JP6561679B2 - ステアリングホイールの位置調節装置 - Google Patents
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Description
前記ステアリングコラムは、該ステアリングコラムの内側に、後端部にステアリングホイールが支持固定されたステアリングシャフトを回転自在に支持する為のもので、筒状である。
前記変位ブラケットは、前記ステアリングコラムの一部に固設されている。
前記コラム側貫通孔は、前記変位ブラケットに、該変位ブラケットを幅方向に貫通する状態で設けられている。この様なコラム側貫通孔は、テレスコピック機構を備えていない、チルト機構のみを備えた構造の場合には、単なる円孔とする。これに対し、チルト機構及びテレスコピック機構の両方を備えた構造の場合には、前後方向(前記ステアリングコラムの軸方向)に伸長する前後方向長孔とする。
前記支持ブラケットは、前記変位ブラケットを幅方向両側から挟持する1対の支持板部を備え、車体に支持される。
前記1対の上下方向長孔は、前記1対の支持板部の互いに整合する部分に設けられている。
前記調節ロッドは、前記コラム側貫通孔及び前記1対の上下方向長孔を幅方向に挿通する状態で設けられている。
前記1対の押圧部は、前記調節ロッドの両端部で、前記1対の支持板部の外側面から突出した部分に設けられている。
前記拡縮装置は、前記1対の押圧部同士の間隔を拡縮する。
そして、前記1対の揺動摩擦板のそれぞれの幅方向両側面のうち、前記一方の支持板部の片側面に対向する側面の基端部に、前記1対の揺動摩擦板のそれぞれと一体に、前記一方の支持板部側に向けて幅方向に突出する状態で設けられた、バーリング加工部である円筒部を、前記一方の支持板部に、前記1対の揺動摩擦板毎に設けられた円孔に回動可能に内嵌すると共に、前記調節ロッドを、前記1対の揺動摩擦板のそれぞれの先半部に設けられたガイド長孔に、該ガイド長孔に沿った変位のみ可能に係合している。
更に、本発明の一態様では、前記1対の揺動摩擦板のうち、前記相手部材側の揺動摩擦板に設けられた円筒部を、前記相手部材側の揺動摩擦板の幅方向両側面の基端部に、該一方の支持板部側に向けて幅方向に張り出した状態で設けられた、面押し加工部である摩擦板側凸部の先端面に設ける。
或いは、本発明の別の態様では、前記1対の揺動摩擦板のうち、前記相手部材側の揺動摩擦板に設けられた円筒部を回動可能に内嵌する円孔を、前記一方の支持板部に、前記相手部材側に向けて幅方向に張り出した状態で設けられた、面押し加工部である凸部に設ける。
この場合、前記円筒部の先端部のうち、前記一方の支持板部の他側面から突出した部分を、径方向外方に塑性変形させる事により、当該部分に前記かしめ部を設ける。
即ち、本発明の場合、前記ステアリングホイールを調節後の位置に保持すべく、1対の押圧部同士の間隔を縮めた状態では、揺動摩擦板が、少なくとも一方の支持板部の片側面と、該一方の支持板部の片側面に対向する相手部材の側面との間で強く挟持された状態となる。この状態から前記ステアリングホイールの上下位置を動かそうとすると、前記揺動摩擦板の両側面と、前記一方の支持板部の片側面及び前記相手部材の側面とが強く擦れ合う事となる。要するに、前記ステアリングホイールを所望の位置に保持した状態から、該ステアリングホイールの上下位置を動かそうとした場合、前記揺動摩擦板の両側面を滑らせつつ、該揺動摩擦板を揺動させる必要がある。この為、前記ステアリングホイールを調節後の位置に保持する力を強くできる。又、本発明の場合、この様なステアリングホイールを調節後の位置に保持する力を強くできる構造を、少ない摩擦板で実現できる。従って、前記ステアリングホイールの位置調節装置の左右方向寸法、部品点数及び重量が増大するのを抑えて、該ステアリングホイールの位置調節装置の小型・軽量化を図れる。
更に、本発明の場合、前記揺動摩擦板の幅方向両側面のうち、前記一方の支持板部の片側面に対向する側面の基端部に、該揺動摩擦板と一体に、前記一方の支持板部側に向けて幅方向に突出する状態で設けられた円筒部を、前記一方の支持板部に設けられた円孔に回動可能に内嵌する事で、前記揺動摩擦板を前記一方の支持板部に対し、揺動可能に支持している。従って、前記揺動摩擦板を設ける事に伴い、部品点数が徒に増大するのを防止できる。
