JP2020535337A - 窓締結器具 - Google Patents

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Abstract

窓サッシへの接続のために構成された、基部と;ラッチ固定位置と非ラッチ固定位置との間で枢動可能に上記基部に接続された、ラッチ固定用舌状部を備えるハンドルと;上記基部と上記ハンドルとの間の境界面とを含む、窓締結器具であって、上記境界面は、上記ハンドルが上記非ラッチ固定位置から上記ラッチ固定位置へと枢動する際に、上記ラッチ固定用舌状部を、軸方向に上記基部に近づくように移動させ、上記境界面は、上記ハンドルが上記ラッチ固定位置から上記非ラッチ固定位置へと枢動する際に、上記ラッチ固定用舌状部を、軸方向に上記基部から離れるように移動させる、窓締結器具。【選択図】図1

Description

本発明は、窓締結器具に関する。
上げ下げ窓を閉鎖位置にラッチ固定するために、サッシに設置された1つ以上のハンドル操作式締結器具を用いるのが一般的である。枢動式ハンドルと、くさび状要素に係合できる舌状部とを有する、くさび状締結器具が知られている。一般に、上記締結器具が窓サッシに締結されることになり、くさび状部が窓フレームに締結されることになる。
締結器具は、2つの離間した舌状部を含んでよく、これらのうちの一方は窓を閉鎖位置に締結することを目的とし、もう一方は窓を通気位置に締結することを目的とする。これらの締結器具は、窓を通した無許可の侵入に対してあるレベルのセキュリティを提供しながら、同時に窓を部分的に開放して、建造物内への空気流を提供するという利点を有する。
窓締結器具の更なる形態は、「ウェッジレス締結器具」であり、これは、サッシが閉鎖位置にあるときに窓フレームの縁部に重なる可動式フラップを利用したものである。多くのこのような締結器具では、フラップを完全に水平になるまで回転させるために十分にハンドルを回転させなければ、サッシを引っ張って閉鎖する際にフラップの内側下端がフレームの下側の外側上縁部を乗り越えるのに失敗する場合があり、フレームに衝突して、場合によってはフレーム、サッシ、及び締結器具を損傷させるおそれがある。
より頑丈なフラップ又は取り付け機構の提供には更なるコストがかかる場合があり、また美観上魅力的でない場合がある。
本発明は、改良された窓締結器具を提供でき、又は少なくとも、有用な選択肢を公共に若しくは産業に提供できる。
ある例示的実施形態によると:i.窓サッシへの接続のために構成された基部と;ii.ラッチ固定位置と非ラッチ固定位置との間で枢動可能に上記基部に接続された、ラッチ固定用舌状部を備えるハンドルと;iii.上記基部と上記ハンドルとの間の境界面とを含む、窓締結器具が提供され、上記境界面は、上記ハンドルが上記非ラッチ固定位置から上記ラッチ固定位置へと枢動する際に、上記ラッチ固定用舌状部を軸方向に上記基部に近づくように移動させ、上記境界面は、上記ハンドルが上記ラッチ固定位置から上記非ラッチ固定位置へと枢動する際に、上記ラッチ固定用舌状部を軸方向に上記基部から離れるように移動させる。
用語「備える(comprise、comprises、comprising)」は、様々な管轄の下で、排他的な意味にも包括的な意味にも解釈され得ることが知られている。本明細書に関して、これらの用語は特記しない限り包括的な意味を有し、即ちこれらの用語は、その使用が直接言及されている列挙された構成部品を含み、かつ場合によってはその他の明記されていない構成部品又は要素も含むことを意味するものと解釈できる。
本明細書におけるいずれの文献の参照は、該文献が、他の文献と有効に組み合わせることができる従来技術であること、又は該文献が技術常識の一部を形成することに対する承認を構成するものではない。
添付の図面は、本明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、本発明の実施形態を図示し、上述の「発明の概要」及び以下の「発明を実施するための形態」と共に、本発明の原理を説明する。
