JP2006124309A - 水中油型乳化組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定で低粘度の乳化化粧料組成物の提供。
【解決手段】 構成成分(1)及び構成成分(2)から選ばれる構成成分を全構成成分中50〜90重量%、構成成分(3)を全構成成分中10〜50重量%含むアニオン性両親媒性高分子及びセラミド類を含有する水中油型乳化組成物、並びにその水中油型乳化組成物を含有する化粧料。
Figure 2006124309

(式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は水素原子又はメチル基、R7は炭素数4〜30のアルキル基又はアルケニル基、M1、M2及びM3は水素原子又は陽イオン基、X1は酸素原子又はNHを示す。)
【選択図】 なし

Description

本発明は、化粧料等に有用な水中油型乳化組成物、及びそれを含有する化粧料に関する。
角質細胞間脂質は、角質層の細胞間に見出され、層状構造を形成し、角質細胞の接着や角質層の水和に寄与している物質である。その約50%を占めるセラミドは、荒れ肌、乾燥肌、老化肌等の水分が低下した肌への有効成分として注目されている。しかしながら、天然セラミドをはじめとするセラミド類は、非常に融点が高く、また結晶性が高いため、油剤や常用の界面活性剤を多量に使用した複雑な乳化系でなければ、化粧料等に安定に配合することができなかった。
一方、近年、化粧料についてより一層高い安全性が期待されており、この観点から、常用される低分子の界面活性剤を用いずに、乳化組成物を製造することが検討されている。例えば、架橋型アクリル酸/メタクリル酸アルキル共重合体であるPEMULEN TR−1及びTR−2(Noveon社)や、粘度調整剤として知られるACULYN22(Rohm & Haas社)の水和ゲルに、油滴を分散させる方法が知られている(特許文献1、2、非特許文献1)。
しかしながら、これらの架橋型の疎水変性ポリ(メタ)アクリレートや粘度調整剤を用いてセラミド類を乳化した乳化組成物は安定性が悪く、経時でゲル化や結晶化が生じることにより使用性が著しく悪くなる。また、化粧水のような粘度の低い剤型の組成物を製造することができないという問題があった。
特開2000−264825号公報 特開平8−217624号公報 FRAGRANCE JOURNAL, 1998-8, p.79
本発明の課題は、セラミド類を安定に含有する水中油型乳化組成物、及びそれを含有する化粧料を提供することにある。
本発明は、下記(a)成分及び(b)成分を含有する水中油型乳化組成物、並びにその水中油型乳化組成物を含有する化粧料を提供する。
(a)一般式(1)で表される構成成分(以下構成成分(1)という)及び一般式(2)で表される構成成分(以下構成成分(2)という)から選ばれる少なくとも1種の構成成分を全構成成分中50〜90重量%、一般式(3)で表される構成成分(以下構成成分(3)という)を全構成成分中10〜50重量%含むアニオン性両親媒性高分子
Figure 2006124309
(式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は同一又は異なって、水素原子又はメチル基を示し、R7は炭素数4〜30の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、M1、M2及びM3は同一又は異なって、水素原子又は陽イオン基を示し、X1は酸素原子又はNHを示す。)
(b)セラミド類
本発明によれば、セラミド類が微細乳化され、結晶化も抑制された、安定な乳化組成物を得ることができ、特に、粘度の低い剤型の組成物を得ることができる。本発明の乳化組成物は、化粧水、乳液、クリーム等の化粧料として好適に使用できる。
[(a)アニオン性両親媒性高分子]
本発明の(a)成分であるアニオン性両親媒性高分子は、分子中に構成成分(1)及び構成成分(2)から選ばれる少なくとも1種の構成成分(以下アニオン性構成成分という)と構成成分(3)からなる構成成分(以下疎水性構成成分という)とを有するものである。
構成成分(1)において、R1、R2及びR3は水素原子又はメチル基を示すが、R1及びR2が水素原子であるものが好ましい。また、構成成分(1)及び(2)において、M1、M2及びM3は水素原子又は陽イオン基を示すが、陽イオン基としては、Na、Kなどのアルカリ金属イオン、アンモニウムイオン等を挙げることができ、特にNa、Kが好ましい。また、カルボキシル基の5〜100モル%が塩となっているのが好ましい。