又、1対の揺動摩擦板のうち、前記相手部材側の揺動摩擦板を揺動可能に支持する為の円筒部の強度を十分に確保する事ができる。
図1〜4は、本発明の参考例の第1例を示している。本参考例のステアリングホイールの位置調節装置は、ステアリングコラム6aと、変位ブラケット12aと、コラム側貫通孔である前後方向長孔19aと、ステアリングシャフト5aと、支持ブラケット13aと、1対の上下方向長孔21a、21aと、調節ロッド22aと、1対の押圧部24a、24bと、調節レバー23と、揺動摩擦板25とを備える。
このうちのステアリングコラム6aは、前側に配置されたインナコラム15aの後端部と後側に配置されたアウタコラム14aの前端部とを軸方向の相対変位を可能に嵌合して成るテレスコピックステアリングコラムで、全体を円筒状としている。又、前記変位ブラケット12aは、アルミニウム系合金等の軽合金をダイキャスト成形する事により、前記アウタコラム14aの前端部下面に、該アウタコラム14aと一体に構成している。前記変位ブラケット12aは、幅方向中央部に形成したスリット26により、全幅を弾性的に拡縮可能としている。但し、前記変位ブラケット12aは、前記アウタコラム14aの前端部上面に設ける事もできる。前記前後方向長孔19aは、前記変位ブラケット12aの一部で、前記スリット26を挟んで互いに整合する位置に、前記変位ブラケット12aを幅方向に貫通する状態で設けている。
要するに、本参考例のステアリングホイールの位置調節装置によれば、前記ステアリングホイール1の上下位置の調節時に、前記調節ロッド22aが上下方向に変位する事に対する摩擦抵抗Fsを、前記比較例の構造の場合よりも小さく抑えられ、前記ステアリングホイール1の上下位置の調節作業を円滑に行える。但し、前記円筒部30を、前記一方の支持板部20aの側面のうち、該一方の支持板部20aに設けられた上下方向長孔21aの中心線αの延長線上で、該上下方向長孔21aよりも下方に設ける事もできる。
図6の(A)は、本発明の参考例の第2例を示している。本参考例の場合、金属板製で略扇形の揺動摩擦板25aの先半部(幅広部)を、支持ブラケット13aを構成する1対の支持板部20a、20bのうちの一方(図6の左方)の支持板部20aの外側面と、1対の押圧部24a、24b(図2参照)のうちの一方の押圧部24aの内側面との間に挟持している。本参考例の場合、前記一方の支持板部20aのうち、該一方の支持板部20aに設けられた上下方向長孔21の中心線α{図4の(A)参照}の延長線上で、該上下方向長孔21aよりも上方部分に面押し加工を施す事により、前記一方の支持板部20aの内側面に、幅方向外方に凹んだ凹部39を設けている。そして、前記凹部39の中央部に円孔31を設けている。尚、図6の(B)に示す様に、前記円孔31を、前記一方の支持板部20aのうちで、下半部よりも幅方向外方にオフセットさせた上半部に形成する事もできる。又、前記揺動摩擦板25aの基半部を先半部よりも幅方向外方にオフセットさせる事により、該揺動摩擦板25aの基半部にオフセット部40を設けている。そして、前記オフセット部40の中央部にバーリング加工を施す事により、当該部分に、幅方向内方に突出する円筒部30bを設け、該円筒部30bに前記円孔31に回動可能に内嵌している。前記円筒部30bのうち、前記揺動摩擦板25aの他側面{図6の(A)の右側面}から突出した部分を径方向外方に塑性変形させる事により、当該部分に、かしめ部33を形成している。これにより、前記円筒部30bの先端部に設けられたかしめ部33が、ステアリングホイール1(図19参照)の上下位置にかかわらず、ステアリングコラム6a(図1、2参照)の外周面と干渉しない様にしている。
その他の部分の構成及び作用は、参考例の第1例と同様である。
