JP2008219317A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レリーズSWが操作されてから記録用画像が取り込まれるまでの時間を短縮し、レリーズSWの操作時に表示中のモニター用画像に対する記録用画像の時間的なずれを抑制させた撮像装置を提供する。
【解決手段】 イメージセンサ11の出力をデジタル化するADC回路12と、同一の画像データを同時に処理し、記録用画像フレーム及びモニター用画像フレームを生成する2つの画像処理回路15,50と、新たな画像フレームが生成されるごとにバッファメモリ18,52上の記録用画像フレーム及びモニター用画像フレームを更新するバッファ処理部15a,50aと、レリーズSW44の操作に基づいて記録用画像フレームをメモリカード55に書き込む入出力制御部54により構成される。入出力制御部54は、レリーズSW44の操作時に表示中のモニター用画像フレームと同一の画像データに基づいて生成された記録用画像フレームをメモリカード55に書き込む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像装置に係り、さらに詳しくは、被写体を撮影して得られた画像データをモニター上に表示するとともに、レリーズスイッチの操作に基づいてメモリカードなどの不揮発性メモリ内に画像データを取り込む撮像装置の改良に関する。
被写体を撮影して得られた画像データをバッファメモリに書き込み、ユーザによるレリーズSW(スイッチ)の操作に基づいてバッファメモリ上の画像データをメモリカードなどの不揮発性メモリ内に取り込む撮像装置として、デジタルスチルカメラが知られている。デジタルスチルカメラでは、通常、レリーズSWが操作されるまでは撮影画像がモニター上にビューファインダー表示される。撮影画像のビューファインダー表示は、従来のアナログカメラにおけるファインダーに相当する画面表示であり、画面内における被写体の位置決めや撮影条件の決定に利用される。
一般に、デジタルスチルカメラは、携帯可能でなければならないことから、小型化が要求される。このため、モニターの表示画面は、サイズが小さく、CCD(Charge Coupled Devices:電荷結合素子)などの撮像素子における受光素子の有効画素数に比べて画素数が少なくなっている。つまり、不揮発性メモリ内に取り込む記録用の撮影画像は、撮像素子の受光素子数に応じたピクセル数からなるのに対して、モニター用の撮影画像は、表示画面の画素数に応じたピクセル数となるように、フレーム内のピクセル数を減少させて得られる。
図9は、従来の撮像装置100の構成を示したブロック図である。この撮像装置100は、イメージセンサ101、ADC回路102、前処理回路103、画像処理回路104、バス105、バッファメモリ106、レリーズSW107、操作入力部108、表示制御部109、モニター110、圧縮処理部111、入出力制御部112及びメモリカード113からなる。イメージセンサ101は、受光量に応じた電気信号を生成する複数の受光素子からなる撮像素子である。ADC回路102は、各受光素子のアナログ出力をデジタル化し、デジタル画像データを繰り返し生成するコンバータである。前処理回路103は、デジタル画像データをピクセルごとに補間してRGB成分からなるピクセルデータを生成する処理、イメージセンサ101にタイミング信号を供給してピクセルデータからなる画像フレームを生成する処理などを行っている。
画像処理回路104は、画像フレームに対してフレーム内のピクセル数を減少させる処理、前処理回路103からの画像フレームに対してユーザが指定した表示方向に画像フレームを回転させる処理、被写体の輪郭を強調させる処理などを行い、処理後の画像データをバッファメモリ106に書き込む動作を行っている。表示制御部109は、バッファメモリ106上の画像データを読み出し、モニター110上に表示する動作を行っている。圧縮処理部111は、バッファメモリ106上の画像データを読み出し、データ圧縮する処理を行っている。入出力制御部112は、メモリカード113に対するデータの入出力制御を行うインターフェースであり、圧縮処理後の画像データをメモリカード113に書き込む動作を行っている。メモリカード113は、着脱可能な記録媒体であり、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなる。
ビューファインダー表示時は、画像処理回路104において画像フレームのピクセル数を減少させる処理が行われ、画像処理回路104によりサイズ縮小後の画像フレームをモニター用の画像フレームとして所定のメモリアドレスで指定されるバッファメモリ106内のメモリ領域に書き込む動作が行われる。このメモリ領域に書き込まれた画像フレームは、新たな画像フレームが生成されるごとに書き換えられ、画面表示が更新される。レリーズSW107が操作された際には、操作入力部108からの入力信号に基づいて画像処理回路104の動作設定が変更され、画像処理回路104においてイメージセンサ101の受光素子数に応じたピクセル数からなる記録用の画像フレームを生成する処理が行われ、バッファメモリ106に書き込む動作が行われる。この記録用画像フレームは、圧縮処理部111においてデータ圧縮され、メモリカード113に書き込まれる。
