JP2006112508A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 端子台を被覆するカバーとLED等の発光表示部分を視認する視認窓とを兼用することによりアクチュエータカバー内におけるシール部分を最小限に留めることができ、屋根裏等の離れた箇所や狭い箇所に設置しても容易に動作状況等を視認することができ、結線作業の際にはアクチュエータカバーを外す必要がなくカバー内の機密性が損なわれるおそれのない電動アクチュエータを提供すること。
【解決手段】 カバー本体13で被覆したアクチュエータ本体1内に少なくとも端子台64、電動モータ2、ギヤ機構3、出力軸4を有する電動アクチュエータであって、カバー本体13に端子台64をカバーする端子台カバー61を装着し、この端子台64の近傍位置にLED部等の照射部材60を配設すると共に、端子台カバー61を透明又は半透明状に形成し、この端子台カバー61の外方より照射部材60の照射表示を視認可能とした電動アクチュエータである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アクチュエータに関し、特に、電動で回転軸を駆動させるバルブの電動アクチュエータに関する。
電動アクチュエータには、ボール弁等の回転弁に搭載して弁体開度を制御するようにしたものがあり、この電動アクチュエータは、駆動時に電動モータの回転をギヤ機構で減速して出力軸を回転させ、この出力軸の回転量を制御することで出力軸に接続された弁体を所定の開度に制御可能にしている。
この種のアクチュエータは、手動操作時や停電時における電源の供給が断たれたときに手動で回転させることによって操作できるような出力軸の構成としており、このような手動操作可能なアクチュエータとしては、例えば、ギア機構を構成する一対のギアを、固定軸上に回動自在に嵌装してそのうちの一方を軸方向へ移動可能に形成し、これらの両方のギアの間にこれらを離間させる方向に弾発するばね部材を改装し、このばね部材の弾発力に抗し移動側のギアを移動させて相手ギアとの噛合を解く操作部材を設けた電動アクチュエータがある(例えば、特許文献1参照。)。この電動アクチュエータを手動操作する場合は、操作部材を操作してギア機構の噛合を外した状態にし、この状態で出力軸を回転させることで手動操作が可能となり、手動操作時にはカバーより上部側に貫通している出力軸の突出部分を所定の工具を用いて弁体を直接回転させるようにしている。
この電動アクチュエータを取付・調整する際には、外部の調整機器を利用するのが通常であり、調整機器はアクチュエータ内部の基板上に設けられた端子に接続した状態で使用される。特許文献1の電動アクチュエータに調整機器を接続する場合、アクチュエータを一体化しているネジを取外して上部カバーを下部カバーから取り外し、この上部カバーの取り外しにより端子を外部に露出させ、この端子に結線するようにしている。このとき上述した出力軸は上部カバーから突出しているため、上部カバーを取り外す際には出力軸からも上部カバーが取り外され、上部カバーの貫通穴と出力軸との嵌装状態も外れる。
また、このような空調用のアクチュエータは、天井裏などの暗い場所や隠れた場所が主な取り付け箇所となるが、アクチュエータの動作時の状況を確認できるように、例えば、子局を搭載した電磁弁マニホールド等の子局付きアクチュエータであって、動作状態を確認するために、通信用の子局に内蔵した発光ダイオードを表示窓やカバーを介して上方から視認できるようにした子局付きアクチュエータがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平2−35281号公報 特開2000−257736号公報
特許文献1の電動アクチュエータの端子に上記の調整機器や、或はその他の機器を結線しようとする場合、わざわざ上部カバー全体を取り外す必要があり、この取り外し時には上部カバーの貫通穴から出力軸が外れるような構造となっているため、上部カバーと出力軸とのシールも取り外しの度に外れ、シール状態を常時維持することができなかった。すなわち、出力軸は外周側にOリングが装着された状態で貫通穴に嵌装され、Oリングによってシールされた状態ではあるが、上部カバーの着脱によってOリングの消耗が早まったりしてシール性が弱くなり、機密性を維持することができなくなっていた。
また、アクチュエータを屋根裏などの暗い箇所や隠れた箇所に設置した場合には動作状況が外部から判断し難くなり、例えば、取り付け時のメンテナンス等を行う場合にはわざわざ天井裏まで上り、アクチュエータに近づいた状態でアクチュエータ本体を視認したり、手探りで触ったりして動作状況を確認する必要があった。このため、確認作業が面倒となり、アクチュエータの設置などに時間がかかっていた。
