JP2006120268A - 光ディスク装置の製造方法及び光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータと光ピックアップとの位置ずれを抑制できると共に、製造が容易でリサイクル性も備えた光ディスク装置を製造する方法を提供する。
【解決手段】 ディスクDが装着されるターンテーブル12を駆動するモータ11及び前記ディスクの半径方向へ移動されて該ディスクへの記録または再生を行う光ピックアップ13を、所定の平面度で形成した挟持受け部30−A〜30−Dが複数箇所に予め設けられているメカシャーシ10に組付ける工程を含む光ディスク装置1の製造方法であって、前記挟持受け部のそれぞれの上下からクランプ部材を接近させてメカシャーシ10を挟持するクランプ工程と、前記モータ11と前記光ピックアップ13との相対位置を調整して固定する位置合わせ工程とを含む光ディスク装置の製造方法である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスク装置の製造方法に関する。より詳細には、光ピックアップとディスクを回転させるモータとをメカシャーシに精度良く位置決めして光ディスク装置を製造する方法に関する。
光ディスク装置は、ディスクがセットされるターンテーブル及びこのターンテーブルを回転させるためのモータ(例えばスピンドルモータ)を備えている。さらに、光ディスク装置はディスクに対して情報の記録を行ったり、ディスクに書込まれた情報を再生したりするための光ピックアップ及びこの光ピックアップをディスク半径方向へ案内するガイドシャフト等を備えている。これらモータ、光ピックアップ等の主要部品は、一般に金属板からなるメカシャーシ(単に、シャーシとも称される)に組み付けられ、メカシャーシを介して光ディスク装置の筐体に固定されている。
よって、光ディスク装置を製造するときにはメカシャーシ上に各部品を精度よく組付けすることが必要である。特に、モータと光ピックアップとの相対位置にずれが生じていると、光ピックアップによるディスクへの記録・再生の精度が低下してしまう。そこで、モータ及び光ピックアップの両者については、特に位置精度よくメカシャーシに組付けることに配慮することが重要となる。
その一方で、安価で所定の剛性が得られる等の理由から板金をプレス加工してメカシャーシを作製しているという実情がある。そのために、メカシャーシは撓み(変形)を含んだ状態で作製されている。このようなメカシャーシの撓みを考慮することなくモータ、光ピックアップ等の組付けを行なうと、光ディスク装置の記録・再生時にエラーが発生して装置の信頼性が低下してしまう。
そこで、従来から光ディスク装置を製造するときにはメカシャーシの撓みによる影響をキャンセルするように調整しながらメカシャーシへの組付け作業が行われていた。しかし、このように調整しながら組付け作業を行うことは煩雑であり、コストの上昇を招くことにもなる。さらに、メカシャーシの撓みを抑制(矯正)するクランプ装置を用いて組付け作業を行うと、作業後にメカシャーシをクランプ装置から取外したときに撓みが復元してしまう場合がある。撓みが復元すると、モータの軸中心と光ピックアップの対物レンズ中心との位置ずれを生じる場合がある。このように位置ずれが発生すると光ピックアップによる記録・再生の精度が低下してしまう。
図5は、モータの軸中心と光ピックアップの対物レンズ中心(読取中心)との位置ずれを説明するために示した図である。図5に示す光ディスク装置100はメカシャーシ101を備え、この上にスピンドルモータ102及び光ピックアップ105が搭載されている。スピンドルモータ102の軸中心MCを通る中心線MLと、光ピックアップ105の対物レンズ106のレンズ中心RCを通る中心線(対物レンズ106の移動軌跡線)RLとのずれ量(中心間距離)ΔLが大きくなると、光ピックアップ105による記録・再生の精度が低下して読取りエラーや記録エラーが発生し易くなる。
これに対して、例えば特許文献1は上記問題に対処する技術を開示する。この特許文献1は、メカシャーシに、スピンドルモータを取付固定する取付面を有する樹脂製の取付部材と、前記取付面と平行で且つ該取付面からの高さが規定された基準面を有する樹脂製の基準部材とを設けた光ディスク装置を提案する。この光ディスク装置は、シャーシに変形が発生していても、基準面に対して載置面の中立位置合わせを行うだけで、ガイドシャフトとターンテーブルにセットしたディスクとの平行度を同時に確保できる。よって、光ディスク装置1台ごとに基準面を測定により求める必要はなくなり作業性を向上させることができる。
