JP3852151B2 - 電子機器のフレキシブル配線体固定構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレキシブルフラットケーブル(FFC)やフレキシブルプリント基板(FPC)等のフレキシブル配線体を用いて電子部品と電源側部品とを電気的に接続するCD−ROMドライブ装置その他の電子機器に関し、特に、フレキシブル配線体の折曲部をベース部材に固定するための電子機器のフレキシブル配線体固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、この種の電子機器のフレキシブル配線体固定構造としては、例えば、図14〜図23に示すようなものが知られている。図14は、一般的な構成を有するCD−ROMドライブ装置1を示す平面図であり、図15〜図20は従来のフレキシブル配線体固定構造の第1の例を示し、図21〜図23は従来のフレキシブル配線体固定構造の第2の例を示している。
【0003】
このCD−ROMドライブ装置1はシャーシ2を備えており、このシャーシ2の上面に設けた凹陥部3内には、スピンドル軸を上に向けた状態でスピンドルモータが取り付けられている。このスピンドルモータのスピンドル軸の上端部にはターンテーブル4が取り付けられており、このターンテーブル4にはCD−ROM(コンパクトディスク−リードオンリメモリ)が情報記録ディスクDとしてチャッキングされて再生動作に供される。更に、シャーシ2の凹陥部3内には、互いに平行をなす2本のガイド軸5a,5bによって両端をガイドされた光学ピックアップ装置6がターンテーブル4に対して接近・離反可能に配設されている。
【0004】
この光学ピックアップ装置6は、モータと複数枚のギアとラック部材とを有する送り機構7によって凹陥部3内をスライド移動され、その移動時、情報記録ディスクDの情報記録面に対物レンズを臨ませたヘッド部6aによって情報信号の読み取りが行われる。このヘッド部6aで読み込まれた情報信号は光学ピックアップ装置6で電気信号に変換され、この光学ピックアップ装置6に一端が接続されたフレキシブルフラットケーブル(以下「FFケ−ブル」という。)8からドライブ装置外に取り出される。同図において9aは、送り機構7のモータ側と電源側とを接続するFFケ−ブルであり、9bは、ディスク回転機構のスピンドルモータ側と電源側とを接続するFFケ−ブルである。
【0005】
このFFケ−ブル8は、長手方向の中途部にて90°に折り曲げられており、従来のフレキシブル配線体固定構造の第1例の場合には、図15〜図20に示すような状態で折曲部8aがシャーシ2の裏面に固定されている。このシャーシ2の裏面には、FFケ−ブル8を固定するためのケーブル固定部10が設けられている。このケーブル固定部10は、四角形に膨出されたテーブル状の台座11と、この台座11に設けられた左右一対の固定爪12,13とを有している。
【0006】
一対の固定爪12,13のうち、FFケ−ブル8の折曲部8aの内側に配置される内固定爪12の基部には、2つのスリットを直角に交わらせることによって形成され且つ空間側に270°の角度を開いて隣合う2つの支持面12a,12bが設けられている。また、FFケ−ブル8の折曲部8aの外側に配置される外固定爪13の基部には、2つのスリットを角度135°で交わらせることによって形成され且つ空間側に135°の角度を開いて隣合う2つの支持面13a,13bが設けられている。
【0007】
かくして、FFケ−ブル8の90°に折り曲げられた折曲部8aは、折り曲げによって重なった側を表側にした状態で一対の固定爪12,13間に装着されている。このとき、FFケ−ブル8の折曲部8aは、その内側の2辺が内固定爪12に当接され、その外側の2辺が外固定爪13に当接されている。
【0008】
即ち、FFケ−ブル8の折曲部8aの一端側8bでは、内側の辺が内固定爪12の支持面12aに接触し、外側の辺は外固定爪13の支持面13aに接触している。そして、FFケ−ブル8の他端側8cでは、折曲部8aにより位置が逆転されて内側に変化した辺が内固定爪12の支持面12bに接触し、外側の辺は外固定爪13の支持面13bに接触している。従って、FFケ−ブル8は、2つの固定爪12,13の4つの支持面12a,12b,13a,13bによって4面支持されている。
【0009】