なお、特許文献1には、被写体を撮影して得られた画像データを処理する複数の処理回路に対してメモリアクセスを調停する技術が開示されている。この特許文献1に記載のデジタルカメラは、撮像回路から画像データを取り込む処理回路と、RGB成分からなる画像データを輝度及び色差成分からなる画像データに変換する処理回路と、画像データをモニター上に表示させる処理回路と、画像データを記録用に圧縮する処理回路と、記録媒体に画像データを記録する処理回路と、これらの処理回路がメインメモリにアクセスする際に、各処理回路からのアクセス要求を調停するアービタとを備えて構成される。また、特許文献2には、撮像素子からの画像データを複数のチャンネルに分離し、チャンネルごとの処理ブロックでそれぞれ処理して合成する技術が開示されている。
特開2003−122705号公報 特開2005−159992号公報
上述した従来の撮像装置100では、画像処理回路104がハードウェアにより構成されている場合と、モニター用画像フレームの生成時と記録用画像フレームの生成時とで異なるソフトウェアに基づいて動作するDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサにより構成されている場合とがある。画像処理回路104がハードウェアにより構成されている場合には、モニター用画像フレームの生成時と記録用画像フレームの生成時とでハードウェアの設定変更が必要であり、レリーズSW107が操作された際には、記録用画像フレームの生成のためにハードウェアの設定変更を行う必要があった。また、画像処理回路104がDSPなどのプロセッサにより構成されている場合には、モニター用画像フレームの生成時及び記録用画像フレームの生成時にそれぞれ異なるソフトウェアで動作させる必要があることから、レリーズSW107が操作された際には、記録用画像フレームの生成のために上記プロセッサに対してソフトウェアの入れ替えを行わなければならなかった。このため、記録用画像フレームをバッファメモリ106に書き込む際には、ソフトウェアの入れ替えに要する時間だけ余分に遅延が生じてしまうという問題があった。
図10は、図9の撮像装置100の動作を示した図であり、ビューファインダー表示中にレリーズSW107が操作された場合の動作が示されている。ビューファインダー表示中は、イメージセンサ101のセンサ出力(「フレーム1」及び「フレーム2」)が順次に処理され、モニター用画像フレームが所定のフレームレートで生成される。この様なモニター用の画像フレーム「フレーム1」の表示中にレリーズSW107が操作されると、画像処理回路104を構成するプロセッサに対してソフトウェア入れ替えが行われる。具体的には、レリーズ時に処理中であった画像フレーム「フレーム2」の処理が終了した後に、モニター用画像フレーム生成のためのソフトウェアから記録用画像フレーム生成のためのソフトウェアへの入れ替えが行われる。或いは、ハードウェアの設定変更が行われる。このため、記録用の画像フレーム(「フレーム3」)の処理開始がソフトウェアの入れ替えに要する時間だけ余分に遅延し、バッファメモリ106に対する記録用画像フレームの書き込みが遅れてしまうこととなる。
また、撮像装置100では、ハードウェア設定変更後に、或いは、ソフトウェア入れ替え後に生成される画像フレームを記録用画像フレームとして取り込むことから、レリーズSW107の操作時に表示中のモニター用画像フレーム「フレーム1」よりも後のタイミングで撮影された画像フレーム「フレーム3」が記録用画像フレームとして取り込まれることとなる。このため、レリーズ時に表示中の撮影画像に対し、記録用画像として取り込まれる撮影画像に遅延が生じることとなるので、動きの速い被写体を撮影する場合に、レリーズ時のモニター画像と記録画像との間でずれが増大してしまうという問題もあった。
図11(a)及び(b)は、図9の撮像装置100の動作を示した図であり、図11(a)には、レリーズ時に表示中のモニター画像が示され、図11(b)には、レリーズSW107の操作により取り込まれた記録画像が示されている。記録用画像フレームとして取り込まれる記録画像には、ユーザによりレリーズSW107が操作された際に表示中のモニター画像に対し、少なくとも1フレーム分の時間的遅延が生じる。このため、動きの速い被写体A、例えば、走行中の自動車を撮影する場合には、被写体Aが上記時間的遅延の間に大きく移動するので、レリーズSW107の操作時に表示中のモニター画像と記録画像との間で生じる被写体Aのずれが増大してしまうこととなる。この様な場合には、ユーザが意図したものとは異なる画像フレームが記録用画像フレームとして取り込まれてしまうこととなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、レリーズスイッチが操作されてから記録用画像フレームが取り込まれるまでの時間を短縮し、レリーズスイッチの操作時に表示中のモニター用画像フレームに対する記録用画像フレームの時間的なずれを抑制させた撮像装置を提供することを目的としている。特に、動きの速い被写体を撮影する場合のモニター画像と記録画像との間のずれを抑制させることができる撮像装置を提供することを目的としている。