特開2001−101671号公報
しかしながら、特許文献1の光ディスク装置では樹脂製の取付部や基準部材を設けたシャーシを使用している。このような構造のシャーシは、板金をプレス加工して所定形状に作製した後、さらに樹脂製の取付部等を設けるアウトサート成形を行って製造される。よって、シャーシの製造工程が煩雑となると共にコストが上昇するという問題がある。また、このシャーシは金属製の部材と樹脂部材とが組合された構造となるので、リサイクル時にはこれらを分離する作業を行うことが必要となる。よって、特許文献1の光ディスク装置はリサイクル時において処理が煩雑になるという問題もある。
そこで、本発明の目的は、モータと光ピックアップとの位置ずれを抑制できると共に、製造が容易でリサイクル性も備えた光ディスク装置を製造する方法を提供することである。
上記目的は、ディスクが装着されるターンテーブルを駆動するモータ及び前記ディスクの半径方向へ移動されて該ディスクへの記録または再生を行う光ピックアップを、所定の平面度で形成した挟持受け部が複数箇所に予め設けられているメカシャーシに組付ける工程を含む光ディスク装置の製造方法であって、前記挟持受け部のそれぞれの上下からクランプ部材を接近させてメカシャーシを挟持するクランプ工程と、前記モータと前記光ピックアップとの相対位置を調整して固定する位置合わせ工程とを含む光ディスク装置の製造方法により達成できる。
本発明では、クランプ工程で所定の平面度で形成した挟持受け部をクランプ部材で挟持することによりメカシャーシに発生している撓み(変形)の影響を抑制しながらメカシャーシを挟持することができる。そして、次の位置合わせ工程でモータと光ピックアップとの相対位置を調整して固定し、その後にクランプ部材を取外してもモータと光ピックアップとの間で位置ずれが発生することはない。よって、本発明によるとモータと光ピックアップとの相対位置を正確に設定した光ディスク装置を製造できる。また、メカシャーシはシンプルな構造であるので低コストで製造することができ、リサイクルにも対応できる。
また、前記位置合わせ工程では、前記ディスクと平行な面内において前記光ピックアップの読取中心の移動軌跡線と前記モータの軸中心とが一致するように位置決めすると共に、前記光ピックアップから発した光が前記ディスク面に直角に入射するように前記モータ及び前記光ピックアップを組付けることが望ましい。
また、上記目的は、ディスクが装着されるターンテーブルを駆動するモータと、前記ディスクの半径方向へ移動されて該ディスクへの記録または再生を行う光ピックアップとがメカシャーシに載置される光ディスク装置であって、前記メカシャーシが複数箇所にクランプ部材の挟持を受ける挟持受け部を有し、該挟持受け部が所定の平面度で形成されている光ディスク装置によっても達成される。
また、前記挟持受け部が前記メカシャーシに形成した凹部であって、該凹部の底面が所定の平面度で形成されていてもよい。また、前記挟持受け部が前記メカシャーシに形成した凹部であって、該凹部は前記クランプ部材により挟持したときに前記ターンテーブルにセットされる前記ディスクの面と前記メカシャーシとが平行となるように、それぞれの深さが設定されていてもよい。
本発明によると、メカシャーシの複数箇所に所定の平面度で形成した挟持受け部を設け、この挟持受け部をクランプしながらモータや光ピックアップの組付けを行うので、撓みのあるメカシャーシであってもその影響をキャンセルして光ディスク装置を製造できる。そして、このメカシャーシは挟持部を設けるだけであるので簡単に製造できると共に、他の部材を付加しないのでリサイクル性も備える。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、実施形態に係る光ディスク装置1を示した図である。光ディスク装置1のメカシャーシ10には、スピンドルモータ11、光ピックアップ13、この光ピックアップ13をディスク半径方向へ案内する一対のガイドシャフト15、16等が搭載されている。
