JP2006115685A - インシュレータ、ステータ、及びブラシレスモータ - Google Patents

インシュレータ、ステータ、及びブラシレスモータ Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成でありながら、容易にコアに装着することができるインシュレータ、およびそのインシュレータを用いたステータ、ブラシレスモータを提供すること。
【解決手段】第1インシュレータ部材100の環状被覆部102の周方向端部の連結回動部103には、連結凸部104が形成されている。連結凸部104は、分割コア環状部11の径方向幅の中心よりも外周側に円弧中心をもつ円弧面である凸部円弧面105と2つの平面106をもつ扇状に構成されている。凸部円弧面105は半円弧未満の円弧から形成されている。連結凸部104の突出方向は軸方向分割コア側となっている。また、凸部円弧面105上の連結凸部104の突出方向端部には凸部円弧面105を形成する円弧の外周方向に突出する鉤凸部107を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は回転電機のコアと巻線とを絶縁するインシュレータ、及びそのインシュレータを備えたステータ、ブラシレスモータに関する。
従来、ブラシレスモータ等におけるステータは、コア(ステータコア)のティース部に巻線が巻回されてなる。詳しくは、コアは、放射状に設けられる複数のティース部と各ティース部を径方向外側で連結する環状部とを備え、そのティース部にインシュレータを介して巻線が巻装されることになる。このようなコアとしては、周方向に(ティース部毎に)分割された形状で互いに回動が許容される複数の分割コアから構成されるものがある。このようなステータでは、分割コアを環状とする前に、即ちティース部同士の間隔を広げた状態で巻線を巻装することで、隣り合うティース部が邪魔になることなく、巻線を容易に巻装することができる。
そして、このようなステータ(コア)に設けられるインシュレータは、分割コアの回動を許容する、言い換えると分割コアと一体的に回動可能とされる必要がある。そして、このようなインシュレータとしては、分割コア毎に別体とされた複数のインシュレータ部材が、それぞれ分割コアに装着されてインシュレータを構成するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−247788号公報
しかしながら、上記のような複数のインシュレータ部材をそれぞれ分割コア(コア)に対して装着することは組み付け工数が多くなり面倒であるという問題がある。このことは、組み付け時間を増大させるとともに、組み付けコストを増大させる原因となる。また、巻線を巻装するために分割コアを回動するため、製造時に分割コア同士の連結が維持されていないと円滑な製造を行うことができない。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、簡単な構成としながら、容易にコアに装着することができるとともに、巻線の巻装が容易であるインシュレータおよびそのインシュレータを用いたステータ、ブラシレスモータを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、環状部と該環状部から径方向内側に延びるティース部とを持つコアを周方向にティース部毎に分割した分割コアに装着されるインシュレータであって、前記ティース部を覆うコアティース被覆部と、前記コアティース被覆部から前記環状部に沿って延びる環状被覆部と、前記インシュレータとそのインシュレータに隣接する他の前記インシュレータとの相対回動を可能に連結する連結回動部と、を備え、前記連結回動部は、前記環状被覆部の周方向端部に備えられた軸方向に突出する連結凸部、または、軸方向に窪み連結凸部と嵌合する軸方向に窪む連結凹部を備え、前記分割コア環状部の径方向幅中心より外径側に回動中心を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインシュレータにおいて、前記連結凸部又は前記連結凹部は、隣接するインシュレータに備えられた連結凹部又は連結凸部との回動を案内する回動案内面を備える。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のインシュレータにおいて、前記回動案内面は、前記回動中心を中心とした円弧面状に形成され前記回動案内面は、少なくとも前記回動中心から前記環状被覆部の径方向外周までの距離よりも大きな半径を備える円弧から形成される。