第1の本発明による撮像装置は、2次元イメージセンサのアナログ出力をデジタル化し、デジタル画像データを繰り返し生成する画像データ生成手段と、同一の上記デジタル画像データを同時に処理し、記録用画像フレーム、及び、上記記録用画像フレームに比べてフレーム内のピクセル数を減少させたモニター用画像フレームをそれぞれ生成する2つの画像処理回路と、上記記録用画像フレーム及びモニター用画像フレームをそれぞれ揮発性のバッファメモリに書き込み、新たな画像フレームが生成されるごとに上記バッファメモリ上の画像フレームを更新するバッファ処理手段と、上記バッファメモリ上の上記モニター用画像フレームを画面表示する表示手段と、ユーザによるレリーズスイッチの操作に基づいて、上記バッファメモリ上の上記記録用画像フレームを不揮発性メモリに書き込む画像取込手段とを備え、上記画像取込手段が、レリーズスイッチの操作時に表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データに基づいて生成された記録用画像フレームを不揮発性メモリに書き込むように構成される。
この撮像装置では、2つの画像処理回路において同一のデジタル画像データを同時に処理することにより記録用画像フレーム及びモニター用画像フレームが生成され、ユーザによるレリーズスイッチの操作に基づいて記録用画像フレームが不揮発性メモリに取り込まれる。その際、レリーズスイッチの操作時に表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データに基づいて生成された記録用画像フレームが取り込まれる。この様な構成により、2つの画像処理回路を同時に動作させてモニター用画像フレーム及び記録用画像フレームを生成させているので、ハードウェアの設定変更、或いは、ソフトウェアの入れ替えが必要な従来の撮像装置に比べて、レリーズスイッチが操作されてから記録用画像フレームが取り込まれるまでの時間を短縮することができる。また、レリーズ時に表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データに基づいて生成された記録用画像フレームを取り込ませているので、表示中のモニター用画像フレームに対する記録用画像フレームの時間的なずれを抑制させることができる。ここでいう記録用画像フレームとは、例えば、2次元イメージセンサにおける受光素子の有効画素数に応じたピクセル数からなる画像フレームのことである。
第2の本発明による撮像装置は、上記構成に加え、上記バッファメモリ上の上記記録用画像フレームに基づいて、被写体の識別処理を行う被写体識別手段を備え、上記表示手段が、表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データから生成された記録用画像フレームに基づく被写体の識別結果をモニター用画像フレームと共に表示するように構成される。
第3の本発明による撮像装置は、上記構成に加え、上記記録用画像フレームを生成する上記画像処理回路が、同一の上記デジタル画像データを同時に処理して記録用画像フレームを生成する2つの記録用画像処理回路からなり、上記画像取込手段が、連写時に、新たな画像フレームが生成されるごとに書き込み対象とする記録用画像フレームを上記2つの記録用画像処理回路間で交互に変更しながら記録用画像フレームを不揮発性メモリに書き込むように構成される。
第4の本発明による撮像装置は、上記構成に加え、上記モニター用画像フレームを生成する上記画像処理回路が、同一の上記デジタル画像データを同時に処理して互いに異なるモニター用画像フレームを生成する少なくとも2つのモニター用画像処理回路からなり、上記表示手段が、ユーザ操作に基づいて、表示対象とするモニター用画像フレームを上記少なくとも2つのモニター用画像処理回路間で変更するように構成される。
本発明による撮像装置によれば、2つの画像処理回路を同時に動作させてモニター用画像フレーム及び記録用画像フレームが生成されるので、ハードウェアの設定変更、或いは、ソフトウェアの入れ替えが必要な従来の撮像装置に比べて、レリーズスイッチが操作されてから記録用画像フレームが取り込まれるまでの時間を短縮することができる。特に、レリーズ時に表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データに基づいて生成された記録用画像フレームが取り込まれるので、表示中のモニター用画像フレームに対する記録用画像フレームの時間的なずれを抑制させることができる。従って、動きの速い被写体を撮影する場合のモニター画像と記録画像との間のずれを抑制させることができる。
実施の形態1.
