JP2006125827A - レンジフード - Google Patents

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Abstract

【課題】家庭で使用されるレンジフードにおいて、風量−静圧特性、騒音特性を悪化させないこと、且つ油を効率よく回収することを目的とする。
【解決手段】捕集部1の上面に吸込チャンバー2とファン3とモータ4で構成された送風装置5と、送風装置5と吸込チャンバー2を隔てる吸込壁7と、吸込壁7に送風装置5と吸込チャンバーを連通させる流入口とを備え、吸込チャンバー2の下部の断面積をその上部の断面積より大きく形成したことにより、捕集部1を薄型化にし、キッチンの収納スペースを確保しながらも、送風装置5内の圧力損失を最小限にすることにより気流のロスを減少させ、発生する騒音を低減し、送風装置5により油を効率良く回収するレンジフードが得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理時に発生する廃ガス、油煙、臭気などを確実に屋外へ排出する吊戸棚の下方に取付け可能なレンジフードに関する。
従来、この種のレンジフードは、住宅の梁寸法や天井高さ寸法等の制約の中で排気ダクトを設置するために本体の薄形化や配管時の圧力損失低減や調理時に発生する廃ガス、油煙、臭気の捕集効率の向上が求められている。このような課題に対し、種々考案されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、そのレンジフードの構成について図16を参照しながら説明する。
図に示すように、送風ユニット102と外郭103とアダプタ104と整流板105で構成された本体101は、本体101の側部下方に傾斜面106を形成した側面板107を設け、本体101の下面に沿う形状の水平部108と、傾斜面106に沿う形状の傾斜部109を設け、本体101の幅より狭く前方と側方に吸気口110が形成され上面には本体101との間に吸気流路111が形成される整流板105を設け、側面板107の傾斜面106の高さ位置より本体101側寄りに整流板105の傾斜部109を配設した構成となっている。
以上のように構成されたレンジフードの動作について説明する。
本体101の後方側より前方側の吸気口110の吸い込み風速が大きくなり、整流板105に沿い上昇する油煙を効率良く捕集し、本体101の厚みを薄くすることができる。
特開2001−304642号公報
このような従来の[特許文献1]のレンジフードでは、捕集性能を確保しながら本体薄形化のため、送風機の吹出部とアダプタが近傍にあるために、アダプタの位置変更不可のため、アダプタよりL字配管による配管をしなければならなく、圧損増大により風量−静圧特性が悪化と騒音が上昇するという課題があり、また、風量−静圧特性を悪化させずにアダプタの位置を変更できるように送風機の吹出部とアダプタの間にチャンバーを設けることが可能だが、製品厚みが増大し収納スペースが減少するという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、捕集部を薄型化し、収納スペース等を確保しつつ、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることが要求されている。
本発明のレンジフードは上記目的を達成するために、油煙を集める捕集部と、この捕集部の下流側に備えた吸込口と連通し、前記捕集部の上側に配した吸込チャンバーと、この吸込チャンバーの下流側に位置し、ファンとモータを有する送風装置と、前記送風装置と前記吸込チャンバーを隔てる吸込壁と、前記吸込チャンバーと前記送風装置を連通させるために前記吸込壁に設けられる流入口と、この流入口と連通し前記送風装置によって吸引された空気が排気される流出部とを備え、前記吸込チャンバーの下部の断面積をその上部の断面積より大きく形成したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、油煙を集める捕集部と、この捕集部の下流側に備えた吸込口と連通し、前記捕集部の上側に配した吸込チャンバーと、この吸込チャンバーの下流側に位置し、ファンとモータを含んで区画される送風装置と、前記送風装置と前記吸込チャンバーを隔てる吸込壁と、前記吸込チャンバーと前記送風装置を連通させるために前記吸込壁に設けられる流入口と、この流入口と連通し前記送風装置によって吸引された空気が排気される流出部とを備え、区画された前記送風装置の上部の断面積をその下部の断面積より大きく形成したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記送風装置の前方に前記吸込チャンバーを配し、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記送風装置の後方に前記吸込チャンバーを配し、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、調理台の長手方向で前記捕集部の中心よりも外側に前記吸込チャンバーと前記送風装置を配し、前記捕集部のサイド側に前記送風装置を配するととも、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、調理台の長手方向で前記捕集部の中心よりも外側に前記吸込チャンバーと前記送風装置を配し、前記捕集部のサイド側に前記吸込チャンバーを配するとともに、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記ターボファンの主板に対する側板の側板角度と、水平面に対する前記シャフトの傾斜角度とが等しくなるように前記シャフト軸を傾斜したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記ファンをターボファンとし、前記ターボファンの吸込口と反対側に、前記ターボファンの主板に対し平行にした風路整流板を設けることを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記風路整流板に開口を設け、前記ターボファンの後段に前記開口と連通する吐出チャンバーを配したことにより、前記ターボファンから直接前記流出部へ排気する第一排気経路とターボファンから前記吐出チャンバーを経由して前記流出