JP4998312B2 - 画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法に関するものである。
近年、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の撮像素子によって得られた撮像信号をデジタルの画像データに変換して、内蔵メモリや記録メディアに記録させるデジタルカメラ等の撮像装置が一般に普及している(例えば、特許文献1,2参照)。なお、この種の撮像装置では、記録メディア等に記録する際に、複数の画素からなる1フレームの画像データを例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式で符号化して、画像データをできる限り小容量にしてから記録するようになっている。
また、この種の撮像装置は、1フレームの画像データから一部領域を切り出し、その切り出した画像データ(部分画像データ)に対して拡大処理等の各種画像処理を施す機能を有する画像処理装置を備えている。
図9は、従来の画像処理装置における部分画像データに対する拡大処理方法のフローを模式的に示した図である。図9に示すように、CPU61は、SDRAM(SynchronousDynamic Random Access Memory)等からなるメモリ63に格納された、上記符号化後の符号化データEDに付加されているヘッダ情報を解析し、復号化後の画像サイズを取得する。CPU61は、取得した画像サイズを有する画像データを展開するために必要なメモリ領域をメモリ63内に確保する。次に、復号化部64は、符号化データEDをメモリ63から読み出して該符号化データEDを復号化し、復号化後の画像データ(復号化データDD)を上記確保されたメモリ領域に順次書き込む。
一方、上記CPU61には、上記部分画像データの切り出し位置や拡大率等を含む操作情報が入力部62から入力される。このCPU61は、拡大処理部65に対して部分画像データの切り出し位置及び拡大率を設定する。拡大処理部65は、CPU61による設定に基づいて、メモリ63に格納された1フレームの復号化データDDのうち、拡大処理の対象となる部分領域の復号化データ(部分画像データPD)を読み出す。次に、拡大処理部65は、読み出した部分画像データPDを上記拡大率にしたがって拡大する。そして、拡大処理部65は、拡大後の部分画像データ(拡大画像データMD)をメモリ63に格納する。このようにメモリ63に格納された拡大画像データMDが、例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等の表示部に表示されたり、記録メディアに別ファイルとして記録されたりする。
特開2001−24928号公報 特開2008−11224号公報
ところが、上述した従来の画像処理装置(方法)では、図9に示すように、部分画像データPDに対して拡大処理を施すために、少なくとも1フレーム分の符号化データED、1フレーム分の復号化データDD及び拡大画像データMDを格納するための大容量のメモリ領域が必要となる。とくに、画像データが上記JPEG方式に代表される可変長符号化方式により符号化されている場合には、1フレーム分の符号化データEDを全て復号化してからでなければ、任意の領域の画像データを切り出すことができない。このために、1フレーム分の復号化データDDを格納するための大容量のメモリ容量が必要となる。
ところで、この種の撮像装置においては、近年、撮像素子の高画素化に伴う高画素高画質化や連写機能などの搭載による高機能化が進んでいる。このような高画素高画質化や高機能化が進むと、上記画像処理装置が処理するデータ量が増大し、それに伴って画像処理の際に必要となるメモリ63のメモリ容量が増大する。しかし、小型化や低価格化が要求されている撮像装置にあっては、メモリ63のメモリ容量が小容量(例えば、上述した拡大処理を実施するために最低限必要なメモリ容量)であることが多い。従って、とくにこの種の撮像装置では、上述のように画像処理を施す際に大容量のメモリ容量が使用されると、メモリ63に展開できるファイル数が制限されてしまう。そのため、並行して実行できる処理数も制限されてしまうため、画像処理に要する全体の処理時間が増大するという問題が生じる。
なお、大容量のメモリ容量が必要となるのは、部分画像データPDに対して拡大処理を施す場合に限らず、部分画像データPDに対して拡大処理以外の画像処理を施す場合も同様である。また、処理時間の増大という問題は、小容量のメモリ容量しか確保されていない場合にとくに生じるが、たとえメモリ容量が大容量確保されていたとしても生じ得るものである。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、部分画像データに対して画像処理を実施する際に必要となるメモリ容量を削減することのできる画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1,7,8に記載の画像処理装置(撮像装置、画像処理方法)は、画像データに対して画像処理を施す画像処理装置であって、複数の画素からなる1フレームの画像データが可変長符号化方式により符号化された符号化データを復号化して復号化データを生成する復号化部と、前記復号化部から入力される前記復号化データのうち、所定の画像処理の対象となる部分領域の復号化データを部分画像データとして選択して記憶部に格納するデータ転送部と、を含む復号化処理部と、前記記憶部に格納された前記部分画像データを読み出して、該部分画像データに対して所定の画像処理を施し、その画像処理後の部分画像データを前記記憶部に格納する画像処理部と、を備える。
この構成によれば、復号化処理部の復号化部により復号化された1フレームの復号化データのうち、所定の画像処理が施される部分画像データのみが選択され、復号化処理部(データ転送部)から転送される。このため、部分画像データに対して画像処理を施す際に、1フレーム分の復号化データを記憶部に格納する必要がなくなる。換言すると、1フレーム分の復号化データを格納するためのメモリ容量を必要とせずに、部分画像データに対して画像処理を施すことができる。従って、1フレーム分の復号化データを格納するためのメモリ容量が必要な従来の画像処理装置よりも、部分画像データに対して画像処理を施すために必要な記憶部のメモリ容量を削減することができる。ひいては、当該画像処理装置において、画像処理の際のメモリ容量の増大によって生じるおそれのあった、画像処理に要する全体の処理時間の増大を抑制することができる。
なお、復号化処理部から転送された部分画像データは、例えば復号化処理部から画像処理部に直接転送するようにしてもよい。この場合には、画像処理部において、復号化処理部から直接転送された部分画像データに対して所定の画像処理が施され、その画像処理後の部分画像データが記憶部に格納される。これにより、画像処理後の部分画像データのみが記憶部に格納される。すなわち、1フレームの復号化データ及び部分画像データの双方を格納するためのメモリ容量を必要とせずに、部分画像データに対して画像処理を施すことができる。従って、部分画像データに対して画像処理を施すために必要な記憶部のメモリ容量を、従来の画像処理装置よりも1フレームの復号化データ分だけ削減することができる。
