JPH09329258A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH09329258A
JPH09329258A JP6118597A JP6118597A JPH09329258A JP H09329258 A JPH09329258 A JP H09329258A JP 6118597 A JP6118597 A JP 6118597A JP 6118597 A JP6118597 A JP 6118597A JP H09329258 A JPH09329258 A JP H09329258A
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slide fitting
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Norisuke Ikumichi
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Takashi Uchiumi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーの着脱が可能でしかも優れた防滴性を
備える電磁弁を提供すること。 【解決手段】 この電磁弁20のカバー99にはカバー
側接続端子108が形成されている。電磁弁本体97の
アクチュエータ部98には、カバー側接続端子108に
対して連結可能なアクチュエータ部側接続端子103が
形成されている。弾性シール部材109は、両接続端子
103,108同士が連結するときにその連結部分をシ
ールする。絶縁層110は、カバー側接続端子108を
露出させた状態で電装部105,106を被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁弁に係り、より
詳しくは電磁弁のアクチュエータ部とそれに取り付けら
れるカバーとの間における防滴構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の電磁弁が提案されている。
電磁弁を構成する電磁弁本体の内部には流路が形成さ
れ、そこには例えばスプール等が移動可能に収容されて
いる。電磁弁本体にはアクチュエータ部が設けられてい
る。このアクチュエータ部には、スプールを駆動させる
ための電磁ソレノイド等に代表されるアクチュエータが
収容されている。前記アクチュエータ部には、作動表示
機能を有するカバーが例えば係止爪による係止をもって
取り付けられている。このカバーの内壁面側には電装基
板が設けられていて、その電装基板には発光ダイオード
等の各種電子部品が実装されている。電装基板側とアク
チュエータ部側とは、それぞれの接続端子を介して電気
的に接続されている。従って、アクチュエータの作動状
態は、発光ダイオードの点滅または色調の変化により表
示されるようになっている。
【0003】しかし、係止爪による係止構造のみでは、
カバー内への水等の侵入を確実に回避することは難し
い。このため、従来においては、ねじ止めによりカバー
を取り付けるとともに、カバーとアクチュエータ部との
接合部分全体にガスケットを介在させるという防滴対策
が採られていた。また、ガスケットを介在させる代わり
に、カバーとアクチュエータ部とがなす空間に絶縁性樹
脂を隙間なく充填するという防滴対策も採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のよう
な防滴構造を採るためには、カバーやアクチュエータ部
にねじ穴を設置するためのスペースを確保しなければな
らず、全体が大型化するという問題があった。また、ね
じの使用により部品点数も多くなり、構成も複雑化する
という問題もあった。
【0005】一方、後者のような防滴対策を採った場
合、隙間なく充填された絶縁性樹脂によりアクチュエー
タ部とカバーとが一体化してしまい、カバーが着脱不能
になるという問題があった。このため、発光ダイオード
等に故障が生じたときでもカバーだけを交換することが
できず、結局はカバーとともにアクチュエータ部も交換
せざるをえなかった。従って、構造的にみても低コスト
化に向いているとは言い難いものであった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その第1の目的は、カバーの着脱
が可能でしかも優れた防滴性を備える電磁弁を提供する
ことにある。また、その第2の目的は、取り付けに際し
てねじが不要な電磁弁を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、電装部を備えるカバーが
電磁弁本体のアクチュエータ部に取り付けられるように
構成された電磁弁において、前記カバーに形成されたカ
バー側接続端子と、前記アクチュエータ部に形成されか
