JP2006118115A - 二段階開放型密閉リフトハンドル装置 - Google Patents

二段階開放型密閉リフトハンドル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】一段階目の部分開放を行った後、閉鎖方向に妄動することがあっても、円滑に二段階目の開放操作に移行できる二段階開放型リフトハンドルを提供する。
【解決手段】枢軸を中心に前記操作ハンドルを扉前面に対して直角な面内においてリフトさせたとき、操作ハンドルの前記カム突起が第1段面から第2段面へと前記カム体との当接点を転移させることによって、前記ロック軸が前記ベース体に対して後方向に移動して、前記止め金体が前記受金体の後方向に離脱するとともに、前記ストッパーが前記係止溝から離脱して前記ベース体に対する前記操作ハンドルおよび前記スカート体の回転拘束が解除され、前記リフト位置において前記操作ハンドルを回転させることによって、前記扉の開放操作に際して前記受金体に干渉しない位置に前記止め金体が退避回転する。
【選択図】図2

Description

本発明は、オ−ブン調理機、各種試験機、工作機械等の扉に使用される二段階開放型の密閉リフトハンドル装置に関するものである。
スチームオーブンなどの調理機器に使用される扉用ロックハンドル装置では、扉を一気に全開させた場合、筐体内の蒸気や熱気が操作者の顔面に集中噴出して火傷を招く危惧があるため、最初は扉を狭い開度に開放し、この初期開放の段階で蒸気や熱気を扉の周辺から逸出させ、操作者の顔面に直接かつ大量に吹付けさせないように配慮した設計が要請されている。
このような要請に対処するために、扉の開放操作を二段階に分けて行ない、扉を少しだけ開いて蒸気を扉の周辺部から逃がした後、扉を全開するようにした二段階開放型リフトハンドル装置が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1の二段階開放型リフトハンドル装置は、固定枠体に固着される受金具と;扉に固着される固定ケ−スと;扉前面と平行な第1枢軸によって中間部を前記固定ケ−スに枢着され、第1バネによって倒伏位置へ復帰付勢された操作ハンドルと;前記固定ケ−スに固設され、軸受板部を扉前面に向かって突設したベース板と;扉前面と平行な第2枢軸によって基端部を前記軸受板部に枢着され、第2バネによって復帰付勢されたロックレバーと;前記操作ハンドルの先端部に固設され、前記ロックレバーを押圧する駆動突起とからなり、前記ロックレバーの先端部には第1フック部と第2フック部を設けてあり、前記第1フック部は前記操作ハンドルが倒伏位置にあるとき、前記受金具に係合して前記扉を前記固定枠体に対して錠止し、前記操作ハンドルがリフトされたとき、第2フック部は前記受金具の背後に入り込み、前記第2フック部は前記第1フック部よりも前記扉側に突出し、両者間には遊び空間が設けられている。
このリフトハンドル装置では、扉の解錠開放に当たり、前記第1バネの付勢に抗して操作ハンドルが前記第1枢軸を中心にリフト回転すると、前記操作ハンドルの駆動突起の押圧により前記ロックレバーが前記第2バネの付勢に抗して前記第2枢軸を中心に回転させられ、ロックレバーの前記第2フック部が前記受金具の背後に来る。前記第2フック部と第1フック部の間には遊び空間があるため、前記操作ハンドルをリフトに保持したまま手前に引くと、扉は前記第2フック部が前記受金具に当たるまで少し開放される。そのため、オーブン内の蒸気は扉の周辺部から室内に逃げることになる。
蒸気を安全に逃がしてから、前記操作ハンドルのリフトを止めると、前記第1バネの付勢によって操作ハンドルが逆回転するため、前記駆動突起による前記ロックレバーの押圧が解除され、前記ロックレバーは逆回転する。このとき、前記第1フック部は前記受金具の前面側空間を移動するため、前記受金具と前記第1フック部との再係合は起こらない。また、前記第2フック部は前記受金具の側面側空間に退避するため、前記第2フック部と前記受金具との再係合も起こらない。そのため、前記操作ハンドルを手前に引くことによって扉は全面開放されるものである。