さらに、請求項1,7に記載の画像処理装置(撮像装置)は、前記画像処理部は、前記部分画像データに対して拡大処理を施す拡大処理部を少なくとも含み、前記データ転送制御部は、拡大処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第1領域の終了アドレスと、拡大処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第2領域の終了アドレスとが一致するように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御する。
この構成によれば、拡大処理後の部分画像データの最終データが拡大処理前の部分画像データの最終データに上書きされる。すなわち、拡大処理前の部分画像データの全てが拡大処理後の部分画像データによって上書きされる。これにより、拡大処理前の部分画像データ分だけ、さらにメモリ容量を削減することができる。従って、部分画像データに対して画像処理を施すために必要な記憶部のメモリ容量を、従来の画像処理装置よりも1フレームの復号化データ分だけ削減することができる。
なお、拡大処理前の部分画像データとしては、例えば復号化処理部から記憶部に格納された部分画像データであってもよいし、拡大処理以外の画像処理が施された後の部分画像データであってもよい。また、部分画像データに施す画像処理は拡大処理のみであってもよいし、その拡大処理に加えて拡大処理以外の画像処理を部分画像データに施すようにしてもよい。
請求項2に記載の画像処理装置は、前記データ転送制御部は、前記画像処理部が前記部分画像データに対して該部分画像データの画像サイズを変更しない第1画像処理を施す場合に、前記第1画像処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第3領域と前記第1画像処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第4領域とが同一領域となるように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御する。
この構成によれば、部分画像データに対して該部分画像データの画像サイズを変更しない第1画像処理(例えば、色調変換処理、エッジ強調処理、ノイズ補正処理など)を施す場合に、その第1画像処理前の部分画像データと第1画像処理後の部分画像データとが同一領域に格納される。すなわち、第1画像処理前の部分画像データの全てが第1画像処理後の部分画像データによって上書きされる。これにより、第1画像処理前の部分画像データ分だけ、さらにメモリ容量を削減することができる。従って、部分画像データに対して画像処理を施すために必要な記憶部のメモリ容量を、従来の画像処理装置よりも1フレームの復号化データ分だけ削減することができる。
なお、第1画像処理前の部分画像データとしては、例えば復号化処理部から記憶部に格納された部分画像データであってもよいし、拡大処理等の画像処理後の部分画像データであってもよい。また、部分画像データに施す画像処理は1つであっても、複数であってもよい。
請求項3に記載の画像処理装置は、前記画像処理部は、前記復号化処理部により転送された前記部分画像データのサイズを監視し、前記画像処理後の部分画像データが格納される前記記憶部の領域を監視するとともに、前記記憶部に格納された前記所定の画像処理前の部分画像データのうち、該所定の画像処理のための読み出しが終了した部分画像データの領域に、前記所定の画像処理後の部分画像データを上書きするようにデータ転送を制御する監視回路を備える。
この構成によれば、所定の画像処理のための読み出しが終了した部分画像データに、所定の画像処理後の部分画像データが上書きされる。これにより、所定の画像処理のための読み出しが終了していない部分画像データに、所定の画像処理後の部分画像データが上書きされることを確実に防止することができる。
請求項4に記載の画像処理装置は、前記データ転送部は、前記復号化処理部及び前記画像処理部を統括制御する制御部から入力される、前記部分画像データの切り出し位置及び画像サイズに基づいて、前記部分画像データを選択する転送判定部を備える。
この構成によれば、部分画像データの切り出し位置及び画像サイズに基づいて、転送判定部によって部分画像データの選択が行われる。これにより、転送判定部は、1フレームの復号化データから部分画像データのみを確実に選択することができる。
請求項5に記載の画像処理装置は、前記復号化処理部は、前記データ転送部による前記部分画像データの転送が全て終了したときに、復号化処理を停止させる。
この構成によれば、部分画像データ以降の符号化データに対する復号化処理を省略することができる。従って、部分画像データに対して画像処理する際の処理負荷を軽減することができ、さらに処理時間を短縮することができる。
請求項6に記載の画像処理装置は、前記画像処理部は、前記部分画像データに対して縮小処理を施す縮小処理部を含み、前記データ転送制御部は、前記縮小処理部が縮小処理を施す場合には、縮小処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第5領域の開始アドレスと、縮小処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第6領域の開始アドレスとが一致するように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御する
以上説明したように、上記画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法は、部分画像データに対して画像処理を実施する際に必要となるメモリ容量を削減することができるという効果を奏する。
以下、本発明をデジタルカメラに適用した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、撮像装置としてのデジタルカメラ10は、撮像部11と、LSIからなる画像処理プロセッサ12と、メモリ13と、入力部14と、記録メディア15と、表示部16とを含んで構成される。
撮像部11は、撮像素子11a及びA/D変換回路11bを備える。撮像素子11aは、ベイヤ配列のカラーフィルタを備え、入射光に応じた撮像信号(アナログ信号)をA/D変換回路11bに出力する。A/D変換回路11bは、上記撮像信号をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号を画像データ(ベイヤデータ)として画像処理プロセッサ12に出力する。なお、撮像素子11aとしては、CCDイメージセンサやCMOS(Complementary MOS)イメージセンサ等が用いられる。
