JP2005295455A - スピーカ装置及びスピーカシステム - Google Patents

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仁哉 伊藤
Kuniaki Osawa
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Abstract

【課題】 複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができるスピーカ装置を提供すること。
【解決手段】 スピーカ装置10は、低周波数帯域の音響信号を入力する入力端子11と、中周波数帯域の音響信号を入力する入力端子12と、高周波数帯域の音響信号を入力する入力端子13と、低周波数帯域の音を出力する低音出力手段14及び15と、中周波数帯域の音を出力する中音出力手段16〜19と、高周波数帯域の音を出力する高音出力手段20及び21と、高周波数帯域の音響信号の出力先を切り替える指向角変更手段としての切替手段22とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばコンサートホールや劇場等で使用されるスピーカ装置及びスピーカシステムに関する。
従来のスピーカ装置は、音響を放射する直径3インチ未満の複数の放射円錐体を備え、各放射円錐体のエッジが2インチ未満の間隔で略直線状に少なくとも6個配置されることによる線状音源効果によって、スピーカ装置から聴取位置までの距離に応じた音圧レベルの減衰を緩和することができるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−199484号公報(第4−6頁、第1図)
しかしながら、このような従来の線音源的な音の放射をするスピーカ装置は、線状音源効果が得られるように略直線状に複数配置されることが前提とされており、かつ垂直方向の回り込みが少なくなるように設計されている為、配置方向の指向角が一般のスピーカ装置の同方向の指向角よりも狭く設定されている。
そのため、例えばコンサートホールにおいて、従来のスピーカ装置を略直線状に複数配置してステージスピーカを構成した場合、この従来のスピーカ装置をステージスピーカの音響補助や音響遅延等を目的とした単独で利用するスピーカへ適応することができないという問題があった。
また、従来のスピーカ装置とは異なる音響特性を有するもので補助スピーカ装置を構成することになるので、この補助スピーカ装置とステージスピーカとの組み合わせでは、両者間での音響特性、例えば音質が異なってしまい、聴取者に不自然で違和感を与えるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができるスピーカ装置及びスピーカシステムを提供するものである。
本発明のスピーカ装置は、所定の周波数帯域の音響信号を音に変換して出力する複数の音出力手段と、前記音出力手段から出力される前記音の指向角を変更する指向角変更手段とを備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明のスピーカ装置は、指向角変更手段が、複数配置で使用される場合は線状音源効果が得られるよう配置方向の指向角を狭くし、単独で使用される場合は同方向の指向角を広くするので、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができる。
また、本発明のスピーカ装置は、前記指向角変更手段が、前記複数の音出力手段のうちの少なくとも一つに入力される前記音響信号を断続することを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明のスピーカ装置は、指向角変更手段が、複数の音出力手段のうちの少なくとも一つに入力される音響信号を断続することにより、複数配置で使用される場合は線状音源効果が得られるよう配置方向の指向角を狭くし、単独で使用される場合は同方向の指向角を広くするので、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができる。
さらに、本発明のスピーカ装置は、前記指向角変更手段が、前記複数の音出力手段のうちの少なくとも一つに入力される前記音響信号のレベルを変更することを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明のスピーカ装置は、指向角変更手段が、複数の音出力手段のうちの少なくとも一つに入力される音響信号のレベルを変更することにより、複数配置で使用される場合は線状音源効果が得られるよう配置方向の指向角を狭くし、単独で使用される場合は同方向の指向角を広くするので、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができる。
さらに、本発明のスピーカ装置は、前記周波数帯域よりも低い低周波数帯域及び前記周波数帯域よりも高い高周波数帯域の少なくとも一方の音響信号を音に変換する低高音出力手段を備え、前記指向角変更手段は、前記低高音出力手段に入力される前記音響信号を前記複数の音出力手段の少なくとも一つに入力される前記音響信号よりも遅延させることを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明のスピーカ装置は、指向角変更手段が、低高音出力手段に入力される音響信号を複数の音出力手段の少なくとも一つに入力される音響信号よりも遅延させること又はレベルを変更することにより、複数配置で使用される場合は線状音源効果が得られるよう配置方向の指向角を狭くし、単独で使用される場合は同方向の指向角を広くするので、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができる。
