JP2008228471A - インシュレータと固定子および電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造コストを増大させることなく巻線を整列巻することができるようにする。
【解決手段】基部(2)とコイル巻部(3)と先端部(4)が形成されたインシュレータ(1)において、コイル巻部(3)の基部側端部にダミーコイル(5)を巻回する。そしてコイル(6)とダミーコイル(5)の太さを同じにし、コイル(6)をダミーコイル(5)に接して巻回する。あるいは、コイル巻部(3B)の基部付近にテーパ面(23)を形成し、基部(2B)の周方向両端部の回転軸中心側の面に面取り面(10a、10b)を形成し、先端部(4B)の周方向中央部の基部に対面する面に面取り面(12)を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は電動機の固定子コアを被覆するインシュレータと、このインシュレータを用いた固定子および電動機に関する。
電動機の固定子は、円環状の固定子ヨークから径方向の回転軸中心に向かって延びる複数のティースからなる固定子コアと、ティースに巻回されるコイルからなっており、さらに巻線とティースを絶縁するためにインシュレータが用いられるのが一般的である。インシュレータには様々な形状があり、例えば特許文献1〜3に開示されているようなものがある。
特許文献1〜3等に開示されているように従来の固定子コアは、巻線の作業性を考慮して、固定子コアのスロットの内側が直角になっているのが一般的である。すなわち、平面となっている基部内径面から直角にコイル巻部が延びる構造となっており、高精度のガイド等が不要であるため、製造コストを増大させることなく巻線が可能となっていた。
また、特許文献1、2に開示されているインシュレータは、コイル巻部に溝が形成されており、コイルを巻回するときにコイルが溝に案内されて巻くことができ、列替えもされて整列巻されるようになっている。
また、特許文献3に開示されているインシュレータは、電動機の径方向内側に向かうにつれて軸方向の高さが低くなるようにテーパ状に形成された案内部を有している(図2)。その案内部はガイドの役割を果たしており、これによって巻線は整列巻される。
ところが最近の電動機は、小型化や高性能化の開発が熾烈に行われることにより、高い占積率を確保することが重要なテーマとなってきている。
特開2004−72970号公報 特開2004−140964号公報 特開2006−115565号広報
しかしながら特許文献1、2に開示されているインシュレータでは、巻回する巻線が溝に案内されるように、即ち巻回される巻線が溝の近傍を通るように巻回されなければ巻線は溝によって案内されて列替えすることは難かしい。巻線が溝に案内されるためには、巻回する巻線が溝の近傍を通るように巻線ガイド治具等を用いて巻線の位置を制御しなければならないが、巻線ガイド治具を用いれば設備費が増大する上、巻線ガイド治具を動作させるための工数が追加されてしまうい、製造コストが増大するという問題があった。
特許文献3に開示されているインシュレータでは、巻線の直径に応じてテーパの傾斜角度を変更しなければならず、巻線直径の種類だけインシュレータの種類が必要であり、製造コストが増大されるという問題があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、製造コストを増大させることなく巻線を整列巻することができるインシュレータと、そのインシュレータを用いた固定子およびこれらを備えた電動機を提供することを目的としている。
上記問題を解決するため、本発明は、次のようにしたのである。
第1の発明は、円環状の固定子ヨークから径方向の回転軸中心に向かってティースが延び該ティースの先端にあるティース先端部には円周方向両側に張り出す張出部が形成されている固定子コアの端面に装着され、前記固定子ヨークの回転軸方向端面に対面する基部と、前記ティースの回転軸方向端面に対面するコイル巻部と、前記ティース先端部の回転軸方向端面に対面する先端部とからなり、前記基部と前記コイル巻部と前記先端部が一体になっているインシュレータにおいて、前記コイル巻部の前記基部側の端部には、ダミーコイルが前記基部に当接して固定されていることを特徴としている。
第2の発明は、円環状の固定子ヨークから径方向の回転軸中心に向かってティースが延び該ティースの先端にあるティース先端部には円周方向両側に張り出す張出部が形成されている固定子コアと、該固定子コアの回転軸方向端面に装着され前記固定子ヨークの回転軸方向端面に対面する基部と前記ティースの回転軸方向端面に対面するコイル巻部と前記ティース先端部の回転軸方向端面に対面する先端部とからなり前記基部と前記コイル巻部と前記先端部が一体になっているインシュレータと、前記ティースと前記インシュレータに巻回されるコイルとからなる固定子において、前記コイル巻部の前記基部側の端部には前記ティースと一緒にダミーコイルが前記基部に当接して固定されていることを特徴としている。