また、従来のフレキシブル配線体固定構造の第2例の場合には、図21〜図23に示すような状態でシャーシ2の裏面に固定されている。このシャーシ2の裏面に設けられたケーブル固定部15には、上記2つの固定爪12,13に加えて第3の補助固定爪16が設けられている。この補助固定爪16は、スリットを左右方向へ通過させることによって設けられた1つの支持面16aを有し、この支持面16aによってFFケ−ブル8の他端側8cの外側の辺が支持されている。
【0010】
かくして、この第2例のフレキシブル配線体固定構造の場合には、FFケ−ブル8の内外固定爪12,13に対する上述した支持状態に加えて、FFケ−ブル8の折り曲げによって外側に移動した辺が補助固定爪16の支持面16aに接触している。従って、この場合のFFケ−ブル8は、3つの固定爪12,13,16の5つの支持面12a,12b,13a,13b,16aによって5面支持されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の電子機器のフレキシブル配線体固定構造においては、4面支持された前者の場合には、FFケ−ブル8の折曲部8aの内側及び外側のそれぞれ2辺を、左右に配置された一対の固定爪12,13のそれぞれ2つの支持面12a,12b及び13a,13bの合計4辺で支持して固定する構造となっていた。そのため、内固定爪12の支持面12a,12bの頂点を支点としてFFケ−ブル8にぐらつきが生じ易く、固定側としてのシャーシ2に対する折曲部8aの位置精度が不安定なものになっているという課題があった。
【0012】
このような位置精度の不安定性を改善するためになされた5面支持による後者の場合には、内固定爪12に対向させるように3つ目の補助固定爪16を設ける構造となっていたため、補助固定爪16を設けるためのスペースが必要となり、シャーシ2が大きくなって装置の大型化を招くという課題があった。更に、内外固定爪12,13にFFケ−ブル8の折曲部8aを装着した後、3つ目の固定爪16にFFケ−ブル8の他端側8cを引っ掛けて固定する必要があることから、組立作業が難しくて作業時間が長くなるという課題もあった。
【0013】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、フレキシブル配線体を固定する2つの固定爪の一方で折曲部の表側に重なった部分を引っ掛けて固定できるようにすることにより、フレキシブル配線体の固定位置の精度が高く、折曲部をベース部材側に確実に固定することができる電子機器のフレキシブル配線体固定構造を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述したような課題等を解決し、上記目的を達成するために、電子部品と電源側部品とを電気的に接続するフレキシブル配線体を長手方向の中途部で折り曲げて折曲部を形成し、この折曲部の内側及び外側に配設される一対の固定爪をベース部材に設け、一対の固定爪で両側から折曲部を保持してフレキシブル配線体をベース部材に固定するようにした電子機器のフレキシブル配線体固定構造において、一対の固定爪のうち折曲部の外側に配置される固定爪に、フレキシブル配線体の折曲部の表側に重なった部分を収容する凹部を設けたことを特徴としている。
【0015】
本発明は、上述のように構成したことにより、フレキシブル配線体の折曲部をベース部材に精度良く確実に固定できると共に、固定側であるベース部材の小型化を図ることができ、更に、組立作業が簡単であって作業に長時間を要することもない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1〜図13は本発明の一実施例を示すもので、図1〜図10は本発明の電子機器のフレキシブル配線体固定構造を示す斜視図、底面図、正面図、平面図、側面図及びそれぞれ断面図、図11〜図13は本発明の電子機器のフレキシブル配線体固定構造が用いられたCD−ROMドライブ装置を示す斜視図、底面図及び正面図である。尚、これらの図において、図14〜図23で示した従来例と同一部分には同一符号を付して説明する。
【0017】
本実施例のフレキシブル配線体固定構造は、電子機器の一具体例を示すCD−ROMドライブ装置1に適用したものである。このCD−ROMドライブ装置1は、情報記録ディスクとして読出し専用のCD−ROMが用いられるもので、図11〜図13に示すように、ベース部材の一具体例を示すシャーシ2と、このシャーシ2に搭載されるスピンドルモータ21と光学ピックアップ装置6等を備えている。
【0018】