特許文献2の電磁弁マニホールドの子局付きアクチュエータは、発光ダイオードの発光状態を表示窓やカバーを介して上方より視認することで動作を確認するようにしたものであるが、このアクチュエータは、発光ダイオードの光を反射片を用いて反射させるような屈折構造としているために複雑な構造になり、この視認構造を回転弁用のアクチュエータに利用するのは容易ではない。
本発明は、上記した実情に鑑み、鋭意検討の結果開発に至ったものであり、その目的とするところは、端子台を被覆するカバーとLED等の発光表示部分を視認する視認窓とを兼用することによりアクチュエータカバー内におけるシール部分を最小限に留めることができ、また、屋根裏等の離れた箇所や狭い箇所に設置しても容易に動作状況等を視認することができ、更に、結線作業の際にはアクチュエータカバーを外す必要がなくカバー内の機密性が損なわれるおそれのない電動アクチュエータを提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、カバー本体で被覆したアクチュエータ本体内に少なくとも端子台、電動モータ、ギヤ機構、出力軸を有する電動アクチュエータであって、カバー本体に端子台をカバーする端子台カバーを装着し、この端子台の近傍位置にLED部等の照射部材を配設すると共に、端子台カバーを透明又は半透明状に形成し、この端子台カバーの外方より照射部材の照射表示を視認可能とした電動アクチュエータである。
請求項2記載の発明は、端子台カバーを前記カバー本体に設けた手動操作軸用貫通部を外した領域に設けた電動アクチュエータである。
請求項3記載の発明は、端子台カバーは、防水防塵カバーと照射部材のレンズカバーとを兼用した電動アクチュエータである。
請求項4記載の発明は、端子台カバーには、照射部材からの光をカバー面に均一に照射するための導光路を設けた電動アクチュエータである。
請求項5記載の発明は、導光路は、その基端をLED部等の照射部材の収容部とし、その先端に向かって、断面を縮小する先細形状とした電動アクチュエータである。
請求項6記載の発明は、導光路は、先端に向かうにつれ、カバー側面に偏光させた電動アクチュエータである。
請求項1に係る発明によると、端子台を被覆するカバーとLED等の発光表示部分を視認する視認窓とを兼用することによりアクチュエータカバー内におけるシール部分を最小限に留めることができる。また、屋根裏等の離れた箇所や狭い箇所に設置しても容易に動作状況等を視認することができ、更に、結線作業の際にはアクチュエータカバーを外す必要がなく、カバー内の機密性が損なわれるおそれのない電動アクチュエータを得ることができる。
請求項2に係る発明によると、結線作業の際にアクチュエータカバーと手動操作軸の支持部における機密性を維持することができ、また、端子台被覆用のカバーを容易に着脱できる電動アクチュエータを得ることができる。
請求項3に係る発明によると、防水・防塵効果を発揮させながら装着してアクチュエータ内部の照射部材の表示を確認することのできる電動アクチュエータを得ることができる。
請求項4に係る発明によると、端子台カバー全体を発光させることにより外部からの視認が容易であり、離れた位置からでも視認が可能な電動アクチュエータを得ることができる。
請求項5に係る発明によると、光の照射付近から離れていても光の強さが弱まることがなく、光を束ねるようにしながら均一に発光させることができる電動アクチュエータを得ることができる。
請求項6に係る発明によると、アクチュエータ本体の側面方向からも状況を視認することができ、更には、アクチュエータ本体の取付方向が縦方向であったり、或いは傾いた状態で取り付けられた状態であっても容易に視認することが可能な電動アクチュエータを得ることができる。
本発明における電動アクチュエータの一例を実施形態に基づいて詳しく説明する。
