JP2007221538A - シーンチェンジ判定装置、データ転送装置、シーンチェンジ判定方法、および、データ転送方法 - Google Patents

シーンチェンジ判定装置、データ転送装置、シーンチェンジ判定方法、および、データ転送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像データが格納されている記憶領域へのアクセスをなるべく減らしつつ、インターレース方式で走査される画像データに対してシーンチェンジを効率的に判定することを可能としたシーンチェンジ判定装置を提供することである。
【解決手段】本発明のシーンチェンジ判定装置は、第1の画像データから判定に使用する複数のピクセルを抽出する第1抽出部と、第2の画像データから、前記第1の画像データから抽出されたピクセルに対応するピクセルを抽出する第2抽出部と、前記第1および第2抽出部によって抽出された対応するピクセル間の値の差分を積算する積算部と、1画像データについて積算された値が閾値を超えたかどうかを判定する判定部を備える。そして、前記第1抽出部および第2抽出部は、判定に使用する複数のピクセルを、フィールドごとにずらして抽出し、前記判定部は、前記積算された値が前記閾値を超えた場合に、対応する画像データ間でシーンチェンジが検出されたと判定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、シーンチェンジ判定装置およびそのシーンチェンジ判定装置を内蔵したデータ転送装置に関する。
動画像をディスプレイ上に表示するには、静止画像(フレーム)を、例えば、1秒間に数十回の頻度で切り替えている。ディスプレイ上への動画像の表示時には、例えば、ビデオ録画で一時停止後に再開した場合や、番組がCMに切り替わった場合のように、前のフレームと全く相関のないフレームが表示される場合がある。
このように、全く相関がないフレームをディスプレイに表示する場合に、前後のフレームとの差分情報を用いて構成されるフレームを使用した場合、画像品質が低下するという問題がある。
この問題を避けるために、全く相関がないフレームが表示される位置を検出すること、すなわち、フレーム間でのシーンチェンジを検出することが行われている。
例えば、下記特許文献1および2には、シーンチェンジの検出において、誤検出を防ぐための技術が開示されている。
特開平7−79431号公報「ディジタル画像信号のシーンチェンジ検出回路」 特開2000−324499号公報「画像処理装置及びシーンチェンジ検出方法」
本発明の課題は、画像データが格納されている記憶領域へのアクセスをなるべく減らしつつ、インターレース方式で走査される画像データに対してシーンチェンジを効率的に判定することを可能としたシーンチェンジ判定装置を提供することである。
本発明の別の課題は、画像データが格納されている記憶領域へのアクセスをなるべく減らしつつ、画像データに対してシーンチェンジを効率的に判定することを可能としたシーンチェンジ判定機能を備えたデータ転送装置を提供することである。
本発明の第1態様のシーンチェンジ判定装置は、インターレース方式で転送される画像データ間のシーンチェンジを判定するシーンチェンジ判定装置において、第1の画像データから判定に使用する複数のピクセルを抽出する第1抽出部と、第2の画像データから、前記第1の画像データから抽出されたピクセルに対応するピクセルを抽出する第2抽出部と、前記第1および第2抽出部によって抽出された対応するピクセル間の値の差分を積算する積算部と、1画像データについて積算された値が閾値を超えたかどうかを判定する判定部を備え、前記第1抽出部および第2抽出部は、判定に使用する複数のピクセルを、フィールドごとにずらして抽出し、前記判定部は、前記積算された値が前記閾値を超えた場合に、対応する画像データ間でシーンチェンジが検出されたと判定することを特徴とするシーンチェンジ判定装置である。
ここで、インターレース方式で転送される画像データにおいて、それぞれのフィールドでシーンチェンジの判定に使用する複数のピクセルをずらして抽出したので、判定に使用するピクセルを画像中から分散して抽出することが可能となり、効率よくシーンチェンジ判定を行うことができる。また、第1および第2抽出部によって判定に使用される(複数の)ピクセルが抽出されるので、例えば、その抽出されるピクセルを画像中から分散して抽出するようにすれば、転送先記憶領域に対するアクセスを減らしつつ、効率よくシーンチェンジ判定を行うことができる。
前記第1態様のシーンチェンジ判定装置において、前記第1抽出部は、処理している画像データのライン中の連続した複数のピクセルであって、そのデータ長がシステムバスのバス幅以下である複数のピクセルをその都度抽出するようにしてもよい。
この場合、例えば、システムバスのバス幅内で、連続した複数のピクセルの数を多めにとるようにすれば、システムに対する負荷を増やすことなく、シーンチェンジの判定に使用するピクセル数を増やして、シーンチェンジ判定の精度を上げることができる。