シャーシ2は、合成樹脂材によって形成された板状のフレーム部材からなり、このシャーシ2の四隅には、図示しないマウントインシュレータが装着されるインシュレータ取付部20が設けられている。このインシュレータ取付部20に装着されるマウントインシュレータを介してシャーシ2が、ディスク再生装置等のメインシャーシに弾性的に支持される。このシャーシ2には、一部を下方へ膨出させることによって上面に開口させた凹陥部3が設けられている。この凹陥部3内にはスピンドルモータ21が収容され、スピンドル軸を上方へ向けた状態でシャーシ2に複数本の固定ねじによって締付固定されている。
【0019】
このスピンドルモータ21のスピンドル軸にはターンテーブル4が取り付けられており、このターンテーブル4に情報記録ディスクが装着される。このターンテーブル4の上方には、図示しないチャッキングプレートが配設され、このチャッキングプレートで情報記録ディスクをターンテーブル4側に押圧することにより、情報記録ディスクがターンテーブル4にチャッキングされて一体的に回転駆動される。
【0020】
更に、シャーシ2の凹陥部3内には、光学ピックアップ装置6がターンテーブル4に対して接近・離反可能に配設されている。この光学ピックアップ装置6は、情報記録ディスクの情報記録面に対面して情報信号を読み取るヘッド部としてのピックアップ部6aと、このピックアップ部6aを搭載してシャーシ2にスライド移動可能に支持されたスライド本体6b等を備えている。この光学ピックアップ装置6のスライド本体6bには、半導体レーザ、対物レンズその他のレンズ、光検出器等が取り付けられている。
【0021】
この光学ピックアップ装置6は電子部品の一具体例を示すもので、その端子が電気接続されたプリント基板にはFF(フレキシブルフラット)ケーブル8の一端が接続されている。このFFケーブル8は、フレキシブル配線体の一具体例を示すもので、この他にもフレキシブルプリント基板(FPC)、その他の帯状或いはリボン状の配線ケーブルを用いることができる。
【0022】
この光学ピックアップ装置6に関連してシャーシ2には、情報記録ディスクの半径方向にスライド本体6bをスライド移動させるためのラックピニオン式の送り機構30が設けられている。この送り機構30は、シャーシ2に固定される駆動源としての送りモータ31と、互いに平行に設けられ且つスライド本体6bを摺動可能に支持する2本のガイド軸32a,32bと、スライド本体6bに一体的に設けられたラック部材33と、送りモータ31の回転力をラック部材33に伝達して光学ピックアップ装置6を移動させる送りギア列34等を備えている。
【0023】
送り機構30の2本のガイド軸32a,32bは、凹陥部3の幅方向両側において長手方向に延在させて設けられており、これらのガイド軸32a,32bには、スライド本体6bの両端に設けられた軸受部35が摺動可能に係合されている。ラック部材33は、それらの歯がガイド軸32aと平行に延びるように設けられていて、シャーシ2に回転自在に支持された駆動ギア34aが噛合されている。この駆動ギア34aには、同じくシャーシ2に回転自在に支持された中間ギア34bの小歯車が噛合されており、この小歯車と一体の大歯車には、送りモータ31の回転軸に取り付けられた出力ギアが噛合されている。この出力ギアと中間ギア34bの大小歯車と駆動ギア34aとによって送りギア列34が構成されている。
【0024】
かくして、送りモータ31を駆動してその回転力を送りギア列34からラック部材33に伝達することにより、送りモータ31の回転方向に応じてスライド本体6bが、ターンテーブル4に対して接近し、又は離反するように移動する。これにより、ターンテーブル4にチャッキングされて回転駆動される情報記録ディスクの半径方向に光学ピックアップ装置6がスライド移動して、スライド本体6bに搭載されたピックアップ部6aによる情報信号の読取りが行われる。
【0025】
この送り機構30の送りモータ31の端子が電気接続されたプリント基板には、FFケーブル9aの一端が接続されている。また、スピンドルモータ21の端子が電気接続されたプリント基板には、FFケーブル9bの一端が接続されている。そして、これらFFケーブル9a,9bの他端側はシャーシ2の底面側に引き回され、その底面に設けられた穴から裏面側に引き出されている。
【0026】
また、光学ピックアップ装置6に一端が接続されたFFケーブル8の他端側は、シャーシ2の底面側に引き出されたところで90°に折り曲げられ、この折曲部8aから先端側が他のFFケーブル9a,9bと平行となるように配線されている。そして、このFFケーブル8は、図12及び図1〜図10に示すような状態で折曲部8aをケーブル固定部40に係合支持することにより、シャーシ2の裏面に着脱可能に支持固定されている。
