JP2006114828A - 電磁誘導器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外形の大型化を招くことなく安価に放熱効果の向上を実現できる電磁誘導器を提供する。
【解決手段】 巻線4と、この巻線4の中心を通るコア2とを備える。コア2の前面2aおよび後面2bから巻線4が突出しており、コア2の前面2aおよび後面2bの少なくとも一部分に、放熱フィン18〜22が一体形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外形の大型化やコアの磁気特性の劣化を招くことなしに放熱効果の向上を図ったトランスのような電磁誘導器に関するものである。
トランスでは、通電時に損失により発熱が生じて温度上昇を招くので、放熱板(ヒートシンク)をコアに取り付けて放熱効果の向上を図る場合がある。その場合、放熱板は、できるだけ熱伝導率の高い金属で形成するのが好ましいのであるが、アルミニウムや銅などの金属を用いると、コアの磁気特性が劣化してしまう。すなわち、トランスでは、巻線に電流が流れると、コアの周囲に漏洩磁束が発生し、この漏洩磁束によりアルミニウムまたは銅からなる放熱板に渦電流が流れて二次磁束が発生し、この二次磁束が、コアを通る磁束に対し逆方向であることから、コアを通る磁束を打ち消すように作用するので、コアの磁気特性が劣化する。
そこで、従来では、コアと同じ素材または非磁性体で、かつ熱伝導率の良い素材で放熱板を形成して、この放熱板をコアの外面に密着状態に取り付けたトランスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このトランスでは、フェライト材で形成された放熱板をコアの外面に装着することにより、コアの磁気特性の劣化を招くことなしに放熱効果の向上を図っている。
実開平6−9116号公報
しかしながら、上記トランスでは、別部材の放熱板をコアに装着するので、部品点数が多くなるとともに放熱板の取付工程を要してコスト高となり、しかも、放熱板の厚み分だけ外形が大きくなる。
本発明は前記従来の問題に鑑みてなされたもので、既存のものに対して外形の大型化を招くことのない安価な構成としながらも、コアの磁気特性を劣化させることなく放熱効果の向上を図ることのできる電磁誘導器を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る電磁誘導器は、巻線と、この巻線の中心を通るコアとを備え、前記コアの前面および後面から前記巻線が突出しており、前記コアの前面および後面の少なくとも一部分に、放熱フィンが一体形成されている。
この電磁誘導器では、コアに一体形成された放熱フィンによってコアの表面積が増大するので、その増大した表面積分だけ放熱効果が向上する。また、放熱フィンは、コアにこれと同一材質で一体形成されているので、コアの磁気特性の劣化を招くことがない。しかも、放熱フィンは、コアにおける巻線の突出方向と同じ前面または/および後面に一体形成されているので、放熱フィンの突出長を巻線の突出長以内に設定すれば、外形が大型化することがない。さらに、放熱フィンはコアに一体形成されるので、部品点数や工数が増加せず、コスト高を招くことがない。
本発明の好ましい実施形態では、前記放熱フィンが横断面矩形の突条からなる。この構成によれば、放熱フィンは、比較的単純な形状である横断面矩形であるから、放熱フィンを含むコアの成形金型が単純な形状の安価なものになるとともに、成形後の型抜きも容易に行えるので、放熱フィンを有するコアの製作が容易となる。
本発明の他の好ましい実施形態では、前記コアがフェライトの焼結体である。この構成によれば、放熱フィンを一体に有するコアの型成形による製作が容易となる。
本発明の他の好ましい実施形態は、前記コアが一対のE形コア片からなるEE形であり、前記各E形コア片が、前記巻線の中心を通る中脚部と、前記巻線の外方で前記中脚部と平行に延びる一対の外脚部と、前記中脚部と前記両外脚部を連結する連結部とを有し、
前記外脚部および前記連結部の一部分に前記放熱フィンが設けられている。この構成によれば、中脚部は、コイルボビンが装着されることから、放熱フィンを設けることができないが、この中脚部を除く外脚部と連結部の各々の一部に放熱フィンを設けることにより、コアの表面積が一層増大して放熱効果がさらに高まる。
本発明の他の好ましい実施形態は、前記放熱フィンによるコア全体の表面積増加率が10%以上である。この構成によれば、フィンの無い場合よりもコアの表面積を10%以上増加させることにより、発熱に伴う温度上昇を大幅に低減できる効果を得ることができる。