図7〜10は、本発明の参考例の第3例を示している。本参考例のステアリングホイールの位置調節装置は、1対の揺動摩擦板25b、25cを、先半部同士を互いに重ね合わせた状態で、該1対の揺動摩擦板25b、25cの先半部を、支持ブラケット13aを構成する1対の支持板部20a、20bのうちの一方(図7の左方)の支持板部20aの内側面と、変位ブラケット12a(図2参照)の片側面との間に挟持している。前記1対の揺動摩擦板25b、25cのうちの一方(幅方向外側、図7の左方)の揺動摩擦板25bは、基端部に設けられた円筒部30を、前記一方の支持板部20aのうち、該一方の支持板部20aに設けた上下方向長孔21aの中心線α{図10の(A)参照}の延長線上で、該上下方向長孔21aよりも上方に設けられた(上側の)円孔31aに回動可能に内嵌している。これに対し、前記1対の揺動摩擦板25b、25cのうちの他方(幅方向内側、図7の右方)の揺動摩擦板25cは、基端部に設けた円筒部30cを、前記一方の支持板部20aのうち、前記中心線αの延長線上で、前記一方の支持板部20aに設けられた上下方向長孔21aよりも下方に設けられた(下側の)円孔31bに回動可能に内嵌している。この為に、前記一方の揺動摩擦板25bの片側面からの円筒部30の突出量よりも、前記他方の揺動摩擦板25cの片側面からの円筒部30cの突出量を、前記一方の揺動摩擦板25bの厚さ分以上大きくしている。
その他の部分の構成及び作用は、前記参考例の第1〜2例と同様である。
図11〜12は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例のステアリングホイールの位置調節装置は、上述した参考例の第3例と同様に、1対の揺動摩擦板25b、25dを、先半部同士を互いに重ね合わせた状態で、該1対の揺動摩擦板25b、25dの先半部を、支持ブラケット13aを構成する1対の支持板部20a、20bのうちの一方(図11の左方)の支持板部20aの内側面と、変位ブラケット12a(図2参照)の片側面との間に挟持している。本例の場合、前記1対の揺動摩擦板25b、25dのうちの一方(図11の左方)の揺動摩擦板25bは、基端部に設けられた円筒部30を、前記一方の支持板部20aのうち、該一方の支持板部20aに設けた上下方向長孔21aの中心線α{図10の(A)参照}の延長線上で、該上下方向長孔21aよりも上方に設けられた(上側の)円孔31aに回動可能に内嵌している。そして、前記円筒部30のうち、前記一方の支持板部20aの外側面から突出した部分を径方向外方に塑性変形させる事により、当該部分にかしめ部33を形成している。
その他の部分の構成及び作用は、前記参考例の第3例と同様である。
図13〜14は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例のステアリングホイールの位置調節装置は、1対の揺動摩擦板25b、25eを、先半部同士を互いに重ね合わせた状態で、該1対の揺動摩擦板25b、25eの先半部を、支持ブラケット13aを構成する1対の支持板部20a、20bのうちの一方(図13の左方)の支持板部20aの内側面と、変位ブラケット12a(図2参照)の片側面との間に挟持している。前記一方の支持板部20aのうち、該一方の支持板部20aに設けられた上下方向長孔21aの中心線α{図10の(A)参照}の延長線上で、該上下方向長孔21aよりも上方部分に円孔31aを設けている。そして、前記円孔31aに、前記1対の揺動摩擦板25b、25eのうちの一方の揺動摩擦板25bの基端部に、該一方の揺動摩擦板25bと一体に設けられた円筒部30を、回動可能に内嵌している。
その他の部分の構成及び作用は、上述した参考例の第3例及び実施の形態の第1例と同様である。
