JP2006117374A - 用紙厚測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 用紙の厚み量を高精度、かつ、速やかに測定することができる用紙厚測定装置を提供する。
【解決手段】 用紙Pを用紙面の上側から押圧する押圧板421、可撓性を有し一端が筐体61に固定された可撓部422、可撓部422の歪み量を検出する歪みゲージ423を備える押圧部42と、押圧板421を−X方向に移動させるソレノイド43と、押圧板421を用紙Pに押圧した際に可撓部422に生じる歪み量に基づいて用紙Pの厚み量を測定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 用紙Pを用紙面の上側から押圧する押圧板421、可撓性を有し一端が筐体61に固定された可撓部422、可撓部422の歪み量を検出する歪みゲージ423を備える押圧部42と、押圧板421を−X方向に移動させるソレノイド43と、押圧板421を用紙Pに押圧した際に可撓部422に生じる歪み量に基づいて用紙Pの厚み量を測定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、用紙の厚み量を測定する用紙厚測定装置に関する。
特許文献1には、発光部及び受光部を備え、発光部により用紙を発光したときの用紙の透過光量を受光部が検出し、検出した透過光量を基に、用紙の厚み量を検出する技術が開示されている。また、用紙がローラを通過する際にローラの位置変位を検出することにより用紙の厚み量を検出する手法が知られている。さらに、給紙ユニット内に設けられ、記録紙の堆積枚数に応じて高さが変動する用紙堆積板の変動量と、堆積板が変動する間に給紙された用紙の枚数とに基づいて、記録紙の厚み量を検出する手法が知られている。
特開2002−167081号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明では、色の付いた用紙や、裏面が印字されているような用紙に対しては、透過光量が通常の用紙とは異なるため、検知不良を起こす可能性が高まり、1枚の記録紙の厚み量を高精度に検出することは困難である。また、用紙堆積板の変動量とその間に給紙された用紙の枚数とに基づいて用紙の厚み量を検出する手法では、用紙をある程度の枚数給紙しなければならず、高速に記録紙の厚み量を検出することができないという問題を有している。
さらに、ローラの位置変位を検出する手法では、ローラ自体が弾性を有しているため、この弾性の影響により、1枚の記録紙の厚み量を高精度に検出することは困難である。
本発明の目的は、用紙の材質を問わず、1枚の用紙の厚み量を高速、かつ、高精度に測定することができる用紙厚測定装置を提供することである。
本発明にかかる用紙厚測定装置は、給紙装置によって搬送される用紙の厚み量を測定する用紙厚測定装置であって、筐体と、用紙搬送経路上に設けられた用紙搬送台と、前記用紙搬送台に沿って用紙を1枚ずつ搬送する用紙搬送手段と、前記筐体に接続され、用紙を押圧する押圧面を備え、前記押圧面が前記用紙搬送台上の用紙に向けて移動することで用紙を押圧する押圧手段と、前記押圧手段が用紙を押圧した際に前記筐体との接続点近傍で生じる応力によって前記押圧手段に生じる歪み量を検出する歪み量検出手段と、前記歪み量検出手段により検出された歪み量に基づいて当該用紙の厚み量を特定する特定手段とを備えることを特徴とする。
また、上記構成において、前記歪み量検出手段は、前記押圧手段が前記用紙搬送台を直接押圧した際に前記筐体との接続点近傍で生じる応力によって前記押圧手段に生じる歪み量を基準歪み量として検出し、前記押圧手段が用紙を押圧したときに前記歪み量検出手段により検出される歪み量と前記基準歪み量との差分を算出する減算手段を更に備え、前記特定手段は、前記減算手段により算出された差分を基に、用紙の厚み量を特定することが好ましい。
また、上記構成において、前記差分と用紙の厚み量との関係を予め記憶する記憶手段を更に備え、前記特定手段は、前記減算手段により算出された差分に対応する厚み量を前記記憶手段から読み出して用紙の厚み量を特定することが好ましい。
