JP2016094950A - カム装置及びステアリングホイールの位置調節装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被駆動側カム面33aに設けられた被駆動側凸部38aの円周方向両側面のうち、駆動側カム29aのロック解除方向に関して後方側に位置する被駆動側ストッパ面45aと、平坦面状の被駆動側基準面37aとの間部分に、これら各被駆動側ストッパ面45aよりも傾斜角度が緩やかな減速斜面部49を形成する。これにより、アンロック時に、駆動側カム29aに設けられた駆動側凸部36aを減速斜面部49に乗り上げさせて、駆動側カム29aの回転速度を遅くする。
【選択図】図7
Description
即ち、前記ステアリングホイール1の位置調節を行うべく、図13の(A)→(B)に示した様に、ロック状態から前記調節レバー25を或る程度回動させると、前記駆動側カム面33に形成された駆動側凸部36の円周方向両側面のうち、ロック解除方向に関して後方側に位置する駆動側案内斜面42が、前記被駆動側カム面34に形成された被駆動側凸部38の円周方向両側面のうち、ロック解除方向に関して前方側に位置する被駆動側案内斜面43に案内される。この際、前記駆動側カム29には、慣性力が作用するだけでなく、前記両被挟持板部23、23の弾性復元力、及び、前記調節レバー25の自重が作用し、回転方向に付勢された状態となる。この為、前記駆動側カム29は勢い良く回転し、前記各駆動側凸部36の先端面が前記被駆動側基準面37に衝突すると共に、前記各被駆動側凸部38の先端面が前記駆動側基準面35に衝突する。更に、前記各駆動側凸部36の円周方向両側面のうち、ロック解除方向に関して前方側に位置する駆動側ストッパ面44が、前記被駆動側凸部38の円周方向両側面のうち、ロック解除方向に関して後方側に位置する被駆動側ストッパ面45に勢い良く衝突する。この結果、金属同士の衝突に基づく異音を発生させ、運転者等の乗員に不快感を与える可能性がある。又、前記駆動側ストッパ面44が前記被駆動側ストッパ面45を乗り上げて、前記駆動側カム29と前記被駆動側カム30とが幅方向に互いに離れる可能性もある。
このうちの駆動側カムは、例えば円輪板状で、その軸方向片側面に、円周方向に関する凹凸面である駆動側カム面が設けられており、例えば杆状部材に回転可能に支持される。
又、前記被駆動側カムは、例えば円輪板状で、前記駆動側カム面と軸方向に対向する軸方向他側面に、円周方向に関する凹凸面である被駆動側カム面が設けられると共に、軸方向片側面に、軸方向に対向する相手部材(例えば支持ブラケット)に形成された長孔に係合する、係合凸部が設けられている。
又、前記駆動側カム面は、平坦面状の駆動側基準面と、この駆動側基準面の円周方向等間隔複数個所から軸方向片側に向けてそれぞれ突出する状態で設けられた複数の駆動側凸部とを有している。
又、前記被駆動側カム面は、平坦面状の被駆動側基準面と、この被駆動側基準面の円周方向等間隔複数個所から軸方向他側に向けてそれぞれ突出する状態で設けられた複数(駆動側凸部と同数)の被駆動側凸部とを有している。
そして、本発明のカム装置は、前記駆動側カムを前記被駆動側カムに対して相対回転させる事により、前記各駆動側凸部の先端面と前記各被駆動側凸部の先端面とを突き当てたロック状態と、これら各駆動側凸部と各被駆動側凸部とを円周方向に交互に配置したアンロック状態とを、切り替え可能とし、軸方向寸法を拡縮させるものである。
そして、アンロック状態に切り替える際に、前記各駆動側ストッパ面と前記各被駆動側ストッパ面とが当接するよりも先に、前記各駆動側凸部と前記各被駆動側凸部とのうちの少なくとも何れかの凸部を、前記各減速斜面部に乗り上げさせる。
尚、これら各減速傾斜面部は、直線的に傾斜した平面としても良いし、曲線的に傾斜した曲面(曲率半径Rが大きい滑らかな凹曲面又は凸曲面)としても良い。
そして、これら各被駆動側凸部の先端面と前記各駆動側基準面との間、及び、前記各駆動側凸部の先端面と前記被駆動側基準面との間にそれぞれ隙間を形成すると共に、前記各駆動側ストッパ面と前記各被駆動側ストッパ面との間に隙間を形成する。
この場合に、例えば請求項5に記載した発明の様に、前記付勢部材を、合成樹脂を射出成形する事により一体に造る。又、この付勢部材の一部に、前記被駆動側カムを前記駆動側カムに向けて押圧する為の弾性押圧部を設ける。
更に、請求項5に記載した発明を実施する場合には、例えば請求項6に記載した発明の様に、前記付勢部材を、中空筒状のスリーブと、このスリーブの軸方向一端部外周面から径方向外方に向けて突出した、前記押圧部である皿ばねとから構成する。