スピンドルモータ11の回転軸にはターンテーブル12が載置され、このターンテーブル12にディスクDがセットされる。光ピックアップ13は対物レンズ14を備え、ガイドシャフト15、16に案内されてディスク半径方向へ移動するように設計されている。光ピックアップ13は駆動受け部17を介して、駆動モータ20により回動される送りネジ21と接続されている。よって、光ピックアップ13を駆動モータ20の回転方向に応じてディスク半径方向での所望位置に移動させることができる。
メカシャーシ10の周部には、複数の凹部30(この例では4個の凹部30−A〜30−D)が形成されている。この凹部30はメカシャーシ10をクランプ(挟持)してスピンドルモータ11の組付けを行う際に精度よい作業が行えるように形成されている。具体的には、凹部30はスピンドルモータ11を光ピックアップ13に対して位置決めしながらメカシャーシ10に組付けるときに挟持受け部として機能する。後述するように各凹部30の底面は所定の平面度で形成されている。このように凹部30を設けるとメカシャーシ10に発生している撓みの影響をキャンセルしながらディスクDを挟持できるので、ディスクDと平行な面内でスピンドルモータ11と光ピックアップ13との相対位置を正確に設定できる。
ここでメカシャーシ10に挟持受け部としての凹部30を設けたことによる技術的な効果の理解を容易とするため、凹部を設けていないメカシャーシ101に対してスピンドルモータ11と光ピックアップ13との位置決めをして組付けを行う場合の一般的な手法を説明する。図2は凹部30を設けていないメカシャーシ101をクランプしてスピンドルモータ102を組付ける様子を示した図である。
メカシャーシ101への組付けにはクランプ装置150が使用される。クランプ装置150はメカシャーシ101がセットされる支持部151と、メカシャーシ101を上から押える押下部152とを備えている。光ピックアップやガイドシャフト108が搭載された状態のメカシャーシ101が反転姿勢で支持部151にセットされる。支持部151が押下げられることによりメカシャーシ101が挟持された状態となる。このようにメカシャーシ101を固定した状態でメカシャーシ101へのスピンドルモータ102の組付けが行われる。
このときにスピンドルモータ102の中心線MLとガイドシャフト108の位置出しを行って、スピンドルモータ102がメカシャーシ101に固定される。具体的には、スピンドルモータ102の中心線MLがガイドシャフト108の接線GLから距離Xの所に来るように位置決めしながら、ネジ155でスピンドルモータ102をメカシャーシ101に固定する。ガイドシャフト108から光ピックアップの対物レンズの中心までの距離は一定である。よって、ガイドシャフト108とスピンドルモータ102との相対位置を距離Xで正確に規定しておくと、スピンドルモータ102と光ピックアップとの距離を間接的に管理できることになる。
ところが上記のような手法では、スピンドルモータ102を固定した後にメカシャーシ101をクランプ装置150から外すと位置ずれの問題が発生する場合がある。この様子を図3で示している。図3は、クランプ装置150でメカシャーシ101をクランプした時とクランプを外した時での変化を示している図である。メカシャーシ101は、クランプ装置150によりクランプされているときには挟まれた状態となるので撓みが矯正されているが、クランプを外したときには撓みが顕在化(復元)する。メカシャーシ101が撓んだときの変形は視覚的にとらえることが困難であるが、円内のクランプ部分を拡大して示すようにディスク面と平行な面内でΔLのずれ量、垂直な方向でΔYのずれ量が発生する。
すなわち、クランプ装置150でメカシャーシ101を挟持しながらモータの組み付けを行うと、クランプした部分でメカシャーシ101の撓みが平坦化される。この平坦化された状態でガイドシャフト108とスピンドルモータ102との位置合わせが行なわれ、スピンドルモータ102が固定されることになる。ところが、クランプ装置150からメカシャーシ101を取り出すと、メカシャーシ101の撓みが元に戻るので上記のように位置合わせを行っても位置にずれが発生しまうのである。
ここで指摘した位置ずれは、本実施例のメカシャーシ10に形成した複数の凹部30によって解消されている。図1を再度参照して説明する。上記と同様のクランプ装置150でメカシャーシ10をクランプするときに複数の凹部30がクランプ部材により挟持される。このような凹部30は、完成したメカシャーシ10にハーフパンチ加工を施して形成してもよい。また、凹部30はメカシャーシ10の作製工程で作り込んでもよい。金型に凹部形成用の変更を加えておくことで、板金のプレス加工時に凹部を備えたメカシャーシ10を簡易に作製できる。