このように扉の二段階目の全面開放操作に当って、前記受金具と前記第1フック部または前記第2フック部との再係合を起さないようにするには、蒸気逃がしのための一段階目の部分開放を行った後、扉が当該部分開放位置に的確に保持されていることを前提としている。
しかしながら、実際問題としては、扉が当該部分開放位置に的確に保持されずに、固定枠体に向かって動いてしまうことがあり、このように閉鎖方向に妄動した状態で前記ロックレバーが逆回転したときには、前記受金具に前記第1フック部または前記第2フック部が衝突したり、それらと再係合して二段階目の開放操作に移行できないという問題がある。
また、器物や身体の一部が偶発的に操作ハンドルに接触し、無意図的に扉が解錠開放されてしまう危険性もある。
特許第2869060号公報
本発明の課題は、一段階目の部分開放を行った後、閉鎖方向に妄動することがあっても、円滑に二段階目の開放操作に移行できる二段階開放型密閉リフトハンドルを提供することである。
本発明の別の課題は、必要に応じて操作ハンドルの無意図的なリフト回転を的確に防止できる二段階開放型密閉リフトハンドルを提供することである。
請求項1の発明の二段階開放型密閉リフトハンドル装置は、固定枠体に固着される受金ユニットと;扉に固着されるベース体と;前記ベース体に対して回転可能および前後方向に移動可能に支持されたスカート体と;扉前面に平行な枢軸によって基端部を前記スカート体に枢着され、背面側にカム突起を設けた操作ハンドルと;前記スカート体および前記ベース体に前後方向に嵌挿され、前端部を前記枢軸によって前記操作ハンドルおよび前記スカート体に連結されたロック軸と;前記ベース体と前記ロック軸の間に装備され、前記ロック軸を後方向に移動付勢して前記操作ハンドルの基端部を前記スカート体に引き付けるバネ部材と;前記ベース体の軸受筒部より突出した前記ロック軸の後端部に取り付けられ、前記受金ユニットの受金体の背面側に係合する止め金体と;前記ロック軸に設けられ、前記軸受筒部の周囲壁に形成した係止溝に係脱するストッパーと;前記ベース体の前面部に設けられ、前方向に突出した第1段面と後方向に後退した第2段面の間を誘導斜面で連絡したカム体とからなり、
前記枢軸を中心に前記操作ハンドルを扉前面に対して直角な面内においてリフトさせたとき、操作ハンドルの前記カム突起が第1段面から第2段面へと前記カム体との当接点を転移させることによって、前記ロック軸が前記ベース体に対して後方向に移動して、前記止め金体が前記受金体の後方向に離脱するとともに、前記ストッパーが前記係止溝から離脱して前記ベース体に対する前記操作ハンドルおよび前記スカート体の回転拘束が解除され、前記リフト位置において前記操作ハンドルを回転させることによって、前記扉の開放操作に際して前記受金体に干渉しない位置に前記止め金体が退避回転するものである。
請求項2の発明の密閉リフトハンドル装置では、請求項1の発明の上記構成に加えて、扉の解錠開放後に前記ロック軸が施錠待機位置に自動的に復帰回転するように前記ロック軸をバネ部材によって回転付勢し、前記受金ユニットの固定ケース内に前記受金体を突出方向に摺動付勢するバネ体を収容し、
前記扉の閉鎖時に施錠待機位置に復帰している前記止め金体が前記受金体に打ち当ることによって、前記受金体が前記バネ体に抗して後退摺動し、前記止め金体が前記受金体の背面側に到達し、前記操作ハンドルを倒伏位置に押し戻したとき、前記受金体と前記止め金体が自動的に係合するものである。