本発明の第2態様のデータ転送装置は、要求元からのデータ転送要求を基に、転送先記憶領域に画像データを転送するとともに、転送される画像データ間のシーンチェンジを判定するデータ転送装置において、前記データ転送要求にしたがって、画像データの転送を制御する転送制御部と、前記転送制御部を介して現在転送中の画像データから判定に使用する複数のピクセルを抽出する第1抽出部と、前記転送制御部を介して前記転送先記憶領域に転送済みの画像データから、前記現在転送中の画像データから抽出されたピクセルに対応するピクセルを抽出する第2抽出部と、前記第1および第2抽出部によって抽出された対応するピクセル間の値の差分を積算する積算部と、1画像データについて積算された値が閾値を超えたかどうかを判定する判定部を備え、前記第1抽出部によって抽出された複数のピクセルは、前記転送制御部と前記積算部との間に設けられたデータ線を介して、前記積算部での積算に使用され、前記判定部は、前記積算された値が前記閾値を超えた場合に、対応する画像データ間でシーンチェンジが検出されたと判定することを特徴とするデータ転送装置である。
ここで、データ転送装置内の転送制御部と積算部との間には、データ線が設けられていて、判定に使用する複数のピクセルは、そのデータ線を介して積算部に送られる。よって、現在転送中の画像データを転送先記憶領域に格納した後に再度システムバスを使用して積算部に送る方法を採用するよりも、転送先記憶領域に対するアクセスを減らすことができる。また、第1および第2抽出部によって判定に使用される(複数の)ピクセルが抽出されるので、例えば、その抽出されるピクセルを画像中から分散して抽出するようにすれば、転送先記憶領域に対するアクセスを減らしつつ、効率よくシーンチェンジ判定を行うことができる。
前記第2態様のデータ転送装置において、前記第1抽出部は、処理している画像データのライン中の連続した複数のピクセルであって、そのデータ長がシステムバスのバス幅以下である複数のピクセルをその都度抽出するようにしてもよい。
この場合、例えば、システムバスのバス幅内で、連続した複数のピクセルの数を多めにとるようにすれば、システムに対する負荷を増やすことなく、シーンチェンジの判定に使用するピクセル数を増やして、シーンチェンジ判定の精度を上げることができる。
本発明によれば、インターレース方式で転送される画像データにおいて、効率よくシーンチェンジ判定を行うことができる。
また、本発明によれば、データ転送装置内の転送制御部と積算部との間に設けられたデータ線を介して、判定に使用する複数のピクセルを、転送制御部から積算部に送ることで、転送先記憶領域に対するアクセスを減らすことができる。
また、本発明によれば、判定に使用する連続した複数のピクセルについて、そのピクセル数をシステムバスのバス幅内で多めにとるようにすれば、システムに対する負荷を増やすことなく、シーンチェンジ判定の精度を上げることができる。
本発明は、特願2004−368967号を利用するものである。
図1は、本発明の一実施形態のシーンコンパレータ、DMAコントローラを含む全体構成図である。
図1において、ビデオチューナー6は放送電波を選局して映像信号に変換する。A/Dコンバータ7は、アナログの映像信号をディジタルの画像データに変換してビデオキャプチャコントローラ8に出力する。
ビデオキャプチャコントローラ8は、A/Dコンバータ7が出力する画像データからディスプレイに表示されない端部を取り除く。また、ビデオキャプチャコントローラ8は、端部が取り除かれた画像データをDRAM9に転送する指示(データ転送要求)をDMAコントローラ(Direct Memory Access Controller、DMAC)15に対して出力する。なお、図1では、DRAM(Dynamic Random-Access Memory)9が画像データの転送先記憶領域に使用されているが、転送先記憶領域としては、この他に、SDRAM(Synchronous DRAM)、SRAM(Static Random-Access Memory)、等を使用することも可能である。
DMAC15内の設定レジスタ(不図示)にこのデータ転送要求が設定されることで、ビデオキャプチャコントローラ8からDRAM9への画像データのDMA転送処理が開始される。
図1に示すように、DMAC15、CPU(Central Processing Unit)11、DRAM9はシステムバス14を介して接続される。なお、DMAC15は、画像データの転送を制御する転送エンジン12と画像データ間のシーンチェンジを判定するシーンコンパレータ13を備えるが、これは、DMA転送と並行してシーンコンパレータ13によるシーンチェンジの判定処理を行うためである。また、DMAC15内の転送エンジン12とシーンコンパレータ13はシステムバス14とは別のデータ線(専用線)5で接続される。
DMA転送される画像データは、転送エンジン12を介してDRAM9に格納される。この際、現在転送中の画像データのシーンチェンジに使用するピクセルは、専用線5を介して転送エンジン12からシーンコンパレータ13に出力される。