部へ排気する第二排気経路を有することを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記風路整流板に開口を設け、前記ターボファンの後段に前記開口と連通する吐出チャンバーを配したことにより、排気経路として前記ターボファンから前記吐出チャンバーを経由して前記流出部へ排気する経路のみを有することを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記吸込チャンバーと前記送風装置を含んで構成される送風ユニットの下部に傾斜面を設けたことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記ターボファンの周囲に2箇所以上の舌部と吹出口をもつケーシングを設けた構成したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記吸込壁を、前記流入口に近い吸込口平面と前記流出部に近づくにつれ風路が広がる拡大面とで構成したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記吸込チャンバー内にファンの回転方向に湾曲する吸込ガイドをファンの外方に設けたことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記流入口の周囲に少なくとも一つの静翼部を設けたことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記ターボファンの後段に形成した吐出チャンバー内を少なくとも2つに分割する仕切部を設けたことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記傾斜面の下側になるように段差面を設けたことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、ターボファンからの動圧を出さないようにする動圧防止手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記送風装置内の前記傾斜面と前記送風装置の下側外壁を連通するように配設した油抜き穴を有し、前記送風装置内に突出した前記油抜き穴は、前記ファンの回転方向に対し内壁側覆いを有したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記送風装置内の前記段差面と前記送風装置の下側外壁を連通するように配設した油抜き穴を有し、前記送風装置内に突出した前記油抜き穴は、前記ファンの回転方向に対し内壁側覆いを有したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記送風装置の外壁に備えた前記油抜き穴が、前記ファンの反回転方向に外壁側覆いを有したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記送風装置の外壁に備えた前記油抜き穴が、前記ファンの回転方向にガイドを有することを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記送風装置に対し前記油抜き穴を着脱自在な構造としたことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、着脱の回転方向が一方向となる前記油抜き穴としたことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、ターボファンの遠心方向に対し、転向角を大きくする吸込手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記流入口に凸形状となる凸オリフィスを配設したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記吸込壁の前記吐出チャンバー内に前記ファンの外径より大きい部分に円周状に凸部となる、戻り抑制部を配設したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記凸オリフィスと前記側板の間に前記側板に対し一定のクリアランスを保つ、漏れ抑制部を配設したことを特徴とする。
また、本発明のレンジフードは、前記漏れ抑制部の最下部に前記凸オリフィスと前記吐出チャンバーを連通する開口部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、捕集部を薄型化し居住者に対し圧迫感を感じさせない形状にしつつ、風路の圧力損失を減少させ、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができるレンジフードを提供できる。
また、吸込チャンバー内での乱れを低減することにより、チャンバー内の油の付着を低減させつつ、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができるレンジフードを提供できる。
また、送風装置内のファンやモータ等を容易に取りやすい構造としたレンジフードを提供できる。
また、送風装置の内部で油が堆積することがないレンジフードを提供できる。
また、ファンからの風モレを少なくしつつ、送風装置の内部の油が円滑に送風装置外へ取り出すことが可能なレンジフードを提供できる。
また、油抜き穴のメンテナンスが容易にできるレンジフードを提供できる。
また、油抜き穴を意図した位置に取り付けることができるレンジフードを提供できる。
また、ファンによって昇圧された送風装置内の空気が吸込チャンバーへ戻ることを低減させることにより、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができるレンジフードを提供できる。
本発明の請求項1に記載のレンジフードは、油煙を集める捕集部と、この捕集部の下流側に備えた吸込口と連通し、前記捕集部の上側に配した吸込チャンバーと、この吸込チャンバーの下流側に位置し、ファンとモータを有する送風装置と、前記送風装置と前記吸込チャンバーを隔てる吸込壁と、前記吸込チャンバーと前記送風装置を連通させるために前記吸込壁に設けられる流入口と、この流入口と連通し前記送風装置によって吸引された空気が排気される流出部とを備え、前記吸込チャンバーの下部の断面積をその上部の断面積より大きく形成したことを特徴とするものであり、吸込チャンバーの吸込口を最大にし流入風速を低減させ動圧を低減させ、流入口で吸引される空気に併せて吸込チャンバーの断面積を小さくし乱れを低減することにより、捕集部を薄型化し、収納スペース等を確保しつつ、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができる。
