JP2011180653A - データ転送装置およびデータ転送方法 - Google Patents

データ転送装置およびデータ転送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011180653A
JP2011180653A JP2010041770A JP2010041770A JP2011180653A JP 2011180653 A JP2011180653 A JP 2011180653A JP 2010041770 A JP2010041770 A JP 2010041770A JP 2010041770 A JP2010041770 A JP 2010041770A JP 2011180653 A JP2011180653 A JP 2011180653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
data
control unit
setting information
completed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010041770A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Maeno
祐二 前野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Power Tech Co Ltd
Original Assignee
Oki Power Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Power Tech Co Ltd filed Critical Oki Power Tech Co Ltd
Priority to JP2010041770A priority Critical patent/JP2011180653A/ja
Publication of JP2011180653A publication Critical patent/JP2011180653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】上位装置の記憶部にデータの転送が終了した毎にデータ転送が完了した旨を上位装置の制御部へ通知する。
【解決手段】データを転送する転送先アドレスおよび転送データ数を定義した転送設定情報を複数記憶する転送リスト5と、転送リスト5に設定されたそれぞれの転送設定情報に従って入力データを上位装置の記憶部に転送するとともに該転送が完了するとその旨を上位装置へ通知(48)する転送データ制御部4と、その通知の要否を記憶する割込みモードレジスタ41とを設け、転送データ制御部4は、割込みモードレジスタ41に通知要が記憶されているとき、転送リスト5に設定された転送設定情報毎に、入力データの転送が完了した旨を上位装置へ通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイレクトメモリアクセスコントローラ等のデータ転送装置およびそのデータ転送装置で行われるデータ転送方法に関し、特にデータ転送の完了通知を行うデータ転送装置およびデータ転送方法に関する。
従来のデータ転送装置を、図6の従来例におけるデータ転送装置を備えた情報処理装置のブロック図、図7の従来例におけるデータ転送装置の構成を示すブロック図を用いて説明する。
図6において、通常のコンピュータ等の上位装置としての情報処理装置160は、外部からデータを入力する転送データ入力部161、データを記憶するメモリ等の記憶部162、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部163、ダイレクトメモリアクセスコントローラ(以下、「DMAコントローラ」という。)等のデータ転送装置101、および転送データ入力部161から記憶部162にデータを転送する動作を定義する転送設定情報として転送データ数および転送先アドレスを記憶する転送リスト105で構成されている。
転送データ入力部161に入力されたデータ121は、予め転送リスト105に書き込まれた転送設定情報に従ってデータ転送装置101により、記憶部162へ転送される。転送リスト105に書き込まれたすべての転送設定情報に従ったデータの転送が完了すると、データ転送装置101は制御部163に割込み信号148によりデータの転送が完了したことを通知する。
図7において、データ転送装置101は、データ入力制御部102、CPUバス制御部103、および転送データ制御部104で構成されている。
転送データ制御部104は、転送リスト105に記憶されている転送データ数にしたがってデータ入力制御部102から入力データ122を読み出し、その入力データ122を転送リスト105に記憶されている転送先アドレスにしたがってCPUバス制御部103を介して情報処理装置の記憶部に書き込む。
一般に、入力データを転送する記憶部のメモリ空間は連続していない場合が多く、そのため転送リスト105には複数の転送先アドレスと転送データ数を記憶させ、転送データ制御部104はその転送リスト105に記憶された設定情報に従って情報処理装置の記憶部にデータを転送するようにしている。
