JP4919805B2 - 矩形画像描画装置、矩形画像描画方法、及び集積回路 - Google Patents
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Description
しかし、特許文献1に開示された技術では、書き込み開始アドレス、若しくは書き込み終了アドレスを含むバースト単位に含まれる書き込み不要アドレスに対し、背景色の輝度データが書き込まれるに過ぎない。従って、矩形画像の移動量がバースト単位一つ当たりのサイズ(すなわちバースト長)に相当するピクセル数を超える場合は、前回描画した画像を十分にはクリアできず、以前画像があった領域を背景色で塗りつぶすためのメモリアクセスが別途必要となる。この結果、メモリに対するアクセス時間の更なる短縮が困難である。
第1の矩形領域と第2の矩形領域との重複部分を第1の矩形領域から除いた画面上の領域、に対応する画像メモリのアドレス領域に背景色の輝度データを書き込み、第2の矩形領域に対応する画像メモリ上のアドレス領域に矩形画像の輝度データを書き込む装置であって、
第1の矩形領域から第2の矩形領域への横方向の移動量と移動方向とに基づき、矩形画像の横方向に付加すべき背景色のピクセル数と付加すべき背景色のピクセル位置とを算出する算出部、及び、
算出部により算出されたピクセル数の背景色の輝度データと矩形画像の輝度データとを、水平ライン毎に、同時に、若しくは連続して画像メモリに書き込む書き込み部、
を有する。
算出回路が、第1の矩形領域から第2の矩形領域への横方向の移動量と移動方向とに基づき、矩形画像の横方向に付加すべき背景色のピクセル数と付加すべき背景色のピクセル位置とを算出する。
一方、本発明による集積回路が 第1の矩形領域と第2の矩形領域との重複部分を第1の矩形領域から除いた画面上の領域、に対応する画像メモリのアドレス領域に背景色の輝度データを書き込み、第2の矩形領域に対応する画像メモリ上のアドレス領域に矩形画像の輝度データを書き込む回路、を含む集積回路であって、
算出回路により算出されたピクセル数とピクセル位置とを保持する保持回路、及び、
そのピクセル数の背景色の輝度データと矩形画像の輝度データとを、水平ライン毎に、同時に、若しくは連続して画像メモリに書き込む書き込み回路、
を有する。
第1の矩形領域から第2の矩形領域への横方向の移動量と移動方向とに基づき、矩形画像の横方向に付加すべき背景色のピクセル数と付加すべき背景色のピクセル位置とを算出すること、及び、
算出されたピクセル数の背景色の輝度データと矩形画像の輝度データとを、水平ライン毎に、同時に、若しくは連続して画像メモリに書き込むこと、
を特徴とする。
算出部が、縦方向の移動量と移動方向とに基づき、矩形画像の縦方向に付加すべき背景色の水平ライン数と付加すべき背景色の水平ライン位置とを算出し、
書き込み部が、少なくとも、第1の矩形領域と前記第2の矩形領域とを合成した領域である第3の領域の左端に対応する画像メモリ上のアドレスから、第3の領域の右端に対応する画像メモリ上のアドレスまで、算出部により算出された水平ライン数分の背景色の輝度データを、水平ライン毎に、同時に、若しくは連続して画像メモリに書き込む。
それにより、移動させるべき矩形画像の周囲を背景色で覆った画像全体を一つの画像として予め設定する必要がない。それ故、画像メモリに対して読み書きされる画像データのサイズが必要最小限に抑えられ、かつ、矩形画像の縦方向の移動量に関わらず、画像のクリアのみを目的とするメモリアクセスが不要である。その結果、矩形画像の縦方向の移動に伴うメモリアクセスが更に高速化される。
こうして、背景色の輝度データの書き込みと矩形画像の輝度データの書き込みとが一連のバースト転送で、特に切れ目なく実行される。従って、メモリアクセスが更に高速化される。
本発明の実施形態による矩形画像描画装置10は好ましくは、画面20とその駆動装置30と共に、ディスプレイに搭載される(図1参照)。
画像メモリ1とフレームバッファ2とは好ましくは、バースト転送に対応した高速メモリであり、特に好ましくはSDRAMである。その他に、SRAMであっても良い。フレームバッファ2は更に好ましくは、画像メモリ1に含まれる。
