JP2014098240A - 密閉ハンドル装置 - Google Patents

密閉ハンドル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014098240A
JP2014098240A JP2012249134A JP2012249134A JP2014098240A JP 2014098240 A JP2014098240 A JP 2014098240A JP 2012249134 A JP2012249134 A JP 2012249134A JP 2012249134 A JP2012249134 A JP 2012249134A JP 2014098240 A JP2014098240 A JP 2014098240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
cam body
cam
pedestal
shaft portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012249134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6099939B2 (ja
Inventor
Yasuhisa Murata
泰久 村田
Shoichi Yamaoka
正一 山岡
Masanari Dokita
真成 堂北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibutani Co Ltd filed Critical Shibutani Co Ltd
Priority to JP2012249134A priority Critical patent/JP6099939B2/ja
Publication of JP2014098240A publication Critical patent/JP2014098240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6099939B2 publication Critical patent/JP6099939B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

【課題】密閉ハンドル装置の汎用性を向上させる。
【解決手段】台座2に対して回動可能なハンドル3と、台座2の裏面に回動軸方向に引っ掛かるホルダ体4と別体にカム体5を備える。ハンドル3とホルダ体4に軸部20を設け、カム体5の表裏に凹部21を設ける。軸部20は、四角柱状又は八角柱状の直交四方の側面に空所22を作った形状とし、凹部21は、軸部20の半周以上に含まれた空所22の内面と回動方向及び回動軸に直角な一直線方向に係合可能な凹凸領域23を当該一方向に二箇所かつ部分的に重複するように作った形状とする。ハンドル3とカム体5の相対位置固定に用いる軸部21及び凹凸領域23は4回対称の回転対称性をもつ。
【選択図】図1

Description

この発明は、扉を枠側に密着させて係止する密閉ハンドル装置に関する。
厨房用機器、医療用機器のように扉の密閉性が求められる用途において、密閉ハンドル装置が利用されている。密閉ハンドル装置は、扉又は枠側に固定される台座と、台座に対して回動可能なハンドルと、台座に対するハンドルの回動によって受座に掛け外しされるカム部とを備えている。カム部が受座に摺動しながら掛かることによって台座が扉又は枠側へ押され、これにより、扉が枠側に密着させられるようになっている。
従来、受座とカム部の掛かり具合を適切に調整し易くするため、カム部と、台座の位置関係を変更できるようにしたものがある(特許文献1)。特許文献1の密閉ハンドル装置は、1本のボルトとナットで台座に対して回動可能にねじ締結されるハンドルホルダーを備える。カム部は、ハンドルの近位端部自体に形成されている。ハンドルには、長手方向の二箇所に、ねじ挿通部が形成されている。二箇所のねじ挿通部のうち、いずれかを選択してボルトを通し、ねじ締結することで、台座に対するカム部の位置をハンドルの長手方向に二段階で変更可能となっている。
特開平8−209989号公報
しかしながら、特許文献1の密閉ハンドル装置では、扉を密閉した状態でのハンドル遠位端が受座と反対側を向く一方向のハンドル取付け態様を前提として、台座に対するカム部の位置変更を実施できるに過ぎない。このため、密閉ハンドル装置の汎用性の点で改良の余地がある。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、密閉ハンドル装置の汎用性を向上させることにある。
