は、前記第2の場所において通信チャネルのスキャンを実施することで、通信チャネルと他のアクセスポイントの識別子と電波強度との対応を含むスキャン結果を得て、
    前記処理部は、前記スキャン結果に基づいて、各通信チャネルの干渉源となる前記他のアクセスポイントの電波強度を抽出し、各通信チャネルについてRSSI(Received Signal Strength Indication, Received Signal Strength Indicator)を算出し、
    評価対象の通信チャネルごとに、評価対象の通信チャネルのRSSIと、評価対象の通信チャネルに隣接する複数の通信チャネルのRSSIと、隣接する通信チャネルごとの評価対象の通信チャネルから離れるほど小さくなる重み係数とに基づいて、隣接チャネルを考慮した干渉波のRSSIを算出し、
    前記隣接チャネルを考慮した干渉波のRSSIのうち最も小さい通信チャネルを選択する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. アクセスポイントの近傍の第1の場所において電波を検出し、および前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた機器の近傍の第2の場所において電波を検出する検出部と、
    処理部と、を備え、
    前記検出部は、前記第1の場所において通信チャネルのスキャンを実施することで、通信チャネルと他のアクセスポイントの識別子と電波強度との対応を含む前記第1の場所のスキャン結果を得て、前記処理部は、前記第1の場所のスキャン結果に基づいて、各通信チャネルの干渉源となる前記他のアクセスポイントの電波強度を抽出し、各通信チャネルについてRSSI(Received Signal Strength Indication, Received Signal Strength Indicator)を算出し、評価対象の通信チャネルごとに、評価対象の通信チャネルのRSSIと、評価対象の通信チャネルに隣接する複数の通信チャネルのRSSIと、隣接する通信チャネルごとの評価対象の通信チャネルから離れるほど小さくなる重み係数とに基づいて、隣接チャネルを考慮した干渉波のRSSIを算出し、
    前記検出部は、前記第2の場所において通信チャネルのスキャンを実施することで、通信チャネルとアクセスポイントの識別子と電波強度との対応を含む前記第2の場所のスキャン結果を得て、前記処理部は、前記第2の場所のスキャン結果に基づいて、前記スキャン結果に基づいて、各通信チャネルの干渉源となる前記他のアクセスポイントの電波強度を抽出し、各通信チャネルについてRSSIを算出し、
    評価対象の通信チャネルごとに、評価対象の通信チャネルのRSSIと、評価対象の通信チャネルに隣接する複数の通信チャネルのRSSIと、隣接する通信チャネルごとの評価対象の通信チャネルから離れるほど小さくなる重み係数とに基づいて、隣接チャネルを考慮した干渉波のRSSIを算出し、
    前記処理部は、通信チャネルごとに、前記第1の場所の干渉波のRSSIと、前記第2の場所の干渉波のRSSIとに基づく計算値を算出し、計算値のうち最も小さい計算値に対応した通信チャネルを選択し、選択した通信チャネルを表示、または選択した通信チャネルに前記アクセスポイントが選択した通信チャネルの変更を促す、
    情報処理装置。
  4. ユーザの操作を受け付ける操作部を更に備え、
    前記第2の場所が、前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた場所であり、
    前記処理部は、前記第1の場所におけるスキャン結果と前記第2の場所におけるスキャン結果とに基づいて、前記処理部が選択した通信チャネルを選択することを促す処理と、前記操作部により受け付けられたユーザの操作に基づいて前記処理部が選択した通信チャネルが選択された場合に、前記アクセスポイントに通信チャネルの変更を要求する処理とを含む、
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. ユーザの操作を受け付ける操作部を更に備え、
    前記検出部は、前記操作部により受け付けられたユーザの操作に応じて前記アクセスポイントから発せられた電波を検出し、
    前記処理部は、自装置の場所を前記第2の場所として、前記第1の場所におけるスキャン結果と、前記第2の場所におけるスキャン結果とに基づいて、前記処理部が選択した通信チャネルを選択する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記処理部は、少なくとも、前記第1の場所における第1の電波の検出結果と、前記第2の場所における第2の電波の検出結果とに基づいて、所定の空間における各場所に前記処理部が選択した通信チャネルを表す画像情報を配置したマップ情報を生成する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. アクセスポイントの近傍の第1の場所において電波を検出し
    前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた機器の近傍の第2の場所において電波を検出し、
    前記第1の場所における第1の電波の検出結果に基づく前記アクセスポイントの近傍における最適な通信チャネルと、前記第2の場所における第2の電波の検出結果に基づく前記機器の近傍における最適な通信チャネルを表示し、または前記アクセスポイントの通信チャネルを前記機器の近傍における最適な通信チャネルに変更することを促す処理を行う、
    電波状態検出方法。
  8. 情報処理装置のプログラムであって、
    前記情報処理装置に、
    アクセスポイントの近傍の第1の場所において電波を検出させ
    前記第1の場所よりも前記アクセスポイントから離れた機器の近傍の第2の場所において電波を検出させ、
    前記第1の場所における第1の電波の検出結果に基づく前記アクセスポイントの近傍における最適な通信チャネルと、前記第2の場所における第2の電波の検出結果に基づく前記機器の近傍における最適な通信チャネルを表示させ、または前記アクセスポイントの通信チャネルを前記機器の近傍における最適な通信チャネルに変更することを促す処理を行わせる、
    プログラム。
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