構成成分(3)において、R4、R5及びR6は水素原子又はメチル基を示すが、R4及びR5が水素原子であるものが好ましい。R7は炭素数4〜30の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示すが、乳化安定性の点から、炭素数8〜30、特に炭素数12〜22のものが好ましい。具体的には、オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル基、ラウリル基、ミリスチル基、セチル基、ステアリル基、オレイル基、ベヘニル基等が挙げられる。X1は酸素原子又はNHを示すが、酸素原子が好ましい。
アニオン性両親媒性高分子の全構成成分中のアニオン性構成成分の割合は、高いセラミド類の乳化安定性を得るという観点より、50〜90重量%であり、50〜85重量%が好ましく、50〜80重量%が特に好ましい。また、アニオン性両親媒性高分子の全構成成分中の疎水性構成成分の割合は、高いセラミド類の乳化安定性を得るという観点より、10〜50重量%であり、20〜50重量%が好ましく、30〜50重量%が特に好ましい。
アニオン性両親媒性高分子は、上記アニオン性構成成分と疎水性構成成分をともに有するものであるが、各構成成分の配列はランダムでもブロックでも良い。また、上記以外の構成成分を1種以上含んでいても良い。このとき、乳化剤組成物の粘度増大を抑制するという観点より、架橋されたアニオン性両親媒性高分子を与える2官能性のモノマー成分を用いないことが好ましい。
アニオン性両親媒性高分子の重量平均分子量は、1,000〜100万が好ましく、1万〜20万がより好ましい。なお、重量平均分子量はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により測定した値であり、測定条件の詳細は実施例に示すとおりである。
アニオン性両親媒性高分子は、水中でミセルを形成するものが好ましい。水中でミセルを形成するとは、両親媒性高分子の疎水性構成成分が分子間又は分子内で疎水性相互作用により自己組織化を起こすことをいう。
ミセルの形成は、静的光散乱、蛍光プローブ、NMR、スピンプローブを用いたESR、小角中性子散乱法などにより確認できる(森島洋太郎、表面、Vol.34, No.11, 1996, p672;森島洋太郎、高分子、第46巻、3月号、1997、p128;森島洋太郎、日本油化学会誌、第45巻、10号、1996、p951;秋吉一成、表面、Vol.37, No.1, 1999, p29)。
アニオン性両親媒性高分子は公知の合成方法により得ることができる。例えば、構成成分(1)及び構成成分(2)から選ばれる少なくとも1種のアニオン性構成成分を構成するモノマーと、構成成分(3)の疎水性構成成分を構成するモノマーを溶液重合法で重合することで得られる。ここで、各モノマーは、それぞれ一般式(4)、(5)、(6)で表されるものである。
Figure 2006124309
(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、M1、M2、M3及びX1は前記と同じ意味を示す。)
一般式(4)で表されるモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸又はそれらの塩等が挙げられる。一般式(5)で表されるモノマーとしては、マレイン酸又はその塩等が挙げられる。塩としては、Na塩、K塩などのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩を挙げることができ、特にNa塩、K塩が好ましい。
一般式(6)で表されるモノマーとしては、ブチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリルアミド、オクチル(メタ)アクリルアミド、ラウリル(メタ)アクリルアミド、ステアリル(メタ)アクリルアミド、ベヘニル(メタ)アクリルアミド等が挙げられる。中でもラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレートが好ましい。
上記モノマーの溶液重合に用いられる溶媒としては、例えば芳香族系化合物(トルエン、キシレン等)、低級アルコール(エタノール、イソプロパノール等)、ケトン(アセトン、メチルエチルケトン)、テトラヒドロフラン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等の有機溶剤を使用することができる。溶媒量(重量基準)は、好ましくは全モノマーに対して等量〜20倍量、特に等量〜10倍量が好ましい。
重合開始剤としては、公知のラジカル開始剤を用いることができ、例えばアゾ系重合開始剤、ヒドロ過酸化物類、過酸化ジアルキル類、過酸化ジアシル類、ケトンペルオキシド類等が挙げられる。また必要により、塩基性触媒(リチウム、ナトリウム、カリウム、セシウム等の金属、そのアルコキシド、ヒドロキシド等)、又は酸性触媒(硫酸、塩酸等)を用いても良い。重合開始剤量は、全モノマーを基準として0.01〜5モル%、特に0.01〜3モル%、更に0.01〜1モル%の範囲であるのが好ましい。
