JP2006121343A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より省メモリの回路で構成することが可能な画像処理装置を提供することを提供すること。
【解決手段】画像の再生時にメモリカード5から読み出された圧縮画像データは、JPEG処理部2において伸長処理された後、SDRAM6に書き込まれる。SDRAM6に書き込まれた伸長画像データはリサイズ処理部3において読み出され、リサイズ処理される。メモリ制御部9は、SDRAM6の状態に応じて、JPEG処理部2からSDRAM6への伸長画像データの書き込みとSDRAM6からリサイズ処理部3への伸長画像データの読み出しを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に圧縮画像データを再生表示することが可能な画像処理装置に関する。
デジタルカメラにおいては、圧縮記録された画像の画角と、TFT LCD等の表示部に表示できる画像の画角とは異なっているのが一般的である。このため、圧縮記録された画像を再生するためには、画像の伸長処理と伸長処理した画像の画角を表示用の画角にリサイズするリサイズ処理とが必要となる。図10に、このような画像処理装置の構成を示す。図10の画像処理装置は、バス101に、JPEG伸長及びリサイズ処理を行う画像処理部102と、メディアインターフェイス(I/F)104と、メモリ(SDRAM)106と、VideoI/F107とが接続されている。
即ち、図10のような画像処理装置における画像再生時には、メモリカード105からメディアI/F104を介して圧縮記録された画像データが読み出されてSDRAM106に一旦記憶される。その後、SDRAM106から圧縮画像データが画像処理部102によって読み出されてJPEG伸長される。その後、この伸長画像データが再びSDRAM106に記憶される。その後、SDRAM106に記憶された伸長画像データが再び画像処理部102によって読み出されてリサイズ処理された後、SDRAM106に記憶される。その後、SDRAM106に記憶されたリサイズ処理後の伸長画像データがVideoI/F107を介して図示しないTFT LCD等の表示部上に表示される。
また、上記したような伸長処理やリサイズ処理といった複数の画像処理をパイプライン処理可能とする画像処理装置に関する提案として、例えば特許文献1では、JPEG処理(JPEG圧縮及びJPEG伸長)等を行う画像処理部と画像のリサイズ処理を行うリサイズ処理部との間に小容量のメモリを直列に接続しておくことで、両者の処理をパイプライン処理可能としている。即ち、特許文献1では、処理された画像データを一旦メモリに記憶させ、記憶された画像データを所定ブロック単位で読み出して拡大縮小処理を行うようにしている。
図11を参照して特許文献1の技術について説明する。図11の画像処理装置においては、バス101にJPEG処理部102と、リサイズ処理部103と、メディアI/F104を介してメモリカード105と、SDRAM106と、VideoI/F107とが接続されている。ここで、JPEG処理部102は、入力DMA102aと、JPEG圧縮/伸長部102bと、バッファメモリ102cと、出力DMA102dとから構成されており、リサイズ処理部103は、入力DMA103aと、リサイズ部103bと、出力DMA103cとから構成されている。
このような構成において、メモリカード105に記録されている画像を再生する場合には、まずメディアI/F104を介してメモリカード105から圧縮画像データが読み出され、読み出された圧縮画像データがSDRAM106に一旦記憶される。次に、JPEG処理部102内の入力DMA102aを介してSDRAM106に記憶された圧縮画像データが読み出される。読み出された圧縮画像データはJPEG圧縮/伸長部102bに入力されて伸長される。JPEG圧縮/伸長部102bで伸長されて得られた伸長画像データはバッファメモリ102c及び出力DMA102dを介してバス101に出力され、SDRAM106に記憶される。
その後、リサイズ処理部103内の入力DMA103aを介してSDRAM106に記憶された伸長画像データが読み出される。読み出された伸長画像データはリサイズ部103bに入力されて適正な表示サイズにリサイズされる。リサイズされた伸長画像データは出力DMA103cを介してバス101に出力され、SDRAM106に記憶される。
その後、VideoI/F107によってSDRAM106に記憶された伸長画像データが読み出されて図示しないTFT LCD等の表示部上に画像表示がなされる。
このような処理においては、SDRAM106には、図12のようにして1フレーム分の伸長画像データがブロック毎に順次記憶されていく。