図1は、締結器具の正面斜視図である。 図2は、図1の締結器具の背面斜視図である。 図3は、図1の締結器具の分解立体図である。 図4は、ハンドルの背面斜視図である。 図5は、舌状ワッシャの正面斜視図である。 図6は、図5の舌状ワッシャの背面斜視図である。 図7は、基部の正面斜視図である。 図8は、図7の基部の背面斜視図である。 図9は、図8のカム面の詳細図である。 図10は、後部ワッシャの斜視図である。 図11は、通気ボタンの上面斜視図である。 図12は、通気ボタンの底面斜視図である。 図13は、ねじの斜視図である。 図14は、閉鎖位置の締結器具の正面図である。 図15は、閉鎖位置の締結器具の背面図である。 図16は、閉鎖位置の締結器具の上面図である。 図17は、閉鎖位置の締結器具の側面図である。 図18は、過渡位置の締結器具の正面図である。 図19は、過渡位置の締結器具の背面図である。 図20は、過渡位置の締結器具の上面図である。 図21は、過渡位置の締結器具の側面図である。 図22は、開放位置の締結器具の正面図である。 図23は、開放位置の締結器具の背面図である。 図24は、開放位置の締結器具の上面図である。 図25は、開放位置の締結器具の側面図である。
本出願は、単一の締結器具又は複数の締結器具を用いて窓(例えばオーニング窓又は開き窓)を固定する方法を説明する。全体として、実施形態は、ハンドル1の回転がラッチ固定用舌状部の回転移動及び軸方向移動の両方を発生させるように構成された、締結器具を提供する。上記ラッチ固定用舌状部は、締結器具が閉鎖位置へと回転すると窓フレームに向かって押され、締結器具が開放位置へと回転すると窓フレームから離れるように解放される。
図1は締結器具の正面斜視図であり、図2は図1の締結器具の背面斜視図である。締結器具は、窓のフレームに固定される基部5と、締結器具を操作するためのハンドル1とを含む。ラッチ固定用舌状部3と、存在する場合は通気用舌状部2とが、ハンドル1に備えられている。ラッチ固定用舌状部3と、存在する場合は通気用舌状部2とは、(以下で更に詳細に説明するように)窓フレームへの損傷を防止するための摩耗面で構成される。
図3は図1の締結器具の分解立体図である。基部5は、後部ワッシャ7と連結される後面と、舌状ワッシャ6と連結される前面とを含む。舌状ワッシャ6は、ラッチ固定用舌状部3及び突起部10の表面と連結されるよう構成された内面を含む。突起部10はハンドル1から突出し、ハンドル1、舌状ワッシャ6及び後部ワッシャ7を回転方向に整列させる。カバー4は基部5を格納できる。ねじ9は、締結器具の後部からハンドル1内へと固定できる。
ハンドル1
図4は、ハンドル1の背面斜視図である。ハンドル1は、機構を把持するため、及び機構にてこの力を提供するための、エルゴノミックレバーを提供する。ハンドル1の一方の端部は、突起部10を介して締結器具の基部5に固定される。図示されている実施形態では、突起部10は、ハンドル1、舌状ワッシャ6、及び後部ワッシャ7を回転方向に整列させるために、舌状ワッシャ6及び後部ワッシャ7上の形態に対して相補的な3つのキー溝11を含む。ハンドル1、舌状ワッシャ6、及び後部ワッシャ7を回転方向に整列させるために、他のいずれの好適なキー構成を用いてもよい。例えば、異なる個数のキー溝が含まれていてもよい。ハンドルとワッシャとの間で荷重を伝達できるいずれの形状又は個数のキーを用いてよい。製品の誤った組み立てを防止するために、ワッシャを1つの配向でしか取り付けできないよう、キーを非対称に設計してよい。キー溝11の幅は、キー溝11の間における突起部10の周りの空間の幅と略同一であってよい。
突起部10の内部孔13は、孔13に嵌合されたねじ9によって、締結器具を構成する全ての構成部品を一体として固定する手段を提供する。
停止部材20は、突起部10の下方においてハンドル1の後面から突出している。停止部材20は略立方体であり、約1.3mmだけ突出していてよい。停止部材20は、例えば基部5上にある停止部材520又は別の表面と相互作用することによって、閉鎖位置を越えるハンドル1の回転を制限できる。
ハンドル1は、亜鉛ダイカスト、又はポリマー、アルミニウム及び他の金属を含むがこれらに限定されない他のいずれの好適な材料であってよい。