さらに、本発明のスピーカ装置は、前記指向角変更手段が、前記周波数帯域と前記低周波数帯域及び前記高周波数帯域のいずれかとの境界周波数を表すクロスオーバ周波数を変更することを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明のスピーカ装置は、指向角変更手段が、クロスオーバ周波数を変更することにより、複数配置で使用される場合は線状音源効果が得られるよう配置方向の指向角を狭くし、単独で使用される場合は同方向の指向角を広くするので、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができる。
本発明のスピーカシステムは、スピーカ装置を所定の方向に並べて複数配置したことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明のスピーカシステムは、スピーカ装置が垂直方向に並べられ複数配置されたことにより、垂直方向に音がほとんど拡がらないという線状音源効果が得られるので、残響の多い空間でもコンサートホール等の前席から後席まで明瞭で均一な音を提供することができる。
また、本発明のスピーカシステムは、前記指向角変更手段の動作を模擬的に実行するシミュレータ手段を備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明のスピーカシステムは、コンサートホール等に搬入する前でも指向角の設定を模擬的に検証することができるので、コンサートホール等に搬入した後における音響特性の設定時間を短縮することができる。
本発明は、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができるという効果を有するスピーカ装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置の構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態のスピーカ装置10は、低周波数帯域の音響信号を入力する入力端子11と、中周波数帯域の音響信号を入力する入力端子12と、高周波数帯域の音響信号を入力する入力端子13と、低周波数帯域の音を出力する低音出力手段14及び15と、中周波数帯域の音を出力する中音出力手段16〜19と、高周波数帯域の音を出力する音出力手段としての高音出力手段20及び21と、高周波数帯域の音響信号の出力先を切り替える指向角変更手段としての切替手段22とを備えている。
入力端子11〜13は、サウンドプロセッサ31から出力された低周波数帯域、中周波数帯域及び高周波数帯域の音響信号を増幅する低域アンプ32、中域アンプ33及び高域アンプ34にそれぞれ接続されている。
低音出力手段(以下「ウーファ」という。)14及び15は、それぞれ、例えば20Hz〜200Hzの低周波数帯域の音響信号を音に変換する低域音響ドライバユニットを備えたコーン型スピーカで構成されている。
中音出力手段(以下「スコーカ」という。)16〜19は、それぞれ、例えば200Hz〜1kHzの中周波数帯域の音響信号を音に変換する中域音響ドライバユニットを備えたコーン型スピーカで構成されている。
高音出力手段(以下「ツィータ」という。)20及び21は、それぞれ、例えば1kHz〜20kHzの高周波数帯域の音響信号を音に変換する高域音響ドライバユニットを備えたホーン型スピーカで構成されている。
切替手段22は、手動式のスイッチや電気信号で動作するスイッチ等で構成され、ツィータ20及び21の両方と入力端子13との電気的接続と、ツィータ20及び21のいずれか一方と入力端子13との電気的接続とを切り替えるようになっている。
なお、切替手段22は、サウンドプロセッサ31又はパーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)35から切り替え動作を制御する制御信号を受信して動作する構成としてもよい。また、切替手段22のスイッチの接触抵抗は、ツィータ20及び21の音響特性に影響を与えないよう十分小さな値に設定されている。
サウンドプロセッサ31は、例えばCPU、ROM、RAM、イコライザ回路、フィルタ回路等によって構成され、PC35から出力される所定の制御信号に基づいて動作するようになっている。
例えば、サウンドプロセッサ31は、可聴周波数帯域を分割するためのクロスオーバ周波数を設定する制御信号をPC35から受信した場合、クロスオーバ周波数によって入力信号の周波数帯域を所定数だけ分割するようになっている。さらに具体的には、サウンドプロセッサ31は、例えば200Hz及び1kHzのクロスオーバ周波数を設定する制御信号をPC35から受信した場合、入力信号の周波数帯域を20Hz〜200Hzの低周波数帯域と、200Hz〜1kHzの中周波数帯域と、1kHz〜20kHzの高周波数帯域とに分割するようになっている。