請求項3の発明の密閉リフトハンドル装置では、請求項1または請求項2の発明の上記構成に加えて、前記操作ハンドルの握り部の背面側に配置され、基端部を中心に前後方向に回転可能に前記握り部に軸支されたトリガーレバーを備えており、バネ部材によって背後方向に回転付勢された前記トリガーレバーは、前記操作ハンドルが施錠位置にあるとき、前記ベース体または前記ロック軸側に設けた係止受部に先端係止部が係合することによって、前記枢軸を中心とする操作ハンドルの前記リフト回転を阻止する。
請求項1の発明の密閉リフトハンドル装置では、前記枢軸を中心に前記操作ハンドルを扉前面に対して直角な面内においてリフトさせたとき、操作ハンドルの前記カム突起が第1段面から第2段面へと前記カム体との当接点を転移させることによって、前記ロック軸が前記ベース体に対して後方向に移動して、前記止め金体が前記受金体の後方向に離脱するとともに、前記ストッパーが前記係止溝から離脱して前記ベース体に対する前記操作ハンドルおよび前記スカート体の回転拘束が解除されるものであり、蒸気等の内圧を受けた扉は、後方移動した前記止め金体が前記受金体の背面に当接するまで開放され、この一段階目の部分開放状態において、内部の蒸気等が扉の周辺部から安全に放出される。
この部分開放状態では、前記止め金体は前記ロック軸の軸方向に沿って後方に平行移動しただけであり、扉が閉鎖方向に妄動したとしても、前記止め金体は前記受金体の背面に接触しない位置にあるから、前記操作ハンドルによって前記ロック軸を解錠方向に回転させるとき、前記止め金体が前記受金体側面に衝突することはなく、前記操作ハンドルを回して前記止め金体を非干渉位置に退避回転させて、二段階目の全面開放操作に円滑に移行することができる。
請求項2の発明の密閉リフトハンドル装置では、扉の解錠開放後、前記操作ハンドルから手を離すことによって、前記ロック軸が前記バネ部材の付勢によって逆回転して、前記止め金体が施錠待機位置に自動的に復帰回転し、前記扉の閉鎖時に当該止め金体が前記受金体に打ち当ることによって、前記受金体が前記バネ体に抗して後退摺動し、前記止め金体が前記受金体の背面側に到達し、前記操作ハンドルを倒伏位置に押し戻したとき、前記受金体と前記止め金体が自動的に係合するものであるから、操作手順が簡略化され、操作性に優れている。
請求項3の発明の密閉リフトハンドル装置では、前記操作ハンドルが施錠位置にあるとき、前記トリガーレバーの前記先端係止部が前記ベース体または前記ロック軸側に設けた係止受部に係合した状態に保持されているため、前記枢軸を中心とする操作ハンドルの前記リフト回転が的確に阻止される。このトリガーレバーによるリフト回転阻止機能を無効化するには、操作ハンドルの前記握り部の背面側にまで指先を回し、前記操作ハンドルと前記トリガーレバーを同時に握り締めることによって、前記先端係止部を前記係止受部から離脱させるという操作者の積極的ないし意図的な行動が必要であるので、器物や身体の一部が偶発的に前記操作ハンドルの握り部に当たったり接触しただけで扉が無意図的に解錠開放されてしまい、これによって高温蒸気が不意に噴出して熱傷事故となったり、調理中の料理が駄目にになるとか、試験中の試料が悪影響を受ける等の危険性を確実に排除することができる。
図1から図21は請求項1および請求項2の発明の一実施例であり、密閉リフトハンドル装置の各構成部品は、金属材料やエンジニアリングプラスチック等の強度の高い材料によって堅牢に製作されている。
図16から図18に示したようにベース体1は、大径な円盤状主体部分2と小径な軸受筒部3とで構成され、円盤状主体部分2の中央部には軸受筒部3に連通する軸受孔4が前後方向に形成され、円盤状主体部分2の前面外周縁部には、環状溝5が前後方向に形成されている。円盤状主体部分2の背面側の直径方向の隆起部6には、上下2個の螺子孔7が形成されており、扉8の装着孔9に正面側から軸受筒部3を嵌挿したベース体1は、背面側から嵌合された短筒状の座金体10と2本のビス11によって扉8の正面パネル12に締め付け固着される。