本発明の請求項2に記載のレンジフードは、油煙を集める捕集部と、この捕集部の下流側に備えた吸込口と連通し、前記捕集部の上側に配した吸込チャンバーと、この吸込チャンバーの下流側に位置し、ファンとモータを含んで区画される送風装置と、前記送風装置と前記吸込チャンバーを隔てる吸込壁と、前記吸込チャンバーと前記送風装置を連通させるために前記吸込壁に設けられる流入口と、この流入口と連通し前記送風装置によって吸引された空気が排気される流出部とを備え、区画された前記送風装置の上部の断面積をその下部の断面積より大きく形成したことを特徴とするものであり、ファンから流出部へのロスを低減させることにより送風装置を薄型化し、収納スペース等を確保しつつ、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができる。
本発明の請求項3は、請求項1または2記載のレンジフードにおいて、前記送風装置の前方に前記吸込チャンバーを配し、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とするものであり、ファンの停止時にファンに付着した油等がファンから流れ落ち易くなるとともに、メンテナンス時においてファンを取り外し易くすることができる。
本発明の請求項4は、請求項1または2記載のレンジフードにおいて、前記送風装置の後方に前記吸込チャンバーを配し、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とするものであり、ファンの停止時にファンに付着した油等がファンから流れ落ち易くなるのとともに、壁面にそって吸込口があるために捕集時において、背面の捕集が良化することができる。
本発明の請求項5は、請求項1または2記載のレンジフードにおいて、調理台の長手方向で前記捕集部の中心よりも外側に前記吸込チャンバーと前記送風装置を配し、前記捕集部のサイド側に前記送風装置を配するととも、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とするものであり、捕集部上面の空間を有効に活用することができるとともに、メンテナンス時においてファンを取り外し易くすることができる。
本発明の請求項6は、請求項1または2記載のレンジフードにおいて、調理台の長手方向で前記捕集部の中心よりも外側に前記吸込チャンバーと前記送風装置を配し、前記捕集部のサイド側に前記吸込チャンバーを配するとともに、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とするものであり、捕集部上面の空間を有効に活用することができるとともに、壁面にそって吸込口があるために捕集時において、背面の捕集が良化することができる。
本発明の請求項7は、請求項3〜6のいずれかに記載のレンジフードにおいて、前記ターボファンの主板に対する側板の側板角度と、水平面に対する前記シャフトの傾斜角度とが等しくなるように前記シャフト軸を傾斜したことを特徴とするものであり、前記吸込チャンバーの奥行寸法を増大させずにメンテナンス時においてファンを取り外し易くすることができる。
本発明の請求項8は、請求項1〜7のいずれかに記載のレンジフードにおいて、前記ファンをターボファンとし、前記ターボファンの吸込口と反対側に、前記ターボファンの主板に対し平行にした風路整流板を設けることを特徴とするものであり、前記ターボファンから吹出した空気を乱れなく流出口に導くため、圧力損失の低減と騒音の低減ができる。
本発明の請求項9は、請求項8に記載のレンジフードにおいて、前記風路整流板に開口を設け、前記ターボファンの後段に前記開口と連通する吐出チャンバーを配したことにより、前記ターボファンから直接前記流出部へ排気する第一排気経路とターボファンから前記吐出チャンバーを経由して前記流出部へ排気する第二排気経路を有することを特徴とするものであり、風路の拡大により動圧低下するため、風量−静圧特性の向上と騒音の低減ができる。
本発明の請求項10は、請求項8に記載のレンジフードにおいて、前記風路整流板に開口を設け、前記ターボファンの後段に前記開口と連通する吐出チャンバーを配したことにより、排気経路として前記ターボファンから前記吐出チャンバーを経由して前記流出部へ排気する経路のみを有することを特徴とするものであり、前記ターボファンから吹出した油滴が前記流出口から吹出すまでに送風装置の内面に衝突し回収することができる。
本発明の請求項11は、請求項1〜10のいずれかに記載のレンジフードにおいて、前記吸込チャンバーと前記送風装置を含んで構成される送風ユニットの下部に傾斜面を設けたことを特徴とするものであり、前記送風装置の内部で回収された油滴を一箇所ないし複数箇所に集めることができる。
本発明の請求項12は、請求項3〜11のいずれかに記載のレンジフードにおいて、前記ターボファンの周囲に2箇所以上の舌部と吹出口をもつケーシングを設けたことを特徴とするものであり、前記ターボファンの静圧特性を向上しつつ、前記ターボファンから吹出した油滴が前記流出口から吹出すまでにケーシングの内面に衝突し回収することができる。
本発明の請求項13は、請求項1〜12のいずれかに記載のレンジフードにおいて、前記吸込壁を、前記流入口に近い吸込口平面と前記流出部に近づくにつれ風路が広がる拡大面とで構成したことを特徴とするものであり、風路の拡大により動圧低下するため、風量−静圧特性の向上と騒音の低減ができる。
本発明の請求項14は、請求項1〜13のいずれかに記載のレンジフードにおいて、前記吸込チャンバー内にファンの回転方向に湾曲する吸込ガイドをファンの外方に設けたことを特徴とするものであり、前記吸込チャンバーで発生している死水域を改善し、渦の低減をすることにより、風量−静圧特性の向上と騒音の低減ができる。
本発明の請求項15は、請求項1〜14のいずれかに記載のレンジフードにおいて、前記流入口の周囲に少なくとも一つの静翼部を設けたことを特徴とする前記流入口の周囲に少なくとも一つの静翼部を設けたことを特徴とするものであり、前記流入口上で発生する渦の場所を前記流入口より離れた場所に移動することにより、前記ターボファンとの干渉で発生している騒音を低減することができる。