上記の課題を解決するため、この発明は、扉又は枠側に固定される台座と、前記台座に対して回動可能なハンドルと、前記台座に対する前記ハンドルの回動によって受座に掛け外しされるカム部とを有し、前記カム部が前記受座に摺動しながら掛かることによって前記台座が扉又は枠側へ押される密閉ハンドル装置において、前記台座の裏面に回動軸方向に引っ掛かるホルダ体と、前記カム部を含んだカム体とを備え、これらハンドル、カム体及びホルダ体を回動軸方向のねじ締結によって前記台座に取付け可能となっており、前記カム体に、前記ねじ締結に用いる雄ねじ部品を通すための長孔が形成されており、前記ハンドル及び前記カム体の片方、並びに前記ホルダ体及び前記カム体の片方が、回動軸方向に突き出た軸部を有し、残り片方が、回動軸方向に凹んだ凹部を有し、前記軸部は、四角柱状又は八角柱状の直交四方の側面に空所又は突部を作った形状とされ、前記凹部は、対応の前記軸部の半周以上に含まれた前記空所の内面又は突部と回動方向及び回動軸方向に直交する一直線方向に係合可能な凹凸領域を当該一直線方向に二箇所かつ部分的に重複するように作った形状とされており、前記ハンドルと前記カム体の相対位置固定に用いる前記軸部及び前記凹凸領域は、回動軸回りの所定回転角で重なる回転対称性をもっている構成を採用した。
この発明の構成によれば、ハンドル及びカム体の片方が有する軸部を、残り片方に作った凹部に挿入する際、二箇所の凹凸領域のどちらかを選び、当該対応の軸部の半周以上に含まれた空所の内面又は突部と凹凸領域を係合させ、この係合によってハンドルとカム体の相対位置を回動方向及び回動軸に直角な一直線方向に固定することができる。ハンドル、カム体及びホルダ体を回動軸方向にねじ締結すれば、当該係合を保つことができる。また、カム体とホルダ体の片方が有する軸部を、残り片方に作った凹部に挿入する際、二箇所の凹凸領域のうち、ハンドル側と同じ方を選び、同様の係合によってカム体とホルダ体の相対位置を固定し、ねじ締結によって当該係合を保つことができる。このように、カム体をハンドル及びホルダ体に締結する位置を一直線方向に二段階で調整し、台座に対するこれら3体の一体回動を成し得るので、カム体に含まれたカム部の受座への掛かり具合を一直線方向に二段階で調整することができる。
さらに、ハンドルとカム体の相対位置固定に用いる軸部及び凹凸領域は、回動軸回りの所定回転角で重なる回転対称性をもっているので、ハンドルとカム体の相対位置固定に際し、カム体に対するハンドル遠位端の向きを、基準とされている回転角0°の方向と、ここから所定回転角をもった方向の中から選び、前記係合によって回動方向に固定することもできる。したがって、特許文献1の従来例よりもハンドル遠位端の向きを増やせる分、密閉ハンドル装置の汎用性を向上させることができる。なお、ハンドル遠位端とは、ハンドルの長手方向両端のうち、回動軸から遠い方の端のことをいう。ハンドル遠位端の向きとは、回動軸からハンドル遠位端に向う直線方向のことをいう。
ここで、前述の掛かり具合の調整は、扉の取付け誤差、長期間の使用によるカム部や受座の摩耗等が原因になるので、調整に要するカム部の位置変更範囲は限られている。一度、密閉ハンドル装置を適切に取り付けると、長期間に亘って調整位置を維持し、ハンドル回動トルクを受けることになる。ハンドル及びホルダ体に対するカム体の位置決めにねじ締結と、軸部及び凹凸領域の係合構造とを併用することにより、ハンドル操作時のねじ締結部の負担を抑えることができる。また、回動トルクを受ける軸部周長、空所又は突部の断面積の確保を要する。前述の二段階調整に対応する配置で凹凸領域を独立の凹部として一直線方向に並べると、凹凸領域間の仕切り壁にも肉厚確保を要するので、調整の要求範囲を満足することと、軸部周長等を確保することの両立が困難になる。
二箇所の凹凸領域を一直線方向に部分的に重複するように作れば、軸部周長を大きくしつつ、調整の要求範囲を満足することができる。さらに、回動軸方向に突出した軸部の基本形状を四角柱状又は八角柱状にすれば、直交四方の側面から空所又は突部を作り、二箇所の凹凸領域のどちらを選択する場合でも軸部の半周以上に含まれた空所又は突部と凹凸領域の係合によって一直線方向及び回動方向の位置決めを強固に得ることができ、また、個々の空所又は突部の断面積を回動トルクに耐えるのに適した大きさで作り易くなるので、前述の両立を実現することができる。なお、十二角柱状のように一側面の幅が短くなると、個々の空所又は突部が小さくなり過ぎ、加工性や強度確保が困難になる。
具体的には、前記回転対称性は4回対称であることが好ましい。この発明では、四角柱状又は八角柱状を軸部の基本形状にしているので、直交四方の側面に空所又は突部を4回対称に作り易い。4回対称を採用すれば、ハンドル遠位端の向きを、所定回転角0°、90°、180°、270°の四方向の中から選択することができる。扉に対する密閉ハンドル装置の取付けでは、一般に、カム部が受座に掛かった密閉状態を前提に、ハンドル遠位端の向きが上下左右のいずれかの向きを基準に設定される。したがって、上述のように90°相異する四方向の中からハンドル遠位端の向きを選択可能にしておけば、上下左右のいずれの向きにも対応でき、特許文献1の従来例よりも4倍になる分、密閉ハンドル装置の汎用性を向上させることができる。