画像処理装置としての画像処理プロセッサ12は、撮像部11から入力される画像データに対して各種画像処理を施す。このとき、画像処理プロセッサ12は、所定の処理段階での画像データをメモリ13に一時的に格納する。すなわち、メモリ13は作業メモリとして機能する。このメモリ13は、例えばSDRAMなどの書き替え可能なメモリである。また、画像処理プロセッサ12は、メモリ13に格納した各種画像処理後の最終的な画像データを記録メディア15に格納したり、表示部16に出力したりする。なお、記録メディア15は、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDメモリカード(登録商標)などの携帯型メモリカードである。表示部16としては、液晶ディスプレイ(LCD)や有機EL(Electronic Luminescence)などが用いられる。
入力部14は、ユーザにより操作される各種スイッチを有している。この各種スイッチは、例えば撮影条件の設定、切り出し領域(部分画像データ)の指定、切り出し領域に施す画像処理の設定、あるいは拡大率の指定を行うために使用される。
次に、画像処理プロセッサ12の内部構成について説明する。
画像処理プロセッサ12は、画像処理部20と、中央処理装置(CPU)31と、メモリコントローラ32と、メディア用インターフェース回路33と、表示用インターフェース回路34とを備えている。画像処理部20は、プリプロセス部21と、色空間変換部22と、コーデック23と、解像度変換処理部24と、色調変換処理部25と、エッジ強調処理部26と、ノイズ補正処理部27とを備えている。これら画像処理部20内の各処理部21〜27と、CPU31と、メモリコントローラ32と、メディア用インターフェース回路33と、表示用インターフェース回路34とは、バス35によって互いに接続されている。このバス35は、アドレスバス、コントロールバス及びデータバスから構成されている。
CPU31は、各回路を統括制御するもので、データや画像の解析、解析結果に基づく必要な情報の各回路への設定及びデータの書き込み/読み出し制御等を行う。なお、このCPU31には、上記入力部14の各種スイッチにより設定・指定された操作情報が入力される。
メモリコントローラ32は、メモリ13への書き込み/読み出し要求に応じてメモリ13に対するデータの書き込み/読み出しを行う。メディア用インターフェース回路33は、記録メディア15に対するデータ入出力を実行する。表示用インターフェース回路34は、メモリ13から転送された画像データを、表示部16が対応し得る形式のデータに変換して該表示部16に出力する。
画像処理部20内のプリプロセス部21は、上記A/D変換回路11bから入力される画像データに対し、例えばホワイトバランス調整やゲイン調整、欠陥信号の補正などの前処理を施す。色空間変換部22は、プリプロセス部21により前処理されたRGB形式の画像データ(ベイヤデータ)をYCbCr形式の画像データに変換する。なお、これらプリプロセス部21及び色空間変換部22により処理された1フレームの画像データは、メモリコントローラ32を通じてメモリ13に一時的に格納される。
コーデック23は、メモリ13に一時的に格納された画像データを読み出し、その画像データを所定の方式(ここでは、JPEG方式)により符号化し、符号化後の画像データ(符号化データED)をメモリ13に格納する。なお、この符号化データEDは、符号化情報等を含むヘッダ情報が付加され符号化ファイルとして、メディア用インターフェース回路33を通じて記録メディア15に記録される。また、この符号化データEDを、表示用インターフェース回路34を通じて表示部16に出力してもよい。
一方、コーデック23は、CPU31による制御によって記録メディア15に記録された符号化ファイルがメモリ13に格納された場合に、その格納された符号化ファイル内の符号化データED(図4参照)を読み出す。そして、コーデック23は、読み出した符号化データをJPEG方式により復号化し、復号化後の画像データ(復号化データDD)を最小符号化単位(MCU)でメモリ13に格納する。このとき、その復号化データDDの部分領域の画像データ(部分画像データPD)のみに各種画像処理を施す場合には、コーデック23は、部分画像データPDのみを選択してメモリ13に格納する。
解像度変換処理部24は、部分画像データPDの画像サイズ(解像度)を拡大又は縮小する解像度変換処理を実行する。色調変換処理部25は、部分画像データPDの色調をセピアやモノクロ等に変換する色調変換処理を実行する。エッジ強調処理部26は、部分画像データPDに対して画像の輪郭(エッジ)を強調するエッジ強調処理を実行する。ノイズ補正処理部27は、部分画像データPDに含まれるノイズを除去するノイズ補正処理を実行する。
次に、部分画像データPDに対し、所定の画像処理として拡大処理を施す場合に関わるコーデック23及び解像度変換処理部24の内部構成について図2に従って詳述する。
図2において、CPU31は、入力部14から入力される操作情報に基づいて、拡大処理を施す符号化ファイル情報、部分画像データPDの位置情報(切り出し位置及び画像サイズ)及び拡大率を取得する。CPU31は、上記取得した符号化ファイル情報に基づいて、記録メディア15に記録された拡大処理の対象となる符号化ファイルを、メモリ13の領域R1(図4(a)参照)に格納する。また、CPU31は、メモリ13に格納した符号化ファイル内のヘッダ情報を解析して、符号化前の原画像の画像サイズ、すなわち復号化後の画像サイズと符号化情報とを取得する。
コーデック23の復号化部41には、メモリ13からDMA(Direct Memory Access)コントローラ42及びデータ転送部43(転送部44)を介して符号化データEDが入力される。この復号化部41は、CPU31により設定される符号化情報に基づいて、入力された符号化データEDを復号化して復号化データDDを生成する。復号化部41は、図3の細線矢印で示すように、復号化データDDをMCUごとにデータ転送部43の転送判定部45に順次出力する。
転送判定部45は、CPU31により設定される部分画像データPDの位置情報と内部カウンタ45aのカウント値とに基づいて、復号化部41から入力される復号化データDDのうち部分画像データPDのみを選択して転送部44に出力する。
詳述すると、部分画像データPDの位置情報は、図3に示すように、部分画像データPDの切り出し開始位置を示すオフセット情報(水平オフセットa,垂直オフセットb)と、部分画像データPDの水平サイズm及び垂直サイズnを示すサイズ情報とを含む。これらの情報及び上記カウント値に基づいて、転送判定部45は、1フレームの復号化データの左上画素(符号化及び復号化開始画素)からオフセット情報(a,b)だけオフセットした位置からm×nサイズの画素ブロックが入力されたときに、そのデータを部分画像データPDと選択する。そして、転送判定部45は、図3の太線矢印で示すように、選択した部分画像データPDのみをMCUごとに転送部44を介してDMAコントローラ42に出力する。
図2において、DMAコントローラ42は、CPU31によるDMA転送条件の設定に応じて、メモリ13と復号化部41との間のデータ転送を制御する。詳述すると、DMAコントローラ42は、メモリ13の領域R1から符号化データEDを読み出すための開始アドレスADD1(図4(a)参照)とデータサイズとがCPU31により設定されると、図4(a)の矢印で示す順番にて符号化データEDをメモリ13から読み込んで、データ転送部43を介して復号化部41に出力する。また、DMAコントローラ42は、部分画像データPDをメモリ13の領域R2(図4(b)参照)に書き込むための開始アドレスADD2とデータサイズとがCPU31により設定されると、データ転送部43から入力される部分画像データPDを、図4(b)の矢印で示す順番にてメモリ13の領域R2に書き込む。