図1〜図3及び図7、8において、アクチュエータ本体1はカバー本体13で被覆され、内部には少なくとも端子台64、電動モータ2、ギヤ機構3、出力軸4を有している。電動モータ2は、バルブ20の図示しない弁体を開閉駆動し、この電動モータ2の回転はギヤ機構3により減速して伝達されて出力軸4を回転させている。電動モータ2とギヤ機構3は鋼板製の支持板である上板9と下板5に取付けられ、駆動ユニット6を構成している。電動モータ2はステッピングモータが望ましく、このステッピングモータ2に励磁電流を流すことにより出力軸4の回転を阻止し、バルブ20の弁体の位置保持をできるようにしている。ギヤ機構3は下板5に載置され、この下板5に立設した円筒状のスペーサ7に、ネジ8等を介して支持板9が強固にネジ止めされており、支持板9に駆動軸2aを挿通した状態で電動モータ2が載置固定されている。電動モータ2の駆動軸2aは、支持板9によって回転自在に軸支されたギヤ機構3と噛合し、このギヤ機構3は支持板9を挿通し、回転自在に軸支された出力軸4のギヤ部4aと噛合している。図中、上軸受9aは支持板9の軸受孔に装着され、下軸受5aは下板5の軸受孔に装着され、出力軸4は上軸受9a、下軸受5aを介して支持板9及び下板5に軸着されている。
端子台64は、支持板9の上部に固定された配線板32の内方側(出力軸4側)に配設し、配線板32の端部側には電子部品を実装しない結線スペース70を確保してアクチュエータ本体1に対して外部からの結線を可能にしている。この端子台64は、LED部等の照射部材60、抵抗器34及び図示しないIC、LSIなどとともに実装されて制御ユニット(実装基板)30が構成されている。この制御ユニット30により電動モータ2への電力供給が制御され、アクチュエータ本体1の回転・停止動作を行っている。
カバー本体13は樹脂成形によって形成され、一方、アクチュエータ本体1において下カバー14には駆動ユニット6や制御ユニット30が載置されている。図1に示すようにカバー本体13はアクチュエータ本体1の上から内部を密封するように取り付けられる。カバー本体13の内側には、図7に示すように内側方向に突設した押圧部13a、13bが形成されており、カバー本体13とアクチュエータ本体1とを組付けたときには、この押圧部13a、13bにより支持板9が押圧された状態で駆動ユニット6を内蔵する構造となっており、従って、振動等の影響を受けることなく、駆動ユニット6とカバー本体13とが強固に位置保持される。
下カバー14には、出力軸4を挿通させてカバー本体13の下面へ挿通させる出力軸挿通孔14aと、下板5に挿着されたバルブ接続ナット10を挿入させる挿入穴が形成されており、出力軸4の挿通孔14a、並びにバルブ接続ナット10の挿入孔の内側端面には、弾性ゴムから成る防水・防塵用のOリング15がそれぞれ装着されている。カバー本体13と下カバー14の組付けには、締結部材を用いた締結固定や、凹凸部による嵌め込み構造などの係止固定を採用することができる。また、カバー本体13と下カバー14とは、駆動ユニット6を挟持した状態において、互いの位置決めが成されるように構成されており、カバー本体13と下カバー14との間に介在されたガスケット16が過度に押圧されることはない。
カバー本体13と下カバー14とを装着する際には、駆動ユニット6と制御ユニット30を収容した状態で下カバー14の出力軸4の挿通孔14a、並びにバルブ接続ナット10の挿入孔の内側端面にOリング15をそれぞれ装着する。これに下板5を挿通した出力軸4とバルブ接続ナット10を装着させた状態でセットし、下カバー14の外周部にゴム製ガスケット16を装着した後、カバー本体13に設けた押圧部13aを駆動ユニット6の支持板9に押圧させた状態でカバー本体13と下カバー14とで駆動ユニット6を挟み込み、このカバー本体13、下カバー14に設けた孔部13e、14bにボルト18を挿着し、このボルト18にナット19を螺合して固着する。
組立て後のアクチュエータ本体1は、実施に応じて適宜のバルブ、例えば、ボールバルブ、バタフライバルブ等の回転弁や、或はゲートバルブ、グローブバルブ等の開閉弁と接続される。
カバー本体13には出力軸4を延伸した手動操作軸4bの貫通部(手動操作軸用貫通部)13cが設けられている。また、カバー本体13の別位置にはクラッチロッド挿入穴13dが設けられている。このクラッチロッド挿入穴13dにはクラッチロッド50が挿入され、このクラッチロッド50の上端側にはクラッチボタン51が装着され、このクラッチボタン51を下方に押下げることでクラッチロッド50を操作可能にしている。クラッチロッド50は、ギヤ機構3においてバネ3aで上方に付勢させた中間ギヤ3bに摺接させるよう取付けられ、また、クラッチ挿入穴13dの下方周縁において止め輪52が装着され、この止め輪52によってクラッチロッド50が当接する中間ギヤ3bの上方移動を規制している。クラッチボタン51及びクラッチロッド50はスプリング53によって常時上方に付勢されていると共に、このスプリング53によってクラッチロッド挿通穴13dの上方周縁に装着されたOリング54、環状輪55を押圧してクラッチロッド51とクラッチロッド挿入穴13dとをシールしている。クラッチボタン51の内部上方位置には、マグネット56が備えられており、一方、ギヤ機構3の支持板9に取付けられた配線板32の対応する位置には磁気センサ33が配置されている。