図4は、クランプ装置150でメカシャーシ10をクランプするときの様子を模式的に示した図である。なお、この図4は図1のA−A矢視での断面を模式的に示しており、クランプ装置150についてはメカシャーシ10をクランプする支持部151及び押下部152の部分、メカシャーシ10については搭載される光ピックアップ等の部品の図示を省略している。
図4で示すようにメカシャーシ10では挟持受け部として形成した凹部30(図では凹部30−B、30−C)が、クランプ装置によってクランプされる。このように凹部30を形成してクランプすると、クランプ状態と非クランプ状態とでメカシャーシ10の撓み状態に変化を及ぼさない。前述した一般的手法ではクランプ時に撓みを矯正する作用が働いていたが、凹部30を設けることでこのような作用が抑制される。すなわち、本メカシャーシ10を用いて組付けを行うと作業完了後に撓みに起因した位置ずれを抑制できる。よって、メカシャーシ10では光ディスク装置に実装するのと同じ状態を形成して、光ピックアップの中心とスピンドルモータの軸とを正確に位置決めできる。
なお、図1ではメカシャーシ10の周部4箇所に凹部30−A〜30−Dを配置する例を示しているが、凹部を配置する箇所は適宜に設定すればよい。また、凹部30を配置する個数には特に限定はないが少なくとも3個配置することが好ましい。また、凹部30の深さは、配置された箇所での垂直方向での撓み量(ディスク面と垂直な方向でのずれ量)に応じて変更して、光ピックアップにセットするディスク面とメカシャーシ10とが平行となるように調整する。このように凹部の深さを調整することによって、ディスクDの面と光ピックアップ13とを平行にすることができる。
メカシャーシ10は同じ金型でプレス加工されるので、発生する撓みも同様になる。そこで、1つのメカシャーシについて撓み状態から各凹部の深さを特定しておけば、他のメカシャーシにも同様に適用できる。よって、所望深さの凹部30を備えたメカシャーシ10を簡単に作製できる。前述したようにメカシャーシ10をプレス加工で作製した後にハーフパンチ加工を施して凹部を形成してもよいし、予め金型に変更を加えて凹部を備えたメカシャーシ10を作製するようにしてもよい。金型を変更してメカシャーシ10を作製する場合には、従来と同じ工数で凹部を備えたメカシャーシを簡単に製造できる。
なお、上記のように形成する凹部の底面(クランプされる面)の平面度は高精度に規定しておくことが望ましい。クランプ装置のクランプ部は所定の平面度を有しているので、このクランプ部に平面度の精度が高い底面を設けて当接させることでメカシャーシ10とディスクDとの平行度を正確に設定できる。より具体的には各凹部の深さを適正に設定する共に、凹部底面の平面度を高精度で規定することでメカシャーシ10とディスクDとの平行度を正確に設定できる。
以上で説明した光ディスク装置1は、メカシャーシ10の複数箇所に所定の平面度の底面を有する挟持受け部(凹部30)を形成する受け部形成工程、凹部30を上下からクランプしてメカシャーシ10を挟持するクランプ工程、スピンドルモータ11と光ピックアップ13との相対位置を調整して固定する位置合わせ工程を経て製造することができる。このように製造された光ディスク装置1は、特にディスクと平行な面内でスピンドルモータ11と光ピックアップ13との位置ずれも抑制できるのでディスクDに対して記録・再生を確実に行える。
なお、予め上記凹部30が形成されているメカシャーシ10を準備した場合には、凹部30を上下からクランプしてメカシャーシ10を挟持するクランプ工程、スピンドルモータ11と光ピックアップ13との相対位置を調整して固定する位置合わせ工程を経て光ディスク装置1を製造することができる。前記位置合わせ工程では前記ディスクDと平行な面内において光ピックアップ13の読取中心(対物レンズ14の中心)の移動軌跡線と前記モータの軸中心とが一致するように位置決めすると共に、光ピックアップ13から発する光がディスクDの面に直角に入射するように前記モータ11及び前記光ピックアップ13を組付ける。