本発明の電磁誘導器によれば、コアの前面または後面の少なくとも一部分に放熱フインを一体形成する構成としたので、コアの形状を変更するのみで相当の放熱効果を得ることができるとともに、放熱板を装着するものに比較して部品点数や工数が減少して、安価に製作できる。しかも、放熱フィンを、コアにおける巻線の突出方向に設けることにより、既存のものに対して外形の大型化を招くことがなく、さらに、放熱フィンをコアに一体形成したことによって、コアの磁気特性の劣化を招くこともない。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る電磁誘導器であるトランスを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)のC−C線断面図、(d)は正面図、(e)は右側面図である。この電磁誘導器は、コイルボビン1と、このコイルボビン1に装着された巻線4と、(c)に示すコイルボビン1の挿入孔7に各々の中脚部8,8が挿入された一対のE形コア片3A,3AからなるEE形コア2とを備えている。(c)に明示するように、E形コア片3Aは、中央の中脚部8とその両側の一対の外脚部10とが連結部9により連結された形状を有し、E形コア片3Aの横幅にわたって延びるほぼ直方体形状の連結部9の両端部に外脚部10が、連結部9の中央部に中脚部8が、それぞれ同一方向に平行に延びるように突出して、側面視でE字形状になっている。
(c)に明示するように、コイルボビン1は、内方が前記挿入孔7となった巻筒部11の上下両端にそれぞれ巻枠用鍔部12,13が互いに平行な配置で一体形成されて、巻筒部11と一対の巻枠用鍔部12,13とで囲まれた巻枠部が形成されており、この巻枠部に巻線4が巻装されている。(b),(e)に示すように、各巻枠用鍔部12,13からはそれぞれ後方へ突出する1対の端子台14が形成されている。各端子台14には、複数本(この実施形態においては8本の場合を例示)のピン端子17が直線配置で植設されている。したがって、このトランスは横型である。
この電磁誘導器では、(a),(e)に示すように、巻線4が、EE形コア2の前面2aおよび後面2bから突出する状態に巻装されており、この実施形態では、(e)に示すように、巻線4が、その外周面が一対の巻枠用鍔部12,13の突出端とほぼ一致するまで巻装された場合を例示してある。EE形コア2の前面2aにおける一対のE形コア片3A,3Aの各外脚部10には、その長手方向(上下方向)に対し直交方向、つまり幅方向に延びる4個ずつの放熱フィン18が互いに平行な配置で一体形成されている。この放熱フィン18は、横断面矩形の真直な突条である。また、(e)に示すように、放熱フィン18のコア2からの突出高さHは、巻線4のコア2からの突出高さH1よりも小さく設定されており、(d)に示す長さLは外脚部10の幅に等しい。
前記電磁誘導器は、(c)に示す一対のE形コア片3A,3Aの各々の中脚部8をコイルボビン1の挿入孔7に挿入し、かつ、各々の一対の外脚部10,10を、コイルボビン1の左右の外側面に沿わせた状態で、外脚部10,10の先端面同士を突き当てることにより組み立てられる。この状態で、中脚部8,8間にギャップGが形成されている。こうして、E形コア片3A,3Aは、相互に連結されることによりEE形コア2に組み立てられて、磁気回路を構成する。なお、ギャップGは設けない場合もある。
この電磁誘導器では、(d)に示すように、コア2に一体形成された放熱フィン18によってコア2の表面積が増大するので、その増大した表面積分だけ放熱効果が向上する。この実施形態の構成に基づく放熱効果を示すと、前記コア2に、長さLが6mm、フィン高さHが5mm、厚さTが2.5mmの放熱フィン18を16個設けることにより、放熱フィン18を有しない従来のコア(放熱面積=表面積が64cm2 )に対して、表面積が、放熱フィン18の両側面18aと両端面18bの分だけ増大する。つまり、〔6mm×5mm×2面(両側面18a)+5×2.5×2面(両端面18b)〕×16=13.6cm2 増大する。つまり、前記64cm2 の放熱面積を有する従来のコアに対し、放熱フィン18を設けた場合に表面積が21%増大し、この表面積の増大に伴って、従来のコア(温度上昇50℃)よりも発熱による温度上昇が7.3℃低減される。
また、放熱フィン18は、コア2に、これと同一材質で一体形成されているので、コア2の磁気特性の劣化を招くことがない。しかも、放熱フィン18は、コア2における巻線4の突出方向と同じ前面2aにおいて、巻線4の突出高さH1よりも短い突出高さHに設定されているので、既存のものに比較して外形が大型化することがない。さらに、放熱フィン18はコア2に一体形成されているので、部品点数や工数が増加せず、コスト高にならない。
