JP2010287292A - 光ピックアップおよび光ディスクドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学モジュールを安定して高い位置精度で光学基台に保持し、光ディスクの記録再生の信頼性が高い光ピックアップおよび光ディスクドライブ装置を提供する。
【解決手段】受光素子21または発光素子と、受光素子21または発光素子に電気的に接続されるフレキシブルプリント基板23と、受光素子21または発光素子を保持する光学素子ホルダー22と、光学素子ホルダー22を保持する光学基台11とを備え、受光素子21の受光面側または発光素子の発光面側の部位で光学素子ホルダー22を保持するように光学基台11に設けられた第1の保持手段11bと、受光面側または発光面側以外の部位で光学素子ホルダー22を保持するように光学基台11に設けられた第2の保持手段11dとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスクなどの光学式情報記録媒体に情報信号を記録もしくは再生するための光ピックアップ、および光ピックアップを用いた光ディスクドライブ装置に関する。
ディスク回転駆動装置により回転される光ディスクの信号面に光を入射して、この光ディスクに記録されている情報信号の読み取り手段、または光ディスクへの情報の書き込み手段として、光ピックアップが用いられている。
光ピックアップは、対物レンズの駆動用アクチュエーターと、この駆動用アクチュエーターを収容する光学基台とを備えている。駆動用アクチュエーターは、半導体レーザーなどの発光素子から出射されるレーザー光を光ディスクの信号面に集光させる対物レンズを磁気的な駆動力によりフォーカス方向およびトラッキング方向の2軸方向に変位させる機能を有し、レーザー光を光ディスクの信号面に集光して記録トラックに沿って正確に当てることができる。光学基台は、対物レンズやその駆動用アクチュエーターなどの光学部品や制御部品を収納するとともに送り方向に沿って直線的に移動できるようになっている。
半導体レーザーから出射されたレーザー光を適切なパワーで光ディスクの信号面に精度良く照射するために、フォトダイオードなどの受光素子が用いられる。フォトダイオードは、ビームスプリッターで分光されたレーザー光を検出して電流値に変換することで、レーザー光の制御を行う。
フォトダイオードなどの受光素子または半導体レーザーなどの発光素子はフレキシブルプリント基板により光学基台の他の制御部品と電気的に接続されている。受光素子または発光素子と、これに電気的に接続されるフレキシブルプリント基板と、受光素子または発光素子を保持する受光素子ホルダーとからなるユニットを以下光学モジュールと称する。
光学モジュールは光ディスクに照射するレーザー光の位置やパワーの制御にかかわるものであるから、光学モジュールの光学基台への取り付け位置精度は、光ピックアップの性能に重要な影響を与える。これまで光学モジュールの取り付け位置精度を安定して確保する方法が種々検討され開示されている。
特許文献1には、受光素子を実装した回路基板などの光学素子をやや浮かせた状態で光学基台に対して接着固定する方法が開示されている。すなわち、光学素子を光学基台から隙間をあけて高い位置精度をもって接着する機能を、チクソ性の高い富フィラー型接着剤に担わせる一方、接着力が弱く、かつ、浮きが発生しやすいという富フィラー型接着材の欠点を、粘度の低い貧フィラー型接着剤で補う光ヘッド装置の製造方法が開示されている。
また、特許文献2には、光学基台と光検出器との接着固定部分において、フレームの側面に接着剤を溜める接着剤保持用凹部が形成された光ヘッド装置が開示されている。この光ヘッド装置では、接着剤保持用凹部の内部に未硬化の光硬化性の接着剤を所定量だけ塗布すると、接着剤は形が揃った状態になるので、光検出器を正確な位置に固定することができる例が開示されている。
また、特許文献3には、光学モジュールは光軸を挟む少なくとも2箇所に光学基台との接着面を有し、光学基台の接着面に対向する位置に光学モジュールとの接着面を有している例が開示されている。すなわち、光学モジュールおよび光学基台の各々の接着面がそれぞれ溝部を有することで、接着面積を大きくし、フレキシブル基板による応力が常に加えられた状態でも、充分な接着強度を得ることができるものである。
特開2004−10758号公報 特開2001−291272号公報 特開2006−65943号公報