軸受筒部3の周囲壁の後端面には、回転角度規制用凹部13が直径上に相対向して2個形成されており、各回転角度規制用凹部13の内底面の隅部に係止溝14が形成されている。前記軸受孔4の前端部には円形状のカム体収容凹部15が形成されている。カム体収容凹部15の底壁部に当る内周鍔部50には、バネ材受孔16が前後方向に形成されている。
図6に示したように大径筒状のスカート体17は、ベース体1の環状溝5に後端部が回転可能に嵌め込まれており、環状溝5に案内されて前後方向に進退可能である。図13から図15に示したようにスカート体17の前面壁部18には、一対の軸受アーム部19が前後方向に突出形成されており、軸受アーム部19の前端部には、枢軸20が嵌挿される軸孔21を横断方向に形成してある。スカート体15の前面壁部18には、軸受アーム19の根元部に連続して矩形状開口部22が形成されている。前面壁部18は、軸孔21を曲率中心とする円弧面に形成されている。スカート体17の周壁部23の前端面は、前面壁部18の前記円弧面22の始点部および最深部をそれぞれの基点および頂点とする4個の連続した波形によって形成されている。
図8から図12に示したように操作ハンドル24の基端部25の背面側は、スカート体15の周壁部23の波形状前端面に符合した形状に形成され、スカート体17の前端部と操作ハンドル24の基端部25はすっぽり嵌合するようになっている。操作ハンドル24の基端部25の背面には角状の左右一対のカム突起26が前後方向に形成され、各カム突起26の後端部は操作ハンドル24の円弧状背面27から突き出ている。
各カム突起26の根元部の外側には、スカート体17の軸受アーム部19が挿入されるアーム受孔28が前後方向に形成されている。両カム突起26,26の間の隔壁部29の中央部には、矩形状のロック軸受孔30を前後方向に形成してある。ロック軸受孔30の上辺部分は、操作ハンドル24のリフト回転を可能にするために、斜め上向きに拡大形成されている。枢軸20が挿入される枢軸孔31、前記アーム受孔28とロック軸受孔30の最深部に直角に交差するように形成されている。枢軸孔31の拡大端部には弾性キャップ32が嵌め込み固定されている。
ロック軸33の主体部分34は断面が小判形状であり、主体部分34の前端に連結孔35が横断方向に形成され、前記枢軸20が前記枢軸孔31と当該連結孔35に嵌挿されることによって、操作ハンドル24とロック軸33が相対回転可能に連結される。ロック軸33の後端側の外周鍔部36にはバネ部材受孔37が軸方向に形成されている。ロック軸33の後端角軸部38には、ストッパー39が角孔40にて相対回転不能に嵌合される。ストッパー39の外側面には、直径上に一対の係止突起41が形成されており、係止突起41はベース体1の前記係止溝14に係合することによって、ロック軸33をベース体に対して回転不能に拘束する。また、ロック軸33の後方移動によって係止突起41が係止溝14から脱出した後は、ストッパー39は、係止突起41が回転角度規制凹部13の内壁面42に接離することによって、ロック軸33の回転角度を60度に規制する。
止め金体44は基端部の角孔45にてロック軸33の後端角軸部38に相対回転不能に嵌合され、後端角軸部38の螺子孔に螺合されたボルト46と座金43によって固定されている。止め金体44の先端部背面側にはカム斜面47が形成されている。
バネ部材48は捻りコイルバネで構成されており、ロック軸33の主体部分34にコイル部49が嵌合されている。圧縮状態で装入されたコイル部49の前端はベース体1の内周鍔部50に圧接し、コイル部49の後端はロック軸33の外周鍔部36に圧接することによって、ロック軸33を後方に移動付勢し、操作ハンドル24の基端部25をスカート体15の前面壁部18に引き付けている。バネ部材48の前端直線部51は前記内周鍔部50のバネ部材受孔16に挿入され、バネ部材48の後端直線部52は前記外周鍔部36のバネ部材受孔37に挿入されている。ロック軸33を解錠方向に回転したとき、バネ部材48は前記コイル部49の全体が縮径方向に巻き締められ、操作ハンドル24から手を離すと、ロック軸33を当初の施錠位置へと自動的に復帰回転させる。