フレームバッファ2は画面20のピクセル別に画像データ(特にピクセルの輝度データ)を保持する。フレームバッファ2のアドレス空間は二次元配列で表現され、各アドレスが画面20の各ピクセルの座標に対応づけられている。各ピクセルに対する画像データ(輝度データ)は、各ピクセルの座標に対応するアドレスに格納される。
読み出し部4は外部装置SR、画像メモリ1、又はフレームバッファ2から画像データを読み出す。転送元のメモリが特に高速メモリである場合、読み出し部4は読み出しアドレス生成部41を用い、転送対象の画像データをバースト転送で連続的に読み出す。読み出しアドレス生成部41は、下記のレジスタ群61〜65に保持されたデータに基づき、宛先アドレスであるバースト開始アドレスを所定のバースト長ずつインクリメントして更新する。
まず、転送元レジスタ61から転送対象の画像データの先頭アドレスが読み出され、第一のセレクタ42により読み出し開始アドレスとして選択される。選択された読み出し開始アドレスは直前のバースト境界のアドレスに丸められる。ここで、バースト境界とはバースト単位(ブロックともいう)の先頭を意味し、そのアドレスは一般に、予め所定値に固定されている。そのバースト境界のアドレスが第二のセレクタ43により最初のバースト開始アドレスとして選択される。
以上の読み出し処理が、第一の転送高さレジスタ63から読み出された転送高さと等しい回数だけ繰り返される。その結果、転送対象の画像データ全体が転送元のメモリから読み出される。
書き込みアドレス生成部51は、下記のレジスタ群71〜80に保持されたデータに基づき、バースト開始アドレスを所定のバースト長(例えば4×4バイト)ずつインクリメントして更新する。
まず、第二のフレーム幅レジスタ75から読み出されたフレーム幅と、第二のBPPレジスタ74から読み出されたBPPとの積(=フレーム幅×BPP)が計算される。乗算器53はその積に、上クリアレジスタ78から読み出された上クリア高さを更に乗じる。第三の加算器54はその乗算結果に対し、左クリアレジスタ76から読み出された左クリア幅とBPPとの積を加える。減算器55はその加算結果を宛先アドレスから減じる。その減算結果が第三のセレクタ56により書き込み開始アドレスの初期値として選択される。
六つのダウンカウンタ81A〜81Fはいずれも好ましくは、カウントを下記のタイミングで1ずつ減らし、カウントが0に達した時点で停止する。
判別部83は六つのダウンカウンタ81A〜81FのカウントA〜Fに基づき、データセレクタ82に対して次のように指示する:上クリアカウントDが0より大きい場合、クリアデータの選択が指示される。上クリアカウントDが0であり、かつ転送高さカウントEが0より大きい場合、左クリアカウントAが0より大きい間はクリアデータの選択が指示され、左クリアカウントAが0で、かつ転送幅カウントBが0より大きい間は画像データの選択が指示され、それ以外はクリアデータの選択が指示される。上クリアカウントDと転送高さカウントEとが共に0である場合、クリアデータの選択が指示される。
例えば図10〜13に示されているように、元のキャラクタP1をクリアし、その表示領域(第1の矩形領域)に対して右下に位置する第2の矩形領域Qに新たなキャラクタP2を表示する場合を想定する。ここで、新たなキャラクタP2を表す画像データ(輝度データ)が転送対象の画像データとして、予め、画像メモリ1の特定の領域に連続して格納されている。本発明の実施形態による矩形画像描画方法では、特に従来の方法とは異なり、画像メモリ1には、転送対象の画像データP2だけが予め準備され、クリア領域に書き込まれるべきクリアデータは準備される必要がない。
ステップS1:読み出し部4が画像メモリ1から転送対象の画像データP2を読み出す(図1参照)。
ここで、好ましくは、画像メモリ1に予め準備された転送対象の画像データの転送幅、転送高さ、及びBPPがそれぞれ、画面20上の領域Qに相当するフレームバッファ2内の領域に書き込まれるべき画像データの転送幅W1、転送高さH1、及びBPPと一致する。その他に、画像メモリ1から読み出された画像データがフレームバッファ2への書き込みの前に処理され、その転送幅、転送高さ、及びBPPがそれぞれ、フレームバッファ2内の上記の領域に書き込まれるべき画像データの転送幅W1、転送高さH1、及びBPPと一致するように調整されても良い。