図1(a)及び(b)は、本発明の実施の形態1による撮像装置の概略構成の一例を示した平面図であり、撮像装置の一例として折り畳み式のカメラ付携帯電話機1が示されている。この携帯電話機1は、互いに異なる方向に向けて配置された第1カメラ31及び第2カメラ24を有する携帯通信端末であり、表示筐体2及び操作筐体4がヒンジ部3を介して連結され、表示筐体2及び操作筐体4の一面を対向させて折り畳むことができる。
図1(a)には、両筐体を展開させた状態で操作面側から見た様子が示され、図1(b)には、操作面とは反対側から見た様子が示されている。表示筐体2は、連結方向に長い薄型の直方体形状からなり、折り畳み時に内側となる筐体面を表示面としてこの表示面に受話用レシーバ21及びモニター22が配置され、外側となる筐体面にモニター23及び第2カメラ24が配置されている。
受話用レシーバ21は、通話時における音声の出力装置であり、モニター22に対してヒンジ部3とは反対側に配置されている。モニター22は、縦長の矩形形状からなる表示画面を有するメインディスプレイであり、ここでは、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)により構成されている。モニター23は、モニター22に比べて画面サイズの小さな表示画面を有するサブディスプレイである。
ヒンジ部3は、連結方向に垂直な方向の回転軸を有する連結手段であり、その回転軸を中心に表示筐体2を操作筐体4に対して回転させることで両筐体を折り畳み可能としている。ヒンジ部3には、表示筐体2の表示面側と同じ側に第1カメラ31が配置されている。
第1カメラ31及び第2カメラ24は、いずれも被写体を撮影して画像データを生成する撮像手段であり、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)などの2次元イメージセンサからなる。
操作筐体4は、表示筐体2と同様の連結方向に長い薄型の直方体形状からなり、折り畳み時に内側となる筐体面を操作面としてこの操作面に送話用マイクロホン41、方向キー42及び決定キー43が配置され、筐体側面にレリーズSW44が配置されている。
送話用マイクロホン41は、通話時における音声の入力装置であり、ヒンジ部3とは反対側の筐体端部に配置されている。レリーズSW44は、第1カメラ31又は第2カメラ24により撮影された画像を記録用の静止画像として取り込ませるためのスイッチであり、押しボタン式の操作キーからなる。
この携帯電話機1では、第1カメラ31が両筐体を展開させた状態で操作面側の被写体を撮影するカメラであるのに対して、第2カメラ24は、操作面とは反対側の被写体を撮影するカメラとなっている。
図2は、図1の携帯電話機1の要部における一構成例を示したブロック図であり、携帯電話機1内の機能構成の一例が示されている。この携帯電話機1は、第1カメラ31、第2カメラ24、カメラ選択SW14、記録用画像処理回路50、モニター用画像処理回路15、バス16,51、バッファ処理部15a,50a、バッファメモリ18,52a、操作入力部19、レリーズSW44、表示制御部20、モニター22,23、フレームメモリ52b、圧縮処理部53、入出力制御部54及びメモリカード55により構成される。
第1カメラ31及び第2カメラ24は、いずれも2次元イメージセンサ11、ADC回路12及び前処理回路13からなる。2次元イメージセンサ11は、受光量に応じた電気信号を生成する複数の受光素子が2次元配置された撮像素子であり、例えば、CCD又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化物半導体)からなる。ADC回路12は、2次元イメージセンサ11のアナログ出力をデジタル化し、デジタル画像データを繰り返し生成するコンバータである。
前処理回路13は、絞りや露光量を調整する処理、デジタル画像データに対する補正処理、デジタル画像データをピクセルごとに補間してRGB成分からなるピクセルデータを生成する処理、ピクセルデータをRGB形式から輝度及び色差成分によるデータ形式(YUV形式)に変換する処理、ホワイトバランスを調整する処理などを行い、ピクセルデータからなる画像フレームを生成する。
デジタル画像データに対する補正処理としては、例えば、周辺領域の歪みを除去するシェーディング補正、2次元イメージセンサ11の特性を人の視角特性に合わせて色調整するガンマ補正が行われる。
カメラ選択SW(スイッチ)14は、第1カメラ31又は第2カメラ24のいずれかを択一的に選択し、前処理回路13と、記録用画像処理回路50及びモニター用画像処理回路15とを接続するスイッチである。このカメラ選択SW14の切り替えは、ユーザ操作に基づいて行われる。
記録用画像処理回路50及びモニター用画像処理回路15は、前処理回路13から共通に入力される同一のデジタル画像データを同時に処理する画像処理回路である。記録用画像処理回路50は、被写体の輪郭を強調させる処理などを行い、2次元イメージセンサ11の受光素子の有効画素数に応じたピクセル数からなる記録用画像フレームを生成する動作を行っている。
モニター用画像処理回路15は、前処理回路13から入力された画像フレームを、カメラ及びモニターを筐体に固定した際の走査方向の位置関係を合わせる方向に回転させる処理、YUV形式からRGB形式に変換する処理などを行い、記録用画像フレームに比べてフレーム内のピクセル数を減少させたモニター用画像フレームを生成する動作を行っている。