また、上記構成において、前記歪み量検出手段は歪みゲージであることが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、用紙搬送台上の1枚の用紙は、押圧手段により押圧される。このとき、押圧手段は筐体に接続されているため、接続点近傍にて応力が発生し、この応力によって押圧手段に歪みが生じる。この歪み量は、用紙の厚み量に応じて相違するため、この歪み量を検出すれば、用紙の厚み量を特定することができる。具体的には、用紙の厚み量が増大するにつれて、歪み量は増大する。
従って、用紙の材質を問わず1枚の用紙の厚み量を高精度に測定することができる。また、背景技術で示したように用紙が所定枚数給紙されるのを待つことなく、1枚の用紙が給紙される毎に用紙の厚み量を検出することができるため、高速に用紙の厚み量を測定することができる。
請求項2記載の発明によれば、押圧手段が直接用紙搬送台を押圧したときに生じる歪み量が基準歪み量として検出され、押圧手段が用紙を押圧したときに生じる歪み量と基準歪み量との差分に基づいて用紙の厚み量が測定されているため、用紙搬送板及び押圧手段等の特性のばらつきが排除されることとなり、用紙の厚み量をより高精度に測定することができる。
請求項3記載の発明によれば、減算手段により算出される差分と用紙の厚み量との関係を予め記憶手段に記憶させておき、この記憶手段を参照することにより用紙の厚み量が特定されているため、用紙の厚み量をより高精度に測定することができる。
請求項4記載の発明によれば、押圧手段は、歪みゲージを用いて歪み量が検出されているため、用紙の厚み量をより高精度に測定することができる。
図1は、本発明に係る用紙厚測定装置を複写機等の画像形成装置に適用したときの一実施形態を示す外観斜視図である。図1に示すように、画像形成装置10は、上下方向の中間位置に配設された装置本体部20と、その上面に配設された原稿処理部30と、装置本体部20の下部に配設された給紙装置40とを備えている。
原稿処理部30は原稿を所定の画像読取部まで搬送し、CCD及びCIS等の光電変換素子により原稿を光学的に読み取り原稿の画像データを取得する。装置本体部20は、感光体ドラム、現像装置、及び定着装置等を備え、給紙装置40から搬送された用紙に原稿の画像データによる画像を形成する。
給紙装置40は、引き出し自在の用紙カセット41を備え、用紙カセット41に収納された各種サイズの用紙を1枚ずつ繰り出して装置本体部20へ搬送する。装置本体部20により搬送された用紙は、画像が形成された後、装置本体部20の側面に配設された排紙トレイ22に排紙される。
図2は、給紙装置40の側面図である。図2に示すように給紙装置40は、用紙カセット41、押圧部42(押圧手段)、ソレノイド43(押圧手段)、ピックアップローラ44、一対の搬送ローラ45、及びセンサ46を備える。用紙カセット41は、筐体411、バネ412、ストッパ413、及び用紙載置板414を備えている。筐体411は、上面が開口した直方体形状の部材から構成されている。筐体411の前側面411aには把持部411a1が配設されている。筐体411の底面には、バネ412が取り付けられている。
バネ412の上側(Z方向側)の一端には用紙Pが載置される用紙載置板414が取り付けられている。用紙載置板414は、平板状の部材から構成され、1又は複数枚の用紙Pが載置される。また、用紙載置板414は、右側(X方向側)の端部414Rが筐体411の底面に対し回転可能に接続されている。さらに、用紙載置板414は、バネ412によりZ方向に付勢されている。従って、用紙載置板414は、載置される用紙Pの枚数が増大するにつれて、端部414R及び筐体411の底面との交線を軸心として、反時計回り(A方向)に移動する。
ストッパ413は、端部414Rに対してX方向側に立設された平板状の部材であり、用紙載置板414に載置された用紙PのX方向側の一辺を揃える。
ピックアップローラ44は、用紙載置板414の上側(Z方向側)に配設され、用紙載置板414に載置された用紙を1枚ずつピックアップする。搬送ローラ45は、ピックアップローラ44の左側(−X方向側)に配設され、ピックアップローラ44によりピックアップされた一枚の用紙Pを用紙搬送部50へと導く。ピックアップローラ44及び搬送ローラ45は各々駆動クラッチ74及び75(図4参照)と接続され、駆動クラッチ74,75からの駆動力を受けて用紙Pを搬送する。センサ46は、筐体411との接触の有無により、用紙カセット41が給紙装置40に収納されているか否かを検出する。