図2に示すように、解像度変換処理部24の拡大処理部51には、メモリ13からDMAコントローラ52を介して部分画像データPDが入力される。この拡大処理部51は、CPU31により設定される拡大率にしたがって、所定サイズ(p×q)の部分画像データPDごとに拡大処理を施して拡大画像データMDを生成し、その拡大画像データMDをDMAコントローラ52に順序出力する。
DMAコントローラ52は、CPU31によるDMA転送条件の設定に応じて、メモリ13と拡大処理部51との間のデータ転送を制御する。詳述すると、DMAコントローラ52は、メモリ13の領域R2から部分画像データPDを読み出すための開始アドレスADD2(図4(b)参照)とデータサイズとがCPU31により設定されると、図4(b)の矢印で示す順番にて部分画像データPDをメモリ13から読み込んで、拡大処理部51に出力する。また、DMAコントローラ52は、拡大画像データMDをメモリ13の領域R3(図4(c)参照)に書き込むための開始アドレスADD4とデータサイズとがCPU31により設定されると、拡大処理部51から入力される拡大画像データMDを、図4(c)の矢印で示す順番にてメモリ13の領域R3に書き込む。
ここで、図4に示したメモリ13の領域R2,R3について説明する。まず、説明の便宜上、拡大画像データMDが格納される領域R3について図4(c)を参照して説明する。CPU31は、入力部14からの操作情報に基づいて取得した部分画像データPDのサイズと拡大率とに基づいて、拡大処理後の部分画像データ(拡大画像データMD)の画像サイズを取得する。これにより、CPU31は、符号化ファイルの格納された領域R1と重ならないように、拡大画像データMDを書き込むための開始アドレスADD4と画像サイズをDMAコントローラ52に設定する。このとき、上記開始アドレスADD4から拡大画像データMDの画像サイズ分の領域が上記領域R3となり、その領域R3に拡大画像データMDが書き込まれる。なお、説明の便宜上、領域R3の終了アドレスをADD3とする。次に、図4(b)に示すように、部分画像データPDが格納される領域R2については、CPU31によって、その領域R2(第1領域)の終了アドレスが上記領域R3(第2領域)の終了アドレスADD3と一致するように、開始アドレスADD2と部分画像データPDの画像サイズがDMAコントローラ42に設定される。すなわち、CPU31は、領域R3の終了アドレスADD3から部分画像データPDの画像サイズ分だけ前のアドレスを領域R2の開始アドレスADD2としてDMAコントローラ42に設定する。従って、上記開始アドレスADD2から部分画像データPDの画像サイズ分の領域が上記領域R2となり、その領域R2に部分画像データPDが書き込まれる。このように本実施形態では、部分画像データPDと拡大画像データMDとの格納領域が重なるように、すなわち拡大画像データMDが部分画像データPDに上書きしながら書き込まれるように、領域R2,R3が設定されている。なお、解像度変換処理部24では監視回路53によって、拡大処理のための読み出しが終了していない部分画像データPDに、拡大画像データMDが上書きされないようにデータ転送が制御されている。そのため、本実施形態では、拡大画像データMDが読み出しの終了した部分画像データPDに上書きしながら書き込まれるようになっている。
図2に示すように、監視回路53は、上記コーデック23のDMAコントローラ42からメモリ13への書き込みが終了した部分画像データPDの処理サイズを監視し、DMAコントローラ52によるメモリ13からの読み出しの開始・停止を制御する。詳述すると、監視回路53は、書き込みが終了した部分画像データPDの処理サイズが上記所定サイズ(p×q)を超えるまで、読み出し停止信号をDMAコントローラ52に出力する。この監視回路53は、書き込みが終了した部分画像データPDの処理サイズが上記所定サイズ(p×q)を超えたときに、すなわち所定サイズ分の部分画像データPDがメモリ13に格納されると、読み出し停止信号の出力を停止する。
一方、監視回路53は、拡大画像データMDを書き込むメモリ13の領域を監視し、DMAコントローラ52によるメモリ13への書き込みの開始・停止を制御する。詳述すると、監視回路53は、拡大処理部51から入力される拡大画像データMDをメモリ13に格納すると、その拡大画像データMDがメモリ13内の未だ拡大処理のために読み出されていない部分画像データPDに上書きされてしまう場合に、書き込み停止信号をDMAコントローラ52に出力する。なお、DMAコントローラ52は、監視回路53からの読み出し停止信号に応じてメモリ13からの部分画像データPDの読み出しを停止するとともに、監視回路53からの書き込み停止信号に応じてメモリ13への拡大画像データMDの書き込みを停止する。
次に、部分画像データPDに拡大処理を施す画像処理方法を図5〜図7に従って説明する。まず、復号化処理及び復号化データDDのうちの部分画像データPDのみをメモリ13に格納する方法を図5に従って説明する。
図5のステップS1において、入力部14の各種スイッチによる操作情報がCPU31に入力される。すなわち、CPU31は、拡大処理を施す符号化ファイル情報、部分画像データPDの位置情報(オフセット情報(a,b)及び画像サイズ(m×n))及び拡大率を取得する。次に、ステップS2において、CPU31は、上記取得した符号化ファイル情報に基づいて、記録メディア15に記録された符号化ファイルのうち、拡大処理の対象となる符号化ファイルをメモリ13の領域R1に格納する(図7(a)の斜線部分参照)。
続いて、CPU31は、メモリ13の領域R1に格納した符号化ファイル内のヘッダ情報を読み出し、読み出したヘッダ情報を解析する(ステップS3)。CPU31は、このヘッダ情報の解析によって、復号化後の画像サイズと符号化情報とを取得する。
次に、ステップS4において、CPU31は、復号化部41、転送判定部45及び拡大処理部51に対して各種設定を行う。すなわち、CPU31は、ヘッダ情報の解析にて取得した符号化情報を復号化部41に設定するとともに、上記取得した部分画像データPDの位置情報を転送判定部45に設定する。また、CPU31は、上記取得した拡大率を拡大処理部51に設定する。
ステップS5において、CPU31は、コーデック23のDMAコントローラ42及び解像度変換処理部24のDMAコントローラ52にDMA転送条件をそれぞれ設定する。すなわち、CPU31は、DMAコントローラ42に対して、メモリ13の領域R1から符号化データEDを読み出し、復号化部41から入力される部分画像データPDをメモリ13の領域R2に書き込みためのDMA転送条件を設定する。また、CPU31は、DMAコントローラ52に対して、メモリ13の領域R2から部分画像データPDを読み出し、拡大処理部51から入力される拡大画像データMDをメモリ13の領域R3に書き込むためのDMA転送条件を設定する。