クラッチボタン51を押下げると磁気センサが働いて電源断の状態となり、また、ギヤ機構3が駆動モータ2から切り離された状態となり、手動操作軸4bの手動操作が可能となる。なお、本実施形態では、出力軸4を延伸させて手動操作用貫通部としたが、延伸させずに図示しない手動操作工具を内部に差し込んで手動操作するようにしても良い。
カバー本体13の側面には、アクチュエータ本体1内に配置された配線板32の端部と平行に電線管接続口71を形成しており、この電線管接続口71に接続された電力供給線や制御信号線(図示せず)が、結線スペース70を介して配線板32上の端子台64に結線可能となっている。
照射部材60はバルブを制御する制御信号の有無等を表示可能であり、配線板32への実装時には端子台64の近傍位置に配設するようにし、結線スペース70を確保するようにしている。本実施形態においては、配線板32の端部側左右に発光色の異なる2色の照射部材60、60を配設している。
図4〜図6に示した視認カバーである端子台カバー61は、透明又は半透明の樹脂製によって設け、この端子台カバー61をカバー本体13に装着して端子台64をカバーし、端子台カバー61の外方より照射部材60の照射表示を視認可能にしている。この端子台カバー61は、カバー本体13の上面と側面に掛かる位置で、且つ、貫通部13cを外した領域に切欠き形成した開口部62に着脱自在に装着している。装着時には、図5に示すように、端子台カバー61の側面に形成した装着溝61aにOリング65を嵌め込んだ状態でこの端子台カバー61の端部側に形成した嵌合凹部61bに開口部62に形成した嵌合凹部62aを嵌合させるようにしながら嵌合凹部61b側から装着し、この状態で後述するようにねじ63を端子台カバー61の貫通穴61cを介してカバー本体13に装着したナット66に螺着している。なお、図2及び図3における符号73は、端子台カバー61が、カバー本体13の手動操作軸用貫通部13cにはかからないように形成した切欠部である。
図1のように、端子台カバー61の内面には、その基端を照射部材60の収容部61dとし、先端に向かって断面を縮小する先細形状とした、樹脂一体成形の導光路61eを設けている。照射部材60からの光は、この導光路61eに導かれるようにしてカバー面に均一に照射される。また、導光路61eは先端に向かうにつれ、側面61fに偏向させているため、この側面61fからも光を照射して側方からの視認を可能にしている。
また、端子台カバー61の内面には、なし地模様等のシボ加工が設けられており、照射部材60からの光を全体に一様に発散させるようにし、この端子台カバー61の斜めより照射部材60の光を照射して入光効率を高めている。更に、導光路61eの収容部61dをシボ加工を施すことなくレンズ形状に形成したり、収容部61dから先端にかけてのアール形状72を大きく形成することにより、光を導光路61eに集約し、この導光路61eを介して端子台カバー61の全体により拡散させるようにしている。
なお、導光路61eは、その基部が端子台カバー61の側面内方に一体に形成されていると共に、先端に向けて端子台カバー61の内面(天井面)を横断するように一体に形成されているので、端子台カバー61の補強機能も有する。
このように、照射部材60は端子台カバー61によって覆われ、照射部材60からの光が発光すると、端子台カバー61の表面側及び側面側に導かれるようにして発光表示し、照射部材60を端子台カバー61を通して上方及び側方から視認可能に設けている。照射部材60の照射は点灯や点滅などの種類があるが、この照射は図9のブロック図におけるCPU38によって適宜制御され、照射部材60の左右何れか又は双方の発光により電源供給の有無やアクチュエータ制御信号の有無、及び弁開度の状態などを視認可能に設けている。
ここで、カバー本体13は、上述のようにガスケット16を装着してした下カバー14とのシール性を維持しようとしているが、このカバー本体13に別途のカバー部材をネジ結合しようとする場合、おねじがカバーを貫通するような構造となるためシール性を維持するのが困難になっていた。このため、例えば、カバー本体13に対してナットをインサート成形によって一体成形し、おねじをこのナットに螺着したときにボルトの先端側をカバー内に収めてシール性を維持しようとしたものがあるが、この加工は樹脂によってナットを確実に被覆するのが難しく、ひけ巣等が生じないように成形条件を工夫する必要がある。また、この場合、金属製のナットを樹脂製のアクチュエータカバーに埋設することになるため、廃棄時などにナットを簡単には取り外すことができず、リサイクル性が悪くなる。