一般に、光ピックアップは、薄型化、小型化により、限られたスペースに収められて使用されている。このため、光学素子との信号の伝達には、自在に折り曲げて使用できるフレキシブルプリント基板が多く用いられるが、フレキシブルプリント基板を折り曲げるとその弾性による反発力が生じる。フレキシブルプリント基板を光学素子に接続する際には一旦その反発力が最小になるように調整するが、その後の光軸調整のため、このように接続された光学モジュールを当初の位置から変位させる必要があり、これによりフレキシブルプリント基板がさらに変形して光学モジュールに大きな応力が発生する。光学モジュールはこの残留応力を残したまま固定されるが、この残留応力により光学モジュールが充分な接着強度を得られず、温度変化や経時変化により位置ずれを起こしやすいという課題がある。
特許文献1に記載の技術は、富フィラー型接着剤の周囲を貧フィラー型接着剤で補強接着することにより、接着力が弱く、かつ、浮きが発生しやすいという富フィラー型接着剤の欠点を補うものである。しかし、光学素子とフレームとの接着面の多くを接着力の低い富フィラー型接着剤が占有するため、上述したようなフレキシブルプリント基板による応力が常に加えられた状態では、充分な接着強度を得ることができない。この結果、温度変化などにより、光学素子に位置ずれが発生し、性能が劣化するといった課題を有している。また、富フィラー型接着剤の硬化後に貧フィラー型接着剤を塗布する必要があるため、作業性が悪いといった課題も有している。
また、特許文献2に記載の技術は、光検出器の接着剤との接着面が平坦であるため、特許文献1に記載の技術と同様に、フレキシブルプリント基板による応力が常に加えられた状態では、充分な接着強度を得ることができない。この結果、光検出器に位置ずれが発生し、性能が劣化するといった課題を有している。
また、特許文献3に記載の技術は、光検出器の接着剤との接着面に溝があるため、接着面積を大きくすることで充分な接着強度を確保しているが、光軸方向でのみ光検出器と光学基台の接着を行っているため、フレキシブルプリント基板が片持ち構造となる。そのため、フレキシブルプリント基板による応力が常に加えられた状態では、非接着側に変位が生じ、この結果、性能が劣化するといった課題を有している。
本発明は上記課題を解決して、フレキシブルプリント基板による応力を低減して光学モジュールを安定して高い位置精度で保持し、光ディスクの記録再生の信頼性が高い光ピックアップおよび光ディスクドライブ装置を提供することを目的とする。
上述したような目的を達成するために、本発明の光ピックアップは、受光素子または発光素子と、受光素子または発光素子に電気的に接続されるフレキシブルプリント基板と、受光素子または発光素子を保持する光学素子ホルダーと、光学素子ホルダーを保持する光学基台とを備え、受光素子の受光面側または発光素子の発光面側で光学素子ホルダーを保持するように光学基台に設けられた第1の保持手段と、受光面側以外または発光面側以外で光学素子ホルダーを保持するように光学基台に設けられた第2の保持手段とを有している。
このような構成によれば、光学素子ホルダーを光学基台に2面で保持するので、光学モジュールを安定して高い位置精度で光学基台に保持することができ、光ディスクの記録再生の信頼性が高い光ピックアップを実現することができる。
さらに、第1の保持手段は、光学素子ホルダーの受光面側または発光面側に設けられた第1の突起部を挿入保持する第1のガイド穴部を有し、第2の保持手段は、光学素子ホルダーの受光面側以外または発光面側以外に設けられた第2の突起部を挿入保持する第2のガイド穴部を有する構成であってもよい。
このような構成によれば、光学素子ホルダーの突起を光学基台の穴部に挿入して保持することで確実に固定することができる。
さらに、第1のガイド穴部および第2のガイド穴部が切り欠き部であり、第1のガイド穴部の切り欠き部の開口方向と第2のガイド穴部の切り欠き部の開口方向とが、光学基台において異なっている構成であってもよい。
このような構成によれば、光学素子ホルダーの光学基台への取り付けが容易になるとともに、光学素子ホルダーに働く回転モーメントを受け止めて保持することができるので、より確実に固定することができる。
さらに、光学素子ホルダーに設けられた第1の突起部と第2の突起部との軸心が直交して設けられた構成であってもよい。
このような構成によれば、光軸方向と光軸方向と直交する方向の2軸を接着固定するため、フレキシブルプリント基板の応力による位置ずれや温度変化による位置ずれを低減することができる。
さらに、第1のガイド穴部に保持された第1の突起部および第2のガイド穴部に保持された第2の突起部を保持する第2のガイド穴部が紫外線硬化型接着剤により固定される構成であってもよい。
このような構成によれば、より確実に容易に光学素子ホルダーを光学基台へ固定することができる。またフレキシブルプリント基板による応力に対しても充分な接着強度を確保することができ、温度変動による変形も大幅に低減できる。