このような場合、転送リスト105に記憶されたすべての転送設定情報に従ったデータ転送を終了すると転送データ制御部104は、データ転送終了信号148により情報処理装置の制御部にデータ転送が終了した旨を通知するようにしている。
このように構成されたデータ転送装置には、複数のブロックに分割されたデータのすべてのデータ転送が終了したことを検知し、データ転送が完了した旨をプロセッサに通知するようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−346164号公報(段落「0019」〜段落「0029」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、データ転送装置は、転送リストに記憶された転送設定情報に従ったすべてのデータ転送が終了するまでデータ転送が完了した旨を上位装置の制御部へ通知していないため、上位装置の制御部は、既に記憶部への転送が完了しているデータに対する処理の開始が遅延するという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、転送設定情報に従ったデータの転送が終了した毎に、データ転送が完了した旨を上位装置の制御部へ通知することを目的とする。
そのため、本発明によるデータ転送装置は、転送設定情報に基づいたデータ転送を完了するとその旨を上位装置へ通知するデータ転送装置において、データを転送する転送先アドレスおよび転送データ数を定義した転送設定情報を複数記憶する転送リストと、前記転送リストに設定されたそれぞれの転送設定情報に従って入力データを上位装置の記憶部に転送するとともに該転送が完了するとその旨を上位装置へ通知する転送データ制御部と、前記通知の要否を記憶する転送完了通知選択手段とを設け、前記転送データ制御部は、前記転送完了通知選択手段に通知要が記憶されているとき、前記転送リストに設定された転送設定情報毎に、入力データの転送が完了した旨を上位装置へ通知することを特徴とする。
また、本発明によるデータ転送方法は、転送設定情報に基づいたデータ転送を完了するとその旨を上位装置へ通知するデータ転送方法において、データを転送する転送先アドレスおよび転送データ数を定義した転送設定情報を転送リストに複数記憶するステップと、前記転送リストに設定されたそれぞれの転送設定情報に従って入力データを上位装置の記憶部に転送するとともに該転送が完了するとその旨を転送データ制御部が上位装置へ通知するステップと、前記通知の要否を転送完了通知選択手段で記憶するステップとを設け、前記転送データ制御部は、前記転送完了通知選択手段に通知要が記憶されているとき、前記転送リストに設定された転送設定情報毎に、入力データの転送が完了した旨を上位装置へ通知することを特徴とする。
このようにした本発明は、転送設定情報に従ったデータの転送が終了した毎に、データ転送が完了した旨を上位装置の制御部へ通知することができ、上位装置の制御部は転送が完了しているデータに対する処理の開始を早めることができるという効果が得られる。
第1の実施例におけるデータ転送装置の構成を示すブロック図 第1の実施例におけるデータ転送装置を備えた情報処理装置のブロック図 第1の実施例における転送リストの説明図 第2の実施例におけるデータ転送装置の構成を示すブロック図 第3の実施例におけるデータ転送装置の構成を示すブロック図 従来例におけるデータ転送装置を備えた情報処理装置のブロック図 従来例におけるデータ転送装置の構成を示すブロック図
以下、図面を参照して本発明によるデータ転送装置およびデータ転送方法の実施例を説明する。
図2は第1の実施例におけるデータ転送装置を備えた情報処理装置のブロック図である。
図2において、60は上位装置としての情報処理装置であり、データ転送装置を備えた通常のコンピュータ装置である。この情報処理装置60は、例えばカメラで撮影した画像データや音声入力装置で入力した音声データ等を入力するものであるがそれに限られるものでなく、パーソナルコンピュータ等の通常のコンピュータも含むものである。
61は転送データ入力部であり、データの入力を行うためにデータを一時的に記憶するメモリ等で構成されたものである。この転送データ入力部61は、例えば外部から入力された画像データや音声データ等を一時的に記憶するバッファメモリ等である。
5は転送リストであり、転送データ入力部61に格納されたデータ21を転送するために、記憶部の転送先のアドレスを示す転送先アドレスおよび転送するデータ数を示す転送データサイズを転送設定情報として記憶するレジスタ等の記憶素子で構成されたものである。
ここで、転送リスト5を図3の第1の実施例における転送リストの説明図に基づいて説明する。
図3において、転送リスト5は、転送データ入力部61に格納されたデータを転送するために、記憶部の転送先の先頭アドレスを示す転送先アドレス501および転送するデータ数を示す転送データサイズ502を定義して記憶する。この転送先アドレス501および転送データサイズ502によりひとつの転送設定情報を構成し、転送リスト5は複数の転送設定情報を記憶することができるようになっている。
一般に、入力データ21を転送する記憶部62の転送先であるアドレス空間は連続していない場合が多く、本実施例では、1からnまでの番号を付与した転送設定情報を記憶することができるようになっているものとする。