或いは、請求項4に記載した発明を実施する場合には、例えば請求項7に記載した発明の様に、前記付勢部材を、コイルばねとする。そして、このコイルばねを、前記相手部材(支持ブラケット)に形成した長孔内に配置する。
このうちのステアリングコラムは、幅方向に配置されたチルト軸を中心として揺動変位するものである。
前記ステアリングシャフトは、前記ステアリングコラムの内側に回転自在に支持されて、このステアリングコラムの端部開口から突出した部分にステアリングホイールを固定するものである。
前記変位ブラケットは、前記ステアリングコラムの軸方向中間部に設けられている。
前記支持ブラケットは、上部に設けられた取付板部及びこの取付板部から下方に垂れ下がった1対の支持板部を有し、これら両支持板部により前記変位ブラケットを幅方向両側から挟む状態で、前記取付板部により車体に対し支持される。
前記両チルト用長孔は、例えば前記チルト軸を中心とする部分円弧状又はこの様な円弧の接線方向に長い直線状で上下方向に長いものであり、前記両支持板部の互いに整合する部分に設けられている。
前記両通孔は、例えば円孔又は前後方向に長い長孔であり、前記変位ブラケットのうちで、前記両チルト用長孔の一部と整合する部分に、幅方向に貫通する状態で形成されている。
前記杆状部材は、前記両チルト用長孔及び前記両通孔を幅方向に挿通するものである。
前記押圧部は、前記杆状部材の一端部で前記両支持板部のうちの一方の支持板部の外側面から突出した部分に設けられる。
前記アンカ部は、前記杆状部材の他端部で前記両支持板部のうちの他方の支持板部の外側面から突出した部分に設けられる。
更に、前記カム装置は、前記アンカ部と前記押圧部との間隔を拡縮するものである。
そして、このカム装置を構成する前記被駆動側カムを、前記押圧部として機能させる。又、この被駆動側カムの係合凸部を、前記一方の支持板部に形成されたチルト用長孔に、このチルト用長孔に沿った変位を可能に、且つ、前記杆状部材を中心とする回転を抑えた状態で係合させる。又、前記カム装置を構成する前記駆動側カムを、前記杆状部材の一端部に、この杆状部材を中心とする回転を可能に、且つ、この杆状部材の一端側への変位を抑えられた状態で支持する。
尚、前記駆動側カムは、前記杆状部材に対し、相対回転可能に外嵌しても良いし、この杆状部材と同期した回転を可能に外嵌しても良い。
即ち、本発明の場合には、駆動側カムがロック解除方向に回転する際に、この駆動側カムに設けられた駆動側凸部の円周方向両側面のうち、ロック解除方向に関して前方側に位置する駆動側ストッパ面と、被駆動側カムに設けられた被駆動側凸部の円周方向両側面のうち、前記ロック解除方向に関して後方側に位置する被駆動側ストッパ面とが当接するよりも先に、前記各駆動側凸部と前記被駆動側凸部とのうちの少なくとも何れか片方の凸部を、減速斜面部に乗り上げさせる事ができる。
この為、本発明によれば、アンロック状態に切り替えた際に、前記各駆動側凸部と前記被駆動側凸部とのうちの少なくとも何れか片方の凸部と、前記各減速斜面部との間で、摩擦力(制動力)を発生させられる為、前記駆動側カムの回転速度を遅くし、この駆動側カムが勢い良く回転する事を防止できる。
従って、前記各駆動側ストッパ面と前記各被駆動側ストッパ面とが勢い良く衝突する事を防止できて、この衝突に伴う異音の発生を抑制できる。又、前記被駆動側カムが回動する事で、この被駆動側カムに設けた係合凸部の前後両側面と、この係合凸部を係合させた長孔(チルト用長孔)の前後両内側縁とが勢い良く衝突する事を防止できて、この衝突に伴う異音を発生を抑制できる。更に、調節レバーが運転者の意図とは異なる速度で回転する事を防止できて、調節レバーが運転者の手指に当たり不快感を与える事態の発生を抑制できる。
又、請求項4に記載した発明によれば、アンロック状態に切り替えた際に、前記各駆動側凸部と前記被駆動側凸部とのうちの少なくとも何れか片方の凸部と、前記各減速斜面部とを確実に接触させて、当該接触部に作用する摩擦力を大きくできる。この為、これら各減速斜面部を設けた事による、前記駆動側カムの減速作用(ブレーキ効果)をより確実に得られる。
本発明の実施の形態の第1例に就いて、図1〜7を参照しつつ説明する。本例のステアリング装置の場合にも、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイール1(図9参照)の上下位置を調節する為のチルト機構を備えている。