ステップS11:転送元レジスタ61から転送対象の画像データの先頭アドレスSが読み出され、読み出し開始アドレスとして設定される(図2、10参照)。一方、第一の転送高さレジスタ63から転送高さH2が読み出され、転送高さカウントの初期値として設定される。
ステップS12:転送対象の画像データP2の先頭ライン(データ量=転送幅W2×BPP)が読み出し開始アドレスSから連続して読み出される。その読み出しは特に、バースト転送モードで高速に行われる(図2参照)。
ステップS14:転送高さカウントが0に達したか否か、がチェックされる。転送高さカウントが0に達していない場合、処理がステップS15へ進む。転送高さカウントが0に達した場合、ステップS1が終了する。
ステップS15:読み出し開始アドレスが転送幅×BPPだけインクリメントされる(図2参照)。それにより、転送対象の画像データP2の次のラインの先頭アドレスが新たな読み出し開始アドレスとして設定される。
ステップS12〜S15の反復により、転送対象の画像データP2が一ラインずつ、バースト転送により画像メモリ1から読み出される。
ステップS21:宛先レジスタ71から宛先アドレスTが読み出され、それに基づいて書き込み開始アドレスWの初期値が次式から算定される:書き込み開始アドレスW=宛先アドレスT−(左クリア幅LC+上クリア高さUC×フレーム幅FW)×BPP(図3参照)。すなわち、書き込み開始アドレスWの初期値は元のキャラクタP1の左上隅のピクセルWに相当する(図10参照)。
一方、上クリアレジスタ63から上クリア高さUCが読み出され、上クリアカウントDの初期値として設定される(図4参照)。
ステップS23:クリアデータがクリアデータレジスタ80から読み出され、書き込み開始アドレスWから繰り返しコピーされる(図11参照)。ここで、右クリア幅が0であるので、クリアデータのコピー回数は転送幅W1に等しい。すなわち、一連のクリアデータの総量は転送幅W1のBPP倍に等しい(図3、4参照)。更に、一連のクリアデータは好ましくは、バースト転送により書き込まれる(図3、4参照)。
ステップS24:書き込み開始アドレスがフレーム幅FW×BPPだけインクリメントされる(図3、4参照)。それにより、上クリア領域W1×UCに含まれる次のラインの先頭アドレスが新たな書き込み開始アドレスとして設定される。
ステップS25:上クリアカウントDが1だけ減らされる(図4参照)。
ステップS31:転送高さカウントEが0に達したか否か、がチェックされる。転送高さカウントEが0に達していない場合、処理がステップS32へ進む。転送高さカウントEが0に達した場合、ステップS3が終了する。
ステップS33:クリアデータに続き、転送対象の画像データP2の一ラインが連続して書き込まれる(図12参照)。そのとき、その一ラインの先頭アドレスに対応するピクセルは常に、第2の矩形領域Qの左端に位置する(図3、4、12参照)。更に、画像データの一ラインの総量は転送幅W1のBPP倍に等しい(図4参照)。
ステップS34:右クリア幅が0であるので、ステップS33はスキップされる(図4参照)。
ステップS36:転送高さカウントEが1だけ減らされる(図4参照)。
ステップS41:下クリアカウントFが0に達したか否か、がチェックされる。下クリアカウントFが0に達していない場合、処理がステップS42へ進む。下クリアカウントFが0に達した場合、ステップS4が終了する。
図10〜13に示されている例では下クリア高さが0であるので、データ選択部52は、フレームバッファ2に書き込まれるべきデータの選択動作を停止する(図4参照)。それにより下クリア領域のクリア処理(ステップS4)はスキップされ、画像データの書き込み処理が終了する。
こうして、画面20上では図13に示されているように、キャラクタの表示領域が右方向に左クリア幅LCだけ移動し、下方向に上クリア高さUCだけ移動する。更に、元のキャラクタP1が新たなキャラクタP2に置換される。
ステップS1:読み出し部4が画像メモリ1から転送対象の画像データP2を読み出す(図1参照)。