携帯電話機の場合、通常、2次元イメージセンサの受光素子の有効画素数が、概ね200万個から500万個であるのに対して、モニターの画素数は、8万個から32万個程度となっている。モニター用画像処理回路15では、この様なモニター22,23の特性に応じた処理が行われ、モニター22,23の画素数に合わせてピクセル数を減少させたモニター用画像フレームが生成される。画像フレームのピクセル数を減少させる方法としては、例えば、ピクセルデータを一定の割合で間引いて、画像縮小時に生じる不連続感を滑らかにするフィルタ処理が考えられる。
一方、記録用画像処理回路50では、2次元イメージセンサ11の特性やデジタルズームによる画像の拡大又は縮小に合わせて、輪郭強調などのいわゆる「絵作り」のための様々な画像処理が行われる。
ここでは、記録用画像処理回路50及びモニター用画像処理回路15が、いずれも処理対象とするカメラに応じたソフトウェアに基づいて動作するDSPにより構成されているものとする。従って、カメラ選択Sw14の切り替えによる処理対象とするカメラの変更時には、画像処理回路15,50に対してソフトウェアの入れ替えが行われる。
バッファ処理部15aは、バス16を介してモニター用画像フレームをバッファメモリ18に書き込み、新たな画像フレームが生成されるごとにバッファメモリ18上の画像フレームを更新する動作を行っている。バッファ処理部50aは、バス51を介して記録用画像フレームをバッファメモリ52aに書き込み、新たな画像フレームが生成されるごとにバッファメモリ52a上の画像フレームを更新する動作を行っている。各バッファメモリ18,52aは、画像フレームを書き換え可能に記憶する揮発性メモリであり、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)からなる。
フレームメモリ52bは、画像フレームを書き換え可能に記憶する揮発性メモリである。
操作入力部19は、レリーズSW44の操作に基づいて、各部の動作制御を行っている。表示制御部20は、バス16を介してバッファメモリ18上のモニター用画像フレームを読み出し、モニター22,23に直接データを送信して表示する動作を行っている。この表示制御部20では、バッファメモリ18から読み出したフレームデータを表示用メモリに書き込み、必要に応じてメモリ内のデータを更新する動作が行われる。
圧縮処理部53は、バス51を介してバッファメモリ52a上の記録用画像フレームを読み出し、データ圧縮する処理を行っている。例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式でフレームデータが圧縮される。圧縮されたフレームデータは、圧縮処理部53によりフレームメモリ52bに書き込まれる。
入出力制御部54は、メモリカード55に対する画像データの入出力制御を行うインターフェースであり、データ圧縮後の記録用画像フレームをメモリカード55に書き込む動作を行っている。この入出力制御部54は、ユーザによるレリーズSW44の操作に基づいて、バス51を介してフレームメモリ52b上の記録用圧縮データを読み出し、メモリカード55に書き込む記録用圧縮画像データのインターフェースとなっている。
具体的には、レリーズSW44の操作時に表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データに基づいて生成された記録用画像フレームが圧縮されてメモリカード55に書き込まれる。
メモリカード55は、着脱可能な記録媒体であり、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなる。
ここで、本実施の形態による携帯電話機1では、記録用画像処理回路50を構成するDSPと、モニター用画像処理回路15を構成するDSPとが、同一の半導体チップからなり、各DSPに互いに異なるソフトウェアを読み込ませることで処理を異ならせている。
図3は、図1の携帯電話機1の動作の一例を示した図であり、ビューファインダー表示中にレリーズSW44が操作された場合の動作が示されている。ビューファインダー表示中は、2次元イメージセンサ11のセンサ出力(「フレーム1」から「フレーム3」)が順次に処理される。モニター用画像処理回路15及び記録用画像処理回路50では、センサ出力から得られる画像フレームが同時に処理され、モニター用画像フレーム及び記録用画像フレームがそれぞれ所定のフレームレートで生成される。
レリーズSW44が操作されると、入出力制御部54は、その操作入力に基づいて、フレームメモリ52b上の記録用画像フレームをメモリカード55内に取り込む。その際、レリーズSW44の操作時に表示中のモニター用画像フレームと同じ画像データに基づいて生成された記録用画像フレームが取り込まれる。
モニター22又は23上には、画像フレーム「フレーム1」の処理終了後から次の画像フレーム「フレーム2」の処理終了後までの間、バッファメモリ18内のデータ「フレーム1」が表示される。画像フレーム「フレーム2」の処理中にレリーズSW44が操作された場合、画像フレーム「フレーム2」の処理終了時には、すでにレリーズ動作が開始されていることがわかっているので、バッファメモリ18には「フレーム2」の画像データが書き込まれているが、モニターへの表示出力は「フレーム1」のままで固定される。つまり、レリーズ操作前に「プレビュー」表示されていた画像フレーム「フレーム1」が、レリーズ操作後にも「確定画像」表示されることとなる。