また、本実施形態では、シーンチェンジの判定を、現在の画像データと1つ前の画像データとの対応するピクセル間の値の差を評価することで行っている。このため、専用線5を介してシーンコンパレータ13に取得したピクセルに対応する1つ前の画像データのピクセルをDRAM9からシステムバス14を介してシーンコンパレータ13に取得している。
なお、図1において、CPU11は、ビデオキャプチャコントローラ8による画像データからの端部の除去処理、DMAC15の転送エンジン12によるDMA転送処理、DMAC15のシーンコンパレータ13によるシーンチェンジ判定処理の処理結果を監視する。
図2は、画像データ中のシーンチェンジの判定に使用するピクセルを示す図である。
図2に示すように、画像データ中の所定のライン数(図では4ライン)を隔てたラインから判定に使用するピクセルのかたまり(「判定に使用するパターン」ともいう)が抽出される。そして、1ライン内では、連続した複数のピクセル(図では4ピクセル)であって、そのデータ長がシステムバスのバス幅以下である複数のピクセルが1かたまりとして、所定のピクセル数(図では16ピクセル)を隔ててその都度抽出される。
なお、本実施形態においては、1ピクセルを1バイトとし、システムバス14や専用線5のバス幅を4バイトとする。すなわち、データが転送されるタイミング(有効信号)で、4バイト(4ピクセル)分のデータがシステムバス14や専用線5上に送られる。
画像データの走査方式としては、図3に示すように、画像データ中の偶数フィールドと奇数フィールドを走査するインターレース方式がある。図3では、「720」ピクセル×「526」ラインによって1画像データが構成される。
インターレース方式で走査される画像データに対して図2のパターンを使用してシーンチェンジを判定する場合を考える。
図2のパターンをそのまま適用した場合、偶数フィールドからのみ判定に使用されるパターンが抽出されることとなり、シーンチェンジの精度という観点から望ましくない。
一方、偶数フィールドと奇数フィールドで同じロジックを用いて判定に使用するパターンを抽出した場合、図4に示すように、判定に使用するパターンが偶数フィールドと奇数フィールドで隣接してしまい、画像データ上でパターンが十分に分散せず、効率よくシーンチェンジの判定が行えないという問題がある。なお、図4中、符号18は偶数フィールドで判定に使用するパターン、符号19は奇数フィールドで判定に使用するパターンを示している。
そこで、本実施形態においては、図5に示すように、偶数フィールドで判定に使用するパターン18と、奇数フィールドで判定に使用するパターン19を画像データ上に適度に分散して配置させた。
図6Aは、図5の画像データのうち、偶数フィールドのみをそこから抽出されるパターンとともに示した図であり、図6Bは、図5の画像データのうち、奇数フィールドのみをそこから抽出されるパターンとともに示した図である。
図6Aおよび図6Bにおいて、ixは、1ライン内で連続した複数のピクセル(ピクセルのかたまり、パターンともいう)を抽出する間隔、iyは、判定に使用するピクセルのかたまりが抽出されるライン間隔、PXは、1ライン内のピクセル数、PYは、偶数フィールドまたは奇数フィールドのライン数、をそれぞれ示している。図5の画像データが図3の画像データと同じサイズである場合、図3に示す画像データは、526ライン備えるので、図6Aまたは図6Bの各フィールドは、263ライン備える。すなわち、PY=263である。
図6Bに示すix/2、または、iy/2は、判定に使用するピクセルのかたまりの位置を偶数フィールドと奇数フィールドでずらすために用いるオフセット値である。
図7は、図1の主要部のより詳細な構成を示すブロック図である。
図8は、DMAC15が受け付けたデータ転送要求に対応して起動される、シーンチェンジ判定処理の全体フローチャートである。このフローチャートは、シーンコンパレータ13とCPU11によって実行される。
図8において、要求元(ビデオキャプチャコントローラ8)からのDMA転送指示がDMAC15に入力されてDMA転送が開始されたことをトリガとして、一連の処理が起動される。
まず、ステップS101において、図7のデータ記憶部51に格納される定数「0」が、そのデータ記憶部51からセレクタ52を介して積算レジスタ(accumulate register)53に書き込まれることで、積算レジスタ53が初期化される。
そして、ステップS102においてインターレース方式で走査される画像データの偶数フィールドについての処理が実行される。偶数フィールドのすべてのラインについて処理を実行後、ステップS103においてインターレース方式で走査される画像データの奇数フィールドについての処理が実行される。
ステップS104では、1画像データ分の処理の結果として、積算レジスタ53に格納された積算値がデータ記憶部55に記憶される閾値と比較される。この積算値が閾値より大きいと判定された場合、ステップS105において、シーンチェンジが検出されたと判定され、DMAC15内の予め決められた専用のレジスタ(不図示)に判定結果を示すフラグが設定される。