尚、本例のステアリング装置の場合には、前記ステアリングホイール1の前後位置を調節する為のテレスコピック機構を備えていない為、前記各通孔19a、19aを単なる円孔としているが、テレスコピック機構を備える場合には、前後方向に長い長孔とする。
即ち、本例の場合には、前記駆動側カム29aがロック解除方向に回転する際に、図7の(C)に示した様に、この駆動側カム29aに設けられた前記各駆動側凸部36aの円周方向両側面のうち、ロック解除方向に関して前方側に位置する駆動側ストッパ面44aと、前記被駆動側カム30aに設けられた前記各被駆動側凸部38aの円周方向両側面のうち、前記ロック解除方向に関して後方側に位置する被駆動側ストッパ面45aとが当接するよりも先に、前記各駆動側凸部36aを前記各減速斜面部49に乗り上げさせる事ができる。この為、アンロック状態に切り替えた際に、前記各駆動側凸部36aと前記各減速斜面部49との間で、摩擦力を発生させられる為、前記駆動側カム29aの回転速度を遅くし、この駆動側カム29aが勢い良く回転する事を防止できる。従って、前記各駆動側ストッパ面44aと前記各被駆動側ストッパ面45aとが勢い良く衝突する事を防止できる為、この衝突に伴う異音の発生を抑制できる。更に、前記被駆動側カム30aが回転する事で、この被駆動側カム30aに設けた前記係合凸部50の前後両外側面と、この係合凸部50を係合させた前記チルト用長孔18aの前後両内側縁とが勢い良く衝突する事を防止できる為、この衝突に伴う異音を発生を抑制できる。
本発明の実施の形態の第2例に就いて、図8参照しつつ説明する。本例の特徴は、前述した実施の形態の第1例で使用していた合成樹脂製の付勢部材48に代えて、金属製のコイルばねを付勢部材48aとして使用した点にある。そして、本例の場合には、この付勢部材48aを、支持ブラケット15aを構成する一方の支持板部17aに形成したチルト用長孔18a内に配置した状態で、被駆動側カム29aの内側面と変位ブラケット14aを構成する被挟持板部23aとの間で弾性的に挟持している。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5、5a ステアリングシャフト
6、6a ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10 電動モータ
11 ハウジング
12 車体
13 チルト軸
14、14a 変位ブラケット
15、15a 支持ブラケット
16、16a 取付板部
17、17a 支持板部
18、18a チルト用長孔
19、19a 通孔
20 アウタコラム
21 インナコラム
22 スリット
23、23a 被挟持板部
24、24a 杆状部材
25、25a 調節レバー
26、26a アンカ部
27、27a カム装置
28 第一係合凸部
29、29a 駆動側カム
30、30a 被駆動側カム
31、31a 中心孔
32、32a 中心孔
33、33a 駆動側カム面
34、34a 被駆動側カム面
35、35a 駆動側基準面
36、36a 駆動側凸部
37、37a 被駆動側基準面
38、38a 被駆動側凸部
39 第二係合凸部
40、40a ナット
41、41a スラストベアリング
42、42a 駆動側案内斜面
43、43a 被駆動側案内斜面
44、44a 駆動側ストッパ面
45、45a 被駆動側ストッパ面
46 スペーサ
47 釣合ばね
48、48a 付勢部材
49 減速斜面部
50 係合凸部
51 スリーブ
52 皿ばね部
53 抜け止め部
54 スリット
55 皿ばね片
56a、56b、56c 隙間
Claims (8)
- 軸方向片側面に円周方向に関する凹凸面である駆動側カム面が設けられており、回転可能に支持される駆動側カムと、この駆動側カム面と軸方向に対向する軸方向他側面に円周方向に関する凹凸面である被駆動側カム面が設けられると共に、軸方向片側面に、軸方向に対向する相手部材に形成された長孔に係合する、係合凸部が設けられた被駆動側カムとを備え、
前記駆動側カム面が、平坦面状の駆動側基準面と、この駆動側基準面の円周方向複数個所から軸方向片側に向けて突出する状態で設けられた複数の駆動側凸部とを有しており、
前記被駆動側カム面が、平坦面状の被駆動側基準面と、この被駆動側基準面の円周方向複数個所から軸方向他側に向けて突出する状態で設けられた複数の被駆動側凸部とを有しており、
前記駆動側カムを前記被駆動側カムに対して相対回転させる事により、前記各駆動側凸部の先端面と前記各被駆動側凸部の先端面とを突き当てたロック状態と、これら各駆動側凸部と各被駆動側凸部とを円周方向に交互に配置したアンロック状態とを、切り替え可能とし、軸方向寸法を拡縮させる、カム装置であって、