コア2の一対のコア片3A,3Aは、これらに一体形成する放熱フィン18が比較的単純な形状の横断面矩形であるから、放熱フィン18を含むコア片3A,3Aの成形金型が単純な形状の安価なものになるとともに、成形後の型抜きも容易である。また、この実施形態では、コア片3Aをフェライトの焼結体として型成形して製作するようになっており、これにより、放熱フィン18を一体に有するコア片3Aの型成形が一層容易となる。なお、放熱フィン18はコア2の後面2bにも設けることができる。
図2は、本発明の第2実施形態に係る電磁誘導器を示し、(a)は平面図、(b)正面図、(c)は右側面図である。この実施形態では、コア2の前面2aに、連結部9の上下端面から外脚部10の長手方向に沿って延びる横断面矩形の真直な突条からなる放熱フィン19が互いに平行な配置で各外脚部10にそれぞれ複数個(この例では2つ)形成されている。各コア片3A,3Aの各放熱フィン19は、両コア片3A,3Aがコア2として組み合わされた時に直線状に連続するように配置されている。その他の構成は第1実施形態と同様である。
この電磁誘導器においても、コア片3A,3Aに放熱フィン19が一体形成されているので、第1実施形態と同様の効果を得ることができ、それに加えて、放熱フィン19が外脚部10だけでなく、外脚部10から連結部9の一部にまで連続的に延出しているので、その延出した分だけコア2の表面積が増加して放熱効果がさらに向上する。
第2実施形態の構成による放熱効果を示すと、前記コア2に、上下の合計長さLが43mm、フィン高さHが3.5mm、フィン厚さTが2.5mmの放熱フィン19を4つ設けた場合、表面積が、〔43mm×3.5mm×2面(放熱フィン19の両側面19a)+3.5×2.5×2面(放熱フィン19の両端面19b)〕×4=12.7cm2 増大する。これにより、放熱フィン19を有しない放熱面積が64cm2 の従来のコアと比較して、表面積が20%増大し、この表面積の増大に伴って、従来のコアよりも発熱による温度上昇が6.9℃低減される。
図3は、本発明の第3実施形態に係る電磁誘導器を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。同図において、この実施形態では、各コア片3A,3Aの外脚部10におけるコア2の前面2aおよび後面2bのそれぞれに、外脚部10の長さ方向に沿って延びる放熱フィン20が各2つずつ形成されており、その他の構成は第1実施形態と同様である。放熱フィン20の形状は第2実施形態と同様である。
この電磁誘導器においても、コア片3A,3Aに放熱フィン20が一体形成されているので、第1実施形態で説明したとほぼ同様の効果を得ることができ、それに加えて、放熱フィン20が外脚部10におけるコア2の前面2aだけでなく後面2bにも一体形成されているので、表面積が第1および第2実施形態よりもさらに増加して、放熱効果が一層向上する。
第3実施形態の構成に基づく放熱効果を示すと、前記コア2に、長さLが26mm、フィン高さHが3.5mm、フィン厚さTが2.5mmの放熱フィン20を前,後面2a,2bの合計8箇所に設けた場合、表面積が16cm2 増大する。これにより、放熱フィンを有しない表面積が64cm2 の従来のコアよりも放熱面積が25%増大し、温度上昇が8.5℃低減される。なお、放熱フィン20はコア2の後面2bにも設けることができる。
図4は本発明の第4実施形態の電磁誘導器を示し、(a)〜(c)は、平面図、正面図および側面図である。巻枠用鍔部12,13からはそれぞれ後方へ突出する1対の端子台14が形成されている。相対向する上下一対の巻枠用鍔部12,13のうち、下部の巻枠用鍔部13に、下方ヘ突出する1対の端子台14が形成されており、各端子台14には、複数本(この実施形態においては8本の場合を例示)のピン端子17が直線配置で植設されている。したがって、このトランスは縦型である。このコア2では、第1実施形態の放熱フィン18とほぼ同形状の放熱フィン18が外脚部10におけるコア2の前面2aだけでなく後面2bにも形成されている。
この第4実施形態の構成に基づく放熱効果を示すと、前記コア2に、長さLが6mm、フィン高さHが5mm、フィン厚さTが2.5mmの放熱フィン18を前,後面2a,2bに12個ずつ、合計24個設けた場合、表面積が20.4cm2 増大する。これにより、放熱フィンを有しない表面積が64cm2 の従来のコアよりも放熱面積が31.9%増大し、温度上昇が10.0℃低減される。
図5は、本発明の第5実施形態に係る電磁誘導器を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。同図において、各コア片3A,3Aの外脚部10におけるコア2の前面2aおよび後面2bのそれぞれに、図3の第3実施形態と同様な形状の放熱フィン20が、各8個ずつ、合計16個形成されている。相対向する上下一対の巻枠用鍔部12,13のうち、下部の巻枠用鍔部13に、下方ヘ突出する1対の端子台14が形成されており、したがって、このトランスも縦型である。