図2の説明に戻り、62は記憶部であり、メモリ等の記憶素子で構成されたものである。この記憶部62は転送データ入力部61との間で転送されるデータを記憶し、また情報処理装置60全体を制御する制御プログラム(ソフトウェア)等を記憶する。
1はDMAコントローラ等のデータ転送装置であり、転送リスト5に記憶された転送先アドレスおよび転送データサイズに基づいて転送データ入力部61に格納されたデータ21を記憶部62へ転送するとともにその転送が完了するとその旨を制御部63へ通知する制御を行うものである。
このデータ転送装置1は、転送リスト5に記憶された複数の転送先アドレス501および転送データサイズ502に基づいて転送データ入力部61に格納されたデータを記憶部62へ転送するようになっており、1からnまでの複数の転送先アドレス501および転送データサイズ502に基づいて順次、転送データ入力部61に格納されたデータを記憶部62へ転送する。
63は制御部であり、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等で構成され、記憶部62に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて情報処理装置60全体を制御する。
また、制御部63はデータ転送装置1を介して転送リスト5に、転送データ入力部61に格納されたデータを転送する記憶部62の転送先のアドレスを示す転送先アドレス501および転送するデータ数を示す転送データサイズ502を記憶させることができるようになっている。
このように情報処理装置60は、転送データ入力部61、記憶部62、データ転送装置1、転送リスト5、および制御部63等で構成され、データ転送装置1は転送リスト5に記憶された転送設定情報に基づいて行う入力データ21の転送を終了するとデータ転送が完了した旨を割込み信号48により通知する。
図1は第1の実施例におけるデータ転送装置の構成を示すブロック図である。
図1において、データ転送装置1は、データ入力制御部2、CPUバス制御部3、および転送データ制御部4で構成されている。
データ入力制御部2は、入力されたデータ入力指示信号により図2に示す転送データ入力部61から入力される入力データ21の転送を行うものである。
CPUバス制御部3は、アドレスバスやデータバス等のCPUバス31を制御して入力データ21を図2に示す記憶部62へ転送し、また図2に示す制御部63からの指示を受け、転送リスト5への転送設定情報の転送リスト書込み信号51の出力、転送データ制御部4への転送開始信号44の出力、転送データ制御部4への割込みクリア信号47の出力等を行う。
転送データ制御部4は、転送リスト5から読み出した転送データサイズで示されるデータ数に相当するデータ入力指示信号45をデータ入力制御部2へ出力する。それと同時に、転送データ制御部4は、CPUバス制御部3に対して転送リスト5から読取った転送先アドレスをデータ出力指示信号46として出力する。
データ入力指示信号45を受けたデータ入力制御部2は、入力データ21をCPUバス制御部3へ転送し、データ出力指示信号46を受けたCPUバス制御部3は、その入力データ21をデータ出力指示信号46の転送先アドレスで示される情報処理装置の記憶部の記憶領域へ転送する。
また、転送データ制御部4は、転送リスト5に設定された転送設定情報毎に、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知するか否かを選択する転送完了通知選択手段としての割込みモードレジスタ41を備えている。この割込みモードレジスタ41は、情報処理装置60の制御部63からの出力信号により、通知の要否を設定(記憶)することが可能になっている。
割込みモードレジスタ41により通知することが選択されている場合、転送データ制御部4は、転送リスト5に設定された転送設定情報毎に、転送データサイズで示されるデータ数に相当するデータ入力指示信号45をデータ入力制御部2へ出力し、すべての入力データ21をCPUバス制御部3により転送先アドレスで示される情報処理装置の記憶部の記憶領域へ転送すると、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知する。
一方、割込みモードレジスタ41により通知することが選択されていない場合、転送データ制御部4は、転送リスト5に設定された転送設定情報毎に、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知せず、転送リスト5に設定されたすべての転送設定情報に従った入力データ21の転送が完了したとき、転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知する。
なお、転送データ制御部4が情報処理装置の制御部へ通知した割込み信号48は、情報処理装置の制御部から割込みクリア命令を受けたCPUバス制御部3により、割込みクリア信号47が出力されるとクリアされる。
上述した構成の作用を図1および図2に基づいて説明する。
