JP2014156225A - 車両のステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックホルダを簡単な構造の単一部材で構成し、少ない部品点数で、過大な操舵入力に応じて発生させる滑りトルクを容易に調整し得るロック機構を備えたステアリング装置を提供する。
【解決手段】ステアリングシャフト1に装着するロックホルダ50と、これに係合可能なロックバーとを有し、ステアリングシャフトの回転を規制するロック機構を備える。ロックホルダは、ステアリングシャフトの軸に平行な複数の突条部51が外周面に形成された単一の筒状部材から成り、この筒状部材には、その一方の開口端から他方の開口端に亘って連続し、少なくともステアリングシャフトの軸に平行な軸方向成分を有し筒状部材を径方向に拡開可能な間隙CL1が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のステアリング装置に関し、特に、ステアリングシャフトの回転を規制するロック機構を備えたステアリング装置に係る。
車両の盗難防止のため、ステアリング装置にはステアリングシャフトの回転を規制するロック機構が装着されているが、近時は、従前の機械式のものに加え、電動ロック機構も用いられている。これらのロック機構においては、ロックバー(あるいはロックキー)をロックホルダ(あるいはキーロックカラー)に係合させたロック状態で、過大な操舵入力が付与されたときには、ロックホルダに滑りトルクを発生させてステアリングシャフトの回転を許容し、ロック機構の破損を防止するように構成されている。例えば、下記の特許文献1には、「電動ステアリングロック装置に適用して好適で、ロックキーに係合する多数の溝または突条を形成可能なステアリングロック装置を有するステアリング装置を提供すること」を目的とし(特許文献1の段落〔0010〕に記載)、「コラムに回転可能に軸支され、車体後方側にステアリングホイールを装着可能なステアリングシャフト、上記ステアリングシャフトの外周面に圧入され、直線の辺または曲線の辺で構成された多角形の内周面を有する中空筒状のキーロックカラー、上記多角形の内周面に対して軸方向位置が離間したキーロックカラーの円形の外周面に設けられ、この円形の外周面から半径方向外側に突出する突条、または、この円形の外周面から半径方向内側に陥没する有底溝、上記コラムに設けられ、イグニションキーの操作によって、その先端部が上記突条または有底溝に係合可能なロックキーを備えた」装置が提案され(特許文献1の段落〔0011〕に記載)、三つの実施例が開示されている。
また、下記の特許文献2には、「簡素な構成にて、より安定した滑りトルクを発生させることのできるステアリング装置を提供すること」を目的とし(特許文献2の段落〔0008〕に記載)、「操舵トルクを伝達するステアリングシャフトと、圧入により前記ステアリングシャフトに嵌合されるとともにその外周にはロックバー挿入部が形成されたキーリングとを備え、前記キーリングは、前記ロックバー挿入部に対するロックバーの挿入により、前記ステアリングシャフトとの間の嵌合部が発生する摩擦力に基づき該ステアリングシャフトの回転を規制するとともに、前記摩擦力を超える前記操舵トルクの入力により摺動して、該摺動する際に生ずる前記摩擦力に対応した滑りトルクでの前記ステアリングシャフトの回転を許容するステアリング装置であって、前記ステアリングシャフトは、複数の軸状部材を連結してなるとともに、前記キーリングは、前記各軸状部材が嵌合により連結された部位の径方向外側において前記圧入される」装置が提案され(特許文献2の段落〔0009〕に記載)、環状のバネ部材を介してステアリングシャフトに嵌合されるキーリングが開示されている。
特開2007−153093号公報 特開2010−105653号公報
上記特許文献1に開示された実施例に関し、実施例1に記載のキーロックカラー(ロックホルダ)は筒状部材で形成され、ステアリングシャフトへの圧入部とロックバー係合部が分割されているので、体格が大きくなる。また、実施例2及び3に記載のキーロックカラーは、内径と外径の形状が異なり、円周方向で肉厚が変化しているため、安定した滑りトルクを発生させることが困難である。