【0027】
このケーブル固定部40は、シャーシ2の裏面に一体に設けられており、四角形に膨出されたテーブル状の台座41と、この台座41に設けられた左右一対の固定爪42,43とを有している。
【0028】
一対の固定爪42,43のうち、FFケ−ブル8の折曲部8aの折り曲げ側である内側に配置される内固定爪42の基部(台座41側)には、2つの固定爪42,43を結ぶ方向(Y方向)とこれに直交する方向(X方向)とに延びるスリット44a,44bが設けられている。これらのスリット44a,44bによって内固定爪42には、空間側に270°の角度を開いて隣合う2つの支持面42a,42bと、これらの支持面42a,42b側に庇のように突出された爪部42cとが設けられている。これらスリット44a,44bの幅は、FFケ−ブル8の折曲部8aの厚みよりも若干広く設定されている。
【0029】
また、FFケ−ブル8の折曲部8aの反折り曲げ側である外側に配置される外固定爪43の基部には、X方向に延びるスリット45aと、このスリット45aが延びる方向に対して角度135°で交差する方向に延びるスリット45bとが設けられている。これらのスリット45a,45bによって外固定爪43には、空間側に135°の角度を開いて隣合う2つの支持面43a,43bと、これらの支持面43a,43b側に庇のように突出された爪部43cとが設けられている。
【0030】
これらスリット45a,45bのうち、一方のスリット45bの幅は、スリット44a,44bの幅と同程度に設定する。これに対して、他方のスリット45aの幅は、一方のスリット45bの幅よりも若干狭く形成し、これにより、2つの支持面43a,43bが交わる線を一方の側縁としてY方向に延びる段部を有する凹部46を形成する。この凹部46には、FFケ−ブル8の折り曲げによって形成された折曲部8aの表側に重なった部分が係合される。この凹部46の段部が、外側に配置される外固定爪43に設けられた5つ目の支持面をなしている。尚、図2等に示す、47及び48は、固定爪42,43を成形するために設けた成形用穴である。
【0031】
このような構成を有するケーブル固定部40にFFケ−ブル8の折曲部8aを組付ける作業は、例えば、次のようにして簡単に行うことができる。まず、図2において破線で示すように、FFケ−ブル8の折曲部8aの外側の辺をX方向と平行にして、折曲部8aの内側の交差部分を内固定爪42の爪部42c内に差し込む。このとき、内固定爪42の爪部42cの隙間は、図3及び図7等に示すように、スリット44a,44bによって形成された比較的細い溝であるが、折曲部8aを斜め方向から挿入することによって簡単に行うことができる。
【0032】
次に、折曲部8aの内側を中心にしてFFケ−ブル8の全体を、図2において反時計方向Tに回動させ、折曲部8aを外固定爪43の爪部43cの下に差し込む。このとき、外固定爪43の爪部43cの隙間は、図6及び図8等に示すように、スリット45aによって形成された極めて細い溝であるが、FFケ−ブル8の回動方向がスリット45aの延在方向と平行であるため、極めて簡単に挿入することができる。
【0033】
そして、FFケ−ブル8の折曲部8aが幅狭のスリット45a内に深く入り込み、このスリット45a内を通過して幅広のスリット45b側に入り込むと、折曲部8aの折り曲げによって重なった部分が凹部46に係合される。その結果、FFケ−ブル8が角度45°を回転変位して、図2において破線で示す状態から二点鎖線で示す状態に変化する。これにより、シャーシ2のケーブル固定部40に対するFFケ−ブル8の折曲部8aの固定作業が完了する。
【0034】
かくして、FFケ−ブル8の90°に折り曲げられた折曲部8aは、折り曲げによって重なった側を表側にした状態で一対の固定爪42,43間に装着され、これら固定爪42,43の5つの支持面42a,42b,43a,43b,46によって固定される。即ち、このFFケ−ブル8は、折曲部8aの内側の2辺が内固定爪42の支持面42a,42bに当接され、外側の2辺は外固定爪43の支持面4a,42bに当接されると共に、凹部46に係合されて段部に当接される。これにより、FFケ−ブル8の折曲部8aを確実に固定することができ、固定位置の変動による位置精度の不安定性をなくすことができる。
【0035】