前記各駆動側凸部の円周方向両側面のうち、アンロック状態に切り替える際の前記駆動側カムの回転方向であるロック解除方向に関して前方側に位置する駆動側ストッパ面と、前記駆動側基準面との間部分、及び、前記各被駆動側凸部の円周方向両側面のうち、前記ロック解除方向に関して後方側に位置する被駆動側ストッパ面と、前記被駆動側基準面との間部分の、少なくとも何れか一方に、円周方向に連続して設けられた前記各駆動側ストッパ面又は前記各被駆動側ストッパ面よりも傾斜角度が緩やかな減速斜面部が形成されており、
アンロック状態に切り替える際に、前記各駆動側凸部と前記各被駆動側凸部とのうちの少なくとも何れか片方の凸部が前記各減速斜面部に乗り上げる、
事を特徴とするカム装置。 - 前記駆動側カムと前記被駆動側カムとのうち、前記各減速斜面部が形成された一方のカムに設けられた、前記各駆動側凸部と前記各被駆動側凸部とのうちの一方の凸部の円周方向両側面のうち、前記各ストッパ面とは反対側の側面に、円周方向に関して前記各減速斜面部とは反対方向に傾斜した案内斜面が形成されており、円周方向に隣り合う前記一方の凸部同士の間で、これら各案内斜面と前記各減速斜面部とが円周方向に関して対向している、請求項1に記載したカム装置。
- 前記一方のカムに円周方向に対向する状態で設けられた、前記各案内斜面と前記各減速斜面部との間に、アンロック状態で、他方のカムに設けられた前記各駆動側凸部と前記各被駆動側凸部とのうちの他方の凸部が挟持され、これら各駆動側凸部の先端面と前記被駆動側基準面との間、及び、前記各被駆動側凸部の先端面と前記駆動側基準面との間にそれぞれ隙間が形成されると共に、前記各駆動側ストッパ面と前記各被駆動側ストッパ面との間に隙間が形成される、請求項2に記載したカム装置。
- 前記駆動側カムと前記被駆動側カムとを互いに近づける方向に弾性的に押圧する付勢部材が設けられている、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したカム装置。
- 前記付勢部材が、合成樹脂を射出成形する事により一体に造られており、この付勢部材の一部に、前記被駆動側カムを前記駆動側カムに向けて押圧する為の弾性押圧部が設けられている、請求項4に記載したカム装置。
- 前記付勢部材が、中空筒状のスリーブと、このスリーブの軸方向一端部外周面から径方向外方に向けて突出した皿ばねとから構成されている、請求項5に記載したカム装置。
- 前記付勢部材が、コイルばねであり、前記相手部材に形成された長孔内に配置される、請求項4に記載したカム装置。
- 幅方向に配置されたチルト軸を中心として揺動変位するステアリングコラムと、
このステアリングコラムの内側に回転自在に支持されて、このステアリングコラムの端部開口から突出した部分にステアリングホイールを固定するステアリングシャフトと、
前記ステアリングコラムの軸方向中間部に設けられた変位ブラケットと、
上部に設けられた取付板部及びこの取付板部から下方に垂れ下がった1対の支持板部を有し、これら両支持板部により前記変位ブラケットを幅方向両側から挟む状態で、前記取付板部により車体に対し支持される支持ブラケットと、
前記両支持板部の互いに整合する部分に設けられた、上下方向に長い1対のチルト用長孔と、
前記変位ブラケットのうちで前記両チルト用長孔の一部と整合する部分に、幅方向に貫通する状態で形成された通孔と、
前記両チルト用長孔及びこれら両通孔を幅方向に挿通した杆状部材と、
この杆状部材の一端部で前記両支持板部のうちの一方の支持板部の外側面から突出した部分に設けられた押圧部と、
前記杆状部材の他端部で前記両支持板部のうちの他方の支持板部の外側面から突出した部分に設けられたアンカ部と、
このアンカ部と前記押圧部との間隔を拡縮するカム装置とを備えた、
ステアリングホイールの位置調節装置に於いて、
前記カム装置が、請求項1〜7のうちの何れか1項に記載したカム装置であり、
このカム装置を構成する前記被駆動側カムが前記押圧部として機能し、この被駆動側カムの係合凸部が、前記一方の支持板部に形成されたチルト用長孔に、このチルト用長孔に沿った変位を可能に、且つ、前記杆状部材を中心とする回転を抑えた状態で係合しており、前記カム装置を構成する前記駆動側カムが、前記杆状部材の一端部に、この杆状部材を中心とする回転を可能に、且つ、この杆状部材の一端側への変位を抑えられた状態で支持されている、
事を特徴とするステアリングホイールの位置調節装置。
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