JP2006121811A - 回転電機のロータ位置検出装置 - Google Patents

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昭一 前田
Minoru Arimitsu
有満  稔
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Abstract

【課題】 センサと制御装置との間の信号線を削減することができ、これにより、車両搭載に当ってのレイアウトを容易なものとし、製造コストを低減することができる回転電機のロータ位置検出装置を提供する。
【解決手段】ロータの周方向位置を検出する絶対値タイプのセンサ2と、当該センサ2に隣接して配置されて、当該センサ2の出力する図示しないデジタル絶対値信号をデジタル相対値信号3に変換して回転電機の制御装置4に出力する制御基板5と、回転電機を制御する制御装置4とからなる、回転電機のロータ位置検出装置1において、
前記制御基板5に、センサ2の出力するデジタル絶対値信号をアナログ絶対値信号6に変換して制御装置4に出力するD/A変換手段7を設け、
前記制御基板5または制御装置4において、当該アナログ絶対値信号6および当該デジタル相対値信号3のいずれかを、回転電機の制御に用いる信号として、選択可能とすることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機のロータの位置検出装置に関するものである。
一般に、電気自動車やハイブリッド車等に用いられる回転電機の回転およびトルク制御は、制御目標値がタイヤ駆動力であるため、産業用機器に用いられる回転電機よりも求められる制御精度は低い。このため、例えば、図5に示すように、回転電機のロータの周方向位置を検出する絶対位置タイプのセンサ51の出力は、回転電機を制御する制御装置52に対して、10〜16、ここでは12bitのデジタル絶対値信号53にて伝送され、回転電機を始動した後の通常の制御レンジでは、回転電機に設けた絶対値タイプのセンサにより検出したロータのデジタル絶対値信号53を、制御装置52内に設けられたABZ変換手段54により3bitのABZ信号(デジタル相対値信号)に変換して、そのABZ信号を用いて回転電機を制御している。ただし、回転電機の始動時においては、ロータの逆転を防ぐために、ロータの位置信号が少なくとも90度以上のずれが生じない精度とする必要があるため、デジタル絶対値信号をそのまま用いていた。
特開2004−23973号公報
ところが、このような構成においては、回転電機の軸端部に設けられるセンサから、車体側に設けられる制御装置まで信号線を10〜16本設ける必要があり、車両への搭載を考えた場合にその配線のレイアウトが困難であり、信号線が多数必要なため製造コストの面でも不利なものであった。さらに、10〜16bitのデジタル絶対値信号は回転電機の始動時のみに必要な信号であり、このためだけに、多数本の信号線を設けることは効率的ではなかった。
本発明の目的は、上述した課題を解決することであり、センサと制御装置との間の信号線を削減することができ、これにより、車両搭載に当ってのレイアウトを容易なものとし、製造コストを低減することができる回転電機のロータ位置検出装置を提供することにある。
請求項1に係る回転電機のロータ位置検出装置は、ロータの周方向位置を検出する絶対値タイプのセンサと、当該センサに隣接して配置されて、当該センサの出力するデジタル絶対値信号をデジタル相対値信号に変換して回転電機の制御装置に出力する制御基板と、回転電機を制御する制御装置とからなる、回転電機のロータ位置検出装置において、
前記制御基板に、センサの出力するデジタル絶対値信号をアナログ絶対値信号に変換して制御装置に出力するD/A変換手段を設け、
前記制御基板または制御装置において、当該アナログ絶対値信号および当該デジタル相対値信号のいずれかを、回転電機の制御に用いる信号として、選択可能とすることを特徴とする。
これによれば、制御基板から制御装置に出力される信号を、デジタル相対値信号とアナログ絶対値信号のみとすることができ、デジタル絶対値信号をそのまま出力することに比べて、制御装置と制御基板との間の信号線を削減することができ、これにより車両に搭載した場合のレイアウトを容易なものとし、製造コストをも削減することができる。また、制御基盤と制御装置との間の信号を二重系とすることにより、信頼性を大幅に向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る回転電機のロータ位置検出装置の一実施形態を示す、ブロック図である。