つ前記カバー側接続端子に対して連結可能なアクチュエ
ータ部側接続端子と、前記両接続端子同士が連結すると
きにその連結部分をシールする弾性シール部材と、前記
カバー側接続端子を露出させた状態で前記電装部を被覆
する絶縁層とを備えたことを特徴とする電磁弁をその要
旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記弾性シール部材は無端状かつゴム製のガスケッ
トであるとした。請求項3に記載の発明は、請求項2に
おいて、前記アクチュエータ部に前記アクチュエータ部
側接続端子を内包する突設部を形成するとともに、前記
カバーにおいて前記突設部がスライド嵌合することがで
きる位置に、前記カバー側接続端子を内包する受け部を
形成し、前記受け部の内周面に前記ガスケットを配置し
た。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれか1項において、前記電装部は電子部品が実
装された電装基板であり、その電装基板は前記カバーの
内壁面に設けられた収容凹部に収容された状態で樹脂絶
縁層により被覆されかつ固定されているとした。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
4のいずれか1項において、前記カバーに第1のスライ
ド嵌合部を形成するとともに、前記アクチュエータ部に
おいて前記第1のスライド嵌合部がスライド嵌合するこ
とができる位置に、第2のスライド嵌合部を形成した。
【0011】請求項6に記載の発明では、請求項5にお
いて、前記第1のスライド嵌合部は前記突設部と前記受
け部とのスライド嵌合方向に沿って延びるように形成さ
れた雄側スライド嵌合部であり、かつ前記第2のスライ
ド嵌合部は同スライド嵌合方向に沿って延びるように形
成された雌側スライド嵌合部であるとした。
【0012】以下、上記各請求項に記載の発明の作用を
記載する。請求項1に記載の発明によれば、弾性シール
部材によって接続端子の連結部分がシールされるととも
に、絶縁層によって電装部がシールされることで、優れ
た防滴性が得られる。また、このように接続端子と電装
部とを個別にシールしたことにより、カバーとアクチュ
エータ部とがなす空間全体に必ずしも樹脂を充填する必
要がなくなる。よって、カバーとアクチュエータ部とが
一体化してしまうことはなく、カバーの着脱が可能とな
る。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、無端状の
ガスケットであることから、接続端子の連結部分が全体
的に包囲される。また、ゴム製のガスケットであること
から、その好適な弾性により連結部分が確実にシールさ
れる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、カバーを
取り付けると突設部が受け部にスライド嵌合し、このと
きガスケットによって突設部と受け部との界面がシール
される。よって、カバー及びアクチュエータ部にそれぞ
れ内包された接続端子の確実な防滴が図られる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、樹脂絶縁
層によって電装部の防滴が図られるばかりでなく、電装
基板が収容凹部に対して確実に固定される。このため、
電装部をカバーに固定するための部品を省略することが
でき、部品点数を少なくすることができる。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、カバーを
スライドさせて第1のスライド嵌合部を第2のスライド
嵌合部に嵌合させることにより、カバーがアクチュエー
タ部に対して簡単にかつ確実に取り付けられる。従っ
て、取り付けに際してねじが不要になり、それに伴って
部品点数の増加及び構成の複雑化を回避することができ
る。
【0017】請求項6に記載の発明によれば、カバーを
スライドさせてスライド嵌合部同士を嵌合させることに
よりカバーがアクチュエータ部に取り付けられるとき、
同時に突設部が受け部に嵌合して、接続端子同士が連結
状態となる。また、カバーをスライドさせて取り外すと
きも、同時に突設部が受け部から外れて、接続端子同士
が非連結状態となる。つまり、一つのスライド動作によ
り、スライド嵌合部同士の嵌脱と、突設部と受け部との
嵌脱とを同時に行うことができる。また、スライド嵌合
部が長く延びているため嵌合面が広がり、がたつきを防
止できかつ嵌合強度を増加できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図6に従って説明する。尚、説明の便宜
上、図1における正面側を電磁弁マニホールド1の前
側、同じく右側を右側、左側を左側として説明する。
【0019】図1及び図2は、電磁弁マニホールド1を
示している。図3に示すように、電磁弁マニホールド1
は、給排エンドブロック2、配線ブロック3、複数個の