尚、リフトハンドル装置の使用現場からの要請によっては、バネ部材48を単なる圧縮コイルバネで構成し、ロック軸33を後方に移動付勢するのみとすることもできる。
受金ユニット53の固定ケース54は、キャビネット本体などの固定枠体55の開口部側面パネル56にビス57とナット58によって締め付け固着されている。固定ケース54内には圧縮コイルバネよりなるバネ体59が装入されており、受金体60を突出方向に摺動付勢している。受金体60の側面に突設したガイドピン61は、固定ケース54の側壁部のガイド溝62に挿入されている。受金体60の先端部前面にはカム斜面63が形成されている。
図19に示したようにカム体64は正面視小判形状であり、ベース体1の前記カム体収容凹部15に回転可能に収容されている。カム体64は小判形状の透孔65にてロック軸33の主体部分34に相対回転不能に嵌合されている。
この実施例の密閉リフトハンドル装置では、図1に示したように扉8が固定枠体55の開口部内に入り込み、固定枠体55に対して施錠されている状態では、止め金体44は受金体60の背面側に整列して位置しており、当該開口部周縁に装着したパッキング部材68の弾力を受けて、止め金体44と受金体60が密接し、扉8は密閉状態にある。
カム体64の第1段面69は扉8の前面と平行な平坦面であり、第1段面69と操作ハンドル24のカム突起26との当接点は、バネ部材48が嵌められたロック軸33の中心軸線に関して上側に偏位した位置にある。そのため、圧縮状態にあるバネ部材48の弾性力によって生じる枢軸20を中心とする回転モーメントは、図6において反時計回り方向に働いており、操作ハンドル24は扉8の前面とほぼ平行な倒伏位置に保持されている。
操作ハンドル24が倒伏位置に保持されているときには、ストッパー39の係止突起41がベース体1の係止溝14に係合した状態に保持されているため、ロック軸33はベース体1に対して錠止されており、操作ハンドル24によってロック軸33を回転操作することはできない。
扉8の密閉状態を解消し、施錠を解除するには、最初に操作ハンドル24を枢軸20の周りに扉面と直角な面内において手前にリフト回転させる。すなわち、図6において説明すれば、バネ部材48による前記回転モーメントに抗しながら、枢軸20を中心に時計回り方向に操作ハンドル24を引き起し回転させる。このリフト回転に伴い、操作ハンドル24のカム突起26がカム体64の第1段面69から誘導斜面70を経由して第2段面71へと当接点を移動するため、第1段面69と第2段面71の高さ相当分だけ操作ハンドル24、スカート体17及びロック軸33がバネ部材48の作用により後方に移動させられる。操作ハンドル24のカム突起26はスカート体17ぼ前記矩形状開口部22内を移動する。
この後方移動に伴い、パッキング部材68の反発力あるいは内部圧力によって扉8が図示していない蝶番軸を中心にして一定開度まで開放回転させられ、内部の蒸気が部分開放した扉8の周辺部から安全に放出される。すなわち、扉8は密閉状態から解放される。
前記ロック軸33の後方移動によって、止め金体44が受金体60の背面から離脱するとともに、ストッパー39の係止突起41がベース体1の係止溝14から脱出するため、ロック軸33は回転可能な状態となり、操作ハンドル24を図1において反時計回り方向に60度回すことによって、止め金体44が斜め下向きに回転する。これによって、操作ハンドル24を手前に引いて扉8を全面開放させるとき、止め金体44が受金体60に衝突したり干渉することがない。
扉8を解錠開放した後、操作ハンドル24から手を離すと、バネ部材48の前記戻り方向への回転付勢によって操作ハンドル24は閉位置まで自動的に復帰し、止め金体44が水平に突出した施錠待機位置に復帰する。