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載のインシュレータにおいて、前記回動案内面は半円弧未満の円弧面である。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか1項に記載のインシュレータにおいて、前記連結凸部は、前記回動案内面の軸方向に沿った方向の一部に、前記連結凸部の突出方向と直交する方向に突出する鉤凸部を備え、前記連結凹部は、前記鉤凸部に応じた形状を備えた軸方向に延びる溝である鉤凹部を備える。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のインシュレータにおいて、前記鉤凸部は、前記連結凸部の前記回動案内面上に形成され、前記回動中心と前記環状部を形成する円弧の中心とを結ぶ線上以外にその突出方向端部を有する。
請求項7に記載の発明は、請求項5〜6のいずれか1項に記載のインシュレータにおいて、前記鉤凹部は、前記連結凹部の前記回動案内面上に形成され、前記回動中心と前記環状部とを形成する円弧の中心を結ぶ線上以外にその底を有する。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のインシュレータにおいて、前記連結凸部は、前記環状被覆部から前記分割コア側に向けて突出する。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のインシュレータを備えたステータ。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに1項に記載のインシュレータを備えたモータ。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、軸方向に突出した回動軸を備えることができる。回動軸によって連結されることにより、複数の分割コアに対して同時に装着させることが容易になる。また、回動軸を備えることによって、ティース部の突出方向の相対角度を変化させることができる。よって、ティース部先端を径方向内側に向け分割コアを円環状とした完成形のステータ状態のときよりも巻線の巻装されるティース部間の距離を広くすることが可能となり、巻線の巻装が容易となる。また、連結回動部に連結凸部又は連結凹部が形成されているため、回動軸とするための新たな部材を必要としない。よって、製造工程を複雑にすることなく回動軸を備えることが可能となる。また、回動中心を分割コア環状部の径方向幅中心より外側に配設することによって、回動中心からティース部の中心線までの距離は長くなる。よって、各分割コアのティース部の中心線が平行になるように配列したとき、隣接する分割コア同士のティース部の距離が大きくなり巻線の巻装がさらに容易となる。
請求項2に記載の発明によれば、回動案内面によって連結凸部及び連結凹部の径方向および周方向の変位が規制される。よって、回動中心が固定され、回動を容易にすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、連結凸部を環状部に収まる円柱状に形成した場合よりもその断面積を大きくすることができる。よって、連結凸部の強度が増し、その折損を防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、連結凸部を形成する円弧の半径を許容される最大長とすることができる。よって、連結凸部の断面積が広くなるため連結凸部の強度が更に増し、その折損を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、鉤凸部と鉤凹部とが同軸上に並ばない限り、鉤凸部は連結凹部を形成する部材に当接するため軸方向の相対変位が規制され挿入若しくは挿抜が不能となる。ここで、鉤凸部と鉤凹部とは回動案内面上に形成されているため、それらの位置はインシュレータの相対回動角度およびティース部の突出方向と関係している。よって、鉤凸部と鉤凹部とが同軸上に並ばない限り、連結回動部の連結は維持され、インシュレータの配列状態の変更が容易となり、巻線の巻装を容易とすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、連結凸部の回動案内面上に環状被覆部の径方向を除く方向に突出する鉤凸部を備えることができる。環状被覆部の内周側には巻線の巻装されるティース部があり、また、その外周側にはハウジングに当接しているため、連結凸部および鉤凸部の径方向幅は、環状被覆部の径方向幅に収まる必要がある。よって、連結凸部と鉤凸部との径方向幅は制限されているため、鉤凸部を径方向に突出させると、連結凸部の径方向幅を小さくする必要がある。従って、本発明によれば、連結凸部の断面積を低減させることなく鉤凸部を備えることができる。