ラッチ固定用舌状部3は、舌状ワッシャ6と一体の摩耗面601を保持するための、壁19によって画定された凹部17を含む。他の実施形態では、摩耗面は、舌状ワッシャ6と別個の部品であってよく、ハンドル1のラッチ固定用舌状部と一体であってよく、又は省略されていてもよい。ラッチ固定用舌状部3の凹部17の中央にはポスト16が存在し、舌状ワッシャ6がこのポスト16を把持することによって、舌状ワッシャ6がハンドル1に対してしっかりと保持される。舌状ワッシャ6は突起部10のキー溝11に嵌合する3つのキー611を含むため、舌状ワッシャ6のワッシャ部分は、突起部10の内側プロファイルに対して相補的な内側プロファイルを有する。他の実施形態では、ワッシャがキー溝を含んでよく、突起部がキーを含んでよい。
通気用舌状部2は、摩耗面として作用する通気ボタン12を保持するために、凹部18及びポスト15を含む。通気ボタン12は省略してもよい。摩耗面は通気用舌状部と一体として設けてもよい。
非通気用締結器具
図示されている実施形態は、第2の通気用舌状部2を含む通気用締結器具を示す。しかしながら、他の実施形態は通気用舌状部2を省略してもよい。
他の実施形態は、高プロファイルバージョンを含んでよく、これは通気用舌状部2を省略して、他の同様のハンドルを有する。別の実施形態は、低プロファイルバージョンを含んでよく、これもまた通気用舌状部2を省略し、ハンドル1のレバーセクションが突起部10に近づき、ハンドル1をサッシから突出させるための空間が限定されている取り付けのための解決策を提供する。
また更なる実施形態では、通気用舌状部2は、ハンドル1の、ラッチ固定用舌状部3に対して反対側から突出してよい。よって、締結器具は、ハンドルを閉鎖位置から180°回転させることによって、通気用構成へと移動させることができる。
舌状ワッシャ6
図5は、舌状ワッシャの正面斜視図であり、図6は、図5の舌状ワッシャの背面斜視図である。舌状ワッシャ6は、表面606、608、609のセットを含み、これらは、ハンドル1を回転させたときに、基部5の前側の対応する表面506、508、509と相互作用して、軸方向移動を提供するためのものである。表面609は開放軸受面であり、表面606は傾斜上行面であり、表面608は閉鎖軸受面である。舌状ワッシャ6の表面606、608、609は、表面506、508、509に対するカムフォロアとして作用できる。舌状ワッシャ6は、後部ワッシャ7と同一のキーによって、ハンドル1に対して回転方向にロックされる。舌状ワッシャ6はまた、舌状ワッシャ6のワッシャ部分を摩耗面601に接続するブリッジ状ウェブ620を含む。摩耗面601は、窓を閉鎖したときに窓のフレームに対して押し付けられる。この舌状部摩耗面は、ハンドル1の位置決定用凹部17内に内包される。
舌状ワッシャ6は、例えばプラスチックであるいずれの好適な材料から製造してよい。材料は好ましくは耐摩耗性であるが、窓のフレームを研磨しないものである。例えば上記材料は、窓のフレームの表面仕上げより柔らかくなるように選択してよい。上記材料は好ましくは、高いUV安定性及び耐熱性を有する。場合によっては、摩耗面は熱可塑性ポリエステルエラストマであってよい。
舌状ワッシャ6と摩耗面601とを組み合わせると、締結器具全体を一体にするために扱わなければならない構成部品の数が削減されるため、組み立てが容易になる。他の実施形態では、摩耗面601は、舌状ワッシャ6とは別個の部品又はボタンであってよい。
舌状ワッシャ6を省略し、代わりに基部5に連結される表面(表面606、608、609と同様の表面等)を用いて形成された突起部10を有することも可能であるが、研磨性材料が互いに押し合うようになるため、これは摩耗の速度を増大させる場合がある。例えば、亜鉛製の基部上の亜鉛製の突起部は、良好な摩耗性を示さない場合がある。
舌状ワッシャ6の後面は、摩耗面601の背後において舌状ワッシャ6内へと成形された、保持チャンバ622を含む。保持チャンバ622は、締まり嵌めによってハンドル1のポスト16を保持して、舌状ワッシャ6をハンドル1に対してしっかりと保持する。