上記DMA転送条件が設定されると、DMAコントローラ42は、メモリ13のアドレスADD1から符号化データEDを順に読み込み、その符号化データEDを復号化部41に出力する。すなわち、コーデック23に符号化データEDが読み出される(ステップS6)。次に、復号化部41は、上記ステップS4においてCPU31により設定された符号化情報に基づいて、入力される符号化データを復号化し(ステップS7)、その復号化データDDをMCUごとに転送判定部45に出力する(ステップS8)。
次いで、ステップS9において、転送判定部45は、CPU31により設定された部分画像データPDの位置情報と内部カウンタ45aのカウント値とに基づいて、入力される復号化データDDのうち部分画像データPDのみを選択して、DMAコントローラ42に出力する(図3参照)。次に、DMAコントローラ42は、転送判定部45から転送部44を介して入力される部分画像データPDをメモリ13の領域R2のアドレスADD2から順に書き込む。すなわち、コーデック23は、復号化データDDのうちの部分画像データPDのみをメモリ13の領域R2に書き込む(ステップS10)。そして、全ての符号化データEDが復号化されるまで上記ステップS6〜ステップS10が繰り返し実行される。これにより、図7(b)に示すように、部分画像データPDがメモリ13の領域R2に書き込まれる(斜線部分参照)。
次に、メモリ13に格納された部分画像データPDに対して拡大処理を施す方法を図6に従って説明する。
図6のステップS11において、解像度変換処理部24の監視回路53は、上記ステップS6〜ステップS10(図5参照)によりメモリ13に格納された部分画像データPDのサイズが所定サイズ(p×q)を超えたか否かを判定する。p×qの部分画像データPDがメモリ13に格納されるまでは(ステップS11においてNO)、監視回路53は、読み出し停止信号をDMAコントローラ52に出力して、メモリ13からの部分画像データPDの読み出しを停止させる。そして、p×qの部分画像データPDがメモリ13に格納されると(ステップS11においてYES)、監視回路53は、読み出し停止信号のDMAコントローラ52への出力を停止する。すると、DMAコントローラ52は、メモリ13の領域R2のアドレスADD2から部分画像データPDを順に読み込み、その部分画像データPDを拡大処理部51に出力する。すなわち、解像度変換処理部24に部分画像データPDが読み出される(ステップS12)。
次に、拡大処理部51は、上記ステップS4(図5参照)においてCPU31により設定された拡大率にしたがって、所定サイズ(p×q)の部分画像データPDごとに拡大処理を実施する(ステップS13)。続いて、監視回路53は、拡大画像データMDをメモリ13に書き込むと、拡大処理のための読み出しが終了していない部分画像データPDに上書きされてしまう場合には(ステップS14においてNO)、書き込み停止信号を出力する(ステップS15)。この書き込み停止信号に応じて、DMAコントローラ52は、拡大画像データMDのメモリ13への書き込みを停止する。
一方、拡大画像データMDをメモリ13に書き込んでも、拡大処理のための読み出しが終了していない部分画像データPDに上書きされない場合には(ステップS14においてYES)、ステップS16に移る。ステップS16において、DMAコントローラ52は、拡大処理部51から入力される拡大画像データMDをメモリ13の領域R3のアドレスADD4から順に書き込む。すなわち、解像度変換処理部24は、拡大画像データMDをメモリ13の領域R3に書き込む。そして、全ての部分画像データPDに対して拡大処理が施されるまで上記ステップS11〜ステップS16が繰り返し実行される。これにより、図7(c)に示すように、拡大画像データMDがメモリ13の領域R3に書き込まれる(斜線参照)。このとき、メモリ13の領域R2に格納された部分画像データPDが拡大画像データMDによって全て上書きされる。これにより、図7に示すように、部分画像データPDに対して拡大処理を施す際に使用されるメモリ13の領域は、符号化ファイルが格納される領域R1と拡大画像データMDが格納される領域R3のみとなる。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)コーデック23内に、入力される復号化データDDのうちの部分画像データPDのみを選択して転送するデータ転送部43を備えるようにした。これにより、復号化部41により生成された1フレームの復号化データDDのうち、拡大処理が施される部分画像データPDのみがメモリ13に格納される。このため、部分画像データPDに対して拡大処理を施す際に、1フレーム分の復号化データDDをメモリ13に格納する必要がなくなる。このとき、1フレームの復号化データDDの代わりにメモリ13に格納される部分画像データPDは、1フレームの復号化データDDよりも(1フレームの復号化データDD−部分画像データPD)分だけデータ量が少ない。従って、1フレームの復号化データDD全てを格納するためのメモリ容量が必要な従来の画像処理装置よりも、部分画像データPDに対して拡大処理を施すために必要なメモリ13のメモリ容量を削減することができる。ひいては、画像処理装置12において、画像処理の際に必要なメモリ容量が増大することによって生じるおそれのあった、画像処理に要する全体の処理時間の増大を好適に抑制することができる。
(2)部分画像データPDが格納される領域R2の終了アドレスと、拡大画像データMDが格納される領域R3の終了アドレスとが一致するように、領域R2,R3を設定するようにした。これにより、図7(b)、(c)に示すように、拡大画像データMDの最終データが部分画像データPDの最終データに上書きされる。すなわち、部分画像データPDの全てが拡大画像データMDによって上書きされる。これにより、部分画像データPDに対して拡大処理を施す際に使用されるメモリ13の領域は、符号化ファイルが格納される領域R1と拡大画像データMDが格納される領域R3のみとなる。従って、部分画像データPDに対して拡大処理を施すために必要なメモリ13のメモリ容量を、従来の画像処理装置よりも1フレームの復号化データDD分だけ削減することができる。
(3)解像度変換処理部24内に、コーデック23からメモリ13への書き込みが終了した部分画像データPDの処理サイズを監視し、当該解像度変換処理部24によるメモリ13からの読み出しの開始・停止を制御する監視回路53を備えるようにした。この監視回路53によって、メモリ13に所定サイズ(p×q)の部分画像データPDが格納されたときに、CPU31による制御を介することなくメモリ13からの読み出しを開始させることができる。また、この監視回路53によって、拡大画像データMDを書き込むメモリ13の領域が監視され、拡大処理のための読み出しが終了していない部分画像データPDに、拡大画像データMDが上書きされないようにメモリ13への書き込みが制御される。これらにより、コーデック23による復号化処理及び部分画像データPDのメモリ13への書き込みと、解像度変換処理部24によるメモリ13からの部分画像データPDの読み出し、拡大処理及び拡大画像データMDのメモリ13への書き込みと、を並行して確実に実行することができる。従って、部分画像データPDに対して拡大処理するために要する処理時間を短縮することができる。