また、前記カム体に前記軸部及び前記凹部の一方のみが存在し、前記ハンドルと前記カム体の相対位置固定に用いる前記軸部及び前記凹部が、前記カム体と前記ホルダ体の相対位置固定に用いる前記軸部及び前記凹部と共通形状をもち、前記カム体の表裏付け替えによって前記台座に対する前記カム部の摺動面の回動軸方向位置が変化させられることも好ましい。カム体に軸部及び凹部の一方のみを作り、軸部及び凹部をハンドル側及びホルダ体側の相対位置固定のどちらにも使用可能な共通形状にすれば、カム体の表裏付け替え性を実現することができる。カム部の表裏両面には摺動面を別々に作ることができるので、カム体の表裏付け替えによって、摺動面を使い分けることが可能となる。この使い分け性を利用すれば、前記受座に対する前記カム部の摺動面の回動軸方向位置がカム体の表裏付け替えによって変更させられるので、受座とカム部の掛かり具合を変更して扉の押し具合を調整し易くなる。
また、前記ねじ締結に用いる雄ねじ部品が1本だけであり、前記カム体に、前記ねじ締結に用いる雄ねじ部品を通すための長孔が前記一直線方向に長く形成されており、前記ハンドルに、前記台座の裏側から前記雄ねじ部品をねじ込む雌ねじ穴が形成されており、前記雄ねじ部品を緩めた状態で前記二箇所の凹凸領域のどちらかを選択可能になっていることも好ましい。上述のようにハンドル回動トルクを軸部と凹凸領域の係合で受けることができるため、ねじ締結に用いる雄ねじ部品を1本だけにすることができる。ハンドルに雌ねじ穴を形成すれば、ハンドル表面にナットが付かず、意匠性に優れる。さらに、一直線方向に長いカム体の長孔に雄ねじ部品を通すようにすれば、1本の雄ねじ部品を緩めるだけで、ハンドル、カム体及びホルダ体がバラけないように当該三体を適宜に遊離させて、ハンドル遠位端の向きや二箇所の凹凸領域を選択することができるので、作業性がよい。
上述のように、この発明は、上記構成の採用により、カム部の受座への掛かり具合を二段階から選んで調整し、どちらを選んでもカム体に対するハンドル遠位端の向きを複数方向から選ぶことが可能なので、密閉ハンドル装置の汎用性を向上させることができる。
(a)は、第一実施形態に係る密閉ハンドル装置の平面図、(b)は、前記(a)の表面図、(c)は、前記(a)中のc−c線の部分拡大断面図、(d)は、前記(b)中のd−d線の断面図 (a)は、第一実施形態のハンドルの側面図、(b)は、前記ハンドルの裏面図、(c)は、前記(b)中のc−c線の部分拡大断面図、(d)は、前記ハンドルの嵌合軸の拡大斜視図 (a)は、第一実施形態の台座の表面図、(b)は、前記台座の裏面図、(c)は、前記台座の下面図、(d)は、前記台座の裏面側の拡大斜視図 (a)は、第一実施形態のホルダ体の表面図、(b)は、前記ホルダ体の側面図、(c)は、前記ホルダ体の裏面図、(d)は、前記(a)中のd−d線の断面図、(e)は、前記ホルダ体の表面側の拡大斜視図、(f)は、前記ホルダ体の裏面側の拡大斜視図 (a)は、第一実施形態のカム体の表面図、(b)は、前記(a)中のb−b線の断面図、(c)は、前記カム体の裏面図、(d)は、前記カム体の表面側の拡大斜視図、(e)は、前記カム体の裏面側の拡大斜視図 (a)は、第一実施形態の台座に対するカム体の第一の取付け位置を示す平面図、(b)は、前記(a)の表面図、(c)は、第一実施形態の台座に対するカム体の第二の取付け位置を示す平面図、(d)は、前記(c)の表面図 (a)は、第二実施形態の台座に対するカム体の第一の表裏選択取付け例を示す平面図、(b)は、第二実施形態の台座に対するカム体の第二の表裏選択取付け例を示す平面図 (a)は、第一実施形態の軸部及び凹部の第一変更例を示す断面図、(b)は、前記軸部及び凹部の第二変更例を示す断面図、(c)は、前記軸部及び凹部の第三変更例を示す断面図、(d)は、前記(c)と別選択の組み合わせ方を示す断面図、(e)は、前記軸部及び凹部の第四変更例を示す断面図、(f)は、前記(e)と別選択の組み合わせ方を示す断面図
以下、この発明の第一実施形態を添付図面に基いて説明する。図1に示す密閉ハンドル装置は、扉1側に固定される台座2と、台座2に対して回動可能なハンドル3と、台座2の裏面に回動軸方向に引っ掛かるホルダ体4と、ハンドル3及びホルダ体4と別体に設けられたカム体5とを備える。なお、この発明において、密閉ハンドル装置を扉側に取り付けた状態を仮定したとき、ある部品を回動軸方向に扉から近い側から視た片面は「裏面」と呼び、反対に扉から遠い側から視た片面は「表面」と呼ぶ。また、回動軸方向とは、ハンドルの回動軸に沿った方向のことをいう。また、回動方向とは、ハンドルの回動方向をいう。