特開2000−311241号公報
上述した特許文献1の構成では、伸長画像データの1フレーム分のデータを一旦SDRAM106に格納する必要がある。例えば5Mpixelの画像を再生する場合には、YCbCr4:2:2データで10Mbyte程度の容量を有するSDRAMが必要となる。このように、画像再生においては伸長画像データの一時記憶用に非常に大きなメモリ領域を確保しておく必要がある。しかし、実際にTFT LCD等に表示される際の画角はVGA(640×480画素)程度であり、この場合には600Kbyte程度の容量があれば充分である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、より省メモリの回路で構成することが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による画像処理装置は、入力された又は記録媒体から読み出された圧縮画像データに対して再生のための画像処理を施す画像処理装置であって、前記圧縮画像データに対して伸長処理を施して伸長画像データを得る伸長処理手段と、前記伸長画像データを書き込むための所定メモリ領域ライン数のバッファを有する記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた前記伸長画像データをブロック単位で読み出してリサイズ処理を施すことにより表示用画像データを得るリサイズ処理手段と、前記バッファのバッファ空き容量に基づいて前記伸長処理手段から前記記憶手段への上記伸長画像データの書き込みを制御するとともに、前記バッファに記憶された伸長画像データの中で前記リサイズ処理に有効な有効データ量に応じて前記記憶手段から前記リサイズ処理手段への前記伸長画像データの読み出しを制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
この第1の態様によれば、バッファへの伸長画像データの書き込みとバッファからの伸長画像データの読み出しをバッファのデータ量に基づいて制御しているので、効率良く記憶手段を使用することができる。
本発明によれば、より省メモリの回路で構成することが可能な画像処理装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成について示すブロック図である。
図1の画像処理装置においては、バス1に、伸長処理手段としてのJPEG処理部2と、リサイズ処理手段としてのリサイズ処理部3と、メディアI/F4と、記憶手段としてのメモリ(SDRAM)6と、VideoI/F7と、CPU8と、制御手段としてのメモリ制御部9とが接続されている。ここで、メディアI/F4には記録媒体(メモリカード)が接続されている。また、VideoI/F7には、図示しないTFT LCD等の表示部が接続されている。
また、図1においてJPEG処理部2は、入力DMA2aと、JPEG圧縮/伸長部2bと、バッファメモリ2cと、出力DMA2dとから構成されている。更に、リサイズ処理部3は、入力DMA3aと、リサイズ部3bと、出力DMA3cとから構成されている。
また、図1において、JPEG処理部2の出力DMA2dとリサイズ処理部3の入力DMA3aとは、ともにメモリ制御部9に接続されている。
また、CPU8の内部にはレジスタ8aが設けられており、メモリ制御部9はバス1を介してレジスタ8aに記憶されたレジスタ設定値を読み出し可能なように構成されている。ここで、レジスタ8aに記憶されたレジスタ設定値は、必要空きライン数、必要データライン数、及びメモリ領域ライン数である。これらレジスタ設定値については後で詳しく説明する。
図1のような構成では、JPEG処理部2におけるJPEG伸長とリサイズ処理部3におけるリサイズ処理とを図2のようにしてパイプライン処理することができる。以下、図1のような構成を有する画像処理装置の動作について説明する。
まず、メディアI/F4を介してメモリカード5から圧縮画像データが読み出されると、読み出された圧縮画像データがSDRAM6に一旦記憶される。次に、JPEG処理部2によってSDRAM6に記憶された圧縮画像データが読み出される。読み出された圧縮画像データは、入力DMA2aを介してJPEG圧縮/伸長部2bに入力されて伸長される。
本一実施形態では、JPEG圧縮/伸長部2bで伸長されて得られた伸長画像データが順次バッファメモリ2c及び出力DMA2dを介してバス1に出力されてSDRAM6に記憶される。そして、所定ライン数の伸長画像データの転送が終了すると、出力DMA2dからメモリ制御部9に出力DMA2d転送完了信号が出力される。ここで、圧縮画像データとして、例えばYC422のJPEG画像データを伸長する場合には1回の伸長処理で8ライン分の画像データが伸長される。本一実施形態では、この8ライン分の伸長画像データが転送される毎に出力DMA2d転送完了信号がメモリ制御部9に出力される。