(4)コーデック23及び解像度変換処理部24にDMAコントローラ42,52をそれぞれ備えるようにした。これにより、コーデック23とメモリ13との間のデータ転送及び解像度変換処理部24とメモリ13との間のデータ転送が、CPU31を介さないDMA転送方式により実行される。これにより、画像処理におけるCPU31の処理負荷を軽減することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、部分画像データに対する画像処理を拡大処理としたが、その他の画像処理、例えば縮小処理、色調変換処理、エッジ強調処理、ノイズ補正処理等を部分画像データに施すようにしてもよい。また、部分画像データに対して複数の画像処理を施すようにしてもよい。すなわち、例えば部分画像データに対して色調変換処理を施した後に、さらに拡大処理を施すようにしてもよい。このような場合には、色調変換処理後の画像データを格納するための領域R4を、図8(a)に示すように、領域R2,R3とは別に確保するようにしてもよい。また、色調変換処理後の画像データはその画像サイズが部分画像データPDと同一であるため、色調変換処理後の画像データを、部分画像データPDを格納する領域R2に格納するようにしてもよい。これにより、画像処理の種類が増加しても、部分画像データに対して画像処理を施す際に必要なメモリ13のメモリ容量の増大を好適に抑制することができる。
なお、画像サイズを変更しない画像処理(例えば、色調変換処理、エッジ強調処理、ノイズ補正処理など)のみを部分画像データPDに対して施す場合には、図8(b)に示すように、上記画像処理前の部分画像データPDを格納する領域R2(第3領域)と上記画像処理後の画像データを格納する領域R3(第4領域)とを同一の領域にしてもよい。これにより、上記実施形態と同様に、部分画像データに対して画像処理を施す際に必要なメモリ容量を効率的に削減することができる。
また、部分画像データPDに対して少なくとも縮小処理を施す場合には、部分画像データPDを格納する領域R2(第5領域)の開始アドレスと縮小処理後の画像データを格納する領域R3(第6領域)の開始アドレスとを一致させるように領域R2,R3を設定することが好ましい。あるいは、領域R2,R3を重ならないように設定してもよい。
・上記実施形態では、拡大処理(画像処理)後の部分画像データを、拡大処理の終了した部分画像データPDに上書きするようにした。すなわち、部分画像データPDを格納する領域R2の終了アドレスと拡大画像データMDを格納する領域R3の終了アドレスとが一致するように、領域R2,R3を設定するようにした。これに限らず、図8(c)に示すように、拡大処理前の部分画像データPDを格納する領域R2と、拡大処理(画像処理)後の部分画像データMDを格納する領域R3とを重複しないように設定するようにしてもよい。これによっても、1フレーム分の復号化データDDがメモリ13に格納されるのではなく、1フレーム分の復号化データDDの一部のデータである部分画像データPDがメモリ13(領域R2)に格納される。従って、従来の画像処理装置に比べて、部分画像データPDに対して画像処理を施す際に必要なメモリ容量を、(1フレーム分の復号化データDD−部分画像データPD)分だけ削減することができる。
・上記実施形態では、転送判定部45により選択された部分画像データPDをメモリ13に格納し、その格納した部分画像データPDを解像度変換処理部24が読み出すようにした。これに限らず、データ転送部43(DMAコントローラ42)からメモリ13への格納を介さずに、直接、解像度変換処理部24に部分画像データPDを転送するようにしてもよい。この場合には、解像度変換処理部24において、コーデック23から直接転送された部分画像データPDに対して拡大処理が施され、その拡大処理後の部分画像データがメモリ13に格納される。すなわち、この場合には、1フレームの復号化データDD及びコーデック23から転送される部分画像データPDの双方をメモリ13に格納することなく、部分画像データPDに対して画像処理を施すことができる。従って、部分画像データPDに対して画像処理を施すために必要なメモリ13のメモリ容量を、従来の画像処理装置よりも1フレームの復号化データDD分だけ削減することができる。
・上記実施形態では、解像度変換処理部24に監視回路53を設けることにより、コーデック23による復号化処理及び部分画像データPDのメモリ13への書き込みと、解像度変換処理部24の拡大処理及びその拡大画像データMDのメモリ13への書き込みとを並行して実行するようにした。これに限らず、上記監視回路53を省略して、例えば部分画像データPDのメモリ13への書き込みが全て終了してから、解像度変換処理部24による拡大処理及びその拡大画像データMDのメモリ13への書き込みを実行するようにしてもよい。この場合、部分画像データPDを格納する領域R2の位置は図4(b)に示した位置に限らず、例えばその領域R2の開始アドレスADD2と、拡大画像データMDを格納する領域R3の開始アドレスADD4とを一致させるように領域R2,R3を設定するようにしてもよい。
・上記実施形態のコーデック23による復号化処理において、全ての符号化データEDの復号化を実行するようにしたが、全ての部分画像データPDの復号化が終了した後の復号化を停止するようにしてもよい。この場合、例えば転送判定部45が全ての部分画像データPDの転送が完了したことを判断し、DMAコントローラ42によるメモリ13からの符号化データEDの読み出し動作を停止させるようにしてもよい。これにより、部分画像データPD以降に読み出される符号化データに対する復号化を省略することができるため、処理負荷を軽減することができ、さらに処理時間を短縮することができる。
・上記実施形態のコーデック23におけるDMAコントローラ42を省略してもよい。この場合、メモリ13と復号化部41との間のデータ転送制御は、CPU31によって実行される。
・上記実施形態の解像度変換処理部24におけるDMAコントローラ52を省略してもよい。この場合、メモリ13と拡大処理部51との間のデータ転送制御は、CPU31によって実行される。
・上記実施形態では、部分画像データPDの位置情報や拡大率が入力部14からCPU31に操作情報として入力されるようにした。これに限らず、例えば符号化ファイルとして格納する際の画像サイズが予め決まっている場合には、CPU31において、入力部14から入力される部分画像データPDの画像サイズと上記格納する際の画像サイズとを比較して、拡大処理時の拡大率を演算するようにしてもよい。なお、表示部16に画像データを表示させる際の画像サイズが予め決まっている場合や外部の表示装置に画像データを表示させる際の画像サイズが予め決まっている場合にも同様に、CPU31において、拡大処理時の拡大率を演算するようにしてもよい。
あるいは、画像処理の対象となる画像データ(復号化データDD)のアスペクト比が、表示部16(外部の表示装置)に出力する出力画像のアスペクト比と異なる場合に、CPU31において、出力画像のアスペクト比と一致するように設定された位置及びサイズの部分画像データPDを復号化データDDから自動的に切り出すようにしてもよい。