この回転電機のロータ位置検出装置1は、ロータの周方向位置を検出する絶対値タイプのセンサ2と、当該センサ2に隣接して配置(ここでは一体配置)されて、当該センサ2の出力する図示しない12bitのデジタル絶対値信号を3bitのデジタル相対値信号3にABZ変換して回転電機の制御装置4に出力する制御基板5と、回転電機を制御する制御装置4とからなるものであって、
制御基板5に、センサ2の出力する図示しないデジタル絶対値信号をアナログ絶対値信号6に変換して制御装置4に出力するD/A変換手段7を設け、
制御基板5または制御装置4において(ここでは制御装置4において)、アナログ絶対値信号6およびデジタル相対値信号3のいずれかを、回転電機の制御に用いる信号として、選択可能とすることを特徴とする。(請求項1に相当)なお、アナログ絶対値信号6の受信側の制御装置4にはノイズフィルタ8を挿入して、アナログ絶対値信号6へ乗ったノイズを排除している。
ここで、デジタル相対値信号(ABZ信号)とは、ここでは、図2に示すように、ロータの周方向絶対位置が0〜180°であるときにONとなるA信号と、ロータの周方向絶対位置が90〜270°であるときに、ONとなるB信号と、0°ごとにON、OFFを繰り返す、Z信号を組み合わせたものを言うものとする。回転電機が始動して、ロータの周方向位置が360°を超えたときに、Z信号はONからOFFに反転し、これが確定信号となる。この確定信号が出力される前は、デジタル相対値信号は不定である。
請求項1に相当する構成によれば、制御基板5から制御装置4に出力される信号を、デジタル相対値信号3(ABZ信号)とアナログ絶対値信号6の4本のみとすることができ、デジタル絶対値信号をそのまま出力することに比べて、制御装置4と制御基板5との間の信号線を、デジタル絶対値信号が12bitの場合は9本削減することができる。これにより回転電機のロータ位置検知装置1を車両に搭載した場合のレイアウトを容易なものとし、製造コストをも削減することができる。また、制御基板5と制御装置4との間の信号を二重系とすることにより、信頼性を大幅に向上することができる。
ここで好ましくは、ロータ位置検知装置1において、始動時にはアナログ絶対値信号6を選択し、制御基板5がデジタル相対値信号3の確定信号を出力するタイミング(ここでは、Z信号がONからOFFに反転するタイミング)で、回転電機の制御に用いる信号を、アナログ絶対値信号6からデジタル相対値信号3に切換える。(請求項2に相当)
これによれば、回転電機の始動から、確定信号を出力するタイミングまでは、デジタル相対値信号が不定であり使用できないことを、その期間はアナログ絶対値信号6を使用することで補完することができる。また、アナログ絶対値信号はその性質上、ノイズの影響を受けやすいが、始動から確定信号を出力するまでのロータの回転速度が低い領域のみにおいて、アナログ絶対値信号を用いることにより、ノイズの影響を排除することができる。
図3は、前述した制御装置内のデジタル相対値信号およびアナログ絶対信号の読み取りおよび処理を示すブロック図である。
デジタル相対値信号3の各々の信号ABZは、アップダウンカウンタに入力された後、相対位置データに変換され、CPUに入力される。これとともに、デジタル相対値信号3の各々のABZ信号は、カウンタに入力され、ゲート信号の入力と併せて、速度データの変換されて、CPUに入力される。
アナログ絶対値信号6はA/Dコンバータに入力されて、デジタルの絶対位置データに変換されてCPUに入力される。
このように、制御装置4内では、デジタル相対値信号3を元に速度データを作成しているため、請求項2に相当する構成に換えて、以下の構成とすることもできる。
つまり、請求項2に相当する構成に換えて、始動時にはアナログ絶対値信号6を選択し、ロータの回転速度が所定の値を超えたタイミングで、回転電機の制御に用いる信号を、アナログ絶対値信号6からデジタル相対値信号3に切換える構成とすることもできる。(請求項3に相当)
これによれば、制御装置4で検出が可能な回転速度により、アナログ絶対値信号6からデジタル相対値信号3への切換えを行うことができ、より自由度の高い制御を特別なハードウェアや信号の引き込みを行うことなく実現することができる。もちろん回転速度が所定の値を超えたタイミングが、前述した確定信号が出力されて後であることが必要であることはいうまでもない。