マニホールドブロック4及びエンドブロック5とを連結
することにより構成されている。給排エンドブロック
2、配線ブロック3、各マニホールドブロック4及びエ
ンドブロック5は、隣合うもの同士がガスケット6を挟
んでそれぞれ連結部材7によって連結されている。な
お、連結部材7は、外側連結板65、内側連結板66及
び連結ボルト67からなる。電磁弁マニホールド1の後
側には、一体型の配線カバー8が取着されている。
【0020】前記給排エンドブロック2は、集中給気ポ
ート9、集中第1排気ポート10、集中第2排気ポート
11、集中パイロット排気ポート12及び集中外部パイ
ロット給気ポート13を備えている。
【0021】前記配線ブロック3は、集中給気流路1
4、第1集中排気流路15、第2集中排気流路16、集
中パイロット排気流路17及び集中外部パイロット給気
流路18を備えている。各集中流路14〜18は、前記
給排エンドブロック2の各集中ポート9〜13に連通さ
れている。即ち、集中給気流路14は集中給気ポート9
に連通されている。また、第1集中排気流路15は第1
集中排気ポート10に連通され、第2集中排気流路16
は第2集中排気ポート11に連通されている。集中パイ
ロット排気流路17は集中パイロット排気ポート12に
連通され、集中外部パイロット給気流路18は集中外部
パイロット給気ポート13に連通されている。
【0022】前記マニホールドブロック4は、弁ブロッ
ク19と電磁方向制御弁(以下、単に電磁弁という)2
0とで構成されている。弁ブロック19と電磁弁20と
は、ガスケット21を挟んで連結されている。
【0023】前記弁ブロック19は、集中給気流路2
2、第1集中排気流路23、集中第2排気流路24、集
中パイロット排気流路25及び集中外部パイロット給気
流路26を備えている。弁ブロック19の各流路22〜
26は、前記配線ブロック3の各集中流路14〜18に
連通されている。即ち、集中給気流路22は前記集中給
気流路14に連通されている。第1集中排気流路23は
前記第1集中排気ポート15に、第2集中排気流路24
は前記第2集中排気ポート16にそれぞれ連通されてい
る。集中パイロット排気流路25は前記集中パイロット
排気流路17に、集中外部パイロット給気流路26は前
記集中外部パイロット給気流路18にそれぞれ連通され
ている。
【0024】また、弁ブロック19は、図1に示すよう
に、その前側面に出力Aポート27及び出力Bポート2
8を備えている。各弁ブロック19の両出力ポート2
7,28は、外部の図示しないアクチュエータに対して
一対で接続される。
【0025】さらに、弁ブロック19には、その上側面
に給気孔29、第1排気孔30、第2排気孔31、出力
A孔32、出力B孔33、図示しない外部パイロット給
気孔及び図示しないパイロット排気孔が設けられてい
る。各孔30〜33は、前記各集中流路22〜26にそ
れぞれ連通されている。即ち、給気孔29は集中給気流
路22に、第1排気孔30は前記第1排気流路23に、
第2排気孔31は前記第2排気流路24に、出力A孔3
2は前記出力Aポート27に、出力B孔33は前記出力
Bポート28にそれぞれ連通されている。また、パイロ
ット排気孔は集中パイロット排気流路25に連通され、
パイロット給気孔は集中外部パイロット給気流路26に
連通されている。
【0026】電磁弁20は、パイロット駆動の5ポート
2位置または3位置電磁方向制御弁である。電磁弁20
の下側面には、前記給気孔29、第1排気孔30、第2
排気孔31、出力A孔32、出力B孔33、図示しない
パイロット排気孔及び図示しない外部パイロット給気孔
にそれぞれ連通する図示しない7個のポートが開口され
ている。
【0027】前記エンドブロック5は、前記エンドブロ
ック2と同様に、各弁ブロック4の各集中流路22〜2
6に連通するポートを備えている。各マニホールドブロ
ック4の各電磁弁20は、前記配線ブロック3と両側コ
ネクタ付給電線(以下、単に給電線という)34とによ
って接続されている。電磁弁20には給電線34の電磁
弁側コネクタ35が接続されている。
【0028】配線ブロック3は、外部のシーケンサ等か
ら各電磁弁20に対応する駆動信号を入力する。配線ブ
ロック3は、この各駆動信号を対応する電磁弁20に接
続される給電線34を介して各電磁弁20に出力する。
【0029】前記各電磁弁20は、前記駆動信号により
連結される弁ブロック19の給気孔29を出力A孔32
に連通するとともに、出力B孔33を第2排気孔31に
連通する。また、電磁弁20は、駆動信号により給気孔
29を出力B孔33に連通するとともに、出力A孔32
を第1排気孔30に連通する。
【0030】従って、電磁弁マニホールド1は、前記集
中給気ポート9から供給されるエアを各弁ブロック19
の集中給気流路22に導入する。そして、そのエアを各
弁ブロック19の出力Aポート27または出力Bポート