一方、上記特許文献2に記載のステアリング装置においては、ステアリングシャフトとキーリング(ロックホルダ)との間に環状のバネ部材が介装されており、部品点数が多く、過大な操舵入力に応じて発生させる滑りトルクを調整するためのパラメータが多いので、滑りトルクの調整が容易ではない。
そこで、本発明は、ロック機構を備えた車両のステアリング装置において、ロックホルダを簡単な構造の単一部材で構成し、少ない部品点数で、過大な操舵入力に応じて発生させる滑りトルクを容易に調整し得るロック機構を備えたステアリング装置を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明は、車両のステアリングシャフトに装着するロックホルダと、該ロックホルダに係合可能なロックバーとを有し、前記ステアリングシャフトの回転を規制するロック機構を備えた車両のステアリング装置において、前記ロックホルダが、前記ステアリングシャフトの軸に平行な複数の突条部が外周面に形成された単一の筒状部材から成り、該筒状部材には、当該筒状部材の一方の開口端から他方の開口端に亘って連続した間隙であって、少なくとも前記ステアリングシャフトの軸に平行な軸方向成分を有し当該筒状部材を径方向に拡開可能な間隙が形成されている構成としたものである。
上記のステアリング装置において、前記間隙を介して対向する前記筒状部材の端部の内周面と前記ステアリングシャフトの外周面との間に空隙が形成されている構成とするとよい。
前記間隙は、前記ステアリングシャフトの軸に平行な成分と当該軸に直交する成分を有するものとするとよい。例えば、前記間隙は、前記ステアリングシャフトの軸に平行な二つの軸方向成分と当該軸に直交する二つの周方向成分を有するものとし、前記間隙を介して対向する前記筒状部材の端部に段差が形成されたものとすることができる。更に、前記間隙は、前記ステアリングシャフトの軸を中心とする螺旋状に形成されたものとすることもできる。
上記のステアリング装置において、前記筒状部材の内周面に、前記複数の突条部に対応する複数の条溝部が形成されている構成とするとよい。
本発明は上述のように構成されているので以下の効果を奏する。即ち、本発明のステアリング装置においては、ロック機構を構成するロックホルダが、ステアリングシャフトの軸に平行な複数の突条部が外周面に形成された単一の筒状部材から成り、その筒状部材には、当該筒状部材の一方の開口端から他方の開口端に亘って連続した間隙であって、少なくともステアリングシャフトの軸に平行な軸方向成分を有し当該筒状部材を径方向に拡開可能な間隙が形成されているので、部品点数が少なく簡単な構造で、容易に滑りトルクを調整することができる。
特に、間隙を介して対向する筒状部材の端部の内周面とステアリングシャフトの外周面との間に空隙が形成された構成とすれば、過大な操舵入力に応じてステアリングシャフトに対しロックホルダが移動する際、当該端部がステアリングシャフトに咬みこむことを防止し、円滑且つ確実に滑りトルクを発生させることができる。
上記筒状部材の間隙は、ステアリングシャフトの軸に平行な成分と当該軸に直交する成分を有するものとすることができる。例えば、ステアリングシャフトの軸に平行な二つの軸方向成分と当該軸に直交する二つの周方向成分を有するものとし、間隙を介して対向する筒状部材の端部に段差が形成されたものとすれば、ロックホルダをステアリングシャフトに組付ける際にロックホルダが捩れることを防止することができる。あるいは、間隙を、ステアリングシャフトの軸を中心とする螺旋状に形成されたものとすれば、ロックホルダに対するロックバーの係合位置に拘らず、ロックバーと間隙との距離が略一定となるため、安定した滑りトルクを発生させることができる。
上記のステアリング装置において、筒状部材の内周面に、複数の突条部に対応する複数の条溝部を形成した筒状部材を用いるとよい。この筒状部材を形成するには、例えば、バネ鋼の板材を波型に屈曲形成した後に円筒形状にロール成形することとしてもよいし、鋼管材を塑性変形させて波型断面の円筒体を形成した後に、切削加工によって間隙を形成することとしてもよい。