ここで、回転電機の制御に用いる信号を、一旦アナログ絶対値信号6からデジタル相対値信号3に切換えた後は、ロータが停止するまではアナログ絶対値信号6に切換えないことが好ましい。(請求項4に相当)
これによれば、一度デジタル相対値信号3に切換えた後は、制御装置4がリセットされるまでは、デジタル相対値信号3は安定していることを鑑み、ノイズの影響を受け安いアナログ絶対値信号6を使用することを廃することができる。これにより、より安定した回転電機の制御が可能となる。
図4は、本発明に係る回転電機のロータ位置検出装置の回転電機の制御の一例を示す、フローチャートである。
回転電機の始動と同時に、前述のアナログ絶対値信号に基いた、ロータの絶対位置データをCPUが読み込み、速度データをCPUが読み込んだ後、制御装置が回転電機を制御する。ロータの速度nが所定の速度Nを超えると、前述のデジタル相対値信号に基いた、ロータの相対位置データと、速度データとをCPUが読み込み、同様に制御装置が回転電機を制御する。一度、絶対位置データから相対位置データに切換えた後は、回転電機が停止するまでは、相対位置データを使用しつづける。
なお、図4に示した制御を行う場合は、アナログ絶対値信号とデジタル相対値信号の選択、切換えは制御装置で行うことになる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。
本発明の回転電機のロータ位置検出装置は、電機自動車やハイブリッド車に用いて好適なものであって、より信頼性の高い制御性能と、高いレイアウト性を得ることができるものである。
本発明に係る回転電機のロータ位置検出装置の一実施形態を示す、ブロック図である。 本発明に係る回転電機のロータ位置検出装置のデジタル相対値信号の一例を示す位相関係図である。 本発明に係る回転電機のロータ位置検出装置の制御装置内のデータ処理を示すブロック図である。 本発明に係る回転電機のロータ位置検出装置の回転電機の制御の一例を示す、フローチャートである。 従来の回転電機のロータ位置検出装置の回転電機の制御を示すブロック図である。
符号の説明
1 回転電機のロータ位置検出装置
2 センサ
3 デジタル相対値信号
4 制御装置
5 制御基板
6 アナログ絶対値信号
7 D/A変換手段
8 ノイズフィルタ
51 センサ
52 制御装置
53 デジタル絶対値信号
54 ABZ変換手段

Claims (4)

  1. ロータの周方向位置を検出する絶対値タイプのセンサと、当該センサに隣接して配置されて、当該センサの出力するデジタル絶対値信号をデジタル相対値信号に変換して回転電機の制御装置に出力する制御基板と、回転電機を制御する制御装置とからなる、回転電機のロータ位置検出装置において、
    前記制御基板に、センサの出力するデジタル絶対値信号をアナログ絶対値信号に変換して制御装置に出力するD/A変換手段を設け、
    前記制御基板または制御装置において、当該アナログ絶対値信号および当該デジタル相対値信号のいずれかを、回転電機の制御に用いる信号として、選択可能とすることを特徴とする回転電機のロータ位置検出装置。
  2. 始動時には前記アナログ絶対値信号を選択し、制御基板が前記デジタル相対値信号の確定信号を出力するタイミングで、回転電機の制御に用いる信号を、当該アナログ絶対値信号から前記デジタル相対値信号に切換えることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ位置検出装置。
  3. 始動時には前記アナログ絶対値信号を選択し、ロータの回転速度が所定の値を超えたタイミングで、回転電機の制御に用いる信号を、当該アナログ絶対値信号から前記デジタル相対値信号に切換えることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ位置検出装置。
  4. 一旦アナログ絶対値信号からデジタル相対値信号に切換えた後は、ロータが停止するまではアナログ絶対値信号に切換えないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の回転電機のロータ位置検出装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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