用紙搬送部50は、用紙Pを案内する用紙搬送台51,52、用紙検出センサ53、及び用紙搬送経路上の所定の箇所に配設された複数の搬送ローラ(図略)を備えている。これらの搬送ローラも搬送ローラ45と同様、各々図略の駆動クラッチと接続され、駆動クラッチからの駆動力を受けて用紙Pを搬送する。なお、用紙搬送部50により搬送される用紙Pは、その先端が用紙検出センサ53に達すると、厚み量を測定するために停止される。
用紙カセット41の上側(Z方向側)には給紙装置40の筐体61が配設されている。押圧部42及びソレノイド43は、筐体61に接続されている。図3は、押圧部42及びソレノイド43を拡大して示した斜視図である。押圧部42は、押圧板421、可撓部422を備えている。可撓部422には歪みゲージ423(歪み量検出手段)が接続されている。押圧板421は、平板状の部材から構成され、プランジャ431からの力を受けて−X方向に移動し、押圧面421aにて用紙Pを用紙搬送台52に向けて押圧する。
可撓部422は、押圧部42と一体形成され、肉厚が押圧板421よりも薄く、側面視(−Y方向視)が−X方向側に突き出た形状を有し、一端が筐体61に接続されている。なお、用紙搬送台51,52は長手方向が、Z方向と平行に配設されているため、押圧板421は、用紙Pを−X方向に向けて押すこととなる。また、可撓部422は、−X方向側に撓んでいるため、押圧板421をX方向とほぼ平行に移動することが可能となる。
ソレノイド43は、プランジャ形のソレノイドであり、X方向を長手方向とする棒状のプランジャ431が−X方向に移動し、押圧板421を−X方向に移動させる。
押圧板421が用紙Pを押圧すると、筐体61と可撓部422との接続点近傍に応力が発生し、この応力により可撓部422に歪みが生じる。歪みゲージ423はこの歪みの大きさ(歪み量)に応じた電圧を生成することにより、歪み量を検出する。なお、用紙Pの厚み量が大きいほど、接続点付近に生じる応力は大きくなるため、歪み量は大きくなる。
図4は、画像形成装置10の電気的構成を示すブロック図である。図4に示すように、画像形成装置10は、制御部100、RAM200、及びROM300等を備える。制御部100は、CPU等から構成され、基準歪み量測定部101(歪み量検出手段)、減算部102(減算手段)、用紙厚特定部103(特定手段)、及び用紙搬送制御部104を備えている。RAM200は基準歪み量記憶部201を備えている。ROM300は用紙厚特定データ記憶部301(記憶手段)を備えている。これらの機能ブロックは、CPUがROM300に記憶された制御プログラムを実行することにより実現される。
基準歪み量測定部101は、測定位置P1(図2参照)にて用紙Pがない状態において、押圧板421を移動させて用紙搬送台52を押圧させ、可撓部422に生じる歪み量を歪みゲージ423に検出させ、この歪み量を基準歪み量として、基準歪み量記憶部201に記憶させる。
減算部102は、用紙検出センサ53が用紙を検出したとき、ソレノイド43を駆動させて押圧板421を用紙Pに押圧させ、可撓部422に生じる歪み量を歪みゲージ423により検出させ、当該歪み量から基準歪み量記憶部201に記憶された基準歪み量を減じ、歪み量の差分(差分歪み量)を算出する。
用紙厚特定部103は、減算部102により算出された差分歪み量に対応する厚み量を用紙厚特定データ記憶部301を参照することにより取得し、用紙Pの厚み量を特定する。用紙厚特定データ記憶部301は、減算部102により算出された差分歪み量と用紙Pの厚み量との関係を示す用紙厚テーブルを記憶している。
図5は、用紙厚テーブルの一例を示した図面である。図5に示すように用紙厚テーブルは、差分歪み量の欄と厚み量の欄とを備えている。差分歪み量の欄には、予め定められた複数の差分歪み量の値が記載されている。この差分歪み量の値は、例えば1mV、2mV、3mV、・・・というように、所定の刻み幅の電圧値が記載されている。厚み量の欄には、差分歪み量の欄に記載された差分歪み量の値の各々に対応する厚み量の値が記載されている。この厚み量の値は実験等によって得られた値である。なお、用紙Pの厚み量の値は差分歪み量の値が増大するにつれて増大する。
図4に示す用紙搬送制御部104は、駆動クラッチ74,75を駆動するための制御信号を出力し、ピックアップローラ44、搬送ローラ45等の動作を制御する。
次に、主に図6を参照して本用紙厚測定装置の動作を説明する。図6は、押圧部42及びソレノイド43の動作を説明するための図面であり、(a)は押圧部42がホームポジションにある状態を示し、(b)は押圧部42が用紙Pを押圧している状態を示している。