ハンドル3の回動軸は、ハンドル3、ホルダ体4及びカム体5を回動軸方向に組合せ、これら組合せ体を雄ねじ部品6で回動軸方向にねじ締結することによって構築されている。カム体5がハンドル3と一体に回動するため、カム体5と台座2の間に、回動時の滑り性を良くする目的で樹脂ワッシャ7が組み込まれている。また、ホルダ体4と台座2の間にウェーブワッシャ8が組み込まれている。カム体5は、台座2に対するハンドル3の回動によって枠9側に固定された受座10に掛け外しされるカム部11を有する。
ハンドル3と一体に回転するカム部11が受座10に摺動しながら掛かることによって台座2が扉1側へ押され、これに伴い扉1が枠9側に密着させられる。
図1(d)、図2に示すハンドル3は、手で操作するときに握るグリップ部12を含んだレバー部品からなり、回動軸に直角な長手方向をもつ。ハンドル3の遠位端は、グリップ部12の先端になっている。ハンドル3の裏面には、回動軸を中心とする雌ねじ穴13が形成されている。雌ねじ穴13には、台座2の裏側から雄ねじ部品6がねじ込まれる。前記ねじ締結に用いる雄ねじ部品6は、1本だけである。
図1(d)、図3に示す台座2は、扉1にねじ締結するフランジ部14と、回動軸方向に貫通孔15が形成された旋回台部16とからなる。フランジ部14の裏面、旋回台部116の裏面には、扉1側に対する締結面が含まれている。
図1(d)、図4に示すホルダ体4は、旋回台部16の貫通孔15の周囲と回動軸方向に引っ掛かり可能な鍔部17を含む。ホルダ体4には、雄ねじ部品6を通し、その頭部を受けることができるねじ挿通部18が形成されている。鍔部17とカム体5の裏面と旋回台部16を回動軸方向に挟むことによって、ねじ締結されたハンドル3、カム体5及びホルダ体4が台座2に対して回動可能に取り付けられる。樹脂ワッシャ7、ウェーブワッシャ8は、適宜に省略することができる。
図1(d)、図3、図4に示すように、ホルダ体4は、鍔部17からさらに回動軸に直角な方向に突き出た回り止め部17aを含む。回り止め部17aは、旋回台部16の裏面側に形成された円弧状凹部16aに嵌り、ハンドル3の回動範囲を規制すると共に、前記ねじ締結のときは組合せ体の回り止めとなる。ハンドル3の回動軸は、ホルダ体4の外周円筒状面と、旋回台部16の貫通孔15の内周円筒状面とによる案内範囲に定まる。
図1(c)、(d)、図5(a)、(c)に示すように、カム体5には、雄ねじ部品6を通す長孔19が形成されている。長孔19は、回動軸に直角な一直線方向に長い楕円状になっている(以下、この一直線方向は、単に「一直線方向」と呼ぶ)。カム部11は、カム体5のうち、長孔19の一直線方向延長上に位置している。
図1(c)、(d)、図2に示すように、ハンドル3及びカム体5の片方が、回動軸方向に突き出た軸部20を有し、図1(c)、(d)、図5(a)、(b)、(d)に示すように、残り片方が、回動軸方向に凹んだ凹部21を有する。図1(c)、図2に示す軸部20は、雌ねじ穴13の周囲から回動軸方向に突き出ている。この軸部20は、正八角柱状の直交四方の側面に空所22を作った形状とされている。前記直交四方の側面は、一直線方向に対して45°傾斜した四つの側面とされ、これら各側面の幅中央部に、空所22が一直線方向に対して45°の方向に向けて、かつ軸部20の先端面に開放するように形成されている。図2(b)において、ハンドル3の回動軸を雌ねじ穴13の中心上とし、ハンドル3の回転角0°とする位置を雌ねじ穴13の中心から図中上向きの仮想線上に考えたとき、空所22及び軸部20全体は、それぞれ所定回転角(図示を回転角0°として左回りに回転角90°、180°、270°)で重なる4回対称の回転対称性をもっている。
図1(c)、(d)、図5(a)、(b)、(d)に示す凹部21は、長孔19の開口周囲に形成された二箇所の凹凸領域23,23からなる。凹凸領域23は、挿入された軸20の半周(ただし、一直線方向の片側及び長孔短手方向の両側に亘る半周)以上に含まれた空所22の内面と回動方向及び一直線方向に係合可能になっている。凹部21のうち、一箇所分の凹凸領域23として機能する一直線方向の範囲を図1(c)中に矢線で示した。この矢線の範囲は、凹部21の内周のうち、一直線方向の片方へ最も寄った位置の端部で軸部20が一直線方向に受けられた状態を考えたとき、その軸部20が凹部21内で占める一直線方向の範囲に相当する。同図中に示した二本の矢線範囲から明らかなように、凹部21は、二箇所の凹凸領域23,23を一直線方向に部分的に重複するように作った形状とされている。一箇所分の凹凸領域23は、軸部20の4回対称に相当する回転対称性をもっている。