第3の発明は、前記ダミーコイルの直径が前記コイルの直径と同じであることを特徴としている。
第4の発明は、円環状の固定子ヨークから径方向の回転軸中心に向かってティースが延び該ティースの先端にあるティース先端部には円周方向両側に張り出す張出部が形成されている固定子コアの端面に装着され、前記固定子ヨークの回転軸方向端面に対面する基部と、前記ティースの回転軸方向端面に対面するコイル巻部と、前記ティース先端部の回転軸方向端面に対面する先端部とからなり、前記基部と前記コイル巻部と前記先端部が一体になっているインシュレータにおいて、前記コイル巻部は前記基部付近にテーパ面が形成されて前記コイル巻部の中央部から前記基部に向かうにつれて厚みが減少しており、前記基部の周方向両端部の回転軸中心側の面には面取り面が形成されており、前記先端部の周方向中央部の前記基部に対面する面には面取り面が形成されていることを特徴としている。
第5の発明は、円環状の固定子ヨークから径方向の回転軸中心に向かってティースが延び該ティースの先端にあるティース先端部には円周方向両側に張り出す張出部が形成されている固定子コアと、該固定子コアの回転軸方向端面に装着され前記固定子ヨークの回転軸方向端面に対面する基部と前記ティースの回転軸方向端面に対面するコイル巻部と前記ティース先端部の回転軸方向端面に対面する先端部とからなり前記基部と前記コイル巻部と前記先端部が一体になっているインシュレータと、前記ティースと前記インシュレータに巻回されるコイルとからなる固定子において、前記インシュレータの前記コイル巻部は前記基部付近にテーパ面が形成されて前記コイル巻部の中央部から前記基部に向かうにつれて厚みが減少しており、前記基部の周方向両端部の回転軸中心側の面には面取り面が形成されており、前記先端部の周方向中央部の前記基部に対面する面には面取り面が形成されていることを特徴としている。
第6の発明は、電動機に上記のインシュレータを用いた固定子が使われていることを特徴としている。
第7の発明は、電動機に上記の固定子が使われていることを特徴としている。
第1の発明によると、インシュレータのコイル巻部の基部側端部にダミーコイルが巻回されているので、第1層目のコイルが巻きやすくなっており、巻線ガイドを用いる必要がなくなるという効果がある。
第2の発明によると、固定子に装着されたインシュレータのコイル巻部の基部側端部にティースと一緒にダミーコイルが巻回されているので、第1層目のコイルが巻きやすくなっており、巻線ガイドを用いる必要がなくなるという効果がある。
第3の発明によると、ダミーコイルの直径がコイルの直径と同じであるので、第1層目のコイルが容易に巻回され、無駄な空間をなくすことができて整列巻きをすることができ、さらにダミーコイルとコイルを同じものにすれば資源の有効利用をすることができるという効果がある。
第4および5の発明によると、インシュレータのコイル巻部の基部付近にテーパ面が形成されてコイル巻部の中央部から基部に向かうにつれて厚みが減少しており、基部の周方向両端部の回転軸中心側の面には面取り面が形成されており、先端部の周方向中央部の基部に対面する面には面取り面が形成されているので、インシュレータの先端部内径面から直角にコイル巻部が延びるところが鋭角になってそこにできるスペースにコイルを巻回できるようになっており、占積率が高められるという効果がある。そして第1層目のコイルの基部側部分はコイル巻部のテーパ面に沿って滑って基部に当たる位置で巻回され、高精度のガイドを要することなく整列巻きすることができて製造コストを増加させることがない。また、第2層目以上が巻回される基部側部分では、基部の周方向両端部の回転軸中心側の面に形成された面取り面によって基部に近い位置で巻回されるので、第2層目以上でも容易に整列巻きを継続することができるという効果がある。さらにコイルとインシュレータが干渉しないので高占積率の巻線が可能になるという効果がある。
第6の発明によると、電動機に上記のインシュレータを用いた固定子が使われているので、電動機の小型化ができて信頼性が高められ、タクトタイムも短縮することができるという効果がある。
第7の発明によると、電動機に上記の固定子が使われているので、電動機の小型化ができて信頼性が高められ、タクトタイムも短縮することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施例のインシュレータの形状を示す斜視図であり、図2はインシュレータが電動機に使われたときの状況を説明する電動機の要部断面図である。