本発明の一実施形態に係るステアリング装置の一部断面平面図である。 本発明の一実施形態に係るステアリング装置の側面図である。 本発明の一実施形態に供するロックホルダをステアリングシャフトに組み付けた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に供するロックホルダとステアリングシャフトの寸法関係を示す正面図である。 図4におけるロックホルダの間隙を形成する端部の内周面とステアリングシャフトの外周面との当接部を拡大して示す正面図である。 本発明の他の実施形態に供するロックホルダの斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に供するロックホルダの側面図である。 本発明の別の実施形態に供するロックホルダの正面図である。
以下、本発明の望ましい実施形態を図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の一実施形態に係るステアリング装置を示すもので、車体BDに対しステアリングホイールSWの操作位置を調整し得るステアリング支持機構2が配設されている。ステアリング支持機構2は機械的あるいは電気的に転舵機構(図示せず)に連結され、この転舵機構はステアリングホイールSWの操作に応じて駆動されて車輪操舵機構(図示せず)を介して操舵輪(図示せず)を転舵するように構成されている。このステアリング支持機構2にはテレスコピック機構3及びチルト機構4が構成されており、電動式のロック機構5が配設されている。
本実施形態においては、ステアリングホイールSWを後端に支持する第1のコラム部材10と、これと同軸に配置し、車体BDに対する揺動中心Cを前方に配置すると共に、この揺動中心C回りに揺動可能に支持する第2のコラム部材20が設けられ、第2のコラム部材20は固定ブラケット30に保持されている。ここで、第1のコラム部材10は、ステアリングホイールSWに接続されるアッパシャフト11と、これを囲繞するように同軸上に回転可能に連結されるアッパチューブ12から成り、一体となって軸方向移動し得るように構成されている。一方、第2のコラム部材20は、転舵機構(図示せず)に接続されるロアシャフト21と、これを囲繞するように同軸上に配置されるメインチューブ22から成り、メインチューブ22内にテレスコピックチューブ23を介してアッパチューブ12が軸方向に摺動自在に収容されている。
アッパシャフト11とロアシャフト21はスプライン結合されて軸方向移動可能に連結されており、これらによってステアリングシャフト1が構成される。また、テレスコピックチューブ23はメインチューブ22内に摺動自在に保持され、軸方向移動可能に支持されている。而して、メインチューブ22に対し、テレスコピックチューブ23、アッパチューブ12、アッパシャフト11及びステアリングホイールSWが一体となって軸方向に移動可能とされてテレスコピック機構3が構成され、ステアリングホイールSWを所望の車体前後方向位置に調整することができる。更に、第2のコラム部材20と固定ブラケット30との間にチルト機構4が設けられており、第2のコラム部材20を揺動中心C回りに揺動させることにより、ステアリングホイールSWを所望の車体上下方向位置に調整することができる。
尚、本実施形態のステアリング支持機構2は衝撃吸収機能も有し、ステアリングホイールSWに対して、後方から所定以上の荷重が入力されると、アッパシャフト11と一体的に連結されたアッパチューブ12がテレスコピックチューブ23に対し軸方向に移動する。即ち、アッパチューブ12は、アッパシャフト11及びステアリングホイールSWと共に、通常状態の位置から前進し、所定の停止位置(図示せず)まで移動する。この間のアッパチューブ12、アッパシャフト11及びステアリングホイールSWの移動により、ステアリングホイールSWに対する衝撃が吸収される。