まず、情報処理装置60の制御部63は、CPUバス31およびCPUバス制御部3を経由して転送リスト5に転送先アドレスおよび転送データサイズを転送設定情報として書き込みを行う。なお、本実施例では、複数の転送設定情報を転送リスト5に書き込むものとする。また、情報処理装置60の制御部63は、転送リスト5に設定された転送設定情報毎に、入力データ21の転送が完了すると、その旨を割込み信号48で通知することを割込みモードレジスタ41に設定するものとする。
転送リスト5に転送先アドレスおよび転送データサイズの書き込みを行うと情報処理装置60の制御部63は、CPUバス31およびCPUバス制御部3を経由して転送データ制御部4に対して転送開始信号44を出力する。
転送開始信号44を出力することにより転送データ制御部4は、転送リスト5に設定されている複数の転送設定情報の内の最初に設定された転送設定情報を転送リスト読出し信号52として入力する。
転送データ制御部4は、転送リスト5から読み出した転送データサイズで示されるデータ数の入力データを読み出すデータ入力指示信号45をデータ入力制御部2へ出力し、データ入力制御部2から入力データを読出し、データ信号22としてCPUバス制御部3へ出力し、入力データの転送を行う。
それと同時に、転送データ制御部4は、CPUバス制御部3に対して転送リスト5から読み出した転送先アドレスで示される情報処理装置60の記憶部62の領域にデータ信号22として入力したデータを転送するようにデータ出力指示信号46を出力する。これにより、CPUバス制御部3は、データ信号22としてデータ入力制御部2から転送されたデータを転送リスト5から読み出した転送先アドレスで示される情報処理装置60の記憶部62の領域に順次転送する。
なお、転送リスト5から読み出した転送先アドレスは、データを転送する情報処理装置60の記憶部62の先頭アドレスを示すものであり、CPUバス制御部3は、ひとつのデータを転送する毎に転送先アドレスを更新する。
転送データ制御部4は、転送リスト5から読み出した最初の転送先アドレスおよび転送データサイズのデータ転送を終了すると、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知し、次に転送リスト5から2番目に設定された転送先アドレスおよび転送データサイズを読出し、上述したようにデータ入力制御部2およびCPUバス制御部3へデータを転送する指示としてデータ入力指示信号45およびデータ出力指示信号46を出力する。
以上の動作を繰り返し、転送リスト5に設定されたすべての転送設定情報のデータ転送が終了するまで行う。このとき、転送データ制御部4は、転送リスト5から読み出した転送先アドレスおよび転送データサイズのデータ転送を終了する度に、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知する。
なお、割込みモードレジスタ41に通知が不要であることが設定されている場合、転送データ制御部4は、転送リスト5から読み出した転送先アドレスおよび転送データサイズのデータ転送を終了する毎に、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知することなく、転送リスト5に設定されたすべての転送設定情報のデータ転送が終了したときのみ、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知する。
情報処理装置60の制御部63は、割込み信号48で入力データの転送の終了の通知を受けると、CPUバス制御部3を介して転送データ制御部4へ割込みクリア信号47を出力し、割込み信号48をクリアする。
このように転送リスト5に設定された転送設定情報毎に、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知するか否かを選択する転送完了通知選択手段としての割込みモードレジスタ41をデータ転送装置1の転送データ制御部4に設けたことにより、情報処理装置60の制御部63は転送リスト5に設定された転送設定情報毎に、データ転送装置1によるデータ転送の完了を認識することができるため、記憶部62に転送されたデータから順次必要な処理を行うことができるようになり、転送リスト5に設定されたすべての転送設定情報によるデータ転送が完了する前からデータの処理を開始することができるようになる。
したがって、情報処理装置60の制御部63は、転送されるデータの処理時間を短縮することができる。
また、転送リスト5に設定されたすべての転送設定情報によるデータ転送が完了したときに、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知する従来の動作も選択することができるため、転送されるデータの処理方法により、効率のよい動作を選択することができる。
以上説明したように、第1の実施例では、転送リストに設定された転送設定情報毎に、入力データの転送が完了した旨を割込み信号で上位装置の制御部へ通知するか否かを選択する転送完了通知選択手段としての割込みモードレジスタをデータ転送装置の転送データ制御部に設けたことにより、上位装置の制御部は転送リストに設定された転送設定情報毎に、データ転送装置によるデータ転送の完了を認識することができるため、記憶部に転送されたデータから順次必要な処理を行うことができるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、第1の実施例の構成の転送データ制御部に転送完了番号レジスタを備えたものとしている。なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図4は第2の実施例におけるデータ転送装置の構成を示すブロック図である。