28の一方から外部に導出する。同時に、電磁弁マニホ
ールド1は、他方の出力ポート27,28からエアを導
入する。そして、そのエアを各弁ブロック19の第1集
中排気流路23または第2集中排気流路24から、第1
集中排気ポート10または第2集中排気ポート11に導
出する。
【0031】次に、前記電磁弁20の構成を図4〜図6
に従って詳述する。図4に示すように、電磁弁20は、
大まかに言って電磁弁本体97、アクチュエータ部とし
てのソレノイド部98及び作動表示機能を有するカバー
99からなる。ソレノイド部98は、電磁弁本体97の
一方の端部に設けられている。電磁弁本体97の内部に
は流路が形成され、その流路上には図示しないスプール
が移動可能に内蔵されている。ソレノイド部98には、
前記スプールを駆動するための電磁ソレノイド(図示
略)が収容されている。
【0032】図5(a),(b)に示すように、ソレノ
イド部98は端子収容部100を備えている。その端子
収容部100は、ソレノイド部98における正面の下側
部に設けられている。また、端子収容部100の開口は
下方に向いている。このような端子収容部100には、
電磁弁側コネクタ35の上部が挿入されるようになって
いる。この端子収容部100の内部には、電磁弁側コネ
クタ35の各雌側接続端子(図示略)に対して嵌脱可能
に接続される複数の雄側接続端子101が配設されてい
る。
【0033】また、ソレノイド部98は突設部102を
備えている。この突設部102は、ソレノイド部98の
正面かつ前記端子収容部100よりもやや上方の位置に
設けられている。この突設部102の断面形状は、水平
方向に偏平な楕円である。突設部102は、電磁ソレノ
イドの作動状態に対応する信号をカバー99側に出力す
る複数のアクチュエータ部側接続端子103を内包して
いる。なお、アクチュエータ部側接続端子103は、こ
の実施形態では雌型形状である。
【0034】図6(a),(b)に示すように、カバー
99は電装部を備えている。本実施形態の電装部は、電
子部品としてのネオンランプ105が2つ並列に実装さ
れた電装基板106である。この電装基板106は一部
が切り欠かれた矩形状をしており、ネオンランプ105
以外の電子部品もいくつか実装されている。なお、ネオ
ンランプ105以外にも例えば発光ダイオード等を使用
してもよい。また、並列実装に代えて、単列実装にして
もよい。
【0035】カバー99は略逆L字状に形成されてい
る。このカバー99が屈曲している側を内壁面と定義す
る。また、ソレノイド部98の正面を保護する部分を垂
直部99aと定義し、ソレノイド部98の上面を保護す
る部分を水平部99bと定義する。さらに、カバー99
は樹脂成形品であり、少なくとも水平部99bについて
は透明または半透明である。従って、ネオンランプ10
5の光はカバー99の外部から目視可能となっている。
カバー99の内壁面側の縁部には、側周壁115が形成
されている。この側周壁115はカバー99に対して垂
直に立設されている。カバー99の垂直部99aの内壁
面には、壁部113が形成されている。そして、この壁
部113と前記側周壁115とによって、収容凹部11
4が形成されている。この収容凹部114は電装基板1
06とほぼ同様の形状である。また、収容凹部114の
大きさは電装基板106の外形寸法に略等しく、収容凹
部114の深さは電装基板106の厚さよりも大きくな
っている。そして、電装基板106は収容凹部114に
すっぽりと嵌合されるようにして収容されている。
【0036】電装基板106の中央部には、受け部10
7が実装されている。この受け部107は、突設部10
2がスライド嵌合することができる位置に存在してい
る。ここでいうスライド嵌合方向とは、突設部102及
び受け部107の延びる方向、即ちソレノイド部98の
正面に垂直な方向となる。前記受け部107は、アクチ
ュエータ部側接続端子103に接続される複数のカバー
側接続端子108を内包している。なお、カバー側接続
端子108は、この実施形態では雄型形状である。ま
た、この受け部107の断面形状は、突設部102の断
面形状と同じく水平方向に偏平な楕円になっている。
【0037】図6(a),(b)に示すように、収容凹
部114に収容された電装基板106は、その状態で絶
縁層としての樹脂絶縁層110によって被覆されてい
る。本実施形態では、このような樹脂絶縁層110とし
てウレタン樹脂を選択している。この樹脂絶縁層110
は、上記のような被覆ばかりでなく、電装基板106を
収容凹部114の内壁面に固定させる役割も果たしてい
る。また、樹脂絶縁層110は収容凹部114の深さと
同程度となるように被覆されている。従って、ネオンラ
ンプ105の発光部については、絶縁樹脂層110から
露出している。また、受け部107の上面開口部につい
ても、同様に樹脂絶縁層110から露出している。従っ
て、受け部107に内包されるカバー側接続端子108