本発明の請求項16は、請求項9、10または12記載記載のレンジフードにおいて、前記ターボファンの後段に形成した吐出チャンバー内を少なくとも2つに分割する仕切部を設けたことを特徴とするものであり、前記吐出チャンバー内の流れを整流し、吐出チャンバー内の左右のバランスを良くすることにより、風量−静圧特性の向上ができる。
本発明の請求項17は、請求項11記載のレンジフードにおいて、前記傾斜面の下側になるように段差面を設けたことを特徴とするものであり、前記送風装置の内部で回収された油滴を一箇所ないし複数箇所に集めることができる。
本発明の請求項18は、請求項11記載のレンジフードにおいて、ターボファンからの動圧を出さないようにする動圧防止手段を備えたことを特徴とするものであり、ファンからの風漏れを少なくしつつ、送風装置の内部の油が円滑に送風装置外へ取り出すことができる。
本発明の請求項19は、請求項11記載のレンジフードにおいて、前記送風装置内の前記傾斜面と前記送風装置の下側外壁を連通するように配設した油抜き穴を有し、前記送風装置内に突出した前記油抜き穴は、前記ファンの回転方向に対し内壁側覆いを有したことを特徴とするものであり、ファンからの風漏れを少なくしつつ、送風装置の内部の油が円滑に送風装置外へ取り出すことができる。
本発明の請求項20は、請求項11記載のレンジフードにおいて、前記送風装置内の前記段差面と前記送風装置の下側外壁を連通するように配設した油抜き穴を有し、前記送風装置内に突出した前記油抜き穴は、前記ファンの回転方向に対し内壁側覆いを有したことを特徴とするものであり、ファンからの風モレを少なくしつつ、送風装置の内部の油が円滑に送風装置外へ取り出すことができる。
本発明の請求項21は、請求項19または20記載のレンジフードにおいて、前記送風装置の外壁に備えた前記油抜き穴が、前記ファンの反回転方向に外壁側覆いを有したことを特徴とするものであり、ファンからの風モレを少なくしつつ、送風装置の内部の油が円滑に送風装置外へ取り出すことができる。
本発明の請求項22は、請求項19または20記載のレンジフードにおいて、前記送風装置の外壁に備えた前記油抜き穴が、前記ファンの回転方向にガイドを有することを特徴とするものであり、ファンからの風モレを少なくしつつ、送風装置の内部の油が円滑に送風装置外へ取り出すことができる。
本発明の請求項23は、請求項19または22記載のレンジフードにおいて、前記送風装置に対し油抜き部を着脱自在な構造としたことを特徴とするものであり、油抜き部のメンテナンスが容易に行うことができる。
本発明の請求項24は、請求項19または22記載のレンジフードにおいて、着脱の回転方向が一方向となる前記油抜き部としたことを特徴とするものであり、油抜き部を意図した位置に取り付けることができる。
本発明の請求項25は、請求項1〜16記載のレンジフードにおいて、ターボファンの遠心方向に対し、転向角を大きくする吸込手段を備えたことを特徴とするものであり、
吸込チャンバー内での乱れを低減することにより、チャンバー内の油の付着を低減させつつ、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができるレンジフードを提供できる。
本発明の請求項26は、請求項1〜16記載のレンジフードにおいて、前記流入口に凸形状となる凸オリフィスを配設したことを特徴とするものであり、吸込チャンバー内での乱れを低減することにより、チャンバー内の油の付着を低減させつつ、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができるレンジフードを提供できる。
本発明の請求項27は、請求項1〜16記載のレンジフードにおいて、前記吸込壁の前記吐出チャンバー内に前記ファンの外径より大きい部分に円周状に凸部となる、戻り抑制部を配設したことを特徴とするものであり、ファンによって昇圧された送風装置内の空気が吸込チャンバーへ戻ることを低減させることにより、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができる。
本発明の請求項28は、請求項27記載のレンジフードにおいて、前記凸オリフィスと前記側板の間に前記側板に対し一定のクリアランスを保つ、漏れ抑制部を配設したことを特徴とするものであり、ファンによって昇圧された送風装置内の空気が吸込チャンバーへ戻ることを低減させることにより、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができる。
本発明の請求項29は、請求項28記載のレンジフードにおいて、前記漏れ抑制部の最下部に前記凸オリフィスと前記吐出チャンバーを連通する開口部を設けたことを特徴とするものであり、送風装置の内部で油が堆積することがないレンジフードを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明のレンジフードの構成を示す側面断面図である。図2は本発明のレンジフードにおけるターボファンの側面断面図である。図3は本発明のレンジフードの構成を示す正面断面図である。図4は本発明のレンジフードの捕集性能を向上させるための側面断面図である。図5は本発明のレンジフードの捕集性能を向上させるための構成を示す正面断面図である。
図1に示すように、調理等で発生した廃ガス、油煙、水蒸気、臭気等を吸込む捕集部1と捕集部1の上面に吸込チャンバー2と、ファン3とモータ4を内蔵し板金など金属の箱体形状で構成された送風装置5と、吸込チャンバー2の下面には捕集部1で捕集された臭気などを吸込チャンバー2へ流入させるための吸込口6と、吸込チャンバー2と送風装置5を隔てる吸込壁7と、その吸込壁7にはファン3へスムーズに吸込ませるオリフィス形状とした流入口8と、送風装置5の上面も若しくは左右面の少なくとも1面に送風装置5により空気を排気させる流出口9と、この流出口9に室外と連通するために主として角丸形状となるアダプタ104とを備える。このアダプタ104は、室外へ排気する経路である丸形状等のダクトに接続できる形状とするものである。