・上記実施形態における部分画像データの位置情報、すなわちオフセット情報(a,b)及び画像サイズ(m×n)は、画素単位のデータであっても、MCU単位のデータであってもよい。
・上記実施形態において、符号化ファイルのヘッダ情報が符号化されている場合には、コーデック23にてヘッダ情報を復号化し、その復号化後のヘッダ情報をCPU31に転送して、CPU31にてヘッダ情報を解析すればよい。
・上記実施形態では、記録メディア15からメモリ13に一時的に符号化ファイルを格納し、その格納された符号化ファイルのヘッダ情報や符号化データEDを読み出すようにした。これに限らず、CPU31が記録メディア15から読み出した符号化ファイルのヘッダ情報を解析するとともに、CPU31が記録メディア15から読み出した符号化データEDを直接コーデック23に転送するようにしてもよい。これにより、符号化ファイルのメモリ13への格納を省略することができるため、図8(d)に示すように、部分画像データPDに対して画像処理を施す際に必要なメモリ容量をより削減することができる。
・上記実施形態では、転送判定部45が復号化データDDのうちの部分画像データPDを選択して転送部44に出力するようにした。これに限らず、例えば転送部44に全ての復号化データDDを入力するようにし、転送部44に部分画像データPDが入力されたときにのみ、転送判定部45によって転送部44の転送動作が許可されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、JPEG方式により画像データを符号化したが、可変長符号化方式であれば符号化方式はとくに制限されない。
・上記実施形態における画像処理部20内の各処理部21〜27は、それぞれソフトウエアとして構成されるようにしてもよい。
・上記実施形態における解像度変換処理部24、色調変換処理部25、エッジ強調処理部26及びノイズ補正処理部27は、符号化前の画像データ、すなわちYCbCr形式の画像データに対して各種画像処理を施し、その画像処理後の画像データをメモリ13に一時的に格納するようにしてもよい。なお、このとき、上記符号化前の画像データに施す画像処理は、上述した画像処理のうちの1つであっても複数であってもよい。この場合のコーデック23は、メモリ13に一時的に格納された上記画像処理後の画像データをJPEG方式により符号化する。
・上記実施形態の画像処理プロセッサ12を、デジタルカメラ以外の撮像装置(例えば、カメラ付き携帯電話、パーソナルコンピュータ、PDAや携帯ゲーム機器など)に設けてもよい。
以上の様々な実施の形態をまとめると、以下のようになる。
(付記1)
画像データに対して画像処理を施す画像処理装置であって、
複数の画素からなる1フレームの画像データが可変長符号化方式により符号化された符号化データを復号化して復号化データを生成する復号化部と、前記復号化部から入力される前記復号化データのうち、所定の画像処理の対象となる部分領域の復号化データを部分画像データとして選択して転送するデータ転送部と、を含む復号化処理部と、
前記データ転送部にて選択された部分画像データに対して所定の画像処理を施し、その画像処理後の部分画像データを記憶部に格納する画像処理部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記2)
前記データ転送部は、前記選択した部分画像データを前記記憶部に格納し、
前記画像処理部は、前記記憶部に格納された前記部分画像データを読み出して、該部分画像データに対して前記所定の画像処理を施すことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
(付記3)
前記記憶部に格納された前記部分画像データに、前記画像処理後の部分画像データが上書きされるように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御するデータ転送制御部を備えることを特徴とする付記2に記載の画像処理装置。
(付記4)
前記画像処理部は、前記部分画像データに対して拡大処理を施す拡大処理部を少なくとも含み、
前記データ転送制御部は、拡大処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第1領域の終了アドレスと、拡大処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第2領域の終了アドレスとが一致するように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御することを特徴とする付記3に記載の画像処理装置。
(付記5)
前記データ転送制御部は、前記部分画像データに対して該部分画像データの画像サイズを変更しない第1画像処理を施す場合に、前記第1画像処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第3領域と前記第1画像処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第4領域とが同一領域となるように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御することを特徴とする付記3又は4に記載の画像処理装置。
(付記6)
前記所定の画像処理は、縮小処理を少なくとも含み、
前記データ転送制御部は、縮小処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第5領域の開始アドレスと、縮小処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第6領域の開始アドレスとが一致するように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御することを特徴とする付記3に記載の画像処理装置。
(付記7)
前記データ転送制御部は、
前記復号化処理部及び前記画像処理部を統括制御する制御部と、
前記制御部によるアドレス及びデータサイズの設定に応じて、前記記憶部と前記復号化処理部あるいは前記画像処理部との間のデータ転送をDMA(Direct Memory Access)転送方式により実行するDMAコントローラと、を含むことを特徴とする付記3〜6のいずれか1つに記載の画像処理装置。
(付記8)
前記画像処理部は、
前記復号化処理部により転送された前記部分画像データのサイズを監視し、前記画像処理後の部分画像データが格納される前記記憶部の領域を監視するとともに、前記記憶部に格納された前記所定の画像処理前の部分画像データのうち、該所定の画像処理のための読み出しが終了した部分画像データの領域に、前記所定の画像処理後の部分画像データを上書きするようにデータ転送を制御する監視回路を備えることを特徴とする付記3〜7のいずれか1つに記載の画像処理装置。
(付記9)
前記データ転送部は、前記復号化処理部及び前記画像処理部を統括制御する制御部から入力される、前記部分画像データの切り出し位置及び画像サイズに基づいて、前記部分画像データを選択する転送判定部を備えることを特徴とする付記1〜8のいずれか1つに記載の画像処理装置。
(付記10)