スピーカ装置10は、例えば図2(a)に示すような外観を有している。図2(a)において、ツィータ20及び21は、エンクロージャ23の前面部23aにおいて、図示されたX軸方向(以下「水平方向」という。)の中央でY軸方向(以下「垂直方向」という。)に並べて配置され、スコーカ16〜19は、ツィータ20及び21の両側に左右対称に配置されている。さらに、ウーファ14及び15は、スコーカ16〜19の外側に対称に配置されている。
図2(a)に示された矢印Aの方向から内部を見た場合、各スピーカは、例えば図2(b)に示すように構成されている。
すなわち、ウーファ14は、音響ドライバユニット14a及びコーン14bを備え、ウーファ15は、音響ドライバユニット15a及びコーン15bを備えている。また、スコーカ18は、音響ドライバユニット18a及びコーン18bを備え、スコーカ19は、音響ドライバユニット19a及びコーン19bを備えている。さらに、ツィータ21は、音響ドライバユニット21a及びホーン21bを備えている。なお、図2(b)に示されていないスコーカ16及び17、ツィータ20の構成は、それぞれ、スコーカ18及び19、ツィータ21と同様であり説明を省略する。
また、図2(b)に示すように、エンクロージャ23の背面部23bには、入力端子11〜13を備えた端子板24と、切替手段22とが設けられている。
スピーカ装置10を垂直方向に複数配置して線状音源として動作させる場合とスピーカ装置10を単独で動作させる場合とで、指向角を含む所望の音響条件が得られるよう、図2(a)及び図2(b)に示された各スピーカの構成、配置位置、形状等の機械的特性や各スピーカに印加する音響信号レベル、音響信号の位相等の電気的特性が決定されるようになっている。
具体的には、例えば4kHz以上の周波数帯域において、スピーカ装置10を垂直方向に複数配置して線状音源として動作させる場合は、垂直方向の指向角が約10度になるよう各スピーカの機械的特性や電気的特性が決定され、一方、スピーカ装置10を単独で動作させる場合は、高域スピーカとしてツィータ20及び21のいずれか一方を使用し、垂直方向の指向角が約40度になるよう各スピーカの機械的特性(ホーン形状と配置方法等の組み合わせ)や電気的特性を決定している。
ここで、スピーカ装置10を垂直方向に複数配置して線状音源として動作させるとは、図3(a)に示すように、垂直方向に複数配置されたスピーカ装置10によって構成されたスピーカシステム36から出力される音が、円筒を扇状に切ったような形で、垂直方向にはほとんど拡散せず、水平方向のみに拡散することをいう。この場合の理論値として、スピーカシステム36から聴取位置までの距離Lが2倍になると、所定の音圧以上の音の拡散面積は2倍、音響エネルギーは1/2、音の減衰は−3dBになる。
一方、スピーカ装置10を単独で動作させる場合は従来の一般のスピーカ装置と同様に、図3(b)に示すように、スピーカ装置10から出力される音が、球面状に放射されて水平及び垂直方向に拡散される。この場合の理論値として、スピーカ装置10から聴取位置までの距離Lが2倍になると、所定の音圧以上の音の拡散面積は4倍、音響エネルギーは1/4、音の減衰は−6dBになる。
図4に示すように、スピーカ装置10を垂直方向に例えば4個配置してスピーカシステム40を構成したとき、スピーカシステム40は線状音源として動作するようになっている。なお、図4におけるスピーカ装置10は、図2(a)に示された矢印Bの方向から見たときの簡略した断面図で表している。
図4において、PC35は、本発明のシミュレータ手段を構成し、所定のシミュレーションプログラムを実行することにより、コンサートホールや劇場等の建築物における吸音、反射、拡散等に関する建築音響の設計や音響調整等を支援することができるようになっている。
例えば、PC35は、コンサートホール内の音響条件を決定するパラメータでシミュレーションを実行することにより、スピーカシステム40及び単独で使用されるスピーカ装置10の指向角やサウンドプロセッサ31が設定するイコライザ特性及びフィルタ特性等をコンサートホールに搬入する前に予め設定しておくことができる。したがって、スピーカシステム40は、コンサートホールに搬入した後における調整時間を短縮することができる。
次に、本実施の形態のスピーカ装置10の動作について説明する。
まず、サウンドプロセッサ31によって、音響信号が入力され、所定の音響処理が行われる。例えば、入力信号の周波数特性を設定するイコライザ処理、入力信号の周波数帯域を分割する処理等が行われる。ここでサウンドプロセッサ31は、PC35から送信されるイコライザ定数やクロスオーバ周波数等を設定する制御信号によって音響処理を実行する。
次いで、低域アンプ32、中域アンプ33及び高域アンプ34によって、それぞれ、低周波数帯域、中周波数帯域及び高周波数帯域の信号が増幅され、入力端子11〜13に出力される。
ここで、まず、スピーカ装置10が垂直方向に複数配置される場合の線状音源としての動作を説明する。
入力端子11に入力された低域音響信号は、ウーファ14によって、低域周波数の音に変換されて出力される。また、入力端子12に入力された中域音響信号は、スコーカ16〜19によって、中域周波数の音に変換されて出力される。
一方、入力端子13に入力された高域音響信号は、切替手段22によって、ツィータ20及び21の両方に出力される。そして、ツィータ20及び21によって、高域音響信号が音に変換され、例えば4kHz以上の周波数の音が垂直方向に約10度の指向角でスピーカ装置10から出力される。
次に、スピーカ装置10が単独で使用される場合の動作を説明する。