吸込チャンバー2の形状として、吸込チャンバー2を構成する上面よりも、吸込口6のある下面の断面積が大きい。また、送風装置5の形状として、送風装置5を形成する下面よりも上面の断面積が大きい。モータ4は、モータ4の軸がレンジフード本体101の水平面に対し「傾斜角度」分だけ斜めになるように、送風装置5内に螺子等で堅固に取り付けられている風路整流板14に固定されている。このため、ファン3も「傾斜角度」分だけ斜めになるように設置され、吸込壁7の流入口8も垂直面に対し「傾斜角度」分だけ斜めになるように設置されている。ファン3から吹出した空気は、直接流出口9へ流出する第一排気経路15と風路整流板14によって隔たれたファン3の流入口と反対側に形成された吐出チャンバー16を経由して流出口9へ流出する第二排気風路17で構成される。
図2に示すように、ファン3はターボファン10で構成されており、ターボファン10は、側板11と主板12に挟み込むようにブレード13で構成されており、側板11は主板12の水平面に対し「側板角度」だけ傾斜している。この「傾斜角度」はターボファン10の外径周囲の面積とターボファン10の内径周囲面積が等しくなるように傾斜させ、通常は、10°程度傾斜させていることが多い。この「側板角度」と等しくなるように、図1における「傾斜角度」を傾けている。このターボファン10の外径は、アダプタ104の丸穴径よりも2倍以上かつファン3のモータ4の軸方向の幅は1/2以下となり、毎時100m3から毎時600m3の風量をモータ4で1300rpmの回転数以下の駆動でじ実現している。
次に、風の流れを説明する。図1に示すように、モータ4に電圧を印加すると直結しているターボファン10が駆動し、調理等で発生した廃ガス、油煙、水蒸気、臭気は負圧となった捕集部1より吸込まれる。捕集部1で吸込まれた気流は、吸込チャンバー2を介してオリフィス形状した流入口8よりターボファン10に流入し、ターボファン10により円周方向へ気流の向きを変え、ほぼ全周に均一に吹きだす。吹きだした気流は風路整流板14に沿うように流れ、アダプタ104へ直接流入する第一排気経路15と風路整流板14から吐出チャンバー16を通りアダプタ104へ流入する第二排気経路17の空気がアダプタ104の近傍にて合流し、アダプタ104より排出される。ここで、吸込チャンバー2への吸込口6の断面積は、吸込チャンバー2の上面と下面の断面積を加算した面積の平均値よりも大きいため、流入する風速を低減し動圧が低減する。また、吸込口6から吸込チャンバー2の上面にいくにしたがって断面積が小さくなるが、吸込口6より流入した空気は、流入口8よりターボファン10に流入するため、吸込チャンバー2内の風速は平均化し風速の変動による乱れが低減するために、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができる。また、送風装置5の流出口9の断面積は、送風装置5の上面と下面の断面積を加算した面積の平均値よりも大きいため、ターボファン10からの流出する風速を低減し動圧が低減し、また、流出口9とアダプタ104とが有効に接続することできるため、送風装置5を最小限に小さくしつつ、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができる。
また、調理等で発生した油煙や水蒸気は、油滴となり送風装置5の内部に付着する。このとき、ターボファン10に付着した油滴は、運転時においてターボファン10の遠心力によりターボファン10よりはじき飛ばされ、送風装置5内の壁面に付着し油滴の自重により送風装置5の下面に落ちる。また、モータ4に付着した油滴は、モータ4が「傾斜角度」によって傾いているため水平面が無く、モータ4に付着した油滴は自重により送風装置5の下面に落下する。また、アダプタ104の取り付け面は送風装置5の上面、左右面、若しくは背面のいずれかに配した形状としている。
次に、ターボファン10のメンテナンスナンスに関して説明する。吸込壁7の全体若しくは、吸込壁7の一部でオリフィス形状である流入口8を含み、ターボファン10のファン外径をモータ4のシャフト軸方向へ投影した面積より大きい部分を取り外し、ターボファン10をモータ4より取り外す。このとき、ターボファン10の側板11と吸込チャンバー2の壁が平行となるため、ターボファン10と吸込チャンバー2が干渉せずに取り出せ、しかも、吸込チャンバー2の奥行きを最小限にすることが可能となる。この吸込チャンバー2の奥行きが最小限になることにより、捕集部1上部の空間において吸込チャンバー2と送風装置5を除く空間が広くなり、給気用ファンのスペースや収納のスペースとして、この空間を有効に活用することが可能となる。ここで、図3に示すように、調理台18の長手方向に吸込チャンバー2と送風装置5を配置し、捕集部1の中心よりキッチンの壁面となる捕集部1のサイド側に送風装置5を配置することによって、デザイン的なオープンキッチンや給気用ファンのスペースや収納のスペースとして、この空間を有効に活用することが可能となる。
また、図4は本発明のレンジフードの捕集性能を向上させるための側面断面図である。送風装置5の後方に吸込チャンバー2を配した形状となるため、キッチンの壁面をコアンダ効果によって引き寄せながら上昇してくる廃ガス、油煙、水蒸気、臭気等を効率良く吸込チャンバー2へ導入し、捕集効率を良化させるものである。ここで、図5に示すように、調理台18の長手方向に吸込チャンバー2と送風装置5を配置し、捕集部1の中心よりキッチンの壁面となる捕集部1のサイド側に吸込チャンバー2を配置することによって、デザイン的なオープンキッチンや給気用ファンのスペースや収納のスペースとして、この空間を有効に活用することが可能となる。
上記構成により、捕集部1に送風装置5を組み込まないために薄型化にし、キッチンの収納スペースを確保しながらも、アダプタの取付面を限定せず、また、送風装置5内の圧力損失を最小限にすることにより気流のロスを減少させ、発生する騒音を低減し、送風装置5で油を回収するレンジフードを提供することができる。
(実施の形態2)
図6は本発明のレンジフードにおける油滴回収部の詳細を示す側面断面図である。図7は本発明のレンジフードにおける油滴回収構造を示す側面断面図である。図8は本発明のレンジフードにおけるケーシング付きのファン部分の正面断面図である。