請求項7に記載の発明によれば、連結凹部の回動案内面上に環状被覆部の径方向を除く方向に窪む鉤凹部を備えることができる。環状被覆部の内周側には巻線の巻装されるティース部があり、また、その外周側にはハウジングに当接しているため、環状被覆部の径方向幅は制限されている。このため、鉤凹部を径方向に窪ませると、連結凹部を形成する部材の径方向の断面積が小さくなる。従って、本発明によれば、連結凹部を形成する部材の断面積を低減させることなく鉤凸部を備えることができる。よって、連結凹部に強度を備えることが可能となり、折損する恐れを低減することができる。
請求項8に記載の発明によれば、組み付け後、連結凸部は連結凹部およびコア(分割コア)に囲まれる。よって、運転時に折損した場合でも、折損片が離脱する恐れを低減することができる。また、他の部材等とが接触することを抑制することが可能となり、連結凸部の折損する恐れを低減することができる。
請求項9に記載の発明によれば、簡単な構成としながら、容易にコアに装着することができるとともに、巻線の巻装が容易であり、連結部の強度の高いインシュレータを備えたステータを得ることができる。
請求項10に記載の発明によれば、簡単な構成としながら、容易にコアに装着することができるとともに、巻線の巻装が容易であり、連結部の強度の高いインシュレータを備えたモータを得ることができる。
本発明によれば、簡単な構成としながら、容易にコアに装着することができるとともに、巻線の巻装が容易であるインシュレータおよびそのインシュレータを備えたステータ、引いては、ブラシレスモータを得ることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜9に従って説明する。
図1は、本発明に係るインシュレータを用いたブラシレスモータを示す断面図である。ブラシレスモータ1はステータ2と、ステータ2と対向配置されるマグネット(図示略)を有したロータ3(図中、一点鎖線で示す)とを備える。ステータ2は、略円筒状のハウジング4内に配設され、インシュレータ5によって巻線6と絶縁されたコアとしてのステータコア7を備える。
ステータコア7は、放射状に設けられ巻線6が巻装される複数のティース部8と、その各ティース部8の径方向外側端部を連結する環状部9とを備える。尚、本実施の形態では、ティース部8は、等角度(30度)間隔に12個形成されている。
ステータコア7は、ティース部8を一つずつ備えた複数(本実施形態では12個)の分割コア10から構成されている。各分割コア10同士は、ティース部8から周方向両側へ延びる弧状に形成された分割コア環状部11の周方向端部において当接している。分割コア10は分割コア環状部11とティース部8とを備えた薄板状の部材を積層することによって形成されている。なお、積層される部材の分割コア環状部11の端部は、環状部9上に円弧中心を持つ円弧凸状または円弧凹状に形成されている。そして、分割コア10同士の回動は、これら端部に形成された円弧によって案内される。
インシュレータ5は、分割コア10に対応した形状の複数(上記の分割コア10に対応する数であり、本実施形態では12個)のインシュレータ部材12によって構成されている。そして、各インシュレータ部材12は、個々の分割コア10に対するインシュレータを構成する。なお、インシュレータ部材12は絶縁性を有する樹脂材よりなる。
各インシュレータ部材12は、隣接するインシュレータ部材12同士が軸方向に重なる連結回動部13を備えている。連結回動部13の周方向端面13aは円弧状に形成されている。連結回動部13は、回動軸としての軸方向に突出する凸部(連結凸部104)、もしくは、軸方向に窪む凹部(連結凹部204)を備える。これら凸部と凹部とを嵌合することによって、インシュレータ部材12同士の連結が維持される。ここで、インシュレータ5を直線状に配列したとき、その両端のインシュレータ部材12の周方向一端の連結回動部13には凸部または凹部は形成されていない(図8参照)。つまり、直線状に配列された複数のインシュレータ部材12において、両端に配置された2つのインシュレータ部材12は凸部と凹部の嵌合による連結が不能となるように形成されている。
次に、連結回動部13を備えたインシュレータ5としてのインシュレータ部材12について詳しく説明する。