また、本発明の光ディスクドライブ装置は、受光素子または発光素子と、受光素子または発光素子に電気的に接続されるフレキシブルプリント基板と、受光素子または発光素子を保持する光学素子ホルダーと、光学素子ホルダーを保持する光学基台とを備え、受光素子の受光面側または発光素子の発光面側で光学素子ホルダーを保持するように光学基台に設けられた第1の保持手段と、受光面側以外または発光面側以外で光学素子ホルダーを保持するように光学基台に設けられた第2の保持手段とを有する光ピックアップを備えている。
このような構成によれば、光ディスクの記録再生が高精度に安定してできる信頼性の高い光ディスクドライブ装置を実現できる。
本発明の光ピックアップおよび本発明の光ディスクドライブ装置によれば、光学素子ホルダーを光学基台に2面で保持するので、光学モジュールを安定して高い位置精度で光学基台に保持することができ、光ディスクの記録再生の信頼性が高い光ピックアップおよび光ディスクドライブ装置を実現することができる。
本発明の実施の形態1における光ディスクドライブ装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1における光ピックアップの光学モジュールの斜視図である。 図2におけるA−A断面図である。 図2におけるB−B断面図である。 本発明の実施の形態2における光ピックアップの光学モジュールの側面図である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における光ピックアップ10を用いた光学式情報記録再生装置としての光ディスクドライブ装置30を示す斜視図である。図1において、光ディスクドライブ装置30は、トラバースベース31と、トラバースベース31上に設置された駆動台32と、駆動台32に固定された2本のシャフト33a、33bと、2本のシャフト33a、33bに貫通され軸方向に移動可能に構成された光ピックアップ10と、トラバースベース31に設置されたスピンドルモーター34と、スピンドルモーター34により回転するモーターシャフト35とを備えている。モーターシャフト35の端部はカートリッジ36に内蔵された光ディスク37の中心部に連結されていて、スピンドルモーター34の回転により光ディスク37が回転する構成となっている。光ディスク37はカートリッジ36により保護されているが、カートリッジ36には開口部36aが形成されていて、開口部36aでは光ディスク37が外部に露呈されている。
光ピックアップ10は、光学基台11と、光学基台11に支持された半導体レーザー素子(図示せず)を内包する光学パッケージ13と、半導体レーザー素子からの出射レーザー光19aと光ディスク37からの反射レーザー光19bとを分離するビームスプリッター14と、出射レーザー光19aを平行光にするコリメーターレンズ15と、コリメーターレンズ15を通り立上げミラー16により上方に折り曲げられたレーザー光を光ディスク37の情報記録面に焦点を合わせるための対物レンズ17と、対物レンズ17を光ディスク37に対してフォーカス方向またはトラッキング方向に駆動させるアクチュエーター18と、光ディスク37で反射され立上げミラー16、コリメーターレンズ15を経由してビームスプリッター14で分離された反射レーザー光19cを検出するよう光学基台11に実装された光学モジュール20とを備えている。
駆動台32に固定された2本のシャフト33a、33bのうちの1つのシャフト33aは、光ピックアップ10のベースとなる光学基台11を軸方向に案内するものである。また、もう1つのシャフト33bは、支持台のモーター38により、その軸を中心として回転する構成となっている。シャフト33bには、光学基台11に係合する送りネジが形成されており、シャフト33bが回転することで、光ピックアップ10が光ディスク37の半径方向に移動する。光ディスク37の回転をスピンドルモーター34で調整し、光ピックアップ10を光ディスク37の半径方向に移動する。その結果、対物レンズ17を介して出射される出射レーザー光19aを、光ディスク37の情報記録面における所定の位置に照射することができる。出射レーザー光19aを、光ディスク37の情報記録面に照射することで光ディスク37に記録マークを記入し情報の記録を行う。また、出射レーザー光19aを情報記録面に照射し、これから反射した反射レーザー光19cを光学モジュール20で検出することにより情報の再生を行う。