重合反応は、窒素気流下、60〜180℃の温度範囲で行うのが好ましく、反応時間は0.5〜20時間が好ましい。
本発明の乳化組成物において、(a)成分であるアニオン性両親媒性高分子は、1種以上を用いることができ、乳化組成物中の(a)成分の含有量は、0.01〜10重量%、特に0.1〜10重量%が、良好な使用感を得る観点から好ましい。
[(b)セラミド類]
本発明の(b)成分であるセラミド類とは、天然セラミド及びその構造類似物質を総称し、一般式(7)又は(8)で表わされるものが挙げられる。
Figure 2006124309
(式中、R11はヒドロキシル基、カルボニル基又はアミノ基が置換していてもよい、炭素数4〜30の炭化水素基を示す。Zはメチレン基、メチン基又は酸素原子を示し、破線部は不飽和結合であってもよいことを示す。X11、X12及びX13は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基又はアセトキシ基を示し、Zがメチン基のとき、X11とX12のいずれか一方が水素原子であり、他方は存在しない。X14は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示すか、X13−C−O−X14がC=Oを表し、この場合X13及びX14は存在しない。R12及びR13は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示す。R14はヒドロキシル基、カルボニル基又はアミノ基が置換していてもよく、主鎖にエーテル結合、エステル結合又はアミド結合を有していてもよい炭素数5〜60の炭化水素基を示す。R15は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基及びアセトキシ基から選ばれる置換基を有していてもよい、総炭素数1〜8の炭化水素基を示す。R16は炭素数10〜30の炭化水素基を示す。)
一般式(7)及び(8)において、R11としては、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数7〜22の炭化水素基が好ましい。Z、X11、X12及びX13は上記の意味を示すが、特にX11、X12及びX13のうち0〜1個がヒドロキシル基で、残余が水素原子であるのが好ましい。Zがメチン基のとき、X11とX12のいずれか一方のみが水素原子であり、他方は存在しない。また、X14は水素原子かグリセリル基であるのが好ましい。
12及びR13は上記の意味を示すが、好ましいR12は水素原子又はヒドロキシメチル基であり、好ましいR13は水素原子である。
14は、好ましくは、ヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜35の炭化水素基、又は該炭化水素基のω位に、ヒドロキシル基が置換してもよい炭素数8〜22の脂肪酸がエステル結合又はアミド結合したものである。結合する脂肪酸としては、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸又はリノール酸が好ましい。
15は、水素原子あるいは、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基及びアルコキシ基から選ばれる1〜3個が置換していてもよい総炭素数1〜8の炭化水素基が好ましい。ここで、ヒドロキシアルコキシ基及びアルコキシ基としては炭素数1〜7のものが好ましい。
一般式(7)で表わされるセラミド類としては、特に次の一般式(9)で表わされる天然又は天然型セラミド類及びその誘導体(以下、天然型セラミドという)又は一般式(10)で表わされるセラミド類(以下、擬似型セラミドという)が好ましい。
Figure 2006124309
(式中、R21はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数7〜19の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示す。Z1はメチレン基又はメチン基を示し、破線部は不飽和結合であってもよいことを示す。X15、X16及びX17は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基又はアセトキシ基を示し、Z1がメチン基のとき、X15とX16のいずれか一方が水素原子であり、他方は存在しない。X18は水素原子を示すか、X17−C−O−X18がC=Oを表し、この場合X17及びX18は存在しない。R22はヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示す。R23は水素原子を示すか、炭素数1〜4のアルキル基を示す。R24はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数5〜30の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該炭化水素基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示す。)
