JP2006115396A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. スピーカアレイに第１のオーディオ信号を供給して波面合成を行い、
   この波面合成により無限遠方に第１の仮想音源を形成するとともに、
   この第１の仮想音源から放射される音波の進行方向を変更する
   ようにしたオーディオ信号の再生方法。
2. 請求項１に記載のオーディオ信号の再生方法において、
   上記スピーカアレイに第２のオーディオ信号を供給して波面合成を行い、
   この波面合成により無限遠方に第２の仮想音源を形成するとともに、
   上記第１および第２の仮想音源から放射される第１および第２の音波の進行方向を互いに平行とし、かつ、
   上記第１および第２の音波の進行方向を変更する
   ようにしたオーディオ信号の再生方法。
3. オーディオ信号をそれぞれ所定の遅延時間だけ遅延させて複数の遅延信号を形成し、
   この複数の遅延信号を、スピーカアレイを構成する複数のスピーカのそれぞれに供給するとともに、
   上記所定の遅延時間を制御することにより上記複数のスピーカから出力される音波が合成された結果の音波に指向性を与え、
   かつ、上記指向性の方向を可変とする
   ようにしたオーディオ信号の再生方法。
4. スピーカアレイから出力される音波が波面合成されて第１の仮想音源を形成するように上記スピーカアレイに供給される第１のオーディオ信号を処理する第１の処理回路と、
   上記第１の仮想音源の位置を無限遠方に設定する第１の設定回路と、
   上記第１の仮想音源から放射される音波の進行方向を変更する制御手段と
   を有するオーディオ信号の再生装置。
5. 請求項４に記載のオーディオ信号の再生装置において、
   上記スピーカアレイから出力される音波が波面合成されて第２の仮想音源を形成するように上記スピーカアレイに供給される第２のオーディオ信号を処理する第２の処理回路と、
   上記第２の仮想音源の位置を無限遠方に設定する第２の設定回路と
   を有し、
   上記制御手段は、上記第１および第２の仮想音源により得られる第１および第２の音波の進行方向を互いに平行にするとともに、上記第１および第２の音波の進行方向を変更する
   ことを特徴とするオーディオ信号の再生装置。
6. オーディオ信号をそれぞれ所定の遅延時間だけ遅延させて複数の遅延信号を形成する複数の遅延回路と、
   上記複数の遅延信号を、スピーカアレイを構成する複数のスピーカのそれぞれに供給する複数の出力回路と、
   上記複数のスピーカから出力される音波が合成された結果の音波に指向性が得られるように上記複数の遅延回路の遅延時間を制御するとともに、
   上記指向性の指向方向を変更する制御回路と
   を有するオーディオ信号の再生装置。