その後、扉8を図示していない蝶番軸を中心として閉鎖回転させると、閉鎖終端域において止め金体44のカム斜面47が受金体60のカム斜面63に打ち当たり、両者のカム作用によって受金体60をバネ体59の付勢に抗して固定ケース54側に後退摺動させる。
扉8が全閉位置まで到達し、止め金体44が受金体60を越えた瞬間、受金体60はバネ体59の作用によって前進摺動し、止め金体44が受金体60の背面側に位置することによって、扉8が固定枠体55に対して仮錠止されることになる。
最後に操作ハンドル24を枢軸20を中心に倒伏回転させると、操作ハンドル24のカム突起26が第2段面71から誘導斜面70を経由して第1段面69へとカム体64との当接点を移動するため、第1段面69と第2段面71の高さ相当分だけ操作ハンドル24、スカート体17及びロック軸33がバネ部材48に抗して前方に引き付けられ、止め金体44が受金体60の背面に密着させられる。このとき、ストッパー39の係止突起41がベース体1の係止溝14に係合するため、ロック軸33、スカート体17および操作ハンドル24がベース体1に対して回転不能に錠止される。扉8は再び密閉状態に保たれる。
図22に示した別の実施例では、ベース体1の円盤状主体部分2の前面に半径方向の割溝66を形成してあり、操作ハンドル24の基端部25の下端側には前記割溝66に係脱する停止突起67が突設されている。施錠状態では、停止突起67は割溝66に先端部が係合しており、操作ハンドル24をベース体1に対して回転不能に拘束している。
操作ハンドル24を枢軸20を中心にリフト回転させると、停止突起67が割溝66から脱出するため、ベース体1に対する操作ハンドル24の回転拘束が解除される。その他の構成は前記実施例と同様であるので説明は省略する。
図23から図29に示した更に別の実施例では、操作ハンドル24の握り部72の背面側にはトリガーレバー73を収容するための縦溝部74が形成されている。トリガーレバー73の基端部の透孔75には、扉16の前面と平行に配置される軸支ピン76が嵌め込まれている。縦溝部74の基端部には押えプレート77を収容するための拡大部74aが形成されており、押えプレート77はビス孔78を通る2本のビス79によって操作ハンドル24に締付け固定されている。押えプレート77の中央溝80にはトリガーレバー73の基端部が一部入り込んでいる。
前記軸支ピン76は押えプレート77の前面に突き当たることによって、前記縦溝部74からの脱出を阻止されている。トリガーレバー73の基端部の底面側から正面側にかけての辺部81は軸支ピン76を曲率中心とする円弧に形成されており、縦溝部74の内底面に当接するようになっている。そのため、軸支ピン76の一定位置に安定支持され、トリガーレバー73は安定的に揺振回転する。トリガーレバー73は中間部付近から背面側に段違い状に屈曲形成されており、先端係止部82はフック状に形成されている。トリガーレバー73は指当て部83が縦溝部74から突き出すように圧縮コイルバネよりなるバネ部材84によって回転付勢されている。バネ部材84は、縦溝部74の内面凹部85とトリガーレバー73の前面凹部86に前後各端が収容されている。
ロック軸33の主体部分33には、トリガーレバー73の先端部が揺振回転可能に嵌挿される逃げ溝87を上下方向に貫通して形成してあり、フック状の係止受部88は該逃げ溝87の後面壁に形成されている。図23において枢軸20を中心に時計回り方向にリフト回転させる力が操作ハンドル24に働いたとき、トリガーレバー73の先端係止部82がロック軸33側の係止受部88に更に噛み合うようになるため、操作ハンドル24のリフト回転が的確に阻止されることになる。
このリフト回転阻止機能を無効化するには、操作者が操作ハンドル24の握り部72とトリガーレバー73の指当て部83を一緒に握ることによって、図23においてトリガーレバー73を軸支ピン76の周りに反時計回り方向に回転させれば良い。