具体的には、凹部21の内面の基本形状が回動軸方向の八角形状で、その一直線方向に沿った側面の周方向幅が残り六側面よりも長く、その一直線方向に対して斜めの各側面に、法線方向に突き出た凸部24を作った形状になっている。残り六側面のそれぞれの周方向幅は、軸部20の周方向幅に対応している。軸部20を凹部21に対して一直線方向の一方に最も片寄せた位置で回動軸方向から挿入すると、凸部24は、図1(c)に示すように、対応する空所22の内面と噛み合い、回動方向及び一直線方向に係合する。凹凸領域23が軸部20の半周以上に亘って噛み合うので、ハンドル3及びカム体5が回動方向に相対的に固定されると共に、凸部24と空所22の内面の係合によってハンドル3がカム体5に対して一直線方向の他方へ動かないように固定される。軸部20及び凹部21が同じ回転角で重なる4回対称であるため、凹部21に対する軸部20の回転角を4回対称のいずれに定めて挿入を実施しても、軸部20と凹部21によるハンドル3とカム体5の相対位置固定が同じように得られる。なお、図1(c)は、カム体5の表面に位置した凹部21のうち、図中右方の凹凸領域23に軸部20を挿入した状態を描いている。図中左方の凹凸領域23に軸部20を挿入した状態は、図1(c)を左右逆様に視た状態に相当する。軸部20及び凹凸領域23の4回対称性、並びに凹部21の一直線方向中央に直角な鏡像面に関する鏡像対称性から、図1(c)に示す二箇所の凹凸領域23のどちらに軸部20を挿入するとしても、図1(b)や図6(b)、(d)に示すように、ハンドル3のハンドル遠位端の向きを上下左右の4方向の中から選択し、同じようにハンドル3とカム体5の相対位置を固定することができる。
また、図1(d)、図4、図5(b)、(c)、(e)に示すように、ホルダ体4及びカム体5の片方が、回動軸方向に突き出た軸部20を有し、残り片方が、回動軸方向に凹んだ凹部21を有する。ホルダ体4とカム体5の相対位置固定は、ハンドル3とカム体5の相対位置固定と同じ係合によっている。すなわち、ホルダ体4の軸部20は、ハンドル3の軸部20と共通の形状をもって、ねじ挿通部18の周囲から回動軸方向に突き出ている。カム体5の裏面に位置した凹部21は、カム体5の表面に位置した凹部21と共通の形状をもって、回動軸方向に重なる位置に形成されている。
上述のように、カム体5の表面及び裏面のそれぞれに回動軸方向に重なる凹部21が存在しているので、図1(a)、(c)に示すように、二箇所の凹凸領域23,23のうち、受座10から遠い方をカム体5の表裏で使用すれば、ハンドル遠位端の向きを図6(c)、(d)に示すように上下左右のいずれかとして、ハンドル3、カム体5及びホルダ体4を図1(d)のようにねじ締結することができる。また、図1(a)、(c)に示す二箇所の凹凸領域23,23のうち、受座10から近い方をカム体5の表裏で使用する場合でも、図6(a)、(b)に示すように、ハンドル遠位端の向きを上下左右のいずれかとして、ハンドル3、カム体5及びホルダ体4を図1(d)のようにねじ締結することができる。すなわち、ハンドル3の回動軸(雄ねじ部品6上)の位置を台座2に対して動かすことなく、台座2及びハンドル3に対するカム体5の位置を一直線方向に二段階で調整することができるので、カム部11の回動半径を二段階で調整し、これにより、カム部11の受座10への掛かり具合を調整することができる。その調整代は図1(c)、図6(a)に示したδ1に相当し、軸部20や雄ねじ部品6のねじ径よりも小さいが、凹凸領域23,23同士の部分重複により、これを実現することができる。
上述のように、この密閉ハンドル装置は、カム体5のカム部11に対するハンドル遠位端の向きを上下左右の四方向の中から選択可能なハンドル取付け性を与え、しかも台座2に対するカム部11の位置を変更可能なので、図中、上下方向又は左右方向基準の取付けの両方に対応でき、ひいては、密閉ハンドル装置の汎用性を向上させることができる。
図1(d)、図5に示す長孔19は、ねじ締結に用いる全ての雄ねじ部品6を通せるように形成されている。このため、カム体5に複数のねじ挿通孔を形成する場合のように、ねじ挿通孔間の肉厚確保が原因で、図1(c)に示す二箇所の凹凸領域23,23の配置が制限されることはない。
図1(c)、(d)に示すように、前記ねじ締結に用いる雄ねじ部品6が1本だけであり、ハンドル3に非貫通の雌ねじ穴13が形成されているので、ハンドル3の表面にナットが付かず、意匠性に優れる。雄ねじ部品6を1本だけにすれば、複数本の雄ねじ部品を採用したときのように、多数の穴等をハンドル3に形成する手間がない。