なお、本実施形態の場合、シーンチェンジ判定処理と並行して転送エンジン12によってDMA転送処理が実行される。今回DMA転送した画像データについては、その転送結果を示すフラグ情報がDMAC15内の予め決められた専用のレジスタ(不図示)に設定される。CPU11によってこれらの専用のレジスタに設定されたフラグ情報は参照される。
ステップS104で積算値が閾値以下であると判定された場合、または、ステップS105の処理が実行された後、ステップS106に進む。
ステップS106では、CPU11によってDMA転送指示に後続の画像データが含まれているかどうかが判定される。DMA転送指示に後続の画像データが含まれていると判定された場合、すなわち、次の画像データ(フレーム)が存在する場合、CPU11の指示によって、次の画像データについてのDMA転送処理が開始される。この場合、ステップS101に戻る。
一方、ステップS106でCPU11によってDMA転送指示に後続の画像データが含まれていないと判定された場合、一連の処理が終了する。
次に、図9を参照して、図8のステップS102の処理、すなわち、現在および1つ前の画像データの偶数フィールドから、判定に使用するピクセルを抽出して、その抽出したピクセル間の値(輝度値)の差分を積算する処理を説明する。
まず、ステップS201において、データ記憶部26が保持する定数「0」が、そのデータ記憶部26からセレクタ33を介してデータ記憶部21および22に出力される。データ記憶部21は、画像データの各ラインの先頭からのピクセル位置を示す変数xを保持する記憶部であり、データ記憶部22は、画像データの現在のフィールドでのライン数を示す変数yを保持する記憶部である。すなわち、ステップS201によって、ピクセル位置とライン数が初期化される。
ステップS202では、データ記憶部21から読み出された変数xが剰余算出部34に出力される。剰余算出部34は、複数個で1かたまりとなる、判定に用いるピクセルをライン内で抽出する間隔ixを現在のピクセル位置xで割った剰余を求め、次段のコンパレータ35に出力する。コンパレータ35は、剰余算出部34の出力が「0」に等しいかを判定し、その判定結果を示す信号を出力する。すなわち、コンパレータ35において剰余が「0」に等しくないと判定された場合、ステップS213に進む。
一方、コンパレータ35において剰余が「0」に等しいと判定された場合、ステップS203に進む。
ステップS203では、データ記憶部22から読み出された変数yが剰余算出部37に出力される。剰余算出部37は、判定に用いるピクセルを何ラインごとに抽出するかを決める間隔iyを現在のライン数yで割った剰余を求め、次段のコンパレータ38に出力する。コンパレータ38は、剰余算出部37の出力が「0」に等しいかを判定し、その判定結果を示す信号を出力する。すなわち、コンパレータ38において剰余が「0」に等しくないと判定された場合、ステップS213に進む。
一方、コンパレータ38において剰余が「0」に等しいと判定された場合、ステップS204に進む。
なお、制御がステップS204に進んだということは、ステップS202のコンパレータ35と、ステップS203のコンパレータ38から、いずれも剰余が「0」であることを示す信号が出力されたこと、すなわち、判定に用いるピクセル位置に達したことを示している。
この判定に用いるピクセル位置に達したことを示す信号(コンパレータ35の出力と、コンパレータ38の出力のAND)は、バッファ00、01、02、03によって構成されるバッファ部45へのアクセスを制御するアクセス制御部(図7では不図示)と、バッファ10、11、12、13によって構成されるバッファ部43へのアクセスを制御するアクセス制御部(図7では不図示)に入力される。バッファ部45またはバッファ部43のアクセス制御部は、この信号を基に、各バッファへの書き込みを許可する。
ステップS204では、図10に示すように、セレクタ42は、転送エンジン12からの制御信号を選択してDRAM9に対して出力する。すなわち、この制御信号に含まれるDRAM9内のアドレス以降に4バイト(4ピクセル)分のデータが書き込まれる。
一方、転送エンジン12とシーンコンパレータ13の間にも専用線が設けられているので、その同じ4ピクセル分のデータが専用線を介してシーンコンパレータ13内のバッファ部45(バッファ00、バッファ01、バッファ02、バッファ03)に達するが、この場合、上述したようにアクセス制御部によってバッファ部45への書き込みが許可されているので、その4ピクセル分のデータはバッファ部45に格納される。