入力端子11に入力された低域音響信号は、ウーファ14によって、低域周波数の音に変換されて出力される。また、入力端子12に入力された中域音響信号は、スコーカ16〜19によって、中域周波数の音に変換されて出力される。
一方、入力端子13に入力された高域音響信号は、切替手段22によって、ツィータ20及び21のいずれか一方に出力される。そして、ツィータ20及び21のいずれか一方によって、高域音響信号が音に変換され、例えば4kHz以上の周波数の音が垂直方向に約40度の指向角でスピーカ装置10から出力される。
したがって、例えば図5に示すようなコンサートホール45において、本実施の形態のスピーカ装置10は、垂直方向に複数配置された線状音源効果を有するステージスピーカとしてのスピーカシステム40を構成することができ、さらに、スピーカシステム40の音響補助や音響遅延等を目的とする天井スピーカ装置46や壁スピーカ装置47としても構成することができるので、コンサートホール45内における音質を均一にすることができる。
なお、スピーカ装置10が単独で使用される場合において、ツィータ20及び21のいずれか一方から出力される音の音圧は、ツィータ20及び21の両方を使用する場合よりも低下するので、ウーファ14及び15とスコーカ16〜19とから出力される音の音圧をツィータ20及び21のいずれか一方から出力される音の音圧とほぼ一致させるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態のスピーカ装置10によれば、切替手段22は、スピーカ装置10を垂直方向に複数配置して線状音源として動作させる場合にはツィータ20及び21の両方から音を出力させ、スピーカ装置10を単独で動作させる場合にはツィータ20及び21のいずれか一方から音を出力させて、高域周波数の音の指向角を変更する構成としたので、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができる。
なお、本実施の形態において、低音出力手段、中音出力手段及び高音出力手段をそれぞれ2個、4個及び2個で構成する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば3個の高音出力手段を設け、切替手段22で3個の高音出力手段と1個の高音出力手段とを切り替えて高域周波数の音の指向角を変更する構成としても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態において、切替手段22をスピーカ装置10に備える構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ツィータ20及び21に別個に高域音響信号を出力する2個の高域アンプを接続し、サウンドプロセッサ31内において2個の高域アンプに出力する高域音響信号を断続する手段を設ける構成としても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態において、切替手段22でツィータ20及び21を切り替える例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、切替手段22でウーファ14及び15やスコーカ16〜19を切り替える構成についても同様な効果が得られる。
(第2の実施の形態)
まず、本発明の第2の実施の形態のスピーカ装置の構成について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置10と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、本実施の形態のスピーカ装置50は、ツィータ20及び21の一方に入力される音響信号のレベルを変更する指向角変更手段としてのレベル変更手段51を備えている。
レベル変更手段51は、ツィータ20及び21に出力する高域音響信号のレベルを別個に変更できるようになっており、高域音響信号の各レベルを所定の値に変更することによりツィータ20及び21から出力される音の干渉を変化させて所望の指向角が得られるようになっている。なお、レベル変更手段51がツィータ20及び21に出力する高域音響信号のレベルが同一の場合、スピーカ装置50は、線状音源として動作するようになっている。
なお、レベル変更手段51は、サウンドプロセッサ31又はPC35からレベル変更の制御信号を受信して動作する構成としてもよい。
次に、本実施の形態のスピーカ装置50の動作について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置10と同様な動作については説明を省略する。
まず、スピーカ装置50が垂直方向に複数配置される場合の線状音源としての動作を説明する。
入力端子13に入力された高域音響信号は、レベル変更手段51によって、ツィータ20及び21の両方に同じレベルで出力される。そして、ツィータ20及び21によって、高域音響信号が音に変換され、例えば4kHz以上の周波数の音が垂直方向に約10度の指向角でスピーカ装置50から出力される。
次に、スピーカ装置50が単独で使用される場合の動作を説明する。
入力端子13に入力された高域音響信号は、レベル変更手段51によって、ツィータ20及び21に出力される。ここで、ツィータ20とツィータ21とに出力される高域音響信号のレベルとは異なっており、各レベルは予め定められている。