その後、入力DMA3aを介してSDRAM6からリサイズに必要な分の伸長画像データの読み出しが開始されて、読み出された伸長画像データがリサイズ部3bに入力される。入力DMA3aからリサイズ部3bにリサイズに必要な分の伸長画像データの転送が終了すると、入力DMA3aからメモリ制御部9に入力DMA3a転送完了信号が出力される。その後、リサイズ部3bでは入力された伸長画像データが適正な表示サイズにリサイズされ、表示用画像データとしてのリサイズ画像データが生成される。
図3は、SDRAM6のメモリ領域について概念的に示した図である。図3に示すように、本一実施形態においては、圧縮画像データ、伸長画像データ、リサイズ画像データは、それぞれSDRAM6の別のメモリ領域に記憶される。即ち、圧縮画像データは、圧縮画像データ記憶領域21に順次記憶されていく。また、伸長画像データは、伸長画像用バッファ22にFIFO(First In First Out)方式で記憶されていく。更に、リサイズ画像データは、SDRAM6のリサイズ画像データ記憶領域23に順次記憶される。ここで、これらメモリ領域はそれぞれ所定ライン数(メモリ領域ライン数)のデータのみが格納できるようになっており、これらの画像データは、それぞれのメモリ領域の中で循環するようにして記憶される。このようなアドレス制御は、例えば、JPEG処理部2の出力DMA2dやリサイズ処理部3の入力DMA3aにおけるアドレス発生部20,30で行われる。
また、本一実施形態では、JPEG処理部2の出力DMA2dによるSDRAM6への伸長画像データの書き込みとリサイズ処理部3の入力DMA3aによるSDRAM6からの伸長画像データの読み出しとがメモリ制御部9によって制御されている。即ち、メモリ制御部9は、SDRAM6の伸長画像用バッファ22に空き容量がない場合には、JPEG処理部2の出力DMA2dに出力DMA2dウェイト信号を出力して出力DMA2dによるSDRAM6への伸長画像データの書き込みを待機させる。また、メモリ制御部9は、リサイズ処理部3のリサイズ部3bでリサイズ処理を行うのに有効な分の伸長画像データがSDRAM6の伸長画像用バッファ22に記憶されていない場合には、リサイズ処理部3の入力DMA3aに入力DMA3aウェイト信号を出力して入力DMA3aによるSDRAM6からの伸長画像データの読み出しを待機させる。
図4は、本一実施形態の要部としてのメモリ制御部9の詳細な構成について示す図である。
図4のメモリ制御部9は、カウンタ9aと、比較器9b及び9cとから構成されている。
カウンタ9aは、SDRAM6のメモリ容量をカウントするためのカウンタである。図4において、カウンタ9aは、アップダウンカウンタと減算器とから構成されている。ここで、アップダウンカウンタのUp入力端子には上記出力DMA2d転送完了信号が入力される。また、アップダウンカウンタのDown入力端子には上記入力DMA3a転送完了信号が入力される。
更に、アップダウンカウンタの加算値入力端子と減算値入力端子とには、それぞれレジスタ8aのレジスタ設定値が入力される。カウンタ9aの加算値入力端子にはレジスタ設定値「UPVAL」が入力される。このUPVALは、カウンタ9aの加算値を示す設定値であり、レジスタ設定値「必要空きライン数」に対応する値が設定される。ここで、必要空きライン数とは、伸長処理によって得られた伸長画像データを伸長画像用バッファ22に書き込むのに必要な伸長画像用バッファ22側の空きライン数である。例えば、YC422のJPEG画像データの場合には、伸長画像データが8ラインずつ得られ、出力DMA2dからは8ラインずつ伸長画像データが出力される。そこで、本一実施形態では必要空きライン数(=UPVAL)を8とする。なお、必要空きライン数の値は出力DMA2dの仕様などに応じて変化させることができる。
また、カウンタ9aの減算値入力端子にはレジスタ設定値「DNVAL」が入力される。このDNVALは、カウンタ9aの減算値を示す設定値であり、レジスタ設定値「必要データライン数」に対応する値が入力される。ここで、必要データライン数とは、リサイズ処理を行うのに必要なデータライン数である。本一実施形態においては、リサイズ処理部3におけるリサイズ処理に必要なデータライン数(=DNVAL)を、例えば10とする。なお、必要データライン数の値は入力DMA3aの仕様などに応じて変化させることができる。