まず、オペレータによりスタートキー402が押され、コピー動作の開始が指示されると、基準歪み量測定部101は、ソレノイド43を駆動させ、押圧板421を−X方向に所定距離スライドさせ、押圧面421aを用紙Pを介さずに直接用紙搬送台52に押圧させる。そして、用紙搬送台52を押圧することにより、可撓部422に発生する歪み量を歪みゲージ423が検出する。基準歪み量測定部101は、この歪み量を基準歪み量として基準歪み量記憶部201に記憶させる。
続いて、ピックアップローラ44は、その摩擦力により用紙載置板414に堆積された用紙のうち最上位にある1枚の用紙Pをピックアップし、搬送ローラ45へと搬送し、搬送ローラ45は、用紙Pを用紙搬送部50へ搬送する。そして、用紙Pの先端部が用紙検出センサ53に到達すると、用紙検出センサ53は検出信号を制御部100へと出力する。用紙検出センサ53からの検出信号を制御部100が受信すると、用紙搬送制御部104は、駆動クラッチ74,75により生成されたトルクのピックアップローラ44及び搬送ローラ45への伝達を遮断し、ピックアップローラ44及び搬送ローラ45の駆動を停止させる。これにより、用紙Pは測定位置P1にて停止される。
なお、図1に示すように用紙搬送経路上の搬送ローラ45及び用紙検出センサ53間の距離は、画像形成装置10で用いられる最小サイズの用紙Pの用紙搬送方向の長さよりも短く設定されている。これにより、画像形成装置10で用いられる全てのサイズの用紙Pが測定位置P1にて確実に停止されることとなる。また、搬送ローラ45によりニップされた用紙Pは、重力によりX方向に倒れるが、この倒れ量が小さくなるように用紙搬送台52及び51間の距離が設定されているため、押圧板421は、測定位置P1にて用紙Pを正確に押圧することができる。
図6に戻り、用紙Pの搬送が停止されると、減算部102は、再びソレノイド43を駆動させ、押圧板421を−X方向に移動させ、用紙Pを押圧させる(図6(b))。このとき、可撓部422には、点線で示すホームポジションの状態に対し、実線で示すような歪みが発生する。そして、この歪みが歪みゲージ423により検出され、歪み量に応じた電圧が制御部100へ出力される。
減算部102は、歪みゲージ423により検出された歪み量から基準歪み量記憶部201に記憶された基準歪み量を差し引き差分歪み量を算出する。用紙厚特定部103は、算出された差分歪み量に対応する厚み量を用紙厚特定データ記憶部301から読み出し、読み出した値を用紙Pの厚み量として特定する。これにより用紙Pの厚み量の測定が終了される。ここで、用紙厚特定部103は、減算部102により算出された差分歪み量に対応する厚み量が用紙厚テーブルに存在しない場合は、最も近い差分歪み量に対する厚み量を用紙Pの厚み量として特定してもよいし、補間により用紙Pの厚み量を特定してもよい。
具体的には、用紙厚テーブルに記載された差分歪み量のうち、算出された差分歪み量VXに最も近い差分歪み量と、その次に近い差分歪み量とを特定する。そして、両差分歪み量のうち大きい方の差分歪み量をV1とし、小さい方をV2とし、V1に対応する厚み量N1、V2に対応する厚み量N2を用紙厚テーブルから読み出し、式(1)の演算を行いVXに対する厚み量NXを算出する。
NX=(N1−N2)/(V1−V2)・・・式(1)
以上説明したように、本用紙厚測定装置によれば、1枚の用紙Pを測定位置P1まで搬送し、押圧板421を用紙Pに押圧し、可撓部422に生じる歪み量を歪みゲージ423が検出し、検出した歪み量に基づいて用紙Pの厚み量が特定されているため、1枚の用紙Pの厚み量を高精度、かつ、速やかに測定することができる。また、用紙Pは測定位置P1にて搬送が一端停止され、厚み量が測定されているため、用紙Pが用紙搬送経路から傾いて搬送される斜め給紙を防止することができる。さらに、歪み量に基づいて厚み量を検出しているため、用紙Pが撓んでいても厚み量を正確に検出することができる。
以上説明したように、本用紙厚測定装置によれば、1枚の用紙Pを測定位置P1まで搬送し、押圧板421を用紙Pに押圧し、可撓部422に生じる歪み量を歪みゲージ423が検出し、検出した歪み量に基づいて用紙Pの厚み量が特定されているため、1枚の用紙Pの厚み量を高精度、かつ、速やかに測定することができる。また、用紙Pは測定位置P1にて搬送が一端停止され、厚み量が測定されているため、用紙Pが用紙搬送経路から傾いて搬送される斜め給紙を防止することができる。さらに、歪み量に基づいて厚み量を検出しているため、用紙Pが撓んでいても厚み量を正確に検出することができる。