そして、ロック機構5は、ステアリングシャフト1を構成するロアシャフト21に装着されるロックホルダ50と、このロックホルダ50に係合可能なロックバー5bとを有し、電気的に制御される駆動装置5aによってロックバー5bが突出位置と退避位置に設定され、ロックバー5bがロックホルダ50に係合する突出位置にあるとき(ステアリングロック時)には、ロアシャフト21ひいてはステアリングシャフト1の回転を規制するように構成されている。例えば、イグニッションスイッチ(図示せず)がオフのときには、駆動装置5aによってロックバー5bが突出位置とされてロックホルダ50と係合しており、ロアシャフト21(ステアリングシャフト1)の外周面とロックホルダ50の内周面との摩擦力によりステアリングシャフト1の回転が規制され、ステアリングホイールSWはロック状態とされている。イグニッションスイッチ(図示せず)がオンとされると、駆動装置5aによってロックバー5bが退避位置とされてロックホルダ50との係合が解除されるので、ステアリングシャフト1は自由に回転することができる。ステアリングホイールSWに対し過大な操舵入力が付与され、上記の摩擦力を超えるトルクが付与されてロアシャフト21が回転駆動された場合には、ロアシャフト21ひいてはステアリングシャフト1の回転が許容されるので、ロック機構5等の損傷が防止される。
本実施形態のロックホルダ50は、図3及び図4に示すように、ステアリングシャフト1の軸に平行な複数の突条部(代表して51で表す)が外周面に形成された単一の筒状部材で構成されており、その筒状部材の一方の開口端から他方の開口端に亘って連続した間隙CL1が形成されている。この間隙CL1は、ステアリングシャフト1の軸に平行な軸方向成分を有し筒状部材を径方向に拡開可能である。本実施形態においては、バネ鋼の板材を波型に屈曲形成した後に、間隙CL1を保持しつつ円筒形状にロール成形することによって、ロックホルダ50が形成される。従って、複数の突条部51に対応する複数の条溝部(代表して52で表す)が形成され、これらが円周方向に交互に形成されている。尚、鋼管材を塑性変形させて波型断面の円筒体を形成した後に、切削加工によって間隙CL1を形成することとしてもよい。
図4に示すように、ロックホルダ50の自由状態時の内径D1と、ロアシャフト21の外径D2との関係は、D1<D2に設定されている。従って、ロアシャフト21にロックホルダ50を装着する場合には、ロックホルダ50を径方向に拡開しながら組付けて嵌合させることになるので、装着後のロックホルダ50には緊締力が生じ、その軸心方向成分であるロアシャフト21への押圧力によってロックホルダ50とロアシャフト21との間に摩擦力が発生し、ロアシャフト21の回転に対し滑りトルクが付与されてステアリングシャフト1の回転が規制される。而して、ロックホルダ50を構成するバネ鋼の諸元、突条部51の形状や数、上記の寸法関係等を適宜設定することにより、容易に滑りトルクを調整することができる。
更に、図5に拡大して示すように、間隙CL1を介して対向するロックホルダ50の端部53,54の内周面とロアシャフト21(ステアリングシャフト1)の外周面との間には空隙S3,S4が形成されており、端部53,54がロアシャフト21に対して浮いた状態とされている。これにより、過大な操舵入力が付与された場合において、ロアシャフト21に緊締された状態のロックホルダ50が回転駆動される際、端部53,54がロアシャフト21に咬みこむことはなく、円滑且つ確実に滑りトルクを発生させることができる。
図6は他の実施形態に供するロックホルダ50を示すもので、間隙CL2を介して対向するロックホルダ50の端部53,54に段差55が形成されている。即ち、間隙CL2は、ステアリングシャフト1の軸に平行な成分と当該軸に直交する成分を有している。より具体的には、ステアリングシャフト1の軸に平行な二つの軸方向成分と当該軸に直交する二つの周方向成分を有している。而して、本実施形態によれば、前述の実施形態と同様、過大な操舵入力に応じて適切な滑りトルクを発生させることができると共に、ロックホルダ50をロアシャフト21(ステアリングシャフト1)に組付ける際に、間隙CL2の一方の周方向成分が零となると、端部53,54の軸方向相対移動が段差55部分で規制されるので、ロックホルダ50の捩れを防止することができる。