更に、図4において、アップダウンカウンタの出力部は減算器に接続されており、減算器において伸長画像用バッファ22のメモリ領域ライン数からアップダウンカウンタの出力が減算され、比較器9bの一方の入力部に入力される。即ち、この減算値は、SDRAM6の伸長画像用バッファ22のバッファ空き容量を示すものとなる。また、比較器9bの他方の入力部には必要空きライン数が入力される。
また、アップダウンカウンタの出力部は、比較器9cの一方の入力部にも接続されている。この値は、現在、伸長画像用バッファ22に書き込まれているリサイズ処理に有効な伸長画像データのデータライン数(有効データ量)を示すものとなる。また、比較器9cの他方の入力部には必要データライン数が入力される。
図4のような構成を有するメモリ制御部9の動作について図5を参照して説明する。図5は、画像再生時における出力DMA2d、メモリ制御部9、入力DMA3a、及びアップダウンカウンタのそれぞれの状態について時系列的に示したタイミングチャートである。なお、図5の例では、SDRAM6の伸長画像用バッファのメモリ領域ライン数を例えば20とする。
画像再生時において、圧縮画像データが読み出されて、JPEG処理部2の出力DMA2dにおいて8ライン分の伸長画像データの転送が完了すると、出力DMA2dからカウンタ9aに出力DMA2d転送完了信号が出力される。これを受けて、カウンタ9aのアップダウンカウンタではUPVAL=8だけカウント値を増加させる。これにより、アップダウンカウンタのカウント値は「8」となる。これにより、比較器9bには、バッファ空き容量20−8=「12」が入力され、比較器9cにはカウント値「8」が入力される。
その後、比較器9b及び比較器9cにおいて、カウンタ9aからの出力値がそれぞれ比較される。比較器9bにおいてはバッファ空き容量「12」と必要空きライン数「8」とが比較される。今回は、バッファ空き容量>必要空きライン数であり、伸長画像用バッファ22には伸長画像データを書き込むのに充分な空き容量があるので、出力DMA2dウェイト信号は出力されず、出力DMA2dからの伸長画像データの書き込みが継続される。
また、比較器9cにおいては有効データ量「8」と必要データライン数「10」とが比較される。今回は有効データ量<必要データライン数であり、リサイズ処理に必要な分の伸長画像データが伸長画像用バッファ22に書き込まれていないので、入力DMA3aウェイト信号の出力が継続される。
その後、再びJPEG処理部2の出力DMA2dにおいて8ライン分の伸長画像データの転送が完了すると、出力DMA2dからカウンタ9aに出力DMA2d転送完了信号が出力される。これを受けてカウンタ9aのアップダウンカウンタのカウント値が増加して、アップダウンカウンタのカウント値が「16」となる。これによりバッファ空き容量の値は「4」、有効データ量の値は「16」となる。
その後、比較器9bでは、バッファ空き容量「4」と必要空きライン数「8」とが比較される。今回は、バッファ空き容量<必要空きライン数であり、伸長画像用バッファ22に伸長画像データを書き込むための充分な空きが存在していないため、出力DMA2dウェイト信号が出力され、出力DMA2dからの伸長画像データの書き込みが待機される。
また、比較器9cでは、有効データ量「16」と必要データライン数「10」とが比較される。今回は、有効データ量>必要データライン数であり、伸長画像用バッファ22にリサイズ処理部3におけるリサイズ処理に充分な伸長画像データが格納されているので、入力DMA3aウェイト信号の出力が解除され、入力DMA3aからの伸長画像データの読み出しが行われる。
入力DMA3aによって読み出された伸長画像データのリサイズ部3bへの転送が完了すると、入力DMA3aからカウンタ9aに入力DMA3a転送完了信号が出力される。これを受けて、アップカウンタはDNVAL=10だけカウント値を減少させる。これにより、アップダウンカウンタのカウント値は「6」となる。これによりバッファ空き容量の値は「14」、有効データ量の値は「6」となる。
その後、比較器9bでは、バッファ空き容量「14」と必要空きライン数「8」とが比較される。今回は、バッファ空き容量>必要空きライン数であり、伸長画像用バッファ22に伸長画像データを書き込むための充分な空きが存在しているため、出力DMA2dウェイト信号の出力が解除され、出力DMA2dからの伸長画像データの書き込みが再開される。
また、比較器9cでは、有効データ量「6」と必要データライン数「10」とが比較される。今回は、有効データ量<必要データライン数であり、伸長画像用バッファ22にリサイズ処理部3におけるリサイズ処理に充分な伸長画像データが格納されていないので、入力DMA3aウェイト信号が出力され、入力DMA3aからの伸長画像データの読み出しが待機される。