そして、ツィータ20及び21によって、高域音響信号が音に変換され出力される。このとき、ツィータ20から出力される音とツィータ21から出力される音とが干渉することにより高周波数の音の指向角が変化し、例えば4kHz以上の周波数の音が垂直方向に約40度の指向角でスピーカ装置50から出力される。
以上のように、本実施の形態のスピーカ装置50によれば、レベル変更手段51は、スピーカ装置50を垂直方向に複数配置して線状音源として動作させる場合にはツィータ20及び21に同一のレベルの音響信号を出力し、スピーカ装置50を単独で動作させる場合にはツィータ20及び21に異なるレベルの音響信号を出力して、高域周波数の音の指向角を変更する構成としたので、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができる。
なお、本実施の形態において、低音出力手段、中音出力手段及び高音出力手段をそれぞれ2個、4個及び2個で構成する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば3個の高音出力手段を設け、レベル変更手段51で3個の高音出力手段に入力される音響信号のレベルを別個に調整して高域周波数の音の指向角を変更する構成としても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態において、レベル変更手段51をスピーカ装置10に備える構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ツィータ20及び21に別個に高域音響信号を出力する2個の高域アンプを接続し、サウンドプロセッサ31や2個の高域アンプに高域音響信号のレベルを別個に変更する手段を設ける構成としても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態において、レベル変更手段51が高域音響信号のレベルを変更する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、低域音響信号や中域音響信号のレベルを変更する構成としても同様な効果が得られる。
(第3の実施の形態)
まず、本発明の第3の実施の形態のスピーカ装置の構成について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置10と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態のスピーカ装置60は、低域音響信号及び中域音響信号の少なくとも一方を所定の時間遅延させる指向角変更手段としての遅延手段61を備えている。ただし、図7においては、遅延手段61は、中域音響信号を所定の時間遅延させるようになっている。
なお、本実施の形態において、低音出力手段14及び15と中音出力手段16〜19とは、それぞれ、本発明の低高音出力手段を構成している。前述した実施の形態と同様に、低音出力手段14及び15と中音出力手段16〜19とをそれぞれ「ウーファ14及び15」と「スコーカ16〜19」という。
遅延手段61は、例えば音響信号を所定の時間遅延させるディレイ回路で構成され、低域音響信号又は中域音響信号を高域音響信号に対して所定の時間遅延させて、各スピーカから出力される音の位相を変化させた場合、ツィータ20及び21から出力される音の指向角が所望の値になるようになっている。ここで、遅延手段61が高域音響信号に対して低域音響信号及び中域音響信号を遅延させない場合、スピーカ装置60は、線状音源として動作するようになっている。
なお、遅延手段61は、サウンドプロセッサ31又はPC35から遅延時間を設定する制御信号を受信して動作する構成としてもよい。
次に、本実施の形態のスピーカ装置60の動作について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置10と同様な動作については説明を省略する。また、遅延手段61が中域音響信号を高域音響信号に対して所定の時間遅延させる例を挙げる。
まず、スピーカ装置60が垂直方向に複数配置される場合の線状音源としての動作を説明する。
入力端子11及び13に入力された低域音響信号及び高域音響信号は、いずれも遅延処理をされずにウーファ14及び15とツィータ20及び21とに出力される。
また、入力端子12に入力された中域音響信号も、遅延手段61によって、遅延処理をされずにスコーカ16〜19に出力される。
この結果、例えば4kHz以上の周波数の音が垂直方向に約10度の指向角でスピーカ装置60から出力される。
次に、スピーカ装置60が単独で使用される場合の動作を説明する。
入力端子11及び13に入力された低域音響信号及び高域音響信号は、遅延処理されずにウーファ14及び15とツィータ20及び21とに出力される。
一方、入力端子12に入力された中域音響信号は、遅延手段61によって、高域音響信号に対して所定の時間遅延するよう遅延処理され、スコーカ16〜19に出力される。
この結果、各スピーカから出力される音の位相が変化することにより高周波数の音の指向角が変化し、例えば4kHz以上の周波数の音が垂直方向に約40度の指向角でスピーカ装置60から出力される。
以上のように、本実施の形態のスピーカ装置60によれば、遅延手段61は、スピーカ装置60を垂直方向に複数配置して線状音源として動作させる場合には各スピーカに遅延処理をしない音響信号を出力し、スピーカ装置60を単独で動作させる場合には高域音響信号に対して低域音響信号又は中域音響信号を所定の時間遅延するよう遅延処理して高域周波数の音の指向角を変更する構成としたので、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができる。