舌状ワッシャ6とハンドル1とを連結すると、舌状ワッシャ6の外壁624はラッチ固定用舌状部3の壁19に重なる。従って壁19は、舌状ワッシャの外壁624と保持チャンバ622の外面との間に挟まれ、滑り嵌めを形成できる。
これにより、舌状ワッシャ6とハンドル1との間は比較的しっかりと連結される。これにより、誤った操作中の窓フレームに対する衝突による損傷に対して、改善された保護を提供することもできる。例えばこれにより、窓サッシを窓フレームに対して完全に引っ張る前にハンドル1を閉鎖位置へと回転させたときに、ラッチ固定用舌状部3が窓フレームの金属面に接触するのを回避できる。
基部5
図7は基部5の正面斜視図であり、図8は図7の基部の背面斜視図である。
基部5の前部は、舌状ワッシャ6の表面606、608、609と連結するための表面506、508、509のセットを含む。表面506、508、509は、ハンドル1の回転運動を軸方向運動に変換し、ハンドルを回転方向に応じて基部5に向かって又は基部5から離れるように軸方向に移動させるため、カム面として作用する。表面509は開放軸受面であり、表面506は傾斜上行面であり、表面508は閉鎖軸受面である。これらの表面のセットは、3つの停止部材510で隔てられている。
3セットの上記表面及び停止部材を含むことにより、ハンドルに安定性をもたらす。2セット以下の上記表面はピボットを形成する場合があるため、ハンドルを不安定にする場合がある。このような場合には、丸みを帯びた軸受面が接合部をより多く支持しなければならなくなるため、上記軸受面の余分な摩耗が発生することになる。時間が経過すると、これらは摩耗する場合があり、接合部が緩む場合がある。
4セット以上の上記表面を含めることもできるが、これは操作角度によって制限される。90°の操作角度を有する実施形態では、突起部の360°を90°で除算すると、4セットの表面及び停止部材が理論上可能となる。3セットの表面及び停止部材は、荷重を支え、支持を提供し、また固有の安定性を得るために好適なサイズ設定を提供する。開放角度が小さな他の実施形態では、より多数のカム又は傾斜を含めることができる。
基部5は、亜鉛ダイカスト又は他のいずれの好適な金属であってよい。強度及び摩耗要件が満たされていれば、基部5はプラスチック製であってもよい。
舌状ワッシャ6、後部ワッシャ7、及び基部5の閉鎖軸受面と開放軸受面との間の高さの差は一致する(というのは、これら3つの部品全てにおいてプロファイルは複製されるためである)。図示されている実施形態では、この高さの差は約2.5mmである。この高さの差は、カム又は傾斜のプロファイルを調整すると、より小さく又はより大きくなり得る。
同様に、上記傾斜の勾配は、舌状ワッシャ6、後部ワッシャ7、及び基部5のプロファイルにおいて一致する。図示されている実施形態では、ハンドル1の45°の回転運動にわたって、2.5mmの高さの変化が提供される。傾斜の勾配は一定であっても、又は変化しても(例えば徐々に始まって、ハンドルを動かすと増大しても)よい。
カム面の厚さは1.8mm〜1.9mmであってよい。製品全体がより大きい又は小さい場合、上記厚さを変更してよい。
停止部材520は、表面506、508、509の下方において、基部5の前部から突出する。停止部材520は略立方体であり、基部5の前部から約1.3mmだけ突出していてよい。停止部材520は、ハンドル1の後面21等の別の表面と相互作用することによって、閉鎖位置を越えるハンドル1の回転を制限できる。これは、締結器具を損傷させるおそれがある、閉鎖位置を超えたハンドル1の更なる回転に耐える。このように、停止部材520はデッドストップ(deadstop)として機能する。停止部材520及び停止部材20はいずれも、金属等の比較的強度のある材料で作製してよく、これにより、ユーザが閉鎖位置を超えてハンドル1を手で回転させるのは困難又は不可能となる。
基部5の後部は、後部ワッシャ7の表面706、708、709と連結する、対応する表面506、508、509を含む。表面709は開放軸受面であり、表面708は閉鎖軸受面であり、表面706は傾斜上行面である。後部ワッシャ7の表面706、708、709は、表面506、508、509に対するカムフォロアとして作用できる。