図15は、本発明の参考例の第4例を示している。本参考例のステアリングホイールの位置調節装置は、1対の揺動摩擦板25a、25fのうちの一方(図15の左方)の揺動摩擦板25aの先半部を、支持ブラケット13aを構成する1対の支持板部20a、20bのうちの一方の支持板部20aの外側面と、1対の押圧部24a、24b(図2参照)のうちの一方の押圧部24aの内側面との間に挟持している。そして、前記一方の揺動摩擦板25aは、該一方の揺動摩擦板25aの基端部に、該一方の揺動摩擦板25aと一体に設けられた円筒部30bを、前記一方の支持板部20aのうち、該一方の支持板部20aに設けられた上下方向長孔21aの中心軸α{図10の(A)参照}の延長線上で、該上下方向長孔21aよりも上方に設けられた円孔31に回動可能に内嵌している。これに対し、前記1対の揺動摩擦板25a、25fのうちの他方の揺動摩擦板25fの先半部を、前記一方の支持板部20aの内側面と、変位ブラケット12a(図2参照)の片側面との間に挟持している。そして、前記他方の揺動摩擦板25fは、該他方の揺動摩擦板25fの基端部に、該他方の揺動摩擦板25fと一体に設けられた円筒部30fを、前記一方の支持板部20aのうち、前記中心軸αの延長線上で、前記上下方向長孔21aよりも下方に設けられた円孔31eに回動可能に外嵌している。
その他の部分の構成及び作用は、前述した参考例の第1〜3例と同様である。
図16〜18は、本発明の参考例の第5例を示している。本参考例のステアリングホイールの位置調節装置は、1対の揺動摩擦板25b、25cを、先半部同士を互いに重ね合わせると共に、該1対の揺動摩擦板25b、25cのうち、幅方向内側の揺動摩擦板25cと、ステアリングホイール1(図19参照)の前後位置調節に伴い揺動変位するテレスコ用揺動摩擦板36とを互いに重ね合わせている。この状態で、前記1対の揺動摩擦板25b、25cの先半部及び前記テレスコ用揺動摩擦板36を、支持ブラケット13aを構成する1対の支持板部20a、20bのうちの一方(図17の左方)の支持板部20aの内側面と、変位ブラケット12aの片側面(図17の左側面)との間に挟持している。そして、前記1対の揺動摩擦板25b、25cの基端部に、該1対の揺動摩擦板25b、25cと一体に設けられた円筒部30、30cを、前記一方の支持板部20aに設けられた円孔31a、31bに、それぞれ回動可能に外嵌している。即ち、ステアリングホイール1(図19参照)を上端位置から下端位置まで下方に変位させる場合には、前述した図10の(A)→(B)→(C)の順に、同じく下端位置から上端位置まで上方に変位させる場合には、前記図10の(C)→(B)→(A)の順に、それぞれ前記1対の揺動摩擦板25b、25cが揺動する。
その他の部分の構成及び作用は、前述した参考例の第3例と同様であるから、重複する説明は省略する。
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5、5a ステアリングシャフト
6、6a ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10 車体
11 枢軸
12、12a 変位ブラケット
13、13a 支持ブラケット
14、14a アウタコラム
15、15a インナコラム
16、16a アウタシャフト
17、17a インナシャフト
18 電動モータ
19、19a 前後方向長孔
20、20a、20b 支持板部
21、21a 上下方向長孔
22、22a 調節ロッド
23 調節レバー
24a、24b 押圧部
25、25a〜25f 揺動摩擦板
26 スリット
27 取付板部
28 係止切り欠き
29 係止カプセル
30、30a〜30f 円筒部
31、31a〜31e 円孔
32 ガイド長孔
33 かしめ部
34 摩擦板側凸部
35 凸部
36 テレスコ用揺動摩擦板
37 テレスコ用揺動支持軸
38 テレスコ用ガイド長孔
39 凹部
40 オフセット部
Claims (4)
- 内側に、後端部にステアリングホイールを支持固定したステアリングシャフトを回転自在に支持する為のものであり、筒状のステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムの一部に固設された変位ブラケットと、
前記変位ブラケットに、該変位ブラケットを幅方向に貫通する状態で設けられたコラム側貫通孔と、
前記変位ブラケットを幅方向両側から挟む1対の支持板部を備え、車体に支持される支持ブラケットと、
前記1対の支持板部の互いに整合する部分に設けられた、上下方向に伸長する1対の上下方向長孔と、
前記コラム側貫通孔及び前記1対の上下方向長孔を幅方向に挿通する状態で設けられた調節ロッドと、