図1(d)に示すように、カム体5の裏面側の凹部21からホルダ体4の軸部20が抜けるまで雄ねじ部品6を緩めた状態では(この状態のハンドル3及びカム体5の概略外形を同図中に二点鎖線で示した)、ハンドル3及びカム体5を一直線方向に動かし、カム体5の裏面側にある凹部21の二箇所の凹凸領域のどちらかをホルダ体4の軸部20の挿入先として選択することができる。さらに雄ねじ部品6を緩めた状態では(この状態のハンドル3の概略外形を同図中に一点鎖線で示した)、雄ねじ部品6と雌ねじ穴13の螺合を残したまま、ハンドル3の軸部20もカム体5の表面の凹部21から抜き、カム体5に対するハンドル遠位端の向きや当該軸部20の挿入先とする凹部21の二箇所の凹凸領域を選択することができる。このように、1本の雄ねじ部品6を緩めるだけで、ハンドル3、カム体5及びホルダ体4がバラけないように当該三体を適宜に遊離させて、ハンドル遠位端の向きや二箇所の凹凸領域を選択することができるので、作業性がよい。
また、雄ねじ部品6を緩めた状態では、ウェーブワッシャ8が、ホルダ体4の鍔部17と、台座2の旋回台部16との間で弾性的に反発する。この反発力によって、台座2に対するホルダ体4の傾きが防止される。この反発力が作用する範囲で雄ねじ部品6を緩める限り、ハンドル3を台座2に対して傾かないように任意の回動軸方向位置に仮保持させることができる。
第二実施形態を添付図面に基いて説明する。上述のように、カム体5に凹部21のみが存在し、ハンドル3及びホルダ体4のそれぞれに軸部20が存在している。そして、カム体5の表面及び裏面に存在する凹部21,21は、互いに同じ形状をもち、回動軸方向に重なる配置となっている。また、ハンドル3及びホルダ体4に存在する軸部20,20は、互いに同じ形状をもち、雄ねじ部品6を受ける雌ねじ穴13、ねじ挿通部18と同軸になっている。このように、ハンドル3とカム体5の相対位置固定に用いる軸部20及び凹部21が、カム体5とホルダ体4の相対位置固定に用いる軸部20及び凹部21と共通形状をもっている。したがって、図7に示すように、カム体5は、上述の汎用性を損なわないように、表裏付け替えが可能である。同図の第二実施形態は、カム体5のカム部11の形状を変更した点で相異している。カム部11は、回動軸方向の両面には、受座10に掛かる摺動面11a、11bをもっている。受座10に摺動するカム部11の摺動面は、摺動面11a又は11bから選択することができる。カム体5の回動軸方向の位置を決める締結面間の回動軸方向の間隔を二等分する平面(図中に一点鎖線で示す)を考えたとき、この平面から摺動面11aまでの鉛直距離δ2と、同じく摺動面11bまでの鉛直距離δ3とは、δ2<δ3の関係になっている。このため、カム体5の表裏付け替えによって、台座2に対する摺動面11a、11bの回動軸方向位置が変化させられる。したがって、第二実施形態は、図7(a)、(b)の受座10に対する台座2の回動方向位置の比較から分かるように、受座10とカム部11の掛かり具合を回動軸方向に変更して、扉の押し具合を調整し易い点で優れる。軸部20、凹部21の共通形状は、カム体5の表裏付け替えを実現可能であればよく、この実施形態のように同じ形状に作ることは必須でない。また、カム体5に軸部20のみが存在するようにすることもできる。
この発明の技術的範囲は、上述の各実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載に基く技術的思想の範囲内での全ての変更を含むものである。例えば、カム体5の表面と裏面に軸部20を採用し、ハンドル3、ホルダ体4に凹部21を採用することもできる。また、軸部20と凹部21の係合構造には、図8に示すように、様々なパターンを採用することができる。図8(a)の例では、軸部20が、正四角柱状の側面から法線方向に突き出た突部25を各側面に一箇所、4回対称の配置で作ったものとなっている。凹部21は、全体として一直線方向に長い矩形状に凹ませ、凸部24を長側面の二箇所に作るだけでよい。図8(b)の例では、軸部20が、正四角柱状の側面から盗んだ空所22を4回対称の配置で、かつ各側面に複数作ったものとなっているので、図8(a)の例よりも固定性に優れる。また、図8(c)、(d)の例では、軸部20が、一直線方向に対して45°傾いた正四角柱状を基本とし、この各側面に空所22を一箇所、4回対称の配置で作ったものとなっている。この例では、図8(d)と図1(c)の比較から分かるように、軸部20を凹部21内の全ての凸部24で固定するものではないが、凹部21の一直線方向中央に位置した正四角形状同士の交差稜線付近で、回動方向及び一直線方向の係合を強固に得ることができる。図8(e)、(f)の例では、軸部20が、正八角柱状の一直線方向及びこれに直角な方向に沿った各側面に空所22を二箇所、4回対称の配置で作ったものとなっている。なお、軸部20を八角柱状にする場合、残り四方の側面に空所又は突部を形成することもできる。この場合、空所又は突部が小さくなることを避けるため、各側面に一箇所のみとすることが好ましい。
1 扉
2 台座
3 ハンドル
4 ホルダ体
5 カム体
6 雄ねじ部品
10 受座
11 カム部
11a、11b 摺動面
13 雌ねじ穴
19 長孔