ここで、好ましくは、画像メモリ1に予め準備された転送対象の画像データの転送幅、転送高さ、及びBPPがそれぞれ、画面20上の領域Qに相当するフレームバッファ2内の領域に書き込まれるべき画像データの転送幅W1、転送高さH1、及びBPPと一致する。その他に、読み出された画像データがフレームバッファ2への書き込みの前に処理され、その転送幅、転送高さ、及びBPPがそれぞれ、フレームバッファ2内の上記の領域に書き込まれるべき画像データの転送幅W1、転送高さH1、及びBPPと一致するように調整されても良い。
ステップS3:書き込み部5が、領域Qに相当するフレームバッファ2内の領域に転送対象の画像データP2を書き込むと同時に、右クリア領域RC×H1に相当するフレームバッファ2内の領域をクリアする(図15参照)。ここで、右クリア領域RC×H1は、画面20上の領域Qの右に隣接する、元のキャラクタP1を含む矩形領域であり、幅は右クリア幅RCに等しく、高さは転送高さH1に等しい。
ステップS4:書き込み部5が、下クリア領域(W1+RC)×DCに相当するフレームバッファ2内の領域をクリアする(図16、17参照)。ここで、下クリア領域(W1+RC)×UCは、画面20上の領域Qの下に隣接する、元のキャラクタP1を含む矩形領域であり、幅は転送幅W1と右クリア幅RCとの和に等しく、高さは下クリア高さDCに等しい。下クリア領域(W1+RC)×UCの左右の端は、第1と第2との矩形領域P1、Qを合成した第3の領域の左右の端と一致する。図16、17に示されている場合では、下クリア領域(W1+RC)×UCの左端が第2の矩形領域Qの左端と一致し、右端が第1の矩形領域P1の右端と一致する。
ステップS21:宛先レジスタ71から宛先アドレスTが読み出され、それに基づいて書き込み開始アドレスWの初期値が次式から算定される:書き込み開始アドレスW=宛先アドレスT−(左クリア幅LC+上クリア高さUC×フレーム幅FW)×BPP(図3参照)。しかし、上クリア高さと左クリア幅とがいずれも0であるので、書き込み開始アドレスWの初期値は宛先アドレスTと等しい(図14参照)。
一方、上クリアレジスタ63から上クリア高さとして0が読み出され、上クリアカウントDの初期値として設定される(図4参照)。
ステップS22:上クリアカウントDが0に達したか否か、がチェックされる。しかし、上クリアカウントDは既に0であるので、ステップS2が終了する。すなわち、上クリア領域のクリア処理はスキップされ、画像データの書き込み処理が開始される。
ステップS31:転送高さカウントEが0に達したか否か、がチェックされる。転送高さカウントEが0に達していない場合、処理がステップS32へ進む。転送高さカウントEが0に達した場合、ステップS3が終了する。
ステップS33:転送対象の画像データP2の一ラインが書き込み開始アドレスWから連続して書き込まれる(図15参照)。そのとき、書き込み開始アドレスに対応するピクセルWは常に、第2の矩形領域Qの左端に位置する(図3、4参照)。更に、連続して書き込まれる画像データP2の一ラインの量は転送幅W1のBPP倍に等しい(図4参照)。
ステップS34:転送対象の画像データP2の一ラインに続き、クリアデータがクリアデータレジスタ80から繰り返しコピーされる(図15参照)。そのとき、一連のクリアデータの先頭アドレスに対応するピクセルWRは常に、第2の矩形領域Qの右端に位置する(図3、4、15参照)。更にクリアデータのコピー回数が右クリア幅RCに等しい。すなわち、一連のクリアデータの総量は右クリア幅RCのBPP倍に等しい(図4参照)。
ステップS36:転送高さカウントEが1だけ減らされる(図4参照)。
ステップS41:下クリアカウントFが0に達したか否か、がチェックされる。下クリアカウントFが0に達していない場合、処理がステップS42へ進む。下クリアカウントFが0に達した場合、ステップS4が終了する。
ステップS42:クリアデータが書き込み開始アドレスWから繰り返しコピーされる(図16参照)。そのとき、書き込み開始アドレスに対応するピクセルWは常に、第2の矩形領域Qの左端の下に位置する(図3、4、16参照)。更に、一連のクリアデータの総量は、転送幅W1と右クリア幅RCとの和W1+RCのBPP倍に等しい(図3、4参照)。その上、一連のクリアデータはバースト転送により書き込まれる(図3、4参照)。