上記用紙厚測定装置では、Z方向に搬送される用紙Pに対して、押圧板421を−X方向に移動させて用紙Pの厚み量を特定する手法を採用していたが、これに限定されず、用紙搬送経路がZ方向以外の方向を向いている場合においては、押圧板421が用紙搬送経路に対して直交する方向に移動されるように押圧部42及びソレノイド43を配設すればよい。
上記用紙厚測定装置では、ソレノイド43により押圧板421を移動させていたが、これに限定されず、押圧板421をX方向に対して移動させるスライド機構を押圧板421に接続し、このスライド機構を用いて押圧板421をX方向に移動させてもよい。
上記用紙厚測定装置では、可撓部422はY方向視において用紙搬送部50側に撓んだ形状を有していたが、これに限定されず、Y方向視において直線状の形状のものであってもよい。
40 給紙装置
41 用紙カセット
42 押圧部
421 押圧板
422 可撓部
423 歪みゲージ
43 ソレノイド
431 プランジャ
44 ピックアップローラ
45 搬送ローラ
46 センサ
50 用紙搬送部
51 52 用紙搬送台
53 用紙検出センサ
61 筐体
100 制御部
101 基準ひずみ量測定部
102 減算部
103 用紙厚特定部
104 用紙搬送制御部
41 用紙カセット
42 押圧部
421 押圧板
422 可撓部
423 歪みゲージ
43 ソレノイド
431 プランジャ
44 ピックアップローラ
45 搬送ローラ
46 センサ
50 用紙搬送部
51 52 用紙搬送台
53 用紙検出センサ
61 筐体
100 制御部
101 基準ひずみ量測定部
102 減算部
103 用紙厚特定部
104 用紙搬送制御部
Claims (4)
- 給紙装置によって搬送される用紙の厚み量を測定する用紙厚測定装置であって、
筐体と、
用紙搬送経路上に設けられた用紙搬送台と、
前記用紙搬送台に沿って用紙を1枚ずつ搬送する用紙搬送手段と、
前記筐体に接続され、用紙を押圧する押圧面を備え、前記押圧面が前記用紙搬送台上の用紙に向けて移動することで用紙を押圧する押圧手段と、
前記押圧手段が用紙を押圧した際に前記筐体との接続点近傍で生じる応力によって前記押圧手段に生じる歪み量を検出する歪み量検出手段と、
前記歪み量検出手段により検出された歪み量に基づいて当該用紙の厚み量を特定する特定手段とを備えることを特徴とする用紙厚測定装置。 - 前記歪み量検出手段は、前記押圧手段が前記用紙搬送台を直接押圧した際に前記筐体との接続点近傍で生じる応力によって前記押圧手段に生じる歪み量を基準歪み量として検出し、
前記押圧手段が用紙を押圧したときに前記歪み量検出手段により検出される歪み量と前記基準歪み量との差分を算出する減算手段を更に備え、
前記特定手段は、前記減算手段により算出された差分を基に、用紙の厚み量を特定することを特徴とする請求項1記載の用紙厚測定装置。 - 前記差分と用紙の厚み量との関係を予め記憶する記憶手段を更に備え、
前記特定手段は、前記減算手段により算出された差分に対応する厚み量を前記記憶手段から読み出して用紙の厚み量を特定することを特徴とする請求項2記載の用紙厚測定装置。 - 前記歪み量検出手段は歪みゲージであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の用紙厚測定装置。
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---|---|---|---|---|
JP2008037585A (ja) * | 2006-08-07 | 2008-02-21 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像形成装置 |
CN101858733A (zh) * | 2010-05-14 | 2010-10-13 | 上海伦恩通用技术有限公司 | 自动跟踪测量纸张三维变形的纸张张力与变形分析仪 |
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2004
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Legal Events
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