JP2006121343A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 入力された又は記録媒体から読み出された圧縮画像データに対して再生のための画像処理を施す画像処理装置であって、
   前記圧縮画像データに対して伸長処理を施して伸長画像データを得る伸長処理部と、
   前記伸長画像データを書き込むためのメモリ領域として垂直方向におけるライン数がメモリ領域ライン数のメモリ領域からなるバッファを有する記憶部と、
   前記記憶部に書き込まれた前記伸長画像データをブロック単位で読み出してリサイズ処理を施すことにより表示用画像データを得るリサイズ処理部と、
   前記バッファのバッファ空き容量に基づいて前記伸長処理部から前記記憶部への上記伸長画像データの書き込みを制御するとともに、前記バッファに記憶された伸長画像データに書き込まれている有効データ量に基づいて前記記憶部から前記リサイズ処理部への前記伸長画像データの読み出しを制御する制御部と、
   を具備することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記制御部は、前記バッファ空き容量が第１の所定データ量に満たない場合には前記伸長処理部から前記記憶部への上記伸長画像データの書き込みを停止させるように制御するとともに、前記有効データ量が第２の所定データ量に満たない場合には前記記憶部から前記リサイズ処理部への上記伸長画像データの読み出しを停止させるように制御することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記制御部は、前記伸長処理部から前記第１の所定データ量の伸長画像データが出力された場合に前記バッファ空き容量を減らして前記有効データ量を増やすとともに、前記記憶部からリサイズ処理部に前記第２の所定データ量の伸長画像データが入力された場合に前記バッファ空き容量を増やして前記有効データ量を減らすようにして、前記バッファ空き容量及び前記有効データ量を決定することを更に行うことを特徴とする請求項２に記載の画像処理装置。
4. 前記第１の所定データ量は、前記伸長処理部から前記記憶部に１度に書き込まれる伸長画像データの量であり、
   前記第２の所定データ量は、前記リサイズ処理部におけるリサイズ処理に必要な伸長画像データの量であることを特徴とする請求項２または３に記載の画像処理装置。
5. 前記バッファへの前記伸長画像データの書き込み及び前記バッファからの前記伸長画像データの読み出しの際のアドレシングは、循環的なアドレシングが行われることを特徴とする請求項１乃至４の何れか１つに記載の画像処理装置。
6. 前記伸長処理部及び前記リサイズ処理部は、前記アドレシングを行うためのアドレス発生部を含み、
   前記アドレス発生部は、前記バッファのメモリ領域ライン数と、前記バッファの水平方向のアドレス幅と、前記バッファにおいて書き込み若しくは読み出しが開始される開始ライン数と、一度に書き込み若しくは読み出しが行われる伸長画像データのライン数に基づいて前記アドレシングを行うことを特徴とする請求項５に記載の画像処理装置。
7. 少なくとも前記第１の所定データ量、前記第２の所定データ量、及び前記メモリ領域ライン数は、予めレジスタに設定された値であることを特徴とする請求項２に記載の画像処理装置。