も、樹脂絶縁層110から露出した状態となっている。
ただし、透明な絶縁樹脂層にすれば、露出させなくても
ネオンランプ105の点滅の確認は可能である。
【0038】受け部107の開口部の内周面には、全周
にわたって取付段部が形成されている。その取付段部に
は、弾性シール部材としてのガスケット109が配置さ
れている。このガスケット109は無端状であって楕円
形である。また、同ガスケット109はゴム製である。
このようなガスケット109は、受け部107に突設部
102がスライド嵌合したときに、両者102,107
の界面に位置するようになっている。従って、両接続端
子103,108同士が連結するときに、その連結部分
が前記ガスケット109によってシールされる。そし
て、このことにより電装部に好適な防滴性が付与される
ようになっている。
【0039】なお、このカバー99は係止爪112を備
えている。本実施形態では、係止爪112はカバー99
の側周壁115の内側に設けられている。係止爪112
は一対であって、互いに対向するようにな位置にある。
これらの係止爪112は、ソレノイド部98の側面に設
けられた図示しない被係止凹部に対して係止する。な
お、このような係止爪112は不要なときには省略され
てもよい。また、係止爪112をソレノイド部98側に
設け、被係止凹部をカバー側に設けてもよい。
【0040】図6(a),(b)に示されるように、カ
バー99は、第1のスライド嵌合部としての雄側スライ
ド嵌合部111を備えている。この雄側スライド嵌合部
111は、カバー99の水平部99bの内壁面側に位置
している。また、雄側スライド嵌合部111は、突設部
102と受け部107とのスライド嵌合方向、即ちソレ
ノイド部98の正面に垂直な方向に沿って延びている。
本実施形態では、雄側スライド嵌合部111は断面円形
状のロッドである。この雄側スライド嵌合部111の長
さはカバー99の水平部99bの長さの約半分にも及ん
でいる。また、この雄側ソレノイド嵌合部111は、ス
ライド嵌合をスムーズに行うために若干先細り形状にな
っている。
【0041】図5(a),(b)に示されるように、ソ
レノイド部98は、第2のスライド嵌合部としての雌側
スライド嵌合部104を備えている。この雌側スライド
嵌合部104は、ソレノイド部98の上面において前記
雄側スライド嵌合部111がスライド嵌合することがで
きる位置に形成されている。従って、この雌側スライド
嵌合部104も、ソレノイド部98の正面に垂直な方向
に沿って延びている。ロッド状の雄側スライド嵌合部1
11を採用した本実施形態では、雌側スライド嵌合部1
04は断面略半円状の溝を備えたものとなっている。な
お、前記溝の大きさは、ロッド状の雄側スライド嵌合部
111の太さにほぼ等しくなっている。ゆえに、両者1
04,111を完全にスライド嵌合させたときには、ロ
ッドと溝との間には隙間が殆どなくなるようになってい
る。溝の長さについては、ソレノイド部98の上面の長
さにほぼ匹敵している。
【0042】ソレノイド部98に対するカバー99の取
り付けは、次のように行われる。まず、ソレノイド部9
8の正面側においてカバー99を離間させて配置する。
このとき、カバー99の内壁面側をソレノイド部98の
正面側に向ける。すると、雄側スライド嵌合部111と
雌側ソレノイド嵌合部104とが対向し、かつ受け部1
07と突設部102とが対向した状態となる。次に、カ
バー99をソレノイド部98の方向に向かって水平にス
ライドさせる。すると、まず最初に雄側スライド嵌合部
111が雌側スライド嵌合部104に嵌合しはじめる。
カバー99のスライドを続けると、今度は突設部102
が受け部107に嵌合しはじめる。なお、このときに
は、前記スライド嵌合部104,111がスライド時の
ガイドとしても機能する。そして、係止爪112が被係
止凹部に係止する最終時点では、スライド嵌合部10
4,111同士の嵌合及び突設部102と受け部107
との嵌合が完全なものとなり、カバー99がソレノイド
部98に対して確実に取付固定される。そして、この場
合には接続端子103,108同士が連結した状態とな
る。よって、電磁ソレノイドの作動状態に対応する信号
がカバー99側に出力され、それに応じてネオンランプ
105が点滅できるようになる。
【0043】カバー99を取り外すときには、これとは
逆方向にカバー99をスライドさせる。すると、まず係
止爪112の係止が外れるとともに、突設部102と受
け部107との嵌合が外れる。これにより、連結してい
た接続端子103,108同士が非連結状態に戻る。さ
らにスライドを続けると、スライド嵌合部104,11
1同士の嵌合が外れ、カバー99がソレノイド部98か
ら完全に取り外された状態となる。この電磁弁20で
は、以上のようにしてカバー99の着脱を行うことがで
きる。
【0044】さて、以上のように構成された電磁弁マニ
ホールド1の作用及び効果を列挙する。 (イ)本実施形態の電磁弁20は、弾性シール部材とし