本実施形態においては、カバー本体13にねじ63を挿入する貫通孔61cを設け、また、カバー本体13のねじ63が対応する位置にこのねじ63の挿入方向と交差する方向から袋状の有底穴13fを形成し、この有底穴13fにねじ63に螺着可能なナット66を装入係止しておねじを螺着するようにしている。
図2及び図6において、凹状部67aはナット66を載置可能に差込部材67に設けており、この差込部材67を凹状部67aにナット66を載置した状態で有底穴13fに側方から差し込み可能に設けている。差込部材57は、有底穴13fとかしめによって嵌合状態で装着するか、或は、図示しない接着剤を塗布したり、有底穴13fの差込口13gにシール部材を貼着することで脱落を防止している。
端子台カバー61は上方からねじ63を螺着することでこのねじ63とナット66の螺着によってカバー本体13に確実に固着することができ、このとき、ねじ63がカバー本体13の内側に貫通することがないため、この螺着部分にシール部材を必要とすることなく外部とのシール性を維持でき、この端子カバー61を防水防塵カバーと開度表示LEDのレンズカバーとを兼用させている。また、ナット66は位置決めしながら容易に装入することができ、差込部材67によって差込口13gを塞ぐことができるので、カバー本体13表面に凹凸が形成されるのを防ぎつつナット66を固定することができる。
差込部材67を抜き出す際には、ねじ63と端子台カバー61を外した状態でカバー本体13の孔部13eから図示しない棒状のピンを挿入し、てこの原理を利用して押し出すようにすることで容易に取り外すことができるためリサイクル性が高い。
なお、このねじ結合は、アクチュエータの側部に端子ボックスを取り付ける際に利用したり、また、アクチュエータに限ることなくシール性を必要とする各種のねじ止め部位に適用することができる。更に、差込部材67を設けることなく、ナット66を直接するような構造としてもよい。
次に、本発明における電動アクチュエータの上記実施形態の作用を説明する。
アクチュエータ本体1に対して、電力供給線や信号制御線(以下、単に「電線」という。)を接続する場合には、まず、端子台カバー61をカバー本体13の上部から取り外し、カバー本体13の開口部62からアクチュエータ本体1に内蔵された配線板32上の端子台64、結線スペース70を露出させる。次に、電線をカバー本体13の側面に設けられた電線管接続口71からアクチュエータ本体1の内部に導く。ここで、端子台64は、カバー本体13の開口部62に対向し、且つアクチュエータ本体1の内方側(出力軸4側)に配置されていると共に、この端子台64の近傍位置にLED等の照射部材60、60を配設し、更に、端子台64と電線管接続口71との間に位置する配線板32の端部を、電子部品を実装しない結線スペース70としているので、電線を電子部品の干渉なく円滑に端子台64まで導くことができ、端子台64への結線作業を開口部62の上方からの工具操作により容易に行うことができる。
結線作業を終えると、端子台カバー61をカバー本体13にOリング65を介して装着し、開口部62を防水・防塵状態に被覆する。端子台カバー61はカバー本体13上方の手動操作軸用貫通部を外した領域に設けているので、結線作業の際、カバー本体13と下カバー14との固定シール部位はもとより、カバー本体13と手動操作軸4aとの可動シール部位を着脱する必要がなく、アクチュエータ本体1の機密性を確保することができる。
カバー本体13に装着された端子台カバー61は、その内面に形成された板状の導光路61eの基端が、配線板32上に実装されたLED等の照射部材60に対向するように配設されている。この導光路61eの基端には、図1に示すように照射部材60の球状先端に対応して、透明の球状凹面とした収容部61dを形成しているので、照射部材60からの光を効率的に導光路61eに導くことができる。
各照射部材60から端子台カバー61の先端(嵌合部62a側)に向かって延設された導光路61eは、図1に示すように、その高さ(厚さ)方向において、収容部61dから先端側にかけて曲率の大きいアール形状72としており、且つ先端に向けて高さ(厚さ)が低く(薄く)なるように形成していることに加え、図3に示すように、幅方向においても先端に向けて細くなるように形成しているので、導光路61eの基部においては導光路61eの断面積を大きくして照射部材60からの光を多く取り入れるようにする一方、先端に向かうにつれて導光路61eの断面積を縮小することにより、光束を集約し、照射部材60からの光の低下割合を抑制して導光路61eの先端まで届けるようにし、もって端子台カバー61を照射部材60のレンズカバーとして機能させ、カバー全面を均一に照射することができる。