この場合、レリーズSW44の操作時に表示中のモニター用画像フレーム「フレーム1」は、モニター用画像処理回路15により処理されてバッファメモリ18に書き込まれた画像フレームである。従って、メモリカード55には、この画像フレームと同じ画像データから生成されてフレームメモリ52bに書き込まれた記録用画像フレーム「フレーム1」がレリーズSW44の操作に基づいて取り込まれることとなる。
本実施の形態によれば、2つの画像処理回路15,50を同時に動作させてモニター用画像フレーム及び記録用画像フレームを生成させているので、ソフトウェアの入れ替えが必要な従来の撮像装置に比べて、レリーズSW44が操作されてから記録用画像フレームが取り込まれるまでの時間を短縮することができる。また、レリーズSW44の操作時に表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データに基づいて生成された記録用画像フレームを取り込ませているので、モニター用画像フレームとの時間的なずれのない記録用画像フレームを取り込むことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、2つの画像処理回路15,50を同時に動作させてモニター用及び記録用の画像フレームを生成させ、レリーズSW44の操作に基づいて記録用画像フレームを取り込ませる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、撮影画像を用いて被写体の識別処理を行わせる場合について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2による撮像装置60の構成例を示したブロック図である。本実施の形態による撮像装置60は、図2の携帯電話機1と比較すれば、被写体識別部61を備えている点で異なる。この被写体識別部61は、バス51を介してバッファメモリ52上の記録用画像フレームを読み出し、読み出した記録用画像フレームに基づいて被写体の識別処理を行っている。例えば、バーコードや文字情報の読み取りが行われる。
この撮像装置60では、表示制御部20により、表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データから生成された記録用画像フレームに基づく被写体の識別結果がモニター用画像フレームと共に表示される。
図5は、図4の撮像装置60の動作の一例を示した図であり、モニター22の表示画面62内に表示されたモニター画像63及びモニター情報64が示されている。被写体A1を識別させる動作モードでは、通常撮影時の画像フレームがモニター用画像フレーム及び記録用画像フレームとして処理される。
この例では、モニター画像63が表示画面62の中央に表示され、モニター画像63の下側にモニター情報64が表示されている。識別処理に使用する画像データを、通常撮影時の記録用画像データとすることにより、解像度の高い画像データで識別処理を行い識別能力を向上させている。
モニター情報64は、記録用画像フレームに基づく被写体A1の識別結果を示す情報である。具体的には、バーコード読み取りの場合、モニター画像63内に被写体A1としてバーコードの存在が検出されると、青色のバーがモニター情報64として表示される。
この撮像装置60では、モニター用画像フレームと同一のデジタル画像データに基づいて生成された記録用画像フレームに基づく被写体A1の識別情報64をモニター画像63と共に表示させているので、モニター画像63との時間的なずれのない識別情報64を表示させることができる。
被写体を識別させる動作モードで動作中に、レリーズSW44を操作すると、その操作入力に基づいて被写体A1の識別結果として、バーコードの読み取り結果が表示画面62上に表示される。
実施の形態3.
実施の形態1では、2つの画像処理回路15,50を同時に動作させてモニター用及び記録用の画像フレームを生成させ、レリーズSW44の操作に基づいて記録用画像フレームを取り込ませる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、連写時に2つの記録用画像処理回路を動作させて記録用画像フレームを生成させ、交互に記録用画像フレームを取り込ませる場合について説明する。
図6は、本発明の実施の形態3による撮像装置70の構成例を示したブロック図である。本実施の形態による撮像装置70は、図2の携帯電話機1と比較すれば、2つの記録用画像処理回路71,72及びバッファ処理部71a,72aを備えている点で異なる。各記録用画像処理回路71,72では、同一のデジタル画像データが処理され、記録用画像フレームがそれぞれ生成される。
バッファ処理部71a及び72aでは、各記録用画像処理回路71,72において生成された記録用画像フレームをそれぞれ所定のメモリアドレスで指定されるバッファメモリ52a内のアドレス領域に書き込む動作が行われる。また、圧縮処理部53では、バッファメモリ52a内の各アドレス領域から記録用画像フレームを読み出して圧縮し、フレームメモリ52bに書き込み、さらに、それぞれフレーム単位で記録用画像フレームを更新する動作が行われる。