上記メカシャーシ10は予め設定した凹部30をクランプ装置でクランプするので、凹部30を調整することでスピンドルモータ11と光ピックアップ13との位置を精度良く管理できる。よって、メカシャーシ10全体の撓みについて管理する必要がなくなるので設計管理上の負荷が軽減される。また、凹部30を基準にスピンドルモータ11や光ピックアップ13の位置を定めることができるので寸法出し等の設計が容易になる。さらに、上記クランプ工程では全ての作業者が凹部30をクランプすることになるので、組付作業が統一化されて効率の良い組立てを行えるようになる。そして、メカシャーシ10は従来のメカシャーシのように樹脂部材等を付加しない板金等の単一部材で作製されるシンプルな構造であるので、製造が簡単であると共にリサイクル性も備える。
なお、上記実施例で示した凹部30は挟持受け部の一形態を例示したものである。メカシャーシ10に形成する挟持受け部は、クランプ部材によって挟持したときメカシャーシ10がクランプ面と平行となる平面度を備えた領域として形成されていればよい。例えば、先に示した図4では視覚的に確認し易くなるように凹部30の形状を誇張して示している。この図4では、上から設けた凹部30が反対側(下面側)に大きく突出しているが、このように凹部を反対側に突出させる構造は必須ではない。メカシャーシ10をクランプする支持部151及び押下部152と接触する面が高い平面度で形成されていればよい。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
実施形態に係る光ディスク装置を示した図である。 凹部を設けていないメカシャーシをクランプしてスピンドルモータを組付ける様子を示した図である。 クランプ装置でメカシャーシをクランプした時とクランプを外した時での変化を示している図である。 クランプ装置でメカシャーシをクランプするときの様子を模式的に示した図である。 モータの軸中心と光ピックアップの対物レンズ中心との位置ずれを説明するために示した図である。
符号の説明
1 光ディスク装置
10 メカシャーシ
11 スピンドルモータ
12 ターンテーブル
13 光ピックアップ
14 対物レンズ
15、16 ガイドシャフト
30 凹部(挟持受け部)
150 クランプ装置
D ディスク

Claims (5)

  1. ディスクが装着されるターンテーブルを駆動するモータ及び前記ディスクの半径方向へ移動されて該ディスクへの記録または再生を行う光ピックアップを、所定の平面度で形成した挟持受け部が複数箇所に予め設けられているメカシャーシに組付ける工程を含む光ディスク装置の製造方法であって、
    前記挟持受け部のそれぞれの上下からクランプ部材を接近させてメカシャーシを挟持するクランプ工程と、
    前記モータと前記光ピックアップとの相対位置を調整して固定する位置合わせ工程とを含むことを特徴とする光ディスク装置の製造方法。
  2. 前記位置合わせ工程では、前記ディスクと平行な面内において前記光ピックアップの読取中心の移動軌跡線と前記モータの軸中心とが一致するように位置決めすると共に、前記光ピックアップから発した光が前記ディスク面に直角に入射するように前記モータ及び前記光ピックアップを組付けることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置の製造方法。
  3. ディスクが装着されるターンテーブルを駆動するモータと、前記ディスクの半径方向へ移動されて該ディスクへの記録または再生を行う光ピックアップとがメカシャーシに載置される光ディスク装置であって、
    前記メカシャーシが複数箇所にクランプ部材の挟持を受ける挟持受け部を有し、該挟持受け部が所定の平面度で形成されていることを特徴とする光ディスク装置。
  4. 前記挟持受け部が前記メカシャーシに形成した凹部であって、該凹部の底面が所定の平面度で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。
  5. 前記挟持受け部が前記メカシャーシに形成した凹部であって、該凹部は前記クランプ部材により挟持したときに前記ターンテーブルにセットされる前記ディスクの面と前記メカシャーシとが平行となるように、それぞれの深さが設定されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の光ディスク装置。
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