本実施形態のインシュレータ部材12の連結回動部13には軸方向に突出する凸部(連結凸部104)と軸方向に窪む凹部(連結凹部204)とが嵌合し、隣接するインシュレータ部材12同士が連結される。つまり、インシュレータ5には、連結回動部13上に軸方向に突出する連結凸部を有するインシュレータ部材12と、連結回動部13上に軸方向に窪む連結凹部を有するインシュレータ部材12とがあり、両インシュレータ部材12を周方向に交互に配設する。そして、隣接するインシュレータ部材12同士の凸部と凹部とを嵌合することでインシュレータ部材12を連結している。
以下、両インシュレータ部材12を区別するために、連結凸部を有するインシュレータ部材12を第1インシュレータ部材100(図2及び図3参照)、連結凹部を有するインシュレータ部材12を第2インシュレータ部材200(図4及び図5参照)とする。
図2は、第1インシュレータ部材100の平面図、図3は第1インシュレータ部材100の斜視図である。
第1インシュレータ部材100は、ティース部8(図1参照)を被覆するコアティース被覆部101と、そのコアティース被覆部101から周方向に延びる環状被覆部102とを備える。
コアティース被覆部101は、ティース部8(図1参照)の軸方向一方の面を被覆する面101aと、ティース部8(図1参照)の周方向両側面を被覆する一対の面101bとを備えている。また、コアティース被覆部101の先端部は巻装される巻線の径方向内側へのはみ出しを規制するべく軸方向に突出している突出面101cを備える。
環状被覆部102は、分割コア環状部11(図1参照)の内周側を被覆し周方向に延びる面である環状被覆面102aと分割コア環状部11(図1参照)の軸方向一方の面上に配設される端面部102bとを備えている。
端面部102bは、巻装される巻線6(図1参照)の径方向外側へのはみ出しを規制すべく軸方向に突出して形成され、その一部には巻線6(図1参照)を係止可能な係止溝102cが形成されている。
環状被覆部102の端面部102bの周方向端面102dには、連結回動部103が配設されている。さらに、環状被覆部102の端面部102bの周方向端面102dは周方向内側に窪む円弧面状に形成され、図1に示すように、隣接するインシュレータ部材12(インシュレータ部材200)の連結回動部13(連結回動部203)の周方向端面13a(周方向端面203a)と当接し互いの回動の妨げとならないようになっている。
連結回動部103は図1に示す環状部9の径方向幅内に形成され、その回動部端面103aは周方向外側に脹らむ半円未満の円弧状に形成されている。さらに隣接する連結回動部13(連結回動部203)(図1参照)と軸方向に当接する面である当接面103b上には、連結凸部104が形成されている。
連結凸部104は、図2及び図3に示すように、連結回動部103の当接面103bから軸方向に突出している。連結凸部104は、分割コア環状部11(図1参照)の径方向幅の中心よりも外周側に円弧中心をもつ円弧によって形成された曲面である回動案内面としての凸部円弧面105と、2つの平面106と、をもつ扇状に構成されている。
凸部円弧面105を形成する円弧は半円未満の円弧である。ここで、凸部円弧面105と連結回動部103の回動部端面103aとは同一の円弧中心をもつ円弧面から形成される。また、この円弧中心は、図1に示すように分割コア10に装着されたとき、分割コア環状部11の端部を形成する円弧の中心と同軸上に配設される。
また、凸部円弧面105を形成する円弧の半径は、少なくとも円弧中心(分割コアの回動中心)から環状被覆部102の径方向外周までの距離よりも大きな半径に設定され、本実施形態では分割コア環状部11(図1参照)の幅の略1/2となっている。すなわち、凸部円弧面105を形成する円弧は、例えば分割コア環状部11(図1参照)に収まるように形成され分割コア環状部11の径方向幅の中心よりも外周側に中心をもつ円柱の半径よりも大きな半径を有している。
連結凸部104は、連結回動部103の当接面103bから軸方向に突出しており、その突出方向はティース部8の周方向側面を被覆する面101bの延びる方向(図3において下方向)と同一である。
また、凸部円弧面105の軸方向端部には凸部円弧面105から垂直に突出する鉤凸部107を備えている。鉤凸部107は、環状部9(図1参照)を形成する円の径方向以外に向いて突出するとともに、環状部9の径方向幅内に収まるように形成されている。
図4は、第2インシュレータ部材200の平面図、図5は第2インシュレータ部材200の斜視図である。