図2は本発明の主要部をなす光ピックアップ10の光学モジュール20の光学基台11への固定状態を示す斜視図であり、図3は図2におけるA−A断面図、図4は図2におけるB−B断面図である。図2、図3、図4において、光学モジュール20は、受光素子21と、受光素子21にハンダ24により電気的に接続されるフレキシブルプリント基板23と、受光素子21を保持する光学素子ホルダー22とを備え、光学基台11に保持されている。光学素子ホルダー22と光学基台11は亜鉛やアルミニウムやマグネシウムを主成分としたダイカストにより製造されている。光学基台11と光学素子ホルダー22には反射レーザー光19cを受光素子21に通すための導光穴11aおよび導光穴22aが形成されている。光学素子ホルダー22の受光面側22bの部位には第1の突起部である前面ピン25が圧入固定されている。また光学素子ホルダー22の受光面側22b以外となる側面側22cには第2の突起部である側面ピン26が圧入固定されている。
前面ピン25に対応する光学基台11の部位には第1の保持手段となる第1のガイド穴部11bが形成され、第1のガイド穴部11bにはさらに第1の切り欠き部11cが形成されている。側面ピン26に対応する光学基台11の部位には第2の保持手段となる第2のガイド穴部11dが形成され、第2のガイド穴部11dにはさらに第2の切り欠き部11eが形成されている。本発明の実施の形態1においては、第1の切り欠き部11cと第2の切り欠き部11eは、切り欠きの開口方向が、光学基台11においてともに上方となるように形成されている。前面ピン25は第1のガイド穴部11bに挿入保持され、側面ピン26は第2のガイド穴部11dに挿入保持されて、ともに紫外線硬化型接着剤27により固定されている。
なお、本発明の実施の形態1では、図4に示すように、光学素子ホルダー22に設けられた第1の突起部である前面ピン25の軸心25aと第2の突起部である側面ピン26の軸心26aとが直交するように設けられている。
次に、光学素子ホルダー22の光学基台11への組み立て方法について説明する。まず、光学素子ホルダー22の前面ピン25、側面ピン26と、光学基台11の第1のガイド穴部11b、第2のガイド穴部11dに紫外線硬化型接着剤27を塗布する。次に、前面ピン25を第1のガイド穴部11bに挿入し、側面ピン26を第2のガイド穴部11dに挿入する。次に、光学素子ホルダー22の側面ピン26を調整治具(図示せず)によりチャックして、受光素子21の位置が光学的特性から最適な位置となるように光学素子ホルダー22の3次元位置調整を行う。その後、塗布した紫外線硬化型接着剤27に紫外線を照射して硬化することで、光学素子ホルダー22と光学基台11を接着固定する。
このような構成によれば、光学素子ホルダー22の受光面側22bが前面ピン25と第1のガイド穴部11bで保持され、側面側22cが側面ピン26と第2のガイド穴部11dで保持されて、互いに向きの異なる二つの面で保持される。その結果、光学モジュール20は安定して高い位置精度で光学基台11に保持される。それゆえ光学モジュール20にフレキシブルプリント基板23の曲げによる応力や温度変動による応力が付加されても、接着剤の強度が低下して位置がずれるということがなく信頼性が高い光ピックアップ10を実現することができる。
また、前面ピン25、側面ピン26は第1のガイド穴部11b、第2のガイド穴部11dに挿入されたうえで紫外線硬化型接着剤27により固定されているので、しっかりと確実に固定されていてさらに位置ずれを防いでいる。
また、第1のガイド穴部11b、第2のガイド穴部11dには第1の切り欠き部11c、第2の切り欠き部11eが設けられているので光学素子ホルダー22の装着が容易で組み立て効率が良い。さらに紫外線硬化型接着剤27を用いることで硬化作業がより容易になり、組み立て作業の効率化が図れる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における光ピックアップ10の光学モジュール20の側面図である。図5において図2と同じ構成については同じ符号を用い説明を省略する。
本発明の実施の形態2では、第1の切り欠き部11cと第2の切り欠き部11fとは、光学基台11においてその開口方向が異なるように構成している。すなわち、第1の切り欠き部11cは光学基台11の上方に向けてその開口方向があるが、第2の切り欠き部11fは光学基台11の背面側11gに向けてその開口方向があるように構成している。
図5においてフレキシブルプリント基板23の曲げにより、光学モジュール20は左回転のモーメントを受けている。これにより側面ピン26は上方に、前面ピン25は下方に力が働くが、第2のガイド穴部11d、第1のガイド穴部11bによりしっかり受け止められ、安定して保持される。
なお、フレキシブルプリント基板23の曲げ方によっては光学モジュール20に逆向きの右回転のモーメントが働くが、その場合は第1の切り欠き部11cの開口方向を本例とは逆にすればよい。これにより光学モジュール20がフレキシブルプリント基板23により逆の回転モーメントを受けても、安定して保持することができる。