バッファ部45を構成するそれぞれのバッファは、1ピクセル分のデータが格納可能なバッファである。この場合、バッファ00に4ピクセルのうちの先頭のピクセルの輝度値(n番目の画像データのyライン目のx番目の位置のピクセルの輝度値)が格納され、バッファ01に4ピクセルのうちの2番目のピクセルの輝度値(n番目の画像データのyライン目のx+1番目の位置のピクセルの輝度値)が格納され、バッファ02に4ピクセルのうちの3番目のピクセルの輝度値(n番目の画像データのyライン目のx+2番目の位置のピクセルの輝度値)が格納され、バッファ03に4ピクセルのうちの4番目のピクセルの輝度値(n番目の画像データのyライン目のx+3番目の位置のピクセルの輝度値)が格納される。なお、セレクタ42は、システムバス14の競合を避けるための調停処理を行う調停回路(アービタ)の一部である。
そして、続く、ステップS205では、図11に示すように、セレクタ42は、アドレスジェネレータ41によって生成された制御信号を選択してDRAM9に対して出力する。すなわち、この制御信号に含まれる1つ前の画像データのアドレス以降の4バイト(4ピクセル)分のデータがDRAM9からシステムバスを介してシーンコンパレータ13内のバッファ部43(バッファ10、バッファ11、バッファ12、バッファ13)に読み出される。
バッファ部43を構成するそれぞれのバッファは、1ピクセル分のデータが格納可能なバッファである。この場合、バッファ10に4ピクセルのうちの先頭のピクセルの輝度値(n−1番目の画像データのyライン目のx番目の位置のピクセルの輝度値)が格納され、バッファ11に4ピクセルのうちの2番目のピクセルの輝度値(n−1番目の画像データのyライン目のx+1番目の位置のピクセルの輝度値)が格納され、バッファ12に4ピクセルのうちの3番目のピクセルの輝度値(n−1番目の画像データのyライン目のx+2番目の位置のピクセルの輝度値)が格納され、バッファ13に4ピクセルのうちの4番目のピクセルの輝度値(n−1番目の画像データのyライン目のx+3番目の位置のピクセルの輝度値)が格納される。
なお、データ記憶部25は、DRAM9に書き込み済みの最新の(1つ前の)画像データの先頭アドレス(絶対値)を保持しており、アドレスジェネレータ41は、この1つ前の画像データの先頭アドレスと、データ記憶部21が保持する現在のピクセル位置(相対値)と、データ記憶部22が保持する現在のライン位置(相対値)を基に、バッファ部45に読み出した現在の画像データの4ピクセルに対応する1つ前の画像データの4ピクセルの開始アドレスを生成している。
続く、ステップS206では、図12に示すように、バッファ00の輝度値とバッファ10の輝度値の差が積算レジスタ53内の積算値にさらに加算される。
図13は、ステップS206等のより詳細なフローチャートである。
なお、図13のフローチャートは、ステップS206以外に、ステップS208、S210、S212のより詳細な処理も示している。それぞれのステップに対応して、バッファ0x、バッファ1xの「x」に「0」〜「3」の値を入れることで、それぞれのステップに対応した処理が得られる。以下では、ステップS206に対応させて説明する。
図13において、まず、ステップS301で、バッファ00に格納される輝度値がバッファ10に格納される輝度値より小さいかどうかが判定される。ステップS301で、バッファ00に格納された輝度値がバッファ10に格納された輝度値以上であると判定された場合、ステップS302で、加算器49において、積算レジスタ53に設定されている積算値に、(バッファ00の輝度値−バッファ10の輝度値)がさらに加算される。一方、ステップS301で、バッファ00に格納された輝度値がバッファ10に格納された輝度値より小さいと判定された場合、ステップS303で、加算器49において、積算レジスタ53に設定されている積算値に、(バッファ10の輝度値−バッファ00の輝度値)がさらに加算される。
再び、図9のフローチャートの説明に戻る。
続く、ステップS207では、データ記憶部21が保持する現在のピクセル位置xと、データ記憶部23が保持する1ラインのピクセル数PXが、それぞれセレクタ31、32を介して、コンパレータ29に出力される。そして、コンパレータ29において、x+1がPXより小さいかが判定される。
ステップS207で(x+1)がPX以上であると判定された場合、(x+1)番目のピクセルは、現在のライン上に存在しないことになるので、バッファ01とバッファ11に取得した輝度値の差分を積算値にさらに加算する処理は実行せずに、ステップS213に進む。
一方、ステップS207で(x+1)がPXより小さいと判定された場合、ステップS208において、バッファ01とバッファ11に取得した輝度値の差分を積算レジスタ53に保持される積算値にさらに加算する処理が実行される。そして、ステップS209に進む。
ステップS209では、データ記憶部21が保持する現在のピクセル位置xと、データ記憶部23が保持する1ラインのピクセル数PXが、それぞれセレクタ31、32を介して、コンパレータ29に出力される。そして、コンパレータ29において、x+2がPXより小さいかが判定される。
ステップS209で(x+2)がPX以上であると判定された場合、(x+2)番目のピクセルは、現在のライン上に存在しないことになるので、バッファ02とバッファ12に取得した輝度値の差分を積算値にさらに加算する処理は実行せずに、ステップS213に進む。