なお、本実施の形態において、低音出力手段、中音出力手段及び高音出力手段をそれぞれ2個、4個及び2個で構成する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば2個の中域出力手段を設け、遅延手段61で中域音響信号を高域音響信号に対して所定の時間遅延させて高域周波数の音の指向角を変更する構成としても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態において、遅延手段61をスピーカ装置60に備える構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばサウンドプロセッサ31、低域アンプ32、中域アンプ33等に音響信号の遅延処理を行う手段を設ける構成としても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態において、遅延手段61が高域音響信号に対して中域音響信号を所定の時間遅延処理する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば中域音響信号に対して低域音響信号又は高域音響信号を所定の時間遅延処理する構成としても同様な効果が得られる。
(第4の実施の形態)
まず、本発明の第4の実施の形態のスピーカ装置の構成について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置10と同様な構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本実施の形態のスピーカ装置70は、音響信号を入力する入力端子71と、クロスオーバ周波数を変更する指向角変更手段としてのクロスオーバ周波数変更手段72とを備えている。
なお、本実施の形態において、低音出力手段14及び15と中音出力手段16〜19とは、それぞれ、本発明の低高音出力手段を構成している。前述した実施の形態と同様に、低音出力手段14及び15と中音出力手段16〜19とをそれぞれ「ウーファ14及び15」と「スコーカ16〜19」という。
クロスオーバ周波数変更手段72は、例えばクロスオーバ周波数を設定する設定スイッチ及びクロスオーバ周波数変更回路を備え、可聴周波数帯域を複数に分割するようになっている。
具体的には、クロスオーバ周波数変更手段72は、スピーカ装置70が垂直方向に複数配置されて線状音源として動作する場合の第1のクロスオーバ周波数と、スピーカ装置70が単独で動作される場合の第2のクロスオーバ周波数とによって、可聴周波数帯域を例えば低周波数帯域、中周波数帯域及び高周波数帯域の3つに分割するようになっている。
さらに具体的には、クロスオーバ周波数変更手段72は、例えば第1のクロスオーバ周波数として200Hz及び1kHzが設定された場合、可聴周波数帯域を20Hz〜200Hzの低周波数帯域と、200Hz〜1kHzの中周波数帯域と、1kHz〜20kHzの高周波数帯域との3つに分割するようになっている。
また、クロスオーバ周波数変更手段72は、例えば第2のクロスオーバ周波数として150Hz及び3kHzが設定された場合、可聴周波数帯域を20Hz〜150Hzの低周波数帯域と、150Hz〜3kHzの中周波数帯域と、3kHz〜20kHzの高周波数帯域との3つに分割するようになっている。
また、クロスオーバ周波数変更手段72は、入力端子71を介し、可聴周波数帯域の音響信号を増幅するアンプ73から出力された音響信号を入力するようになっている。
なお、クロスオーバ周波数変更手段72は、サウンドプロセッサ31又はPC35からクロスオーバ周波数を設定する制御信号を受信して動作する構成としてもよい。
次に、本実施の形態のスピーカ装置70の動作について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置10と同様な動作については説明を省略する。
まず、スピーカ装置70が垂直方向に複数配置される場合の線状音源としての動作を説明する。
サウンドプロセッサ31から出力された音響信号は、アンプ73によって増幅され、入力端子71を介してクロスオーバ周波数変更手段72に出力される。
そして、クロスオーバ周波数変更手段72によって、スピーカ装置70が線状音源として動作する第1のクロスオーバ周波数が設定される。その結果、各スピーカから出力される音が干渉してスピーカ装置70が線状音源として動作し、例えば4kHz以上の周波数の音が垂直方向に約10度の指向角でスピーカ装置70から出力される。
次に、スピーカ装置70が単独で使用される場合の動作を説明する。
サウンドプロセッサ31から出力された音響信号は、アンプ73によって増幅され、入力端子71を介してクロスオーバ周波数変更手段72に出力される。
そして、クロスオーバ周波数変更手段72によって、スピーカ装置70が単独音源として動作する第2のクロスオーバ周波数が設定される。その結果、各スピーカから出力される音が干渉し、例えば4kHz以上の周波数の音が垂直方向に約40度の指向角でスピーカ装置70から出力される。このように指向角を変更することにより音質が変化するがこれを均一な音質にするためにクロスオーバ周波数の変更を行っている。