図7は更に他の実施形態に供するロックホルダ50を示すもので、ロックホルダ50の間隙CL3は、ステアリングシャフト1の軸を中心とする螺旋状に形成されている。この間隙CL3も、筒状部材の一方の開口端から他方の開口端に亘って連続しており、ステアリングシャフト1の軸に平行な成分と当該軸に直交する成分を有し、これらの成分が合成された間隙となっているので、ロックホルダ50は径方向に拡開可能である。これにより、ロアシャフト21(ステアリングシャフト1)に装着後のロックホルダ50には緊締力が生じ、ロアシャフト21の回転に対して滑りトルクが付与される。而して、本実施形態によれば、前述の実施形態と同様、過大な操舵入力に応じて適切な滑りトルクを発生させることができると共に、ロックホルダ50に対するロックバー5bの係合位置に拘らず、ロックバー5bと間隙CL3との距離が略一定となるため、安定した滑りトルクを発生させることができる。
図8は別の実施形態に供するロックホルダ50を示すもので、ロックホルダ50を構成する筒状部材の内周面S5が平面とされている。この場合には、鋼管材を塑性変形させて外周面に複数の突条部51を形成した後に、切削加工によって間隙CL1を形成すればよい。
尚、上記のロックホルダ50はロアシャフト21に装着されているが、ロアシャフト21と共にステアリングシャフト1を構成するアッパシャフト11に装着することとしてもよい。また、上記の実施形態に係るステアリング装置は、テレスコピック機能、チルト機能、及び衝撃吸収機能を有する構成であるが、テレスコピック機能やチルト機能は必須ではなく、これらの機能を有さないステアリング装置にも上記の構成になるロック機構5を適用することができる。
1 ステアリングシャフト
2 ステアリング支持機構
3 テレスコピック機構
4 チルト機構
5 ロック機構
5a 駆動装置
5b ロックバー
10 第1のコラム部材
11 アッパシャフト
12 アッパチューブ
20 第2のコラム部材
21 ロアシャフト
22 メインチューブ
23 テレスコピックチューブ
30 固定ブラケット
50 ロックホルダ
51 突条部
52 条溝部
55 段差
CL1,CL2,CL3 間隙
SW ステアリングホイール

Claims (6)

  1. 車両のステアリングシャフトに装着するロックホルダと、該ロックホルダに係合可能なロックバーとを有し、前記ステアリングシャフトの回転を規制するロック機構を備えた車両のステアリング装置において、前記ロックホルダが、前記ステアリングシャフトの軸に平行な複数の突条部が外周面に形成された単一の筒状部材から成り、該筒状部材には、当該筒状部材の一方の開口端から他方の開口端に亘って連続した間隙であって、少なくとも前記ステアリングシャフトの軸に平行な軸方向成分を有し当該筒状部材を径方向に拡開可能な間隙が形成されていることを特徴とする車両のステアリング装置。
  2. 前記間隙を介して対向する前記筒状部材の端部の内周面と前記ステアリングシャフトの外周面との間に空隙が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両のステアリング装置。
  3. 前記間隙は、前記ステアリングシャフトの軸に平行な成分と当該軸に直交する成分を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のステアリング装置。
  4. 前記間隙は、前記ステアリングシャフトの軸に平行な二つの軸方向成分と当該軸に直交する二つの周方向成分を有し、前記間隙を介して対向する前記筒状部材の端部に段差が形成されていることを特徴とする請求項3記載の車両のステアリング装置。
  5. 前記間隙は、前記ステアリングシャフトの軸を中心とする螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項3記載の車両のステアリング装置。
  6. 前記筒状部材の内周面に、前記複数の突条部に対応する複数の条溝部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の車両のステアリング装置。
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