この第5実施形態の構成に基づく放熱効果を示すと、前記コア2に、長さLが11mm、フィン高さHが3.5mm、フィン厚さTが2.5mmの放熱フィン20を前,後面2a,2bに8個ずつ、合計16個設けた場合、表面積が15.1cm2 増大する。これにより、放熱フィンを有しない表面積が64cm2 の従来のコアよりも放熱面積が23.7%増大し、温度上昇が7.8℃低減される。
図6(a),(b)は、本発明の第6実施形態の電磁誘導器におけるコア2のみの正面図および側面図を示す。このコア2では、第1実施形態の放熱フィン18とほぼ同形状の放熱フィン18が外脚部10におけるコア2の前面2aに形成されているのに加えて、連結部9におけるコア2の前面2aに、外脚部10の放熱フィン18よりも低いフイン高さで両端部間に延びる放熱フィン21が、前記放熱フィン18と平行となる配置で一体形成されている。この実施形態では、コア2の表面積が、第1実施形態に比較して連結部9の放熱フィン21の分だけ増加するので、その増加した表面積に伴って第1実施形態よりも放熱効果がさらに向上する。
図7は、本発明の第7実施形態の電磁誘導器を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図である。このコア2では、横断面三角形状の放熱フィン22が、外脚部10におけるコア2の前面2aおよび後面2bの両方に12個ずつ合計24個形成されている。放熱フィン22の長さLが6mm、フィン高さHが3mm、フィンピッチPが4.5mmの場合、表面積が14.8cm2 増大する。これにより、放熱フィンを有しない表面積が64cm2 の従来のコアよりも放熱面積が23.0%増大し、温度上昇が7.7℃低減される。また、この実施形態では、放熱フィン22が三角形状であるから、型成形時の型抜きが極めて容易となって製作し易い利点がある。
放熱フィンによる放熱面積の増大は10%の場合で約4℃、15%の場合で約6℃であり、十分効果的である。
なお、前記各実施形態では、一対のE形コア片3A,3Aを組み合わせたEE形コア2を用いる場合を例示して説明したが、E形コア片とI形コア片とを組み合わせたEI形コアを用いる場合においても、上述と同様の効果を得ることができる。
また、本発明は、トランス以外に、チョークコイル、リアクトル等の誘導電磁器にも適用できる。
本発明の第1実施形態に係る電磁誘導器を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)のC−C線断面図、(d)は正面図、(e)は右側面図である。 本発明の第2実施形態に係る電磁誘導器を示し、(a)は平面図、(b)正面図、(c)右側面図である。 本発明の第3実施形態に係る電磁誘導器を示し、(a)は平面図、(b)正面図、(c)は右側面図である。 (a),(b),(c)は、本発明の第4実施形態の電磁誘導器を示す平面図、正面図および側面図である。 (a),(b),(c)は、本発明の第5実施形態の電磁誘導器を示す平面図、正面図および側面図である。 (a),(b)は本発明の第6実施形態の電磁誘導器におけるコアの正面図および側面図を示す。 (a),(b),(c)は、本発明の第7実施形態の電磁誘導器を示す正面図、底面図および側面図である。
符号の説明
2 EE形コア
2a コアの前面
2b コアの後面
3A E形コア片
8 中脚部
9 連結部
10 外脚部
18〜22 放熱フィン

Claims (5)

  1. 巻線と、この巻線の中心を通るコアとを備え、
    前記コアの前面および後面から前記巻線が突出しており、
    前記コアの前面および後面の少なくとも一部分に、放熱フィンが一体形成されている電磁誘導器。
  2. 請求項1において、前記放熱フィンは横断面矩形の突条からなる電磁誘導器。
  3. 請求項1または2において、前記コアはフェライトの焼結体である電磁誘導器。
  4. 請求項1,2または3において、
    前記コアは一対のE形コア片からなるEE形であり、
    前記各E形コア片は前記巻線の中心を通る中脚部と、前記巻線の外方で前記中脚部と平行に延びる一対の外脚部と、前記中脚部と前記両外脚部を連結する連結部とを有し、
    前記外脚部および前記連結部の一部分に前記放熱フィンが設けられている電磁誘導器。
  5. 請求項1から4のいずれか一項において、前記放熱フィンによるコア全体の表面積増加率が10%以上である電磁誘導器。
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