図4において、転送データ制御部4は、割込みモードレジスタ41に加え、転送完了番号レジスタ42を備えている。
転送完了番号レジスタ42は、情報処理装置の制御部から読み出し可能なレジスタであり、転送データ制御部4が、入力データの転送が完了した転送リスト5の転送設定情報の番号を記憶するものである。したがって、情報処理装置の制御部は、転送完了番号レジスタ42を読み出すことにより、転送リスト5に設定されたすべての転送設定情報の内、転送が完了した転送設定情報の番号を知ることができるようになっている。
上述した構成の作用を図4に基づいて説明する。
入力データを転送する動作は、第1の実施例と同様なのでその説明を省略する。なお、本実施例では、情報処理装置の制御部は、複数の転送設定情報を転送リスト5に書き込むものとし、また入力データ21の転送が完了した度にその旨を割込み信号48で通知することを割込みモードレジスタ41に設定するものとする。
転送リスト5から読み出した転送先アドレスおよび転送データサイズのデータ転送を終了する度に、転送データ制御部4は、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知する。
入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で通知を受けた情報処理装置の制御部は、転送完了番号レジスタ42を読み出し、転送リスト5に設定されたすべての転送設定情報の内、転送が完了した転送設定情報の番号を読み出す。
第1の実施例の構成では、転送リスト5に設定された転送設定情報毎に、入力データの転送が完了した旨を通知するように割込みモードレジスタ41に設定した場合、情報処理装置の制御部は、データ転送装置1の転送データ制御部4から通知される割込み信号48の回数により、転送が完了した転送リスト5の転送設定情報を判定する必要があるが、転送リスト5の転送データサイズが小さい場合、割込み信号48による通知の時間間隔が短くなるため、情報処理装置の制御部の処理が遅れると割込み信号48の回数を正しく計数することができないこともある。
しかし、第2の実施例では、入力データの転送が完了した転送リスト5の転送設定情報の番号を記憶する転送完了番号レジスタ42を転送データ制御部4に設けたことにより、情報処理装置の制御部は、割込み信号48で通知を受けたときに、転送完了番号レジスタ42を読み出すことにより転送リスト5に設定されたすべての転送設定情報の内、転送が完了した転送設定情報の番号を認識することができ、割込み信号48の回数を計数する必要がなくなる。
したがって、情報処理装置の制御部は、処理が遅れた場合であっても転送完了番号レジスタ42を読み出すことにより転送リスト5に設定されたすべての転送設定情報の内、転送が完了した転送設定情報の番号を認識することができるようになり、記憶部62に転送されたデータを正しく処理することができるようになる。
以上説明したように、第2の実施例では、入力データの転送が完了した転送リストの転送設定情報の番号を記憶する転送完了番号レジスタを転送データ制御部に設けたことにより、上位装置の制御部は、処理が遅れた場合であっても転送完了番号レジスタを読み出すことにより転送リストに設定されたすべての転送設定情報の内、転送が完了した転送設定情報の番号を認識することができるようになり、記憶部に転送されたデータを正しく処理することができるようになるという効果が得られる。
第3の実施例の構成は、第2の実施例の構成の転送データ制御部に割込み保管部を備えたものとしている。なお、上述した第1の実施例および第2の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5は第3の実施例におけるデータ転送装置の構成を示すブロック図である。
図5において、転送データ制御部4は、割込みモードレジスタ41および転送完了番号レジスタ42に加え、割込み保管部43を備えている。
転送完了通知記憶手段としての割込み保管部43は、割込み信号48がデータ転送の完了を通知している状態において、転送リスト5に設定されている次の転送設定情報によるデータの転送が完了した場合、そのデータ転送の完了に対応した割込み信号を記憶しておくものである。
すなわち、割込み保管部43は、転送データ制御部4が一の転送設定情報に従った入力データの転送が完了した旨を通知してから情報処理装置の制御部から該通知の解除指示(割込みクリア信号47)を受けるまでの間に、他の転送設定情報に従った入力データの転送が完了したとき、その旨の通知を記憶する。
このように割込み保管部43で割込み信号を保管した状態で情報処理装置の制御部からCPUバス制御部3を介して割込みクリア信号47を出力し、割込み信号48をクリアすると、割込み保管部43は記憶しておいた割込み信号により、再び割込み信号48をデータ転送の完了を通知している状態にする。割込み保管部43は、記憶しておいた割込み信号によるデータ転送の完了を通知すると記憶していた割込み信号をクリアする。