一方、ステップS209で(x+2)がPXより小さいと判定された場合、ステップS210において、バッファ02とバッファ12に取得した輝度値の差分を積算レジスタ53に保持される積算値にさらに加算する処理が実行される。そして、ステップS211に進む。
ステップS211では、データ記憶部21が保持する現在のピクセル位置xと、データ記憶部23が保持する1ラインのピクセル数PXが、それぞれセレクタ31、32を介して、コンパレータ29に出力される。そして、コンパレータ29において、x+3がPXより小さいかが判定される。
ステップS211で(x+3)がPX以上であると判定された場合、(x+3)番目のピクセルは、現在のライン上に存在しないことになるので、バッファ03とバッファ13に取得した輝度値の差分を積算値にさらに加算する処理は実行せずに、ステップS213に進む。
一方、ステップS211で(x+3)がPXより小さいと判定された場合、ステップS212において、バッファ03とバッファ13に取得した輝度値の差分を積算レジスタ53に保持される積算値にさらに加算する処理が実行される。そして、ステップS213に進む。
ステップS213では、データ記憶部21に保持されるピクセル位置xがセレクタ31を介してインクリメント処理部28に出力されて、「+4」だけその値が加算されてデータ記憶部21に再度格納される。すなわち、この処理によって、現在のピクセル位置がライン内の次の4ピクセルに更新される。
そして、ステップS214で、データ記憶部21が保持する現在の(更新された)ピクセル位置xと、データ記憶部23が保持する1ラインのピクセル数PXが、それぞれセレクタ31、32を介して、コンパレータ29に出力される。そして、コンパレータ29において、ピクセル位置xが1ラインのピクセル数PXより小さいかが判定される。
ステップS214で位置xが1ラインのピクセル数PXより小さいと判定された場合、ステップS202に戻る。なお、更新されたピクセル位置xがステップS202、S203の条件をともに満たさない限り、ステップS202またはステップS203から制御がステップS213に移り、現在のピクセル位置がライン内のさらに次の4ピクセルに更新される。
一方、ステップS214で位置xが1ラインのピクセル数PX以上であると判定された場合、ステップS215において、データ記憶部26が保持する定数「0」がセレクタ33を介してデータ記憶部21に出力されることで、ピクセル位置xが初期化される。
また、データ記憶部22が保持する現在のフィールド内でのライン数がセレクタ31を介してインクリメント処理部27に出力されることで、その値が「+1」だけ加算されてデータ記憶部22に再度格納される。すなわち、この処理によって、現在のピクセル位置が次ラインの先頭に更新される。
ステップS216では、データ記憶部22が保持する現在のライン数yと、データ記憶部24が保持する各(現在の)フィールドのライン数PYが、それぞれセレクタ31、32を介して、コンパレータ29に出力される。そして、コンパレータ29において、現在のライン数yが現在のフィールドのライン数PYより小さいかが判定される。
ステップS216で現在のライン数yが現在のフィールドのライン数PYより小さいと判定された場合、ステップS202に戻る。
一方、ステップS216で現在のライン数yが現在のフィールドのライン数PY以上であると判定された場合、現在のフィールド(この場合、偶数フィールド)の処理が終了する。
偶数フィールドの処理が終了すると、続いて、奇数フィールドについての処理が開始される。次に、図14を参照して、図8のステップS103の処理、すなわち、現在および1つ前の画像データの奇数フィールドから、判定に使用するピクセルを抽出して、その抽出したピクセル間の値(輝度値)の差分を積算する処理を説明する。
図14の各ステップ番号(S4XX)は図9の各ステップ番号(S2XX)と対応付けられるが、このうち、ステップS402、S403を除いては、その動作は、図9の偶数フィールドの場合と同様である。したがって、ここでは、ステップS402、S403についてのみ説明する。
図5に示したように、本実施形態においては、シーンチェンジの判定を効率よく行うために、偶数フィールドで判定に使用するパターン18と、奇数フィールドで判定に使用するパターン19を画像データ上に適度に分散して配置させている。この配置を実現するには、例えば、奇数フィールドのみ(ピクセル位置およびライン数について)オフセット値を使用し、剰余算出結果がそのオフセット値に一致した場合に、ピクセルを抽出するようにすればよい。
すなわち、偶数フィールドで使用したコンパレータ35、38の替わりに、奇数フィールドでは、ピクセル位置を決めるオフセット値ix/2を、ピクセル位置についての剰余算出結果と比較するコンパレータ36、ライン数を決めるオフセット値iy/2を、ライン数についての剰余算出結果と比較するコンパレータ39、を使用する。以下にステップS402およびS403の処理を説明する。