ステップS44:下クリアカウントFが1だけ減らされる(図4参照)。
こうして、画面20上では図17に示されるように、キャラクタの表示領域が左方向に右クリア幅RCだけ移動し、上方向に下クリア高さDCだけ移動する。更に、元のキャラクタP1が新たなキャラクタP2に置換される。
元のキャラクタの表示領域に対して左下、又は右上にある領域に新たなキャラクタを表示する場合も上記と同様な方法が適用される。
Claims (6)
- 第1の矩形領域と第2の矩形領域との重複部分を前記第1の矩形領域から除いた画面上の領域、に対応する画像メモリのアドレス領域に背景色の輝度データを書き込み、前記第2の矩形領域に対応する画像メモリ上のアドレス領域に矩形画像の輝度データを書き込む装置であって、
前記第1の矩形領域から前記第2の矩形領域への横方向の移動量と移動方向とに基づき、前記矩形画像の横方向に付加すべき背景色のピクセル数と付加すべき背景色のピクセル位置とを算出する算出部、及び、
前記ピクセル数の背景色の輝度データと前記矩形画像の輝度データとを、水平ライン毎に、同時に、若しくは連続して画像メモリに書き込む書き込み部、
を有する矩形画像描画装置。 - 前記第1の矩形領域から前記第2の矩形領域への移動が縦方向の移動を含むとき、
前記算出部は、縦方向の移動量と移動方向とに基づき、前記矩形画像の縦方向に付加すべき背景色の水平ライン数と付加すべき背景色の水平ライン位置とを算出すること、及び、
前記書き込み部は、少なくとも、前記第1の矩形領域と前記第2の矩形領域とを合成した領域である第3の領域の左端に対応する画像メモリ上のアドレスから、前記第3の領域の右端に対応する前記画像メモリ上のアドレスまで、前記水平ライン数分の前記背景色の輝度データを、水平ライン毎に、同時に、若しくは連続して画像メモリに書き込むこと、
を特徴とする、請求項1に記載の矩形画像描画装置。 - 前記書き込み部はバースト転送で書き込みを行い、書き込むべきデータが単一のバースト単位に収まるときはその書き込むべきデータを同時に書き込み、書き込むべきデータが複数のバースト単位に跨るときはその書き込むべきデータを連続して書き込むこと、
を特徴とする、請求項1に記載の矩形画像描画装置。 - 書き込み開始アドレス、若しくは書き込み終了アドレスがバースト単位の境界と一致しないとき、前記書き込み部は、前記書き込み開始アドレス、若しくは前記書き込み終了アドレスを含むバースト単位に含まれる書き込み不要アドレスに対し、ライトイネーブル信号をネゲートすること、
を特徴とする、請求項3に記載の矩形画像描画装置。 - 第1の矩形領域と第2の矩形領域との重複部分を前記第1の矩形領域から除いた画面上の領域、に対応する画像メモリのアドレス領域に背景色の輝度データを書き込み、前記第2の矩形領域に対応する画像メモリ上のアドレス領域に矩形画像の輝度データを書き込む装置、を用いて画像メモリに輝度データを書き込む方法であって、
前記第1の矩形領域から前記第2の矩形領域への横方向の移動量と移動方向とに基づき、前記矩形画像の横方向に付加すべき背景色のピクセル数と付加すべき背景色のピクセル位置とを算出すること、及び、
前記ピクセル数の背景色の輝度データと前記矩形画像の輝度データとを、水平ライン毎に、同時に、若しくは連続して画像メモリに書き込むこと、
を特徴とする矩形画像描画方法。 - 第1の矩形領域と第2の矩形領域との重複部分を前記第1の矩形領域から除いた画面上の領域、に対応する画像メモリのアドレス領域に背景色の輝度データを書き込み、前記第2の矩形領域に対応する画像メモリ上のアドレス領域に矩形画像の輝度データを書き込む回路、を含む集積回路であって、
外部の算出回路により、前記第1の矩形領域から前記第2の矩形領域への横方向の移動量と移動方向とに基づいて算出された、前記矩形画像の横方向に付加すべき背景色のピクセル数と付加すべき背景色のピクセル位置とを保持する保持回路、及び、
前記ピクセル数の背景色の輝度データと前記矩形画像の輝度データとを、水平ライン毎に、同時に、若しくは連続して画像メモリに書き込む書き込み回路、
を有する集積回路。
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