なお、割込み保管部43が記憶する割込み信号は、転送リスト5に設定されている次の転送設定情報によるデータの転送が完了した場合の1回の割込み信号であり、少なくとも1回の割込み信号を記憶すれば2回以上の割込み信号の記憶を行う必要はないが、2回以上の割込み信号を記憶するようにしてもよい。
上述した構成の作用を図5に基づいて説明する。
入力データを転送する動作は、第1の実施例と同様なのでその説明を省略する。なお、本実施例では、情報処理装置の制御部は、複数の転送設定情報を転送リスト5に書き込むものとし、また入力データ21の転送が完了した度にその旨を割込み信号48で通知することを割込みモードレジスタ41に設定するものとする。
転送リスト5から読み出した転送先アドレスおよび転送データサイズのデータ転送を終了する度に、転送データ制御部4は、入力データ21の転送が完了した旨を割込み信号48で情報処理装置の制御部へ通知する。
情報処理装置の制御部が割込み信号48により入力データ21の転送が完了した旨の通知を受け、その割込み信号48を割込みクリア信号47でクリアする前に、次の転送リスト5の転送設定情報による入力データの転送が完了すると、その完了による割込み信号は割込み保管部43に記憶される。
このような状態で情報処理装置の制御部が割込み信号48を割込みクリア信号47でクリアすると、転送データ制御部4は、割込み保管部43に記憶された割込み信号により割込み信号48を出力して入力データ21の転送が完了した旨の通知を行う。
例えば、第2の実施例において、転送リスト5のn番目に記憶された転送設定情報のデータ転送が完了し、割込み信号48によりデータ転送が完了した旨が通知されたとする。次に、情報処理装置の制御部は、転送完了番号レジスタ42を読み出し、その値はmであったため、m番目の転送データまでのデータ処理を行う。情報処理装置の制御部は、その後、CPUバス制御部3を介して割込みクリア信号47の出力を行うが、その直前にm+1番目の転送設定情報のデータ転送が完了した場合、そのm+1番目のデータ転送完了に対応する割込み信号48は割込みクリア信号47によりクリアされるため、割込み信号48による通知は発生しない。
そのため、次にデータ転送完了の割込み信号48による通知が行われるのは、m+2番目の転送設定情報の転送が完了したときとなる。そのため、情報処理装置の制御部は、転送が完了したデータの処理を開始するタイミングが遅くなるという問題がある。
また、同様に、転送リスト5の最後から一つ前の転送設定情報の転送が完了し、割込み信号48による通知が行われ、転送完了番号レジスタ42の情報に基づき最後から一つ前の転送データまでのデータ処理を行い、情報処理装置の制御部が割込みクリア信号47を出力する直前に転送リスト5の最後の転送設定情報のデータ転送が完了したとする。
この場合、転送リストの最後の転送設定情報の転送完了に対する割込み信号48による通知が発生しないため、情報処理装置の制御部は、転送リスト5の最後の転送設定情報の転送完了を知ることができないという問題がある。
第2の実施例における以上の問題を解決するためには、情報処理装置の制御部は、割込みクリア信号47を出力した直後に転送完了番号レジスタ42を読出し、新たに転送の完了している転送設定情報のデータ転送の有無を調べ、それが有った場合には次のデータ処理を行うという処理が必要となる。
しかし、第3の実施例によれば、割込み信号48によりデータ転送の完了が通知されている状態で次の転送設定情報のデータ転送が完了すると、その割込み信号が割込み保管部43に記憶され、割込みクリア信号47を出力した後に、再び割込み信号48でデータ転送の完了が通知されるため、情報処理装置の制御部は、割込み信号48によりデータ転送の完了が通知されたときだけ記憶部に転送されたデータの処理を行えば良いため、制御部の処理が簡単になるという効果が得られる。
以上説明したように、第3の実施例では、割込み信号がデータ転送の完了を通知している状態において、転送リストに設定されている次の転送設定情報によるデータの転送が完了した場合、そのデータ転送の完了に対応した割込み信号を記憶する割込み保管部をデータ転送装置の転送データ制御部に設けたことにより、上位装置の制御部は、割込み信号によりデータ転送の完了が通知されたときだけ記憶部に転送されたデータの処理を行えば良いため、制御部の処理が簡単になるという効果が得られる。
なお、以上の実施例では、転送リストの最後の転送設定情報によるデータの転送が終了するとすべてのデータ転送を終了するものとして説明したが、転送リストの最初の転送設定情報に戻り、永続的にデータ転送を連続動作するようにすることも可能であり、入力した動画データを順次記憶部へ転送しながら制御部が画像処理をリアルタイムで行うような装置にも本発明を適用することができる。
1 データ転送装置
2 データ入力制御部
3 CPUバス制御部
4 転送データ制御部
5 転送リスト
21 入力データ
22 データ信号
31 CPUバス
41 割込みモードレジスタ
42 転送完了番号レジスタ
43 割込み保管部
44 転送開始信号
45 データ入力指示信号
46 データ出力指示信号
47 割込みクリア信号
48 割込み信号
51 転送リスト書込み信号
52 転送リスト読出し信号
60 情報処理装置
61 転送データ入力部
62 記憶部
63 制御部