第2インシュレータ部材200は、ティース部8を被覆するコアティース被覆部201と、そのコアティース被覆部201から周方向に延びる環状被覆部202とを備える。
コアティース被覆部201は、ティース部8(図1参照)の軸方向一方の面を被覆する面201aと、ティース部8(図1参照)の周方向両側面を被覆する一対の面201bとを備えている。また、コアティース被覆部201の先端部は巻装される巻線の径方向内側へのはみ出しを規制するべく軸方向に突出している突出面201cを備える。
環状被覆部202は、分割コア環状部11の内周側を被覆し周方向に延びる面である環状被覆面202aと分割コア環状部11の軸方向一方の面上に配設される端面部202bとを備えている。
端面部202bは、巻装される巻線6(図1参照)の径方向外側へのはみ出しを規制すべく軸方向に突出して形成され、その一部には巻線6(図1参照)を係止可能な係止溝202cが形成されている。
環状被覆部202の端面部202bの周方向端面202dには、連結回動部203が配設されている。さらに、環状被覆部202の端面部202bの周方向端面202dは周方向内側に窪む円弧面状に形成され、図1に示すように、隣接するインシュレータ部材12(インシュレータ部材100)の連結回動部13(連結回動部103)の周方向端面13a(周方向端面103a)と当接し互いの回動の妨げとならないようになっている。
連結回動部203は、図1に示す環状部9の径方向幅内に形成され、その回動部端面203aは周方向外側に脹らむ半円未満の円弧状に形成されている。さらに隣接する連結回動部13(連結回動部103a)(図1参照)と軸方向に当接する面である当接面203b上には、連結凹部204が形成されている。
連結凹部204は、図4及び図5に示すように、連結回動部203を軸方向に貫く孔である。連結凹部204は、分割コア環状部11(図1参照)の径方向幅の中心よりも外周側に円弧中心をもつ円弧によって形成された曲面である回動案内面としての凹部円弧面205と平面206とをもつ扇状に構成されている。
ここで、凹部円弧面205と連結回動部203の回動部端面203aとは同一の円弧中心をもつ円弧面から形成される。また、この円弧中心は、図1に示すように分割コア10に装着されたとき、分割コア環状部11の端部を形成する円弧の中心と同軸上に配設される。
凹部円弧面205上には軸方向に延びる溝である鉤凹部207が形成されている。鉤凹部207は、環状部9(図1参照)を形成する円の径方向以外に窪み、環状部9の径方向幅内に収まるように形成されている。なお、鉤凸部107(図2又は3参照)と鉤凹部207とは、連結凸部104と連結凹部204とが所定の相対角度のときにのみ同軸上に並ぶように形成されている。
第2インシュレータ部材200の周方向端面202dは連結回動部203によって軸方向外側の面202eと内側の面202fとに分断されている。ここで、第1インシュレータ部材100の連結回動部103の軸方向厚さは、第2インシュレータ部材200の周方向端面202dの外側の面202eの軸方向幅よりも小さい。また、第1インシュレータ部材100の連結凸部104から鉤凸部107を除いた軸方向長さは、第2インシュレータ部材200の連結回動部203の軸方向厚さよりも小さい。さらに、連結凸部104上に形成される鉤凸部107の軸方向長さは、第2インシュレータ部材200の周方向端面102dの内側の面202fの軸方向長さよりも短い。つまり、第1インシュレータ部材100の連結回動部103と、第2インシュレータ部材200の連結回動部203を軸方向に重ねたとき、その両方が周方向端面102d,202dの軸方向幅内に収まるように形成されている。
これら第1及び第2インシュレータ部材100,200は、それぞれの連結回動部103,203に配設された連結凸部104と連結凹部204とを嵌合することによって連結され、インシュレータ5となる。
次に、前述した第1インシュレータ部材100と第2インシュレータ部材200との連結状態について示す。
図6は、嵌合直後のインシュレータ5である。嵌合時、第1及び第2インシュレータ部材100,200の周方向端部にそれぞれ配設された連結凸部104に形成された鉤凸部107と連結凹部204に形成された鉤凹部207とは同軸上に並んでいる。