トリガーレバー73が操作ハンドル73の縦溝部74内に所定深さまで押し込まれた段階では、トリガーレバー73の先端係止部82がロック軸33側の係止受部88から離脱するため、操作ハンドル24のリフト回転は可能となる。
本実施例では、スカート体17の下側側壁部には、トリガーレバー73の中間屈曲部89に対面する部位に連動溝90が形成されている。施錠状態では、バネ部材84の付勢によってトリガーレバー73の中間屈曲部89が当該停止溝90に深く係合している。操作ハンドル24をリフト回転させるとき、前記中間屈曲部89は連動溝90に浅く係合している。
尚、トリガーレバー73は、操作ハンドル24の握り部72を横断する接軸支ピンによって操作ハンドル24に直接枢着することもできる。その他の構成は前記実施例と同様であるので説明は省略する。
本発明の一実施例に係る二段階開放型密閉リフトハンドル装置を装着したキャビネットの一部切欠正面図であり、密閉リフトハンドル装置は施錠状態にある。 図1の密閉リフトハンドル装置の平面図である。 図1の密閉リフトハンドル装置の左側面図である。 図1の密閉リフトハンドル装置の操作ハンドル部分の正面図である。 図1の密閉リフトハンドル装置の操作ハンドル部分の背面図である。 図1のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。 図1の密閉リフトハンドル装置に使用した操作ハンドルの左側面図である。 図8の操作ハンドルの底面図である。 図8の操作ハンドルの背面図である。 図10のC−C線断面図である。 図10のD−D線断面図である。 図1の密閉リフトハンドル装置に使用したスカート体の正面図である。 図13のスカート体の平面図である。 図13のE−E線断面図である。 図1の密閉リフトハンドル装置に使用したベース体の正面図である。 図16のF−F線断面図である。 図16のベース体の背面図である。 図1の密閉リフトハンドル装置に使用したカム体の正面図である。 図1の密閉リフトハンドル装置に使用したロック軸の正面図である。 図20のロック軸の右側面図である。 本発明の別の実施例に係る二段階開放型密閉リフトハンドル装置における図6に対応した断面図である。 本発明の更に別の実施例に係る二段階開放型密閉リフトハンドル装置における図6に対応した断面図である。 図23の密閉リフトハンドル装置に使用したロック軸の要部を縦断面で示した右側面図である。 図24のロック軸の要部の平面図である。 図23の密閉リフトハンドル装置に使用したトリガーレバーの右側面図である。 図26のトリガーレバーの軸支ピンの押えプレートの背面図である。 図27の押えプレートの平面図である。 図27の押えプレートの縦断面図である。
符号の説明
1 ベース体
2 ベース体の円盤状主体部分
3 ベース体の軸受筒部
4 軸受孔
5 環状溝
6 隆起部
7 螺子孔
8 扉
9 装着孔
10 座金体
11 ビス
12 扉の正面パネル
13 回転角度規制用凹部
14 係止溝
15 カム体収容凹部
16 バネ材受孔
17 スカート体
18 前面壁部
19 軸受アーム部
20 枢軸
21 軸孔
22 矩形状開口部
23 周壁部
24 操作ハンドル
25 操作ハンドルの基端部
26 カム突起
27 円弧状背面
28 アーム受孔
29 隔壁部
30 ロック軸受孔
31 枢軸孔
32 弾性キャップ
33 ロック軸
34 ロック軸の主体部分
35 連結孔
36 ロック軸の外周鍔部
37 バネ部材受孔
38 ロック軸の後端角軸部
39 ストッパー
40 角孔
41 係止突起
42 回転角度規制凹部の内壁面
43 座金
44 止め金体
45 角孔
46 ボルト
47 止め金体のカム斜面
48 バネ部材
49 コイル部
50 内周鍔部
51 バネ部材の前端直線部
52 バネ部材の後端直線部