ステップS402では、データ記憶部21から読み出された変数xが剰余算出部34に出力される。剰余算出部34は、複数個で1かたまりとなる、判定に用いるピクセルをライン内で抽出する間隔ixを現在のピクセル位置xで割った剰余を求め、次段のコンパレータ36に出力する。コンパレータ36は、剰余算出部34の出力がオフセット値「ix/2」に等しいかを判定し、その判定結果を示す信号を出力する。すなわち、コンパレータ36において剰余が「ix/2」に等しくないと判定された場合、ステップS413に進む。
一方、コンパレータ36において剰余が「ix/2」に等しいと判定された場合、ステップS403に進む。
ステップS403では、データ記憶部22から読み出された変数yが剰余算出部37に出力される。剰余算出部37は、判定に用いるピクセルを何ラインごとに抽出するかを決める間隔iyを現在のライン数yで割った剰余を求め、次段のコンパレータ39に出力する。コンパレータ39は、剰余算出部37の出力がオフセット値「iy/2」に等しいかを判定し、その判定結果を示す信号を出力する。すなわち、コンパレータ39において剰余が「iy/2」に等しくないと判定された場合、ステップS413に進む。
一方、コンパレータ39において剰余が「iy/2」に等しいと判定された場合、ステップS404に進む。
なお、本実施形態のDMAコントローラ15内の転送エンジン12とシーンコンパレータ13間には、専用線5が設けられているので、現在転送中の画像データのシーンチェンジの判定に使用するピクセルを、その専用線5を介してシーンコンパレータ13側に送ることができる。
したがって、インターレース方式を用いない場合でも、現在転送中の画像データをDRAM9に格納した後に再度システムバスを使用してシーンコンパレータ13に送るよりは、本実施形態の方法の方がDRAM9に対するアクセスを減らすことができる。
本発明の一実施形態のシーンコンパレータ、DMAコントローラを含む全体構成図である。 画像データ中のシーンチェンジの判定に使用するピクセルを示す図である。 インターレース方式を説明する図である。 図2のパターンをインターレース方式に適用した場合の問題点を説明する図である。 本実施形態において、インターレース方式で走査される画像データに適用するパターンを示す図である。 図5の画像データのうち、偶数フィールドのみをそこから抽出されるパターンとともに示した図である。 図5の画像データのうち、奇数フィールドのみをそこから抽出されるパターンとともに示した図である。 図1の主要部のより詳細な構成を示すブロック図である。 シーンチェンジ判定処理の全体フローチャートである。 現在および1つ前の画像データの偶数フィールドから、判定に使用するピクセルを抽出して、その抽出したピクセル間の値の差分を積算する処理のフローチャートである。 図7において、図9のステップS204の処理に関連するユニットを強調して表示した図である。 図7において、図9のステップS205の処理に関連するユニットを強調して表示した図である。 図7において、図9のステップS206の処理に関連するユニットを強調して表示した図である。 図9のステップS206等の処理をより詳細に示すフローチャートである。 現在および1つ前の画像データの奇数フィールドから、判定に使用するピクセルを抽出して、その抽出したピクセル間の値の差分を積算する処理のフローチャートである。
符号の説明
5 専用線
6 ビデオチューナー
7 A/Dコンバータ
8 ビデオキャプチャコントローラ
9 DRAM
11 CPU
12 転送エンジン
13 シーンコンパレータ
14 システムバス
15 DMAコントローラ
18,19 判定に使用する連続した複数のピクセル
21,22,23,24,25,26,51,55 データ記憶部
27,28 インクリメント処理部
29,35,36,38,39 コンパレータ
31,32,33,42,44,46,52 セレクタ
34,37 剰余算出部
41 アドレスジェネレータ
43,45 バッファ部
47,54 減算器
49 加算器
53 積算レジスタ

Claims (10)

  1. インターレース方式で転送される画像データ間のシーンチェンジを判定するシーンチェンジ判定装置において、
    第1の画像データから判定に使用する複数のピクセルを抽出する第1抽出部と、
    第2の画像データから、前記第1の画像データから抽出されたピクセルに対応するピクセルを抽出する第2抽出部と、
    前記第1および第2抽出部によって抽出された対応するピクセル間の値の差分を積算する積算部と、
    1画像データについて積算された値が閾値を超えたかどうかを判定する判定部を備え、
    前記第1抽出部および第2抽出部は、判定に使用する複数のピクセルを、前記第1および第2の画像データのフィールドごとにずらして抽出し、
    前記判定部は、前記積算された値が前記閾値を超えた場合に、対応する画像データ間でシーンチェンジが検出されたと判定することを特徴とするシーンチェンジ判定装置。
  2. 前記第1抽出部は、処理している画像データのライン中の連続した複数のピクセルであって、そのデータ長がシステムバスのバス幅以下である複数のピクセルをその都度抽出することを特徴とする請求項1記載のシーンチェンジ判定装置。