なお、実施の形態1および実施の形態2では光学素子が受光素子である場合について説明したが、光学素子が発光素子であっても同様の作用効果を有する。
以上述べたように本発明の光ピックアップおよび本発明の光ディスクドライブ装置によれば、光学素子ホルダーを光学基台に2面で保持するので、光学モジュールを安定して高い位置精度で光学基台に保持することができ、光ディスクの記録再生の信頼性が高い光ピックアップおよび光ディスクドライブ装置を実現することができる。
本発明の光ピックアップおよび本発明の光ディスクドライブ装置は、光学モジュールを安定して高い位置精度で保持でき信頼性が高いので、高い信頼が必要とされる大容量の光ディスクからの読み出しや高倍速記録を行う光ディスクドライブ装置に広く有用である。
10 光ピックアップ
11 光学基台
11a,22a 導光穴
11b 第1のガイド穴部(第1の保持手段)
11c 第1の切り欠き部
11d 第2のガイド穴部(第2の保持手段)
11e,11f 第2の切り欠き部
11g 背面側
13 光学パッケージ
14 ビームスプリッター
15 コリメーターレンズ
16 立上げミラー
17 対物レンズ
18 アクチュエーター
19a 出射レーザー光
19b,19c 反射レーザー光
20 光学モジュール
21 受光素子
22 光学素子ホルダー
22b 受光面側
22c 側面側
23 フレキシブルプリント基板
24 ハンダ
25 前面ピン
25a,26a 軸心
26 側面ピン
27 紫外線硬化型接着剤
30 光ディスクドライブ装置
31 トラバースベース
32 駆動台
33a,33b シャフト
34 スピンドルモーター
35 モーターシャフト
36 カートリッジ
36a 開口部
37 光ディスク
38 モーター

Claims (6)

  1. 受光素子または発光素子と、前記受光素子または前記発光素子に電気的に接続されるフレキシブルプリント基板と、前記受光素子または前記発光素子を保持する光学素子ホルダーと、前記光学素子ホルダーを保持する光学基台とを備え、
    前記受光素子の受光面側または前記発光素子の発光面側で前記光学素子ホルダーを保持するように前記光学基台に設けられた第1の保持手段と、前記受光面側以外または前記発光面側以外で前記光学素子ホルダーを保持するように前記光学基台に設けられた第2の保持手段とを有することを特徴とする光ピックアップ。
  2. 前記第1の保持手段は、前記光学素子ホルダーの前記受光面側または前記発光面側に設けられた第1の突起部を挿入保持する第1のガイド穴部を有し、前記第2の保持手段は、前記光学素子ホルダーの前記受光面側以外または前記発光面側以外に設けられた第2の突起部を挿入保持する第2のガイド穴部を有することを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 前記第1のガイド穴部および前記第2のガイド穴部が切り欠き部であり、前記第1のガイド穴部の切り欠き部の開口方向と前記第2のガイド穴部の切り欠き部の開口方向とが、前記光学基台において異なっていることを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ。
  4. 前記光学素子ホルダーに設けられた前記第1の突起部と前記第2の突起部との軸心が直交して設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光ピックアップ。
  5. 前記第1のガイド穴部に保持された前記第1の突起部および前記第2のガイド穴部に保持された前記第2の突起部を保持する第2のガイド穴部が紫外線硬化型接着剤により固定されたことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の光ピックアップ。
  6. 受光素子または発光素子と、前記受光素子または前記発光素子に電気的に接続されるフレキシブルプリント基板と、前記受光素子または前記発光素子を保持する光学素子ホルダーと、前記光学素子ホルダーを保持する光学基台とを備え、
    前記受光素子の受光面側または前記発光素子の発光面側で前記光学素子ホルダーを保持するように前記光学基台に設けられた第1の保持手段と、前記受光面側以外または前記発光面側以外で前記光学素子ホルダーを保持するように前記光学基台に設けられた第2の保持手段とを有する光ピックアップを備えたことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
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