基部5の後部のこれらの特徴部分は、前面上の特徴部分とは回転方向にオフセットされている。図9は、図8の表面506、508、509の詳細図を示す。停止面510Aは停止面510Bから回転方向にオフセットされている。これにより、基部5が全ての領域において十分な厚さ及び強度を有することが保証される。これは、前面と後面とを回転方向にオフセットさせることによって、強度が低い点を回避する方法の一例である。
基部5の後部は、後部ワッシャ7の側部から突出する整列用ピン730と適合するように構成された、整列用凹部530を含んでよい。整列用凹部530及び整列用ピン730はいずれも、概ね円形の断面を有する。整列用凹部530及び整列用ピン730は、組み立て中に後部ワッシャ7と基部5とを整列させるのを支援できる。更に、凹部530及びピン730の複数の適合したセットが存在してもよい。
基部5の保持用レッジ512の間の中央突起部504は、後部ワッシャ7を格納するために比較的厚くなっている。基部5は、締結器具を窓のサッシに取り付けるための1対の皿穴502を含む。保持用レッジ512は、固定用ねじを覆い隠すカバー4を保持する。固定用ねじの位置における基部5の厚さは、構成部品の十分な強度(及び好ましくは可能な限り高い強度)を保持したまま、比較的薄く維持する(また可能な限り薄くてよい)。これは、窓を操作するためのハンドル力の規制基準によって規定され得る。いくつかの実施形態では、窓を操作するためのハンドル力は、突出したサッシの運動を開始させて維持するためには、90N未満である。固定用ねじの位置における基部の厚さが最小であることにより、ラッチ固定用舌状部3が回転して軸方向に移動する際に、ラッチ固定用舌状部3は基部5及びカバー4を乗り越えることができる。
ばね
いくつかの実施形態では、締結器具を開放位置又は閉鎖位置に保持するために後部ワッシャ7に作用するように、ばねを設けてよい。例えばこれは、後部ワッシャ7に作用するための予備荷重を有する、成形プラスチック板ばねの形態であってよい。このばねは、基部5内への圧入によって配置及び保持を行うための、1つ以上のポストを含むことができる。ばねを基部5に固定する別の方法も使用してよく、例えば基部をかしめるか又はリベット留めすることで、ばねを保持する。ばねの戻り止め隆起部は、後部ワッシャ7の外側の面に作用でき、後部ワッシャ7の2つの戻り止め位置に着座する。これにより、ハンドル1がハンドルの移動の両端の2つの位置のいずれに到達したときに、ハンドル1にはっきりとした感触を提供でき、ハンドル1が開放位置又は閉鎖位置に保持される。
ばねは、製品の寿命を通して有効な戻り留めを提供するために、摩耗及び弾性の保持に関して良好な性能を提供するプラスチックといった、いずれの好適な材料から製造してよい。
あるいは、後部ワッシャ7の予備荷重は、螺旋ばねと、玉軸受又は様々な他のばね力を受ける物品との組み合わせによって達成してもよい。
後部ワッシャ7
図10は、後部ワッシャ7の斜視図である。後部ワッシャ7は中央突起部712を含み、これは、ハンドル1に対する後部ワッシャ7の回転をロックするキー711を含む。突起部712を越えるとフランジ713が存在し、これは、軸受面及び上行プロファイルとして作用する表面706、708、709と、停止部材710とを有する。これらの表面は、ワッシャの周りに3回パターンとして形成される。
後部ワッシャ7は、いずれの好適な材料(例えば亜鉛又はプラスチック)であってよい。
後部ワッシャ7が、前部ワッシャに対して相補的なカム面又は傾斜上行面を提供することにより、ねじは接合部の全ての要素を一体に結合でき、これにより、ハンドルはその運動の全範囲にわたって回転できる。
前部及び後部ワッシャは、同一の回転運動及び軸方向運動を受け、またねじによって一体に固定されるため、同一の表面プロファイルを有する。
後部ワッシャは、基部5の後部にセットされた整列用凹部530に適合するよう構成された整列用ピン730を含んでよい。整列用凹部530及び整列用ピン730はいずれも、概ね円形の断面を有する。整列用凹部530及び整列用ピン730は、製造中に後部ワッシャ7と基部5とを整列させるのを支援できる。更に、凹部530及びピン730の複数の適合したセットが存在してもよい。