てのガスケット109と、絶縁層としての樹脂絶縁層1
10とを備えている。従って、ガスケット109によっ
て接続端子103,108の連結部分がシールされると
ともに、樹脂絶縁層110によって電装基板106等が
シールされる。それにより、2つの通電部分について各
々に優れた防滴性を得ることができる。即ち、シールさ
れている内部に外部領域から水滴等が侵入しにくくな
る。また、このように接続端子103,108と電装部
とを個別にシールしたことによって、カバー99とソレ
ノイド部98とがなす空間全体に必ずしも樹脂を充填す
る必要がなくなる。よって、従来とは異なりカバー99
とソレノイド部98とが樹脂によって一体化してしまう
ことはない。それゆえ、上述したようなカバー99の着
脱が可能となる。このため、ネオンランプ105等に故
障が生じたときには、カバー99側だけを交換すること
ができるようになる。このため、カバー99とともにソ
レノイド部98も交換せざるをえなかった従来とは異な
り、構造的にみて低コスト化に向いたものとなる。
【0045】(ロ)この電磁弁20では、弾性シール部
材として無端状かつゴム製のガスケット109を使用し
ている。このようにガスケット109が無端状である
と、接続端子103,108の連結部分を全体的に包囲
することができる。また、ガスケット109がゴム製で
あると、その好適な弾性により連結部分を確実にシール
することができる。よって、当該部分のシール性が向上
し、確実な防滴を図ることができる。また、ガスケット
109に弾性があると、カバー99の着脱を繰り返した
としてもシール性が低下しにくいという利点がある。
【0046】(ハ)この電磁弁20では、ソレノイド部
98にアクチュエータ部側接続端子103を内包する突
設部102を形成するとともに、カバー99において突
設部102がスライド嵌合できる位置に、カバー側接続
端子108を内包する受け部107を形成している。ま
た、その受け部107の内周面に前記ガスケット109
を配置している。従って、カバー99を取り付けると突
設部102が受け部107にスライド嵌合し、このとき
ガスケット109によって突設部102と受け部107
との界面がシールされる。よって、カバー99及びソレ
ノイド部98にそれぞれ内包された接続端子103,1
08の確実な防滴が図られる。
【0047】(ニ)この電磁弁20では、電装部を構成
する電装基板106等が、カバー99の内壁面に設けら
れた収容凹部114に収容された状態で、樹脂絶縁層1
10により被覆されかつ固定されている。ゆえに、この
樹脂絶縁層110によって、電装部における通電部分の
防滴が図られている。そればかりでなく、前記樹脂絶縁
層110によって電装基板106が収容凹部114に対
して確実に固定されている。このため、電装部をカバー
99に固定するためのねじ等の部品を省略することがで
き、部品点数を少なくすることができる。このことは低
コスト化にも寄与する。
【0048】(ホ)この電磁弁20では、カバー99に
第1のスライド嵌合部としての雄側ソレノイド嵌合部1
11を形成している。また、ソレノイド部98において
雄側スライド嵌合部111がスライド嵌合することがで
きる位置に、第2のスライド嵌合部としての雌側スライ
ド嵌合部104を形成している。従って、カバー99を
スライドさせてスライド嵌合部104,111同士を嵌
合させることにより、カバー99がソレノイド部98に
対して簡単にかつ確実に取り付けられる。勿論、取り外
しについても同様に簡単に行うことができる。従って、
取り付け・取り外しに際して必ずしもねじが不要にな
り、それに伴って部品点数の増加及び構成の複雑化を回
避することができる。また、カバー99やソレノイド部
98にねじ穴を加工するためのスペースを確保する必要
もなくなり、電磁弁20の大型化を回避することができ
る。
【0049】(へ)この電磁弁20では、前記スライド
嵌合方向に沿って延びるように形成された雄側スライド
嵌合部111及び雌側スライド嵌合部104を備えてい
る。従って、カバー99をスライドさせて取り付けると
きには、スライド嵌合部104,111同士が嵌合する
ばかりでなく、同時に突設部102が受け部107に嵌
合して接続端子103,108同士が連結状態となる。
また、カバー99をスライドさせて取り外すときも、同
時に突設部102が受け部107から外れて、接続端子
103,108同士が非連結状態となる。つまり、一つ
のスライド動作により、スライド嵌合部104,111
同士の嵌脱と、突設部102と受け部107との嵌脱と
を同時に行うことができる。従って、カバー99の着脱
をワンタッチで行うことができ、極めて便利になる。
【0050】(ト)個別シールを採用した本実施形態の
電磁弁20では、カバー99とソレノイド部98とがな
す空間には、かなりの隙間部分が存在している。よっ