図7は、図6における連結回動部103,203(図1においては13)の断面であるA−A断面の拡大図である。連結凸部104の凸部円弧面105上に形成された鉤凸部107の突出長さは、連結凹部204の凹部円弧面205に形成された鉤凹部207の深さより小さい。よって鉤凸部107が連結凹部204に当接することなく鉤凹部207を通り、連結凹部204に連結凸部104が挿入される。なお、第1及び第2インシュレータ部材100,200を連結した状態で分割コア10(図1参照)に装着したとき、連結凸部104は、連結凹部204と分割コア10とに囲まれることとなる。
図8は、図6の状態を経て連結されたインシュレータ5をコアティース被覆部101,201の突出方向が平行となるように並べた状態を示している。このとき、第1及び第2インシュレータ部材100,200は相対回動しているため、連結凸部104に形成された鉤凸部107と連結凹部204に形成された鉤凹部207とは同軸上に並ばない。よって、鉤凸部107と連結凹部204とが連結凸部104と連結凹部204との嵌合方向に垂直な面で当接するため、連結凸部104は連結凹部204から抜けることができない。よって、連結状態が維持される。
図9は、インシュレータ5のコアティース被覆部101,201を内周方向に配設したものである。この状態にしても前述した図8の時と同様、連結凸部104に形成された鉤凸部107と連結凹部204に形成された鉤凹部207とは同軸上に並ばない。よって、鉤凸部107と連結凹部204とが連結凸部104と連結凹部204と嵌合方向に垂直な面で当接するため、連結凸部104は連結凹部204から抜けることができない。
図6〜図9に示すインシュレータ5を分割コア10(図1参照)に装着し、連結回動部103,203(図1においては13)上の連結凸部104を回動軸として、図1に示すインシュレータ部材12ひいては分割コア10同士の相対角を変化させる。このとき、連結凸部104の凸部円弧面105と、連結凹部204の凹部円弧面205および分割コア環状部11の円弧上に形成された端部によって回動が案内される。その後、巻線6を巻装するティース部8の突出方向端部の間隔を広くし(図8の状態)、巻線6を巻装する。
図1に示すように、前述したインシュレータ5(第1及び第2インシュレータ部材100,200)を用いてコア(分割コア10)と巻線6とを絶縁することによって、巻線6の巻装が容易なステータコア、引いては、ブラシレスモータを得ることが可能となる。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)連結凸部104および連結凹部204を形成する円弧(凸部円弧面105,凹部円弧面205)の円弧中心を環状部径方向幅中心より外径側にすることによって、回動中心も外径側になる。よって、回動によりティース部8先端を径方向内側に向け分割コア10を円環状とした完成形のステータ状態のときよりも分割コア同士の回動角を広くすることができる。また、回動中心が外径側にあるため、回動中心が内径側にあるものよりも、回動中心からティース部8の中心線までの距離が長くなる。よって、回動中心を中心として回動させ、各分割コアのティース部8の中心線が平行になるように配列したとき、隣接する分割コア同士のティース部8の距離が大きくなり、巻線の巻装がさらに容易となる。さらに、連結凸部104及び連結凹部204を形成する円弧を半円未満とすることによって、連結凸部104及び連結凹部204を形成する円弧面(凸部円弧面105,凹部円弧面205)の半径を環状部9(連結回動部103,203)の径方向幅と略同一にすることが可能となる。よって、連結凸部104の断面積を大きくすることができるため連結凸部104の強度が高くなり、製造時に連結凸部104の折損する恐れを低減することができる。
(2)連結凸部104に鉤凸部107を配設することによって、連結凸部104の嵌入方向(軸方向)に変位を与えようとしても、鉤凸部107と鉤凹部207とが同軸上に並ばない限り、連結凸部104と連結凹部204との嵌合は保持される。よって、巻線6の巻装時やコアを形成する際の配列変更時にインシュレータ部材12もしくは分割コア10同士の連結を維持しやすくなる。そのため、複数の分割コア10に対して同時にインシュレータ部材12を装着することが可能となり、製造が容易となる。
(3)鉤凸部107を環状部9(図1参照)を形成する円の径方向以外に向いて突出するとともに、環状部9の径方向幅内に収まるように形成することによって、連結凸部104の径方向幅に影響を与えることなく鉤凸部107を備えることができる。よって、連結凸部104に強度を変化させることなく、鉤凸部107を備えることができる。同様に、鉤凹部207を環状部9(図1参照)を形成する円の径方向以外に向いて窪ませることによって、連結凹部204を備える連結回動部203の径方向断面積を変化させることなく鉤凹部207を備えることができる。よって、連結凹部204を備える連結回動部203の強度を変化させることなく、鉤凹部207を備えることができる。