まずインシュレータが電動機に使われたときの状況について図2を用いて説明する。図2によると、円筒状のフレーム20の内側に略円環状の固定子21が固定されており、その内径側にはエアギャップを介して中心にある回転軸23に固着された円環状のロータ22が対面している。回転軸23は図示しない軸受によって支承されて回転可能になっている。固定子21は円環状のヨークと、ヨークから中心の回転軸に向かうよう周方向に等間隔に形成された複数のティースを備えている。固定子21の回転軸方向(図の左右方向)右端部と左端部にはそれぞれ断面がコの字状のインシュレータ1a、1bが装着されており、両インシュレータのコの字状の凹部をコイルが通るように固定子21、インシュレータ1a、1bにコイル6が巻かれている。
次に図1を参照してインシュレータ1について説明する。インシュレータ1は、基部2とコイル巻部3、先端部4、ダミーコイル5から構成されている。基部2は図示しない固定子ヨークに対面する位置に配置され、コイル巻部3は図示しないティースに対面する位置に配置され、先端部4は図示しないティース先端部の周方向両側に張り出す張出部に対面する位置に配置されるよう互いの位置関係が定められて形成されている。コイル巻部3は基部2および先端部4の回転軸方向の端部で且つ周方向の中央部分で繋がっている。基部2の径方向の外側面は、フレーム20に沿うよう円筒状になっており、径方向の内側面中央部はコイル巻部3が垂直になるよう平面になっており、径方向の内側面の周方向両側部分は径方向の内面側に傾斜して平面になってそれぞれが基部内側面7を形成している。先端部4の径方向の内側面は、空隙を介してロータ22に対面するよう円筒状になって先端部内側面8を形成しており、径方向の外側面中央部はコイル巻部3が垂直になるよう平面になっており、径方向の外側面の周方向両側部分は径方向の内側に傾斜して平面になっている。コイル巻部3には基部2に当接してダミーコイル5が接着によって固定されている。図の場合、ダミーコイル5は、コイル巻部3の外周の4つの面のうち溝9がある側の面にだけ設けられており、溝9を避けて固定されている。
図1のインシュレータ1が図2に示すように電動機に使われるときは、固定子21の軸方向両端に装着されてダミーコイル5と同じ太さのコイル6が巻回される。その際、溝9から導入されたコイル6は基部2に当接させながら溝9がある反対面までコイル巻部3に巻回され、溝9がある面にではダミーコイル5に接するように巻かれる。その後、コイル6同士が接するよう巻かれて1層目が整列巻きされる。そして第1層目が全て巻回されると第2層目に移って整列巻きされる。
このように、ダミーコイル5が1回巻かれているので、径方向内側に張り出した基部2の基部内側面7の影響を受けることなく、第1層目のコイル6の巻き始めがダミーコイル5に接して巻回され、隙間無く巻回されるのである。第1層目が巻き終わると先端部4に当たって自ずと層の移動が行われて第2層目が整列巻きされる。第2層目が巻き終わるところではダミーコイル5が巻かれているのでコイルが落ち込むことなく巻かれ基部2に当たって自ずと層の移動が行われて第3層目が整列巻きされる。以降同様にして巻回されて複数層のコイルの整列巻きができるので、固定子コイルの占積率を高めることができるのである。また上記のように整列巻きができるので巻線ガイド治具を用いる必要が無く、製造コストを増大させること無く整列巻きできるのである。
次に図3、図4を用いて第2の実施例について説明する。図3は第2の実施例のインシュレータの斜視図であり、図4は図3のインシュレータの中央部側断面図である。図3、図4のインシュレータが電動機に使われたときの状況は実施例1で説明した図2と同じである。
インシュレータ1Bは、基部2Bとコイル巻部3B、先端部4Bから構成されている。基部2Bは図示しない固定子ヨークに対面する位置に配置され、コイル巻部3Bは図示しないティースに対面する位置に配置され、先端部4Bは図示しないティース先端部の周方向両側に張り出す張出部に対面する位置に配置されるよう互いの位置関係が定められて形成されている。コイル巻部3Bは基部2Bおよび先端部4Bの回転軸方向の端部で且つ周方向の中央部分で繋がっている。基部2Bの径方向の外側面は、フレーム20に沿うよう円筒状になっている。基部2Bの径方向の内側面中央部はコイル巻部3Bが垂直になるよう平面になっており、径方向の内側面の周方向両側部分は径方向の内面側に傾斜して平面になっており、これらが基部内側面7Bを形成している。先端部4Bの径方向の内側面は、空隙を介してロータ22に対面するよう円筒状になって先端部内側面8Bを形成しており、径方向の外側面中央部はコイル巻部3が垂直になるよう平面になっており、径方向の外側面の周方向両側部分は径方向の内側に傾斜して平面になっている。
基部2Bの径方向の内側面の周方向両側部分には面取り面10a、10bが形成されており、両側の基部内側面7Bが削られたようになっていて、巻回するコイルが滑って巻きやすくなっている。コイル巻部3Bの径方向外側部分にはテーパ面23が形成されており、テーパ面23と基部内側面7Bの間が鋭角になっている。テーパ面23によりコイル巻部3Bの厚みが径方向の中央付近から径方向の外側に行くにつれて薄くなっており、基部内側面7Bのところで最も薄くなっている。コイル巻部3Bの周方向両端部で図示しないティースから遠いほうの稜線には面取り面11a、11bが形成されており、巻回されるコイルにかかる負担が軽減されている。