通気ボタン12
図11は通気ボタン12の上面斜視図であり、図12は通気ボタン12の底面斜視図である。通気ボタン12は、舌状ワッシャ6上の摩耗面601と同様の機能を果たす。しかしながら、通気ボタン12はフレームに対して圧迫されないため、摩耗要件は低い。通気ボタン12は、ハンドル1が通気位置にあるときに、ハンドル1、具体的には通気用舌状部2が、フレームの表面仕上げを擦るのを防止する。通気ボタン12の係合面1201は、フレームの表面仕上げの損傷を回避するために好適な材料で形成される。例えば比較的柔らかいプラスチックを使用してよい。通気ボタン12は、保持用フィンガ1202によって、ハンドル1の通気用舌状部2上のポスト15上に保持される。
ねじ9
図13はねじ9の斜視図である。ねじ9は、個々の構成部品を、組み立て済みの機構に固定できる。図示されている実施形態のねじ9は、締結器具の後部からハンドル1内へと固定するための三葉ねじ(trilobular screw)9である。この機能は、リベット留めプロセスによって達成することもできる。
ねじ9の頭部の延長周縁部904は、全ての構成部品を機能的な組み立て状態に一体に保持するために圧力を印加する表面積を増大させることができる。
摩擦
いくつかの実施形態では、組立体を、十分な摩擦を有するように構成することにより、ユーザが操作しなくてもハンドル1が所定の位置にとどまる傾向を有するようにすることができる。例えばユーザがハンドル1を部分開放位置(例えば完全閉鎖位置から45°)に配置しているとき、摩擦は十分に高くなり、組立体は、ユーザがハンドル1を更に係合させるまで、ハンドル1の重さを所定の位置に保持できる。例えば組立体は、ハンドル1を動かすために約2.5Nm〜約5Nmのトルクが必要となり得るように、構成してよい。
これは、舌状ワッシャ6及び後部ワッシャ7のうちの一方又は両方を、基部5に対して好適な摩擦を有する材料で形成することにより、実装できる。更に、材料は、組立体がその寿命を通して十分な摩擦を維持するような耐摩耗性を有するように選択してよい。
操作
回転運動を軸方向運動に変換する他の機構を設けてもよい。例えば、ねじ山を設けて、ハンドル1の回転運動を、フラップに向かう及び/又はフラップから離れるラッチ固定用舌状部3の軸方向移動へと変換してもよい。基部5はねじ山付きアパーチャを含んでよく、ハンドル1は、基部のねじ山付きアパーチャにねじ込まれるねじ山付き突起部を含んでよい。
図示されている実施形態では、ハンドルの回転運動の軸方向運動への変換は、傾斜上行面又はカムの2つの対になったセットを用いて達成される。傾斜上行面506、606の第1のセットは、基部5及び舌状ワッシャ6の両方の前側に設けられる。基部5は、舌状ワッシャ6及び後部ワッシャ7の回転がハンドル1に対応している間、静止したままである。傾斜上行面506、706の第1のセットは、後部ワッシャ7上及び基部5の後側上にある。
図示されている実施形態では、締結器具のハンドル1の半径方向運動は、閉鎖状態の極限位置から開放状態の極限位置までの0°から90°までである。他の実施形態では、ハンドル1の半径方向運動は、0°〜180°であってよい。
図14〜17はそれぞれ、閉鎖位置における締結器具の正面図、背面図、上面図、側面図である。舌状ワッシャの停止部材610は基部の停止部材510に当接し、舌状ワッシャの突出した表面609は、基部5の表面508に隣接した位置にある。よって、舌状ワッシャ6と基部5との重なりが最大となっており、従ってハンドル1及びラッチ固定用舌状部3は基部5に最大限近づいている。締結器具が閉鎖位置にあると、舌状ワッシャ6の摩耗面601は窓のフレームに対して押し付けられ、窓が閉鎖されている間、窓のシールを圧迫する。窓のシールを圧迫することにより、水及び空気の侵入に対する保護を提供する。
図18〜21はそれぞれ、過渡位置における締結器具の正面図、背面図、上面図、側面図である。