(4)連結凸部104を分割コア10側に突出することによって、鉤凸部107は分割コア10側に形成される。このように形成することよって、鉤凸部107は他の部材などとの引っかかりを抑制することが可能となる。よって、製造時の連結部の信頼性が高まる。また、インシュレータ部材12を連結し分割コア10を装着しさらにハウジング4に収容すると連結凸部104は連結凹部204と分割コア10の分割コア環状部11とハウジング4とに囲まれる。よって、連結凸部104が折損しても離脱することを防止することができる。
(5)連結回動部13を回動中心として分割コア10同士を相対回動させることができる。よって、近接する分割コア10のティース部8の端部の間隔を広くすることが可能となり、巻線6の巻装が容易となる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、12個の分割コア10から構成されるステータコア7としたが、その他の個数の分割コアから構成されるステータコアに変更してもよい。尚、勿論、この場合、第1及び第2インシュレータ部材100,200の個数も変更する必要がある。
○上記実施形態では、凸部円弧面105を形成する円弧の半径を分割コア環状部11(図1)の幅の略1/2とした。しかし、必ずしも略1/2とする必要はなく、分割コア環状部11の径方向幅内に収まる範囲で変更しても良い。
○上記実施形態では、連結凸部104もしくは連結凹部204のみをその両端に備えたインシュレータ部材12を交互に配設することによってインシュレータ5を形成した。しかし、一端に連結凸部104を備え、他端に連結凹部204を備えたインシュレータ部材からインシュレータを構成することもできる。
○上記実施形態では、連結凸部104をコアティース被覆部101の周方向側面を被覆する面101bの延びる方向(図3において下方向)へ突出させた。しかし、連結凸部104を実施形態とは逆の方向に突出させても、半円弧未満の円弧から形成すれば許容される幅内で突出面積の大きく強度をもった連結凸部104を備えることができる。
○上記実施形態では、連結凹部204を軸方向に貫通する穴とした。しかし、必ずしも貫通させる必要はない。例えば、連結凹部204に底を備えてもよい。この場合、連結凸部104の回動は許容されるとともに、所定の角度以外では連結回動部13(103,203)の連結は解除されない。さらに、連結凸部104が折損しても連結凹部204とその底部から構成される空間内にその折損片が保持されるため離脱を防ぐことができる。
○上記実施の形態では、分割コア10の周方向端部は隣接する分割コア同士の回動が案内される円弧凹凸状に形成されるとした。しかし、少なくとも、インシュレータ5の連結回動部13の回動中心と同軸上に配設される回動中心で分割コア同士が回動可能で、環状に配列したときに分割コア10同士が周方向に当接するように形成されていればよい。
○上記実施の形態では、第1及び第2インシュレータ部材100,200の嵌合状態はコアティース被覆部101,201が外周側に延びる配列とした(図6参照)。しかし、他の角度、例えば、図7に示す状態と図8に示す状態の間の角度に変更してもよい。尚、その場合、勿論、鉤凸部107及び鉤凹部207の少なくとも一方の延びる方向を変更する必要がある。
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項5に記載のインシュレータにおいて、前記鉤凸部は、前記連結凸部の突出方向端部側に配設される。本発明によれば、鉤凸部から軸方向端部側に突出していない。よって、連結凸部と他の部材等とが接触することを抑制することが可能となり、連結凸部の折損する恐れを低減することができる。
(ロ)請求項1〜8のいずれか1項に記載のインシュレータにおいて、前記連結凸部は、前記環状被覆部の周方向一端に形成され、前記連結凹部は前記環状被覆部の周方向他端に形成される。本発明によれば、一端に連結凸部を備え、多端に連結凹部を備えたインシュレータを得ることができる。よって、隣接するインシュレータ同士の連結凸部と連結凹部とを連結することで、分割コア同士を相対回動可能に連結し巻線の巻装を容易とすることのできるインシュレータを得ることができる。