20 軸部
21 凹部
22 空所
23 凹凸領域
25 突部

Claims (4)

  1. 扉(1)又は枠(9)側に固定される台座(2)と、前記台座(2)に対して回動可能なハンドル(3)と、前記台座(2)に対する前記ハンドル(3)の回動によって受座(10)に掛け外しされるカム部(11)とを有し、前記カム部(11)が前記受座(10)に摺動しながら掛かることによって前記台座(2)が扉(1)又は枠(9)側へ押される密閉ハンドル装置において、
    前記台座(2)の裏面に回動軸方向に引っ掛かるホルダ体(4)と、前記カム部(11)を含んだカム体(5)とを備え、これらハンドル(3)、カム体(5)及びホルダ体(4)を回動軸方向のねじ締結によって前記台座(2)に取付け可能となっており、
    前記ハンドル(3)及び前記カム体(5)の片方、並びに前記ホルダ体(4)及び前記カム体(5)の片方が、回動軸方向に突き出た軸部(20)を有し、残り片方が、回動軸方向に凹んだ凹部(21)を有し、前記軸部(20)は、四角柱状又は八角柱状の直交四方の側面に空所(22)又は突部(25)を作った形状とされ、前記凹部(21)は、対応の前記軸部(20)の半周以上に含まれた前記空所(22)の内面又は突部(25)と回動方向及び回動軸に直角な一直線方向に係合可能な凹凸領域(23)を当該一直線方向に二箇所かつ部分的に重複するように作った形状とされており、
    前記ハンドル(3)と前記カム体(5)の相対位置固定に用いる前記軸部(21)及び前記凹凸領域(23)は、回動軸回りの所定回転角で重なる回転対称性をもっていることを特徴とする密閉ハンドル装置。
  2. 前記回転対称性は4回対称である請求項1に記載の密閉ハンドル装置。
  3. 前記カム体(5)に前記軸部(20)及び前記凹部(21)の一方のみが存在し、前記ハンドル(3)と前記カム体(5)の相対位置固定に用いる前記軸部(20)及び前記凹部(21)が、前記カム体(5)と前記ホルダ体(4)の相対位置固定に用いる前記軸部(20)及び前記凹部(21)と共通形状をもち、前記カム体(5)の表裏付け替えによって前記台座(2)に対する前記カム部(11)の摺動面(11a,11b)の回動軸方向位置が変化させられる請求項1又は2に記載の密閉ハンドル装置。
  4. 前記ねじ締結に用いる雄ねじ部品(6)が1本だけであり、前記カム体(5)に、前記ねじ締結に用いる雄ねじ部品(6)を通すための長孔(19)が前記一直線方向に長く形成されており、前記ハンドル(3)に、前記台座(2)の裏側から前記雄ねじ部品(6)をねじ込む雌ねじ穴(13)が形成されており、前記雄ねじ部品(6)を緩めた状態で前記二箇所の凹凸領域(23,23)のどちらかを選択可能になっている請求項1から3のいずれか1項に記載の密閉ハンドル装置。
JP2012249134A 2012-11-13 2012-11-13 密閉ハンドル装置 Active JP6099939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012249134A JP6099939B2 (ja) 2012-11-13 2012-11-13 密閉ハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012249134A JP6099939B2 (ja) 2012-11-13 2012-11-13 密閉ハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014098240A true JP2014098240A (ja) 2014-05-29
JP6099939B2 JP6099939B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=50940461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012249134A Active JP6099939B2 (ja) 2012-11-13 2012-11-13 密閉ハンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6099939B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105257094A (zh) * 2015-09-29 2016-01-20 颜群 一种能防盗的锁体开锁系统
JP2020535337A (ja) * 2017-09-28 2020-12-03 エイエスエスエイ・アブロイ・ニュージーランド・リミテッド 窓締結器具
KR20240005562A (ko) 2022-07-05 2024-01-12 다키겐 세이조 가부시키가이샤 밀폐 핸들 장치