以上のように、本実施の形態のスピーカ装置70によれば、クロスオーバ周波数変更手段72は、スピーカ装置70を垂直方向に複数配置して線状音源として動作させる場合と、スピーカ装置70を単独で動作させる場合とで異なるクロスオーバ周波数を設定して高域周波数の音の指向角を変更する構成とした。これにより、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができる。
なお、本実施の形態において、低音出力手段、中音出力手段及び高音出力手段をそれぞれ2個、4個及び2個で構成する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本実施の形態において、クロスオーバ周波数変更手段72をスピーカ装置70に備える構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばサウンドプロセッサ31、アンプ73等に備える構成としても同様な効果が得られる。
以上のように、本発明にかかるスピーカ装置は、複数配置及び単独のいずれの使用形態においても自然で違和感のない音を出力することができるという効果を有し、コンサートホールや劇場等で使用されるスピーカ装置及びスピーカシステム等として有用である。
本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置のブロック図 (a)本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置の外観の一例を示す図 (b)本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置の内部構造の一例を示す部分断面図 (a)本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置が線状音源として動作する場合の音の広がりを示す概念図 (b)本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置が単独で動作する場合の音の広がりを示す概念図 本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置が線状音源として動作するよう構成されたスピーカシステムの一例を示す図 本発明の第1の実施の形態のスピーカ装置がコンサートホールで使用される場合の使用例を示す図 本発明の第2の実施の形態のスピーカ装置のブロック図 本発明の第3の実施の形態のスピーカ装置のブロック図 本発明の第4の実施の形態のスピーカ装置のブロック図
符号の説明
10、50、60、70 スピーカ装置
11、12、13、71 入力端子
14、15 低音出力手段(ウーファ)(低高音出力手段)
14a、15a、18a、19a、21a 音響ドライバユニット
14b、15b、18b、19b コーン
16〜19 中音出力手段(スコーカ)(低高音出力手段)
20、21 高音出力手段(ツィータ)(音出力手段)
21b ホーン
22 切替手段(指向角変更手段)
23 エンクロージャ
23a 前面部
23b 背面部
24 端子板
31 サウンドプロセッサ
32 低域アンプ
33 中域アンプ
34 高域アンプ
35 PC(シミュレータ手段)
36、40 スピーカシステム
45 コンサートホール
46 天井スピーカ装置
47 壁スピーカ装置
51 レベル変更手段(指向角変更手段)
61 遅延手段(指向角変更手段)
72 クロスオーバ周波数変更手段(指向角変更手段)
73 アンプ

Claims (7)

  1. 所定の周波数帯域の音響信号を音に変換して出力する複数の音出力手段と、前記音出力手段から出力される前記音の指向角を変更する指向角変更手段とを備えたことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記指向角変更手段は、前記複数の音出力手段のうちの少なくとも一つに入力される前記音響信号を断続することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記指向角変更手段は、前記複数の音出力手段のうちの少なくとも一つに入力される前記音響信号のレベルを変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記周波数帯域よりも低い低周波数帯域及び前記周波数帯域よりも高い高周波数帯域の少なくとも一方の音響信号を音に変換する低高音出力手段を備え、
    前記指向角変更手段は、前記低高音出力手段に入力される前記音響信号を前記複数の音出力手段の少なくとも一つに入力される前記音響信号よりも遅延させることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のスピーカ装置。
  5. 前記指向角変更手段は、前記周波数帯域と前記低周波数帯域及び前記高周波数帯域のいずれかとの境界周波数を表すクロスオーバ周波数を変更することを特徴とする請求項4に記載のスピーカ装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のスピーカ装置を所定の方向に並べて複数配置したことを特徴とするスピーカシステム。
  7. 前記指向角変更手段の動作を模擬的に実行するシミュレータ手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載のスピーカシステム。
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