  3. 要求元からのデータ転送要求を基に、転送先記憶領域に画像データを転送するとともに、転送される画像データ間のシーンチェンジを判定するデータ転送装置において、
    前記データ転送要求にしたがって、画像データの転送を制御する転送制御部と、
    前記転送制御部を介して現在転送中の画像データから判定に使用する複数のピクセルを抽出する第1抽出部と、
    前記転送制御部を介して前記転送先記憶領域に転送済みの画像データから、前記現在転送中の画像データから抽出されたピクセルに対応するピクセルを抽出する第2抽出部と、
    前記第1および第2抽出部によって抽出された対応するピクセル間の値の差分を積算する積算部と、
    1画像データについて積算された値が閾値を超えたかどうかを判定する判定部を備え、
    前記第1抽出部によって抽出された複数のピクセルは、前記転送制御部と前記積算部との間に設けられたデータ線を介して、前記積算部での積算に使用され、
    前記判定部は、前記積算された値が前記閾値を超えた場合に、対応する画像データ間でシーンチェンジが検出されたと判定することを特徴とするデータ転送装置。
  4. 前記画像データの転送においてインターレース方式で走査される画像データが処理され、
    前記第1抽出部および第2抽出部は、前記現在転送中の画像データと前記転送済みの画像データとで、判定に使用する複数のピクセルをフィールドごとにずらして抽出することを特徴とする請求項3記載のデータ転送装置。
  5. 前記第1抽出部は、処理している画像データのライン中の連続した複数のピクセルであって、そのデータ長がシステムバスのバス幅以下である複数のピクセルをその都度抽出することを特徴とする請求項3記載のデータ転送装置。
  6. インターレース方式で転送される画像データ間のシーンチェンジを判定するシーンチェンジ判定方法において、
    第1の画像データから判定に使用する複数のピクセルを抽出する第1抽出ステップと、
    第2の画像データから、前記第1の画像データから抽出されたピクセルに対応するピクセルを抽出する第2抽出ステップと、
    前記第1および第2抽出ステップによって抽出された対応するピクセル間の値の差分を積算する積算ステップと、
    1画像データについて積算された値が閾値を超えたかどうかを判定する判定ステップを備え、
    前記第1抽出ステップおよび第2抽出ステップにおいて、判定に使用する複数のピクセルを、前記第1および第2の画像データのフィールドごとにずらして抽出し、
    前記判定ステップにおいて、前記積算された値が前記閾値を超えた場合に、対応する画像データ間でシーンチェンジが検出されたと判定することを特徴とするシーンチェンジ判定方法。
  7. 前記第1抽出ステップにおいて、処理している画像データのライン中の連続した複数のピクセルであって、そのデータ長がシステムバスのバス幅以下である複数のピクセルがその都度抽出されることを特徴とする請求項6記載のシーンチェンジ判定方法。
  8. 要求元からのデータ転送要求を基に、転送先記憶領域に画像データを転送するとともに、転送される画像データ間のシーンチェンジを判定するデータ転送方法において、
    前記画像データの転送を制御する転送制御部を介して現在転送中の画像データから判定に使用する複数のピクセルを抽出する第1抽出ステップと、
    前記転送制御部を介して前記転送先記憶領域に転送済みの画像データから、前記現在転送中の画像データから抽出されたピクセルに対応するピクセルを抽出する第2抽出ステップと、
    積算部を用いて、前記第1および第2抽出ステップによって抽出された対応するピクセル間の値の差分を積算する積算ステップと、
    1画像データについて積算された値が閾値を超えたかどうかを判定する判定ステップを備え、
    前記第1抽出ステップにおいて抽出された複数のピクセルは、前記転送制御部と前記積算部との間に設けられたデータ線を介して、前記積算ステップでの積算に使用され、
    前記判定ステップにおいて、前記積算された値が前記閾値を超えた場合に、対応する画像データ間でシーンチェンジが検出されたと判定することを特徴とするデータ転送方法。
  9. 前記画像データの転送においてインターレース方式で走査される画像データが処理され、
    前記第1抽出ステップおよび第2抽出ステップにおいて、前記現在転送中の画像データと前記転送済みの画像データとで、判定に使用する複数のピクセルをフィールドごとにずらして抽出することを特徴とする請求項8記載のデータ転送方法。
  10. 前記第1抽出ステップにおいて、処理している画像データのライン中の連続した複数のピクセルであって、そのデータ長がシステムバスのバス幅以下である複数のピクセルがその都度抽出されることを特徴とする請求項8記載のデータ転送方法。
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