Figure 2006124309
(式中、R25は、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し;X19は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示し;R26はヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該炭化水素基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;R27は水素原子を示すか、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜8のアルキル基を示す。)
一般式(9)で表される天然型セラミドにおいて、好ましくは、R21が炭素数7〜19、更に好ましくは炭素数13〜15の直鎖アルキル基;R24がヒドロキシル基が置換しても良い炭素数9〜27の直鎖アルキル基又はリノール酸がエステル結合した炭素数9〜27の直鎖アルキル基である化合物が挙げられる。また、X18は水素原子を示すか、酸素原子とともにオキソ基を形成するのが好ましい。特に、R24としては、トリコシル、1−ヒドロキシペンタデシル、1−ヒドロキシトリコシル、ヘプタデシル、1−ヒドロキシウンデシル、ω位にリノール酸がエステル結合したノナコシル基が好ましい。
天然型セラミドの具体的な例示として、スフィンゴシン、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシン又はスフィンガジエニンがアミド化されたセラミドType1〜7(例えば、J. Lipid Res., 24:759(1983)の図2、及びJ. Lipid. Res.,35:2069(1994)の図4記載のブタ及びヒトのセラミド類)が挙げられる。
具体的には下記式で表されるものが挙げられる。
Figure 2006124309
更にこれらのN−アルキル体(例えばN−メチル体)も含まれる。これらは天然からの抽出物及び合成物のいずれでもよく、市販のものを用いることができる。
これらのセラミドは天然型(D(−)体)の光学活性体を用いても、非天然型(L(+)体)の光学活性体を用いても、更に天然型と非天然型の混合物を用いてもよい。上記化合物の相対立体配置は、天然型の立体配置のものでも、それ以外の非天然型の立体配置のものでも良く、また、これらの混合物によるものでもよい。特にCERAMIDE1、CERAMIDE2、CERAMIDE3、CERAMIDE5、CERAMIDE6IIの化合物(以上、INCI、8th Edition)及び次式で表わされるものが好ましい。
Figure 2006124309
また、天然型セラミドの市販のものとしては、Ceramide I、Ceramide III、Ceramide IIIA、Ceramide IIIB、Ceramide IIIC、Ceramide VI(以上、コスモファーム社製)、Ceramide TIC-001(高砂香料社製)、CERAMIDE II(Quest International社製)、DS-Ceramide VI、DS-CLA-Phytoceramide、C6-Phytoceramide、DS-ceramide Y3S(DOOSAN社製)、CERAMIDE2(セダーマ社製)が挙げられる。
一般式(10)で表わされる擬似型セラミドにおいて、R26としては、特にノニル、トリデシル、ペンタデシル、ω位にリノール酸がエステル結合したウンデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位に12−ヒドロキシステアリン酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位にメチル分岐イソステアリン酸がアミド結合したウンデシル基が好ましい。R27のヒドロキシアルコキシ基又はアルコキシ基としては炭素数1〜8のものが好ましい。
一般式(10)で表わされる擬似型セラミドとしては、R25がヘキサデシル基、X19が水素原子、R26がペンタデシル基、R27がヒドロキシエチル基のもの(N−(3−ヘキサデシロキシ−2−ヒドロキシプロピル)−N−2−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド:特開昭62−228048号公報参照);R25がヘキサデシル基、X19が水素原子、R26がノニル基、R27がヒドロキシエチル基のもの;又はR25がヘキサデシル基、X19がグリセリル基、R26がトリデシル基、R27が3−メトキシプロピル基の擬似型セラミド類が好ましく、一般式(10)のR25がヘキサデシル基、X19が水素原子、R26がペンタデシル基、R27がヒドロキシエチル基のものが特に好ましい。