以後同様にして、バッファ空き容量と必要空きライン数、有効データ量と必要データライン数が比較されながら出力DMA2dウェイト信号及び入力DMA3aウェイト信号の出力制御が行われる。
図6に、本一実施形態における画像再生時のタイミングチャートを示す。図6に示すように、本一実施形態においては、圧縮画像データの読み出しが終了すると、JPEG伸長処理とリサイズ処理とが略同時に開始される。そして、圧縮画像データが所定データ数(1ブロック)分伸長され、伸長画像用バッファ22に書き込まれると、リサイズ処理部3のウェイトが解除されてブロック毎のリサイズ処理が実行される。これにより、伸長画像用バッファ22に空き容量ができると、JPEG処理部2のウェイトが解除されてJPEG伸長処理されて得られた伸長画像データが書き込まれる。
図7は、伸長画像用バッファ22への伸長画像データの書き込み及び読み出しを行う際の循環的なアドレシングについて概念的に示した図である。本一実施形態では、図7に示すように、所定ブロックライン数の伸長画像データが、垂直方向に書き込み若しくは読み出されていく。ここで、伸長画像データがメモリ領域ライン数を越えて書き込み若しくは読み出しされるような場合には、その超えた分が伸長画像用バッファ22の最初のアドレスから再び書き込み若しくは読み出されるようにする。
以下、このようなアドレシングを行うためのアドレス発生部の構成の一例について説明する。
以下の説明において、SDRAM6の伸長画像用バッファ22における垂直方向の総ライン数を「メモリ領域ライン数」、水平方向のアドレス幅を「メモリ領域幅」、垂直方向における書き込み若しくは読み出し開始ライン数を「垂直開始位置」、1度に書き込み若しくは読み出しが行われる伸長画像データのライン数を「処理ライン数」と称する(図8参照)。
図9は、循環的なアドレシングを行うためのアドレス発生部30の一例について示した図である。ここで、図1の出力DMA2d内部のアドレス発生部20も図9と同様の構成を有している。
図9のアドレス発生部において、水平カウンタ31の出力部は、加算器38の一方の入力部に接続されている。また、垂直カウンタ32の出力部は、加算器33に接続されている。垂直カウンタ32は、最大値が処理ライン数であり、処理ライン数をカウントするごとに0リセットされる。これらカウンタは、入力DMA3aによる伸長画像データの読み出しが行われるたびカウントされる。
また、加算器33のもう一方の入力部には垂直開始位置が入力される。更に、加算器33の出力部は、減算器34の+入力部と、セレクタ35の一方の入力部と、比較器36の一方の入力部と接続されている。減算器34の−入力部にはメモリ領域ライン数が入力される。また、減算器34の出力部はセレクタ35のもう一方の入力部に接続されている。更に、比較器36のもう一方の入力部にはメモリ領域ライン数が入力される。
また、セレクタ35の出力部は、乗算器37の一方の入力部に接続されている。乗算器37のもう一方の入力部にはメモリ領域幅が入力される。更に、乗算器37の出力部は、加算器38のもう一方の入力部に接続されている。
このような回路において、垂直カウンタ32のカウントが行われると、垂直カウンタ32におけるカウント値に垂直開始位置が加算される。
この加算値のライン数が比較器36に入力されてメモリ領域ライン数と比較され、この比較器36の比較結果に応じてセレクタ35の何れかの入力が選択される。
比較器36において加算値のライン数がメモリ領域ライン数を越えていない場合には、セレクタ35において上記加算値のライン数が選択される。これにより、最終的なアドレスは、垂直アドレス×メモリ領域幅+水平アドレスとして算出される。
一方、比較器36において加算値のライン数がメモリ領域ライン数を越えている場合には、セレクタ35において上記加算値のライン数からメモリ領域ライン数を引いた値が選択される。これにより、はみ出した部分が伸長画像用バッファ22の最初のアドレスから再び読み出しされる。
以上説明したように、本一実施形態によれば、画像の再生の際に、伸長画像データを1フレーム分SDRAMに記憶させる必要がないので、より省メモリ回路構成にすることが可能である。