て、樹脂を全体に隙間なく充填していた従来とは異な
り、電磁弁20全体の軽量化を図ることができる。
【0051】(チ)本実施形態の電磁弁20では、スラ
イド嵌合部104,111同士の嵌合、突設部102と
受け部107との嵌合、及び係止爪112と被係止凹部
との係止の3つの作用により、カバー99の固定が図ら
れている。その結果、カバー99がソレノイド部98に
対して確実に固定されている。
【0052】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、以下のように構成することもできる。 ◎ 弾性シール部材としてのガスケット109は、突設
部102に設けられていてもよく、また突設部102及
び受け部107の両方に設けられていてもよい。
【0053】◎ カバー99側に雌側スライド嵌合部1
04を形成し、ソレノイド部98側に雄側スライド嵌合
部111を形成してもよい。また、スライド嵌合部10
4,111は必ずしも実施形態のような雄雌構造でなく
てもよい。
【0054】◎ 電装基板106等を被覆する樹脂絶縁
層110はウレタン樹脂以外のもの、例えばエポキシ樹
脂等であってもよい。さらには、樹脂以外の絶縁物(例
えばセラミックス等)を用いて絶縁層110としてもよ
い。
【0055】◎ カバー99側に突設部102を設け、
ソレノイド部98側に受け部107を設けてもよい。 ◎ 電磁弁マニホールド1は実施形態のようにエア用で
あるばかりでなく、エア以外の気体用であってもよく、
さらには水等のような液体用であってもよい。即ち、各
種の流体用とすることが可能である。
【0056】前記各実施の形態から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (1) 請求項1において、前記弾性シール部材はゴム
製のガスケットであることを特徴とする電磁弁。この構
成であると、ゴム製であることから、その好適な弾性に
より連結部分を確実にシールすることができる。
【0057】(2) 請求項2,技術的思想1におい
て、前記カバーに前記カバー側接続端子を内包するスラ
イド嵌合部を形成するとともに、前記アクチュエータ部
において前記スライド嵌合部がスライド嵌合することが
できる位置に、前記アクチュエータ側接続端子を内包す
る別のスライド嵌合部を形成し、前記両スライド嵌合部
のうちの少なくともいずれかに前記ガスケットを配置し
たことを特徴とする電磁弁。この構成であると、カバー
をスライドさせて取り付けるとスライド嵌合部同士が嵌
合し、このときガスケットによって嵌合部界面がシール
される。よって、カバー及びアクチュエータ部にそれぞ
れ内包された接続端子の確実な防滴を図ることができ
る。
【0058】(3) 請求項1〜3,技術的思想1,2
において、前記電装部はネオンランプまたは発光ダイオ
ードが実装された電装基板であり、その電装基板は前記
カバーの内壁面に設けられた収容凹部に収容された状態
で絶縁樹脂層により被覆されかつ固定されているととも
に、前記ネオンランプ等の発光部についてはその絶縁樹
脂層から露出されている(または透明の絶縁樹脂層を使
用している)ことを特徴とする電磁弁。この構成である
と、樹脂絶縁層によって電装部の防滴が図られるばかり
でなく、電装基板が収容凹部に対して確実に固定され
る。このため、電装部をカバーに固定するための部品を
省略することができ、部品点数を少なくすることができ
る。また、ネオンランプ等の発光部については露出され
ているため、または光が絶縁樹脂層を透過するため、点
滅等が外部から見にくくなることもない。
【0059】(4) 請求項4において、前記収容凹部
の大きさは前記電装基板の外形寸法に略等しく、かつそ
の深さは少なくとも前記電装基板の厚さよりも大きいこ
とを特徴とする電磁弁。この構成であると、電装基板を
収容凹部内にすっぽりと嵌合させた状態で収容すること
ができる。従って、この状態で絶縁性樹脂を供給しかつ
硬化させることにより、絶縁層による被覆を行うことが
できる。また、収容凹部をなす周囲の壁は、樹脂供給時
における流動防止壁としても機能する。
【0060】(5) 請求項4,技術的思想4におい
て、前記樹脂絶縁層は前記収容凹部の深さと同程度とな
るように被覆されていることを特徴とする電磁弁。この
構成であると、カバーとアクチュエータ部とがなす空間
に確実に隙間を確保することができる。
【0061】(6) 電装部を備えかつ電磁弁に取り付
けられるカバーであって、その内壁面にスライド嵌合部
を形成するとともに、そのスライド嵌合部にカバー側接
続端子を内包させ、かつ前記スライド嵌合部に弾性シー
ル部材を配置し、さらに前記カバー側接続端子を露出さ
せた状態で前記電装部を絶縁層によって被覆したことを
特徴とする電磁弁用カバー。この構成であると、上記の
優れた電磁弁を確実に得ることができる。
【0062】なお、本明細書において使用した技術的用