本発明の乳化組成物において、(b)成分のセラミド類は、1種以上を用いることができ、乳化組成物中の(b)成分の含有量は、0.01〜15重量%、特に0.1〜5重量%が、良好な使用感、高い保湿効果を得る観点から好ましい。
[その他の成分]
本発明の乳化組成物は、更に、油性成分を含有することもできる。かかる油性成分としては、揮発性、不揮発性のいずれでも良く、常温での形態として固体状、ペースト状、液体状のいずれでもよい。例えば固体状又は液体状パラフィン、ワセリン、セレシン、オゾケライト、モンタンロウ、スクワラン、スクワレン等の炭化水素類;ユーカリ油、ハッカ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、牛脂、豚脂、馬油、卵黄油、オリーブ油、カルナウバロウ、ラノリン、ホホバ油等の油脂類;グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンジステアリン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、フタル酸ジエチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸セチル、1−イソステアロイル−3−ミリストイルグリセロール、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、オレイン酸2−オクチルドデシル、トリイソステアリン酸グリセロール、ジパラメトキシ桂皮酸モノ2−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル油;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステアリルアルコール、セチルアルコール等の高級アルコール;ローズマリー、ルイボス、ローヤルゼリー、ハマメリス等の天然精油;リグナン、ビタミンE、油溶性ビタミンC、ビタミンA誘導体、油溶性紫外線吸収剤、香料等の機能性油性物質などのほか、シリコーン類、フッ素系油剤などが挙げられる。
シリコーン類としては、通常トイレタリー製品に用いられるもので、例えばオクタメチルポリシロキサン、テトラデカメチルポリシロキサン、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等のメチルシクロポリシロキサン;トリメチルシロキシケイ酸;アルキル変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ酸変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、アルキル、アルケニル又はフルオロアルキル変性シリコーン等の変性シリコーンが挙げられる。
フッ素系油剤としては、常温で液体のパーフルオロ有機化合物であるパーフルオロポリエーテルが好ましく、例えばパーフルオロデカリン、パーフルオロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロフラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、パーフルオロドデカン、パーフルオロポリエーテル等が挙げられる。
本発明の乳化組成物において、これらの油性成分は1種以上を用いることができ、乳化組成物中のこれら油性成分の含有量は、0.01〜30重量%、特に0.1〜10重量%が、良好な使用感を得る観点から好ましい。
本発明の乳化組成物において、水は任意に配合できるが、乳化組成物中の水の含有量は、50〜95重量%、特に60〜95重量%が、良好な使用感を得る観点から好ましい。
本発明の乳化組成物は、更に水溶性有機溶媒を含有することができる。水溶性有機溶媒としては、例えばエタノール、イソプロパノール等の低級アルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール(平均分子量200〜1540)等のグリコール類;ポリオキシエチレンメチルグルコシド、グリセリン、ジグリセリン等の多価アルコール;トリス(2−(2−エトキシエトキシ)エチル)ホスフェート等が挙げられ、1種以上を用いることができる。
本発明の乳化組成物中の水溶性有機溶媒の含有量は、0.1〜30重量%、特に0.1〜20重量%が、良好な使用感を得る観点から好ましい。
[乳化組成物の製造法]
本発明の乳化組成物は、例えば、水溶性有機溶媒に、(a)成分を溶解又は分散させ、これに(b)成分(必要によりその他の油性成分)を添加して混合した後、水を加えて混合することにより製造することができる。なお乳化操作は加熱(例えば40〜80℃程度)下で行うのが望ましい。