しかも、導光路61eの先端を、図3に示すように端子台カバー61の側面61fに偏向させることにより、この部位においても端子台カバー61を発光させることができ、アクチュエータ本体1の側面方向、すなわち、図4の方向からも照射部材60の表示を視認することができる。
このように、本発明における電動アクチュエータでは、カバー本体13の開口部62に対応して、配線板32上に結線スペース70を確保し、この結線スペース70の内方周縁に端子台64を配置すると共に、この端子台64の近傍位置に配置したLED等の照射部材60の光を、開口部62を被覆する端子台カバー61全体に行き渡らせることができ、アクチュエータ内部に結線スペース70を確保しつつ、照射部材60の照射表示を端子台カバー61全体で視認容易とし、しかも結線作業を経ても、アクチュエータの機密性を確保しやすいものとすることができる。
以上のように、本発明の電動アクチュエータは、カバー本体13で被覆したアクチュエータ本体1内に少なくとも端子台64、電動モータ2、ギヤ機構3、出力軸4を有する電動アクチュエータであり、カバー本体13に端子台64をカバーする端子台カバー61を装着し、この端子台64の近傍位置にLED部等の照射部材60を配設すると共に、端子台カバー61を透明又は半透明状に形成し、この端子台カバー61の外方より照射部材60の照射表示を視認可能としているので、この端子台カバー61を端子台64への結線用のカバーとして、また、出力軸4(弁開閉)の動作状況を視認可能な視認窓として兼用することができる。カバーとして利用する際には結線時にカバー本体13を取り外す必要がないためシール性に悪影響を与えることなくこの機密性を維持することができ、また、視認窓として利用する際には外方からアクチュエータの動作状況を容易に視認することができる。
本発明の電動アクチュエータは、ボール弁やバタフライ弁等の回転弁と結合して空調用として利用できるほか、空調用以外としても汎用工業弁として各種の分野にも応用可能であり、ゲートバルブ・グローブバルブ等の開閉弁などの各種のバルブにも応用することができる。
本発明における電動アクチュエータの一実施形態を示す一部切欠き正面図である。 カバー本体と下カバーを装着する状態を示した斜視図である。 本発明の電動アクチュエータの平面図である。 図3の一部拡大側面図である。 端子台カバーの着脱状態を示した一部拡大側面図である。 図3のA−A線拡大断面図である。 図1のカバー本体を取外した状態を示した一部省略平面図である。 図1の一部切欠き拡大側面図である。 本発明の電動アクチュエータの内部構成を示したブロック図である。
符号の説明
1 アクチュエータ本体
2 電動モータ
3 ギヤ機構
4 出力軸
13 カバー本体
13a 貫通部
61 端子台カバー
61e 導光路
61d 収容部
61f カバー側面
60 照射部材
64 端子台

Claims (6)

  1. カバー本体で被覆したアクチュエータ本体内に少なくとも端子台、電動モータ、ギヤ機構、出力軸を有する電動アクチュエータであって、前記カバー本体に前記端子台をカバーする端子台カバーを装着し、この端子台の近傍位置にLED部等の照射部材を配設すると共に、前記端子台カバーを透明又は半透明状に形成し、この端子台カバーの外方より前記照射部材の照射表示を視認可能としたことを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 前記端子台カバーを前記カバー本体に設けた手動操作軸用貫通部を外した領域に設けた請求項1記載の電動アクチュエータ。
  3. 前記端子台カバーは、防水防塵カバーと前記照射部材のレンズカバーとを兼用した請求項1又は2に記載の電動アクチュエータ。
  4. 前記端子台カバーには、前記照射部材からの光をカバー面に均一に照射するための導光路を設けた請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動アクチュエータ。
  5. 前記導光路は、その基端をLED部等の照射部材の収容部とし、その先端に向かって、断面を縮小する先細形状とした請求項4記載の電動アクチュエータ。
  6. 前記導光路は、先端に向かうにつれ、カバー側面に偏向させた請求項4又は5記載の電動アクチュエータ。

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