運動のうち閉鎖位置から最初の45°は、基部5、舌状ワッシャ6及び後部ワッシャ7の傾斜上行面という特徴により、半径方向及び軸方向の両方のものである。舌状ワッシャ6の傾斜上行面606及び後部ワッシャ7の傾斜上行面706は、基部5の傾斜上行面506を滑り上がり、舌状ワッシャ6と基部5との間の距離を増大させることによって、窓フレームに対する圧迫を減少させる。
開放の最初の45°の間、ラッチ固定用舌状部3の摩耗部分は弧を描いて回転する。ラッチ固定用舌状部3は窓フレームと接触したままであるが、この期間にわたる接合部の軸方向移動により、窓シールに対する圧力は解放されている。ハンドル1を完全に45°回転させると、運動は単なる回転運動へと遷移する。この地点では、ラッチ固定用舌状部3と窓フレームとの間には圧力が存在しない。というのは、軸方向移動が窓シールの圧迫距離より大きいためである。開放のためのハンドル1の弧の残りの45°は、更なる軸方向の変化が全く無い、純粋な回転移動である。というのは、舌状ワッシャ6の開放軸受面609及び後部ワッシャ7の開放軸受面709が、基部5の開放軸受面509を滑り上がるためである。
図22〜25はそれぞれ、開放位置における締結器具の正面図、背面図、上面図、側面図である。締結器具を閉鎖するためには、ハンドル1を、開放時の動きとは反対の方向に回転させなければならない。閉鎖の最初の45°の間、ハンドル1は純粋に回転運動する。というのは、舌状ワッシャ6の開放軸受面609及び後部ワッシャの開放軸受面709が、基部5の開放軸受面509を滑り上がるためである。運動の最後の45°は、基部5、舌状ワッシャ6及び後部ワッシャ7のカムという特徴により、半径方向及び軸方向の両方のものである。舌状ワッシャ6の傾斜上行面606及び後部ワッシャ7の傾斜上行面706は、基部5の傾斜上行面506を滑り下り、舌状ワッシャ6と基部5との間の重なった領域を増大させる。
本実施形態では、軸方向運動かつ回転運動と、純粋な回転運動との比率は、1:1である(即ち工程の半分が純粋な回転運動である)。しかしながら、他の実施形態では、軸方向運動かつ回転運動と、純粋な回転運動との比率を変更してもよい。舌状部が基部5及びカバー4を乗り越えることができさえすれば、回転運動のうちのいずれの割合又は比率が軸方向運動を含んでいてもよい。
利き手
以上の実施形態は右利き用構成部品を説明している。これらの右利き用構成部品の鏡像バージョンである左利き用構成部品を提供することもできる。左利き用構成部品と右利き用構成部品とを混ぜて使用して、組み立てを誤った製品を製造してしまうのを防止するために、左利き用構成部品に関して特徴を追加又は省略してもよい。組み立てを目的として、左利き用のワッシャ及び突起部と、右利き用のワッシャ及び突起部とは、異なるキー構成を有してよく、これにより誤った組み立てを防止する。
組み立て方法
締結器具を組み立てるために、構成部品をハンドルの上に「上下逆さの状態で」積み重ねてよい。最初に舌状ワッシャ6、後部ワッシャ7、及び基部5を突起部10に正しい配向で嵌合してよい。この積層体を通ってハンドル内へとねじをねじ込むことにより、完成した接合部を形成する。通気ボタン12が存在する場合は、別個の作業でこれを追加してよい。
製造方法
構成部品は亜鉛ダイカストであってよく、プラスチックで成形してよく、又は個々の材料に好適な他のいずれの方法で製造してよい。
亜鉛製構成部品の場合、亜鉛製構成部品が完成品の物品において外から見えるものではない場合は、耐腐食予備処理を実施してよく、又は外から見える構成部品に関してはパウダーコート若しくは装飾用めっきを施してよい。後部ワッシャ7が亜鉛である場合、この後部ワッシャ7を耐摩耗性のためにめっきしてよい。
本発明の複数の実施形態の説明により本発明を例示し、これらの実施形態を詳細に説明したが、添付の請求項の範囲を上記詳細に限定すること、又は多少なりとも制限することは、出願人の意図するところではない。追加の利点及び改変は、当業者には容易に明らかとなり得る。従って本発明はその広範な態様において、ここで図示並びに説明した特定の詳細、代表例としての装置及び方法、並びに例示的な実施例に限定されない。よって、出願人の一般発明概念の精神又は範囲から逸脱することなく、上述の詳細を発展させることができる。