具体的には、まず、(a)成分を、水溶性有機溶媒中に溶解又は分散させる。また、(a)成分の溶解性に支障のない範囲で、水溶性有機溶媒と水との混合溶媒を用いることもできる(例えば、86%グリセリン水溶液等)。次に、この溶液又は分散液に(b)成分(必要によりその他の油性成分)を添加して混合する。固体〜ペースト状の場合には、予め加熱(例えば40〜80℃程度)して溶解しておくのが好ましい。前記(a)成分の溶液又は分散液に(b)成分を加えて混合した後、10分以上、特に15〜60分間保持するのが、より安定性に優れた乳化組成物が得られるので好ましい。
(b)成分を加えて混合した後の組成物は、青色透明〜白色ゲル状態になる。この状態では、一般に電気伝導性があることから連続相が水溶性有機溶媒であり、水溶性有機溶媒に溶解あるいは分散した(a)成分の疎水部に(b)成分が保持されていると考えられる。次に、得られた油性混合物に、水又は所望の水溶性成分を含有する水溶液を任意の割合で加えて混合することにより、水中油型乳化組成物を得ることができる。
なお、(a)成分のカルボキシ基が塩を形成している場合には、フリーのカルボキシル基を有するアニオン性両親媒性高分子を合成した後、このアニオン性両親媒性高分子と共に塩基を混合して塩を形成させても良い。塩基は、アニオン性両親媒性高分子と共に水溶性有機溶媒と混合するか、又は水に溶解させて混合しても良く、組成物中で、アニオン性両親媒性高分子のカルボキシル基が塩を形成していれば良い。塩基としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等が挙げられる。乳化組成物のpHは、pH3.0〜6.8、特にpH4.0〜6.5であるのが好ましい。
本発明において、各成分を加えて混合するには、通常の方法により攪拌・混合すれば良く、例えばホモジナイザー、超音波乳化機、高圧乳化機等を用いて行うことができる。
[水中油型乳化組成物]
本発明の水中油型乳化組成物は、必須成分として(a)成分及び(b)成分を含有し、(b)成分以外の界面活性剤を含まないことが、肌への刺激を低減する観点から好ましい。
本発明においては、(a)成分と(b)成分との割合や、水溶性有機溶媒の種類と使用量を選択することにより、エマルションの分散粒子の粒径をコントロールすることができる。特に、本発明では、(a)成分として実質的に非架橋のアニオン性両親媒性高分子を用いているので、平均粒径が好ましくは1〜1,000nm、更に好ましくは1〜400nmのエマルションを得ることができ、低粘度で安定な乳化組成物とすることができる。
なお、本発明において乳化油滴の粒径は、動的光散乱式粒径分布測定装置 HORIBA LB-500(堀場製作所製)を用いて測定した散乱光強度から求めた算術平均径を用いる。該装置の測定範囲の上限(6μm)を越える場合は、顕微鏡写真より複数の粒子の直径を測定し、その算術平均をとることで求めることができる。これらの粒径測定は、25℃で行うものである。
また、本発明においては、25℃における粘度が200mPa・s以下の粘度の低い乳化組成物を製造することができ、粘度は用いる目的により適宜調整することができるが、1〜200mPa・sが好ましく、7〜100mPa・sが更に好ましい。なお、本発明において粘度は、25℃において、B型粘度計(東京計器社製、B8L型)により測定したものである。
[化粧料]
本発明の乳化組成物は、化粧料として好適に用いることができる。化粧料としては、例えばファンデーション、ローション、クリーム、乳液、化粧水、皮膚柔軟化化粧料、栄養化粧料、収斂化粧料、美白化粧料、シワ改善化粧料、老化防止化粧料、制汗剤、デオドラント剤等の皮膚化粧料;整髪剤、養毛剤等の毛髪化粧料が挙げられる。
化粧料には、防腐剤、酸化防止剤、香料、紫外線吸収剤、保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚保護剤、水溶性高分子、植物エキス等を配合することができる。化粧料として好ましい粘度、pHは、前述の乳化組成物のものと同様である。
以下の合成例及び比較合成例において、アニオン性両親媒性高分子の重量平均分子量は、高分子をクロロホルムに溶解した0.5重量%溶液をGPCにより下記条件で測定したポリスチレン換算の重量平均分子量である。
<GPC測定条件>
カラム:東ソー社製α−M 2本、溶離液:60mmol/L H3PO4 50mmol/L LiBr/N,N−ジメチルホルムアミド溶液、流速:1.0mL/min、カラム温度:40℃、検出器:示差屈折率計。
合成例1(アニオン性両親媒性高分子Aの合成)
滴下ロート、攪拌機、還流冷却器、温度計、窒素導入管のついた反応器に、アクリル酸80部(重量部;以下同じ)、ステアリルアクリレート20部、及び重合溶媒イソプロピルアルコール67部からなる混合液の1/10量を仕込み、該混合液の残りと、開始剤V−65(和光純薬社製)0.5部を、それぞれ滴下ロートを用いて75℃にて2.5時間で滴下した。滴下終了後1時間熟成した後、開始剤V−65 0.2部を30分毎に3回添加した。その後、反応温度を80℃に昇温し、1時間経た後、反応を終了した。細孔径500Åのアルミナ製のセラミック膜精製器を用いて、反応物から未反応モノマー及び開始剤残渣を除去し、乾燥して、アニオン性両親媒性高分子Aを得た。得られたアニオン性両親媒性高分子Aの重量平均分子量は3.8万であった。