前記調節ロッドの両端部で、前記1対の支持板部の外側面から突出した部分に設けられた1対の押圧部と、
前記1対の押圧部同士の間隔を拡縮する拡縮装置と、
を備えるステアリングホイールの位置調節装置に於いて、
前記1対の支持板部のうちの少なくとも一方の支持板部の片側面と、該一方の支持板部の片側面に対向する相手部材の側面との間部分に、1対の揺動摩擦板が、互いの先半部同士を重ね合わせた状態で挟持されており、
前記1対の揺動摩擦板のそれぞれの幅方向両側面のうち、前記一方の支持板部の片側面に対向する側面の基端部に、前記1対の揺動摩擦板のそれぞれと一体に、前記一方の支持板部側に向けて幅方向に突出する状態で設けられた、バーリング加工部である円筒部を、前記一方の支持板部に、前記1対の揺動摩擦板毎に設けられた円孔に回動可能に内嵌すると共に、前記調節ロッドを、前記1対の揺動摩擦板のそれぞれの先半部に設けられたガイド長孔に、該ガイド長孔に沿った変位のみ可能に係合しており、
前記1対の揺動摩擦板のうち、前記相手部材側の揺動摩擦板に設けられた円筒部が、前記相手部材側の揺動摩擦板の基端部に、該一方の支持板部側に向けて幅方向に張り出した状態で設けられた、面押し加工部である摩擦板側凸部の先端面に設けられている
事を特徴とするステアリングホイールの位置調節装置。 - 内側に、後端部にステアリングホイールを支持固定したステアリングシャフトを回転自在に支持する為のものであり、筒状のステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムの一部に固設された変位ブラケットと、
前記変位ブラケットに、該変位ブラケットを幅方向に貫通する状態で設けられたコラム側貫通孔と、
前記変位ブラケットを幅方向両側から挟む1対の支持板部を備え、車体に支持される支持ブラケットと、
前記1対の支持板部の互いに整合する部分に設けられた、上下方向に伸長する1対の上下方向長孔と、
前記コラム側貫通孔及び前記1対の上下方向長孔を幅方向に挿通する状態で設けられた調節ロッドと、
前記調節ロッドの両端部で、前記1対の支持板部の外側面から突出した部分に設けられた1対の押圧部と、
前記1対の押圧部同士の間隔を拡縮する拡縮装置と、
を備えるステアリングホイールの位置調節装置に於いて、
前記1対の支持板部のうちの少なくとも一方の支持板部の片側面と、該一方の支持板部の片側面に対向する相手部材の側面との間部分に、1対の揺動摩擦板が、互いの先半部同士を重ね合わせた状態で挟持されており、
前記1対の揺動摩擦板のそれぞれの幅方向両側面のうち、前記一方の支持板部の片側面に対向する側面の基端部に、前記1対の揺動摩擦板のそれぞれと一体に、前記一方の支持板部側に向けて幅方向に突出する状態で設けられた、バーリング加工部である円筒部を、前記一方の支持板部に、前記1対の揺動摩擦板毎に設けられた円孔に回動可能に内嵌すると共に、前記調節ロッドを、前記1対の揺動摩擦板のそれぞれの先半部に設けられたガイド長孔に、該ガイド長孔に沿った変位のみ可能に係合しており、
前記1対の揺動摩擦板のうち、前記相手部材側の揺動摩擦板に設けられた円筒部を回動可能に内嵌する円孔が、前記一方の支持板部に、前記相手部材側に向けて幅方向に張り出した状態で設けられた、面押し加工部である凸部に設けられている
事を特徴とするステアリングホイールの位置調節装置。 - 前記円筒部の先端部のうち、前記一方の支持板部の他側面から突出した部分に設けられたかしめ部により、前記円筒部が前記円孔から抜け落ちる事を防止している、
請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。 - 前記円孔が、前記一方の支持板部のうちで、該一方の支持板部に設けられた上下方向長孔の中心線の延長線上に位置する部分に設けられている、
請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したステアリングホイールの位置調節装置。
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