このような折曲部8aの固定状態において、FFケ−ブル8の一端側8bに、図2においてX方向に向かう外力Fxが作用したものとする。この場合、FFケ−ブル8の一端側8bに外力Fxを作用させて引っ張ると、折曲部8aのY方向に延びる内側の辺が内固定爪42の支持面42bと、外固定爪43の凹部46の面とに引っ掛かり、これらの支持面42b及び凹部46によって一端側8bに作用する外力Fxが受けられる。
【0036】
このように、X方向の外力Fxに対しては、FFケ−ブル8の幅方向両側の辺が左右の固定爪42,43に係合して折曲部8aの移動を阻止するため、両固定爪42,43に対してぐらつくことなく固定される。従って、ケーブル固定部40からの折曲部8aの抜け出しが防止され、位置精度を安定性良く維持することができる。
【0037】
次に、折曲部8aの同様の固定状態において、FFケ−ブル8の他端側8cに、図2においてY方向に向かう外力Fyが作用したものとする。この場合には、FFケ−ブル8の他端側8cに外力Fyを作用させて引っ張ると、折曲部8aのX方向に延びる内側の辺が内固定爪42の支持面42aに引っ掛かると共に、同じく内側の辺が外固定爪43の凹部46の段部に引っ掛かる。そして、これらの支持面42a、特に凹部46の段部によって他端側8cに作用する外力Fyが受けられるため、折曲部8aがぐらつくことなく固定される。従って、このように外力Fyが作用した場合にも、折曲部8aを動かないようにしてケーブル固定部40からの折曲部8aの抜け出しを防止し、位置精度を安定性良く維持することができる。
【0038】
以上説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、上記実施例においては、本発明に係るフレキシブル配線体構造を情報記録ディスクとして再生専用のCD−ROMを用いたCD−ROMドライブ装置の光学ピックアップ装置のフレキシブルフラットケーブルに適用した例について説明したが、送りモータ31用のFFケーブル9aやスピンドルモータ21用のFFケーブル9b等に適用することができることは勿論である。更に、CD−ROMドライブ装置の他にも、CD(コンパクトディスク)プレーヤ装置、LD(レーザディスク)プレーヤ装置、DVD(ディジタルビデオディスク)ドライブ装置等は勿論のこと、一度だけ書けるライトワンス型や何度でも再書込みが可能なリライタブル型の光磁気ディスク等を用いるCD−R(レコーダブル)レコーダ装置、MD(ミニディスク)トライブ装置、MO(光磁気記録)ドライブ装置、HD(ハードディスク)トライブ装置その他各種の電子装置に適用することができる。
【0039】
また、上記実施例においては、FFケーブル8の曲げ角度を90°に設定した例について説明したが、この角度に限定されるものではなく、例えば45°、60°、105°、135°等のように任意の角度に設定できるものである。更に、内外固定爪42,43の形状は、本実施例に示した四角形に限定されるものではなく、円形、六角形、その他各種の形状を適用することができる。そして、内外固定爪42,43の材質についても同様であり、合成樹脂は勿論のこと、板金、セラミックス、その他を適用することができ、製法等についても特に限定されるものではない。
【0040】
更に、外固定爪43に設けられた凹部46の深さは、折曲部8aの折り曲げによって重なった部分を係合して支持固定できるものであればよく、また、スリット44a,44b,45a,45bの幅についても適宜に設定できるものである。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、折曲部の外側に配置される固定爪に、フレキシブル配線体の折曲部の表側に重なった部分を収容する凹部を設ける構造としたため、フレキシブル配線体の折曲部を動かないようにしてベース部材に確実に固定することができ、固定位置の変動による位置精度の不安定性をなくして、固定側に対する位置精度を飛躍的に向上させることができる。
【0042】
しかも、従来のように位置精度の不安定性を改善するための3つ目の固定爪を必要としないために、構造が複雑になるのを防ぐことができると共に、3つ目の固定爪のためのスペースを必要としない分、ベース部材等の固定側の小型化を図ることができる。更に、フレキシブル配線体を2つの固定爪に引っ掛けて固定するだけであるため、その固定作業を極めて簡単に行うことができ、その作業に時間がかかることがないという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器のフレキシブル配線体固定構造の一実施例を示すもので、図12のケーブル固定部を拡大して示す斜視図である。