先端部4Bの径方向外側面の中央部に面取り面12が形成されており、図示しないティース先端部から遠ざかるほど先端部4Bの厚みが薄くなっている。このため、コイル巻部3Bに巻回されるコイルが先端部4Bに当たることなく容易に巻回することができ、専用の治具を用いることなく作業効率が高められているのである。
第1実施例のインシュレータを説明する図 電動機の要部断面図 第2実施例のインシュレータを説明する図 図3の中央部側断面図
符号の説明
1、1a、1b、1B インシュレータ 2、2B 先端部
3、3B コイル巻部 4、4B 基端部
5 ダミーコイル 6 コイル
7、7B 先端部内径面 8、8B 基端部内径面
9 溝
10a、10b、11a、11b、12 面取り面
20 フレーム 21 固定子
22 ロータ 23 回転軸

Claims (7)

  1. 円環状の固定子ヨークから径方向の回転軸中心に向かってティースが延び該ティースの先端にあるティース先端部には円周方向両側に張り出す張出部が形成されている固定子コアの端面に装着され、前記固定子ヨークの回転軸方向端面に対面する基部と、前記ティースの回転軸方向端面に対面するコイル巻部と、前記ティース先端部の回転軸方向端面に対面する先端部とからなり、前記基部と前記コイル巻部と前記先端部が一体になっているインシュレータにおいて、
    前記コイル巻部の前記基部側の端部には、ダミーコイルが前記基部に当接して固定されていることを特徴とするインシュレータ。
  2. 円環状の固定子ヨークから径方向の回転軸中心に向かってティースが延び該ティースの先端にあるティース先端部には円周方向両側に張り出す張出部が形成されている固定子コアと、該固定子コアの回転軸方向端面に装着され前記固定子ヨークの回転軸方向端面に対面する基部と前記ティースの回転軸方向端面に対面するコイル巻部と前記ティース先端部の回転軸方向端面に対面する先端部とからなり前記基部と前記コイル巻部と前記先端部が一体になっているインシュレータと、前記ティースと前記インシュレータに巻回されるコイルとからなる固定子において、
    前記コイル巻部の前記基部側の端部にはダミーコイルが前記基部に当接して固定されていることを特徴とする固定子。
  3. 前記ダミーコイルの直径は、前記コイルの直径と同じであることを特徴とする請求項1または2に記載の固定子。
  4. 円環状の固定子ヨークから径方向の回転軸中心に向かってティースが延び該ティースの先端にあるティース先端部には円周方向両側に張り出す張出部が形成されている固定子コアの端面に装着され、前記固定子ヨークの回転軸方向端面に対面する基部と、前記ティースの回転軸方向端面に対面するコイル巻部と、前記ティース先端部の回転軸方向端面に対面する先端部とからなり、前記基部と前記コイル巻部と前記先端部が一体になっているインシュレータにおいて、
    前記コイル巻部は前記基部付近にテーパ面が形成されて前記コイル巻部の中央部から前記基部に向かうにつれて厚みが減少しており、
    前記基部の周方向両端部の回転軸中心側の面には面取り面が形成されており、
    前記先端部の周方向中央部の前記基部に対面する面には面取り面が形成されている
    ことを特徴とするインシュレータ。
  5. 円環状の固定子ヨークから径方向の回転軸中心に向かってティースが延び該ティースの先端にあるティース先端部には円周方向両側に張り出す張出部が形成されている固定子コアと、該固定子コアの回転軸方向端面に装着され前記固定子ヨークの回転軸方向端面に対面する基部と前記ティースの回転軸方向端面に対面するコイル巻部と前記ティース先端部の回転軸方向端面に対面する先端部とからなり前記基部と前記コイル巻部と前記先端部が一体になっているインシュレータと、前記ティースと前記インシュレータに巻回されるコイルとからなる固定子において、
    前記インシュレータの前記コイル巻部は前記基部付近にテーパ面が形成されて前記コイル巻部の中央部から前記基部に向かうにつれて厚みが減少しており、
    前記基部の周方向両端部の回転軸中心側の面には面取り面が形成されており、
    前記先端部の周方向中央部の前記基部に対面する面には面取り面が形成されている
    ことを特徴とする固定子。
  6. 請求項1または4に記載のインシュレータを用いた固定子が使われていることを特徴とする電動機。
  7. 請求項2、3および5の何れかに記載の固定子が使われていることを特徴とする電動機。
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