Claims (6)

  1. 転送設定情報に基づいたデータ転送を完了するとその旨を上位装置へ通知するデータ転送装置において、
    データを転送する転送先アドレスおよび転送データ数を定義した転送設定情報を複数記憶する転送リストと、
    前記転送リストに設定されたそれぞれの転送設定情報に従って入力データを上位装置の記憶部に転送するとともに該転送が完了するとその旨を上位装置へ通知する転送データ制御部と、
    前記通知の要否を記憶する転送完了通知選択手段とを設け、
    前記転送データ制御部は、前記転送完了通知選択手段に通知要が記憶されているとき、前記転送リストに設定された転送設定情報毎に、入力データの転送が完了した旨を上位装置へ通知することを特徴とするデータ転送装置。
  2. 請求項1のデータ転送装置において、
    前記転送リストに記憶するそれぞれの転送設定情報に番号を付与し、
    前記転送データ制御部が前記転送設定情報に従った入力データの転送が完了した前記転送設定情報の番号を記憶する転送完了番号レジスタを設け、
    前記転送完了番号レジスタに記憶した番号を上位装置から読み出せるようにしたことを特徴とするデータ転送装置。
  3. 請求項2のデータ転送装置において、
    前記転送データ制御部が、一の転送設定情報に従った入力データの転送が完了した旨を通知してから上位装置の該通知の解除指示を受けるまでの間に、他の転送設定情報に従った入力データの転送が完了したとき、その旨の通知を記憶する転送完了通知保管手段を設け、
    前記転送データ制御部は、前記解除指示を受けた後、前記転送完了通知保管手段で記憶した入力データの転送完了を上位装置へ通知することを特徴とするデータ転送装置。
  4. 転送設定情報に基づいたデータ転送を完了するとその旨を上位装置へ通知するデータ転送方法において、
    データを転送する転送先アドレスおよび転送データ数を定義した転送設定情報を転送リストに複数記憶するステップと、
    前記転送リストに設定されたそれぞれの転送設定情報に従って入力データを上位装置の記憶部に転送するとともに該転送が完了するとその旨を転送データ制御部が上位装置へ通知するステップと、
    前記通知の要否を転送完了通知選択手段で記憶するステップとを設け、
    前記転送データ制御部は、前記転送完了通知選択手段に通知要が記憶されているとき、前記転送リストに設定された転送設定情報毎に、入力データの転送が完了した旨を上位装置へ通知することを特徴とするデータ転送方法。
  5. 請求項4のデータ転送方法において、
    前記転送リストに記憶するそれぞれの転送設定情報に番号を付与し、
    前記転送データ制御部が前記転送設定情報に従った入力データの転送が完了した前記転送設定情報の番号を転送完了番号レジスタに記憶するステップを設け、
    前記転送完了番号レジスタに記憶した番号を上位装置から読み出すことを特徴とするデータ転送方法。
  6. 請求項5のデータ転送方法において、
    前記転送データ制御部が、一の転送設定情報に従った入力データの転送が完了した旨を通知してから上位装置の該通知の解除指示を受けるまでの間に、他の転送設定情報に従った入力データの転送が完了したとき、その旨の通知を転送完了通知保管手段に記憶するステップを設け、
    前記転送データ制御部は、前記解除指示を受けた後、前記転送完了通知保管手段で記憶した入力データの転送完了を上位装置へ通知することを特徴とするデータ転送方法。
JP2010041770A 2010-02-26 2010-02-26 データ転送装置およびデータ転送方法 Pending JP2011180653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010041770A JP2011180653A (ja) 2010-02-26 2010-02-26 データ転送装置およびデータ転送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010041770A JP2011180653A (ja) 2010-02-26 2010-02-26 データ転送装置およびデータ転送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011180653A true JP2011180653A (ja) 2011-09-15

Family

ID=44692123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010041770A Pending JP2011180653A (ja) 2010-02-26 2010-02-26 データ転送装置およびデータ転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011180653A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2561980A1 (en) 2011-08-22 2013-02-27 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire production method