【図2】図1に示すケーブル固定部の底面図である。
【図3】図1に示すケーブル固定部の正面図である。
【図4】図1に示すケーブル固定部の平面図である。
【図5】図1に示すケーブル固定部の側面図である。
【図6】図2に示すケーブル固定部のA−A線断面図である。
【図7】図2に示すケーブル固定部のB−B線断面図である。
【図8】図2に示すケーブル固定部のC−C線断面図である。
【図9】図2に示すケーブル固定部のD−D線断面図である。
【図10】図2に示すケーブル固定部のE−E線断面図である。
【図11】本発明に係る電子機器のフレキシブル配線体固定構造が用いられたCD−ROMドライブ装置を示す斜視図である。
【図12】図11に示すCD−ROMドライブ装置の底面図である。
【図13】図11に示すCD−ROMドライブ装置の正面図である。
【図14】従来のCD−ROMドライブ装置を示す平面図である。
【図15】従来の電子機器のフレキシブル配線体固定構造の第1例を示す斜視図である。
【図16】図15に示すケーブル固定部の底面図である。
【図17】図15に示すケーブル固定部の正面図である。
【図18】図16に示すケーブル固定部のA−A線断面図である。
【図19】図16に示すケーブル固定部のB−B線断面図である。
【図20】図16に示すケーブル固定部のC−C線断面図である。
【図21】従来の電子機器のフレキシブル配線体固定構造の第2例を示す底面図である。
【図22】図21に示すケーブル固定部の正面図である。
【図23】図21に示すケーブル固定部のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 CD−ROMドライブ装置(電子機器)、 2 シャーシ(ベース部材)、 6 光学ピックアップ装置(電子部品)、 8 フレキシブルフラットケーブル(フレキシブル配線体)、 8a 折曲部、 8b 一端側、 8c 他端側、 40 ケーブル固定部、 41 台座、 42 内固定爪(固定爪)、 43 外固定爪(固定爪)、 42a,42b,43a,43b 支持面、 42c,43c 爪部、 44a,44b,45a,45b スリット、 46 凹部
Claims (3)
- 電子部品と電源側部品とを電気的に接続するフレキシブル配線体を長手方向の中途部で折り曲げて折曲部を形成し、上記折曲部の内側及び外側に配設される一対の固定爪をベース部材に設け、上記一対の固定爪で両側から折曲部を保持してフレキシブル配線体をベース部材に固定するようにした電子機器のフレキシブル配線体固定構造において、
上記一対の固定爪のうち上記折曲部の外側に配置される固定爪に、上記フレキシブル配線体の折曲部の表側に重なった部分を収容する凹部を設けたことを特徴とする電子機器のフレキシブル配線体固定構造。 - 請求項1記載の電子機器のフレキシブル配線体固定構造において、
上記一対の固定爪のうち内側に配置される内固定爪は、上記フレキシブル配線体の折曲部の内側縁に沿った2つの支持面を有し、外側に配置される外固定爪は、上記フレキシブル配線体の折曲部の外側縁に沿った2つの支持面を有し、上記外固定爪の2つの支持面の頂点を境にフレキシブル配線体の重なった側に上記凹部を設けたことを特徴とする電子機器のフレキシブル配線体固定構造。 - 請求項1記載の電子機器のフレキシブル配線体固定構造において、
上記フレキシブル配線体は、フレキシブルフラットケーブル又はフレキシブルプリント基板であることを特徴とする電子機器のフレキシブル配線体固定構造。
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| JP05360797A JP3852151B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 電子機器のフレキシブル配線体固定構造 |
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| JP05360797A JP3852151B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 電子機器のフレキシブル配線体固定構造 |
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