入出力制御部54では、連写時に、レリーズSW44が操作されると、その操作入力に基づいてフレームメモリ52b上の記録用画像フレームを読み出し、メモリカード55に書き込む動作が行われる。具体的には、新たな画像フレームが生成されるごとに書き込み対象とする記録用画像フレームを2つの記録用画像処理回路71及び72間で交互に変更しながら、記録用画像フレームが書き込まれる。
図7は、図6の撮像装置70の動作の一例を示した図であり、ビューファインダー表示中にレリーズSW44が操作された場合の連写動作が示されている。ビューファインダー表示中は、2次元イメージセンサ11のセンサ出力(「フレーム1」から「フレーム4」)が順次に処理される。モニター用画像処理回路15と、記録用画像処理回路71及び72では、センサ出力から得られる画像フレームが同時に処理され、モニター用画像フレーム及び記録用画像フレームがそれぞれ所定のフレームレートで生成される。
記録用画像処理回路71及び72では、センサ出力から得られる画像フレームが交互に処理される。
レリーズSW44が操作されると、入出力制御部54は、その操作入力に基づいて、フレームメモリ52b上の記録用画像フレームをメモリカード55内に取り込む。その際、レリーズSW44の操作時に表示中のモニター用画像フレームと同じ画像データに基づいて生成された記録用画像フレームから取り込まれ、その後、書き込み対象とする画像フレームを記録用画像処理回路71及び72間で交互に変更しながら、画像フレームが取り込まれる。
この例では、モニター用画像フレーム「フレーム1」の表示中にレリーズSW44が操作された場合が示されている。この場合、レリーズSW44の操作時に表示中のモニター用画像フレーム「フレーム1」は、モニター用画像処理回路15により処理されて表示指定された画像フレームである。メモリカード55には、この画像フレームと同じ画像データから記録用画像処理回路71において生成された記録用画像フレーム「フレーム1」がレリーズSW44の操作に基づいて取り込まれる。
画像フレーム「フレーム1」の取り込み後は、記録用画像処理回路72において生成される画像フレーム「フレーム2」が自動的に取り込まれる。その後、レリーズSW44に対する操作を終了し、或いは、所定数の画像フレームの取り込みが完了するまで、「フレーム1」及び「フレーム2」の取り込みと同様に、書き込み対象とする画像フレームを記録用画像処理回路71及び72間で変更しながら画像フレームが取り込まれる。
本実施の形態による撮像装置70は、2つの記録用画像処理回路71及び72を交互に動作させて記録用画像フレームを生成し、書き込み対象とする画像フレームを記録用画像処理回路71,72間で変更しながら画像フレームを取り込ませている。この様な構成によれば、一方の記録用画像処理回路が動作中に、他方の記録用画像処理回路に対して画像フレームの書き込み先などの動作パラメータを変更することができる。従って、画像処理の終了後に動作パラメータの書き換えが必要な従来の撮像装置に比べて、動作パラメータの書き換えに要する時間の分だけ画像フレームの書き込み間隔を短縮することができるので、連写速度を向上させることができる。また、圧縮処理部53の圧縮処理が遅い場合であっても、各画像フレームの圧縮処理が、カメラが次の画像フレームを出力開始するまでに終了しなければならないという制約は無く、さらに次の画像フレームの出力開始までに終了していれば良いので、フレームレートを遅くするなどの処置が必要でない。
実施の形態4.
実施の形態1では、2つの画像処理回路15,50を同時に動作させてモニター用及び記録用の画像フレームを生成させ、レリーズSW44の操作に基づいて記録用画像フレームを取り込ませる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、ビューファインダー表示時に2つのモニター用画像処理回路を同時に動作させてモニター用画像フレームを生成させ、ユーザ操作に基づいて表示対象とするモニター用画像フレームを変更させる場合について説明する。
図8は、本発明の実施の形態4による撮像装置80の構成例を示したブロック図である。本実施の形態による撮像装置80は、図2の携帯電話機1と比較すれば、2つのモニター用画像処理回路81,82及びバッファ処理部81a,82aを備えている点で異なる。各モニター用画像処理回路81,82では、同一のデジタル画像データが同時に処理され、モニター用画像フレームがそれぞれ生成される。
モニター用画像処理回路81が図2のモニター用画像処理回路15と同様の処理を行うのに対して、モニター用画像処理回路82は、その様な処理に加えて、「モノクロ変換」や「セピア変換」などの画像処理が行われる。「モノクロ変換」は、カラー画像をモノクロ画像に変換する処理である。具体的には、YUV形式の画像データについて、輝度成分(Y)はそのままで、色差成分(U及びV)を所定値、例えば、ゼロ「0」に変換する処理が行われる。「セピア変換」は、カラー画像を褪色させる処理であり、YUV形式の画像データについて、特定の色差成分を減少させた赤褐色の強い画像に変換される。
バッファ処理部81a及び82aでは、各モニター用画像処理回路81,82において生成されたモニター用画像フレームをそれぞれ所定のメモリアドレスで指定されるバッファメモリ18内のアドレス領域に書き込む動作が行われる。
表示制御部20では、ビューファインダー表示時に、所定の操作入力があると、表示対象とするモニター用画像フレームを生成するモニター用画像処理回路を変更する動作が行われる。