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11134286A (ja) * 1997-10-30 1999-05-21 Fujitsu Ltd Dma制御装置
JP2004520646A (ja) * 2001-01-31 2004-07-08 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 周辺デバイスからホスト・コンピュータ・システムに割込みを転送する方法および装置
JP2004287654A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Ricoh Co Ltd Dma転送装置
JP2005346164A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Toshiba Corp データ処理装置およびデータ転送制御方法
JP2007207026A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Dma転送装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11134286A (ja) * 1997-10-30 1999-05-21 Fujitsu Ltd Dma制御装置
JP2004520646A (ja) * 2001-01-31 2004-07-08 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 周辺デバイスからホスト・コンピュータ・システムに割込みを転送する方法および装置
JP2004287654A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Ricoh Co Ltd Dma転送装置
JP2005346164A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Toshiba Corp データ処理装置およびデータ転送制御方法
JP2007207026A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Dma転送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2561980A1 (en) 2011-08-22 2013-02-27 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire production method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5784299B2 (ja) データ処理装置および画像処理装置
JP5449791B2 (ja) データ処理装置および画像処理装置
JP4836488B2 (ja) データ転送装置及び半導体集積回路装置
JP5287301B2 (ja) ディスクリプタ転送装置、i/oコントローラ、及びディスクリプタ転送方法
JP5738618B2 (ja) データ処理装置
JP6435826B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
JP2011180653A (ja) データ転送装置およびデータ転送方法
JP5675278B2 (ja) データ処理装置および画像処理装置
JP2011133651A (ja) 設定制御装置、および設定制御装置の動作方法
JP5404294B2 (ja) データ演算装置の制御回路及びデータ演算装置
JP2007206924A (ja) 演算処理システム
JP7310536B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5489871B2 (ja) 画像処理装置
JPWO2018003244A1 (ja) メモリコントローラ、メモリシステムおよび情報処理システム
JP2007087086A (ja) Dma転送システム
JP6940283B2 (ja) Dma転送制御装置、dma転送制御方法、及び、dma転送制御プログラム
JP2015148851A (ja) 画像処理装置
JP2007221538A (ja) シーンチェンジ判定装置、データ転送装置、シーンチェンジ判定方法、および、データ転送方法
JP2015034891A (ja) レジスタ設定制御装置
JP5278497B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4847407B2 (ja) データ処理装置及びデータ処理方法
JP2009277040A (ja) データ転送処理装置およびデータ転送処理方法
JP2008310547A (ja) 画像形成装置
JP2010015350A (ja) データ転送制御装置、データ転送制御システム、データ転送制御プログラム、ドライブレコーダ、及びデータ転送制御方法
JP2014186433A (ja) 信号処理システム及び信号処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121002