KR20240036441A (ko) 2022-09-13 2024-03-20 다키겐 세이조 가부시키가이샤 밀폐 핸들 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08209989A (ja) * 1995-02-01 1996-08-13 Takigen Mfg Co Ltd 密閉ハンドル装置
JP2006118115A (ja) * 2004-09-27 2006-05-11 Takigen Mfg Co Ltd 二段階開放型密閉リフトハンドル装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08209989A (ja) * 1995-02-01 1996-08-13 Takigen Mfg Co Ltd 密閉ハンドル装置
JP2006118115A (ja) * 2004-09-27 2006-05-11 Takigen Mfg Co Ltd 二段階開放型密閉リフトハンドル装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105257094A (zh) * 2015-09-29 2016-01-20 颜群 一种能防盗的锁体开锁系统
CN105257094B (zh) * 2015-09-29 2020-04-24 颜群 一种能防盗的锁体开锁系统
JP2020535337A (ja) * 2017-09-28 2020-12-03 エイエスエスエイ・アブロイ・ニュージーランド・リミテッド 窓締結器具
JP7157147B2 (ja) 2017-09-28 2022-10-19 エイエスエスエイ・アブロイ・ニュージーランド・リミテッド 窓締結器具
US11661772B2 (en) 2017-09-28 2023-05-30 Assa Abloy New Zealand Limited Window fastener
KR20240005562A (ko) 2022-07-05 2024-01-12 다키겐 세이조 가부시키가이샤 밀폐 핸들 장치
KR20240036441A (ko) 2022-09-13 2024-03-20 다키겐 세이조 가부시키가이샤 밀폐 핸들 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6099939B2 (ja) 2017-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6099939B2 (ja) 密閉ハンドル装置
JP7196207B2 (ja) ホルダー及びそのホルダーを含むledディスプレーシステム
TWI702361B (zh) 球形接頭
ES2867800T3 (es) Dispositivo de sujeción y sistema de sujeción de paneles a una estructura
JP3161330U (ja) 直軸とユニバーサル機能を備えた工具継ぎ足し棒
US8950621B2 (en) Cooking utensil with rotatable handle
US20130081229A1 (en) Hinge device
JP2012092899A (ja) クリップ及び連結構造
JP2009008156A (ja) クランプ
JP3227149U (ja) 支持装置
JP4989748B2 (ja) 回転ダンパ用取付治具及び回転ダンパ装置
KR101525009B1 (ko) 프로파일 각도 조절용 조인트
JP6655055B2 (ja) ボルト連結具
JP3232174U (ja) 径可変式パイプクランプ構造
JP2008032096A (ja) 長尺物支持具
JP3164996U (ja) バックレーダ感知器の固定装置
JP6747716B2 (ja) ボールジョイント及びアーム装置
JP5552034B2 (ja) 締結具
JP4496124B2 (ja) 複数の配管を固定するトグルピンの取り付け構造
JP5014935B2 (ja) 位置調節構造
JP5440522B2 (ja) 機器保持装置
JP2005188114A (ja) 手摺用継手
JP5101127B2 (ja) 手すりブラケット
JP2019519698A (ja) テントポール用のスイベル式ハブ
JP2006153047A (ja) 三脚

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150723

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6099939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250