本実施の形態によれば、2つのモニター用画像処理回路81及び82を同時に動作させてモニター用画像フレームを生成させているので、表示対象とするモニター用画像フレームを生成するモニター用画像処理回路を変更した際に、ソフトウェアの入れ替えが必要な従来の撮像装置に比べて、時間的な遅れを生じることなくモニター画像を表示させることができる。
本発明の実施の形態1による撮像装置の概略構成の一例を示した平面図であり、撮像装置の一例として折り畳み式のカメラ付携帯電話機1が示されている。 図1の携帯電話機1の要部における一構成例を示したブロック図であり、携帯電話機1内の機能構成の一例が示されている。 図1の携帯電話機1の動作の一例を示した図であり、ビューファインダー表示中にレリーズSW44が操作された場合の動作が示されている。 本発明の実施の形態2による撮像装置の構成例を示したブロック図である。 図4の撮像装置60の動作の一例を示した図であり、モニター22の表示画面62内に表示されたモニター画像63及び被写体A1の識別情報64が示されている。 本発明の実施の形態3による撮像装置70の構成例を示したブロック図である。 図6の撮像装置70の動作の一例を示した図であり、ビューファインダー表示中にレリーズSW44が操作された場合の連写動作が示されている。 本発明の実施の形態4による撮像装置80の構成例を示したブロック図である。 従来の撮像装置100の構成を示したブロック図である。 図9の撮像装置100の動作を示した図であり、ビューファインダー表示中にレリーズSW107が操作された場合の動作が示されている。 図9の撮像装置100の動作を示した図であり、レリーズ時のモニター画像及びレリーズSW107の操作に基づく記録画像が示されている。
符号の説明
1 携帯電話機
2 表示筐体
3 ヒンジ部
4 操作筐体
11 2次元イメージセンサ
12 ADC回路
13 前処理回路
14 カメラ選択SW
15 モニター用画像処理回路
16,51 バス
15a,50a バッファ処理部
18,52a バッファメモリ
19 操作入力部
20 表示制御部
21 受話用レシーバ
22,23 モニター
24 第2カメラ
31 第1カメラ
44 レリーズSW
50 記録用画像処理回路
52b フレームメモリ
53 圧縮処理部
54 入出力制御部
55 メモリカード
60 撮像装置
61 被写体識別部
62 表示画面
63 モニター画像
64 モニター情報
70 撮像装置
71,72 記録用画像処理回路
71a,72a バッファ処理部
80 撮像装置
81,82 モニター用画像処理回路
81a,82a バッファ処理部

Claims (4)

  1. 2次元イメージセンサのアナログ出力をデジタル化し、デジタル画像データを繰り返し生成する画像データ生成手段と、
    同一の上記デジタル画像データを同時に処理し、記録用画像フレーム、及び、上記記録用画像フレームに比べてフレーム内のピクセル数を減少させたモニター用画像フレームをそれぞれ生成する2つの画像処理回路と、
    上記記録用画像フレーム及びモニター用画像フレームをそれぞれ揮発性のバッファメモリに書き込み、新たな画像フレームが生成されるごとに上記バッファメモリ上の画像フレームを更新するバッファ処理手段と、
    上記バッファメモリ上の上記モニター用画像フレームを画面表示する表示手段と、
    ユーザによるレリーズスイッチの操作に基づいて、上記バッファメモリ上の上記記録用画像フレームを不揮発性メモリに書き込む画像取込手段とを備え、
    上記画像取込手段は、レリーズスイッチの操作時に表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データに基づいて生成された記録用画像フレームを不揮発性メモリに書き込むことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記バッファメモリ上の上記記録用画像フレームに基づいて、被写体の識別処理を行う被写体識別手段を備え、
    上記表示手段が、表示中のモニター用画像フレームと同一のデジタル画像データから生成された記録用画像フレームに基づく被写体の識別結果をモニター用画像フレームと共に表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記記録用画像フレームを生成する上記画像処理回路が、同一の上記デジタル画像データを同時に処理可能な2つの記録用画像処理回路からなり、
    上記画像取込手段は、連写時に、新たな画像フレームが生成されるごとに書き込み対象とする記録用画像フレームを上記2つの記録用画像処理回路間で交互に変更しながら記録用画像フレームを不揮発性メモリに書き込むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 上記モニター用画像フレームを生成する上記画像処理回路が、同一の上記デジタル画像データを同時に処理して互いに異なるモニター用画像フレームを生成する少なくとも2つのモニター用画像処理回路からなり、
    上記表示手段は、ユーザ操作に基づいて、表示対象とするモニター用画像フレームを上記少なくとも2つのモニター用画像処理回路間で変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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