前記復号化処理部は、前記データ転送部による前記部分画像データの転送が全て終了したときに、復号化処理を停止させることを特徴とする付記1〜9のいずれか1つに記載の画像処理装置。
(付記11)
撮像素子と、付記1〜10のいずれか1つに記載の画像処理装置と、を備えることを特徴とする撮像装置。
(付記12)
複数の画素からなる1フレームの画像データが可変長符号化方式により符号化された符号化データを復号化して復号化データを生成し、
前記復号化データのうち、所定の画像処理の対象となる部分領域の復号化データを部分画像データとして選択し、
前記選択した部分画像データを記憶部に格納し、
前記記憶部から読み出した部分画像データに対して所定の画像処理を施し、
前記所定の画像処理後の部分画像データを前記記憶部に格納することを特徴とする画像処理方法。
撮像装置を示すブロック図。 コーデック及び解像度変換処理部の内部構成を示すブロック図。 部分画像データの選択転送を示す説明図。 (a)〜(c)は、それぞれ各データが格納されるメモリ領域を示す説明図。 部分画像データのメモリへの書き込み方法を示すフローチャート。 部分画像データに対する拡大処理方法を示すフローチャート。 (a)〜(c)は、それぞれメモリの使用領域を示す説明図。 (a)〜(d)は、それぞれ別例におけるメモリの使用領域を示す説明図。 従来の拡大処理方法を示す説明図。
符号の説明
10 デジタルカメラ(撮像装置)
11a 撮像素子
12 画像処理プロセッサ(画像処理装置)
13 メモリ(記憶部)
20 画像処理部
23 コーデック(復号化処理部)
24 解像度変換処理部(画像処理部)
25 色調変換処理部(画像処理部)
26 エッジ強調処理部(画像処理部)
27 ノイズ補正処理部(画像処理部)
31 CPU(制御部、データ転送制御部)
41 復号化部
42,52 DMAコントローラ(データ転送制御部)
43 データ転送部
45 転送判定部
51 拡大処理部
53 監視回路
R2,R3 領域

Claims (8)

  1. 画像データに対して画像処理を施す画像処理装置であって、
    複数の画素からなる1フレームの画像データが可変長符号化方式により符号化された符号化データを復号化して復号化データを生成する復号化部と、前記復号化部から入力される前記復号化データのうち、所定の画像処理の対象となる部分領域の復号化データを部分画像データとして選択して記憶部に格納するデータ転送部と、を含む復号化処理部と、
    前記記憶部に格納された前記部分画像データを読み出して、該部分画像データに対して所定の画像処理を施し、その画像処理後の部分画像データを前記記憶部に格納する画像処理部と、
    前記記憶部に格納された前記部分画像データに、前記画像処理後の部分画像データが上書きされるように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御するデータ転送制御部とを備え
    前記画像処理部は、前記部分画像データに対して拡大処理を施す拡大処理部を少なくとも含み、
    前記データ転送制御部は、前記拡大処理部が拡大処理を施す場合には、拡大処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第1領域の終了アドレスと、拡大処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第2領域の終了アドレスとが一致するように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記データ転送制御部は、前記画像処理部が前記部分画像データに対して該部分画像データの画像サイズを変更しない第1画像処理を施す場合に、前記第1画像処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第3領域と前記第1画像処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第4領域とが同一領域となるように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理部は、
    前記復号化処理部により転送された前記部分画像データのサイズを監視し、前記画像処理後の部分画像データが格納される前記記憶部の領域を監視するとともに、前記記憶部に格納された前記所定の画像処理前の部分画像データのうち、該所定の画像処理のための読み出しが終了した部分画像データの領域に、前記所定の画像処理後の部分画像データを上書きするようにデータ転送を制御する監視回路を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記データ転送部は、前記復号化処理部及び前記画像処理部を統括制御する制御部から入力される、前記部分画像データの切り出し位置及び画像サイズに基づいて、前記部分画像データを選択する転送判定部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  5. 前記復号化処理部は、前記データ転送部による前記部分画像データの転送が全て終了したときに、復号化処理を停止させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理部は、前記部分画像データに対して縮小処理を施す縮小処理部を含み、
    前記データ転送制御部は、前記縮小処理部が縮小処理を施す場合には、縮小処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第5領域の開始アドレスと、縮小処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第6領域の開始アドレスとが一致するように、前記復号化処理部及び前記画像処理部のデータ転送を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  7. 撮像素子と、請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像処理装置と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 複数の画素からなる1フレームの画像データが可変長符号化方式により符号化された符号化データを復号化して復号化データを生成する工程と
    前記復号化データのうち、所定の画像処理の対象となる部分領域の復号化データを部分画像データとして選択する工程と
    前記選択した部分画像データを記憶部に格納する工程と
    前記記憶部から読み出した部分画像データに対して拡大処理を施す工程と
    前記拡大処理後の部分画像データを前記記憶部に格納する工程とを有し、
    前記拡大処理後の部分画像データを前記記憶部に格納する工程では、拡大処理前の部分画像データを格納する前記記憶部の第1領域の終了アドレスと、拡大処理後の部分画像データを格納する前記記憶部の第2領域の終了アドレスとが一致するように前記画像処理後の部分画像データを上書きすることを特徴とする画像処理方法。
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