また、メモリ領域内においては循環的なアドレシングを利用することにより、より省メモリの回路構成にすることが可能である。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成について示すブロック図である。 JPEG伸長処理とリサイズ処理のタイミングチャートである。 SDRAMのメモリ領域について概念的に示した図である。 メモリ制御部の詳細な構成について示す図である。 画像再生時における出力DMA2d、メモリ制御部9、入力DMA3a、及びアップダウンカウンタのそれぞれの状態について時系列的に示したタイミングチャートである。 画像再生時におけるデータ処理の流れを時系列的に示した図である。 伸長画像用バッファへの伸長画像データの書き込み及び読み出しを行う際の循環的なアドレシングについて概念的に示した図である。 メモリ領域ライン数、メモリ領域幅、垂直開始位置、処理ライン数について説明するための図である。 アドレス発生部の回路構成の一例について示した図である。 従来例の画像処理装置の第1の例の構成について示すブロック図である。 従来例の画像処理装置の第2の例の構成について示すブロック図である。 従来例の第2の例における画像処理装置においてデータが格納される際の概念図である。
符号の説明
1…バス、2…JPEG処理部、2a,3a…入力DMA、2b…JPEG圧縮/伸長部、2c…バッファメモリ、2d,3c…出力DMA、3…リサイズ処理部、3b…リサイズ部、5…メモリカード、6…メモリ(SDRAM)、7…VideoI/F、8…CPU、8a…レジスタ、20,30…アドレス発生部

Claims (7)

  1. 入力された又は記録媒体から読み出された圧縮画像データに対して再生のための画像処理を施す画像処理装置であって、
    前記圧縮画像データに対して伸長処理を施して伸長画像データを得る伸長処理手段と、
    前記伸長画像データを書き込むための所定メモリ領域ライン数のバッファを有する記憶手段と、
    前記記憶手段に書き込まれた前記伸長画像データをブロック単位で読み出してリサイズ処理を施すことにより表示用画像データを得るリサイズ処理手段と、
    前記バッファのバッファ空き容量に基づいて前記伸長処理手段から前記記憶手段への上記伸長画像データの書き込みを制御するとともに、前記バッファに記憶された伸長画像データに書き込まれている有効データ量に基づいて前記記憶手段から前記リサイズ処理手段への前記伸長画像データの読み出しを制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記バッファ空き容量が第1の所定データ量に満たない場合には前記伸長処理手段から前記記憶手段への上記伸長画像データの書き込みを停止させるように制御するとともに、前記有効データ量が第2の所定データ数に満たない場合には前記記憶手段から前記リサイズ処理部への上記伸長画像データの読み出しを停止させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記伸長処理手段から前記第1の所定のデータ量の伸長画像データが出力された場合に前記バッファ空き容量を減らして前記有効データ量を増やすとともに、前記記憶手段からリサイズ処理手段に前記第2の所定のデータ量の伸長画像データ入力された場合に前記バッファ空き容量を増やして前記有効データ量を減らすようにして、前記バッファ空き容量及び前記有効データ量を決定することを更に行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の所定データ量は、前記伸長処理手段から前記記憶手段に1度に書き込まれる伸長画像データの量であり、
    前記第2の所定データ量は、前記リサイズ処理手段におけるリサイズ処理に必要な伸長画像データの量であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記バッファへの前記伸長画像データの書き込み及び前記バッファからの前記伸長画像データの読み出しの際のアドレシングは、循環的なアドレシングが行われることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の画像処理装置。
  6. 前記伸長処理手段及び前記リサイズ処理手段は、前記アドレシングを行うためのアドレス発生部を含み、
    前記アドレス発生部は、前記バッファのメモリ領域ライン数と、前記第1の所定データ量若しくは前記第2の所定データ量と、所定メモリ領域ライン数と、前記バッファにおいて書き込み若しくは読み出しが開始されるライン数と、に基づいて前記アドレシングを行うことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 少なくとも前記第1の所定データ量、前記第2の所定データ量、及び前記所定メモリ領域ライン数は、予めレジスタに設定された値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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