図6に示すように、送風装置5の下面に傾斜面19がついている。このため送風装置5の壁面にターボファン5より弾き飛ばされて付着した油滴は、送風装置5の壁面を伝わりながら送風装置5の下面に堆積し、しかも傾斜面19により一箇所ないし複数箇所に集めることができ、調理等で発生した油をフィルター無しで回収することが可能となる。通常、回収された油滴は、オイルキャッチ等に堆積させ廃棄する。傾斜面19の傾斜角度は、5°前後であり、通常油滴の流れる角度である1°以上の傾斜があれば、傾斜面19とみなす。
また、図7に示すように、ターボファン10から吐出した空気は、必ず吐出チャンバー16を通すことにより、ターボファン10から直接流出口9へ空気が流出しないため、送風装置5内での油滴の回収率が向上させることが可能である。実際ターボファン10から直接流出口9へ流出する空気がある場合、約20%の油滴がアダプタ104から流出するが、ターボファン10から吐出した空気をすべて吐出チャンバー16に通すことにより、油滴のアダプタ104から流出する割合が約5%以下にすることが可能となる。
また、図8に示すように、ターボファン10に少なくとも2箇所以上の舌部20と吹出口をもつケーシング21を設けたことにより、ケーシング21の内部の油滴付着を増やし、かつ風速を増加させることにより送風装置5内での油滴回収率を増加させつつ、静圧特性を向上することが可能となる。
上記構成により、送風装置5内での油滴回収率を増加させつつ、送風装置5の下面に一箇所ないし複数箇所に集めることができるレンジフードを提供することができる。
(実施の形態3)
図9は本発明のレンジフードの吸込チャンバー内を整流する構造を示す吸込チャンバー部分の正面断面図である。図10は本発明のレンジフードの吸込壁を詳細に示す側面断面図である。図11は本発明のレンジフードの吐出チャンバー内を整流する構造を示す吐出チャンバー部分の正面断面図である。
図9に示すように、吸込チャンバー2内にターボファン10の回転方向に湾曲し、かつ流入口8からターボファン10を見た場合に、ターボファン10が右回転の時は吸込チャンバー2の左上面側、若しくはターボファン10が左回転の時は吸込チャンバー2の右上面側に吸込ガイド22を配設している。この吸込ガイド22は、吸込チャンバー2の高さ方向の1/2の高さより下側に接し、吸込みチャンバー2の横方向の中心より外側で接していて、流入口8の外周側に最接近する形状としている。また、この吸込ガイド22が流入口8の外周側に最接近する近傍で、かつ流入口8の外周側に静翼部23を配設している。
図9に示すように、吸込チャンバー2内の空気の流れは、大半が流入口8に吸込まれていくが、ターボファン10が右回転の時は吸込チャンバー2の左上面側、若しくはターボファン10が左回転の時は吸込チャンバー2の右上面側は、死水域となり空気が流れにくくなり、大きなロスが発生する。この死水域に対し、あえて空間をなくすように吸込ガイド22を配設することにより、ロスの低減と、吸込ガイド22によりコアンダ効果により空気の流れが引き寄せられ、吸込口6から吸込チャンバー2に流入した空気が流入口8へ吸込まれ易くなる。また、流入口8付近で発生する渦を静翼部23で制御することにより渦の中心が静翼部23となり、渦とターボファン10のブレード13の回転による干渉で発生していた周波数の騒音レベルが低減できる。この周波数は、ターボファン10の回転数とブレード13の枚数を乗算した結果を60で除算した値の周波数とその周波数の整数倍の周波数である。
図10に示すように、吸込壁7をターボファン10と平行となる吸込口平面24と流出口9に近づくにつれ拡大する拡大面25で構成された形状とする。この拡大面25により、送風装置5内の風路が拡大するため流出口9での開口面積を有効にすることにより動圧の損失が低減し、かつ吸込チャンバー2内の死水域を低減し、かつ吸込チャンバー2と送風装置5の奥行きを最小限にすることにより捕集部1の上部の空間を広く使用することができる。
図11に示すように、吐出チャンバー16を少なくとも2分割するように仕切部26を配した構造としたものである。この仕切部26により吐出チャンバー16内の左右の圧力バランスならびに空気の流れを整流させることにより吐出チャンバー16の圧力損失を低減させ風量−静圧特性を向上させることができる。
上記構成により、吸込チャンバー2と送風装置5の空気の流れを整流させることにより、圧力損失を低減し風量−静圧特性を向上させつつ、騒音の発生を低減させ、吸込チャンバー2と送風装置5の奥行きを最小限にすることにより捕集部1の上部の空間を広く使用することができる。
(実施の形態4)
図12は本発明のレンジフードにおける油滴回収構造の詳細を示す側面断面図である。図13は本発明のレンジフードにおける油抜き穴の詳細を示す正面断面図である。図14(a)は本発明のレンジフードにおける油抜き部の着脱を示す斜視図であり、図14(b)は、フランジAのX−X’断面図であり、図14(c)は、フランジBのY−Y’断面図である。
図12に示すように、傾斜面19よりもさらに下側になるように油ダム部27を配した構造となっている。この油ダム部27により、送風装置5の壁面にターボファン10より弾き飛ばされて付着した油滴は、送風装置5の壁面を伝わりながら送風装置5の下面に流れ、傾斜面19より油ダム部27へ堆積する。この油ダム部27には、油抜き穴28が配された構造となっており、この油抜き穴28より送風装置5で回収され油ダム部27に堆積した油を本体101より確実に排油することができる。
図13に示すように、油抜き穴28には、風ガイド29が配設されている。この風ガイド29は、油抜き穴28のターボファン10の回転方向で流れAの上流側に位置する側にあり、ターボファン10の吐出された風の流れAにより油抜き穴28が直接動圧を受けないため、送風装置5からの動圧による風漏れを少なくすることが可能となる。また、油抜き穴28から一旦油下ガイド30に油を落としつつ、油側ガイド31によって静圧上昇にともなって油抜き穴28から漏れる風を転向させ下側に向けることで横方向への油の飛散が少なくなり、油抜き穴28に対し下方向に確実に油を排出することができる。