(ハ)請求項1〜8のいずれか1項に記載のインシュレータにおいて、前記連結凸部または前記連結凹部は、前記環状被覆部の周方向両端に形成される。本発明によれば、両端に連結凸部を備えたインシュレータと、両端に連結凹部を備えたインシュレータとを得ることができる。よって、これらを交互に配列し隣接するインシュレータ同士の連結凸部と連結凹部とを連結することで、分割コア同士を相対回動可能に連結し巻線の巻装を容易とすることのできるインシュレータを得ることができる。
本発明に係るインシュレータを用いたモータを示す断面図。 本発明に係る第1インシュレータ部材の平面図。 本発明に係る第1インシュレータ部材の斜視図。 本発明に係る第2インシュレータ部材の平面図。 本発明に係る第2インシュレータ部材の斜視図。 本発明に係るインシュレータの平面図。 図6のA−A断面図。 本発明に係るインシュレータの平面図。 本発明に係るインシュレータの平面図。
符号の説明
1…モータとしてのブラシレスモータ、2…ステータ、5…インシュレータ、6…巻線、7…コアとしてのステータコア、8…ティース部、9…環状部、10…分割コア、11…分割環状部、12,100,200…インシュレータ部材、13,103,203…連結回動部、101,201…コアティース被覆部、102,202…環状被覆部、102d,202d…周方向端部、104…連結凸部、105…回動案内面としての凸部円弧面、107…鉤凸部、204…連結凹部、205…回動案内面としての凹部円弧面、207…鉤凹部。

Claims (10)

  1. 環状部と該環状部から径方向内側に延びるティース部とを持つコアを周方向にティース部毎に分割した分割コアに装着されるインシュレータであって、
    前記ティース部を覆うコアティース被覆部と、
    前記コアティース被覆部から前記環状部に沿って延びる環状被覆部と、
    前記インシュレータとそのインシュレータに隣接する他の前記インシュレータとの相対回動を可能に連結する連結回動部と、を備え、
    前記連結回動部は、前記環状被覆部の周方向端部に備えられた軸方向に突出する連結凸部、または、軸方向に窪み連結凸部と嵌合する軸方向に窪む連結凹部を備え、前記環状部の径方向幅中心より外径側に回動中心を有する
    ことを特徴とするインシュレータ。
  2. 請求項1に記載のインシュレータにおいて、
    前記連結凸部又は前記連結凹部は、隣接するインシュレータに備えられた連結凹部又は連結凸部との回動を案内する回動案内面を備える
    ことを特徴とするインシュレータ。
  3. 請求項2に記載のインシュレータにおいて、
    前記回動案内面は、前記回動中心を中心とした円弧面状に形成され
    前記回動案内面は、少なくとも前記回動中心から前記環状被覆部の径方向外周までの距離よりも大きな半径を備える円弧から形成される
    ことを特徴とするインシュレータ。
  4. 請求項2または3に記載のインシュレータにおいて、
    前記回動案内面は半円弧未満の円弧面である
    ことを特徴とするインシュレータ。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のインシュレータにおいて、
    前記連結凸部は、前記回動案内面の軸方向に沿った方向の一部に、前記連結凸部の突出方向と直交する方向に突出する鉤凸部を備え、
    前記連結凹部は、前記鉤凸部に応じた形状を備えた軸方向に延びる溝である鉤凹部を備える
    ことを特徴とするインシュレータ。
  6. 請求項5に記載のインシュレータにおいて、
    前記鉤凸部は、前記連結凸部の前記回動案内面上に形成され、前記回動中心と前記環状部を形成する円弧の中心とを結ぶ線上以外にその突出方向端部を有する
    ことを特徴とするインシュレータ。
  7. 請求項5〜6のいずれか1項に記載のインシュレータにおいて、
    前記鉤凹部は、前記連結凹部の前記回動案内面上に形成され、前記回動中心と前記環状部とを形成する円弧の中心を結ぶ線上以外にその底を有する
    ことを特徴とするインシュレータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のインシュレータにおいて、
    前記連結凸部は、前記環状被覆部から前記分割コア側に向けて突出する
    ことを特徴とするインシュレータ。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のインシュレータを備えたステータ。
  10. 請求項1〜8のいずれかに1項に記載のインシュレータを備えたモータ。
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