語を以下のように定義する。 「流体: 窒素、酸素、アルゴン、二酸化炭素、水素、
それらの混合物である空気等といった気体をいうほか、
例えば水、アルコール、油等の液体やいわゆる臨界流体
等も含む。」
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜6に記
載の発明によれば、カバーの着脱が可能でしかも優れた
防滴性を備える電磁弁を提供することができる。
【0064】請求項2,3に記載の発明によれば、シー
ル性が向上することによって、より確実な防滴を図るこ
とができる。請求項4に記載の発明によれば、電装部を
カバーに固定するための部品を省略することができ、部
品点数を少なくすることができる。
【0065】請求項5に記載の発明によれば、取り付け
に際してねじが不要な電磁弁を提供することができ、そ
れに伴って部品点数の増加及び構成の複雑化を回避する
ことができる。
【0066】請求項6に記載の発明によれば、一つのス
ライド動作により、スライド嵌合部同士の嵌脱と、突設
部と受け部との嵌脱とを同時に行うことができるため、
カバーの着脱をワンタッチで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電磁弁マニホールドの正面図。
【図2】 同電磁弁マニホールドを後方から見たときの
斜視図。
【図3】 同電磁弁マニホールドを後方から見たときの
分解斜視図。
【図4】 電磁弁を後方からの見たときの分解斜視図。
【図5】 (a)はソレノイド部の正面図、(b)はそ
の側面図。
【図6】 (a)はカバーの正面図、(b)はその側面
図。
【符号の説明】
20…電磁弁、97…電磁弁本体、98…アクチュエー
タ部としてのソレノイド部、99…カバー、102…突
設部、103…アクチュエータ部側接続端子、104…
第2のスライド嵌合部としての雌側スライド嵌合部、1
05…電装部を構成する電子部品としてのネオンラン
プ、106…電装部を構成する電装基板、107…受け
部、108…カバー側接続端子、109…弾性シール部
材としてのガスケット、110…絶縁層としての樹脂絶
縁層、111…第1のスライド嵌合部としての雄側スラ
イド嵌合部、114…収容凹部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電装部を備えるカバーが電磁弁本体のアク
    チュエータ部に取り付けられるように構成された電磁弁
    において、 前記カバーに形成されたカバー側接続端子と、前記アク
    チュエータ部に形成されかつ前記カバー側接続端子に対
    して連結可能なアクチュエータ部側接続端子と、前記両
    接続端子同士が連結するときにその連結部分をシールす
    る弾性シール部材と、前記カバー側接続端子を露出させ
    た状態で前記電装部を被覆する絶縁層とを備えたことを
    特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】前記弾性シール部材は無端状かつゴム製の
    ガスケットであることを特徴とする請求項1に記載の電
    磁弁。
  3. 【請求項3】前記アクチュエータ部に前記アクチュエー
    タ部側接続端子を内包する突設部を形成するとともに、
    前記カバーにおいて前記突設部がスライド嵌合すること
    ができる位置に、前記カバー側接続端子を内包する受け
    部を形成し、前記受け部の内周面に前記ガスケットを配
    置したことを特徴とする請求項2に記載の電磁弁。
  4. 【請求項4】前記電装部は電子部品が実装された電装基
    板であり、その電装基板は前記カバーの内壁面に設けら
    れた収容凹部に収容された状態で樹脂絶縁層により被覆
    されかつ固定されていることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の電磁弁。
  5. 【請求項5】前記カバーに第1のスライド嵌合部を形成
    するとともに、前記アクチュエータ部において前記第1
    のスライド嵌合部がスライド嵌合することができる位置
    に、第2のスライド嵌合部を形成したことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電磁弁。
  6. 【請求項6】前記第1のスライド嵌合部は前記突設部と
    前記受け部とのスライド嵌合方向に沿って延びるように
    形成された雄側スライド嵌合部であり、かつ前記第2の
    スライド嵌合部は同スライド嵌合方向に沿って延びるよ
    うに形成された雌側スライド嵌合部であることを特徴と
    する請求項5に記載の電磁弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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