合成例2(アニオン性両親媒性高分子Bの合成)
アクリル酸67部、ステアリルアクリレート33部とした以外は合成例1と同一条件で合成し、重量平均分子量3.5万のアニオン性両親媒性高分子Bを得た。
合成例3(アニオン性両親媒性高分子Cの合成)
アクリル酸60部、ステアリルアクリレート40部とした以外は合成例1と同一条件で合成し、重量平均分子量3.4万のアニオン性両親媒性高分子Cを得た。
比較合成例1(アニオン性両親媒性高分子Dの合成)
アクリル酸95部、ステアリルアクリレート5部とした以外は合成例1と同一条件で合成し、重量平均分子量5.6万のアニオン性両親媒性高分子Dを得た。
実施例1
80℃において、撹拌下、アニオン性両親媒性高分子A及びセラミド(ソフケアセラミドSL−E、花王(株)製)を水溶性有機溶媒(トリス(2−(2−エトキシエトキシ)エチル)ホスフェート)に溶解させた後、精製水に水酸化カリウム及びメチルパラベン(パラオキシ安息香酸メチル)を溶解した水溶液を撹拌下に添加した。次いで、20℃に冷却して、乳化組成物を調製した。
実施例2、3
実施例1と同様にして、但し、アニオン性両親媒性高分子Aの代わりにそれぞれアニオン性両親媒性高分子B、Cを用いて乳化組成物を調製した。
実施例4
実施例1と同様にして、但し、アニオン性両親媒性高分子Aの代わりにアニオン性両親媒性高分子Bを用い、セラミドとしてコスモファーム社製セラミドIIIを用いて乳化組成物を調製した。
比較例1
実施例1と同様にして、但し、アニオン性両親媒性高分子Aの代わりにアニオン性両親媒性高分子Dを用いて乳化組成物を調製した。得られた乳化組成物には凝集物が見られた。
比較例2
実施例1と同様にして、但し、アニオン性両親媒性高分子Aの代わりに架橋型の疎水変性ポリ(メタ)アクリレート(ペムレンTR−1、Noveon社製)を用いて乳化組成物を調製した。得られた乳化組成物は、粘度が高く、凝集物が見られた。また、動的光散乱法による粒径測定はできなかった。
以上の乳化組成物について、各成分の配合量、及び得られた乳化組成物中の乳化油滴の平均粒径と、25℃における粘度を表1に併せて示す。また、下記方法で安定性の評価を行った。その結果も表1に示す。尚、いずれの乳化組成物も、水中油型であることを電気伝導度により確認した。
<安定性の評価方法>
安定性の評価は、乳化組成物の凍結融解を6回繰り返した後の外観・性状を観察し、以下の基準で判定した。
A;変化なし。
B;かすかにクリーム状の浮遊物や凝集物を認めるが、使用性等には問題なし。
C;若干のクリーム状の浮遊物や凝集物を認めるが、使用性等は許容範囲内。
D;明らかにクリーム状の浮遊物や凝集物を認め、使用性等も許容範囲外。
Figure 2006124309
実施例に示す乳化組成物は、良好な安定性を示した。また、実施例で得られた乳化組成物を化粧水として肌に使用したところ、なじみやすく、しっとり感が高い良好な使用感を有していた。

Claims (6)

  1. 下記(a)成分及び(b)成分を含有する水中油型乳化組成物。
    (a)一般式(1)で表される構成成分及び一般式(2)で表される構成成分から選ばれる少なくとも1種の構成成分を全構成成分中50〜90重量%、一般式(3)で表される構成成分を全構成成分中10〜50重量%含むアニオン性両親媒性高分子
    Figure 2006124309
    (式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は同一又は異なって、水素原子又はメチル基を示し、R7は炭素数4〜30の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、M1、M2及びM3は同一又は異なって、水素原子又は陽イオン基を示し、X1は酸素原子又はNHを示す。)
    (b)セラミド類
  2. 界面活性剤を含まない、請求項1記載の水中油型乳化組成物。
  3. 25℃における粘度が200mPa・s以下である、請求項1又は2記載の水中油型乳化組成物。
  4. さらに水溶性有機溶媒を含有する、請求項1〜3いずれかに記載の水中油型乳化組成物。
  5. 水溶性有機溶媒に(a)成分を溶解又は分散させ、これと(b)成分を混合した後、更に水と混合することにより得られる請求項1〜4いずれかに記載の水中油型乳化組成物。
  6. 請求項1〜5いずれかに記載の水中油型乳化組成物を含有する化粧料。
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