図14(a)に示すように、油抜き穴28、風ガイド29、油したガイド30と油側ガイド31で構成された油抜き部32にはフランジAとフランジBがあり、各々このフランジにはフランジ面に対し凸形状となる突起A、突起Bを備えている。この突起A,突起Bは、油ダム部27もしくは、傾斜面19に開けられた突起Aおよび突起Bより大きい小孔と合致するようになっている。また、フランジAのフランジ幅AとフランジBのフランジ幅Bの幅はフランジ幅A<フランジ幅Bの関係になっているので、油ダム部27もしくは、傾斜面19に開けられた、フランジ幅A<フランジ開口A<フランジ幅B<フランジ開口Bの関係を持つ、フランジ開口Aおよびフランジ開口Bに各々フランジA、フランジBを挿入することが可能となる。また、図14(b)に示すように、フランジAのX−X’断面におけるAXとAX’にはAX>AX’、図14(c)に示すように、フランジBのY−Y’断面におけるBYとBY’にはBY<BY’の関係があり、フランジCのZ−Z’断面にはCZ=CZ’の関係が有り、CZ’の上点とAX’の下点およびCZの上点とBYの下点との距離は油ダム部27もしくは、傾斜面19の板厚よりも大きく、フランジCのZ−Z‘断面におけるCZの上点とAXの下点およびCZ’の上点とBY’の下点との距離は油ダム部27もしくは、傾斜面19の板厚よりも小さい関係となっている。以上のことにより、油ぬき部32は、油ダム部27もしくは、傾斜面19に開けられたフランジ開口Aおよびフランジ開口Bに各々フランジA、フランジBを挿入し、フランジAのAX’側、フランジBのBY側にのみ回転することが可能で、突起A,突起Bは、油ダム部27もしくは、傾斜面19に開けられた突起Aおよび突起Bより大きい小孔と合致するため、風ガイド29がターボファン10の回転方向で流れAの上流側に位置する側に位置決めすることが可能となり、誤ってターボファン10の反回転方向で流れAの下流側に位置する側に付加し動圧の影響により漏れが多くなる間違いを無くすことが可能である。
(実施の形態5)
図15は本発明のレンジフードにおけるオリフィス部分の詳細を示す側面断面図である。流入口8に凸オリフィス33を配し、この凸オリフィス33のターボファン10側に、側板11の内径よりも大きく、凸オリフィス33の凸外径34より小さい範囲内および、側板11と凸オリフィス33の間に介在するように漏れ抑制部35を配している。この漏れ抑制部35には、凸オリフィス33と吐出チャンバー16を連通させる開口部36が凸外径34の最下端にある。また、ターボファン10の外径よりも大きく、吸込壁7と側板11のクリアランスよりも小さい範囲内において、吸込壁7からモータ4のシャフト軸方向に立ち上げを有する戻り抑制部37を配している。以上のことにより、圧力の高い吐出チャンバー16より圧力の低い流入口8へ戻ろうとする空気は、戻り抑制部37により遮断され、しかも漏れ抑制部35により側板11とのクリアランスが小さくなり、このクリアランスを通過させる圧損が大きくことにより漏れが少なくなる。これによって、吐出チャンバー16からの風漏れがなくなるために、送風装置5の性能を向上することができるので、ある性能を満足させる時にはターボファン10の出力を抑えることが可能である。
また、凸オリフィス33とすることでオリフィスからターボファン10への転向角38を大きくすることができ、側板11側への流れをスムーズにすることができる。転向角38とは、吸込壁7を沿って流入口8からターボファン10へ流入、流出する時の、ターボファン10の流入方向と流出方向を子午面断面でみたときの角度である。この転向角38が小さいと流入した空気が側板11で沿って流れにくくなり渦等が発生しロスとなる。この転向角38を大きくすると渦を減少させることが可能なため、ターボファン10のブレード13全体で仕事をするので、風量−静圧特性、騒音特性を向上させることができる。転向角38を大きくするには圧損がかからない程度の直管を設けるのが適切であるが、吸込チャンバー2の空間が取れない場合、凸オリフィス33の凸高さとブレード13のモータ4のシャフト軸方向の高さを同等程度にすると、圧損がかからない程度の直管と同様の効果が得られ、この凸オリフィス33が有効となる。また、凸オリフィス33内にたまった油を開口部36から吐出チャンバー16へ回収し、油抜き穴28から本体101へ排出することができる。
本発明にかかるレンジフードは、アダプタの取付面に制約を無くすことが可能で、風量−静圧特性、騒音特性を悪化させない、また、送風機器の薄型化ができ、本体をキッチンに設置した時に捕集部の上面空間を広くすることが可能、また、送風機器の内部で油滴を効率よく回収させることができるレンジフードとして有用である。
本発明の実施の形態1の側面断面図 同ターボファンの側面断面図 同正面断面図 同捕集性能を向上させるための側面断面図 同捕集性能を向上させるための正面断面図 本発明の実施の形態2の側面断面図 同油滴回収構造を示す側面断面図 同ケーシング付きのファン部分の正面断面図 本発明の実施の形態3の吸込チャンバー部分の正面断面図 同吸込壁の側面断面図 同吐出チャンバーの側面断面図 本発明の実施の形態4の油ダム部の側面断面図 同油抜き部の正面断面図 同油抜き部の斜視図 本発明の実施の形態5の側面断面図 従来のレンジフードの構造を示す側面断面図
符号の説明
1 捕集部
2 吸込チャンバー
3 ファン
4 モータ
5 送風装置
6 吸込口
7 吸込壁
8 流入口
9 流出口
10 ターボファン
11 側板
12 主板
13 ブレード
14 風路整流板
15 第一排気経路
16 吐出チャンバー
17 第二排気経路
18 調理台
19 傾斜面
20 舌部
21 ケーシング
22 吸込ガイド
23 静翼部
24 導入口平面
25 拡大面
26 仕切部
27 油ダム部
28 油抜き穴
29 風ガイド
30 油下ガイド
31 油側ガイド
32 油抜き部
33 凸オリフィス
34 凸外径
35 漏れ抑制部
36 開口部
37 戻り抑制部
38 転向角
101 本体
102 送風ユニット
103 外郭
104 アダプタ
105 整流板
106 傾斜面
107 側面板
108 水平部
109 傾斜部
110 吸気口
111 吸気流路

Claims (29)

  1. 油煙を集める捕集部と、この捕集部の下流側に備えた吸込口と連通し、前記捕集部の上側に配した吸込チャンバーと、この吸込チャンバーの下流側に位置し、ファンとモータを有する送風装置と、前記送風装置と前記吸込チャンバーを隔てる吸込壁と、前記吸込チャンバーと前記送風装置を連通させるために前記吸込壁に設けられる流入口と、この流入口と連通し前記送風装置によって吸引された空気が排気される流出部とを備え、前記吸込チャンバーの下部の断面積をその上部の断面積より大きく形成したことを特徴とするレンジフード。