Claims (20)

  1. i.窓サッシへの接続のために構成された、基部;
    ii.ラッチ固定位置と非ラッチ固定位置との間で枢動可能に前記基部に接続された、ラッチ固定用舌状部を備えるハンドル;及び
    iii.前記基部と前記ハンドルとの間の境界面
    を含む、窓締結器具であって、
    前記境界面は、前記ハンドルが前記非ラッチ固定位置から前記ラッチ固定位置へと枢動する際に、前記ラッチ固定用舌状部を軸方向に前記基部に近づくように移動させ、
    前記境界面は、前記ハンドルが前記ラッチ固定位置から前記非ラッチ固定位置へと枢動する際に、前記ラッチ固定用舌状部を軸方向に前記基部から離れるように移動させる、窓締結器具。
  2. 前記基部はアパーチャを含み、前記ハンドルは前記アパーチャを通って枢動する、請求項1に記載の窓締結器具。
  3. 前記境界面はカム面を含む、請求項1又は2に記載の窓締結器具。
  4. 前記カム面は前記基部の表面である、請求項3に記載の窓締結器具。
  5. 前記基部と前記ハンドルとの間にワッシャを含み、
    前記ワッシャは、前記ハンドルと回転方向に整列し、また前記ワッシャは、前記締結器具がラッチ固定位置にある場合に使用中に前記基部と重なるように、前記基部の前記カム面と相補的な表面を有する、請求項4に記載の窓締結器具。
  6. 前記ハンドルが枢動する際、前記ワッシャの前記表面は、前記カム面に対するカムフォロアとして作用する、請求項5に記載の窓締結器具。
  7. 前記相補的な表面は、前記カム面と略同心である、請求項5又は6に記載の窓締結器具。
  8. 前記ワッシャは、前記ラッチ固定用舌状部のための摩耗面と一体である、請求項7に記載の窓締結器具。
  9. 前記ワッシャは、前記ラッチ固定用舌状部と重なるよう構成された壁を備える、請求項5〜8のいずれか1項に記載の窓締結器具。
  10. 前記カム面は略円形である、請求項3〜9のいずれか1項に記載の窓締結器具。
  11. 前記カム面は、少なくとも1つの閉鎖軸受面、上行面、及び開放軸受面を含む、請求項3〜10のいずれか1項に記載の窓締結器具。
  12. 前記カム面は、3セットの閉鎖軸受面、上行面、及び開放軸受面を含む、請求項11に記載の窓締結器具。
  13. 前記基部の前記カム面の背後に位置決めされ、前記ハンドルと回転方向に整列された、後部ワッシャを更に含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の窓締結器具。
  14. 前記アパーチャを通過するキー溝付き突起部は、前記後部ワッシャを前記ハンドルと整列させる、請求項13に記載の窓締結器具。
  15. 前記基部の後面は、前記後部ワッシャのフォロアカム面と連結するよう構成されたカム面を含む、請求項14に記載の窓締結器具。
  16. 前記ハンドルは更に、前記ハンドルが通気位置にあるときに前記窓を半開きで維持するために、使用時に窓フレームに係合できる、通気用舌状部を含む、請求項1〜15のいずれか1項に記載の窓締結器具。
  17. 前記ハンドルを付勢して、少なくとも前記非ラッチ固定位置へと明確に配置するよう構成された、ばねを含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の窓締結器具。
  18. 前記ばねは、前記ハンドルを付勢して、前記ラッチ固定位置及び前記非ラッチ固定位置へと明確に配置するよう構成される、請求項17に記載の窓締結器具。
  19. 前記境界面はねじ山を含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の窓締結器具。
  20. 前記基部は基部停止部材を備え、前記ハンドルはハンドル停止部材を備え、前記基部停止部材及び前記ハンドル停止部材は、前記ラッチ固定位置を越えた前記ハンドルの枢動に抵抗するよう構成される、請求項1〜19のいずれか1項に記載の窓締結器具。
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