53 受金ユニット
54 固定ケース
55 固定枠体
56 側面パネル
57 ビス
58 ナット
59 バネ体
60 受金体
61 ガイドピン
62 ガイド溝
63 受金体のカム斜面
64 カム体
65 透孔
66 割溝
67 停止突起
68 パッキング部材
69 カムム体の第1段面
70 誘導斜面
71 第2段面
72 操作ハンドルの握り部
73 トリガーレバー
74 縦溝部
75 透孔
76 軸支ピン
77 押えプレート
78 ビス孔
79 ビス
80 中央溝
81 トリガーレバーに基端部の辺部
82 トリガーレバーの先端係止部
83 トリガーレバーの指当て部
84 バネ部材
85 縦溝部の内面凹部
86 トリガーレバーの前面凹部
87 ロック軸の逃げ溝
88 ロック軸側の係止受部
89 トリガーレバーの中間屈曲部
90 スカート体の連動溝

Claims (3)

  1. 固定枠体に固着される受金ユニットと;扉に固着されるベース体と;前記ベース体に対して回転可能および前後方向に移動可能に支持されたスカート体と;扉前面に平行な枢軸によって基端部を前記スカート体に枢着され、背面側にカム突起を設けた操作ハンドルと;前記スカート体および前記ベース体に前後方向に嵌挿され、前端部を前記枢軸によって前記操作ハンドルおよび前記スカート体に連結されたロック軸と;前記ベース体と前記ロック軸の間に装備され、前記ロック軸を後方向に移動付勢して前記操作ハンドルの基端部を前記スカート体に引き付けるバネ部材と;前記ベース体の軸受筒部より突出した前記ロック軸の後端部に取り付けられ、前記受金ユニットの受金体の背面側に係合する止め金体と;前記ロック軸に設けられ、前記軸受筒部の周囲壁に形成した係止溝に係脱するストッパーと;前記ベース体の前面部に設けられ、前方向に突出した第1段面と後方向に後退した第2段面の間を誘導斜面で連絡したカム体とからなり、
    前記枢軸を中心に前記操作ハンドルを扉前面に対して直角な面内においてリフトさせたとき、操作ハンドルの前記カム突起が第1段面から第2段面へと前記カム体との当接点を転移させることによって、前記ロック軸が前記ベース体に対して後方向に移動して、前記止め金体が前記受金体の後方向に離脱するとともに、前記ストッパーが前記係止溝から離脱して前記ベース体に対する前記操作ハンドルおよび前記スカート体の回転拘束が解除され、前記リフト位置において前記操作ハンドルを回転させることによって、前記扉の開放操作に際して前記受金体に干渉しない位置に前記止め金体が退避回転するようにした二段階開放型密閉リフトハンドル装置。
  2. 扉の解錠開放後に前記ロック軸が施錠待機位置に自動的に復帰回転するように前記ロック軸をバネ部材によって回転付勢し、前記受金ユニットの固定ケース内に前記受金体を突出方向に摺動付勢するバネ体を収容し、
    前記扉の閉鎖時に施錠待機位置に復帰している前記止め金体が前記受金体に打ち当ることによって、前記受金体が前記バネ体に抗して後退摺動し、前記止め金体が前記受金体の背面側に到達し、前記操作ハンドルを倒伏位置に押し戻したとき、前記受金体と前記止め金体が自動的に係合するようにした請求項1に記載の密閉リフトハンドル装置。
  3. 前記操作ハンドルの握り部の背面側に配置され、基端部を中心に前後方向に回転可能に前記握り部に軸支されたトリガーレバーを備えており、バネ部材によって背後方向に回転付勢された前記トリガーレバーは、前記操作ハンドルが施錠位置にあるとき、前記ベース体または前記ロック軸側に設けた係止受部に先端係止部が係合することによって、前記枢軸を中心とする操作ハンドルの前記リフト回転を阻止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の密閉リフトハンドル装置。
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