  2. 油煙を集める捕集部と、この捕集部の下流側に備えた吸込口と連通し、前記捕集部の上側に配した吸込チャンバーと、この吸込チャンバーの下流側に位置し、ファンとモータを含んで区画される送風装置と、前記送風装置と前記吸込チャンバーを隔てる吸込壁と、前記吸込チャンバーと前記送風装置を連通させるために前記吸込壁に設けられる流入口と、この流入口と連通し前記送風装置によって吸引された空気が排気される流出部とを備え、区画された前記送風装置の上部の断面積をその下部の断面積より大きく形成したことを特徴とするレンジフード。
  3. 前記送風装置の前方に前記吸込チャンバーを配し、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載のレンジフード。
  4. 前記送風装置の後方に前記吸込チャンバーを配し、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載のレンジフード。
  5. 調理台の長手方向で前記捕集部の中心よりも外側に前記吸込チャンバーと前記送風装置を配し、前記捕集部のサイド側に前記送風装置を配するととも、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載のレンジフード。
  6. 調理台の長手方向で前記捕集部の中心よりも外側に前記吸込チャンバーと前記送風装置を配し、前記捕集部のサイド側に前記吸込チャンバーを配するとともに、前記ファンをターボファンとし、前記モータのシャフト軸が前記吸込チャンバー側を下方に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載のレンジフード。
  7. 前記ターボファンの主板に対する側板の側板角度と、水平面に対する前記シャフトの傾斜角度とが等しくなるように前記シャフト軸を傾斜したことを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のレンジフード。
  8. 前記ファンをターボファンとし、前記ターボファンの吸込口と反対側に、前記ターボファンの主板に対し平行にした風路整流板を設けることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のレンジフード。
  9. 前記風路整流板に開口を設け、前記ターボファンの後段に前記開口と連通する吐出チャンバーを配したことにより、前記ターボファンから直接前記流出部へ排気する第一排気経路とターボファンから前記吐出チャンバーを経由して前記流出部へ排気する第二排気経路を有することを特徴とする請求項8に記載のレンジフード。
  10. 前記風路整流板に開口を設け、前記ターボファンの後段に前記開口と連通する吐出チャンバーを配したことにより、排気経路として前記ターボファンから前記吐出チャンバーを経由して前記流出部へ排気する経路のみを有することを特徴とする請求項8に記載のレンジフード。
  11. 前記吸込チャンバーと前記送風装置を含んで構成される送風ユニットの下部に傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のレンジフード。
  12. 前記ターボファンの周囲に2箇所以上の舌部と吹出口をもつケーシングを設けた構成とした請求項3〜11のいずれかに記載のレンジフード。
  13. 前記吸込壁を、前記流入口に近い吸込口平面と前記流出部に近づくにつれ風路が広がる拡大面とで構成した請求項1〜12のいずれかに記載のレンジフード。
  14. 前記吸込チャンバー内にファンの回転方向に湾曲する吸込ガイドをファンの外方に設けたことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のレンジフード。
  15. 前記流入口の周囲に少なくとも一つの静翼部を設けたことを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のレンジフード。
  16. 前記ターボファンの後段に形成した吐出チャンバー内を少なくとも2つに分割する仕切部を設けたことを特徴とする請求項9、10または12に記載記載のレンジフード。
  17. 前記傾斜面の下側になるように段差面を設けたことを特徴とする請求項11記載のレンジフード。
  18. ターボファンからの動圧を出さないようにする動圧防止手段を備えた請求項11記載のレンジフード。
  19. 前記送風装置内の前記傾斜面と前記送風装置の下側外壁を連通するように配設した油抜き穴を有し、前記送風装置内に突出した前記油抜き穴は、前記ファンの回転方向に対し内壁側覆いを有したことを特徴とする請求項11記載のレンジフード。
  20. 前記送風装置内の前記段差面と前記送風装置の下側外壁を連通するように配設した油抜き穴を有し、前記送風装置内に突出した前記油抜き穴は、前記ファンの回転方向に対し内壁側覆いを有したことを特徴とする請求項11記載のレンジフード。
  21. 前記送風装置の外壁に備えた前記油抜き穴が、前記ファンの反回転方向に外壁側覆いを有したことを特徴とする請求項19または20記載のレンジフード。
  22. 前記送風装置の外壁に備えた前記油抜き穴が、前記ファンの回転方向にガイドを有することを特徴とする請求項19または20記載のレンジフード。
  23. 前記送風装置に対し油抜き部を着脱自在な構造とした請求項19または22記載のレンジフード。
  24. 着脱の回転方向が一方向となる前記油抜き部とした請求項19または22記載のレンジフード。
  25. ターボファンの遠心方向に対し、転向角を大きくする吸込手段を備えたことを特徴とする請求項1〜16記載のレンジフード。
  26. 前記流入口に凸形状となる凸オリフィスを配設したことを特徴とする請求項1〜16記載のレンジフード。
  27. 前記吸込壁の前記吐出チャンバー内に前記ファンの外径より大きい部分に円周状に凸部となる、戻り抑制部を配設したことを特徴とする請求項1〜16記載のレンジフード。
  28. 前記凸オリフィスと前記側板の間に前記側板に対し一定のクリアランスを保つ、漏れ抑制部を配設したことを特徴とする請求項27記載のレンジフード。
  29. 前記漏れ抑制部の最下部に前記凸オリフィスと前記吐出チャンバーを連通する開口部を設けたことを特徴とする請求項28記載のレンジフード。
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